JPH0295217A - 光センサー - Google Patents
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- JPH0295217A JPH0295217A JP63247718A JP24771888A JPH0295217A JP H0295217 A JPH0295217 A JP H0295217A JP 63247718 A JP63247718 A JP 63247718A JP 24771888 A JP24771888 A JP 24771888A JP H0295217 A JPH0295217 A JP H0295217A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業の利用分野〕
本発明は光学的測定装置などに用いられる光センサーに
関するものであり、特にP−1−N接合の非晶質半導体
層を用いた光センサーである。
関するものであり、特にP−1−N接合の非晶質半導体
層を用いた光センサーである。
従来、P−I−N接合した非晶質半導体層を有する積層
体のダイオードが互いに逆向きに抱き合わされ、両積層
体間にバイアス電圧を印加する抱き合わせタイプの光セ
ンサ−(特願昭62−331620号)などがあった。
体のダイオードが互いに逆向きに抱き合わされ、両積層
体間にバイアス電圧を印加する抱き合わせタイプの光セ
ンサ−(特願昭62−331620号)などがあった。
このように、P−I−N接合した非晶質半導体層を有す
る光センサーは、非晶質半導体層がせいぜい1μm程度
と極めて薄いため、耐圧信頼性が悪く、IV以下程度の
低いバイアス電圧を印加して使用していた。
る光センサーは、非晶質半導体層がせいぜい1μm程度
と極めて薄いため、耐圧信頼性が悪く、IV以下程度の
低いバイアス電圧を印加して使用していた。
また、暗状態での暗電流を測定すると、1×1O−10
A〜I X 10−’Aと大きく、且つばらつきが多か
った。これは、非晶質半導体層及び上部電極を覆う絶縁
樹脂や非晶質半導体層と上部電極との界面でリーク成分
が増加するものと考えられる。
A〜I X 10−’Aと大きく、且つばらつきが多か
った。これは、非晶質半導体層及び上部電極を覆う絶縁
樹脂や非晶質半導体層と上部電極との界面でリーク成分
が増加するものと考えられる。
このように、暗電流値のI X 10−7Aでは、例え
ばカメラの露出調整用や暗い中で少量の光を検知して使
用される機器には特性的に全く使用できるものではなか
った。
ばカメラの露出調整用や暗い中で少量の光を検知して使
用される機器には特性的に全く使用できるものではなか
った。
本発明は、上述の背景に鑑みて案出されたものであり、
その目的はP−1−N接合した非晶質半導体層上に発生
するリーク成分を低減し、暗電流を低下し、かつ耐圧信
頼性に優れた光センサーを提供することにある。
その目的はP−1−N接合した非晶質半導体層上に発生
するリーク成分を低減し、暗電流を低下し、かつ耐圧信
頼性に優れた光センサーを提供することにある。
〔目的を達・成するための具体的な手段〕本発明によれ
ば、上述の目的を達成するため、透明導電膜を被着した
透明基板上に、P−1−N接合した非晶質半導体層とバ
イアス電圧が印加される金属電極を形成した積層体を有
する光センサーにおいて、前記非晶質半導体層と金属電
極との界面に、前記非晶質半導体層と金属電極との界面
に、電気抵抗率l×106Ωan〜lXl016Ω印の
絶縁薄膜を介在させた光センサーが提供される。
ば、上述の目的を達成するため、透明導電膜を被着した
透明基板上に、P−1−N接合した非晶質半導体層とバ
イアス電圧が印加される金属電極を形成した積層体を有
する光センサーにおいて、前記非晶質半導体層と金属電
極との界面に、前記非晶質半導体層と金属電極との界面
に、電気抵抗率l×106Ωan〜lXl016Ω印の
絶縁薄膜を介在させた光センサーが提供される。
上述の具体的な手段の金属酸化物の絶縁膜により、P−
I−N接合した非晶質半導体層上に発生するリーク成分
、即ち非晶質半導体層と絶縁保護樹脂膜との間のリーク
成分、または非晶質半導体層と上部金属電極との間のリ
ーク成分を低減し、暗電流を低下するとともに、バイア
