JPH029518Y2 - - Google Patents
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- JPH029518Y2 JPH029518Y2 JP1980149187U JP14918780U JPH029518Y2 JP H029518 Y2 JPH029518 Y2 JP H029518Y2 JP 1980149187 U JP1980149187 U JP 1980149187U JP 14918780 U JP14918780 U JP 14918780U JP H029518 Y2 JPH029518 Y2 JP H029518Y2
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- Japan
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- work coil
- inductance
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- frequency oscillator
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Landscapes
- General Induction Heating (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は高周波加熱装置に関する。
従来の高周波焼入れ、溶解、ろう付けなどを目
的とした高周波加熱装置は、使用周波数や取り扱
う電力等の関係から真空管を用いた高周波発振機
を備えているものが、大部分であつた。従つて、
高周波加熱装置全体が大型で取り扱いも不便であ
り、効率も悪いものであつた。例えば、作業時に
は加工物を高周波加熱装置のところまで持つて来
て作業をしなければならず、取りはづしがむづか
しい加工物や局部的に加熱処理を必要とする加工
物などには不便であつた。
的とした高周波加熱装置は、使用周波数や取り扱
う電力等の関係から真空管を用いた高周波発振機
を備えているものが、大部分であつた。従つて、
高周波加熱装置全体が大型で取り扱いも不便であ
り、効率も悪いものであつた。例えば、作業時に
は加工物を高周波加熱装置のところまで持つて来
て作業をしなければならず、取りはづしがむづか
しい加工物や局部的に加熱処理を必要とする加工
物などには不便であつた。
これに対して、本考案のポータブル型高周波加
熱装置は、小型で片手で持ち、必要なところに持
つていつて、局部加熱処理が容易に出来るように
し、更に効率も向上させたことを特徴とする。
熱装置は、小型で片手で持ち、必要なところに持
つていつて、局部加熱処理が容易に出来るように
し、更に効率も向上させたことを特徴とする。
以下、図面を参照して本考案の実施例について
説明する。
説明する。
第1図〜第3図に示した本考案の一実施例にお
いて、30が高周波大電力用の静電誘導型トラン
ジスタ(Static Induction Transistor、以下SIT
と略称する)であり、この大電力用SIT30と、
電源回路120と、コンデンサ40(これはLC
共振回路のキヤパシタンスCとして作用する。)
を含めた整合回路110と、ワークコイル50
(これは前記LC共振回路のインダクタンスLとし
て作用する。)と、帰還回路20とで高周波発振
機が構成されている。なお、121はブリツジ回
路、111はトランス、L1,L2及びL3はトラン
ス111の一次巻線、二次巻線、及び帰還巻線、
10はスイツチである。この高周波発振機は、帰
還巻線L3の電圧をSIT30のゲートGに帰還させ
ることにより自励発振する。
いて、30が高周波大電力用の静電誘導型トラン
ジスタ(Static Induction Transistor、以下SIT
と略称する)であり、この大電力用SIT30と、
電源回路120と、コンデンサ40(これはLC
共振回路のキヤパシタンスCとして作用する。)
を含めた整合回路110と、ワークコイル50
(これは前記LC共振回路のインダクタンスLとし
て作用する。)と、帰還回路20とで高周波発振
機が構成されている。なお、121はブリツジ回
路、111はトランス、L1,L2及びL3はトラン
ス111の一次巻線、二次巻線、及び帰還巻線、
10はスイツチである。この高周波発振機は、帰
還巻線L3の電圧をSIT30のゲートGに帰還させ
ることにより自励発振する。
高周波大電力用SIT30は、例えば第4図に示
すような特性をもち、高周波大電力用である、
トランジスタ駆動のためのゲートの入力インピ
ーダンスが高いので、自励発振しやすい、駆動電
力が少ない、耐ドレイン電圧が高く、商用電源
を直接利用できるなどの特徴を有している。従つ
て、このSIT30を用いた本実施例では、従来の
真空管式のものに比べ、ヒータ電源が不要、高電
圧が不要などのため、非常に小型化、高効率化が
