JPH0297344A - 海草の栽培方法および栽培具 - Google Patents
海草の栽培方法および栽培具Info
- Publication number
- JPH0297344A JPH0297344A JP63251494A JP25149488A JPH0297344A JP H0297344 A JPH0297344 A JP H0297344A JP 63251494 A JP63251494 A JP 63251494A JP 25149488 A JP25149488 A JP 25149488A JP H0297344 A JPH0297344 A JP H0297344A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inorganic fiber
- molded body
- seaweed
- fiber molded
- soil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 241001474374 Blennius Species 0.000 title claims abstract description 32
- 239000012784 inorganic fiber Substances 0.000 claims abstract description 44
- 239000011490 mineral wool Substances 0.000 claims abstract description 18
- 210000002268 wool Anatomy 0.000 claims abstract description 8
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 claims abstract description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 23
- 239000004615 ingredient Substances 0.000 claims description 2
- 239000004576 sand Substances 0.000 abstract description 13
- 230000012010 growth Effects 0.000 abstract description 8
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 5
- 241001148683 Zostera marina Species 0.000 abstract 2
- 241001123263 Zostera Species 0.000 description 16
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 12
- 238000012364 cultivation method Methods 0.000 description 6
- 241000544058 Halophila Species 0.000 description 5
- 230000035784 germination Effects 0.000 description 5
- 241000196324 Embryophyta Species 0.000 description 4
- 241001465754 Metazoa Species 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000003337 fertilizer Substances 0.000 description 3
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 3
- 244000025254 Cannabis sativa Species 0.000 description 2
- 235000012766 Cannabis sativa ssp. sativa var. sativa Nutrition 0.000 description 2
- 235000012765 Cannabis sativa ssp. sativa var. spontanea Nutrition 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 235000009120 camo Nutrition 0.000 description 2
