JPH0295217A - 光センサー - Google Patents

光センサー

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JPH0295217A
JPH0295217A JP63247718A JP24771888A JPH0295217A JP H0295217 A JPH0295217 A JP H0295217A JP 63247718 A JP63247718 A JP 63247718A JP 24771888 A JP24771888 A JP 24771888A JP H0295217 A JPH0295217 A JP H0295217A
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JP
Japan
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semiconductor layer
amorphous semiconductor
thin film
optical sensor
insulating thin
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Pending
Application number
JP63247718A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Kubo
裕明 久保
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Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業の利用分野〕 本発明は光学的測定装置などに用いられる光センサーに
関するものであり、特にP−1−N接合の非晶質半導体
層を用いた光センサーである。
〔発明の背景〕
従来、P−I−N接合した非晶質半導体層を有する積層
体のダイオードが互いに逆向きに抱き合わされ、両積層
体間にバイアス電圧を印加する抱き合わせタイプの光セ
ンサ−(特願昭62−331620号)などがあった。
このように、P−I−N接合した非晶質半導体層を有す
る光センサーは、非晶質半導体層がせいぜい1μm程度
と極めて薄いため、耐圧信頼性が悪く、IV以下程度の
低いバイアス電圧を印加して使用していた。
また、暗状態での暗電流を測定すると、1×1O−10
A〜I X 10−’Aと大きく、且つばらつきが多か
った。これは、非晶質半導体層及び上部電極を覆う絶縁
樹脂や非晶質半導体層と上部電極との界面でリーク成分
が増加するものと考えられる。
このように、暗電流値のI X 10−7Aでは、例え
ばカメラの露出調整用や暗い中で少量の光を検知して使
用される機器には特性的に全く使用できるものではなか
った。
〔本発明の目的〕
本発明は、上述の背景に鑑みて案出されたものであり、
その目的はP−1−N接合した非晶質半導体層上に発生
するリーク成分を低減し、暗電流を低下し、かつ耐圧信
頼性に優れた光センサーを提供することにある。
〔目的を達・成するための具体的な手段〕本発明によれ
ば、上述の目的を達成するため、透明導電膜を被着した
透明基板上に、P−1−N接合した非晶質半導体層とバ
イアス電圧が印加される金属電極を形成した積層体を有
する光センサーにおいて、前記非晶質半導体層と金属電
極との界面に、前記非晶質半導体層と金属電極との界面
に、電気抵抗率l×106Ωan〜lXl016Ω印の
絶縁薄膜を介在させた光センサーが提供される。
〔作用〕
上述の具体的な手段の金属酸化物の絶縁膜により、P−
I−N接合した非晶質半導体層上に発生するリーク成分
、即ち非晶質半導体層と絶縁保護樹脂膜との間のリーク
成分、または非晶質半導体層と上部金属電極との間のリ
ーク成分を低減し、暗電流を低下するとともに、バイア
ス電圧を高くしても充分耐ええる光センサーとなる。
〔実施例〕
以下、本発明の光センサーを図面に基づいて詳細に説明
する。
第1図は本発明に係る光センサーの構造を示す断面構造
図である。
本発明の光センサーは、透明導電膜2を被着した透明基
板1上に、第1の導電型、第2の導電型、第3の導電型
を接合した、即ちP−I−N接合した非晶質半導体層3
、絶縁薄膜5及び金属電極4a、4bの積層体a、bを
複数個形成し、さらに金属電極4a、4bの一部を露出
して積層体a。
b上に絶縁保護膜6を形成して構成されている。
透明基板lはガラス、透光性セラミックなどから成り、
該透明基板1の一主面には透明導電膜2が被着されてい
る。
透明導電膜2は酸化錫、酸化インジウム、酸化インジウ
ム錫などの金属酸化物膜で形成され、透明基板lの一主
面の少なくとも積層体a、bに共通の膜となるように形
成されている。具体的には透明基板1の一生面上にマス
クを装着した後、上述の金属酸化物膜を被着したり、透
明基板1の一生面上に金属酸化物膜を被着した後、フォ
トエツチング処理したりして形成されている。
非晶質半導体層3は、少なくとも金属電極4a、4bが
形成される部分には、第1の導電型、第2の導電型、第
