JPH029244A - 所与のボー速度でデータ符号を伝送するシステムの受信機 - Google Patents
所与のボー速度でデータ符号を伝送するシステムの受信機Info
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- JPH029244A JPH029244A JP1041946A JP4194689A JPH029244A JP H029244 A JPH029244 A JP H029244A JP 1041946 A JP1041946 A JP 1041946A JP 4194689 A JP4194689 A JP 4194689A JP H029244 A JPH029244 A JP H029244A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L7/00—Arrangements for synchronising receiver with transmitter
- H04L7/0054—Detection of the synchronisation error by features other than the received signal transition
- H04L7/0062—Detection of the synchronisation error by features other than the received signal transition detection of error based on data decision error, e.g. Mueller type detection
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
本発明は所与のボー速度(baud−rate) 1/
Tでデータ符号(data symbol)を伝送する
システムの受信機に関連し、この受信機は、 ボー速度1/Tで動作する符号検出器(symbold
etector)、 符号検出のために受信データ符号を最適に調整する(c
onditioning)手段、受信データ符号に関連
するボー速度クロック信号と符号検出器用として局部的
に発生されたボー速度クロック信号(locally
generated baud−rateclock
signal)との間の位相差を表すエラー信号を、調
整された信号から導(手段、およびエラー信号に応して
ステップバイステップにこの位相差を滅失する位相制御
手段、 を具えている。
Tでデータ符号(data symbol)を伝送する
システムの受信機に関連し、この受信機は、 ボー速度1/Tで動作する符号検出器(symbold
etector)、 符号検出のために受信データ符号を最適に調整する(c
onditioning)手段、受信データ符号に関連
するボー速度クロック信号と符号検出器用として局部的
に発生されたボー速度クロック信号(locally
generated baud−rateclock
signal)との間の位相差を表すエラー信号を、調
整された信号から導(手段、およびエラー信号に応して
ステップバイステップにこの位相差を滅失する位相制御
手段、 を具えている。
(背景技術)
そのような受信機を持つデータ伝送システムは米国特許
第4,494,242号から既知であ。既知の受信機に
おいて、受信データ符号はボー速度でサンプルされてい
る。この特許で示されたように、そのようなサンプリン
グは所要の装置がより高いナイキスト速度(Nyqui
st rate)でサンプルする場合よりもかなり簡単
になり得ることでとりわけ有利である。
第4,494,242号から既知であ。既知の受信機に
おいて、受信データ符号はボー速度でサンプルされてい
る。この特許で示されたように、そのようなサンプリン
グは所要の装置がより高いナイキスト速度(Nyqui
st rate)でサンプルする場合よりもかなり簡単
になり得ることでとりわけ有利である。
データ伝送システムの受信機でサンプルする場合、サン
プリングのために受信機で使用されたクロック信号は送
受信信号と関連するクロック信号と常に同相であること
が重要である。これらのクロック信号間の避けられぬ位
相差に対抗するために、受信機中のクロック信号は連続
的に調節されなくてはならない。
プリングのために受信機で使用されたクロック信号は送
受信信号と関連するクロック信号と常に同相であること
が重要である。これらのクロック信号間の避けられぬ位
