JPH0293637A - フイルムキヤリア - Google Patents

フイルムキヤリア

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Publication number
JPH0293637A
JPH0293637A JP24668488A JP24668488A JPH0293637A JP H0293637 A JPH0293637 A JP H0293637A JP 24668488 A JP24668488 A JP 24668488A JP 24668488 A JP24668488 A JP 24668488A JP H0293637 A JPH0293637 A JP H0293637A
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JP
Japan
Prior art keywords
film
negative film
negative
opening
notch
Prior art date
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Pending
Application number
JP24668488A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Imamura
孝 今村
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication of JPH0293637A publication Critical patent/JPH0293637A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はフィルム上の画像を感光材料へ焼付ける場合に
用いるフィルムキャリアに関する。
〔従来技術〕
一般にネガフィルムの現像後に画像を印画紙へ焼き付け
る場合にフィルムキャリア(ネガキャリア)が用いられ
ている。
ネガキャリアにはネガフィルム搬送路が設けられ、ネガ
フィルムはこのネガフィルム搬送路に案内されて移動さ
れるようになっている。ネガフィルム搬送路のネガフィ
ルム搬送方向中間部にはアッパマスク及びロアマスクが
配設され、−画像コマ分の開口が設けられている。この
開口が焼付装置への装填持に焼付光源からの光線の照射
位置とされている。従って、この開口に位置決めされた
ネガフィルムの画像コマが焼付られることになる。
ネガフィルムは、アッパマスクとロアマスクとを離反さ
せることにより、ネガフィルム搬送路に沿って移動させ
ることができ、順次画像コマが開口へ位置決めされ、連
続的に焼付処理を行うことができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、ネガフィルムの幅寸法は若干ではあるが
フィルム毎に差があり、ネガフイ・ルム搬送路の幅寸法
よりも小さい場合は、このネガフィルム搬送路の側面と
ネガフィルムの幅方向端面との間に隙間が生じ、ネガフ
ィルム搬送時に蛇行を生じさせる原因となる。このため
、ネガフィルム搬送路を形成する際に、その幅方向寸法
公差をマイナス側のみとして前記隙間を防止することが
考えられるが、ネガフィルムの幅方向寸法がネガフィル
ム搬送路の幅寸法よりも大きい場合は、ネガフィルム搬
送時に抵抗力を生じさせ、ネガフィルムが肉厚方向へ撓
むことが考えられる。この肉厚方向の撓むはネガフィル
ムの搬送ローラによる搬送量に誤差を生じさせるため、
画像コマの位置決め等に大きな支障をきたすことになる
本発明は上記事実を考慮し、フィルムの幅方向寸法の誤
差を吸収して、フィルム搬送時のフィルムの肉厚方向の
弛みを防止し、精度よくフィルムを搬送することができ
るフィルムキャリアを得ることが目的である。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係るフィルムキャリアは、フィルムが載置され
フィルムの下面を支持する下ベース、前記下ベースと連
続されフィルムの搬送時にフィルムの幅方向両端面を案
内する側面部、前記下ベースの画像コマ記録面と対応す
る位置に設けられた凹陥部、前記下ベースと近接離間可
能とされ近接時にフィルムの上面と所定の間隙をもって
対向される上ベースを備えたフィルム搬送路を有してい
る。
〔作用〕
本発明によれば、フィルムの周囲は下ベース、側面部及
び上ベースにより全て覆われているので、フィルムの撓
み量を制限することができる。従って、フィルムの搬送
を精度よく行うことができ、画像コマの位置決めが容易
となる。
〔実施例〕
第1図には本実施例に係るネガキャリア10が示されて
いる。このネガキャリア10は、台座12及び開閉カバ
ー14を主要部として構成されている。
(台座12の構成) 台座12には、ネガフィルム搬送路16が形成されてい
る。ネガフィルム搬送路16は、その底面の幅方向両端
部がネガフィルム17の画像以外の部分と接触して案内
する案内面18とされ、幅方向中間部には凹部20が形
成されている。これにより、ネガフィルム17がネガフ
ィルム搬送路上を移動するときにネガフィルム17の画
像面がネガフィルム搬送路16と接触されないようにな
っている。ネガフィルム搬送路16の長手方向中央部に
