JPH029383A - ニトログリセリンの生物変換によるグリセリルモノニトレートの合成方法 - Google Patents

ニトログリセリンの生物変換によるグリセリルモノニトレートの合成方法

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JPH029383A
JPH029383A JP1008759A JP875989A JPH029383A JP H029383 A JPH029383 A JP H029383A JP 1008759 A JP1008759 A JP 1008759A JP 875989 A JP875989 A JP 875989A JP H029383 A JPH029383 A JP H029383A
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Maryse Lenfant
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はニトログリセリンの生物変換によるグリセリル
モノニトレートの合成方法に関する。
更に詳細には、本発明はニトログリセリン(グリセリル
1,2.3−)リニトレートまたはGTNと称される)
からグリセリルモノニトレートまたはグリセリルモノニ
トレートの混合物への生物変換方法に関する。
グリセリルモノニトレートには二つの異なるグリセリル
モノニトレート、即ち式(1)のグリセリル1−モノニ
トレート(GMN−1と称される)及び式(2)のグリ
セリル2−モノニトレート(GMN−2と称される)が
ある。
CHz  Oll CI(t −OH これらの2つのグリセリルモノニトレートは、特に舌下
サブロー錠剤の形態で狭心症及び肺高血圧病の治療に於
ける薬剤として、特に独国特許第3.514,888号
及び同第3,305.690号に示唆されている。
しかしながら、本願発明者らが知る限り、これらの製品
の開発は2−モノニトレートが良好な収率で調製されず
ジニトレートの合成から少量で得られるだけであるとい
う事実によって制限されていた。
1−モノニトレートに関する限り、多くの化学合成経路
が示唆されていた(特にルート(Rood)著’Che
+wisLry of Carbon Compoun
ds’第2編、17頁参照のこと)としても、それらの
いずれも満足なものではない。
ニトログリセリンの生体内分解の薬物速度論的な研究に
於いて、痕跡量のモノニトレートの生成が成る著者ら、
特にP、ニードルマン(Need leman)及びF
、  E、フンター(Hunter)により言及されて
いる(Mo1.Pharmacol、  1巻、77〜
8G頁、 (1965年)を参照のこと)。
更に、T、 M、 ウェノト(Wendt) 、J、 
 H,コーネル(Cornel I)及びA、 M、カ
ブラン(Kaplan)は、”Applied and
 Environmental Microbiolo
gy36巻、5号、693〜699頁(1978年)に
於いて、バクテリア発酵によるニトログリセリンからグ
リセロールへの変換の際のジー及びモノ−ニトレートの
一時的な生成について記載している。
上記の研究は、モノニトレートが良好な収率で得ること
ができなかったこと、そして生成物が痕跡量で得られた
か、あるいは最終発酵生成物がグリセロールであったの
で他の化合物に対してモノニトレートの一つを選択的に
得ることはなおさら不可能であったことを明らかに示す
本件出願人は、或種の微生物がvA@のカチオンまたは
アニオンを含まない反応媒体中で複雑な精製処理を用い
ない単一の工程に於いてニトログリセリンから出発して
モノニトレートを得、更にモノニトレートの1つをその
他の化合物に対して選択的に、増大された収率及び高め
られた純度で得ることを予想外にも可能にすることを見
い出した。
