JPH029566Y2 - - Google Patents

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JPH029566Y2
JPH029566Y2 JP3725685U JP3725685U JPH029566Y2 JP H029566 Y2 JPH029566 Y2 JP H029566Y2 JP 3725685 U JP3725685 U JP 3725685U JP 3725685 U JP3725685 U JP 3725685U JP H029566 Y2 JPH029566 Y2 JP H029566Y2
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audio equipment
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、FM・AMチユーナ等の音響機器の
操作正面側形成用の化粧パネルに対する音響機器
用表示板の取付構造に関するものである。
〈従来の技術〉 従来から、例えば第3図、第4図に示すよう
に、音響機器の操作正面側形成用の化粧パネル1
に音響機器表示板2の延びる方向に長く延びる表
示板装着用ガイド空間3を形成し、この表示板装
着用ガイド空間3が音響機器用表示板2の厚さ方
向正面に臨む一対の正面ガイド構成壁4,4とこ
の音響機器用表示板2の厚さ方向背面に臨む後面
ガイド壁5とを有する構成とし、音響機器用表示
板2を表示板装着ガイド空間3の長手方向から挿
入し、その音響機器用表示板2を正面側と背面側
とからビス6によつて化粧パネル1に固定して取
り付ける化粧パネルに対する音響機器用表示板の
取付構造が知られている。
また、ビス6によらずにボンド等の接着剤を音
響機器用表示板2の正面と背面とを除く周辺部2
aに塗布して化粧パネルに装着することにより、
化粧パネル1に音響機器用表示板2を固定する音
響機器用表示板の取付構造も知られている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら、従来のビス6により音響機器用
表示板2を化粧パネル1に取付ける化粧パネルに
対する音響機器用表示板の取付構造のものは、複
数箇所をビス止めしなければならないために取付
作業に時間がかかり面倒である不具合を有し、ま
た接着剤を用いて音響機器用表示板2を化粧パネ
ル1に固定する化粧パネルに対する音響機器用表
示板の取付構造のものでは、接着剤が乾燥するの
に時間を要する不具合があり、従来の化粧パネル
に対する音響機器用表示板の取付構造は、いずれ
も取付完了に時間を要する問題があつた。
〈考案の目的〉 そこで、本考案の目的は、簡便かつ迅速に音響
機器用表示板を化粧パネルに取り付けることので
きる化粧パネルに対する音響機器用表示板の取付
構造を提供することにある。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案にかかる化粧パネルに対する音響機器用
表示板の取付構造は、化粧パネルの後面ガイド壁
に開口を形成して、音響機器用表示板の背面の一
部を化粧パネルの背面側に露呈させ、少なくとも
も両面接着テープと弾性体とからなる固定板をこ
の化粧パネルの背面側からその開口に密に嵌合し
て、その固定板によつて音響機器用表示板を化粧
パネルに接着固定することを特徴とする。
〈作用〉 このものでは、化粧パネル1の背面側から、少
なくとも接着テープと弾性体とからなる固定板を
後面ガイド壁の開口に密に嵌合し、両面接着テー
プにより音響機器用表示板を固定板に接着する。
すると、音響機器用表示板が化粧パネルの表示板
装着用ガイド空間の長手方向にスライドすること
が防止されると共に、固定板を押圧することによ
りこの音響機器用表示板が正面ガイド構成壁に向
かつて押圧され、音響機器用表示板の厚さ方向の
移動も防止されて、音響機器用表示板が化粧パネ
ルに接着固定される。
〈実施例〉 以下本考案にかかる化粧パネルに対する音響機
器用表示板の取付構造の一実施例を第1図、第2
図により説明する。
第1図において、7は化粧パネル、8は音響機
器用表示板、9は表示板装着用ガイド空間であ
る。
化粧パネル7は、例えばFMチユーナ等の音響
機器の操作正面側形成用に使用され音響機器用表
示板8が装着されるものであり、透明な樹脂製と
されている。この化粧パネル7には、化粧パネル
7の正面側に開口する表示板装着用ガイド空間9
が形成されている。この表示板装着用ガイド空間
9には、音響機器用表示板8が挿入されるもので
あつて、表示板装着用ガイド空間9は音響機器用
表示板8がスライドしつつ挿入されるように、音
響機器用表示板8の延在方向に長く延びる形状と
され、その延びる方向は水平方向である。この表
示板装着用ガイド空間9は、化粧パネル7の前面
側に形成された正面ガイド構成壁10,10と化
粧パネル7の後面側に形成された後面ガイド壁1
1とによつて構成される。
正面ガイド構成壁10,10は、音響機器用表
示板8の厚さ方向正面側に臨むように化粧パネル
7の正面側に設けられ、化粧パネル7の上下方向
に対向する一対のフランジ状とされている。後面
ガイド壁11は、音響機器用表示板8の厚さ方向
の背面に臨んで設けられている。
正面ガイド構成壁10と後面ガイド構成壁11
との間には、ガイド溝11a,11aが形成され
ている。このガイド溝11a,11aは、音響機
器用表示板8を長手方向に案内する機能を有す
る。なお、後面ガイド壁11の後方には、照明用
光源(図示省略)が配設されるようになつてい
る。
後面ガイド壁11には、表示文字等が形成され
ており、照明用光源により照明される部分を避け
た水平方向両側に開口12,12が形成され、こ
こでは、この開口12,12の形状は略四角形で
ある。
音響機器用表示板8は、合成樹脂等からなる透
明体であつて、その上下端部がガイド溝11a,
