JPH029255B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH029255B2 JPH029255B2 JP60050515A JP5051585A JPH029255B2 JP H029255 B2 JPH029255 B2 JP H029255B2 JP 60050515 A JP60050515 A JP 60050515A JP 5051585 A JP5051585 A JP 5051585A JP H029255 B2 JPH029255 B2 JP H029255B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compressor
- temperature
- time
- turned
- room temperature
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 6
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 4
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は冷房運転において、圧縮機のオン、オ
フ回数を増やすことなく、しかもよりきめ細かな
室温制御を可能とした空気調和機による室温制御
方法に関するものである。
フ回数を増やすことなく、しかもよりきめ細かな
室温制御を可能とした空気調和機による室温制御
方法に関するものである。
「従来の技術」
一般に冷房運転の場合、室温が設定温度に達す
ると圧縮機はオフして冷房運転を停止する。その
後室温が仲々上昇しなければ設定温度より0.5度
程度高くした上限温度に達するまでの間は冷房運
転が停止される。しかし、長時間冷房運転を停止
したままでは室温が上昇しなくても湿度が上昇し
てゆくため不快感が残る。
ると圧縮機はオフして冷房運転を停止する。その
後室温が仲々上昇しなければ設定温度より0.5度
程度高くした上限温度に達するまでの間は冷房運
転が停止される。しかし、長時間冷房運転を停止
したままでは室温が上昇しなくても湿度が上昇し
てゆくため不快感が残る。
これを防ぐため、従来は、圧縮機の停止後、一
定時間を経過すると、上限温度に達しなくても設
定温度さえ越していれば、圧縮機を再起動して設
定温度に下るまで作動せしめていた。
定時間を経過すると、上限温度に達しなくても設
定温度さえ越していれば、圧縮機を再起動して設
定温度に下るまで作動せしめていた。
「発明が解決しようとする問題点」
しかるに、従来のように、圧縮機が停止した
ら、室温が上限温度に達しなくとも一定時間後に
圧縮機を再起動し、しかもその停止時間をできる
だけ短かく、言い換えれば圧縮機の運転時間をで
きるだけ長くすれば湿度は上昇しない。しかし、
圧縮機の運転時間を長くすると、室温が低下しす
ぎるだけでなく、すぐに設定温度に達するので、
圧縮機はすぐに停止する。したがつて、圧縮機の
オン、オフが頻繁に行なわれ、圧縮機の寿命が短
かくなり、運転効率が落ち極めて不経済である。
ら、室温が上限温度に達しなくとも一定時間後に
圧縮機を再起動し、しかもその停止時間をできる
だけ短かく、言い換えれば圧縮機の運転時間をで
きるだけ長くすれば湿度は上昇しない。しかし、
圧縮機の運転時間を長くすると、室温が低下しす
ぎるだけでなく、すぐに設定温度に達するので、
圧縮機はすぐに停止する。したがつて、圧縮機の
オン、オフが頻繁に行なわれ、圧縮機の寿命が短
かくなり、運転効率が落ち極めて不経済である。
「問題点を解決するための手段」
本発明は上述のような問題点を解決するために
されたもので、室温が設定温度に達すると、圧縮
機をオフせしめ、予め設定された圧縮機の最大オ
フ時間と室温が設定上限温度に達する時間とのい
ずれか短かい時間の経過時に圧縮機をオンせしめ
て冷房を行なうようにした空気調和機において、
前記圧縮機のオン条件として圧縮機のオンしてい
る最小オン時間と前記設定温度以下の下限温度と
を設定し、この最小オン時間の経過前は下限温度
に達したときオフせしめるようにした制御方法で
ある。
されたもので、室温が設定温度に達すると、圧縮
機をオフせしめ、予め設定された圧縮機の最大オ
フ時間と室温が設定上限温度に達する時間とのい
ずれか短かい時間の経過時に圧縮機をオンせしめ
て冷房を行なうようにした空気調和機において、
前記圧縮機のオン条件として圧縮機のオンしてい
る最小オン時間と前記設定温度以下の下限温度と
を設定し、この最小オン時間の経過前は下限温度
に達したときオフせしめるようにした制御方法で
ある。
具体的には前記下限温度は設定温度よりも0.5
度程度低く設定し、また最小オン時間は3分程度
に設定される。
度程度低く設定し、また最小オン時間は3分程度
に設定される。
「作用」
圧縮機がオフしてから室温が上限温度に達する
か、または上限温度に達しなくとも、最大オフ時
