JPH0880019A - モータ - Google Patents

モータ

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JPH0880019A
JPH0880019A JP21468494A JP21468494A JPH0880019A JP H0880019 A JPH0880019 A JP H0880019A JP 21468494 A JP21468494 A JP 21468494A JP 21468494 A JP21468494 A JP 21468494A JP H0880019 A JPH0880019 A JP H0880019A
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JP
Japan
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rotor
air gap
stator
motor
solenoid
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Pending
Application number
JP21468494A
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English (en)
Inventor
Akira Matsuo
亮 松尾
Tetsuro Nagahisa
哲朗 長久
Shinichi Nakajima
信市 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 出力特性を調整することが可能なモータを提
供することを目的としている。 【構成】 負荷による軸方向からの荷重とロータ軸6に
設けているバネ7の弾性力とが吊り合う位置にロータ2
を保持し、ロータ2とステータ4の端面形状を半円錐状
としていることによって、ロータ2とステータ4間のエ
アギャップの大きさが負荷の大きさに応じて変化するモ
ータとするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種の機器に使用され
ているモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のモータを図15によって説明す
る。モータ50は、磁石を有するロータ51と、ロータ
51に適切なエアギャップを介して対向しているステー
タ53と、ステータ53に施しているコイル52に回転
磁界を発生させる電気回路54を備えている。ステータ
53の端面は、ロータ51と均一なエアギャップを保つ
ように形成されている。またロータ51とステータ53
とは、軸方向には支持枠に対して固定されている。
【0003】以上の構成で、電気回路54によってステ
ータ53に巻かれているコイル52に通電すると、コイ
ル52は供給された電流に応じた磁束を発生する。この
磁束はエアギャップを介してロータ51に作用し、ロー
タ51が有している磁石はこの磁束による磁界の極性に
応じて反発あるいは吸引を繰り返して回転するものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のモータは出力特
性が一定となっているものである。このため、例えば同
じモータで高回転・低トルクと低回転・高トルクが必要
なときには、別に減速機構を用いているものである。つ
まりこのような減速機構を別に必要とする場合は、例え
ば組立に工数がかかったり、振動・騒音が大きくなると
いう課題を有するものとなるものである。
【0005】本発明は前記従来の構成が有している課題
を解決しようとするもので、出力特性を調整することが
可能なモータを提供することを第一の目的としている。
また前記第一の目的を達成する第二〜第十四の手段を提
供することを、第二〜第十四の目的としているものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】第一の目的を達成するた
めの本発明の第一の手段は、軸方向に傾斜した半円錐状
とした磁石を有するロータと、端面がこのロータと均一
なエアギャップを保つように傾斜したコイルを装着した
ステータと、前記ロータの軸に設けたバネとを備え、負
荷による軸方向の加重と前記バネの反発力とが平衡する
位置にロータが位置することによって、前記エアギャッ
プの大きさを調整するモータとするものである。
【0007】第二の目的を達成するための本発明の第二
の手段は、軸方向に傾斜した半円錐状とした磁石を有す
るロータと、端面がこのロータと均一なエアギャップを
保つように傾斜したコイルを装着したステータと、前記
ロータの軸に設けたロータを上下させるソレノイドとを
備え、このソレノイドにソレノイドを動作させる切り替
え手段を接続して、ソレノイドの動作によってロータを
上下に移動させて、エアギャップの大きさを調整するモ
ータとするものである。
【0008】第三の目的を達成するための本発明の第三
の手段は、軸方向に傾斜した半円錐状とした磁石を有す
るロータと、端面がこのロータと均一なエアギャップを