相差に対抗するために、受信機中のクロック信号は連続
的に調節されなくてはならない。
既知の受信機の位相調節は、受信データ符号のプレカー
ソル(precursor)の形状と大きさが送信機と
受信機のフィルタにのみ実質的に依存し、かつ送信機と
受信機の間の伝送ラインの性質に実際上無関係であり、
かつこのように特定の伝送システムに対して、前もって
既知である変動を有していると言う実験的事実に基づい
ている。さて、受倍信号の瞬時値の部分と以前のサンプ
リング時点におけるその信号のプレカーソル部分との比
較により、特有の検出時点と所望の検出時点との間の位
相シフトについて情報が導出でき、既知の装置のこの情
報は位相の調節に使用されている。
ソル(precursor)の形状と大きさが送信機と
受信機のフィルタにのみ実質的に依存し、かつ送信機と
受信機の間の伝送ラインの性質に実際上無関係であり、
かつこのように特定の伝送システムに対して、前もって
既知である変動を有していると言う実験的事実に基づい
ている。さて、受倍信号の瞬時値の部分と以前のサンプ
リング時点におけるその信号のプレカーソル部分との比
較により、特有の検出時点と所望の検出時点との間の位
相シフトについて情報が導出でき、既知の装置のこの情
報は位相の調節に使用されている。
符号検出のエラーを回避するために、位相が正確に調節
できることが要求されている。後者は十分率さい大きさ
を有す位相ステップによる位相制御を要求し、そのため
に高い内部クロック速度が受信機で使用されなくてはな
らない。
できることが要求されている。後者は十分率さい大きさ
を有す位相ステップによる位相制御を要求し、そのため
に高い内部クロック速度が受信機で使用されなくてはな
らない。
位相制御を正確にする要件は、もし単一ワイヤ対を通る
全二重データ伝送に関係するならさらに厳しくさえあろ
う。よく知られているように、全二重データ伝送におい
て、補償信号が使用され、これは決定フィードバック等
化(DFE:decisionfeed back e
qualization) と組合せるにせよ、あるい
は組合せないにせよエコーキャンセレーション(EC:
echo cancellation)によって得られ
ている。
全二重データ伝送に関係するならさらに厳しくさえあろ
う。よく知られているように、全二重データ伝送におい
て、補償信号が使用され、これは決定フィードバック等
化(DFE:decisionfeed back e
qualization) と組合せるにせよ、あるい
は組合せないにせよエコーキャンセレーション(EC:
echo cancellation)によって得られ
ている。
この場合、相対的に小さい位相ステップはこの補償信号
を供給する適応装置(adaptive arrang
ement)のかなりの調節となり、この調節は符号間
隔の数100回を要するから、従って符号検出における
エラー確率はかなり増大する。もし位相制御に応じて、
位相が最適最終値の周りで小さいステップで揺動を保持
し、そしてもしもそのように小さいステップがエコーキ
ャンセラー(EC)と決定フィードバック等花器(DF
E)で各係数値に変化を生じさせるなら、これは特別に
問題となる。
を供給する適応装置(adaptive arrang
ement)のかなりの調節となり、この調節は符号間
隔の数100回を要するから、従って符号検出における
エラー確率はかなり増大する。もし位相制御に応じて、
位相が最適最終値の周りで小さいステップで揺動を保持
し、そしてもしもそのように小さいステップがエコーキ
ャンセラー(EC)と決定フィードバック等花器(DF
E)で各係数値に変化を生じさせるなら、これは特別に
問題となる。
小さい位相ステップにする可能性となる十分高いクロッ
ク速度の選択により、この問題は克服できる。しかし、
このためには相対的に高価なりロック信号発生器を使用
する必要がある。さらに、余りにも高いクロック速度は
受信機中のディジタル要素の最大処理速度の観点から望
ましくなく、一方、高い電力消費がこれらの高い速度で
起こることもまた許容できない。
ク速度の選択により、この問題は克服できる。しかし、
このためには相対的に高価なりロック信号発生器を使用
する必要がある。さらに、余りにも高いクロック速度は
受信機中のディジタル要素の最大処理速度の観点から望
ましくなく、一方、高い電力消費がこれらの高い速度で
起こることもまた許容できない。
ビー・エフ・アダムス(P、 F、Adams) 等
の論文、「長区間ディジタル加入者ループトランシーバ