本発明の方法は酵母、菌類及び原生動物からなる群から
選ばれた微生物によるニトログリセリンから1種以上の
グリセリルモノニトレートへの生物変換工程、好ましく
は菌類による生物変換工程を含むことを特徴とするグリ
セリルモノニトレートまたはグリセリルモノニトレート
の混合物の製造方法である。
本発明の方法に於いて、グリセリルl−モノニトレート
(GMN−1と称する)またはグリセリル2−モノニト
レート(GMN−2と称する)を選択的に生成する微生
物あるいはGMN−1及びGMN−2の混合物を得るこ
とが可能な微生物が使用し得る。
本発明の範囲内で使用し得る多くの微生物の中で、特に
ゴ及すべきtlTはカニングハメラ属、ゲオトリクム属
、スポロトリクム属、ファネロキーテ(Phanero
chaetc) 麿、ハクキョウサン病菌(Reauν
eria) 属、及びケカビ属の中から選ばれる菌類で
ある。カニングハメラエレガンス(Cunning−h
amella elegans)種、ゲオトリクムカン
ジダム(candidum)種、スポロトリクムパラネ
ンス(para−nense)種、ゲオトリクムエキシ
レ(exile)種、ファネロキーテクリソスポリウム
(chrysosporium)種、ハクキョウサン病
菌属テネラ(Lenella)種、ハクキョウサン病菌
属バシアナ(bassiana)種及びケカビ属ブロム
ボイス(ρIombeus)種が使用されることが好ま
しい。
原生動物の中から、テトラヒメナ属の代表、例えばテト
ラヒメナセルモフィラ(thern+ophila)が
良好な結果を与える。
酵母の中から、興味のある代表例はロドトルラ属及びハ
ンセニューラ属の酵母、特にロドトルラグルチニス(g
lutinis)及びハンセニューラアノマラ(ano
mala)が良好な結果を与える。
これらの微生物の適用に於いて、従来技術に報告されて
いることに反して、ニトログリセリンの生物変換工程中
に、ニトログリセリンが完全に消失すること、グリセリ
ルジニトレートが出現しついで消失すること、及びGM
N−1及び/またはGMN−2が出現しついで一定濃度
に保たれることがわかった。
微生物は遊離の形態、吸着により支持体に結合される形
態、または天然もしくは合成の重合体(例えば公知の技
術に従ってアルギネートまたはカラゲネート(carr
aghena Le) )に封入された形態で適用し得
る。成る場合には、非細胞抽出物が使用し得る。
ニトログリセリンから一種以上のグリセリルモノニトレ
ートへの生物変換は、微生物及びニトログリセリンを含
む無機または有機の溶液中、または好ましくはニトログ
リセリンが好ましくは相成長の後に添加される微生物の
培地中のいずれかで行なわれる。
使用される微生物に応じて多くの培地が考え得るが、酵
母抽出物、モルト抽出物、及びグルコースの如き砂糖を
含む培地が特に好適である。
かくして、液体媒体中に、酵母抽出物4〜2゜r: /
’ e、モルト抽出1!715〜15 g/ e、グル
コース2〜50 g / lを含む組成物が使用し得る
酵母抽出物としてジフコ・カンバニイ(Difc。
Company)から市販されるジフコ・イースト・エ
クストラクト(Difco Yeast Extrac
t、商標)を含むl5地を使用することにより良好な結
果が得られる。
本発明の方法の有利な態様に従って、ニトログリセリン
は2〜5ミリモル/I!、好ましくは3〜4ミリモル/
iの割合で培地中に一度に全部添加される。
またニトログリセリンは、バッチ中の培地に添加されて
もよい、この場合に於いて、GTHの適用量は12ミリ
モル/2(これは約2.1g/lのニトログリセリンで
ある)程度に多くてもよい。
培養条件は、各々の微生物に適したものでなければなら
ない。
生物変換に最も有利な温度範囲は20〜50℃である。
しかしながら、“好熱性”と称される或種の菌類が一層
高温で有効であり得る。この場合に於いて、生物変換の
