JPH0295163A - 可変空隙力モータ - Google Patents

可変空隙力モータ

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Publication number
JPH0295163A
JPH0295163A JP24328688A JP24328688A JPH0295163A JP H0295163 A JPH0295163 A JP H0295163A JP 24328688 A JP24328688 A JP 24328688A JP 24328688 A JP24328688 A JP 24328688A JP H0295163 A JPH0295163 A JP H0295163A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
plates
diaphragm
circumferential
force
Prior art date
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Pending
Application number
JP24328688A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiya Ishikawa
敏也 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
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Publication of JPH0295163A publication Critical patent/JPH0295163A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 この発明は可変空隙力モータに関する。
B 発明の概要 この発明は可変空隙力モータにおいて、回転軸を支点と
して軸方向に傾動する振動板によりロータの円周端を挾
持したとき、回転軸からロータ(挟持中心点)までの距
離R,と回転軸から振動板(挟持中心点)まで距離R3
がR,<R2となって円周長差分が生じ、この差分によ
ってロータが回転力を得るようにしたことにより、軸方
向のスペースを小さくしてモータの小形化を図るように
するとともに、駆動力の向上を図るようにしたものであ
る。
C従来の技術 近年、ロボットが普及して来ている。ロボットは、人間
の腕や手の動作と同程度に複雑で且つ精度良く動くこと
が要求される。このようなロボット等の駆動装置として
は、低速・高トルク出力が得られるものが用いられる。
現在、低速・高トルク出力を得る装置としては、通常の
モータと低速ギアとを組み合わせたギアモータ駆動装置
がある。しかし、このギアモータ駆動装置では、モータ
とギアを組み合わせるため小型化が難しく、また減速ギ
アのバックラッシュがあるため精度向上に限界がある。
低速・高トルク出力を得る他の装置としては、かって開
発された可変空隙力モータがある。現在普通に用いられ
ているモータは、ロータとステータとの間隙は一定な固
定空隙型であり、磁界中に位置するロータコイルに電流
を流してフレミングの左手の法則により発生ずる電磁力
を回転力として出力するものである。これに対し、可変
空隙力モータでは、ロータがステータの内周面に沿いこ
ろがって公転しつつロータ自体は公転方向とは逆方向に
ゆっくりと自転するためローターステータ間隙は変化し
ていき、しかもその回転力は、ステータのコイルが電磁
石となって、磁性材料で形成したロータを吸引すること
により発生する。
すなわち、磁性材料で形成したロータの中央部は特殊軸
受?こで支持され、ロータがステータの内周面を電磁吸
引力によりころがりつつ自転すると共に公転できるよう
になっており、この特殊軸受によって公転ではなく自転
のみを取り出すようにしている。そして、ステータ内径
とロータの径の差が小さい程ロータの自転速度は小さく
なり、公転速度に対する自転速度の比は大きな値となる
また、可変空隙力モータの別のタイプは、上述のような
転勤形でなく、円周方向に順に吸引力や反発力を生じさ
せることで回転されるものもある。
ここで可変空隙力モータを図面を参照しつつ説明する。
第5図に示すようにステータlに対抗するように磁性材
料で形成したロータ2が配置されている。ロータ2の中
央部は特殊な軸受で支持されており、ロータ2がステー
タlの内周面上を矢印1方向にころがって自転すること
により矢印■方向に公転できるようにしている。ステー
タ1には6組のコイルC,,C2,C3,C,,C5,
Ceが備えられており、これらコイルCIl C2,C
3゜C,、C5,C,はダイオードD、、D2 D3 
D。
D5.D6を介して三相商用電源に接続されている。
そこである位相のときには電流はコイルC6,C1゜C
7に流れコイルC1,C4,C5には流れない。このた
めロータ2は電磁力によりステータ1のうちコイルC6
,C+、Ct側に吸引される。このような吸引状態が時