保つように傾斜したコイルを装着したステータと、前記
ロータの軸に設けたネジとを備え、ロータの回転によっ
てロータが上下に動き、エアギャップの大きさを調整す
るモータとするものである。
【0009】第四の目的を達成するための本発明の第四
の手段は、ラジアル方向の直径を階段状に変化させた磁
石を有するロータと、端面をこのロータと均一なエアギ
ャップを保つように階段状としたコイルを装着したステ
ータと、前記ロータの軸に設けたバネとを備え、負荷に
よる軸方向の加重と前記バネの反発力とが平衡する位置
にロータが位置することによって、前記エアギャップの
大きさを調整するモータとするものである。
【0010】第五の目的を達成するための本発明の第五
の手段は、ラジアル方向の直径を階段状に変化させた磁
石を有するロータと、端面をこのロータと均一なエアギ
ャップを保つように階段状としたコイルを装着したステ
ータと、前記ロータの軸に設けたロータを上下させるソ
レノイドとを備え、このソレノイドにソレノイドを動作
させる切り替え手段を接続して、ソレノイドの動作によ
ってロータを上下に移動させて、エアギャップの大きさ
を調整するモータとするものである。
【0011】第六の目的を達成するための本発明の第六
の手段は、ラジアル方向の直径を階段状に変化させた磁
石を有するロータと、端面をこのロータと均一なエアギ
ャップを保つように階段状としたコイルを装着したステ
ータと、前記ロータの軸に設けたネジとを備え、ロータ
の回転によってロータが上下に動き、エアギャップの大
きさを調整するモータとするものである。
【0012】第七の目的を達成するための本発明の第七
の手段は、円柱状とした磁石を有するロータと、端面を
このロータと均一なエアギャップを保つように形成した
コイルを装着したステータと、前記ロータの軸に設けた
バネとを備え、負荷による軸方向の加重と前記バネの反
発力とが平衡する位置にロータが位置することによっ
て、前記エアギャップ中の磁界の強さを調整するモータ
とするものである。
【0013】第八の目的を達成するための本発明の第八
の手段は、円柱状とした磁石を有するロータと、端面を
このロータと均一なエアギャップを保つように形成した
コイルを装着したステータと、前記ロータの軸に設けた
ロータを上下させるソレノイドとを備え、このソレノイ
ドにソレノイドを動作させる切り替え手段を接続して、
ソレノイドの動作によってロータを上下に移動させて、
エアギャップ中の磁界の強さを調整するモータとするも
のである。
【0014】第九の目的を達成するための本発明の第九
の手段は、円柱状とした磁石を有するロータと、端面を
このロータと均一なエアギャップを保つように形成した
コイルを装着したステータと、前記ロータの軸に設けた
ネジとを備え、ロータの回転によってロータが上下に動
き、エアギャップ中の磁界の強さを調整するモータとし
ているものである。
【0015】第十の目的を達成するための本発明の第十
の手段は、磁界の強さが異なる複数の磁石を軸方向に重
ねて形成したロータと、端面をこのロータと均一なエア
ギャップを保つように形成したコイルを装着したステー
タと、前記ロータの軸に設けたバネとを備え、負荷によ
る軸方向の加重と前記バネの反発力とが平衡する位置に
ロータが位置することによって、前記エアギャップ中の
磁界の強さを調整するモータとするものである。
【0016】第十一の目的を達成するための本発明の第
十一の手段は、磁界の強さが異なる複数の磁石を軸方向
に重ねて形成したロータと、端面をこのロータと均一な
エアギャップを保つように形成したコイルを装着したス
テータと、前記ロータの軸に設けたロータを上下させる
ソレノイドとを備え、このソレノイドにソレノイドを動
作させる切り替え手段を接続して、ソレノイドの動作に
よってロータを上下に移動させて、エアギャップ中の磁
界の強さを調整するモータとするものである。
【0017】第十二の目的を達成するための本発明の第
十二の手段は、磁界の強さが異なる複数の磁石を軸方向
に重ねて形成したロータと、端面をこのロータと均一な
エアギャップを保つように形成したコイルを装着したス
テータと、前記ロータの軸に設けたネジとを備え、ロー
タの回転によってロータが上下に動き、エアギャップ中
の磁界の強さを調整するモータとするものである。
【0018】第十三の目的を達成するための本発明の第
十三の手段は、磁石を有するロータと、ロータに均一な
エアギャップを介して対向するコイルを装着したステー
タと、前記エアギャップ中を移動するように設けた磁性
体の板と、前記磁性体の板を動作させる切り替え手段と
を備え、前記切り替え手段によってエアギャップ中にお
ける磁性体の板の位置を変化させるモータとするもので
ある。
【0019】第十四の目的を達成するための本発明の第
十四の手段は、コイルを装着したステータと、前記ステ
ータとエアギャップを介して対向する磁石を備えたロー
タと、前記ロータを遠心力によって径方向に移動させる
移動装置とを備え、前記移動装置がロータの回転の遠心
力に応じてロータを径方向に移動させ、エアギャップの
大きさを調整するモータとするものである。