ス電圧を高くしても充分耐ええる光センサーとなる。
I−N接合した非晶質半導体層上に発生するリーク成分
、即ち非晶質半導体層と絶縁保護樹脂膜との間のリーク
成分、または非晶質半導体層と上部金属電極との間のリ
ーク成分を低減し、暗電流を低下するとともに、バイア
ス電圧を高くしても充分耐ええる光センサーとなる。
以下、本発明の光センサーを図面に基づいて詳細に説明
する。
する。
第1図は本発明に係る光センサーの構造を示す断面構造
図である。
図である。
本発明の光センサーは、透明導電膜2を被着した透明基
板1上に、第1の導電型、第2の導電型、第3の導電型
を接合した、即ちP−I−N接合した非晶質半導体層3
、絶縁薄膜5及び金属電極4a、4bの積層体a、bを
複数個形成し、さらに金属電極4a、4bの一部を露出
して積層体a。
板1上に、第1の導電型、第2の導電型、第3の導電型
を接合した、即ちP−I−N接合した非晶質半導体層3
、絶縁薄膜5及び金属電極4a、4bの積層体a、bを
複数個形成し、さらに金属電極4a、4bの一部を露出
して積層体a。
b上に絶縁保護膜6を形成して構成されている。
透明基板lはガラス、透光性セラミックなどから成り、
該透明基板1の一主面には透明導電膜2が被着されてい
る。
該透明基板1の一主面には透明導電膜2が被着されてい
る。
透明導電膜2は酸化錫、酸化インジウム、酸化インジウ
ム錫などの金属酸化物膜で形成され、透明基板lの一主
面の少なくとも積層体a、bに共通の膜となるように形
成されている。具体的には透明基板1の一生面上にマス
クを装着した後、上述の金属酸化物膜を被着したり、透
明基板1の一生面上に金属酸化物膜を被着した後、フォ
トエツチング処理したりして形成されている。
ム錫などの金属酸化物膜で形成され、透明基板lの一主
面の少なくとも積層体a、bに共通の膜となるように形
成されている。具体的には透明基板1の一生面上にマス
クを装着した後、上述の金属酸化物膜を被着したり、透
明基板1の一生面上に金属酸化物膜を被着した後、フォ
トエツチング処理したりして形成されている。
非晶質半導体層3は、少なくとも金属電極4a、4bが
形成される部分には、第1の導電型、第2の導電型、第
3の導電型を接合、即ちP−I −N接合が形成されて
いる。具体的には、非晶質半導体層3はシラン、ジシラ
ンなどのシリコン化合物ガスをグロー放電で分解するプ
ラズマCVD法や光CVD法等で被着される非晶質シリ
コンなどから成り、P層はシランガスにジボランなどの
P型ドーピングガスを混入した反応ガスで形成され、1
層はシランガスを反応ガスとして形成され、N層はシラ
ンガスにフォスフインなどのN型ドーピングガスを混入
した反応ガスで形成される。なお、金属電極4a、4b
が形成されない部分の非晶質半導体層3は図に示すよう
に、P−I−N接合している必要はなく、非晶質半導体
層3の一部または全部が欠如してしても構わない。
形成される部分には、第1の導電型、第2の導電型、第
3の導電型を接合、即ちP−I −N接合が形成されて
いる。具体的には、非晶質半導体層3はシラン、ジシラ
ンなどのシリコン化合物ガスをグロー放電で分解するプ
ラズマCVD法や光CVD法等で被着される非晶質シリ
コンなどから成り、P層はシランガスにジボランなどの
P型ドーピングガスを混入した反応ガスで形成され、1
層はシランガスを反応ガスとして形成され、N層はシラ
ンガスにフォスフインなどのN型ドーピングガスを混入
した反応ガスで形成される。なお、金属電極4a、4b
が形成されない部分の非晶質半導体層3は図に示すよう
に、P−I−N接合している必要はなく、非晶質半導体
層3の一部または全部が欠如してしても構わない。
絶縁薄膜5は電気抵抗率lXl0”0国以上の酸化チタ
ン、酸化シリコンなどの金属酸化物膜や、窒化シリコン
、窒化ガリウム、窒化マグネシウムなどの全屈窒化物膜
で形成され、非晶質半導体層3上の少なくとも積層体a
、bを覆うように形成されている。具体的には非晶質半
導体層3の一生面上にマスクを装着した後上述の絶縁薄
膜5を被着したり、非晶質半導体層3の一生面上に上述
の絶縁薄膜5を被着した後、金属電極4a、4bと同一
工程でフォトエツチング処理したりして形成される。
ン、酸化シリコンなどの金属酸化物膜や、窒化シリコン