3の導電型を接合、即ちP−I −N接合が形成されて
いる。具体的には、非晶質半導体層3はシラン、ジシラ
ンなどのシリコン化合物ガスをグロー放電で分解するプ
ラズマCVD法や光CVD法等で被着される非晶質シリ
コンなどから成り、P層はシランガスにジボランなどの
P型ドーピングガスを混入した反応ガスで形成され、1
層はシランガスを反応ガスとして形成され、N層はシラ
ンガスにフォスフインなどのN型ドーピングガスを混入
した反応ガスで形成される。なお、金属電極4a、4b
が形成されない部分の非晶質半導体層3は図に示すよう
に、P−I−N接合している必要はなく、非晶質半導体
層3の一部または全部が欠如してしても構わない。
絶縁薄膜5は電気抵抗率lXl0”0国以上の酸化チタ
ン、酸化シリコンなどの金属酸化物膜や、窒化シリコン
、窒化ガリウム、窒化マグネシウムなどの全屈窒化物膜
で形成され、非晶質半導体層3上の少なくとも積層体a
、bを覆うように形成されている。具体的には非晶質半
導体層3の一生面上にマスクを装着した後上述の絶縁薄
膜5を被着したり、非晶質半導体層3の一生面上に上述
の絶縁薄膜5を被着した後、金属電極4a、4bと同一
工程でフォトエツチング処理したりして形成される。
絶縁薄膜5の膜厚は用いる材料、組成によって決定する
固有抵抗値の若干の差異により異なるが、酸化チタンで
は、10〜100人である。ここで膜厚が数百Å以上で
は、抵抗が大きくなり、光センサーとしての特性を悪化
させることになり、またその成膜時間が多大にかかるの
で好ましくない。
金属電極4a、4bは、非晶質半導体層3上に形成され
た絶縁薄膜5上に所定形状の間隔を置いて形成されてい
る。具体的には、金属電極4a、4bは絶縁薄膜5上に
マスクを装着し、ニッケル、アルミニウム、チタン、ク
ロム等の金属を被着したり、絶縁薄膜5上にニッケル、
アルミニウム、チタン、クロム等の金属膜を被着した後
、フォトエツチング処理したりして所定パターンに形成
される。 尚、この金属電極4a、4bのフォトエツチ
ング処理と同時に、絶縁薄膜5をエツチングすることに
より、上述のように金属電極4 a %4bが形成され
ない部分の絶縁薄膜5の一部を除去しても構わない。
上述の構成の光センサーは、P−I−N接合された積層
体a、bのダイオードが透明導電膜2を介して互いに抱
き合わされた構造になっている。
この光センサーを使用するには、前記金属電極4a、4
b間に外部回路(図示せず)から一定のバイアス電圧を
印加しておく。今、積層体aの金属電極4aに+、積層
体すの金属電極4bに−でバイアス電圧をかけておくと
、積層体a側の非晶質半導体層3aには逆バイアス、積
層体す側の非晶質半導体層3bには順バイアスがかかる
ことになる。
暗状態において、金属電極4a、4b間の抵抗は積層体
aの逆方向抵抗Raと積層体すの順方向抵抗Rbの和に
なり、金属電極4a、4b間に流れる電流は、該抵抗(
Ra+Rb)に対応する。
上述の光センサーの透明基板1側より光照射される明状
態では、積層体a及び積層体すに光起電力が生じるが、
互いに逆電位であるため相殺され、実際には光起電流は
流れないものの、金属電極4aに+、金属電極4bに−
でバイアス電圧を印加されているので、積層体aに逆方
向光電流(明電流)が発生する。なお、積層体すはダイ
オードの順方向抵抗から成る抵抗体となる。
そして、2つの金属電極4a、4b間の電流は積層体a
の金属電極4a−絶縁薄膜5−非晶質半導体層3aのN
層−1層−P層−透明導電膜2−積層体すの非晶質半導
体層3bのP層−1層−N層−絶縁薄膜5.−金属電極
4bに流れる。
ここで、光センサー全体において見かけ上、光照射によ
って抵抗(バイアス電圧/明電流)が低下したことにな
り、光導電型センサーのようにはたらく。これにより、
照度−抵抗値特性がリニアとなり、T値が約1となる。
本発明者は、上述の光センサー及び従来の光センサーを
用いて以下の実験をおこなった。
まず、上述の光センサーを金属電極4a、4b間にバイ
アス電圧をO〜1.0■印加し、暗状態時と、200L
xの光を照射した明状態時の電流を測定した。尚、本発
明は、酸化チタンを30人の厚みで形成した絶縁薄膜5
を用いた光センサーを用いた。
第2図は、実験結果の特性図であり、横軸にバイアス電
圧の変化を、縦軸に単位面積当たりの電流値をしめした
図中、線aは本発明の暗状態の電流(暗電流)の変化線
であり、線すは本発明の明状態の電流(明電流)の変化
線であり、線Cは従来の光センサーの暗電流の変化線で
あり、線dは従来の光センサーの明電流の変化線である
図から明かなように、線す及び線dの明電流に関しては
大きく変化していないが、暗電流に関しては、1桁も低
下させることができる。しかも、明電流は低下すること
がないため、利得が向上する。即ち、カメラの露出検出
など高精度の光センサーとして広い用途に使用できる。
本発明者は、絶縁薄膜5に酸化チタンを用いて、電気抵
抗率と暗電流の変化、即ちリーク成分の拡散状況及び耐
圧信頼性について調べた。 なお、試料の光センサーの
受光面積の大きさはlan”で、それぞれ試料を20個