期間は相当減少され、これは経済的な観点から興味があ
る。
使用し得るpl+範囲は一般には全く広い(3〜8)が
、成る場合には更に特別に生物変換を行なうのに使用さ
れる菌株に応じてpHを調節することが有用であり必須
でさえある。
撹拌条件及び酸素化条件は使用される菌株に依存し当業
者に知られている。
既に上記した如く、本性はモノニトレート混合物または
主として1つのモノニトレートが得られることを可能に
する。
−GMN−1はカニングハメラエレガンスヲ用いて得ら
れる(選択率84%)。
−C;MN−1はゲオトリクムカンジダムを用いて得ら
れる(選択率65%)。
−GMN−2はスポロトリクムパネランスを用いて得ら
れる(選択率100%)。
−GMN−2はファネロキーテクリソスポリウムを用い
て得られる(選択率100%)。
−GMN−1はハクキョウサン病菌属テネラまたはハク
キョウサン属バシアナを用いて得られる(選択率60%
)。
−GMN−2及びGMN−1はケカビ属ブロムボイスを
用いて、またはゲオトリクムエキシレを用いて等比率で
得られる。
本発明の方法のその他の特徴及び利点は、下記の実施例
により、及びゲオトリクムカンジダムCB523−37
6によるニトログリセリンの生物変換を時間の関数とし
て表わす1つの図面により説明される。
1 4−蕉蘭斗蒸 一培地の組成ニ ジフコ・イースト・エクスト ラクト(商標) −−−−−・−−−−−−一−−・・
−・−・−・・−・−・・・・−・4g72モルト・エ
クストラクト (商標)・・・10g/j!D−グルコ
ース・−・・−・・・・・−・−−一−−・・・−・−
・−・−・4g/2蒸留水−・−・−−一−−−・・・
−・・〜・・・−・−・−・・−・−・・・−・・−i
zにする量pH6,8にセットする ジフコ・イースト・エクストラクト(商標)及びモルト
・エクストラクト(商標)はザ・ジフコ・カンパニ4 
(the Difco Company)から市販され
る酵母抽出物及びモルト抽出物である。
1l5℃で20分間殺菌 一トウィーン80(商標)の名称で知られるスルホネー
トの如き界面活性剤が添加される殺菌水に懸濁された、
ファネロキーテクリソスポリウム^TCC34541を
平均濃度5X10’胞子/Ii1で含む接種溶液の調製
250dの円錐形フラスコ中の培地50m1の接種溶液
1dによる接種。
かくして得られる培養菌は24°Cで保温され、回転振
とう器で振とうされる。
2−9生匂薫−填 接種3日後に、下記のものが無菌条件下で添加される。
エタノール性のニトログリセリン溶液3%強度(1l0
マイクロモル)1/dの添加。
第1の添加の7日後に、上記のニトログリセリン溶液l
l1lの添加。
第2の添加の10日後に、上記のニトログリセリン溶W
!i、1IIllの添加。
ニトログリセリンの生物変換が、3a!上澄液のアリコ
ツト部分を高速液体クロマトグラフィー(HPLCと称
される)(CI8カラム、溶出液としてlO%強度メタ
ノール)により経時的に追跡される。
3−1牛、城、物−の、抽、出、及、び、巣、瑚トリニ
トログリセリンの最後の添加の12日後に、培養液の遠
心分離。
酢酸エチルを用いて上澄液の5回の連続抽出。
硫酸ナトリウムによる有機相の乾燥、続いて減圧下の蒸
発。
シリカを用いるクロマトグラフィーによる精製。
4−精、平 μモルで表わされる結果が、トリニトログリセリン及び
その加水分解誘導体を含む標準溶液と比較して得られる
その量の評価は培地の蒸発を考慮に入れない。
その蒸発は培地が培養相及び生物変換相中で撹拌される
場合にはごくわずかではない。得られた結果が表1に示
される。
(:、DN−1,3はグリセリル1.3−ジニトレート
を表わす。
GDN−1,2はグリセリル1.2−ジニトレートを表
わす。
表」−ファネロキーテクリソスポリウムATCC345
41によるトリニトログリセリンの生物変換計算(I!