- 235000005607 chanvre indien Nutrition 0.000 description 2
- 239000003653 coastal water Substances 0.000 description 2
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 2
- 239000011487 hemp Substances 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 241000251468 Actinopterygii Species 0.000 description 1
- 241000238424 Crustacea Species 0.000 description 1
- 241000195493 Cryptophyta Species 0.000 description 1
- 241000237852 Mollusca Species 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 239000004840 adhesive resin Substances 0.000 description 1
- 229920006223 adhesive resin Polymers 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 description 1
- 238000012786 cultivation procedure Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 1
- 230000002349 favourable effect Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 231100000989 no adverse effect Toxicity 0.000 description 1
- 239000005011 phenolic resin Substances 0.000 description 1
- 230000000704 physical effect Effects 0.000 description 1
- 230000002829 reductive effect Effects 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 239000013535 sea water Substances 0.000 description 1
- 241000894007 species Species 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 238000002054 transplantation Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/80—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
- Y02A40/81—Aquaculture, e.g. of fish
Landscapes
- Cultivation Of Seaweed (AREA)
- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野]
本発明は水産業界における海草の栽培方法および栽培具
に関する。
に関する。
海草に棲む魚類や軟体動物あるいは甲殻類等の動物は、
周知のとおり沿岸海域に繁茂している海草成育地域にお
いて、幼児を過ごすことにより成長している種類が多い
。
周知のとおり沿岸海域に繁茂している海草成育地域にお
いて、幼児を過ごすことにより成長している種類が多い
。
ところで、近年、沿岸海域における大型土木工事の実施
や陸上からの汚濁水、温水の流込みなど幾多の人為的な
環境変化から海草類の減少があって、水産業への影響が
憂慮され始めた。
や陸上からの汚濁水、温水の流込みなど幾多の人為的な
環境変化から海草類の減少があって、水産業への影響が
憂慮され始めた。
そこで、海草類の人工的な育成栽培が試みられるように
なり、たとえば、海草類でも主要な海草であるアマモに
ついては、第7図および第8図の概略断面図に示すよう
に砂aを充填した孔明き袋すに種子Cを挿入して海底に
着座させる方法(以下A方法と云う)やコンクリートリ
ングeに砂aをつめ種子Cを埋込む方法(以B方法と云
う)あるいはアマモの発芽体を移植する方法(以下C方
法と云う)が試みられている。