は焼付開口22が設けられ、図示しない写真焼付装置に
設けられた光源からの光線の照射口とされている。この
焼付開口22の大きさはネガフィルム17のフルサイズ
の画像コマ17Aと同一の大きさとされている。なお、
この焼付開口22の周囲は遮光のために前記凹部20は
形成されておらず、後述する圧着板24により、−画像
コマ17Aのみの焼付光を透過させることができるよう
になっている。
第6図に示される如く、ネガフィルム搬送路16の案内
面18には、ネガフィルム搬送路16の幅方向両端部、
すなちネガフィルム搬送路側面26との角部に切り欠き
部28が形成されており、側面26と案内面18とによ
り成す角部は鋭角(90°未満)とされている。この角
部はネガフィルム170幅方向端部が当接する部分であ
り、このように案内面18に若干の切り欠き部28を設
けることにより、ネガフィルム170幅寸法の僅かな誤
差を吸収することができる。従って、ネガフィルム搬送
路16に沿ったネガフィルム17の搬送時に引っ掛かり
等を生じさせず円滑に案内させることができる。なお、
前記切り欠き部28の深さ寸法は、第6図に示される如
く、肉厚寸法が0.022 ml11のネガフィルム1
7の幅方向端部が角部に食い込まない程度が好ましい。
また、案内面18と凹部20とは案内面18に対して傾
いた斜面で連結され、かつ角部は全てR形状とされ、ネ
ガフィルム17の移動時に画像面に傷がつくことが防止
されている。
第2図に示される如く、ネガフィルム搬送路16には、
焼付開口22の上流側(第2図左方向)及び下流側(第
2図右方向)に搬送ローラ30.32.34がネガフィ
ルム17の裏面(下面)に対応して配設されている。搬
送ローラ30.32、34はそれぞれネガフィルム搬送
路16に設けられた矩形孔36内に配置され、その接線
が案内面18と同等か又は若干突出しており、それぞれ
の回転軸38はネガフィルム搬送路の下側に配設されて
いる。回転軸38の軸方向両端部はそれぞれ小径とされ
、その基部が図示しない軸受けを介して台座12に軸支
されている。回転軸38の一方の端部はプーリ40が固
着されており、それぞれタイミングベル)42.44が
掛は渡されている。
また、焼付開口22の下流側の搬送ローラ34のプーリ
40には、モータ46の回転軸48に固着されたプーリ
50との間にタイミングベルト52が掛は渡されている
。これにより、モータ46の駆動力で各搬送ローラ30
.32.34は同一回転方向に同一回転速度で駆動され
るようになっている。
焼付開口22の下面側には、開口面積を変更することが
可能な一対の仕切板54が配設されている。仕切板54
は互いに同一平面上に位置し、かつ互いに平行とされ、
操作盤56の中央部に配設された操作部58へ連結され
ている。操作盤56は、台座12の第2図下方に配設さ
れ、その中央部に凹部60が形成され、この凹部60の
底面に沿って仕切板54がスライド可能とされている。
操作部58は両端部が仕切板54へ図示しないビスを介
して固定されている。操作部58は、操作盤56の操作
面よりも上側に突出され、この突出された部分を作業者
が把持して、第2図矢印へ方向へ移動することにより、
仕切板54を焼付開口22へ出没させることが出来るよ
うになっている。
ここで、焼付開口22への仕切板54の突出時は、焼付
開口22の両端が遮光されることになり、残りの開口面
積がネガフィルム17のハーフサイズの画像コマ(画像
コマ17Aの半分)のサイズと同一とされるようになっ
ている。
すなわち、操作部58が第1図に示される如く、紙面手
前側に引かれているときは(第1の位置)、フルサイズ
の画像コマ17Aに適合され、第2図に示される如く、
操作部58が奥側に押しこまれているときは(第2の位
置)、ハーフサイズの画像コマに適合されることになる
。このハーフサイズの画像コマの長手方向は標準サイズ
の画像コマ17Aの長手方向と直交することになる。
なお、操作盤56の凹部60の底面には円孔が設けられ
、圧縮コイルばねとボール(共に図示省略)が収容され
ており、仕切板54には、第2図に示される如く、操作
部58が第1の位置に位置されたときに対応する円孔6
2と、操作部58が第2の位置に位置したときに対応す
る円孔64が設けられている。円孔62.64はそれぞ
れ前記ボールよりも若干小径とされ、これにより、操作
部58の第1の位置及び第2の位置でクリック感を生じ
させ、フルサイズ及びハーフサイズの開口切換の操作を
確実としている。
また、第2図に示される如く、操作盤56の凹部60は
、矩形孔66が設けられ、リミットスイッチ68が配設
されており、その接触子70が突出されている。この接
触子70は操作部58が第1の位置に位置しているとき
に操作部58と干渉して、矩形孔66内へ押し込まれて
IJ ミツトスイッチ68の接点が切り換わるようにな
っており、これにより、操作部58の操作位置をリミッ
トスイッチ68の導通状態で検出することができる。
操作盤56にはネガフィルム搬送路161.:位置決め
されたネガフィルム17を手動で調整したりコマ送りす
る操作ボタン72が設けられている。
ここで、この操作盤56上及び台座12上面は、はぼ面
一とされ、6コマ毎に切断されたピースネガを第2図紙
面手前側からネガフィルム搬送路16へ配置する場合に