可能である。
すような特性をもち、高周波大電力用である、
トランジスタ駆動のためのゲートの入力インピ
ーダンスが高いので、自励発振しやすい、駆動電
力が少ない、耐ドレイン電圧が高く、商用電源
を直接利用できるなどの特徴を有している。従つ
て、このSIT30を用いた本実施例では、従来の
真空管式のものに比べ、ヒータ電源が不要、高電
圧が不要などのため、非常に小型化、高効率化が
可能である。
本考案では、この点に着目し、第2図のよう
に、前記高周波発振機の電源回路120やSIT3
0や整合回路110や帰還回路20を含む部分を
絶縁パイプ60中に内蔵し、パイプ60の先端に
ワークコイル50を取り付ける。ワークコイル5
0は、該ワークコイル50が前記LC共振回路の
前記インダクタンスLとして作用すべく、整合回
路110中に設けられたコンデンサ40に接続さ
れる。すなわち、パイプ60の中に上述のSIT3
0を入れ、該SIT30をソース側およびドレイン
側放熱用ブロツク70aおよび70bではさみ、
更に場合によつては、これらブロツク70a,7
0bを水冷させることも出来るようにし、使用高
周波にマツチングするようなワークコイル50、
及びコンデンサ40をSIT30のドレインDに接
続する。
に、前記高周波発振機の電源回路120やSIT3
0や整合回路110や帰還回路20を含む部分を
絶縁パイプ60中に内蔵し、パイプ60の先端に
ワークコイル50を取り付ける。ワークコイル5
0は、該ワークコイル50が前記LC共振回路の
前記インダクタンスLとして作用すべく、整合回
路110中に設けられたコンデンサ40に接続さ
れる。すなわち、パイプ60の中に上述のSIT3
0を入れ、該SIT30をソース側およびドレイン
側放熱用ブロツク70aおよび70bではさみ、
更に場合によつては、これらブロツク70a,7
0bを水冷させることも出来るようにし、使用高
周波にマツチングするようなワークコイル50、
及びコンデンサ40をSIT30のドレインDに接
続する。
ワークコイル50の中空部に水を流す場合には
第5図のようにトランジスタ30の放熱用ブロツ
ク70a,70bとワークコイル50とを水冷用
パイプ80で直列に接続し水を流しても良い。
第5図のようにトランジスタ30の放熱用ブロツ
ク70a,70bとワークコイル50とを水冷用
パイプ80で直列に接続し水を流しても良い。
本考案の実施例は以下の通りである。
使用SIT 2SK182
発振周波数 28kHz
出力電力 500W
ワークコイル 2ターン
SIT及びワークコイル 空冷方式
利用結果として40mm角の半田付け作業が20〜30
秒で完全に完了する。
秒で完全に完了する。
従来はこのような作業は半田ゴテ等を利用して
行なつていたが、時間がかかり、更に出来上つた
ものも半田の付きが悪かつたり、むらが有つたり
で、不充分であつた。また従来の高周波加熱装置
は、大型で、このような作業をするには適してい
なかつた。本考案の高周波加熱装置はこのような
欠点を除去した非常に有用なものである。
行なつていたが、時間がかかり、更に出来上つた
ものも半田の付きが悪かつたり、むらが有つたり
で、不充分であつた。また従来の高周波加熱装置
は、大型で、このような作業をするには適してい
なかつた。本考案の高周波加熱装置はこのような
欠点を除去した非常に有用なものである。
以上説明したように本考案では、スイツチング
素子としてSITを用いた高周波発振機を用いる。
このSITはゲートの入力インピーダンスが高いた
めに、本考案に用いる高周波発振機では、自励発
振で安定した高周波数の出力が得られる。このた
め、本考案に用いる高周波発振機は、部品点数が
少なくてすみ、高周波加熱装置の携帯化が達成さ
れる。従来のサイリスタやトランジスタを用いた
高周波加熱装置では、携帯化するという点では小
型軽量化には至つていないし、また携帯で500W
のような出力の大きい高周波加熱装置は本考案に
よつてはじめて実現できるものである。また、本
考案では、単にワークコイルのみを可搬型とした
ものとは異なり、高周波発振機を簡単な回路構成
として、ワークコイルの近くに設置したものであ
り、このためノイズの発生が少ないという効果も
ある。
素子としてSITを用いた高周波発振機を用いる。
このSITはゲートの入力インピーダンスが高いた
めに、本考案に用いる高周波発振機では、自励発
振で安定した高周波数の出力が得られる。このた
め、本考案に用いる高周波発振機は、部品点数が
少なくてすみ、高周波加熱装置の携帯化が達成さ
れる。従来のサイリスタやトランジスタを用いた
高周波加熱装置では、携帯化するという点では小
型軽量化には至つていないし、また携帯で500W
のような出力の大きい高周波加熱装置は本考案に
よつてはじめて実現できるものである。また、本
考案では、単にワークコイルのみを可搬型とした
ものとは異なり、高周波発振機を簡単な回路構成
として、ワークコイルの近くに設置したものであ
り、このためノイズの発生が少ないという効果も
ある。