、窒化ガリウム、窒化マグネシウムなどの全屈窒化物膜
で形成され、非晶質半導体層3上の少なくとも積層体a
、bを覆うように形成されている。具体的には非晶質半
導体層3の一生面上にマスクを装着した後上述の絶縁薄
膜5を被着したり、非晶質半導体層3の一生面上に上述
の絶縁薄膜5を被着した後、金属電極4a、4bと同一
工程でフォトエツチング処理したりして形成される。
絶縁薄膜5の膜厚は用いる材料、組成によって決定する
固有抵抗値の若干の差異により異なるが、酸化チタンで
は、10〜100人である。ここで膜厚が数百Å以上で
は、抵抗が大きくなり、光センサーとしての特性を悪化
させることになり、またその成膜時間が多大にかかるの
で好ましくない。
固有抵抗値の若干の差異により異なるが、酸化チタンで
は、10〜100人である。ここで膜厚が数百Å以上で
は、抵抗が大きくなり、光センサーとしての特性を悪化
させることになり、またその成膜時間が多大にかかるの
で好ましくない。
金属電極4a、4bは、非晶質半導体層3上に形成され
た絶縁薄膜5上に所定形状の間隔を置いて形成されてい
る。具体的には、金属電極4a、4bは絶縁薄膜5上に
マスクを装着し、ニッケル、アルミニウム、チタン、ク
ロム等の金属を被着したり、絶縁薄膜5上にニッケル、
アルミニウム、チタン、クロム等の金属膜を被着した後
、フォトエツチング処理したりして所定パターンに形成
される。 尚、この金属電極4a、4bのフォトエツチ
ング処理と同時に、絶縁薄膜5をエツチングすることに
より、上述のように金属電極4 a %4bが形成され
ない部分の絶縁薄膜5の一部を除去しても構わない。
た絶縁薄膜5上に所定形状の間隔を置いて形成されてい
る。具体的には、金属電極4a、4bは絶縁薄膜5上に
マスクを装着し、ニッケル、アルミニウム、チタン、ク
ロム等の金属を被着したり、絶縁薄膜5上にニッケル、
アルミニウム、チタン、クロム等の金属膜を被着した後
、フォトエツチング処理したりして所定パターンに形成
される。 尚、この金属電極4a、4bのフォトエツチ
ング処理と同時に、絶縁薄膜5をエツチングすることに
より、上述のように金属電極4 a %4bが形成され
ない部分の絶縁薄膜5の一部を除去しても構わない。
上述の構成の光センサーは、P−I−N接合された積層
体a、bのダイオードが透明導電膜2を介して互いに抱
き合わされた構造になっている。
体a、bのダイオードが透明導電膜2を介して互いに抱
き合わされた構造になっている。
この光センサーを使用するには、前記金属電極4a、4
b間に外部回路(図示せず)から一定のバイアス電圧を
印加しておく。今、積層体aの金属電極4aに+、積層
体すの金属電極4bに−でバイアス電圧をかけておくと
、積層体a側の非晶質半導体層3aには逆バイアス、積
層体す側の非晶質半導体層3bには順バイアスがかかる
ことになる。
b間に外部回路(図示せず)から一定のバイアス電圧を
印加しておく。今、積層体aの金属電極4aに+、積層
体すの金属電極4bに−でバイアス電圧をかけておくと
、積層体a側の非晶質半導体層3aには逆バイアス、積
層体す側の非晶質半導体層3bには順バイアスがかかる
ことになる。
暗状態において、金属電極4a、4b間の抵抗は積層体
aの逆方向抵抗Raと積層体すの順方向抵抗Rbの和に
なり、金属電極4a、4b間に流れる電流は、該抵抗(
Ra+Rb)に対応する。
aの逆方向抵抗Raと積層体すの順方向抵抗Rbの和に
なり、金属電極4a、4b間に流れる電流は、該抵抗(
Ra+Rb)に対応する。
上述の光センサーの透明基板1側より光照射される明状
態では、積層体a及び積層体すに光起電力が生じるが、
互いに逆電位であるため相殺され、実際には光起電流は
流れないものの、金属電極4aに+、金属電極4bに−
でバイアス電圧を印加されているので、積層体aに逆方
向光電流(明電流)が発生する。なお、積層体すはダイ
オードの順方向抵抗から成る抵抗体となる。
態では、積層体a及び積層体すに光起電力が生じるが、
互いに逆電位であるため相殺され、実際には光起電流は
流れないものの、金属電極4aに+、金属電極4bに−
でバイアス電圧を印加されているので、積層体aに逆方
向光電流(明電流)が発生する。なお、積層体すはダイ
オードの順方向抵抗から成る抵抗体となる。