円滑に挿入することができるようになっている。
操作盤56の凹部60の底面は、その幅方向中央部が更
に凹陥され、ラッチ74が収容されている。ランチ74
は第5図に示される如く、略し字状に屈曲されており、
その屈曲部が軸76を介して台座12に軸支され、略水
平とされる一片(解除操作部78)が操作盤56の側面
(第2図紙面手前側)まで延設され、立設された一片(
ラッチ部80)が台座12の上面から突出されている。
解除操作部78と台座12との間には圧縮コイルばね8
1が取り付けられ、その一端がラッチ74へ係止されて
おり、他方の端部が台座12に係止されている。これに
より、ラッチ74は圧縮コイルばね81の付勢力で第5
図時計方向へ回転されるようになっている。なお、この
回転移動量は解除操作部78の一部が前記操作部58に
当接することより制限されている。
ここで、ラッチ74の解除操作部78をねじりコイルば
ねの付勢力に抗して押し下げることにより、ラッチ74
は軸76を中心に第5図反時計方向へ回転され、ラッチ
部80を移動させることができるようになっている。ラ
ッチ部80には、後述する開閉カバー14に取付られた
フック82と対応されており、このフック82が前記ラ
ッチ部80と係合されることにより、開閉カバー14を
閉止状態で保持することができるようになっている(第
3図参照)。なお、台座12のネガフィルム搬送路16
の近傍には矩形孔83が設けられ、この矩形孔83内に
リミットスイッチ85が収容されている。リミットスイ
ッチ85の接触子87は台座上面から突出されており、
開閉カバー14が閉止されると矩形孔83内へ押し込ま
れてリミットスイッチ85の接点が切り換えられるよう
になっている。すなわち、リミットスイッチ85の導通
状態で開閉カバー14の開閉状態を検出することができ
るようになっている。
第2図に示される如く、ネガフィルム搬送路16には、
台座12への取付状態で光軸Pの若干量だけ上流側に位
置するように、ネガフィルム搬送路を挟んで一対の長孔
84.86が設けられている。第7図にも示される如く
、これらの長孔84.86はその長平方向がネガフィル
ム搬送路16に配置されたネガフィルム17の幅方向と
さレテいる。この長孔84.86にはそれぞれノツチ検
出ピン88が収容されている。ノツチ検出ピン88はそ
れぞれレバー90の中間部へ固着されており、レバー9
0の一端はビン92を介して台座12に軸支されている
。レバー90は図示しないねじりコイルばねによりノツ
チ検出ピン88がネガフィルム搬送経路上へ位置する長
孔84.86の一端へ配置されるように付勢されている
。また、レバー90の他方の端部はストライカ94が形
成され、ストライカ94はレバー90の回転に応じて台
座12に取り付けられたフォトセンサ96の投光部と受
光部との間を通過するようになっている。
ここで、ネガフィルム搬送路16にネガフィルム17が
配置され、前記ノツチ検出ピン88とネガフィルム17
の画像コマ17Aの中央部に形成されたノツチ17B(
第1図参照)とが対応されていない場合はノツチ検出ピ
ン88はネガフィルム17の幅方向端部で押圧され、レ
バー90がねじりコイルばねの付勢力に抗してピン92
を中心に回転され、ストライカ94が前記フォトセンサ
96の投光部から受光部へと至る光線を遮ることなく退
避させるようになっている。また、ネガフィルム17の
ノツチ17Bとノツチ検出ピン88とが対応されると、
ノツチ検出ピン88がねじりコイルばねの付勢力でノツ
チ17B内へ入り込み、この結果ストライカ94で投光
部から受光部へと至る光線を遮断するようになっている
。すなわ、ち、ノツチ検出ピン88の動きをフォトセン
サ96の出力で検出することができるようになっている
ところで、ノツチ17Bは図示しないノツチャパンチャ
による前行程において、画像が焼付に適したものである
場合には画像の長手方向中央部に対応して形成されるも
のであり、ノツチ検出ピン88がこのノツチ17Bに入
り込んでノツチ17Bの有無を検出し、露光が行われる
ようになっている。このノツチ検出は、フィルム停止位
置である光軸Pよりも若干上流側で行われるので、画像
が光軸Pへ一致される前にこの画像の焼付可否が決定さ
れることになる。
従って、ノツチ検出ピン88でノツチ17Bが検出され
てから、さらに若干量ネガフィルム17が搬送された後
にネガフィルム17は停止され位置決めされるので、ノ
ツチ検出と同時に搬送を急激に停止させる必要はなく、
高速搬送を可能としている。また、このノツチ検出ピン
88と光軸位置とのフィルム搬送方向のずれは、ネガフ
ィルム17へ形成されるノツチ17Bのフィルム長手方
向の最大誤差よりも大きくされている。このため、ノツ
チ17Bが検出されるのは必ず光軸Pの手前となり、ノ
ツチ検出後にネガフィルム17を逆送させる必要はない
(開閉カバー14の構成) 第1図に示される如く、開閉カバー14は、筐体状のカ
バー本体100の下端が台座12に固定されたバー10
2に軸支され、このバー102を中心に台座12に対し
て開閉させることができるようになっている。カバー本
体100におけるバー102に軸支された辺の対辺(第
1図上辺)には、前記ラッチ部80と対応するフック8
2がビス104により固定されている。これにより、開
閉カバー14がバー102を中心に台座12方向へ回転