−(A long reach digital 5u
bscriber 1ooptransceiver)
J 、英国電気通信技術誌(BritishTele
communication Technology
Journal) 、第5巻、第1号、1987年1月
、頁25−31において、別の解決法が記載されており
、ここで位相ステップの場合にエコー補償信号の所要の
偏差を評価する手段を具えるエコーキャンセラーが使用
されている。またこの論文によると、位相偏差が評価さ
れ、一方、プレカーソル値が伝送ラインに実質的に無関
係であると言う事実を使用している。しかしプレカーソ
ルの値は、T抄部に決定された信号サンプルの値の一定
数倍だけ受信データ符号のピークに近い信号サンプルの
値を減少することにより評価されている。そのようなエ
コーキャンセラーはまた複雑かつ高価であり、従って使
用することは好ましくない。
の論文、「長区間ディジタル加入者ループトランシーバ
−(A long reach digital 5u
bscriber 1ooptransceiver)
J 、英国電気通信技術誌(BritishTele
communication Technology
Journal) 、第5巻、第1号、1987年1月
、頁25−31において、別の解決法が記載されており
、ここで位相ステップの場合にエコー補償信号の所要の
偏差を評価する手段を具えるエコーキャンセラーが使用
されている。またこの論文によると、位相偏差が評価さ
れ、一方、プレカーソル値が伝送ラインに実質的に無関
係であると言う事実を使用している。しかしプレカーソ
ルの値は、T抄部に決定された信号サンプルの値の一定
数倍だけ受信データ符号のピークに近い信号サンプルの
値を減少することにより評価されている。そのようなエ
コーキャンセラーはまた複雑かつ高価であり、従って使
用することは好ましくない。
(発明の開示)
本発明の目的は、冒頭の記事で述べられたタイプの受信
機を与え、この受信機は上に描かれたようなりロンク信
号の位相制御の問題に簡単かつ安価な解決法を提供して
いる。
機を与え、この受信機は上に描かれたようなりロンク信
号の位相制御の問題に簡単かつ安価な解決法を提供して
いる。
それに対して、本発明による受信機は、所定の数の符号
間隔にわたって平均エラー信号値が、その境界が符号検
出時点において調整された信号レベルの所与の第1部分
によって決定されるゾーンに位置しているかどうかを確
定する手段を具え、かつ 上記の平均エラー信号値で位相制御手段をブロックする
手段が上記のゾーンに位置し、かつもしブロックされた
状態で平均エラー信号値が所定の規準に適合するならば
位相制御手段をブロックしない手段を具えること、 を特徴としている。
間隔にわたって平均エラー信号値が、その境界が符号検
出時点において調整された信号レベルの所与の第1部分
によって決定されるゾーンに位置しているかどうかを確
定する手段を具え、かつ 上記の平均エラー信号値で位相制御手段をブロックする
手段が上記のゾーンに位置し、かつもしブロックされた
状態で平均エラー信号値が所定の規準に適合するならば
位相制御手段をブロックしない手段を具えること、 を特徴としている。
一度所定の精度が達成された場合に、最適検出時点の周
りで局部クロック速度の位相の調節を継続することは望
ましくないと言う認識に本発明は基づいている。決定フ
ィードバック等化(DFE)と組合せるにせよ、あるい
は組合せないにせよエコーキャンセラー(EC)を使用
する場合にこのことは特に適用される。従って、本発明
によると、位相が最適位相の周りの所定の狭いゾーンの
内側に位置しているかどうかが最初に確定され、もしそ
うなら、最適位相の周りの一層の位相ステップがブロッ
クされる。
りで局部クロック速度の位相の調節を継続することは望
ましくないと言う認識に本発明は基づいている。決定フ
ィードバック等化(DFE)と組合せるにせよ、あるい
は組合せないにせよエコーキャンセラー(EC)を使用
する場合にこのことは特に適用される。従って、本発明
によると、位相が最適位相の周りの所定の狭いゾーンの
内側に位置しているかどうかが最初に確定され、もしそ
うなら、最適位相の周りの一層の位相ステップがブロッ
クされる。
本発明の好ましい実施例によると、位相制御手段がブロ
ックされる場合、大多数の符号間隔にわたってエラー信
号を平均化することによりエラー信号の平均値はその後
で決定される。例えば雑音によるエラー信号のたまたま