そして、2つの金属電極4a、4b間の電流は積層体a
の金属電極4a−絶縁薄膜5−非晶質半導体層3aのN
層−1層−P層−透明導電膜2−積層体すの非晶質半導
体層3bのP層−1層−N層−絶縁薄膜5.−金属電極
4bに流れる。
の金属電極4a−絶縁薄膜5−非晶質半導体層3aのN
層−1層−P層−透明導電膜2−積層体すの非晶質半導
体層3bのP層−1層−N層−絶縁薄膜5.−金属電極
4bに流れる。
ここで、光センサー全体において見かけ上、光照射によ
って抵抗(バイアス電圧/明電流)が低下したことにな
り、光導電型センサーのようにはたらく。これにより、
照度−抵抗値特性がリニアとなり、T値が約1となる。
って抵抗(バイアス電圧/明電流)が低下したことにな
り、光導電型センサーのようにはたらく。これにより、
照度−抵抗値特性がリニアとなり、T値が約1となる。
本発明者は、上述の光センサー及び従来の光センサーを
用いて以下の実験をおこなった。
用いて以下の実験をおこなった。
まず、上述の光センサーを金属電極4a、4b間にバイ
アス電圧をO〜1.0■印加し、暗状態時と、200L
xの光を照射した明状態時の電流を測定した。尚、本発
明は、酸化チタンを30人の厚みで形成した絶縁薄膜5
を用いた光センサーを用いた。
アス電圧をO〜1.0■印加し、暗状態時と、200L
xの光を照射した明状態時の電流を測定した。尚、本発
明は、酸化チタンを30人の厚みで形成した絶縁薄膜5
を用いた光センサーを用いた。
第2図は、実験結果の特性図であり、横軸にバイアス電
圧の変化を、縦軸に単位面積当たりの電流値をしめした
。
圧の変化を、縦軸に単位面積当たりの電流値をしめした
。
図中、線aは本発明の暗状態の電流(暗電流)の変化線
であり、線すは本発明の明状態の電流(明電流)の変化
線であり、線Cは従来の光センサーの暗電流の変化線で
あり、線dは従来の光センサーの明電流の変化線である
。
であり、線すは本発明の明状態の電流(明電流)の変化
線であり、線Cは従来の光センサーの暗電流の変化線で
あり、線dは従来の光センサーの明電流の変化線である
。
図から明かなように、線す及び線dの明電流に関しては
大きく変化していないが、暗電流に関しては、1桁も低
下させることができる。しかも、明電流は低下すること
がないため、利得が向上する。即ち、カメラの露出検出
など高精度の光センサーとして広い用途に使用できる。
大きく変化していないが、暗電流に関しては、1桁も低
下させることができる。しかも、明電流は低下すること
がないため、利得が向上する。即ち、カメラの露出検出
など高精度の光センサーとして広い用途に使用できる。
本発明者は、絶縁薄膜5に酸化チタンを用いて、電気抵
抗率と暗電流の変化、即ちリーク成分の拡散状況及び耐
圧信頼性について調べた。 なお、試料の光センサーの
受光面積の大きさはlan”で、それぞれ試料を20個
について調べた。暗電流値は、金属電極4a、4b間に
バイアス電圧を1.0V印加した。
抗率と暗電流の変化、即ちリーク成分の拡散状況及び耐
圧信頼性について調べた。 なお、試料の光センサーの
受光面積の大きさはlan”で、それぞれ試料を20個
について調べた。暗電流値は、金属電極4a、4b間に
バイアス電圧を1.0V印加した。
非晶質半導体層3と金属電極4a、4bとの界面に、電
気抵抗率I XIO” nan以上、lXl0”Ωa未
満の範囲の絶縁薄膜5、例えば酸化チタンの絶縁薄膜5
で膜厚30人〜100人程度で形成すると、暗電流がI
Xl0−” A/cm”以下となり、非晶質半導体層
3に拡散するリーク成分を有効に低減することができ、
さらに耐圧信頼性が40V以上が得られる。
気抵抗率I XIO” nan以上、lXl0”Ωa未
満の範囲の絶縁薄膜5、例えば酸化チタンの絶縁薄膜5
で膜厚30人〜100人程度で形成すると、暗電流がI
Xl0−” A/cm”以下となり、非晶質半導体層
3に拡散するリーク成分を有効に低減することができ、
さらに耐圧信頼性が40V以上が得られる。
電気抵抗率lXl0’Ω口以下の絶縁薄膜5では、暗電
流がI X 10”A/cm”以上であり、非晶質 半
導体層3に拡散するリーク成分を低減することができず
、光センサーの利得が小さいものとなってしまい、さら
゛に耐圧信頼性が20V程度となってしまう。