されると、フック82がラッチ部80と係合され、閉止
状態が保持される。
カバー本体100の底部には、前記焼付開口22に対応
された貫通孔106が設けられている。
また、カバー本体100には閉止状態で前記ネガフィル
ム搬送路16と対応する位置に上部案内ベース108が
取付られている。上部案内ベース108はその幅方向(
第1図上下方向)に脚板110が立設され、カバー本体
100が閉止された場合にこの脚板110が台座12の
上面と当接するようになっている。脚板110の内側に
はネガフィルム案内壁112が一体形成され、前記脚板
112よりも突出されている。この案内壁112の脚板
110からの突出寸法は前記台座12の上面からネガフ
ィルム搬送路16の案内面18までの寸法よりも若干小
さく、脚板110の台座12との当接時に案内壁112
の先端と案内面18との間に間隙が生じるようになって
いる。また、この間隙寸法はネガフィルム17の肉厚寸
法よりも若干大きく、ネガフィルム幅方向端部の搬送経
路を確保している。案内壁112と案内壁112との間
にはネガフィルム表面(上面)を案内するアッパベース
114が形成され、この結果、ネガフィルム搬送経路は
第8図に示される如く、ネガフィルム17の周囲全体を
覆うことができるようになっている。これにより、ネガ
フィルム17の搬送時にネガフィルム17が蛇行したり
、浮きが生じたりすることがなく、ネガフィルム17の
搬送量を搬送ローラ30.32.34の駆動制御量(例
えば駆動パルス数)を用いて正確に把握することができ
、ネガフィルム17の位置決め精度を向上させることが
できる。アッパベース114のネガフィルム搬送方向先
端及び後端は斜面部116.118が形成され、ネガフ
ィルム17の挿入、排出を容易にしている。
また、案内壁112と案内壁112との間には、前記搬
送ローラ30.32.34に対応して、アイドルローラ
120.122.124が掛は渡されており、開閉カバ
ー14が閉止されることにより、このアイドルローラ1
20.122.124と搬送ローラ30.32.34と
でネガフィルム17を挟持して、ネガフィルム17へ搬
送力を伝達することができるようになっている。
案内壁112はネガフィルム搬送方向に沿ってほぼ連続
して形成されているが、前記ノツチ検出ピン88と対応
する部分には切り欠き部126が設けられ、開閉カバー
14の閉止時にノツチ検出ピン88と案内壁112とが
干渉されないようになっている。
アッパベース114のネガフィルム搬送方向中央部には
、前記貫通孔106と対応する位置に開口128が設け
られたアッパマスク130が配置されている。アッパマ
スク130は斜面状の側面を介してマスクベース132
に固着されている。
マスクベース132は、カバー本体100の底面のほぼ
全面に亘って配設されており、ソレノイド本体134が
固着されている。ソレノイド本体134への通電により
軸移動するプランジャ136はその先端部がカバー本体
100へ固定され、プランジャ136とカバー本体10
0との相対位置は変更されないようになっている。従っ
て、ソレノイド本体134が通電されると、プランジャ
136が軸移動してソレノイド本体134に引き込まれ
ることになるが、開閉カバー14が閉止状態の場合は、
実際にはソレノイド本体134がプランジャ136の軸
方向へ移動されることになり、この結果マスクベース1
32がカバー本体100の側面に沿って基部から先端部
方向へ移動されるようになっている。この移動により、
アッパマスク130をネガフィルム搬送路16の焼付開
口22と密着させることができ、光軸Pに位置決めされ
たネガフィルム17を挟持することができるようになっ
ている。
ここで、台座12からは一対の支持ポール138が立設
されている。この支持ポール138は、台座12に設け
られた円孔140に軸支されており、その基部が台座1
2の下側で拡径され、円孔140から抜は出ることが阻
止されている。また、支持ポール138の先端部も表面
が円弧状の拡径部142が形成されている。支持ポール
138には、それぞれ圧縮コイルばね144が取付けら
れ、この圧縮コイルばね144の付勢力により支持ポー
ル138は第4図上方へ軸移動するように付勢されてい
る。
一方、開閉カバー14のマスク本体100には、長孔1
46が設けられ、前記支持ポール138と対応されてい
る。これにより、開閉カバー14が閉止される方向へ移
動(バー102を中心とする回動)されると、フック8
2がラッチ部80と係合する前に支持ポール138の拡
径部142が長孔146へ入り込み、カバー本体100
の底面と当接されることになる。支持ポール138に取
り付けられた圧縮コイルばね144の付勢力は、開閉カ
バー14の自重による押圧力よりも強いため、開閉カバ
ー14は、支持ポール138に支持された状態で保持さ
れることになる(第4図参照)。
この状態で台座12と開閉カバー14とのなす角度は、
約10°とされ、この位置が前記ピースネガの挿入や交
換等の手動による作業位置とされている。なお、開閉カ
バー14を完全に閉止する場合は、作業員が開閉カバー
14を押圧して、フック82をラッチ部80へ係合させ
ることによりなされる。
(バーコード検出機構等の構成) ところで、本実施例に係るネガキャリア10では、ネガ
フィルム17を搬送する場合に搬送ローラ30.32.
