JPS6147857B2 - - Google Patents

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JPS6147857B2
JPS6147857B2 JP53071006A JP7100678A JPS6147857B2 JP S6147857 B2 JPS6147857 B2 JP S6147857B2 JP 53071006 A JP53071006 A JP 53071006A JP 7100678 A JP7100678 A JP 7100678A JP S6147857 B2 JPS6147857 B2 JP S6147857B2
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JP
Japan
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thf
catalyst
reaction
water
oxide
Prior art date
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Expired
Application number
JP53071006A
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English (en)
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JPS54162796A (en
Inventor
Purutsukumeiaa Jaafuriido
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EIDP Inc
Original Assignee
EI Du Pont de Nemours and Co
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Publication date
Application filed by EI Du Pont de Nemours and Co filed Critical EI Du Pont de Nemours and Co
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Description

【発明の詳細な説明】 コポリエーテルグリコール、すなわちアルキレ
ンオキシドまたは環状アセタールとテトラヒドロ
フラン(THF)とのコポリマーで、末端がヒド
ロキシル基で停止されているものは周知であり、
ポリウレタンの製造に有用である。これらのグリ
コールは、触媒としてモンモリロナイト
(montmorillonite)粘土のような酸活性化漂白土
と連鎖停止剤として水または多価アルコールを使
用して、アルキレンオキシドまたは環状アセター
ルとTHFとの共重合により調製できる。そのよ
うな方法は、英国特許第854958に開示されてい
る。
この製法は、粘土粒子が全く小さく、反応媒体
中に分散する傾向があり、従つて、反応終了時に
ポリマー生成物から分離することが困難であるか
ら、一般に使用されていない。
今や、コポリエーテルグリコールが、アルキレ
ンオキシドまたは環状アセタールとTHFとの共
重合において、 (1) それよりも複雑であるが、大要としてα―フ
ルオロスルホン酸基を含有するポリマーと記述
できる触媒;および、 (2) 水または2ないし10の炭素原子数のアルカン
ジオールである連鎖停止剤 を使用して調製することによつて製造できること
がわかつた。
該触媒の物理的性質と反応物質中でのその低い
溶解度は、重合反応の終了時に生成物からの分離
を容易にし、故に、該方法を特に連続的方法で行
なうのに適するようにする。触媒の低溶解度は、
反応の進行に伴う触媒の損失も最小にする。
本発明の方法は、単にアルキレンオキシド、
THFおよび触媒を共重合に適する条件の下で一
諸にし、次に、適当な分子量が達成された時に重
合を停止することからなる。
本発明方法に含まれる反応は、次の例に従つた
説明的な反応式に示される: これらの反応式中、 Pは、触媒のポリマー・セグメントを表わし; Rは、2ないし10の炭素原子数のヒドロキシア
ルキル基であり; 〓は、コポリエーテル鎖を表わす。
反応が完了した時に、触媒は反応物質から分離
され、再使用される。
使用されるアルキレンオキシドは、2ないし10
の炭素原子数のものである。これらの実例は、エ
チレンオキシド、プロピレンオキシド、1,2―
ブチレンオキシドおよび1,3―ブチレンオキシ
ドである。エチレンオキシドとプロピレンオキシ
ドが、その有効性のために好ましい。使用される
環状アセタールは、構造式 で表わされ、式中 nが、1ないし4であり、 Xが、水素または1ないし4の炭素原子数のア
ルキルラジカルである ものである。オキシドの混合物およびオキシドと
アセタールの混合物も使用できる。オキシドとア
セタールは、市販品のいづれでもよく、特別な型
または純度を必要としない。
使用されるTHFは、同様に市販品のいづれで
もよいが、好ましくは乾燥、すなわち約0.001重
量%より少ない水含有量を有し、0.002重量%よ
り少ない過酸化物含有量で、そして望ましくない
副生成物の生成と着色を妨げるためにブチル化ヒ
ドロキシルトルエンのような酸化防止剤を含有す
る。
所望ならば、THFの0.1ないし50重量%のアル
キルテトラヒドロフラン(THFと共重合性)
を、共反応物として使用できる。そのようなアル
キルTHFは、構造が (式中、R1,R2,R3またはR4のいづれかの1
つが1ないし4の炭素原子数のアルキルラジカル
で、残りのRが水素である) で表わすことができる。
そのようなアルキルテトラヒドロフランの実例
は、2―メチルテトラヒドロフランと3―メチル
テトラヒドロフランである。
触媒として使用されるものは、テトラフルオロ
エチレン(TFE)と、構造が で表わされるモノマーとのコポリマーである。
これらのポリマーは、米国特許第3692569に記
載されるように、スルホニルフツ化物の形で調製
され、次に酸の形に加水分解される。
触媒として最も好ましいのは、それぞれのモノ
マー重量比が50―75/25―50であるTFEと式(5)
のモノマーとのコポリマーである。1100、1150お
よび1500の当量重量を有するそのようなコポリマ
ーは、E.I.du Pont de Nomours and Company
により、ナフイオン(Nafion)パーフルオロスル
ホン酸樹脂として販売されている。
本発明方法に使用される連鎖停止剤は、水また
は2ないし10の炭素原子数のアルカンジオールで