流がI X 10”A/cm”以上であり、非晶質 半
導体層3に拡散するリーク成分を低減することができず
、光センサーの利得が小さいものとなってしまい、さら
゛に耐圧信頼性が20V程度となってしまう。
また、電気抵抗率l×1017Ω印以上の絶縁薄膜5で
は、明電流が大きく低下し、結局、光センサーの出力利
得を悪化させてしまうとともに絶縁薄膜5を成膜するに
要する時間が多大にかかることになる。
は、明電流が大きく低下し、結局、光センサーの出力利
得を悪化させてしまうとともに絶縁薄膜5を成膜するに
要する時間が多大にかかることになる。
第3図は本発明に係る光センサーの他の構造を示す断面
構造図である。尚第1図と同一部分は、同一符号を付す
。
構造図である。尚第1図と同一部分は、同一符号を付す
。
上述のように、本発明に係る光センサーは、2つの積層
体asbが互いに逆向接続されている抱き合わせタイプ
であり、通常、明電流は一方の積層体例えばaから透明
導電膜2を介して他方の積層体例えばbに流れる。しか
し、積層体a、b上に保護膜6が覆われると、該保護膜
6の成分の一部が非晶質半導体層3に拡散して、特に積
層体a、b間の抵抗値を下げ、電流が透明導電膜2を介
いさず直接積層体asb間に流れることがある。
体asbが互いに逆向接続されている抱き合わせタイプ
であり、通常、明電流は一方の積層体例えばaから透明
導電膜2を介して他方の積層体例えばbに流れる。しか
し、積層体a、b上に保護膜6が覆われると、該保護膜
6の成分の一部が非晶質半導体層3に拡散して、特に積
層体a、b間の抵抗値を下げ、電流が透明導電膜2を介
いさず直接積層体asb間に流れることがある。
これを防止するために、本実施例では、絶縁薄膜5′を
非晶質半導体層3と金属電極4a、4bとの界面のみな
らず、金属電極4a、4bが形成されていない非晶質半
導体層3部分にも形成した。
非晶質半導体層3と金属電極4a、4bとの界面のみな
らず、金属電極4a、4bが形成されていない非晶質半
導体層3部分にも形成した。
具体的には、上述の絶縁薄膜5′を非晶質半導体層3上
に被着し、金属電極4a、4bと同一工程でフォトエツ
チング処理して形成したのちに、金属電極4a、4b上
にマスクを装着し、第二の絶縁薄膜5”を形成する。ま
たは、非晶質半導体層3を形成したのち、全面に絶縁薄
膜5°゛と金属電極4a、4bとなる金属層を形成し、
金属層のみを所定形状にエツチングするエツチング溶液
を用いてもよい。
に被着し、金属電極4a、4bと同一工程でフォトエツ
チング処理して形成したのちに、金属電極4a、4b上
にマスクを装着し、第二の絶縁薄膜5”を形成する。ま
たは、非晶質半導体層3を形成したのち、全面に絶縁薄
膜5°゛と金属電極4a、4bとなる金属層を形成し、
金属層のみを所定形状にエツチングするエツチング溶液
を用いてもよい。
尚、絶縁薄膜5″の電気抵抗率lXl0’Ω印以上あれ
ば、積層体a−=b間の漏れ電流が充分防止できる。
ば、積層体a−=b間の漏れ電流が充分防止できる。
上述の実施例では、P−I−N接合された積層体a、b
のダイオードが一対となった抱き合わせ構造の光センサ
ーであるが、同一基板上にバイアス電圧が印加される一
対の積層体a、bを複数個形成しても構わない。
のダイオードが一対となった抱き合わせ構造の光センサ
ーであるが、同一基板上にバイアス電圧が印加される一
対の積層体a、bを複数個形成しても構わない。
以上のように、本発明は透明導電膜を被着した透明基板
上に、P−I−N接合した非晶質半導体層とバイアス電
圧が印加される少なくとも2つの金属電極とから成る光
センサーにおいて、前記非晶質半導体層と金属電極との
界面に、電気抵抗率1×10bQa11〜1×lOI″
Ω口の絶縁薄膜を形成したため、P−I−N接合した非
晶質半導体層と金属電極との界面で発生するリーク成分
を低減させ、暗電流を低下させることにより、出力利得
を向上させることができ、かつ40Vの高圧にも充分耐
え得ることができる耐圧信頼性に優れた光センサーが達
成される。これにより、カメラの露出調整用の光センサ
ーや暗い中で少量の光を検知する測定機器など使用用途
が拡大できるものとなる。
上に、P−I−N接合した非晶質半導体層とバイアス電
圧が印加される少なくとも2つの金属電極とから成る光