34のパルス制御によって行われるが、その際にネガフ
ィルム17の最初の画像コマ17Aを検出必要がある。
また、ネガフィルム17は複数のロールがスプライステ
ープで連結され、その連結部分の通過時には改めて画像
コマ17Aを検出する必要がある。さらに、ネガフィル
ム17の画像コマ17A以外の部分に付されたコマ番号
及びフィルム種類を示すバーコードを検出して、焼付の
有無及び露光修正情報を得る必要がある。本実施例のネ
ガキャリアでは、上記検出機構が組み込まれており、以
下にその構成を説明する。
第1図に示される如(、ネガフィルム搬送路16の焼付
開口22の上流側には、ネガフィルム17の搬送方向手
前側から順に濃度検出センサの投光部148及びスプラ
イス検出センサの投光部150が配設されている。これ
らの投光部148.150はネガフィルム搬送路16と
面一とされている。
濃度検出センサの投光部148からはグリーンの光線が
照射され、搬送されるネガフィルム17を透過するよう
になっており、開閉カバー14の閉止状態で投光部14
8と対向される、濃度検出センサの受光部152でこの
透過光を検出することができるようになっている。ここ
で、画像コマ17Aは画像コマ以外の部分に比べその濃
度が高いため、濃度検出センサによる検出値で画像コマ
17Aのエッヂを検出することができる。この検出位置
と光軸Pとの距離は予め定められており、エッヂ検出時
から所定パルス数搬送ローラ30.32.34を駆動さ
せることによりネガフィルム17の画像コマ17Aを確
実に焼付位置へ位置決めすることができる。
一方、スプライス検出センサの投光部150からは、赤
外光が照射され、搬送されるネガフィルム17を透過す
るようになっており、開閉カバー14の閉止状態で投光
部150と対向される、スプライス検出センサの受光部
154でこの透過光を検出することができるようになっ
ている。ここで、スプライステープが通過した場合には
、受光部154での検出値が異なり、この検出によりネ
ガフィルム17の連結部分を検出することができる。
スプライス検出センサの投光部152におけるネガフィ
ルム搬送路16の幅方向両端部には、幅寸法が拡大され
るように切り欠き部156が設けられている。切り欠き
部156には台座12の下部へ貫通された矩形孔158
がそれぞれ2個ずつ設けられ、それぞれの切り欠き部1
56の矩形孔158間に光源160が埋設されている。
矩形孔158にはそれぞれ移動ブロック162が収容さ
れ、ネガフィルム17の幅方向中央部へ図示しない付勢
手段の付勢力で若干移動可能とされている。
移動ブロック162の上端面には円孔164が設けられ
、開閉カバー14のマスクベース132に設けられた従
動ブロック166に取付られたピン168と対応してい
る。従動ブロック166は、案内壁112の切り欠され
た部分に配設され、その側面が案内壁としての役目を有
している。従動ブロック166も前記移動ブロック16
2と同様にネガフィルム17の幅方向へ移動可能とされ
ており、開閉カバー14の閉止状態で、ピン168が円
孔164へ挿入された状態では、移動ブロック162と
従動ブロック166とは一体的に移動可能とされている
。ここで、ネガフィルム17の搬送時に若干の蛇行が生
じた場合、ネガフィルム17の幅方向端部の移動軌跡に
追従して常にネガフィルム17の幅方向端部を支持する
ことができるようになっている。
各従動ブロック166のピン168とピン168との間
には、バーコード検出センサ170が埋設されている。
このバーコード検出センサ170は光源160と対応配
置されており、光源160上を通過するネガフィルム1
7に付されたバーコード(第1図紙面上側がコマ番号を
示すバーコードで下側がフィルム種を示すバーコード)
を確実に読み取ることができるようになっている。
(ネガキャリア10の回転移動機構の構成)上記のよう
に構成されたネガキャリア10は、図示しない焼付装置
の焼付位置へ装填されることになるが、第9図に示され
る如く、焼付装置のネガキャリア装填位置には光軸中心
として装置前後方向に一対の位置決めピン172が設け
られている。また、第10図に示される如く、ネガキャ
リア10の裏面側には、支持板である光軸Pを中心とし
た円板174が取り付けられている。円板174には、
前記位置決めピン172に対応して位置決め手段である
円孔176が設けられている。
従って、ネガキャリアlOを焼付装置へ装填する際には
、位置決めピン172が円孔176へ挿入され相対位置
が決定される。
円板174は、ネガキャリア10の裏面側に設けられた
受は部材178の周溝180へ収容され、円板174の
外周を支持している。第11図にも示される如く、円板
174の受は部材178との対向面には、複数の箇所(
本実施例では4か所)に円形の凹部182が設けられ、
ボール184が収容されている。ボール184はその一
部が凹部182から突出され、受は部材178の底面1
86に当接されている。これにより、受は部材178は
ボール184によって支持されることとなり、受は部材
178と円板176とは光軸Pを中心に相対回転可能と
されている。
ここで、受は部材178の開口角部には光軸P方向に向
けられたリブ188が形成され、円板174の第11図
上端部には半径方向へ突出されるリブ190が形成され
ている。これにより、受は部材178と円板174とは
抜は止めが施されていると同時に光軸P方向に若干軸移
動可能とされている。受は部材178には前記ボール1
84に対応して係止手段とされる円孔192が設けられ