の妨害の結果としての位相ステップのチャンスはこのよ
うに低減される。
ックされる場合、大多数の符号間隔にわたってエラー信
号を平均化することによりエラー信号の平均値はその後
で決定される。例えば雑音によるエラー信号のたまたま
の妨害の結果としての位相ステップのチャンスはこのよ
うに低減される。
本発明のさらに好ましい実施例によると、エラー信号の
許容できる平均値のゾーンの境界は位相制御手段がブロ
ックされる場合に拡大される(enlarged)。こ
れはこの拡大されたゾーンの外で起こる平均エラー信号
のチャンスを低減し、従ってまた調節がまだ行われるべ
きチャンスも低減している。このようにしてエラー信号
中の雑音の影響はまた抑制できる。この好ましい実施例
において、平均エラー信号がこの拡大されたゾーンの外
に位置していると言うことに規準が合致する場合に位相
制御手段はブロックされない。エラー信号の許容できる
平均値のゾーンが増大される状態では、エラー信号中の
妨害信号の最適抑制を達成するように平均化は大多数の
符号間隔にわたって実行されることが好ましい。位相収
束(phase convergence)の範囲を決
定するために、すなわち局部クロック信号の位相が最適
値に近付(範囲を決定するために、受信データ符号のプ
レカーソルの値が利用され、そしてこのプレカーソルが
所定の規準に適合するかどうかが確定される。本発明に
よる装置の大きな利点は、相対的に低い周波数を有する
クロック信号発生器で十分であり、それは費用効果が良
(かつ高周波で特有の問題を回避すると言う事実である
。その上、決定フィードバック等価化器(DFE)と組
合わせるにせよあるいは組合せないにせよエコーキャン
セラー(EC)を持つデータ伝送システムにおいて、各
適応ECおよびDFE装置の最適値の周りの位相揺動
(phase fluctuation)による係数の
変動は回避される。
許容できる平均値のゾーンの境界は位相制御手段がブロ
ックされる場合に拡大される(enlarged)。こ
れはこの拡大されたゾーンの外で起こる平均エラー信号
のチャンスを低減し、従ってまた調節がまだ行われるべ
きチャンスも低減している。このようにしてエラー信号
中の雑音の影響はまた抑制できる。この好ましい実施例
において、平均エラー信号がこの拡大されたゾーンの外
に位置していると言うことに規準が合致する場合に位相
制御手段はブロックされない。エラー信号の許容できる
平均値のゾーンが増大される状態では、エラー信号中の
妨害信号の最適抑制を達成するように平均化は大多数の
符号間隔にわたって実行されることが好ましい。位相収
束(phase convergence)の範囲を決
定するために、すなわち局部クロック信号の位相が最適
値に近付(範囲を決定するために、受信データ符号のプ
レカーソルの値が利用され、そしてこのプレカーソルが
所定の規準に適合するかどうかが確定される。本発明に
よる装置の大きな利点は、相対的に低い周波数を有する
クロック信号発生器で十分であり、それは費用効果が良
(かつ高周波で特有の問題を回避すると言う事実である
。その上、決定フィードバック等価化器(DFE)と組
合わせるにせよあるいは組合せないにせよエコーキャン
セラー(EC)を持つデータ伝送システムにおいて、各
適応ECおよびDFE装置の最適値の周りの位相揺動
(phase fluctuation)による係数の
変動は回避される。
図面を参照して実施例に基づいて本発明をさらに説明す
る。
る。
(実施例)
以下の記述において、データ符号は直流成分を抑制する
ために標準双極ラインコード(bipolarline
code)に従って伝送されるものと仮定され、デー
タ符号は値+L O,−1と仮定する。受信データ符号
をサンプルする局部ポー速度クロック信号の相対位相に
ついての情報がこれらの受信データ符号から導出できる
やり方は第1図を参照して説明されよう。
ために標準双極ラインコード(bipolarline
code)に従って伝送されるものと仮定され、デー
タ符号は値+L O,−1と仮定する。受信データ符号
をサンプルする局部ポー速度クロック信号の相対位相に
ついての情報がこれらの受信データ符号から導出できる
やり方は第1図を参照して説明されよう。
第1A図は値+1を持つ単一データ符号のパルス形状を
示し、これはデータ伝送システムの送信機において送信
機の出力フィルタの入力に印加されるものである。デー
タ符号のボー速度 1/Tにおいて、このデータ符号の
継続期間はT秒である。
示し、これはデータ伝送システムの送信機において送信