間とともに回転するので回転吸弓力が得られ、その同期
速度は三相2極巻線と同じである。かくてロータ2は矢
印■方向に公転しつつ、公転方向と逆方向に自転する。
この場合、ステータlの内径とロータ2の径の差が小さ
いほど、ロータ2の自転速度は小さくなり、公転速度に
対する自転速度の比(減速比)は大きな値が得られる。
第6図は第5図に示す原理的構造に基づいて設けられた
具体的構成図で、ステータ1の軸方向両側にロータ2が
配置され、このステータlとロータ2を貫通するシャフ
ト3には軸受継手4が固定され、この軸受継手4にてロ
ータ2を軸方向に揺動自在に支持している。そして、ス
テータ1のコイルCが順に励磁されると電磁石Mが磁化
されてロータ2を吸引するもので、ステータlとロータ
2との径の違いによりロータ2がゆっくり自転しこれに
伴いシャフト3が回転する。
D0発明が解決しようとする課題 ロボット等の超低速の駆動系にあっては、アーム等に上
記の可変空隙力モータが用いられるが、いずれも、回転
するロータに磁束を通す鉄心が備えられることにより、
ロータの大形化や振動の低減に限界を生ずる問題がある
この発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、ロータ
の小形化を図るとともに振動を低減した可変空隙力モー
タを提供することを目的とする。
E0課題を解決するための手段 この発明はブラケットに回転可能に配設された回転軸と
、この回転軸に取り付けられたロータと、このロータを
中央にして対向配置され、かつ回転軸を支点として軸方
向に傾動可能に支持され、傾動時にロータの円周端の一
部を挾持する振動板と、この振動板の円周端に周方向に
沿って一定間隔を隔て複数個配設され、前記振動板の半
面では吸弓力が、他の半面では反発力が働くよう(9励
磁される巻線を有するコアと、前記ブラケットに取り付
けられ、前記振動板を傾動可能に支持する継手とを備え
たものである。
F9作用 上記のように構成したこの発明において、振動板の半面
では吸引力、他の半面では反発力が働くように巻線を励
磁する。この作用により、振動板は回転軸を支点として
傾動して吸引側ではロータを挾持し、反発側では前記挟
持力を増大させる。
これによって、ロータと振動板が接触している部分では
回転軸からロータまでの距離と、回転軸から振動板まで
の距離に円周長差が生じる。この円周長差を保って巻線
の励磁状態を順次任意の方向に変化させて行えば、ロー
タは前記方向とは逆方向にゆっくりと回転をする。
G、実施例 以下この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図において、1はAσ金合金アクリル
樹脂等からなる枠体で、この枠体lの両側にはAσ金合
金らなるブラケット2a、2bが対向配置され、ブラケ
ット2a、2bは組立ねじ3により枠体1とともに固定
される。ブラケット2、a、2bにはラジアル軸受4a
、4bを設けて回転軸5が支承される。回転軸5にはロ
ータ6が一体成形されて構成されている。前記ブラケッ
ト2a、2bには円板状の振動板7a、7bがロータ6
を挾んでAρ金合金らなるスバフレックス継手8a、8
bにより軸方向に傾動自在となるように支持されている
。9a、9bはスバフレックス継手8a、8bを構成す
るスパイダーで、このスパイダー9a、9bはニトリル
ゴムや超弾性合金から形成されている。10a、10b
はスバフレックス継手8a  8bの止めねじである。
前記振動板7a、7bの円周端には周方向に複数個(実
施例では6個)のコアlla  Ilbが一定の間隔を
隔て対向配置され、コアIla、Ilbはコア止めねじ
12a、+2bにより振動板7a、7bに固定される。
コアIla  Ilbには励磁巻線コイル13a、13
bが巻回され、これらコイル13a、13bとコアIl
a、Ilbはエボキソ樹脂等によりモールド14a14
bされる。15a、+5bはロータ6に対面する振動板
7a、7bに設けられたノンアスベストFRPからなる
振動板ライニング部、+6a  16bはロータ6に設
けられたノンアスベストFRPからなるロータライニン
グ部である。17 a、17 bは波形ばねて、このば
ね17a、17bはラジアル軸受4a、4b内に設けら
れて、スパフレックス継手8a、8bとによってラジア
ル軸受4a4bを固定するものである。
次に上記のように構成された実施例の動作を述べる。各
コイル+3a、+3bには図示しない励磁制御装置から
励磁電流が供給され、第3図に示すような磁極の関係と
なるよう励磁される。これにより、振動板7a、7bは
第2図に示すように上部のコアlla  llbはN極
、S極となって互いに吸引し合い、下部のコアIla、
Ilbは両方ともS極となって反発し合う。この振動板
7a7bはスバフレックス継手8a、8bを支点として
図示のように傾動される。振動板7a、7bが図示のよ
うに傾動されると、振動板72L、7bのライニング部
+5a、15bとロータ6のライニング部16a、+6
bとが接触され、ロータ6は振動板7a、7bに挾持さ