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示し、第
1図は回路図、第2図は実装状態の概略断面図、
第3図は使用状態を示す図、である。第4図は高
周波大電力用静電誘導型トランジスタ30のドレ
イン・ソース間電圧VDS−ドレイン電流ID特性を
ゲート電圧VG毎に示した図である。第5図は本
考案に用い得る水冷系統を示した図である。 10……スイツチ、20……帰還回路、30…
…高周波大電力用静電誘導型トランジスタ、40
……コンデンサ、50……ワークコイル、60…
…絶縁パイプ、70a……ソース側放熱用ブロツ
ク、70b……ドレイン側放電用ブロツク、80
……水冷用パイプ、100……加熱される物体。
1図は回路図、第2図は実装状態の概略断面図、
第3図は使用状態を示す図、である。第4図は高
周波大電力用静電誘導型トランジスタ30のドレ
イン・ソース間電圧VDS−ドレイン電流ID特性を
ゲート電圧VG毎に示した図である。第5図は本
考案に用い得る水冷系統を示した図である。 10……スイツチ、20……帰還回路、30…
…高周波大電力用静電誘導型トランジスタ、40
……コンデンサ、50……ワークコイル、60…
…絶縁パイプ、70a……ソース側放熱用ブロツ
ク、70b……ドレイン側放電用ブロツク、80
……水冷用パイプ、100……加熱される物体。
Claims (1)
- 1個の大電力用の静電誘導型トランジスタをス
イツチング素子として用いると共に、LC共振を
利用した、自励発振型の高周波発振機におけるイ
ンダクタンスL以外の部分を絶縁パイプ中に内蔵
し、該パイプの先端に高周波用ワークコイルを取
り付け、該高周波用ワークコイルが前記高周波発
振機における前記インダクタンスLとして作用す
べく、前記高周波ワークコイルと前記高周波発振
機の前記インダクタンスL以外の前記部分とを接
続し、可搬構造としたことを特徴とする高周波加
熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980149187U JPH029518Y2 (ja) | 1980-10-21 | 1980-10-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980149187U JPH029518Y2 (ja) | 1980-10-21 | 1980-10-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5772596U JPS5772596U (ja) | 1982-05-04 |
JPH029518Y2 true JPH029518Y2 (ja) | 1990-03-08 |
Family
ID=29508580
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980149187U Expired JPH029518Y2 (ja) | 1980-10-21 | 1980-10-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH029518Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2866992B2 (ja) * | 1991-03-13 | 1999-03-08 | 株式会社古川製作所 | 真空包装機 |
JP2514111Y2 (ja) * | 1991-08-23 | 1996-10-16 | 株式会社ミヤデン | ハンド形高周波誘導加熱コイル |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52116831A (en) * | 1976-03-27 | 1977-09-30 | Mitsubishi Electric Corp | Transistor invertor |
JPH076610U (ja) * | 1993-06-17 | 1995-01-31 | よし恵 島田 | 汚れ防止板 |
-
1980
- 1980-10-21 JP JP1980149187U patent/JPH029518Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52116831A (en) * | 1976-03-27 | 1977-09-30 | Mitsubishi Electric Corp | Transistor invertor |
JPH076610U (ja) * | 1993-06-17 | 1995-01-31 | よし恵 島田 | 汚れ防止板 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5772596U (ja) | 1982-05-04 |
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