機の出力フィルタの入力に印加されるものである。デー
タ符号のボー速度 1/Tにおいて、このデータ符号の
継続期間はT秒である。
例えば地域公衆電話y1(local public
telephonenetwork)のワイヤ対のよう
な分散形伝送チャネル(dispersive tra
nsmission channel)を通る伝送の後
、データ符号はデータ伝送システムの受信機で人力フィ
ルタの出力において起こり、そのデータ符号では可能な
パルス形状は第1B図の実線Rによって様式化された形
式で表されている。受信機において、受信データ符号は
第1B図でto4. to。
telephonenetwork)のワイヤ対のよう
な分散形伝送チャネル(dispersive tra
nsmission channel)を通る伝送の後
、データ符号はデータ伝送システムの受信機で人力フィ
ルタの出力において起こり、そのデータ符号では可能な
パルス形状は第1B図の実線Rによって様式化された形
式で表されている。受信機において、受信データ符号は
第1B図でto4. to。
to+T、 to+2T、 −−−と示されるボー速度
1/Tを有する局部クロック信号によってサンプルされ
る。
1/Tを有する局部クロック信号によってサンプルされ
る。
第1B図において、この局部クロンク信号はパルス形状
Rを持つデータ符号のサンプリングの正しい位相を有し
、このサンプリングは正規化されたピーク値+1を持つ
このパルス形状Rのピークの近くの時点t0で起こるこ
とが仮定されている。サンプリング時点t−toに先行
する時点ものパルス形状Rの部分、すなわち第1B図に
おいて時点1=1゜の左の部分はプレカ−ソとして知ら
れている。
Rを持つデータ符号のサンプリングの正しい位相を有し
、このサンプリングは正規化されたピーク値+1を持つ
このパルス形状Rのピークの近くの時点t0で起こるこ
とが仮定されている。サンプリング時点t−toに先行
する時点ものパルス形状Rの部分、すなわち第1B図に
おいて時点1=1゜の左の部分はプレカ−ソとして知ら
れている。
さて、実際にはこのプレカーソルの形状と81続期間は
送信機と受信機の間の伝送チャネル(ワイヤ対)の性質
に実質的に無関係であると見られるが、しかし基本的に
は送信機の出力フィルタと受信機の人力フィルタにより
専ら決定される。このことは送信機と受信機の所与の組
合せに対してプレカーソルの形状と継続期間が前もって
知られており、さらに特定すると、時点t= t、−T
における第1B図のパルス形状Rのプレカーソルは点1
=1.で正規化ピーク値+1と実際に知られている値a
を有すことを意味している。
送信機と受信機の間の伝送チャネル(ワイヤ対)の性質
に実質的に無関係であると見られるが、しかし基本的に
は送信機の出力フィルタと受信機の人力フィルタにより
専ら決定される。このことは送信機と受信機の所与の組
合せに対してプレカーソルの形状と継続期間が前もって
知られており、さらに特定すると、時点t= t、−T
における第1B図のパルス形状Rのプレカーソルは点1
=1.で正規化ピーク値+1と実際に知られている値a
を有すことを意味している。
このパルス形状Rををす受信データ符号は第1c図に表
された構造を有す高域通過フィルタに印加される。この
フィルタで入力信号は遅延素子15によって符号期間T
だけ遅延され、かつこの入力信号はまた乗算器16によ
ってファクタaで乗算される。合算器(summa t
or) 17の助けを借りて乗算器16の出力信号は遅
延素子15の出力信号から減算される。第1B図のパル
ス形状Rを有す受信データ符号が第1C図のフィルタに
印加される場合、このフィルタの出力におけるデータ符
号は第1D図の実線Fにより様式化された形式で示され
たようなパルス形状を有する。第10図から明らかなよ
うに、このパルス形状Fは時点t=t、+Tでそのピー
ク値+1に達し、すなわち第1B図のパルス形状がその
ピーク値+1に達する時点1=1.に対して符号期間T
だけシフトされる。さらに、第10図のこのパルス形状
Fのプレカーソルは時点1=1.でOに等しい値を有し
ている。
された構造を有す高域通過フィルタに印加される。この
フィルタで入力信号は遅延素子15によって符号期間T
だけ遅延され、かつこの入力信号はまた乗算器16によ
ってファクタaで乗算される。合算器(summa t
or) 17の助けを借りて乗算器16の出力信号は遅
延素子15の出力信号から減算される。第1B図のパル