【0020】
【作用】本発明の第一の手段は、負荷による軸方向から
の荷重とロータ軸に設けているバネの弾性力とが吊り合
う位置にロータを保持し、ロータとステータの端面形状
を半円錐状としていることによって、ロータとステータ
間のエアギャップの大きさが変化するものである。つま
り、特性が変化するモータとして作用するものである。
【0021】本発明の第二の手段は、ロータの軸に設け
ているソレノイドを切り替え手段で駆動することによっ
て、ロータの上下方向の位置を調整でき、特性が変化す
るモータとして作用するものである。
【0022】本発明の第三の手段は、ロータの軸に設け
ているネジがロータの回転に応じて回転し、ロータ・ス
テータ間のエアギャップの大きさを変化させ、特性が変
化するモータとして作用するものである。
【0023】本発明の第四の手段は、負荷による軸方向
からの荷重とロータ軸に設けているバネの弾性力とが吊
り合う位置にロータを保持し、ラジアル方向の直径を階
段状としたロータとロータの形状と同一形状とした端面
形状を有するステータとのエアギャップの大きさを変化
させ、特性が変化するモータとして作用するものであ
る。
【0024】本発明の第五の手段は、ロータの軸に設け
ているソレノイドを切り替え手段で駆動することによっ
て、本発明の第四の手段と同様、エアギャップの大きさ
を変化させ、特性が変化するモータとして作用するもの
である。
【0025】本発明の第六の手段は、ロータの軸に設け
ているネジがロータの回転に応じて回転し、本発明の第
四の手段と同様、エアギャップの大きさを変化させ、特
性が変化するモータとして作用するものである。
【0026】本発明の第七の手段は、負荷による軸方向
からの荷重とロータ軸に設けているバネの弾性力とが吊
り合う位置に円柱状としたロータを保持し、ロータとス
テータ間のエアギャップ中の磁束密度を変化させ、特性
が変化するモータとして作用するものである。
【0027】本発明の第八の手段は、ロータの軸に設け
ているソレノイドを切り替え手段で駆動することによっ
て、本発明の第七の手段と同様、エアギャップ中の磁束
密度を変化させ、特性が変化するモータとして作用する
ものである。
【0028】本発明の第九の手段は、ロータの軸に設け
ているネジがロータの回転に応じて回転し、本発明の第
七の手段と同様、エアギャップ中の磁束密度を変化さ
せ、特性が変化するモータとして作用するものである。
【0029】本発明の第十の手段は、負荷による軸方向
からの荷重とロータ軸に設けているバネの弾性力とが吊
り合う位置に磁界の強さが異なる複数の磁石を軸方向に
重ねて形成したロータを保持し、ステータとの間のエア
ギャップ中の磁束密度を変化させ、特性が変化するモー
タとして作用するものである。
【0030】本発明の第十一の手段は、ロータの軸に設
けているソレノイドを切り替え手段で駆動することによ
って、本発明の第十の手段と同様、エアギャップ中の磁
束密度を変化させ、特性が変化するモータとして作用す
るものである。
【0031】本発明の第十二の手段は、ロータの軸に設
けているネジがロータの回転に応じて回転し、本発明の
第十の手段と同様、エアギャップ中の磁束密度を変化さ
せ、特性が変化するモータとして作用するものである。
【0032】本発明の第十三の手段は、ロータとステー
タのエアギャップ中に設けた磁性体の板が切り替え手段
によってエアギャップ中を移動し、ロータとステータ間
のエアギャップ中の磁束密度を変化させ、特性が変化す
るモータとして作用するものである。
【0033】本発明の第十四に手段は、回転によってロ
ータに生ずる遠心力を利用して、ロータとステータ間の
エアギャップの大きさを変化させ、特性が変化するモー
タとして作用するものである。
【0034】
【実施例】以下本発明の第一の手段の実施例について、
図1を参照しながら説明する。モータ本体1の内部に
は、磁石を有するロータ2と、ロータ2にエアギャップ
を介して対向するコイル3を装着したステータ4とを設
けている。ロータ2は磁石を有しており、軸方向に傾斜
した半円錐形状としている。またステータ4の端面は、
前記ロータと均一なエアギャップとなるようにロータ2
と同様の形状となっている。5は前記コイル3を通電す
るための電気回路、6は前記ロータ2を支持する軸で下
部にバネ7を設けている。
【0035】以下本実施例の動作について説明する。図
示していないスイッチをオンして電気回路を通電する
と、ステータ4に装着したコイル3に電流が流れて交番
磁界が発生する。ロータ2が備えている磁石は、この交
番磁界によって吸引・反発されてロータ2は回転を開始
する。
【0036】このとき、ロータ2は軸6に取り付けてい
るバネ7の弾性力によって軸方向に伸縮自在となってい
る。結局ロータ2は、軸6にかかる負荷とバネ7の弾性
力とが吊り合う位置で回転することになる。こうしてロ
ータ2の軸方向の位置が変化すると、軸方向に傾斜した
半円錐形状としたロータ2とロータ2と同様の形状とし
ているステータ4との間のエアギャップの大きさが変化
するものである。エアギャップの大きさが変化すると磁
気抵抗が変化し、エアギャップ中の磁束密度が変化する
