JPH0293577A - クリーニング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は静電複写機、静電プリンタなどの両像形成装
置、とくにその像担持体のクリーニング装置に関するも
のである。

［従来の技術］ 像担持体表面に静電的に形成されたトナー像を、紙を主
とする転写材に、さらに静電的に転写す工程をくり返す
周知の画像形成装置においては、転写時に転写に寄与せ
ず像担持体に残る残留トナーを、その都度充分にクリー
ニングすることが必要であり、このためのクリーニング
手段としては従来からウレタンゴムなどの弾性材料から
なるクリーニングブレードを像担持体表面に圧接して残
留トナーを除去するようなもののほか、ファーブラシ、
磁気ブラシ、電極ローラー、あるいは、これらを組合せ
た構成のクリーニング装置が広く実用されている。この
例として、本件出願人が先に提案したクリーニング装置
（特願昭６２−：１４５６４号）を第６図に示す。

まず、１が感光体で矢印Ａ方向に回転する。

２が感光体１上の残留トナーをクリーニングするクリー
ニング装置である。部分構成について説明すると、３が
ウレタンゴムブレード、４がマグネットローラで矢印方
向にゆっくり回転している。５がトナーコート層厚規制
ローラーで非磁性の金属で矢印方向に回転している。６
が搬送スクリューで中心＠１０にスパイラル状に金属板
がまぎつけられている。７は、規制ローラー５のスクレ
ーパー、８は搬送スクリューとマグネットロ−ラー４の
仕切り板である。

上記したクリーニング装置を画像形成装置に適用した所
、感光体の損傷や画像劣化の発生もなく良好なりリーニ
ング性能を示していた。

［発明が解決しようとしている問題点］しかしながら、
高温高温環境下で連続画像形成（５万枚程度）の試験を
行なった所、クリーニング装置背面壁８部分にトナーが
付着し、規制ローラー５とスクレーバー７の間にトナー
によるブリッジが形成され、トナーが搬送スクリュー６
に落ちないという現象が発生した。また、さらに搬送ス
クリュー７のピッチ間の谷部にもトナーが付着してトナ
ー搬送能力がなくなるという現象も発生した。

本発明の目的は上述のような問題点を解消したクリーニ
ング装置を提供することにある。

［問題点を解決するための手段（及び作用）］即ち、本
発明はクリーニング装置内に設けられたトナー搬送部材
近傍を駆動手段によって振動させることにより、トナー
の詰まりを防止し、トナー搬送不良を解消したものであ
る。

［実施例］ 以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。

第１図において、１は矢印Ａ方向に回転する感光体ドラ
ムで、ここでは特にアモルファスシリコン感光体を用い
ている。

感光体１の周辺には、云う迄もなく、帯電手段、画像信
号に応じた潜像を形成する手段、その潜像を現像する現
像手段、転写手段、前除電手段等の画像形成に要する手
段が配設されているが、それらは本発明には特に直接関
係がないので、すべて省略しである。

クリーニング装置では基本的構成として、マグネットロ
ーラーとゴムブレードを有する。３がゴムブレードで感
光体１上の残留トナーを掻キ落とす役割をはたす。４が
マグネットローラーで矢印方向に不図示の駆動手段によ
り回転する。５がマグネットローラー４に対するトナー
層Ｊ７規制ローラーである。７が規制ローラー５のスク
レーバーである。この規制ローラー５のスクレーパー７
は、Ｌ字状非磁性板状金属に４つのトナー落し込み用の
穴があけられており、ビス１２によりクリーナー容器に
固定されている。第２図はクリーニング装置内部を上方
向から見た図であり、スクレーパー７の形状及び固定方
法を図示した。また、スクレーパー７は、板状金属の先
端に１００μ程度のポリエチレンテレフタレート（Ｐ、
Ｅ、Ｔ）のシート１３が、接着されこのポリエチレンテ
レフタレート（Ｐ、Ｅ、Ｔ）のシート１３が規制ローラ
ー５に接触し、スクレーバーとして作用している。６が
トナー搬送スクリューで、クリーニング装置で回収され
たトナーを外（例えば廃トナーボックス）へトナーを搬
送する。１１が振動板であり、厚さ１ｍｍ程度のりん青
銅板にメツキをほどこしたものが用いられている。この
振動板１１は両端（奥、平面）の２ケ所におりまげられ
た板１４がついており、規制ローラー５の両端のＤカッ
ト部分ではじかれ振動するようになっている。この様子
を示したのが第３図（ａ）（ｂ）（ｃ）（ｄ）で、この
順に経時的に示している。第３図（ｄ）でちょうど振動
板１１がはしかれた所を示している。この振動板１１は
、１２のビス３点のみで固定されており、板１４の振動
により振動板１１全体に振動が伝わる。また規制ローラ
ー５の奥側のＤカットと規制ローラー５の手前のＤカッ
トは１８０°位相がずれており、これによりゆっくりし
た規制ローラー５の回転に対して振動板の振動回数をふ
やすようになっている。