ス形状Rを有す受信データ符号が第1C図のフィルタに
印加される場合、このフィルタの出力におけるデータ符
号は第1D図の実線Fにより様式化された形式で示され
たようなパルス形状を有する。第10図から明らかなよ
うに、このパルス形状Fは時点t=t、+Tでそのピー
ク値+1に達し、すなわち第1B図のパルス形状がその
ピーク値+1に達する時点1=1.に対して符号期間T
だけシフトされる。さらに、第10図のこのパルス形状
Fのプレカーソルは時点1=1.でOに等しい値を有し
ている。
第1B図にはまた値+1を持つ送信データ符号に関連す
る受信データ符号の2つのパルス形状REとRLが示さ
れているが、しかしそれはサンプリング時点よりは非常
に早く受信機でサンプルされる (ピークに達する前に
サンプリングが起こる場合のパルス形状RE)か、ある
いはサンプリング時点より非常に遅くサンプルされる
(ピークが既に通過してしまった後でサンプリンタが実
行される場合のパルス形状RL)かである。双方の場合
に、局部サンプリング信号の位相シフトが望ましい。
る受信データ符号の2つのパルス形状REとRLが示さ
れているが、しかしそれはサンプリング時点よりは非常
に早く受信機でサンプルされる (ピークに達する前に
サンプリングが起こる場合のパルス形状RE)か、ある
いはサンプリング時点より非常に遅くサンプルされる
(ピークが既に通過してしまった後でサンプリンタが実
行される場合のパルス形状RL)かである。双方の場合
に、局部サンプリング信号の位相シフトが望ましい。
と言うのは、そのような補正が無いと、この位相は正し
いサンプリング位相からずっと偏って開始でき、それは
これらのパルス形状REとRLのサンプルが値+1を持
つ送信データ符号を表すか、あるいは値0を持つ送信デ
ータ符号を表すかをもはや確定できなくなるまでそうさ
れるからである。
いサンプリング位相からずっと偏って開始でき、それは
これらのパルス形状REとRLのサンプルが値+1を持
つ送信データ符号を表すか、あるいは値0を持つ送信デ
ータ符号を表すかをもはや確定できなくなるまでそうさ
れるからである。
第1D図はいかにして第1C図のフィルタにより処理さ
れた後でパルス形状REがパルス形状FE(サンプリン
グ時点1=1oにおけるそのプレカーソルは負の値を有
す)となるか、そしてまたいかにして第1C図のフィル
タにより処理された後でパルス形状RLがパルス形状P
L(サンプリング時点t=t。
れた後でパルス形状REがパルス形状FE(サンプリン
グ時点1=1oにおけるそのプレカーソルは負の値を有
す)となるか、そしてまたいかにして第1C図のフィル
タにより処理された後でパルス形状RLがパルス形状P
L(サンプリング時点t=t。
におけるそのプレカーソルは正の値を有す)となるかを
示している。もし第1B図のパルス形状R91’lEお
よびI’lLが階数kを有す受信データ符号に関連する
なら、一般性を失うこと無< to・kT、−■<k
<+ωと置くことができる。第1D図のサンプリング時
点t−toにおけるパルス形状F、 FEおよびFし
のプレカーソルの値はエラー信号e(k)と考えること
ができ、これはサンプリングが正しい位相で実行される
場合にe (k)・0を有し、サンプリングが前に実行
される場合に負の値e (k) <0を有し、そしてサ
ンプリングの後で実行される場合には正の値e(k)>
Oを有している。そこで、エラー信号e (k)の極性
は局部サンプリング信号の位相がシフトされるべき所望
の方向についての情報を与えている。示された実例では
これは正の値e(k)については左への位相シフトであ
り、負の値e(k)については右への位相シフトである
。
示している。もし第1B図のパルス形状R91’lEお
よびI’lLが階数kを有す受信データ符号に関連する
なら、一般性を失うこと無< to・kT、−■<k
<+ωと置くことができる。第1D図のサンプリング時
点t−toにおけるパルス形状F、 FEおよびFし
のプレカーソルの値はエラー信号e(k)と考えること
ができ、これはサンプリングが正しい位相で実行される
場合にe (k)・0を有し、サンプリングが前に実行
される場合に負の値e (k) <0を有し、そしてサ
ンプリングの後で実行される場合には正の値e(k)>
Oを有している。そこで、エラー信号e (k)の極性
は局部サンプリング信号の位相がシフトされるべき所望
の方向についての情報を与えている。示された実例では
これは正の値e(k)については左への位相シフトであ
り、負の値e(k)については右への位相シフトである