ており、円板174が固定され、受は部材178が回転
しボール184が円孔192と対応されると、受は部材
178の自重でボール184が円孔192へ入り込むよ
うになっている。円孔192はボール184が入り込む
方から徐々に小径とされるテーパ状とされた解除手段で
ある斜面部193が形成されており、受は部材178を
所定以上の力で回転力を付与することにより、ボール1
84は円孔192の斜面部193に沿って再度抜け出る
ことができるようになっている。
ボール184が円孔192に入り込んだ状態では、受は
部材178と円板174とが面接触するため摩擦係数が
増大し、受は部材1780回転は阻止されることになる
。この回転阻止位置は、焼付装置に装填される印画紙(
図示省略)の搬送方向とネガフィルム17の搬送方向が
一致される位置と(第1の位置)、直交される位置とさ
れている(第2の位置)。すなわち、ネガフィルム17
に撮影された画像コマ17Aがフルサイズであれば印画
紙の搬送方向と平行であればよいが、画像コマサイズが
ハーフサイズの場合、画像コマの向きがフルサイズに対
して90°傾倒されているので、ネガキャリア10自体
を90°回転させて、フルサイズ用の印画紙と共用させ
るようにしている。
ところで、焼付装置の位置決めピン172は、機種によ
ってその間隔寸法がことなるため、本実施例では3種類
の間隔に対応できるように、前記円孔176の他2対の
円孔194.196を設けている。この場合、円孔19
4.196は、ネガキャリア10が回転可能であること
を利用して、軸周りに90°ずれた位置に設けている。
これにより、円孔同士が干渉されることがなく、3種類
の位置決めピンに対応させることができる。
円板174及び受は部材178の中央部には焼付装置に
設置されている拡散板198の先端が挿通されるように
なっている。従って、ネガキャリアlOが焼付装置へ装
填されると、拡散板198の先端開口が遮光されること
になり、焼付処理が可能となる。本実施例ではネガキャ
リア10の装填完了を拡散板198の有無で検出してい
る。すなわち、受は部材178には、前記拡散板198
の配置空間を挟んでフォトセンサの投光部200及び受
光部202が設置され、通常は投光部200からの光線
が受光部202へと至るようになっている。ここで、ネ
ガキャリア10の焼付装置への装填による拡散板198
の前記配置空間への配置状態では、投光部200からの
光線がこの拡散板198により遮断され、受光部へは至
らないようになっている。これにより、ネガキャリア1
0の装填状態をフォトセンサの検出地で確認することが
できる。
また、受は部材17gには、円板174と対向する面に
角溝204が設けられ、リミットスイッチ206が収容
されている。リミットスイッチ206の接触子208は
、円板174方向へ突出されている。これにより、受は
部材178がボール184で支持されている状態(回転
途中の状態)と、受は部材178と円板174とが面接
触している状態(焼付のための位置決めがなされている
状態)とで接触子208の作動され、リミットスイッチ
206の接点を切り換えることができるようになってい
る。従って、リミットスイッチ206の導通状態を検出
することにより、ネガキャリア10が適正な焼付位置に
位置決めされているか否かを判別することができる。
以下に本実施例の作用を説明する。
まず、本実施例のネガキャリア10を装填する焼付装置
の機種に応じて位置決めピン対応する円孔を選択する。
本実施例では3種の間隔寸法の円孔176.194.1
96が設けられており、現在使用されている焼付装置の
全てに適用可能である。
円孔が選択された後は(円孔176.194.196の
いずれか一つ)、この円孔と位置決めピン172とを対
応させ、゛位置決めピン172を円孔へ挿入する。
ここで、焼付されるネガフィルム17がフルサイズであ
るかハーフサイズであるかを選別し、かつ適用されだ円
孔が通常の位置か90°軸周りにずれた位置かを選択す
る。この選択により、以下の4つの位置を取り得る。
■フルサイズで円孔が通常位置の場合 この場合は、ネガフィルム搬送路16と印画紙の搬送方
向とが一致されるので、ネガキャリヤ10は従来と同様
に装填することにより、位置決めは完了する。
■フルサイズで円孔が軸周りに90°回転された位置の
場合 この場合は、ネガキャリア10の装・填時ネガフィルム
搬送路と印画紙搬送方向とが直交されるため、ネガキャ
リア10を装填する前にネガキャリアlOをゴム板等の
摩擦係数の大きいテーブルへ載置し、ネガキャリア10
を作業員が回転させる。この回転力により、円板174
上のボール184が斜面部193に案内されて受は部材
178の円孔192から抜は出て受は部材178がボー
ル184を介して円板174に支持されることになる。
これにより、摩擦係数が極端に小さくなり、円滑にネガ
キャリア10を回転させることができる。ボール184
と円孔192とは軸周りに4箇所毎に設けられているの
で、ネガキャリア10が90°回転すると、再度ボール
184と円孔192とが対応する。ここで、ネガキャリ
ア10の自重によりボール184が円孔192に入り込
み受は部材178と円板174とが面接触し、摩擦係数
が増大して、固定される。この状態で位置決めピン17
2へ選択されだ円孔を挿入することにより位置決めは完
了する。
■ハーフサイズで円孔が通常位置の場合まず、ネガキャ
リアlOを通常の状態で装填する。次にネガフィルム1
7に撮影された画像コマがハーフサイズであるので、印