11aに挿入されている。この音響機器用表示板
8の背面側の一部は開口12,12によつて化粧
パネル7の背面側に露呈され、露呈部8a,8a
となる。
開口12,12には、固定板13,13が挿入
される。この固定板13,13は少なくとも両面
接着テープ13a,13aと弾性体13b,13
bとから構成されており、両面接着テープ13
a,13aは弾性体13b,13bと接着すると
共に、音響機器用表示板8の露呈部8a,8aに
接着して音響機器用表示板8を化粧パネル7に固
定するものである。この固定板13,13は、本
実施例では開口12,12に密に嵌合する同一形
状とされており、照明の際に内部が正面から見え
ないようにされて、外観の良好性を図つている。
弾性体13b,13bは開口12,12に密に嵌
合してこの音響機器用表示板8を長手方向の移動
を防止する機能を有すると共に、後面ガイド壁1
1の厚さより若干厚く形成されているので、化粧
パネル7が音響機器本体(図示省略)に装着され
るとき音響機器本体により押圧されて、音響機器
用表示板8を正面ガイド構成壁10,10に押圧
して音響機器用表示板8の厚さ方向への移動を防
止する機能を有している。
本実施例による化粧パネルに対する音響機器用
表示板の取付構造では、音響機器用表示板8を化
粧パネル7の表示板装着用ガイド空間9に長手方
向からさし込んだ後、開口12,12に固定板1
3,13を密に嵌合させて音響機器用表示板8の
背面側の露呈部8a,8aに固定板13,13の
両面接着テープ13a,13aを接着する。これ
により、音響機器用表示板8は表示板装着用ガイ
ド空間9の延在方向に移動することなく化粧パネ
ル7に固定されると共に、化粧パネル7が音響機
器本体に装着されるときには弾性体13,13を
介して音響機器本体により正面ガイド構成壁1
0,10に押圧されて音響機器用表示板8の厚さ
方向に固定されることとなる。
なお、固定板の形状は、固定板の少なくとも一
部が開口に密に嵌合されるものであるならば良
く、たとえば、開口形状を四角形のままとして固
定板の形状を円板状とし、開口に密に嵌合させる
こともできる。
〈考案の効果〉 本考案にかかる化粧パネルに対する音響機器用
表示板の取付構造は、後面ガイド壁に開口を形成
して、音響機器用表示板の背面の一部を化粧パネ
ルの背面側に露呈させ、少なくとも両面接着テー
プと弾性体とからなる固定板を化粧パネルの背面
側から前記開口に密に嵌合して、その固定板によ
つて音響機器用表示板の両面接着テープに接着固
定する構成としたので、固定板を押圧するとその
弾性板が圧縮されて、両面接着テープの全面が音
響機器用表示板に密着されて音響機器用表示板が
化粧パネルの表示板装着用ガイド空間の長手方向
にスライドすることが防止されると共に、固定板
を押圧することにより、この音響機器用表示板が
正面ガイド構成壁に向かつて押圧され音響機用表
示板の厚さ方向の移動も防止されて音響機器用表
示板が化粧パネルに固定されるという効果を奏
し、しかも簡便かつ迅速に音響機器用表示板を化
粧パネルに取り付けることができるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる化粧パネルに対する音
響機器用表示板の取付構造を示す斜視図、第2図
は本考案にかかる化粧パネルに対する音響機器用
表示板の取付構造の断面図、第3図は従来の化粧
パネルに対する音響機器用表示板の取付構造を用
いたFMチユーナの正面図、第4図は従来の化粧
パネルに対する音響機器用表示板の取付構造の断
面図である。 7……化粧パネル、8……音響機器用表示板、
9……装着用ガイド空間、10……正面ガイド構
成壁、11……後面ガイド壁、11a……ガイド
溝、12……開口、13……固定板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 音響機器の操作正面側形成用の化粧パネルに形
    成されて音響機器表示板の延びる方向に長く延び
    る表示板装着用ガイド空間を、前記音響機器用表
    示板の厚さ方向正面に臨む一対の正面ガイド構成
    壁と音響機器用表示板の厚さ方向背面に臨む後面
    ガイド壁とからなる構成とし、前記音響機器用表
    示板を前記表示板装着用ガイド空間の長手方向か
    ら挿入して前記音響機器表示板を前記化粧パネル
    に取付ける化粧パネルに対する音響機器用表示板
    の取付構造において、 前記後面ガイド壁に開口を形成して前記音響機
    器用表示板の一部を前記化粧パネルの背面側に露
    呈させ、少なくとも両面接着テープと弾性体とか
    らなる固定板を前記化粧パネルの背面側から前記
    開口に密に嵌合して、該固定板により前記音響機
    器用表示板と前記化粧板に接着固定することを特
    徴とする化粧パネルに対する音響機器用表示板の
    取付構造。
JP3725685U 1985-03-15 1985-03-15 Expired JPH029566Y2 (ja)

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JP3725685U JPH029566Y2 (ja) 1985-03-15 1985-03-15

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JP3725685U JPH029566Y2 (ja) 1985-03-15 1985-03-15

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JPS61153381U JPS61153381U (ja) 1986-09-22
JPH029566Y2 true JPH029566Y2 (ja) 1990-03-09

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