。
受信データ符号の極性は一般に複数のエラー信号e(k
)の極性に影響する。データ信号の極性を考慮すると、
位相シフトの所要の方向の可能な表示として、次の式 %式%(1) が使用でき、2(k+1)はサンプリング時点t= t
、+T =(k+1)Tで第1C図のフィルタの出力に
おけるデータ符号の極性であり、それはボー速度1/T
で動作する受信機の符号検出器によって決定される。も
し式(1)が正の値を有するなら、第1B図と第1D図
の時間図では左へのシフトが要求され、そしてもし式(
])が負の値を有するなら、右へのシフトが要求される
。
)の極性に影響する。データ信号の極性を考慮すると、
位相シフトの所要の方向の可能な表示として、次の式 %式%(1) が使用でき、2(k+1)はサンプリング時点t= t
、+T =(k+1)Tで第1C図のフィルタの出力に
おけるデータ符号の極性であり、それはボー速度1/T
で動作する受信機の符号検出器によって決定される。も
し式(1)が正の値を有するなら、第1B図と第1D図
の時間図では左へのシフトが要求され、そしてもし式(
])が負の値を有するなら、右へのシフトが要求される
。
エラー信号e (k)の大きさは位相シフトの所要の大
きさの測度である。これはプレカーソル間隔(to、
to+T)の付近の第1D図のパルス形状Fの部分を詳
細に示す第1E図を参照して説明することができる。サ
ンプリング時点t=to=kTのパルス形状Fは第1近
似で線形と考えられる形状である。さて、もしサンプリ
ング時点t=to+T=(k+1)Tにおけるパルス形
状Fのピーク値が2V、 (k+1)にセントされるな
ら、すなわち今後以下の記述でさらに説明される適応規
準信号(adaptive reference si
gnal)V、 (k+1)の2倍に等しいなら、パル
ス形状Fはサンプリング時点t・む。−kTで値Oを有
する点とサンプリング時点t=t、+’r・(k+1)
Tで値2シバに+1)を有する点を通る直線により近似
され、以下の式が第1E図のサンプリング時点t=to
の付近のパルス形状Fの近似としてこの直線の傾斜ja
n (β)として保持される。
きさの測度である。これはプレカーソル間隔(to、
to+T)の付近の第1D図のパルス形状Fの部分を詳
細に示す第1E図を参照して説明することができる。サ
ンプリング時点t=to=kTのパルス形状Fは第1近
似で線形と考えられる形状である。さて、もしサンプリ
ング時点t=to+T=(k+1)Tにおけるパルス形
状Fのピーク値が2V、 (k+1)にセントされるな
ら、すなわち今後以下の記述でさらに説明される適応規
準信号(adaptive reference si
gnal)V、 (k+1)の2倍に等しいなら、パル
ス形状Fはサンプリング時点t・む。−kTで値Oを有
する点とサンプリング時点t=t、+’r・(k+1)
Tで値2シバに+1)を有する点を通る直線により近似
され、以下の式が第1E図のサンプリング時点t=to
の付近のパルス形状Fの近似としてこの直線の傾斜ja
n (β)として保持される。
jan(β)= 2V、(k+1)/T
(2)もし受信機において局部サンプリング信号の位相
が131.II間Tで多数のm個の離散値を取ることが
できると仮定されるなら、期間Tの一部分として表され
た単一位相ステップΔφの大きさに対してΔφ= T/
m (3)が保持される。
(2)もし受信機において局部サンプリング信号の位相
が131.II間Tで多数のm個の離散値を取ることが
できると仮定されるなら、期間Tの一部分として表され
た単一位相ステップΔφの大きさに対してΔφ= T/
m (3)が保持される。
次に、第1E図より t= t、=kTから右の単一位
相ステップΔφに対応するエラー信号e (k)につい
て良好な近似として jan(β)= 2V、(k+1)/T= e(k)
/Δφ (4)が保持され、そして式(3)を用
いると、e(k)= 2V、(k+1)/m
(5)となる。また む・to=kTか
ら左への単一位相ステップΔφに対応するエラー信号e
(k)に対して、e(k)= −2ν、(k+1)/
m (6)が保持される。
相ステップΔφに対応するエラー信号e (k)につい
て良好な近似として jan(β)= 2V、(k+1)/T= e(k)
/Δφ (4)が保持され、そして式(3)を用
いると、e(k)= 2V、(k+1)/m
(5)となる。また む・to=kTか
ら左への単一位相ステップΔφに対応するエラー信号e
(k)に対して、e(k)= −2ν、(k+1)/