!(%)   実測値(%)C26,32G、22 H5,15,37 N      10.2       10.30co
cp、中の?8液中で得られるプロトンNMRスペクト
ルは、この化合物がグリセリル2−モノニトレートに相
当することを示す(020の添加は2つのピークを生じ
、このピークは消失すべきヒドロキシル1及び3の水素
にSNされる)。
生成物の収率  :97% 中離生成物の収率:40% GMN−2選択率=100% HPLCにより純粋な形態で得られる主生成物は、下記
の元素分析に従ってCzllJOsに相当する。
喚 l−穐尺閑、失處 培地の組成は実施例1の培地の組成と同じである。
1l5°Cで20分間の培地の殺菌。
寒天管中の予備培養菌から採取されたゲオトリクムカン
ジダムCB523−376の2.5X10’個の胞子に
よる21の円錐形フラスコ中の培地250dの接種。
回転振とう器で24゛Cで3日間のこの溶液の振とう。
2−牛葡薫、凍 エタノール中の4%強度のトリニトログリセリン溶液3
.75d (660μモル)の添加。
7日後、第1の添加と同じ添加。
ニトログリセリンの生物変換が実施例1と同様にして経
時的に追跡される。
3−失城、物、9.1巾、串、及、び、巣、屡トリニト
ログリセリンの第二の添加の6日後に培荏液の遠心骨A
I。
酢酸エチル5×1001l1lを用いて上澄液からグリ
セリル1−モノニトレート及びグリセリル2−モノニト
レートの抽出。
有機相の乾燥及び蒸発により、残渣が得られる6残渣を
そのままシリカゲルに1多す。
Cl1tCff 2 /CI+308混合物(9515
)を用いる溶出によるグリセリルモノニトレ−1−の分
離。
4−4精湯 実施例1に記載される条件下で、結果がμモルで表わさ
れ、表2に示される。
m  ゲオトリクムカンジダムCB523−376によ
るトリニトログリセリンの生物変換 生成モノニトレート(GMN−1及び GMN−2の混合物)の収率     :95%単離モ
ノニトレート(GMN−1及び GMN−2の混合物)の収率     :90%GMN
−1選択率        :65%プロトンNMRは
、得られる混合物中にGMN−2の2倍多いGMN−1
があることを示す。
時間の関数としてゲオトリクムカンジダムCB523−
276によるニトログリセリンの生物変換が第1図に示
される。
図中、−・−・−はニトログリセリン濃度を表わす。
・・−・X−・・X−・・・−はグリセリル1.3−ジ
ニトレート濃度を表わす。
−・・・・・0−・0−・・−はグリセリル1.2−ジ
ニトレート濃度を表わす。
ム□はGMN−1及びGMN−2のン昆合物の濃度を表
わす。
培地の組成は実施例1の培地の組成と同じである。
実施例1に記載された操作に従って培地の殺菌。
界面活性剤(0,1%の濃度のトウィーン80(商標)
)を含む栄養寒天の管中の予備培養から誘導されるカニ
ングハメラエレガンヌ、へ丁CC9245の胞子!Q濁
液1 mlによる21円錐形フラスコ中の培地250m
ff1の接種。
かくして得られた培養菌は24°Cに保温され、回転振
とう器中で振とうされる。
2−8牛、物薫、i袋 接種の3日後に、ニトログリセリンの4%強度のエタノ
ール性溶液5d(724μモル)の添加。
ニトログリセリンの経時的な生物変換が)I P 1.
Cを用いて追跡される。
3−、j!+、#5゜ 前記の実施例と同じ操作に従う。
4−1結盟 実施例1に記載された条件下で、結果がμモルで表わさ
れ表3に示される。
JL3−  カニングハメラエレガンスATCC924
5によるトリニトログリセリンの生物変換 生成モノニトレー) (GMN−1及びGMN−2の混
合物)の収率 生成GMN−1の収率 GMN−1選択率 =58% 849% 二84% 1−1鹿蚕、菌、の、傷戊 一培地の組成は実施例1の培地の組成と同じである。
一実施例1に記載された操作による培地の殺菌。
−界面活性剤(0,1%の濃度のトウィーン80(商標
))を含む水1〜51ldl中で無菌条件下で採取され
た傾斜栄養寒天の管から得られるハタキゴウサン病菌届
バシアナATCC7159胞子による250/dの円錐
形フラスコ中の培地50dの接種。
一連続的に振とうしなから24゛Cで培養。
2−失獅薫、i袋 接種の3日後に、ニトログリセリンの3%強度のエタノ
ール性溶液1+J(1l0μモル)の添加。
時間の関数としてニトログリセリンの生物変換が、培養
上澄液のアリコツト部分の+1 P L C分析を用い
て追跡される。
3−抽、出 上記の実施例と同(、;燥作に従う。