れる。このとき、ロータ6と振動板7a、7bが接触し
ている部分の中心01およびO3から回転軸5の回転中
心軸線までの距離を第4図Aに示すようにR8とすると
、振動板7a、7bは回転軸5に対して傾動しているた
め、回転軸5の回転中心軸線から前記接触部分の中心0
1および02までの距離はR7となる。このため、Rt
 > R+となるため、振動板7a、7bの方がロータ
6より距離が長くなって、ロータ6に対して円周長差分
が生じる。ここで、上記関係を保ったまま励磁制御装置
からコイル+3a、13bに励磁電流を流して、コアI
la、llbの磁極が第3図に示す磁極を保つように励
磁させて行くと、ロータ6は丁度ハーモニックドライブ
機構の原理と同様な動作をして、コイル+3a、13b
の励磁方向とは逆方向にゆっくりと回転を始める。
そのときの回転速度を減速比1で表すと、iはd/Dで
表される。ここで、dは第4図Bに示す振動板ライニン
グ部15a、+5bと、ロータライニング部16a、1
6’bのピッチ円直径の差で表され、Dはロータライニ
ング部16a、16bのピッチ円直径(#2XR,)で
ある。なお、ピッチ円はロータライニング部16a、1
6bと振動板ライニング部15a、15bが実際に接し
合う点をそれぞれのライニング部上においてつなぎ合わ
せて描かれる円である。
上記のような構成では次のような効果が得られる。
(1)1ステツプ中に6相のコイルのうちの全相を駆動
のために利用できるため、コイルの利用率が100%と
なる。
(2)スバフレックス継手を軸受止め蓋の代わりにでき
るために、部品点数を減少させることができる。
(3)組立ねじを内蔵させて、外観を損なわないように
し、また枠体をアクリル等の透明部材で形成すれば内部
が観察でき、モータの研究に役立利点がある。
H,発明の効果 以上述べたように、この発明によれば、対向配置される
振動板にそれぞれコアを設けるだけであるから軸方向長
を短くできることにより、小形化かつ軽量化が可能とな
り、スペースの利用率が高まり、パワーウェイト比を大
きくてきる。また、ロータを振動板で挾持する際、磁気
吸引力に加えて磁気反発力をも駆動力に作用させること
ができるため、大きな力を得ることができる等の利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの発明の一実施例を示すもので
、第1図は構造を示す断面図、第2図は機構の簡略図、
第3図はこの発明の詳細な説明図、第4図A、Bは動作
を述べるための説明図、第5図は従来例の原理説明図、
第6図は従来例の断面構成図である。 2a、2b・・・ブラケット、5・・回転軸、6・・ロ
ータ、7a、7b・・・振動板、8a、8b・・・スバ
フレックス継手、lla、Ilb・・巻線コイル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ブラケットに回転可能に配設された回転軸と、こ
    の回転軸に取り付けられたロータと、このロータを中央
    にして対向配置され、かつ回転軸を支点として軸方向に
    傾動可能に支持され、傾動時にロータの円周端の一部を
    挾持する振動板と、この振動板の円周端に周方向に沿っ
    て一定間隔を隔て複数個配設され、前記振動板の半面で
    は吸引力が、他の半面では反発力が働くように励磁され
    る巻線を有するコアと、前記ブラケットに取り付けられ
    、前記振動板を傾動可能に支持する継手とを備えたこと
    を特徴とする可変空隙力モータ。
JP24328688A 1988-09-28 1988-09-28 可変空隙力モータ Pending JPH0295163A (ja)

Priority Applications (1)

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JP24328688A JPH0295163A (ja) 1988-09-28 1988-09-28 可変空隙力モータ

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JP24328688A JPH0295163A (ja) 1988-09-28 1988-09-28 可変空隙力モータ

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JPH0295163A true JPH0295163A (ja) 1990-04-05

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ID=17101591

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JP24328688A Pending JPH0295163A (ja) 1988-09-28 1988-09-28 可変空隙力モータ

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