間(例えば6分)が経過すると圧縮機はオンす
る。圧縮機がオンして最小オン時間(例えば3
分)経過後、その時点で室温が設定温度と下限温
度の間であるときは即座に圧縮機がオフし、最小
オン時間の経過後に設定温度に達すればその時点
でオフする。また最小オン時間の経過前は設定温
度に達してもオフしないが、下限温度に達する
と、その時点で圧縮機がオフする。
か、または上限温度に達しなくとも、最大オフ時
間(例えば6分)が経過すると圧縮機はオンす
る。圧縮機がオンして最小オン時間(例えば3
分)経過後、その時点で室温が設定温度と下限温
度の間であるときは即座に圧縮機がオフし、最小
オン時間の経過後に設定温度に達すればその時点
でオフする。また最小オン時間の経過前は設定温
度に達してもオフしないが、下限温度に達する
と、その時点で圧縮機がオフする。
「実施例」
以下、本発明の一実施例を説明する。
1は室温検出回路、2はA/D(アナログ・デ
イジタル)変換器、3は設定温度(Ts)の指令
用リモコン(リモートコントローラ)、4はマイ
コン(マイクロコンピユータ)、5はリレー、6
は圧縮機である。
イジタル)変換器、3は設定温度(Ts)の指令
用リモコン(リモートコントローラ)、4はマイ
コン(マイクロコンピユータ)、5はリレー、6
は圧縮機である。
前記室温検出回路1は、サーミスタ7、抵抗
8,9,10、コンデンサ11等で構成されてい
る。
8,9,10、コンデンサ11等で構成されてい
る。
前記設定温度Tsは圧縮機6をオフせしめる温
度である。そこで前記マイコン4は、圧縮機6を
オンせしめる上限温度Th(例えば設定温度より
0.5度高い)の上限温度設定回路、設定温度Tsよ
りさらに低い(例えば0.5度低い)下限温度Tlを
設定する下限温度設定回路、圧縮機6のオンして
いる最小オン時間(例えば3分間)設定用のタイ
マ回路、圧縮機のオフしている最大オフ時間(例
えば6分間)設定用のタイマ回路、室温と、下限
温度Tl、設定温度Ts、上限温度Thとをそれぞれ
比較するための比較回路等を具備している。
度である。そこで前記マイコン4は、圧縮機6を
オンせしめる上限温度Th(例えば設定温度より
0.5度高い)の上限温度設定回路、設定温度Tsよ
りさらに低い(例えば0.5度低い)下限温度Tlを
設定する下限温度設定回路、圧縮機6のオンして
いる最小オン時間(例えば3分間)設定用のタイ
マ回路、圧縮機のオフしている最大オフ時間(例
えば6分間)設定用のタイマ回路、室温と、下限
温度Tl、設定温度Ts、上限温度Thとをそれぞれ
比較するための比較回路等を具備している。
つぎに、第2図に基きその作用を説明する。
室温が室温検出回路1で検出され、A/D変換
器2を介してマイコン4に送られる。設定温度
Tsより高いt0〜t1の間は圧縮機6がオンしてい
る。t1時に設定温度Tsに達すると、圧縮機6が
オフし、室温は上昇する。タイマ回路による最大
オフ時間の6分経過したt2時に至ると、まだ上限
温度Thに達しなくとも圧縮機6はオンする。圧
縮機6のオンで室温が下降しt3時に設定温度に達
するが、最小オン時間が経過していないのでタイ
マ回路からは出力がなく圧縮機6はオンしたまま
となり、最小オン時間が経過したt4時に至つてオ
フする。圧縮機6はオフすると室温が上昇し、最
大オフ時間の6分経過したt5時にオンする。圧縮
機6がオンして最小オン時間の3分経過する以前
のt6時に下限温度Tlに達すると圧縮機6はオフす
る。オフしてから6分経過後のt7時にまだ上限温
度Thに達しないときは、このt7時に圧縮機6は
オンする。最小オン時間の3分経過後のt8時に設
定温度Tsに達したときは、このt8時に圧縮機6
はオフする。最大オフ時間の6分経過前のt9時に
上限温度Thに達したときは、このt9時に圧縮機
6はオンする。以下これらの組合せによつて運転
が継続される。
器2を介してマイコン4に送られる。設定温度
Tsより高いt0〜t1の間は圧縮機6がオンしてい
る。t1時に設定温度Tsに達すると、圧縮機6が
オフし、室温は上昇する。タイマ回路による最大
オフ時間の6分経過したt2時に至ると、まだ上限
温度Thに達しなくとも圧縮機6はオンする。圧
縮機6のオンで室温が下降しt3時に設定温度に達
するが、最小オン時間が経過していないのでタイ
マ回路からは出力がなく圧縮機6はオンしたまま
となり、最小オン時間が経過したt4時に至つてオ
フする。圧縮機6はオフすると室温が上昇し、最
大オフ時間の6分経過したt5時にオンする。圧縮
機6がオンして最小オン時間の3分経過する以前
のt6時に下限温度Tlに達すると圧縮機6はオフす
る。オフしてから6分経過後のt7時にまだ上限温
度Thに達しないときは、このt7時に圧縮機6は
オンする。最小オン時間の3分経過後のt8時に設
定温度Tsに達したときは、このt8時に圧縮機6
はオフする。最大オフ時間の6分経過前のt9時に
上限温度Thに達したときは、このt9時に圧縮機
