JPH0294213A - ワイヤハーネスとその製造方法 - Google Patents

ワイヤハーネスとその製造方法

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JPH0294213A
JPH0294213A JP63243906A JP24390688A JPH0294213A JP H0294213 A JPH0294213 A JP H0294213A JP 63243906 A JP63243906 A JP 63243906A JP 24390688 A JP24390688 A JP 24390688A JP H0294213 A JPH0294213 A JP H0294213A
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wires
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stranded
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Yoshiaki Nakayama
喜章 仲山
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車等の電気配線に適用されるワイヤハー
ネスに係り、生産性を高めると共に配索の自由度を増し
た撚り線式ワイヤハーネスに関するものである。
〔従来の技術] 従来、自動車等の電気配線に使用されるワイヤハーネス
は、第4図に示すように、複数の絶縁被覆電線lを断面
略円形状に集束させ、その外周を絶縁テープ21で被覆
して成るものである。
そして、車体側の凹凸形状に沿わせて配索するために、
その形状に見合った合成樹脂製のプロテクタ22をワイ
ヤハーネス23に被せて設けている。このプロテクタ2
2は同時に、車体との干渉によるワイヤハーネス23の
損傷も防止している。
さらに、ワイヤハーネス23を車体に組み付ける手段と
して、合成樹脂製のクリップ24をテープ21等によっ
てワイヤハーネス23の外周に巻着しである。
これらプロテクタ22やクリップ24の取り付は及びテ
ープ21の巻回は、主に手作業で行われるために、ワイ
ヤハーネス23の形状が複雑化するに伴い、取り付は作
業が大変になり、工数も増大する傾向にある。
また、これら付属部品22.24はワイヤハーネスのコ
ストを引き上げる大きな要因ともなっている。
しかも、大きなプロテクタ22によってワイヤハーネス
全体が肥大化し、配索スペースに余裕がなくなるという
問題や、プロテクタ22に柔軟性がないために配索作業
を行いにくいという問題がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、上記した点に鑑み、従来のワイヤハーネスに
代わって、簡単に、効率良(生産でき、しかも車体側へ
の配素性が良く、配索作業を行い易いワイヤハーネス、
並びにその製造方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、本発明は、並列に集合し
た複数の被覆電線の一部ないしは全部を撚り合わせて成
ることを特徴とする撚り線式ワイヤハーネスを基本の手
段とする。
さらに、上記の撚り線式ワイヤハーネスをモールド材に
て固形化して成る構造も可能である。
上記の撚り線式ワイヤハーネスの製造方法は、分割され
た治具板上に複数の被覆電線を固定し、該分割された治
具板の一部を、該被覆電線の長手方向を軸として回転さ
せることを特徴とするものである。
〔作 用] 並列に集合した複数の被覆電線の少なくとも一部を撚り
合わせることにより、夫々の被覆電線は一体的に結束す
ると共に、偏平状の集合部及び断面略円形状の撚り合わ
せ部が同時に形成される。
そして、偏平状の集合部は狭い配索スペースに対して適
応可能であると共に、撚り合わせ部はあらゆる方向へ屈
曲可能であるから、配索の自由度が広がる。
また、適宜間隔で撚り合わせ部を設けることにより、電
線集束のためのテープ巻回作業を省略できる。
さらに、三次元方向に自在に屈曲させたワイヤハーネス
をモールド材にて固形化することで、その形状を保つこ
とができると共に、モールド材はプロテクタの役目を兼
ね、さらに軟弱さがないからクリップ等の取り付は具も
少なくて済む。
〔実施例〕
第1図は、本発明に係る撚り線式ワイヤハーネスの一実
施例を示す斜視図である。
即ち、撚り線式ワイヤハーネスA1は、複数の絶縁被覆
電線(単線)1を並列に集合させ、該複数の被覆電線l
の一部を撚り合わせることにより、偏平状集合部2a−
c並びに螺線状撚り合わせ部3 a −eを形成してな
るものである。
図中、螺旋状撚り合わせ部3a−eは、幹線4の四箇所
と技!’i5aについて形成されている。尚、この幹線
4並びに枝線5 a −bの端部には、単線1の夫々に
接続された端子(図示せず)を収容し、コネクタ5 a
 −dを接続しである。
この偏平状集合部2 a −c並びに螺旋状撚り合わせ
部3 a −eの位置関係は、主に、車体側の配索スペ
ースの大小やその凹凸形状に合わせて適宜設定される。
即ち、配索スペースの狭い所には偏平状集合部2 a 
% Cを差し入れるように配索し、また、車体の凹凸形
状に合わせて撚り合わせ部3 a、 −eを曲折して配
索する。
つまり、偏平状集合部2 a −cは、平らなゆえに、
狭いスペースにも入り込める特長を有する反面、その偏
平面7を垂直方向に曲げることはできても水平方向には