画紙の搬送方向と一致させるため、ネガキャリア10を
作業員が90°回転させる。この場合、円板174は位
置決めピン172によりその位置が固定されているため
、上記■で説明した如く、容易に回転させることができ
る。
■ハーフサイズで円孔が軸周りにに90°回転された位
置の場合 この場合は、ネガキャリアlOを装填する前に90°回
転させた状態で焼付装置へ装填すればよい。
また、ネガフィルム17がフルサイズとハーフサイズと
が混在して連結されている場合にふいては、従来は一度
ネガキャリアを焼付装置から離脱して向きを変えなけら
ばならなかったが、本実施例では位置決めピン172が
何れかの円孔176.194.196へ挿入されている
状態で向きを変えることができ、作業性が向上する。
ネガキャリア10の適正位置への装填が完了すると、ネ
ガフィルム17を供給する。ネガフィルム17は第3図
に示される如く、開閉カバー14の閉止状態で紙面奥側
(第2図左側)からその先端部を挿入する。これにより
、ネガフィルム17は搬送ローラ30.32.34とア
イドルローラ120.122.124とにより挟持され
、搬送力が付与されてネガフィルム搬送路16に案内さ
れて搬送される。
ネガフィルム搬送路16では、まず濃度検出センサの投
光部148と受光部152との間をネガフィルム17が
通過する。ここで、画像コマ17Aの濃度とそれ以外の
濃度とは著しく異なるため、画像コマ17Aのエッヂを
検出することができる。
このコマエッヂを検出した時点から所定パルス数搬送ロ
ーラ30.32.34を駆動させることにより、最初の
画像コマ17Aを光軸P上へ適正に位置決めすることが
できる。以後はネガフィルム17を所定パルス数毎に搬
送することにより、順次画像コマ17Aを光軸P上に位
置決めすることができる。
濃度検出センサの下流側にはスプライスセンサの投光部
150及び受光部154が設けられ、ネガフィルム17
はその間を通過する。これにより、ネガフィルム17の
連結部分を検出することができ、連結部が検出された場
合は、新たに注文者の異なる性別信号を焼付装置本体側
に通信する。
また、バーコード検出センサ170により、ネガフィル
ム170コマ番号を示すバーコード及びフィルム種を示
すバーコードを搬送中に読み取ることができるので、画
像コマ17Aを特定することができ、さらにはフィルム
種の違いによる露光修正を行うことができる。
ここで、バーコード検出センサ170は、移動ブロック
162にピン168を介して追従されるので、ネガフィ
ルム17が若干蛇行されバーコードが通常の位置からず
れてもバーコード検出センサ170もこれに応じて移動
し、バーコードの読取ミスを防止することができる。
光軸P付近へ移動した画像コマ17Aはノツチ検出ピン
88がネガフィルム170ノツチ17Bへ入り込み、ノ
ツチ17Bの有無を検出することができるので、適正な
焼付画像コマ17Aであるか否かを判別することができ
る。特にノツチ検出ピン88は光軸位置よりも若干量上
流に配置されているので、ネガフィルム17はさらに若
干量だけ送って光軸位置で停止させればよく、迅速な搬
送が可能となる。また、ノツチ17Bの検出が焼付停止
位置のわずか上流でなされるので、6コマや4コマの画
像コマを有するピースネガであってもノツチ17Bの検
出は確実となる。
次に1本分のネガフィルム17の焼付が終了し、スプラ
イステープで連結された次のネガフィルム17がハーフ
サイズで撮影されている場合、焼付開口22を変更する
。この変更は現在操作部58が第1の位置にあるので、
これを把持し焼付開口22方向の第2の位置へスライド
させる。このスライド操作により仕切板54が開口の下
面から露出され、焼付開口22のネガフィルム搬送方向
両端部を閉止されることにより、ハーフサイズ用の開口
が形成される。すなわち、操作部58のスライド操作の
みでフルサイズ用開口とハーフサイズ用開口とに容易に
変更することができ、かつネガフィルム17がネガフィ
ルム搬送路16上にある状態でも変更が可能である。こ
の場合、仕切板54の移動軌跡とノツチ検出ピン88と
は干渉することがない。
ネガフィルム搬送路16は、幅方向両端部がネガフィル
ム17の挿入側から排出側までほぼ面一とされているの
で、ネガフィルム17の搬送持にネガフィルム170幅
方向両端部が引っ掛かる等搬送に支障をきたすことがな
い。従って、ネガフィルム17の搬送持の蛇行が従来構
造に比べ著しく減少し、バーコードの読取等を正確に行
うことができる。
また、ネガフィルム17はその周囲が全て覆われている
ので、ネガフィルム17の肉厚方向の撓みもなく搬送ロ
ーラ30.32.34による送りパルス数と実際のネガ
フィルム17の送り量とが確実に一致し、画像コマ17
Aの位置決め精度が向上する。
次にピースネガを適用して焼付処理を行う場合、操作盤
56の中央に設けられた解除操作部78を押し下げる。
これにより、軸76を中心にラッチ74が回転し、ラッ
チ部80による開閉カバー14のフック82との係合が
解除される。
ラッチ部80とフック82との係合が解除されると、開
閉カバー14は圧縮コイルばねの付勢力でバー102を
中心に開放する方向へ回動し、支持ボール138の先端
の拡径部142によって台座12とのなす角度が約10
°の位置で保持される。これにより、操作盤56から見
てネガフィルム搬送路16の側方が開放され、ネガフィ
ルム17の出し入れが可能となる。このとき、操作盤5
6及び台座12の面上はほぼ面一とされているので、ネ