について調べた。暗電流値は、金属電極4a、4b間に
バイアス電圧を1.0V印加した。
非晶質半導体層3と金属電極4a、4bとの界面に、電
気抵抗率I XIO” nan以上、lXl0”Ωa未
満の範囲の絶縁薄膜5、例えば酸化チタンの絶縁薄膜5
で膜厚30人〜100人程度で形成すると、暗電流がI
 Xl0−” A/cm”以下となり、非晶質半導体層
3に拡散するリーク成分を有効に低減することができ、
さらに耐圧信頼性が40V以上が得られる。
電気抵抗率lXl0’Ω口以下の絶縁薄膜5では、暗電
流がI X 10”A/cm”以上であり、非晶質 半
導体層3に拡散するリーク成分を低減することができず
、光センサーの利得が小さいものとなってしまい、さら
゛に耐圧信頼性が20V程度となってしまう。
また、電気抵抗率l×1017Ω印以上の絶縁薄膜5で
は、明電流が大きく低下し、結局、光センサーの出力利
得を悪化させてしまうとともに絶縁薄膜5を成膜するに
要する時間が多大にかかることになる。
第3図は本発明に係る光センサーの他の構造を示す断面
構造図である。尚第1図と同一部分は、同一符号を付す
上述のように、本発明に係る光センサーは、2つの積層
体asbが互いに逆向接続されている抱き合わせタイプ
であり、通常、明電流は一方の積層体例えばaから透明
導電膜2を介して他方の積層体例えばbに流れる。しか
し、積層体a、b上に保護膜6が覆われると、該保護膜
6の成分の一部が非晶質半導体層3に拡散して、特に積
層体a、b間の抵抗値を下げ、電流が透明導電膜2を介
いさず直接積層体asb間に流れることがある。
これを防止するために、本実施例では、絶縁薄膜5′を
非晶質半導体層3と金属電極4a、4bとの界面のみな
らず、金属電極4a、4bが形成されていない非晶質半
導体層3部分にも形成した。
具体的には、上述の絶縁薄膜5′を非晶質半導体層3上
に被着し、金属電極4a、4bと同一工程でフォトエツ
チング処理して形成したのちに、金属電極4a、4b上
にマスクを装着し、第二の絶縁薄膜5”を形成する。ま
たは、非晶質半導体層3を形成したのち、全面に絶縁薄
膜5°゛と金属電極4a、4bとなる金属層を形成し、
金属層のみを所定形状にエツチングするエツチング溶液
を用いてもよい。
尚、絶縁薄膜5″の電気抵抗率lXl0’Ω印以上あれ
ば、積層体a−=b間の漏れ電流が充分防止できる。
上述の実施例では、P−I−N接合された積層体a、b
のダイオードが一対となった抱き合わせ構造の光センサ
ーであるが、同一基板上にバイアス電圧が印加される一
対の積層体a、bを複数個形成しても構わない。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明は透明導電膜を被着した透明基板
上に、P−I−N接合した非晶質半導体層とバイアス電
圧が印加される少なくとも2つの金属電極とから成る光
センサーにおいて、前記非晶質半導体層と金属電極との
界面に、電気抵抗率1×10bQa11〜1×lOI″
Ω口の絶縁薄膜を形成したため、P−I−N接合した非
晶質半導体層と金属電極との界面で発生するリーク成分
を低減させ、暗電流を低下させることにより、出力利得
を向上させることができ、かつ40Vの高圧にも充分耐
え得ることができる耐圧信頼性に優れた光センサーが達
成される。これにより、カメラの露出調整用の光センサ
ーや暗い中で少量の光を検知する測定機器など使用用途
が拡大できるものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る光センサーの構造を示す断面図で
ある。 第2図は、本発明に係る光センサーと従来の光センサー
とで、暗状態と明状態時の電流値をしめした特性図であ
る。 第3図は本発明に係る光センサーの他の構造を示す断面
図である。 ■ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 2 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 3 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 4a、  4b ・ ・ ・ ・ 5.5” 、5°′ ・ ・ a、  b ・ ・ ・ ・ ・ ・ 透明基板 透明導電膜 非晶質半導体層 金属電極 絶縁薄膜 積層体

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  透明導電膜を被着した透明基板上に、P−I−N接合
    した非晶質半導体層とバイアス電圧が印加される少なく
    とも2つの金属電極とを形成した光センサーにおいて、 前記非晶質半導体層と金属電極との界面に、電気抵抗率
    1×10^6Ωcm〜1×10^1^6Ωcmの絶縁薄
    膜、を形成したことを特徴とする光センサー。
JP63247718A 1988-09-30 1988-09-30 光センサー Pending JPH0295217A (ja)

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