曲げにくい。それに対して、撚り合わせ部3 a −e
はどの方向にも曲がる特長を有すると共に、撚り合わせ
ることによって被覆電線1同士が結束して一本にまとま
るから、車体の角部にも配索しやすい。
一方、撚り合わせ部3 a % eによって夫々の被覆
電線1が結束しているから、従来ワイヤハーネスの外周
部に施すテープ巻き作業は不要となる。
上記の実施例は、被覆電線の一部を撚り合わせた場合に
ついて述べたものであるが、車体側配索部の形状によっ
ては、全ての被覆電線1を撚り合わせて、撚り合わせ部
のみで構成させることもできる。
第2図は、上記の撚り線式ワイヤハーネスA1の製造方
法を示すものである。
即ち、所望するワイヤハーネスの形状に合わせて形成さ
れた治具板8は、枝線載置部9 a % bと幹線載置
部10a−hとに分割され、該幹線載置部10a〜hは
、ワイヤハーネス11の長平方向に対して直角な方向に
設けられたスリット12により複数(図中六個)に分割
されている。
夫々の治具板(枝線載置部9a−b、幹線載置部10a
−h)は長手方向に設けられた回転支軸13a−eに回
動自在に支持されている。該回転支軸13a〜eは、そ
の回転中心をワイヤハーネス11の線中心に一致するよ
うに設定するのが望ましい。
そして、この治具板8上にワイヤハーネス11を配索し
、枝線14axbの各端部と基部、並びに幹線15の端
部と中間部に対して夫々ハーネス止め具16を設けて、
ワイヤハーネス11を治具板8に固定している。
ここで、撚り合わせ部(第1図の3a−we)に指定さ
れた部位の治具板9a、10a、c、e。
hを矢印E方向に回転させることにより、螺旋状撚り合
わせ部3a−eを簡単に形成することができる。
第3図は、本発明に係る他の実施例を示すものである。
即ち、このワイヤハーネスA2は、第2図に示す方法で
作製したワイヤハーネス(第1図のA1)を更に三次元
方向1’7axdに所望の形状に屈曲させると共に、ワ
イヤハーネス八1の外周をモールド材18により固形化
して成るものである。
このモールド材18は、主に合成樹脂を材料としたもの
で、型成形や吹き付は等の手段を用いて簡単に、しかも
効率良く所望の形状を得ることができる。図中19は偏
平部、20は撚り合わせ部である。
そして、モールド材によって固形化しているから、ワイ
ヤハーネスA2を車体側に取り付ける際に、従来のプロ
テクタ(第4図の22)が不要であると共に、所望の方
向以外には屈曲しないから、クリップ(第4図の24)
を設ける箇所が少なくて済むという長所がある。
尚、モールド材18に柔軟性を有する樹脂材料を使用す
れば、配索部の形状に合わせて手指等で簡単に配索がで
きるものである。
〔発明の効果〕
本発明の撚り線式ワイヤハーネスは、以上の如くに、従
来必要であったテープ巻き作業やプロテクタ、クリップ
等の取り付けを廃止ないしは削減できるから、ワイヤハ
ーネスの生産性を高める効果を有するものである。
また、プロテクタ等の余計なものが付かないから、ワイ
ヤハーネス自体が細径化し、それに伴って配索スペース
を削減することができる。
さらに、偏平状集合部と螺旋状撚り合わせ部を車体側配
索部のスペースや形状に合わせて所望の箇所に簡単に形
成できるから、配素性を向上させて配索作業の効率化を
図れるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の撚り線式ワイヤハーネスを示す斜視図
、 第2図はその製造方法を示す斜視図、 第3図は本発明の他の実施例を示す斜視図、第4図は従
来のワイヤハーネスを示す斜視図である。 At、A2・・・撚り線式ワイヤハーネス、1・・・被
覆電線、2 a −c・・・偏平状集合部、3 a −
e・・・撚り合わせ部、8・・・治具板、13a−e・
・・回転支軸、18・・・モールド材。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 並列に集合した複数の被覆電線の一部ないしは
    全部を撚り合わせて成ることを特徴とする撚り線式ワイ
    ヤハーネス。
  2. (2) モールド材にて固形化されて成る請求項(1)
    記載の撚り線式ワイヤハーネス。
  3. (3) 分割された治具板上に複数の被覆電線を固定し
    、該分割された治具板の一部を、該被覆電線の長手方向
    を軸として回転させることを特徴とする撚り線式ワイヤ
    ハーネスの製造方法。
JP63243906A 1988-09-30 1988-09-30 ワイヤハーネスとその製造方法 Expired - Lifetime JP2906375B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006100014A (ja) * 2004-09-28 2006-04-13 Aisin Seiki Co Ltd ワイヤハーネス
JP2012160366A (ja) * 2011-02-01 2012-08-23 Yazaki Corp ワイヤハーネス

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006100014A (ja) * 2004-09-28 2006-04-13 Aisin Seiki Co Ltd ワイヤハーネス
JP2012160366A (ja) * 2011-02-01 2012-08-23 Yazaki Corp ワイヤハーネス

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