ものである。つまり負荷が重いときは、バネ7が縮んで
ロータ2が下がり、エアギャップ中の磁束密度が大きく
なるものである。また負荷が軽いときは、バネ7が延び
てロータ2は上がり、エアギャップ中の磁束密度が小さ
くなるものである。
【0037】ロータ2の回転トルクTはpφW(pは極
数、φは磁束、Wは相巻数)に比例し、回転速度Nはこ
のpφWに反比例する関係にある。このため、エアギャ
ップの大きさが変化してエアギャップ中の磁束密度が変
化すると、モータ本体1の特性が変化するものである。
つまり、本実施例によればモータ本体1自体によって、
トルク大・速度小、トルク小・速度大の負荷に対応する
ことが可能となるものである。また、従来のような減速
機構を使用する必要がないため、振動・騒音の問題が発
生しないものである。
【0038】続いて図2に基づいて本発明の第二の手段
の実施例について説明する。9は、軸6に取り付けてい
るロータを上下させるソレノイドである。10は、ソレ
ノイド9を動作させる切り替え手段である。なおロータ
2・コイル3・ステータ4・電気回路5・軸6は、図1
のものと同じである。
【0039】以下本実施例の動作について説明する。切
り替え手段10によって、ソレノイド9を駆動すると磁
界が発生して軸6が上昇する。ロータ2は、このソレノ
イド9による上昇力と、軸6にかかる負荷とが吊り合う
位置で回転するものである。このとき、前記実施例と同
様ロータ2は軸方向に傾斜した半円錐形状としており、
ステータ4の端面はロータ2と同様の形状としているた
め、ロータ2の軸方向の位置が変化すると、エアギャッ
プの大きさが変化するものである。
【0040】このため本実施例によれば、電気的あるい
は磁気的手段によってモータ本体8の特性を負荷に応じ
て変化させることができるものである。また、従来のよ
うな減速機構を使用する必要がないため、振動・騒音の
問題が発生しないものである。
【0041】続いて図3に基づいて本発明の第三の手段
の実施例について説明する。本実施例では、軸6の下部
に螺旋状としたネジ11を設けている。このネジ11は
上下の終端部は水平方向に切ってあり、この部分ではロ
ータ2の回転方向が同一であればこの位置を保持するよ
うに回転するものである。この軸6はネジ11の部分が
モータフレーム12aを貫通する形となっており、端部
にネジ止め11aを設けている。またモータフレーム1
2aには、ネジ11と嵌合するネジを設けている。
【0042】以下本実施例の動作について説明する。ロ
ータ2が回転を開始すると、軸6が回転して軸6に設け
ているネジ11はモータフレーム12aに設けているネ
ジ内を上昇あるいは下降する。この上昇・下降は、ロー
タ2の回転方向を切り替えることによって行っているも
のである。こうして、ロータ2の軸方向の位置が変化す
ることによってロータ2とステータ4との間のエアギャ
ップの大きさが変化するものである。
【0043】以上のように本実施例では、簡単な構成で
負荷に応じた特性を有するモータ12を実現するのであ
る。また、従来のような減速機構を使用する必要がない
ため、振動・騒音の問題が発生しないものである。
【0044】次に図4に基づいて本発明の第四の手段の
実施例について説明する。本実施例では、ロータ13は
ラジアル方向の直径を階段状に下部に向かうにつれて小
さくなるようにしているものである。ステータ14の端
面は、このロータ13の形状と一致するような階段状と
している。またロータ13の軸6には、バネ7を設けて
いる。
【0045】以上の構成で、バネ7の弾性力と軸6にか
かる負荷とが吊り合う位置でロータ13が回転するもの
である。特に本実施例によれば、ロータ13とステータ
14とを階段状としているため、負荷の特性に合致する
ロータ13の位置調整が容易にできるものである。ま
た、従来のような減速機構を使用する必要がないため、
振動・騒音の問題が発生しないものである。
【0046】続いて図5に基づいて本発明の第五の手段
の実施例について説明する。なおロータ13・ステータ
14の形状は、前記図4のものと同一としている。ま
た、ロータ13の下部には切り替え手段10によって駆
動するソレノイド9を設けている。
【0047】以上の構成で、ロータ13はソレノイド9
による上昇力と、軸6にかかる負荷とが吊り合う位置で
回転するものである。特に本実施例によれば、ロータ1
3とステータ14とを階段状としているため、負荷の特
性に合致するロータ13の位置調整が容易にできるもの
である。また、従来のような減速機構を使用する必要が
ないため、振動・騒音の問題が発生しないものである。
【0048】続いて図6に基づいて本発明の第六の実施
例について説明する。ロータ13・ステータ14の形状
は、前記図4のものと同一としている。また前記図3で
示したものと同様、軸6の下部にはモータフレーム17
aに設けているネジ11を設けている。ネジ11の端部
にはネジ止め11aを設けている。
【0049】以上の構成で、ロータ13の回転によって
ネジ11がモータフレーム17aに設けているネジ内を
上昇・下降して、ロータ13とステータ14との間のエ