4−結果 結果が実施例1に記載された条件下でμモルで表わされ
、表4に示される。
l↓ ハクキョウサン病菌属バシアナATCC7159
によるニトログリセリンの生物変換 一生成モノニトレート(GMN−1及びGMN−2の混
合物)の収率 −GMN−1選択率 二82% 二60% 1−、鹿i、面袈床 一培地の組成は実施例1の培地の組成と同じである。
一実施例1に記載された操作による培地の殺菌。
スポロトリクムバラネンス(Museum d’his
toirenature1l−Paris)の2X10
’の胞子による250ttillの円錐形フラスコ中の
50−の培地の接種。
この培養菌は24°Cで連続的に撹拌される。
2−牛、’4′!!!諌、熾 一接種の30後に、ニトログリセリンの4%エタノール
性溶液1ayffi(145μモル)の添加。
3−生1人、物、の、抽、出、及−q、巣、謂ニトログ
リセリンの添加の21日後に上澄液の遠心分離。
一塩化ナトリウムによる飽和。
一酢酸エチルを用いる抽出。
一存機相の乾燥及び蒸発。
−得られた残渣のシリカゲルプレートによる精製。
4−8紡、黒 結果が実施例1に記載された条件下でμモルで表わされ
、表5に示される。
n  スポロトリクムバネランス1995 (パリ博物
館(Museus  d’histoire  nat
urelle−Paris))によるニトログリセリン
の生物変換 ンの4%強度のエタノール性溶液1lI!1が培地に添
加される。10日後、等比率のGMN−1&びGMN−
2を含むGMN−1及びGMN−2の混合物の50%収
率が得られる。
一生成GMN−2の収率 −GMN−2選択率 一単烈GMN−2の収率 ニア3% : 100% 740% 実施例1に記載されたのと同じ条件下で、培養菌が傾斜
栄養寒天の管中の予備培養から誘導されるケカビ属ブロ
ムボイスCB524658胞子により培地50rtrl
を接種することにより株化される。
24′Cで振とうして3日後に、ニトログリセリニー椙
煮、液蔵、城 一培地の組成 バクトペブトン D−グルコース 酵母抽出物 MgSO4・61lア0− KIItPO。
EDTA第二銖 1l5°Cで20分間殺凹。
一テトラヒメナセルモフィラB4−1868の水性懸4
WL1〜2 rtrlによる250−の円錐形フラスコ
中の20g/ε 5g/2 I  g/I! 0.25 g /β 0.5g/e 30mg/l 培地50dの接種。
生成培養液は28°Cで保温され、適度で直線的な振と
う(100回/分程度)でもって保持される。
細胞は顕微鏡で数えられる。
2−1生、?1.良懲 一培養物が培地50IIIi当り35 X 10’個の
細胞の密度に達した時にエタノール中4%強度のニトロ
グリセリン33μモルの溶液の添加。
−培養液と同じ条件下で振とう及び温度が保たれる。
時間の関数として生物変換の進展が上澄液のアリコツト
部分のFIPLCにより監視される。
3−0搏−出 前記の実施例と同じ操作に従う。
4−5精、畢 結果は実施例1に記載された条件下で8モルで示され表
6に示される。
fLfi  テトラヒメナセルモフィラ1l4−186
8によるニトログリセリンの生物変換 テトラヒメナセルモフィラ84−1868によるニトロ
グリセリンの加水分解は速く効率が良い、それはグリセ
リルモノニトレートのおおよそ等モルの混合物へと導(
、シかしながら、基質及び得られた生成物は、原生動物
の生存を維持するために強度に希釈される。ニトログリ
セリン(4%強度のエタノール性溶液中)の70μモル
の供与量が50戚当りに適用される、即ち1.4ミリモ
ルが適用される場合には、細胞はニトログリセリンを完
全に加水分解するものの第1日中に死滅する。
ノL晦t8−   口 トルーグルチニスATCC15
1251−相、誓薫進、へ 一培地の組成は実施例1の培地の組成と同じである。
1l5°Cで20分間の培地の殺菌。
−少量のロドトルラグルチニス^TCC15125m胞
による250dの円錐形フラスコ中の培地501dの接
種。
生成培養液は24゛cに保温され、連続的な振とう(回
転振とう器、180回転/分)でもって保たれる。
2−失戊薫、億 一接種の3日後に、エタノール中の3%強度のニトログ
リセリン溶液1d(107μモル)の添加。
−接種は培養液と同じ条件下で行なう。
生物変換の経時的な進展は予めシリカで処理されたアリ
コツト部分のIIPLcを用いて追跡される。
3−0油、出 上記の操作に従う。
4−1精6來。
結果は実施例1に記載された条件と同じ条件下で8モル