なり、たとえば、海草類でも主要な海草であるアマモに
ついては、第7図および第8図の概略断面図に示すよう
に砂aを充填した孔明き袋すに種子Cを挿入して海底に
着座させる方法(以下A方法と云う)やコンクリートリ
ングeに砂aをつめ種子Cを埋込む方法(以B方法と云
う)あるいはアマモの発芽体を移植する方法(以下C方
法と云う)が試みられている。
前記A、B方法は海底流によって砂が流失したり、ある
いは種子が浮遊散失して発芽率が著しく低く、C方法は
コストが高いためいずれにしても人工アマモ場の育成は
著しく困難であると云う課題がある。
いは種子が浮遊散失して発芽率が著しく低く、C方法は
コストが高いためいずれにしても人工アマモ場の育成は
著しく困難であると云う課題がある。
そこで、本発明者は先に、培土化処理した無機質繊維に
海草種子を抱持せしめ、ついで該無機質繊維を海底に着
座させる方法および前記培土化処理した無機質繊維と、
該無機質繊維を包摂し海底に着座せしめる枠状体からな
る海草栽培具を開発し、出願した。この手段は潜水手段
または無潜水による所望の海底への敷設が容易であり、
かつ広大な海域においては、船上から投入する手段が採
用できるうえに、発芽率も良好でアマモ育成に極めて有
効な手段であるが、無機質繊維を培土化処理するための
コスI・が必要でその分だけ価格が高(なると云う課題
が有る。
海草種子を抱持せしめ、ついで該無機質繊維を海底に着
座させる方法および前記培土化処理した無機質繊維と、
該無機質繊維を包摂し海底に着座せしめる枠状体からな
る海草栽培具を開発し、出願した。この手段は潜水手段
または無潜水による所望の海底への敷設が容易であり、
かつ広大な海域においては、船上から投入する手段が採
用できるうえに、発芽率も良好でアマモ育成に極めて有
効な手段であるが、無機質繊維を培土化処理するための
コスI・が必要でその分だけ価格が高(なると云う課題
が有る。
即ち、育成すべきアマモ場は、非常に広いため、可能な
限り栽培方法および栽培具は費用および価格が低廉であ
ることが望ましい。
限り栽培方法および栽培具は費用および価格が低廉であ
ることが望ましい。
本発明の目的は、発芽率が高く、人工的にアマモ場等の
海草林を経済的に育成出来る海草の栽培方法および栽培
具を提供することにある。
海草林を経済的に育成出来る海草の栽培方法および栽培
具を提供することにある。
本発明は、前述の課題を解消し、目的を達成するため、
下記a −e項に記載した手段を要旨とする。
下記a −e項に記載した手段を要旨とする。
a、無培土化処理無機質繊維成形体に海草種子を抱持せ
しめ、ついで、該無培土化処理無機質繊維成形体を海底
に着座せしめる海草の栽培方法。
しめ、ついで、該無培土化処理無機質繊維成形体を海底
に着座せしめる海草の栽培方法。
b、無培土化処理無機質繊維成形体と、該無培土化処理
無機質繊維成形体を抱持する着座用抱持体とからなる海
草栽培具。
無機質繊維成形体を抱持する着座用抱持体とからなる海
草栽培具。
C1無培土化処理無機質繊維成形体と、該無培土化処理
無機質繊維成形体を海底に着座せしめる着座用碇体とか
らなる海草栽培具。
無機質繊維成形体を海底に着座せしめる着座用碇体とか
らなる海草栽培具。
d、無培土化処理無機質繊維成形体がマット、シートも
しくはロープ状に成形したスラグウール、ロックウール
、セラミックウールの一種もしくは二種以上からなるa
項記載の海草の栽培方法。
しくはロープ状に成形したスラグウール、ロックウール
、セラミックウールの一種もしくは二種以上からなるa
項記載の海草の栽培方法。
e、無培土化処理無機質繊維成形体がマット、シートも
しくはロープ状に成形したスラグウール、ロックウール
、セラミックウールの一種もしくは二種以上からなるb
またはC項記載の海草栽培具。
しくはロープ状に成形したスラグウール、ロックウール
、セラミックウールの一種もしくは二種以上からなるb
またはC項記載の海草栽培具。
〔作用]
本発明においては、価格の安い無培土化処理無機質繊維
成形体に海草種子を抱持せしめ、ついで、該無培土化処
理無機質繊維成形体を海底に着座せしめる海草の栽培方
法であるため、培土化処理無機質繊維を用いる方法に比
し、価格を20%〜40%安くすることが出来る。
成形体に海草種子を抱持せしめ、ついで、該無培土化処
理無機質繊維成形体を海底に着座せしめる海草の栽培方
法であるため、培土化処理無機質繊維を用いる方法に比
し、価格を20%〜40%安くすることが出来る。
即ち、本発明において、無培土化処理無機質繊維成形体
としてマット、シートもしくはロープ状に成形したスラ
グウール、ロックウール、セラミックウールの一種もし
くは二種以上からなる成形体を用いる場合、該成形体は