アギャップの大きさが変化するものである。本実施例に
よれば、ロータ13とステータ14とを階段状としてい
るため、負荷の特性に合致するロータ13の位置調整が
容易にできるものである。また、従来のような減速機構
を使用する必要がないため、振動・騒音の問題が発生し
ないものである。
【0050】次に図7に基づいて本発明の第七の手段の
実施例について説明する。本実施例ではロータ18は円
柱形状としており、ステータ19もロータ18とエアギ
ャップの大きさを均一に保つような端面形状としている
ものである。
【0051】以下本実施例の動作について説明する。ロ
ータ18は、バネ7の弾性力と軸6にかかる負荷の大き
さとが吊り合う位置で回転する。本実施例ではロータ1
8の軸方向の位置が変化すると、ロータ18がステータ
19から受ける磁界の大きさが変化するものである。つ
まり実質的にはエアギャップの大きさが変化するもので
ある。特に本実施例によれば、ロータ18の形状が円柱
形であるため加工が容易となるものである。また、従来
のような減速機構を使用する必要がないため、振動・騒
音の問題が発生しないものである。
【0052】続いて図8に基づいて本発明の第八の実施
例について説明する。本実施例ではロータ18は円柱形
状としており、ステータ19もロータ18とエアギャッ
プの大きさを均一に保つような端面形状としているもの
である。また軸8には、切り替え手段10によって駆動
されるソレノイド9を設けている。
【0053】以上の構成で、ロータ18は、ソレノイド
9の上昇力と軸6にかかる負荷とが吊り合う位置で回転
するものである。ロータ18の軸方向の位置が変化する
と、ロータ18がステータ19から受ける磁界の大きさ
が変化するものである。つまり実質的にはエアギャップ
の大きさが変化するものである。特に本実施例によれ
ば、ロータ18の形状が円柱形であるため加工が容易と
なるものである。また、従来のような減速機構を使用す
る必要がないため、振動・騒音の問題が発生しないもの
である。
【0054】続いて図9に基づいて本発明の第九の手段
の実施例について説明する。本実施例ではロータ18は
円柱形状としており、ステータ19もロータ18とエア
ギャップの大きさを均一に保つような端面形状としてい
るものである。また、軸6の下部にはモータフレーム2
2aに設けているネジ11を設けている。ネジ11の端
部にはネジ止め11aを設けている。
【0055】以上の構成で、ロータ13の回転によって
ネジ11がモータフレーム17aに設けているネジ内を
上昇・下降して、ロータ13とステータ14との間のエ
アギャップの大きさが変化するものである。また、従来
のような減速機構を使用する必要がないため、振動・騒
音の問題が発生しないものである。
【0056】次に図10に基づいて本発明の第十の実施
例について説明する。本実施例ではロータ23は円柱形
状で、磁界の強さが異なる複数の磁石を軸方向に重ねて
形成している。またステータ19の端面は、前記ロータ
23と均一なエアギャップを保つような形状に形成して
いる。また軸6の下部には、バネ7を設けている。
【0057】以上の構成で、ロータ23は、バネ7の弾
性力と軸6にかかる負荷の大きさとが吊り合う位置で回
転する。このとき本実施例ではロータ23は、磁界の強
さが異なる複数の磁石を軸方向に重ねて使用しているた
め、ロータ23の軸方向の位置が変化すると、ステータ
19との間のエアギャップ中の磁束密度が変化するもの
である。特に本実施例によれば、ロータ23を磁界の強
さが異なる複数の磁石を軸方向に重ねて構成しているた
め磁束密度の変化が確実となって、負荷にあった特性の
モータを確実に実現するものである。また、従来のよう
な減速機構を使用する必要がないため、振動・騒音の問
題が発生しないものである。
【0058】続いて図11に基づいて本発明の第十一の
手段の実施例について説明する。本実施例ではロータ2
3は前記図10のものと同様、磁界の強さが異なる複数
の磁石を軸方向に重ねて、円柱状に形成している。また
ステータ19の端面形状も、ロータ23と同様の形状と
なっている。ロータ23の軸6の下部には、切り替え手
段10によって駆動されるソレノイド9を設けている。
【0059】以上の構成で、ロータ23は、ソレノイド
9の上昇力と軸6にかかる負荷とが吊り合う位置で回転
するものである。ロータ23の軸方向の位置が変化する
と、ステータ19とのエアギャップ中の磁束密度が変化
して、負荷にあった特性のモータを確実に実現するもの
である。また、従来のような減速機構を使用する必要が
ないため、振動・騒音の問題が発生しないものである。
【0060】続いて図12に基づいて本発明の第十二の
手段の実施例について説明する。本実施例ではロータ2
3は前記図10のものと同様、磁界の強さが異なる複数
の磁石を軸方向に重ねて、円柱状に形成している。また
ステータ19の端面形状も、ロータ23と同様の形状と
なっている。なおロータ23の軸6の下部には、モータ
フレーム26aに設けているネジに嵌合するネジ11を
設けている。またネジ11の端部には、ネジ止め11a
を設けている。
【0061】以上の構成で、ロータ23の回転によって