センサーにおいて、前記非晶質半導体層と金属電極との
界面に、電気抵抗率1×10bQa11〜1×lOI″
Ω口の絶縁薄膜を形成したため、P−I−N接合した非
晶質半導体層と金属電極との界面で発生するリーク成分
を低減させ、暗電流を低下させることにより、出力利得
を向上させることができ、かつ40Vの高圧にも充分耐
え得ることができる耐圧信頼性に優れた光センサーが達
成される。これにより、カメラの露出調整用の光センサ
ーや暗い中で少量の光を検知する測定機器など使用用途
が拡大できるものとなる。
第1図は本発明に係る光センサーの構造を示す断面図で
ある。 第2図は、本発明に係る光センサーと従来の光センサー
とで、暗状態と明状態時の電流値をしめした特性図であ
る。 第3図は本発明に係る光センサーの他の構造を示す断面
図である。 ■ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 2 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 3 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 4a、 4b ・ ・ ・ ・ 5.5” 、5°′ ・ ・ a、 b ・ ・ ・ ・ ・ ・ 透明基板 透明導電膜 非晶質半導体層 金属電極 絶縁薄膜 積層体
ある。 第2図は、本発明に係る光センサーと従来の光センサー
とで、暗状態と明状態時の電流値をしめした特性図であ
る。 第3図は本発明に係る光センサーの他の構造を示す断面
図である。 ■ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 2 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 3 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 4a、 4b ・ ・ ・ ・ 5.5” 、5°′ ・ ・ a、 b ・ ・ ・ ・ ・ ・ 透明基板 透明導電膜 非晶質半導体層 金属電極 絶縁薄膜 積層体
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 透明導電膜を被着した透明基板上に、P−I−N接合
した非晶質半導体層とバイアス電圧が印加される少なく
とも2つの金属電極とを形成した光センサーにおいて、 前記非晶質半導体層と金属電極との界面に、電気抵抗率
1×10^6Ωcm〜1×10^1^6Ωcmの絶縁薄
膜、を形成したことを特徴とする光センサー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63247718A JPH0295217A (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 光センサー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63247718A JPH0295217A (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 光センサー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0295217A true JPH0295217A (ja) | 1990-04-06 |
Family
ID=17167639
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63247718A Pending JPH0295217A (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 光センサー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0295217A (ja) |
-
1988
- 1988-09-30 JP JP63247718A patent/JPH0295217A/ja active Pending
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