工業的多量生産が可能であり、安定した品質を保持し、
かつ工程も少なくてすむため、価格も低廉である。
としてマット、シートもしくはロープ状に成形したスラ
グウール、ロックウール、セラミックウールの一種もし
くは二種以上からなる成形体を用いる場合、該成形体は
工業的多量生産が可能であり、安定した品質を保持し、
かつ工程も少なくてすむため、価格も低廉である。
さらに、本発明では海草栽培具として無培土化処理無機
質繊維成形体を抱持する着座用抱持体に、たとえば額縁
状の金属枠、または額縁状のコンクリート枠など海底流
や波浪に対し高い抵抗力を有し、かつ価格の安い抱持体
を用いるので、種子の保持が確実であり、かつハンドリ
ングも容易で作業性が良く、所望の海域において経済的
な敷設が可能である。
質繊維成形体を抱持する着座用抱持体に、たとえば額縁
状の金属枠、または額縁状のコンクリート枠など海底流
や波浪に対し高い抵抗力を有し、かつ価格の安い抱持体
を用いるので、種子の保持が確実であり、かつハンドリ
ングも容易で作業性が良く、所望の海域において経済的
な敷設が可能である。
つぎに、無培土化処理無機質繊維成形体を海底に着座せ
しめる着座用碇体として、該無培土化処理無機質繊維成
形体に緊密し、あるいは、前記無培土化処理無機質繊維
成形体を海底に抑えつける等の手段により位置固定する
(以下本発明ではこれを締結すると云う)締結帯金具や
金属棒あるいはコンクリートブロックなどの価格が安く
、丈夫で締結機能に優れた着座用碇体を用いるので、前
述の着座用抱持体と同様にハンドリングおよび作業性が
良好で、所望の海域において経済的な敷設が可能である
。
しめる着座用碇体として、該無培土化処理無機質繊維成
形体に緊密し、あるいは、前記無培土化処理無機質繊維
成形体を海底に抑えつける等の手段により位置固定する
(以下本発明ではこれを締結すると云う)締結帯金具や
金属棒あるいはコンクリートブロックなどの価格が安く
、丈夫で締結機能に優れた着座用碇体を用いるので、前
述の着座用抱持体と同様にハンドリングおよび作業性が
良好で、所望の海域において経済的な敷設が可能である
。
さて、本発明方法において、無培土化処理無機質繊維成
形体を海底に着座せしめた場合、該成形体が多孔質であ
るため、海底の砂泥が該成形体と一体化し、種子は確実
に保持され海底流によっても、たやすく流されないうえ
、アモノ芽は繊維の間から容易に伸びるので、育成効率
は極めて良いまた、無培土化処理無機質繊維成形体は、
半年から2年すると土質化し、海底砂泥となり、しかも
動植物に対する有害物質を含まないので、アマモをはじ
めとする海草の育成体として、極めて優れている。
形体を海底に着座せしめた場合、該成形体が多孔質であ
るため、海底の砂泥が該成形体と一体化し、種子は確実
に保持され海底流によっても、たやすく流されないうえ
、アモノ芽は繊維の間から容易に伸びるので、育成効率
は極めて良いまた、無培土化処理無機質繊維成形体は、
半年から2年すると土質化し、海底砂泥となり、しかも
動植物に対する有害物質を含まないので、アマモをはじ
めとする海草の育成体として、極めて優れている。
また、本発明の着座用抱持体および錠体は、金属主とし
て鋼もしくはコンクリート等の動植物に対し成育に有用
な物質で構成され、やがては、腐食しまたは砂泥中に埋
没するため、アマモの成長に障害を与えたり、その後の
漁業活動に支障を与えるなどの恐れは全く無いのみなら
ず、かえって前記抱持体および錠体には藻類が付着成長
するので、小型海藻礁としても有用である。
て鋼もしくはコンクリート等の動植物に対し成育に有用
な物質で構成され、やがては、腐食しまたは砂泥中に埋
没するため、アマモの成長に障害を与えたり、その後の
漁業活動に支障を与えるなどの恐れは全く無いのみなら
ず、かえって前記抱持体および錠体には藻類が付着成長
するので、小型海藻礁としても有用である。
[実施例]
本発明者は、さきに、先願にかかる培土化処理無機質繊
維成形体に海草種子を抱持せしめ、ついで、該無培土化
処理無機質繊維成形体を海底に着座せしめる海草の栽培
方法を発明した際、無機質繊維成形体がアルカリ性であ
るため、該アルカリ成分が植物に与える影響を考慮して
該無機質繊維成形体を培土化処理したものを用い好結果
を得たが、同時に無培土化処理無機質繊維成形体につい
ても、試験を行なった結果、海底に着座せしめた場合、
該無培土化処理無機質繊維成形体に海水が侵入する結果
、アマモの成育には、悪影響は無く、種子の保持、発芽
、成長は順調であった。
維成形体に海草種子を抱持せしめ、ついで、該無培土化
処理無機質繊維成形体を海底に着座せしめる海草の栽培
方法を発明した際、無機質繊維成形体がアルカリ性であ