で表わされ、表7に示される。
1エ ロドトルラグルチニスATCCl5125による
ニトログリセリンの生物変換 詩論:酵母はニトログリセリンをグリセリルモノニトレ
ートに加水分解し得る。しかしながら、この特別な場合
には、反応は遅い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例2で行なわれた生物変換を示す図であ
る。 図中、−・−・−はニトログリセリン濃度を表わす。 X・−x−・はグリセリル1.3−ジニトレート濃度を
表わす。 ・・・−〇・−・o−・・はグリセリル1,2−ダニ1
−レート濃度を表わす。 ム   はGMN−1及びGMN−2の混合物の濃度を
表わす。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、酵母、菌類及び原生動物からなる群から選ばれた微
    生物によるニトログリセリンから1種以上のグリセリル
    モノニトレートへの生物変換工程、好ましくは菌類によ
    る生物変換工程を含むことを特徴とする、グリセリルモ
    ノニトレート、またはグリセリルモノニトレートの混合
    物の製造方法。 2、菌類がカニングハメラ属、ゲオトリクム属、スポロ
    トリクム属、ファネロキーテ属、ハクキョウサン病菌属
    、及びケカビ属の中から選ばれ、好ましくはカニングハ
    メラエレガンス種、ゲオトリクムカンジダム種、スポト
    リクムパラネンス種、ゲオトリクムエキシレ種、ファネ
    ロキーテクリソスポリウム種、ハクキョウサン病菌属テ
    ネラ種、ハクキョウサン病菌属バシアナ種及びケカビ属
    ブロムボイス種の中から選ばれることを特徴とする請求
    項1記載の方法。 3、原生動物がテトラヒメナ属に属し、酵母がロドトル
    ラ属に属することを特徴とする請求項1記載の方法。 4、微生物が遊離形態、または結合形態または例えば天
    然もしくは合成の重合体中に封入された形態で適用され
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の方
    法。 5、生物変換がニトログリセリンを含む微生物の培地中
    で行なわれることを特徴とする請求項1〜4のいずれか
    に記載の方法。 6、ニトログリセリンが培地1l当り2〜5ミリモル、
    好ましくは3〜4ミリモルの比で培地中に一度に全部添
    加されることを特徴とする請求項5記載の方法。 7、生物変換が行なわれる培地が、 −酵母抽出物…………4〜20g/l −モルト抽出物………5〜15g/l −殺菌グルコース……2〜50g/l を含むことを特徴とする請求項5及び6のいずれかに記
    載の方法。 8、生物変換が20℃〜50℃の温度で起こり、培地の
    pHが3〜8であることを特徴とする請求項5〜7のい
    ずれかに記載の方法。 9、主としてグリセリル2−モノニトレートがスポトリ
    クムパラネンスまたはファネロキーテクリソスポリウム
    を使用することにより製造されることを特徴とする請求
    項1、2、4、5、6、7または8のいずれかに記載の
    方法。 10、主としてグリセリル1−モノニトレートがカニン
    グハメラエレガンスまたはハクキョウサン病菌属テネラ
    またはゲオトリクムカンジダムを使用することにより製
    造されることを特徴とする請求項1、2、4、5、6、
    7または8のいずれかに記載の方法。
JP1008759A 1988-01-20 1989-01-19 ニトログリセリンの生物変換によるグリセリルモノニトレートの合成方法 Pending JPH029383A (ja)

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FR8800603A FR2626006B1 (fr) 1988-01-20 1988-01-20 Procede de synthese de mononitrates de glyceryle par bioconversion de la nitroglycerine

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ATE63136T1 (de) 1991-05-15
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