ガフィルム17を傷つけることなく、円滑に出し入れす
ることができる。
ピースネガの挿入後は、開閉カバー14を圧縮コイルば
ね144の付勢力に抗して押し下げて、フック82をラ
ッチ部80と係合させる。次に操作盤56の操作ボタン
72を操作して、ネガフィルム17の所定画像コマを焼
付位置へ位置決めする。
次にネガキャリア10のメンテナンスを行う場合、上記
ラッチ部80とフック82との係合を解除した後、作業
員が開閉カバー14を把持して、さらに開放する方向へ
持ち上げることにより、第1図に示されるように台座1
2と開閉カバー14とのなす角度が略直角となるまで開
放することができる。これにより、ネガフィルム搬送路
16、焼付開口22の周辺及びアッパマスク130の周
辺等の交換、清掃等を容易に行うことができる。
特にソレノイド本体134及びプランジャ136とは開
閉カバー14側に取付けられているので、開閉カバー1
4の開放の場合の妨げとなることがない。
なお、本実施例では受は部材178をボール184によ
り円板174に対して回転可能に支持したが、ボール1
84に限らずローラ等を用いてもよい。また、ボール1
84が円孔192に入りこむことによりネガキャリア1
0を位置決めしたが、ボール184とは別の場所、例え
ば円板174の外周に歯部を設け、この歯部に対応して
受は部材に弾性力を備えた爪部を取付け、歯部と爪部と
を係合させて位置決めしてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明した如く本発明に係るフィルムキャリアは、フ
ィルムの幅方向寸法の誤差を吸収して、フィルム搬送時
のフィルムの肉厚方向の弛みを防止し、精度よくフィル
ムを搬送することができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例に係るネガキャリアの斜視図、第2図
は本実施例に係るネガキャリアの台座部分を示す平面図
、第3図はネガキャリアの閉止状態を示す側面図、第4
図は開閉カバーが支持ボールに支持されて所定角度開放
された状態の側面図、第5図は台座の光軸上の側面断面
図、第6図はネガフィルム搬送路の過度部を示す拡大図
、第7図はノツチ検出ピンの作動状態を示す平面図、第
8図はネガフィルム搬送路を側面から見た場合の拡大図
、第9図は焼付装置へのネガキャリアの装填状態を説明
する斜視図、第1O図は本実施例に係るネガキャリアの
裏面図、第11図は円板と受は部材との支持状態を示す
断面図である。 10・・・ネガキャリア、 12・・・台座、 14・・・開閉カバー 16・・・ネガフィルム搬送路、 17・・・ネガフィルム、 18・・・案内面、 22・・・焼付開口、 26・・・側面、 28・・・切り欠き部、 54・・・仕切板、 58・・・操作部、 62・・・円孔、 64・・・円孔、 88・・・ノツチ検出ピン、 ・案内ベース、 ・案内壁、 ・円板、 ・受は部材、 ・ボーノペ ・円孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フィルムが載置されフィルムの下面を支持する下
    ベース、前記下ベースと連続されフィルムの搬送時にフ
    ィルムの幅方向両端面を案内する側面部、前記下ベース
    の画像コマ記録面と対応する位置に設けられた凹陥部、
    前記下ベースと近接離間可能とされ近接時にフィルムの
    上面と所定の間隙をもって対向される上ベースを備えた
    フィルム搬送路を有するフィルムキャリア。
JP24668488A 1988-09-30 1988-09-30 フイルムキヤリア Pending JPH0293637A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24668488A JPH0293637A (ja) 1988-09-30 1988-09-30 フイルムキヤリア

Applications Claiming Priority (1)

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JP24668488A JPH0293637A (ja) 1988-09-30 1988-09-30 フイルムキヤリア

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JPH0293637A true JPH0293637A (ja) 1990-04-04

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ID=17152084

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JP24668488A Pending JPH0293637A (ja) 1988-09-30 1988-09-30 フイルムキヤリア

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JP (1) JPH0293637A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006064714A (ja) * 2004-08-24 2006-03-09 Seiko Epson Corp フィルムホルダ及び画像読み取り装置

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