6はオンする。以下これらの組合せによつて運転
が継続される。
このようにして、圧縮機6がオフする実際上の
設定温度は第2図の点線Tのようになる。
設定温度は第2図の点線Tのようになる。
「発明の効果」
本発明は上述のように、室温が設定温度に達し
圧縮機がオンしてから、所定の最小オン時間が経
過しない間は設定温度を0.5度程度下げた下限温
度に達しなければオフしないようにした。そのた
め、圧縮機が極端に短かい間隔でオン、オフする
ことから防止され、圧縮機の寿命が長くなり、経
済的に湿度の上昇を防止できる。
圧縮機がオンしてから、所定の最小オン時間が経
過しない間は設定温度を0.5度程度下げた下限温
度に達しなければオフしないようにした。そのた
め、圧縮機が極端に短かい間隔でオン、オフする
ことから防止され、圧縮機の寿命が長くなり、経
済的に湿度の上昇を防止できる。
第1図は本発明の運転制御方法を実現するため
の空気調和機の制御回路図、第2図は本発明によ
る運転制御方法で制御した場合のタイムチヤート
である。 1……室温検出回路、2……A/D変換器、3
……リモコン、4……マイコン、5……リレー、
6……圧縮機、7……サーミスタ。
の空気調和機の制御回路図、第2図は本発明によ
る運転制御方法で制御した場合のタイムチヤート
である。 1……室温検出回路、2……A/D変換器、3
……リモコン、4……マイコン、5……リレー、
6……圧縮機、7……サーミスタ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 室温が設定温度に達すると、圧縮機をオフせ
しめ、予め設定された圧縮機の最大オフ時間と室
温が設定上限温度に達する時間とのいずれか短か
い時間の経過時に圧縮機をオンせしめて冷房を行
なうようにした空気調和機において、前記圧縮機
のオン条件として圧縮機のオンしている最小オン
時間と前記設定温度以下の下限温度とを設定し、
この最小オン時間の経過前は下限温度に達したと
きオフせしめるようにしたことを特徴とする空気
調和機による室温制御方法。 2 下限温度は設定温度より約0.5度低く設定し、
最小オン時間は約3分に設定した特許請求の範囲
第1項記載の空気調和機による室温制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60050515A JPS61211655A (ja) | 1985-03-15 | 1985-03-15 | 空気調和機による室温制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60050515A JPS61211655A (ja) | 1985-03-15 | 1985-03-15 | 空気調和機による室温制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61211655A JPS61211655A (ja) | 1986-09-19 |
JPH029255B2 true JPH029255B2 (ja) | 1990-03-01 |
Family
ID=12861107
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60050515A Granted JPS61211655A (ja) | 1985-03-15 | 1985-03-15 | 空気調和機による室温制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61211655A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0452153U (ja) * | 1990-09-08 | 1992-05-01 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102009001678A1 (de) * | 2009-03-19 | 2010-09-30 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Kältegerät und Verfahren zum Kühlen eines Kältegerätes |
-
1985
- 1985-03-15 JP JP60050515A patent/JPS61211655A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0452153U (ja) * | 1990-09-08 | 1992-05-01 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61211655A (ja) | 1986-09-19 |
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