るため、該アルカリ成分が植物に与える影響を考慮して
該無機質繊維成形体を培土化処理したものを用い好結果
を得たが、同時に無培土化処理無機質繊維成形体につい
ても、試験を行なった結果、海底に着座せしめた場合、
該無培土化処理無機質繊維成形体に海水が侵入する結果
、アマモの成育には、悪影響は無く、種子の保持、発芽
、成長は順調であった。
さて、第1図は、本発明において、着座用抱持体1を海
底の砂泥2上に着座せしめた状態を示す概略斜視図で、
額縁状に形成したフランジを有する金属枠3に、無培土
化処理無機質繊維成形体4(以下単に成形体と云う)こ
の例ではマット状のスラグウール、を抱持させている。
底の砂泥2上に着座せしめた状態を示す概略斜視図で、
額縁状に形成したフランジを有する金属枠3に、無培土
化処理無機質繊維成形体4(以下単に成形体と云う)こ
の例ではマット状のスラグウール、を抱持させている。
5は、該成形体4の逸失を防止するため、該金属枠3の
窓部3aに張設した針金であり、6はアマモの発芽体を
示す。
窓部3aに張設した針金であり、6はアマモの発芽体を
示す。
試験例では、前記金属枠3の寸法は縦が約3゜Omm、
横450mm、厚さ10mmであり、成形体4は厚さ9
mmのスラグウールを採用した。
横450mm、厚さ10mmであり、成形体4は厚さ9
mmのスラグウールを採用した。
第2図は、帯鋼板を矩形状に屈曲せしめてなる金属枠7
にマット状のロックウール8を抱持させた抱持体9の例
で、上窓部7aと上窓部7b(図示せず)に張設した麻
糸10によって、成形体4を抱持せしめたものである。
にマット状のロックウール8を抱持させた抱持体9の例
で、上窓部7aと上窓部7b(図示せず)に張設した麻
糸10によって、成形体4を抱持せしめたものである。
しかして、前記金属枠3に替えて同様なコンクリート枠
(図示せず)を用いても良い。
(図示せず)を用いても良い。
つぎに、第3図、第4図は干潮時に露出するか、もしく
は水深の極めて浅い海域の砂泥2に浅い溝11を堀り、
アマモ種子12を抱持させた成形体4を載置し、つぎに
、符号13で示すように浅く砂泥2をかぶせた状況を示
すもので、成形体4と砂泥2の馴染みが良いので、静か
な内湾では充分にアマモ種子は発芽成長するまで保持さ
れる。
は水深の極めて浅い海域の砂泥2に浅い溝11を堀り、
アマモ種子12を抱持させた成形体4を載置し、つぎに
、符号13で示すように浅く砂泥2をかぶせた状況を示
すもので、成形体4と砂泥2の馴染みが良いので、静か
な内湾では充分にアマモ種子は発芽成長するまで保持さ
れる。
つぎに、第5図、第6図は、やや風波や海底流のある場
所で採用する方法で、成形体4を砂泥2に載置したのち
、締結用コンクリートブロック14a、14b、14c
を該成形体4の上に置き、成形体4を抑えつけた状況を
示すもので、第6図に示すように、やがて、前記締結用
コンクリートブロック14 a、 14 b、 1
4 cはやや沈下するので、アマモ発芽体6の成長を妨
げるほどには沈下しない重量と形態を選定することは、
云うまでもない。
所で採用する方法で、成形体4を砂泥2に載置したのち
、締結用コンクリートブロック14a、14b、14c
を該成形体4の上に置き、成形体4を抑えつけた状況を
示すもので、第6図に示すように、やがて、前記締結用
コンクリートブロック14 a、 14 b、 1
4 cはやや沈下するので、アマモ発芽体6の成長を妨
げるほどには沈下しない重量と形態を選定することは、
云うまでもない。
また、前記締結用コンクリートブロック14a、14b
、14cに替えて、締結帯金具や金属棒(図示していな
い)など、水中動植物に悪影響を与えない錠体を用いる
ことも、可能である。
、14cに替えて、締結帯金具や金属棒(図示していな
い)など、水中動植物に悪影響を与えない錠体を用いる
ことも、可能である。
さらに、本発明では、無培土化処理無機質繊維成形体と
してマット、シートもしくはロープ状に成形したスラグ
ウール、ロックウール、セラミックウールの一種もしく
は二種以上からなる成形体を用いるが、本発明において
マットとは、ブランケット、ブロックなどを含めて総称
するものである。
してマット、シートもしくはロープ状に成形したスラグ
ウール、ロックウール、セラミックウールの一種もしく
は二種以上からなる成形体を用いるが、本発明において
マットとは、ブランケット、ブロックなどを含めて総称
するものである。
また、該無培土化処理無機質繊維成形体とは、通常保温
、保冷及び耐火、断熱に用いられている無機質Ili維
を適宜なバインダーたとえばフェノール樹脂などの接着
性樹脂や無機質接着剤で固め前記成形体としたもので、
特に肥効処理を施したり肥料成分を添加したもので無い