ネジ11がモータフレーム26aに設けているネジ内を
上昇・下降して、ロータ23の軸方向の位置が変化する
ものである。ロータ23の軸方向の位置が変化すると、
ステータ19とのエアギャップ中の磁束密度が変化し
て、負荷にあった特性のモータを確実に実現するもので
ある。また、従来のような減速機構を使用する必要がな
いため、振動・騒音の問題が発生しないものである。
【0062】続いて図13に基づいて本発明の第十三の
実施例について説明する。本実施例では、ロータ27と
ステータ28間のエアギャップ中に磁性体の板29を設
けているものである。この磁性体の板29は、切り替え
手段30によってエアギャップ中を昇降移動するもので
ある。
【0063】以上の構成で、切り替え手段30によって
磁性体の板29を昇降移動すると、ロータ27とステー
タ29との間のエアギャップ中の磁束密度が変化するこ
とになって、モータ本体31は負荷にあった特性のモー
タとして動作するものである。特に本実施例では、ロー
タ27を昇降する機構を必要とせず構成が簡単となるも
のである。また、従来のような減速機構を使用する必要
がないため、振動・騒音の問題が発生しないものであ
る。
【0064】続いて図14に基づいて本発明の第十四の
手段の実施例について説明する。本実施例では、ステー
タ32の周囲にロータ33を設けているものである。ロ
ータ33の低部には、バネ等で構成している移動装置3
4を設けている。ステータ32には前記各実施例と同様
コイル3を装着しており、ロータ33はこのコイル3か
ら発生する交番磁界によって回転するものである。
【0065】以下本実施例の動作について説明する。ロ
ータ33は、回転によって遠心力を受けステータ32と
のエアギャップが広がろうとするものである。本実施例
ではロータ33の低部に設けている移動装置34によっ
て、この遠心力による移動を適切なものとして、つまり
回転速度に応じたものとして、回転速度に応じたエアギ
ャップの大きさとしているものである。換言すれば、ロ
ータ33の回転が速い場合はロータ33を径方向の外側
に動かしてエアギャップを大きくし、回転速度が遅いと
径方向の内側に動かしてエアギャップを小さくするもの
である。以上のようにして、負荷の特性にあった特性の
モータを実現しているものである。また、従来のような
減速機構を使用する必要がないため、振動・騒音の問題
が発生しないものである。
【0066】
【発明の効果】本発明の第一の手段は、軸方向に傾斜し
た半円錐状とした磁石を有するロータと、端面がこのロ
ータと均一なエアギャップを保つように傾斜したコイル
を装着したステータと、前記ロータの軸に設けたバネと
を備え、負荷による軸方向の加重と前記バネの反発力と
が平衡する位置にロータが位置することによって、前記
エアギャップの大きさを調整する構成として、出力特性
を調整することが可能なモータを実現するものである。
【0067】本発明の第二の手段は、ロータの軸にはロ
ータを上下させるソレノイドを設け、このソレノイドに
ソレノイドを動作させる切り替え手段を接続して、ソレ
ノイドの動作によってロータを上下に移動させて、エア
ギャップの大きさを調整する構成として、電気的或いは
磁気的手段によって出力特性を調整することが可能なモ
ータを実現するものである。
【0068】本発明の第三の手段は、ロータの軸にはネ
ジを設け、ロータの回転によってロータが上下に動き、
エアギャップの大きさを調整する構成として、簡単な構
成で出力特性を調整することが可能なモータを実現する
ものである。
【0069】本発明の第四の手段は、ラジアル方向の直
径を階段状に変化させた磁石を有するロータと、端面を
このロータと均一なエアギャップを保つように階段状と
したコイルを装着したステータと、前記ロータの軸に設
けたバネとを備え、負荷による軸方向の加重と前記バネ
の反発力とが平衡する位置にロータが位置することによ
って、前記エアギャップの大きさを調整する構成とし
て、出力特性を容易に調整することが可能なモータを実
現するものである。
【0070】本発明の第五の手段は、ロータの軸にはロ
ータを上下させるソレノイドを設け、このソレノイドに
ソレノイドを動作させる切り替え手段を接続して、ソレ
ノイドの動作によってロータを上下に移動させて、エア
ギャップの大きさを調整する構成として、出力特性を容
易に調整することが可能なモータを実現するものであ
る。
【0071】本発明の第六の手段は、ロータの軸にはネ
ジを設け、ロータの回転によってロータが上下に動き、
エアギャップの大きさを調整する構成として、簡単な構
成で出力特性を容易に調整することが可能なモータを実
現するものである。
【0072】本発明の第七の手段は、円柱状とした磁石
を有するロータと、端面をこのロータと均一なエアギャ
ップを保つように形成したコイルを装着したステータ
と、前記ロータの軸に設けたバネとを備え、負荷による
軸方向の加重と前記バネの反発力とが平衡する位置にロ
ータが位置することによって、前記エアギャップ中の磁
界の強さを調整する構成として、工作が容易で出力特性
を容易に調整することが可能なモータを実現するもので
ある。