よい。水と1,4―ブタンジオールが、その有用
性と安い費用のために好ましい。
共重合反応は、最初に反応器にTHF、アルキ
レンオキシドまたは環状アセタールおよび触媒を
装入することにより行なわれる。
反応物質中のアルキレンオキシドとTHFの量
は、当該技術において周知のように、1―90/10
―99のアルキレンオキシドまたは環状アセター
ル/THF重量比を有するコポリマーを与えるよ
うに変化させることできる。もちろん、与えられ
るいづれのポリマーの比も、その用途により指定
される。
反応物質中の触媒濃度は、存在するモノマーの
合計重量で、約0.1%から約10%まで変動しても
よいが、好ましくは5ないし10%である。乾燥し
た触媒の使用が反応速度をかなり増加させること
が見出されている。触媒は、できるだけ乾燥して
いると有利であるが、全部の水を除去することは
困難である。そこで、通常の場合、触媒は、始め
に約110℃で約0.1mmHgの圧力に恒量に達するま
で保持するか、または液体炭化水素で共沸蒸留す
ることにより乾燥される。
次に、反応物質は、撹拌と共に室温ないし
THFの沸点まで、好ましくは20゜ないし60℃の
範囲の温度に保持される。より高い反応温度が所
望ならば、反応は、約5000気圧までの圧力で実施
できる。反応は、好ましくは窒素のような不活性
雰囲気中で行なわれる。
重合は、周期的試料採取と末端基定量分析によ
り見出されるように、所望の分子量を有するコポ
リマーが得られるまで続けられる。この点は、通
常2ないし48時間で到達させられるが、もちろん
時間は、反応温度と触媒濃度に依存する。
重合反応は、次に、反応物質に化学量論的に過
剰の連鎖停止剤を添加することにより停止され
る。次に、触媒は、反応物質から、過、遠心分
離またはデカンテーシヨンにより容易に分離さ
れ、乾燥されて再使用される。
本発明の方法は、回分的または連続的に行なう
ことができる。連続的に行う時には、THF、ア
ルキレンオキシドまたは環状アセタール、連鎖停
止剤および任意に触媒を、必要な濃度と適当な滞
在時間を与える速度で、反応器中に連続的に供給
し、コポリマー生成物と過剰な反応物を連続的に
取り出す。好ましくは、触媒は最初に装入して、
反応帯域に適当な網またはフイルターで保持さ
れ、連続的使用を持続できる。
反応物質が反応器から回収された後、反応器が
回分反応器または連続反応器にかかわらず、反応
物質は未反応THF、未反応アルキレンオキシド
または環状アセタールおよび未反応連鎖停止剤か
ら、慣用技術により分離され、コポリマー生成物
を与える。
実施例 1 当量質量950のNafionを、0.1mmHgの真空下に
110℃で恒量まで乾燥し、次に、2.6gのこの触媒
をナトリウム上で乾燥したTHF100gと混合し
た。この混合物を、水分を除くための乾燥管を取
りつけた重合釡の中で撹拌しつつ、25℃に窒素雰
囲気中で保持しながら、気体のエチレンオキシド
を2時間以上の間、ゆつくりバブルした。この反
応混合物を、撹拌しながら15時間、25℃に保持
し、その時点で、THFと水の9:1(容量で)
混合物を100ml添加した。
触媒を該混合物から過により除去し、未反応
THFを液から減圧下の蒸留により除去した。
次に、液をトルエンに添加し、残留する水を、
大気圧で共沸蒸留により除去した。トルエンを、
残留物から0.1mmHgの圧力下で80℃に保持するこ
とにより除去し、核磁気共鳴法により測定される
ように、18モル%のエチレンオキシド単位を含有
するコポリエーテルグリコール生成物26gを得
た。
実施例 2 当量質量1100のNafion樹脂10gを、該樹脂と
THFを混合し、次に水を共沸蒸留除去すること
により乾燥した。留出物の沸点が64℃に達した時
に蒸留を止め、THF/Nafionの重量比を10/1に
調整した。
該混合物を、水分を除くための乾燥管をつけた
重合釡中で、撹拌しつつ25℃に窒素雰囲気中で保
持しながら、10gのプロピレンオキシドをゆつく
り滴加した。次に、該混合物を25℃で15時間撹拌
し、その時点で約100mlのTHF/水2:1(容
量)混合物を添加した。
触媒を該混合物から過により除去し、未反応
THFを液から減圧下の蒸留により除去した。
次に、該液をトルエンに添加し、残留する水を
大気圧で共沸蒸留により除去した。トルエンを、
残留物を0.1mmHgの圧力の下で80℃に保持するこ
とにより該残留物から除去し、核磁気共鳴法によ
り測定されるように、21モル%のプロピレンオキ
シド単位を含有するコポリエーテルグリコール生
成物20gを得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 連鎖停止剤として水またはアルカンジオール
    を使用する、アルキレンオキシドおよび/または
    環状アセタールとテトラヒドロフランとの共重合
    によるコポリエーテルグリコールの製法におい
    て、触媒としてテトラフルオロエチレンと式 で表わされるモノマーのコポリマーの加水分解物
    を使用することを特徴とする方法。 2 特許請求の範囲第1項記載の方法であつて、
    該コポリマーが50〜75/25〜50の重量比のテトラ
    フルオロエチレンと前記モノマーからなる方法。 3 特許請求の範囲第1項記載の方法であつて、
    アルキレンオキシドがエチレンオキシドである方
    法。 4 特許請求の範囲第1項記載の方法であつて、
    アルキレンオキシドがプロピレンオキシドである
    方法。 5 特許請求の範囲第1項記載の方法であつて、
    連鎖停止剤が水である方法。
JP7100678A 1978-06-14 1978-06-14 Preparation of improved copolyether glycol Granted JPS54162796A (en)

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JPS54162796A JPS54162796A (en) 1979-12-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0522528B2 (ja) * 1987-03-09 1993-03-29 Orijin Kk

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52138598A (en) * 1976-03-31 1977-11-18 Du Pont Process for preparing poly*tetramethylene ether*glycol

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