ものを云う。
、保冷及び耐火、断熱に用いられている無機質Ili維
を適宜なバインダーたとえばフェノール樹脂などの接着
性樹脂や無機質接着剤で固め前記成形体としたもので、
特に肥効処理を施したり肥料成分を添加したもので無い
ものを云う。
しかして、スラグウールやロックウールなどは本質的に
遅効性肥料としての性質を有するので、本発明で無培土
化処理とは、それらの性質を保有することを無くす意味
において、用いるものでは無い。
遅効性肥料としての性質を有するので、本発明で無培土
化処理とは、それらの性質を保有することを無くす意味
において、用いるものでは無い。
また、無培土化処理無機質繊維成形体の物性としては、
あまり密度が高いものや、空隙率の小さいものは目的に
対し、好ましく無く、前記密度は50〜400kg/n
(、空隙率は80〜9’Nl0L%程度として好結果を
得た。
あまり密度が高いものや、空隙率の小さいものは目的に
対し、好ましく無く、前記密度は50〜400kg/n
(、空隙率は80〜9’Nl0L%程度として好結果を
得た。
〔発明の効果]
本発明は、非常に簡易な栽培方法および栽培具であるに
も拘らず、育成手段が簡易で、敷設費用も安く、人工的
にアマモ場等の海草材を経済的に育成出来るため、実用
効果は非常に高い。
も拘らず、育成手段が簡易で、敷設費用も安く、人工的
にアマモ場等の海草材を経済的に育成出来るため、実用
効果は非常に高い。
第1図は着座用抱持体を海底の砂泥上に着座せしめた状
態を示す概略斜視図、第2図は他の実施例にかかる着座
用抱持体の概略斜視図、第3図、第4図は着座用抱持体
の着座要領説明図、第5図、第6図は着座用碇体による
着座要領説明図、第7図、第8図は従来のアマモ育成要
領説明図である。 (符号の説明] 1−・−一〜−−着座用抱持体、2〜−−−−−−砂泥
、3−−−−−−金属枠、3a−−一−−窓部、4−−
−一無培土化処理無機質繊維成形体、5−−−−m−針
金、6−−−−−=−金属枠、7−−−−金属枠、7
a−−−−一上窓部、8−−−−一ロンクウール、9着
座用抱持体、t o−−一麻糸、11−−−−−−溝、
1アマモ種子、13 かぶせ砂、14a〜
態を示す概略斜視図、第2図は他の実施例にかかる着座
用抱持体の概略斜視図、第3図、第4図は着座用抱持体
の着座要領説明図、第5図、第6図は着座用碇体による
着座要領説明図、第7図、第8図は従来のアマモ育成要
領説明図である。 (符号の説明] 1−・−一〜−−着座用抱持体、2〜−−−−−−砂泥
、3−−−−−−金属枠、3a−−一−−窓部、4−−
−一無培土化処理無機質繊維成形体、5−−−−m−針
金、6−−−−−=−金属枠、7−−−−金属枠、7
a−−−−一上窓部、8−−−−一ロンクウール、9着
座用抱持体、t o−−一麻糸、11−−−−−−溝、
1アマモ種子、13 かぶせ砂、14a〜
Claims (5)
- (1)無培土化処理無機質繊維成形体に海草種子を抱持
せしめ、ついで、該無培土化処理無機質繊維成形体を海
底に着座せしめる海草の栽培方法。 - (2)無培土化処理無機質繊維成形体と、該無培土化処
理無機質繊維成形体を抱持する着座用抱持体とからなる
海草栽培具。 - (3)無培土化処理無機質繊維成形体と、該無培土化処
理無機質繊維成形体を海底に着座せしめる着座用碇体と
からなる海草栽培具。 - (4)無培土化処理無機質繊維成形体がマット、シート
もしくはロープ状に成形したスラグウール、ロックウー
ル、セラミックウールの一種もしくは二種以上からなる
請求項(1)記載の海草の栽培方法。 - (5)無培土化処理無機質繊維成形体がマット、シート
もしくはロープ状に成形したスラグウール、ロックウー
ル、セラミックウールの一種もしくは二種以上からなる
請求項(2)または(3)記載の海草栽培具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63251494A JPH0297344A (ja) | 1988-10-04 | 1988-10-04 | 海草の栽培方法および栽培具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63251494A JPH0297344A (ja) | 1988-10-04 | 1988-10-04 | 海草の栽培方法および栽培具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0297344A true JPH0297344A (ja) | 1990-04-09 |
Family
ID=17223635