【0073】本発明の第八の手段は、ロータの軸にはロ
ータを上下させるソレノイドを設け、このソレノイドに
ソレノイドを動作させる切り替え手段を接続して、ソレ
ノイドの動作によってロータを上下に移動させて、エア
ギャップ中の磁界の強さを調整する構成として、工作が
容易で出力特性を容易に調整することが可能なモータを
実現するものである。
【0074】本発明の第九の手段は、ロータの軸にはネ
ジを設け、ロータの回転によってロータが上下に動き、
エアギャップ中の磁界の強さを調整する構成として、工
作が容易で出力特性を容易に調整することが可能なモー
タを実現するものである。
【0075】本発明の第十の手段は、磁界の強さが異な
る複数の磁石を軸方向に重ねて形成したロータと、端面
をこのロータと均一なエアギャップを保つように形成し
たコイルを装着したステータと、前記ロータの軸に設け
たバネとを備え、負荷による軸方向の加重と前記バネの
反発力とが平衡する位置にロータが位置することによっ
て、前記エアギャップ中の磁界の強さを調整する構成と
して、出力特性を確実に調整することができるモータを
実現するものである。
【0076】本発明の第十一の手段は、ロータの軸には
ロータを上下させるソレノイドを設け、このソレノイド
にソレノイドを動作させる切り替え手段を接続して、ソ
レノイドの動作によってロータを上下に移動させて、エ
アギャップ中の磁界の強さを調整する構成として、出力
特性を確実に調整することができるモータを実現するも
のである。
【0077】本発明の第十二の手段は、ロータの軸には
ネジを設け、ロータの回転によってロータが上下に動
き、エアギャップ中の磁界の強さを調整する構成とし
て、出力特性を確実に調整することができるモータを実
現するものである。
【0078】本発明の第十三の手段は、磁石を有するロ
ータと、ロータに均一なエアギャップを介して対向する
コイルを装着したステータと、前記エアギャップ中を移
動するように設けた磁性体の板と、前記磁性体の板を動
作させる切り替え手段とを備え、前記切り替え手段によ
ってエアギャップ中における磁性体の板の位置を変化さ
せる構成として、工作が容易で出力特性を確実に調整す
ることができるモータを実現するものである。
【0079】本発明の第十四の手段は、コイルを装着し
たステータと、前記ステータとエアギャップを介して対
向する磁石を備えたロータと、前記ロータを遠心力によ
って径方向に移動させる移動装置とを備え、前記移動装
置がロータの回転の遠心力に応じてロータを径方向に移
動させ、エアギャップの大きさを調整する構成として、
工作が容易で出力特性を確実に調整することができるモ
ータを実現するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の手段の実施例であるモータの構
成図
【図2】同、第二の手段の実施例であるモータの構成図
【図3】同、第三の手段の実施例であるモータの構成図
【図4】同、第四の手段の実施例であるモータの構成図
【図5】同、第五の手段の実施例であるモータの構成図
【図6】同、第六の手段の実施例であるモータの構成図
【図7】同、第七の手段の実施例であるモータの構成図
【図8】同、第八の手段の実施例であるモータの構成図
【図9】同、第九の手段の実施例であるモータの構成図
【図10】同、第十の手段の実施例であるモータの構成
【図11】同、第十一の手段の実施例であるモータの構
成図
【図12】同、第十二の手段の実施例であるモータの構
成図
【図13】同、第十三の手段の実施例であるモータの構
成図
【図14】同、第十四の手段の実施例であるモータの構
成図
【図15】従来のモータを示す構成図
【符号の説明】
2 ロータ 3 コイル 4 ステータ 5 電気回路 6 軸 7 バネ 9 ソレノイド 10 切り替え手段 11 ネジ 13 ロータ 14 ステータ 18 ロータ 19 ステータ 23 ロータ 29 磁性体の板 32 ステータ 33 ロータ 34 移動装置

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向に傾斜した半円錐状とした磁石を
    有するロータと、端面がこのロータと均一なエアギャッ
    プを保つように傾斜したコイルを装着したステータと、
    前記ロータの軸に設けたバネとを備え、負荷による軸方
    向の加重と前記バネの反発力とが平衡する位置にロータ
    が位置することによって、前記エアギャップの大きさを
    調整するモータ。
  2. 【請求項2】 軸方向に傾斜した半円錐状とした磁石を
    有するロータと、端面がこのロータと均一なエアギャッ
    プを保つように傾斜したコイルを装着したステータと、
    前記ロータの軸に設けたロータを上下させるソレノイド
    とを備え、このソレノイドにソレノイドを動作させる切
    り替え手段を接続して、ソレノイドの動作によってロー
    タを上下に移動させて、エアギャップの大きさを調整す
    るモータ。
  3. 【請求項3】 軸方向に傾斜した半円錐状とした磁石を
    有するロータと、端面がこのロータと均一なエアギャッ