また第２図において、１７はマグネットローラー４の端
部スクレーパーで、非磁性金属板でできておりクリーニ
ング装置容器の側壁に固定されている。マグネットロー
ラー４とは０．５〜１ｍｍ程度の間隙をもっておりマグ
ネットローラー４とは非接触となっている。これはマグ
ネットローラー４とスクレーバー１７が接触するように
配置されると音が発生することと金属性板が摩耗し、そ
のケズリ金属粉が画像形成装置あるいはクリーニング装
置の故障の要因となり得るためである。また、このスク
レニパ−１７は振動板１１の板１４のおりまげ部の巾よ
り、ひろくさらに規制ローラー５の両端のＤカット部の
巾よりも広くなっている。また、このスクレーパー１７
は、図示のごとくマグネットローラー４の回転に対して
規制ローラー５の上流側にある。このことによりスクレ
ーパー１７によりスクレープされ横方向にまわり込んだ
トナーが規制ローラー５により規制され、マグネットロ
ーラ−４端部でのトナーコート層厚がスクレーパー１７
の端部で不具合が生じることがない。また１５はマグネ
ットローラー４と、搬送スクリュー６を仕切る仕切り板
でありその先端部８には、Ｐ、Ｅ、Ｔシートが接着され
ている。このＰ、Ｅ、Ｔシートが規制ローラー５をスク
レープするように接触しているので搬送スクリュー６と
マグネットローラー４は完全に仕切られることになる。

また１５の仕切り板の両端部には穴がおいている。１６
が回転羽根９がスクイシートである。回転羽根１６は、
非磁性金属棒にＰ、Ｅ、Ｔシートが接着され、不図示の
駆動手段により矢印方向に回転する。また、スクイシー
ト９は、端部のみにあり５０μ程度のＰ、Ｅ、Ｔシート
からなる。この端部のスクイシート９はマグネットロー
ラー４の端部が端部スクレーパー１７により端部穂立ち
カットされているため、端部にトナーが落下することが
ありこのトナーを捕集するためのものである。この巾は
端部スクレーバー１７の巾よりもやや広く、しかも現像
域外にあるようになっている。そして端部に落下しトナ
ーは、スクイシート９により捕集され、回転羽根１６の
回転により、仕切り板１５の穴の部分より搬送スクリュ
ー６側におくられる構成になっている。

次にトナーの動きについて説明する。

転写分離後の感光体ドラム１に残った残留トナーは感光
体ドラム１の回転によりクリーニング装置に導かれる。

この残留トナーはマグネットローラー４に捕集またはブ
レード３によってかき落とされ、マグネットローラー４
の回転によりトナー瑠りＣに送り込まれ、このトナーを
溜りＣよりあふれ出たトナーは、スクレーパー７の穴の
部分から下の搬送スクリュー６に落下することになる。

しかし、ここでクリーナー容器背面にある振動板１１に
付着するトナーもある。この振動板１１にある程度のト
ナー付着は見られるが、規制ローラー５の回転によって
振動板１１が振動するため、振動板１１に付着したトナ
ーはあまり大きく成長することはなく、この振動によっ
て搬送スクリュー６に落下することになる。搬送スクリ
ュー６に落下したトナーは、不図示の廃トナー箱に収容
されるべくクリーニング装置外に排出される。

［他の実施例］ 前記実施例においてクリーナー内部にトナーがつまらな
いための手段として振動板の例を示したが、この振動方
法や振動場所は上記例に限定されるものではない。第４
図には振動源として搬送スクリューの回転を利用したも
のを示す。第４図において第１図で示したものと同じも
のは同じ番号で示している。ここで４１．４２で示した
ものが振動板で、材質は弾性のある金属であれば良く特
に前記実施例に用いたものでなくてもよい。また、表面
に各種物質をコーティングしトナーが不着しにくくする
ことも可能である。この例は特に振動源にスパイラル状
の搬送スクリュー６の回転を利用した。このスパイラル
状の搬送スクリューの谷の部分に振動板４２のおりまげ
板金属部材が入っており搬送スクリュー６の回転によっ
て矢印り方向に往復運動する。

この振動によってトナーがスクリュ一部に落下する。

この搬送スクリューの回転により振動板を振動させる方
法は、振動板と同時にスクリュー自身にも振動を与える
ことになり、スクリュー自身のトナーづまりの発生も防
止することができる。また必ずしも振動手段をクリーナ
ー内部に取りつける必要もない。

第５図はクリーニング装置の容器を外側から周期的に叩
いて振動をあたえるようにしたものを示す。５１がクリ
ーニング容器をたたく部材で、５２がその部材５１の回
転中心の軸である。

５３が弾性バネである。回転体５４が回転することによ
り５１が矢印Ｅで示すように動き、クリーニング容器を
叩くことになる。この振動により容器内部に付着したト
ナーが搬送スクリュー側に落ちこむようになる。５２．
５４は、もちろん不図示の方法で、クリーニング装置２
の容器に固定されているものである。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば、クリーニング装
置のトナー搬送部材近傍に手辰勅を与える機構を設ける
ことにより、クリーニング装置内部でのトナー付着を防
止し、トナーづまりを防止することができる。従って、
トナー搬送不良を解消できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明クリーニング装置の一実施例を示す断面
図、 第２図は第１図のクリーニング装置の内部を上第３図は
振動板の振動動作を説明する概略図、第４図は本発明ク
リーニング装置の他の実施例を示す断面図、 第５図は本発明クリーニング装置の更に他の実す断面図
である。 １：感光体ドラム ２：クリーニング装置 ３：ゴムブレード ４：マグネットローラー ５：規制ローラー ６：搬送スクリュー １１．１４：振動板 ４１．４２：振動板 ５１：叩き部材

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 無端移動する像担持体上に形成されたトナー像を転写材
   上に転写した後の像担持体表面をクリーニングするクリ
   ーニング装置において、前記クリーニング装置内に設け
   られたトナー搬送部材近傍を振動させる手段を設けたこ
   とを特徴とするクリーニング装置。