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63251494A Pending JPH0297344A (ja) | 1988-10-04 | 1988-10-04 | 海草の栽培方法および栽培具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0297344A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0556726A (ja) * | 1991-08-31 | 1993-03-09 | Tokyo Kiyuuei:Kk | アマモ類移植用構成体、及び、アマモ類の移植方法 |
JP2006068732A (ja) * | 2004-08-06 | 2006-03-16 | Hiroshima Univ | 水域環境改善材およびそれを用いる水域環境改善方法 |
US8837998B2 (en) | 2008-10-02 | 2014-09-16 | Ricoh Company, Ltd. | Fixing device with guide member having multiple spurs and image forming apparatus incorporating same |
-
1988
- 1988-10-04 JP JP63251494A patent/JPH0297344A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0556726A (ja) * | 1991-08-31 | 1993-03-09 | Tokyo Kiyuuei:Kk | アマモ類移植用構成体、及び、アマモ類の移植方法 |
JP2006068732A (ja) * | 2004-08-06 | 2006-03-16 | Hiroshima Univ | 水域環境改善材およびそれを用いる水域環境改善方法 |
US8837998B2 (en) | 2008-10-02 | 2014-09-16 | Ricoh Company, Ltd. | Fixing device with guide member having multiple spurs and image forming apparatus incorporating same |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4215737B2 (ja) | アマモ場の造成方法 | |
KR102249238B1 (ko) | 해초류 재배를 위한 친환경 다공성 모판 제조방법 및 이를 통해 조성된 바다숲 시공방법 | |
JP2008193917A (ja) | テングサ海藻礁 | |
JPH0297344A (ja) | 海草の栽培方法および栽培具 | |
CN105075937B (zh) | 一种菲律宾蛤仔白苗海区规模化培育方法 | |
JP2004033174A (ja) | こんぶ科植物の養殖方法 | |
KR101955644B1 (ko) | 말잘피 종자의 발아 생육 기구 | |
KR102500637B1 (ko) | 수중저연승 시설물 | |
JP3114373U (ja) | 人工浮魚礁 | |
JP7216056B2 (ja) | アマモ場の造成方法及びアマモ場 | |
JP3985983B2 (ja) | 海中林造成方法 | |
JP2002330652A (ja) | 藻場造成方法と藻草育成プランター | |
JP2004236560A (ja) | 藻場造成に使用する藻草育成エンチョーネット | |
JP2002247925A (ja) | 大型褐藻類の種苗生産方法及びこれを使用した藻場の造成方法 | |
JP2002119161A (ja) | 海草育成装置 | |
JPH10323134A (ja) | 植物栽培用浮体マット | |
JP2003158928A (ja) | 海藻等の養殖基盤および養殖方法 | |
JP3087925B2 (ja) | 超硬練コンクリートを利用した海藻類の栽苗方法及び栽苗器 | |
JPS63141523A (ja) | アマモ場の造成工法 | |
KR101520603B1 (ko) | 수중암반 및 인공구조물을 이용한 해중림 조성방법 | |
JP2905432B2 (ja) | 立体的海中林の造成方法 | |
JPH08242717A (ja) | アマモ場の造成方法及びアマモ栽培具 | |
JP4229728B2 (ja) | 藻場造成方法 | |
JPS59173031A (ja) | 藻場の造成方法 | |
JP4587425B2 (ja) | 海洋構造物 |