    プを保つように傾斜したコイルを装着したステータと、
    前記ロータの軸に設けたネジとを備え、ロータの回転に
    よってロータが上下に動き、エアギャップの大きさを調
    整するモータ。
  4. 【請求項4】 ラジアル方向の直径を階段状に変化させ
    た磁石を有するロータと、端面をこのロータと均一なエ
    アギャップを保つように階段状としたコイルを装着した
    ステータと、前記ロータの軸に設けたバネとを備え、負
    荷による軸方向の加重と前記バネの反発力とが平衡する
    位置にロータが位置することによって、前記エアギャッ
    プの大きさを調整するモータ。
  5. 【請求項5】 ラジアル方向の直径を階段状に変化させ
    た磁石を有するロータと、端面をこのロータと均一なエ
    アギャップを保つように階段状としたコイルを装着した
    ステータと、前記ロータの軸に設けたロータを上下させ
    るソレノイドとを備え、このソレノイドにソレノイドを
    動作させる切り替え手段を接続して、ソレノイドの動作
    によってロータを上下に移動させて、エアギャップの大
    きさを調整するモータ。
  6. 【請求項6】 ラジアル方向の直径を階段状に変化させ
    た磁石を有するロータと、端面をこのロータと均一なエ
    アギャップを保つように階段状としたコイルを装着した
    ステータと、前記ロータの軸に設けたネジとを備え、ロ
    ータの回転によってロータが上下に動き、エアギャップ
    の大きさを調整するモータ。
  7. 【請求項7】 円柱状とした磁石を有するロータと、端
    面をこのロータと均一なエアギャップを保つように形成
    したコイルを装着したステータと、前記ロータの軸に設
    けたバネとを備え、負荷による軸方向の加重と前記バネ
    の反発力とが平衡する位置にロータが位置することによ
    って、前記エアギャップ中の磁界の強さを調整するモー
    タ。
  8. 【請求項8】 円柱状とした磁石を有するロータと、端
    面をこのロータと均一なエアギャップを保つように形成
    したコイルを装着したステータと、前記ロータの軸に設
    けたロータを上下させるソレノイドとを備え、このソレ
    ノイドにソレノイドを動作させる切り替え手段を接続し
    て、ソレノイドの動作によってロータを上下に移動させ
    て、エアギャップ中の磁界の強さを調整するモータ。
  9. 【請求項9】 円柱状とした磁石を有するロータと、端
    面をこのロータと均一なエアギャップを保つように形成
    したコイルを装着したステータと、前記ロータの軸に設
    けたネジとを備え、ロータの回転によってロータが上下
    に動き、エアギャップ中の磁界の強さを調整するモー
    タ。
  10. 【請求項10】 磁界の強さが異なる複数の磁石を軸方
    向に重ねて形成したロータと、端面をこのロータと均一
    なエアギャップを保つように形成したコイルを装着した
    ステータと、前記ロータの軸に設けたバネとを備え、負
    荷による軸方向の加重と前記バネの反発力とが平衡する
    位置にロータが位置することによって、前記エアギャッ
    プ中の磁界の強さを調整するモータ。
  11. 【請求項11】 磁界の強さが異なる複数の磁石を軸方
    向に重ねて形成したロータと、端面をこのロータと均一
    なエアギャップを保つように形成したコイルを装着した
    ステータと、前記ロータの軸に設けたロータを上下させ
    るソレノイドとを備え、このソレノイドにソレノイドを
    動作させる切り替え手段を接続して、ソレノイドの動作
    によってロータを上下に移動させて、エアギャップ中の
    磁界の強さを調整するモータ。
  12. 【請求項12】 磁界の強さが異なる複数の磁石を軸方
    向に重ねて形成したロータと、端面をこのロータと均一
    なエアギャップを保つように形成したコイルを装着した
    ステータと、前記ロータの軸に設けたネジとを備え、ロ
    ータの回転によってロータが上下に動き、エアギャップ
    中の磁界の強さを調整するモータ。
  13. 【請求項13】 磁石を有するロータと、ロータに均一
    なエアギャップを介して対向するコイルを装着したステ
    ータと、前記エアギャップ中を移動するように設けた磁
    性体の板と、前記磁性体の板を動作させる切り替え手段
    とを備え、前記切り替え手段によってエアギャップ中に
    おける磁性体の板の位置を変化させるモータ。
  14. 【請求項14】 コイルを装着したステータと、前記ス
    テータとエアギャップを介して対向する磁石を備えたロ
    ータと、前記ロータを遠心力によって径方向に移動させ
    る移動装置とを備え、前記移動装置がロータの回転の遠
    心力に応じてロータを径方向に移動させ、エアギャップ
    の大きさを調整するモータ。
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