m (6)が保持される。
このように、上述のことは単一位相ステップΔφとサン
プリング時点t、to=kTの(=J近でエラー信号e
(k)に関連する大きさとの間に簡単かつ明確な関係
が存在し、ここでパルス形状FC7)線形近似が許容さ
れることが示されている。
プリング時点t、to=kTの(=J近でエラー信号e
(k)に関連する大きさとの間に簡単かつ明確な関係
が存在し、ここでパルス形状FC7)線形近似が許容さ
れることが示されている。
第2図は局部ボー速度サンプリング信号の位相を最適化
する本発明による受信機を持つデータ伝送システムの一
般的ブロンク線図を示している。
する本発明による受信機を持つデータ伝送システムの一
般的ブロンク線図を示している。
このシステムの送信機は符号器2において符号速度1/
Tで標準双極ラインコードに従って3進デタ符号に変換
される2進デ一タ符号を発生ずるデータ信号源1を具え
ている。符号器2の出力におけるデータ符号は出力フィ
ルタ3を通して伝送チャネル4に印加され、この伝送チ
ャネルは例えば地域公衆電話網のワイヤ対により形成さ
れている。
Tで標準双極ラインコードに従って3進デタ符号に変換
される2進デ一タ符号を発生ずるデータ信号源1を具え
ている。符号器2の出力におけるデータ符号は出力フィ
ルタ3を通して伝送チャネル4に印加され、この伝送チ
ャネルは例えば地域公衆電話網のワイヤ対により形成さ
れている。
このシステムの受信機は伝送チャネル4に接続された入
力フィルタ5を具え、かつ受信データ符号はこれらのデ
ータ符号を速度1/Tでサンプルし、かつ符号検出器7
で最適検出するため得られたサンプルを調整するこのフ
ィルタ5に接続された手段6に印加されている。検出さ
れたデータ符号は最終的にデータ信号シンク(data
signal 5ink) 8に印加され、ここで信
号′a1の元の2進デ一タ符号の複製が得られ、同時に
送信機の双極符号器2に対応する復号器を利用している
。
力フィルタ5を具え、かつ受信データ符号はこれらのデ
ータ符号を速度1/Tでサンプルし、かつ符号検出器7
で最適検出するため得られたサンプルを調整するこのフ
ィルタ5に接続された手段6に印加されている。検出さ
れたデータ符号は最終的にデータ信号シンク(data
signal 5ink) 8に印加され、ここで信
号′a1の元の2進デ一タ符号の複製が得られ、同時に
送信機の双極符号器2に対応する復号器を利用している
。
適当なやり方でサンプリング・調整(sampling
and conditioning means)手段
6と符号検出器7を規定するために、第2図の受信機は
アップデーティング回路(updating circ
uit) 9、適応規準回路(adaptive re
ference circuit)10、および手段6
でサンプリングのために正しい位相で符号速度1/Tの
局部クロック信号を発生ずる局部クロック発生器12の
タイミング制御回路11をまた含んでいる。第2図の受
信機のこれらの素子6.9−12は第3図、第8図を参
照し7てさらに説明されよう。
and conditioning means)手段
6と符号検出器7を規定するために、第2図の受信機は
アップデーティング回路(updating circ
uit) 9、適応規準回路(adaptive re
ference circuit)10、および手段6
でサンプリングのために正しい位相で符号速度1/Tの
局部クロック信号を発生ずる局部クロック発生器12の
タイミング制御回路11をまた含んでいる。第2図の受
信機のこれらの素子6.9−12は第3図、第8図を参
照し7てさらに説明されよう。
サンプリングが第2図の受信機のフィルタ5の出力で速
度1/Tで実行されるから、この受信機の一層の信号処
理の記述は通常の離散時間モデルに基づいており、ここ
で信号は通常のやり方で示されている。
度1/Tで実行されるから、この受信機の一層の信号処
理の記述は通常の離散時間モデルに基づいており、ここ
で信号は通常のやり方で示されている。
第3図は第2図の受信機の手段6のブロンク線図を示し
ている。第3図において、第2図のフィルタ5の出力信
号r(t)はサンプル・保持回路20に印加され、かつ
そこで第2図のクロック発生器12から発生する局部ク
ロック信号により速度1/Tでサンプルされる。以前に
示されたように、受信データ符号に固有なりロンク信号
が時点t=kTで起こると仮定され、ここでkは−ω<
k<+(1)を持つ整数である。一般に、局部クロック
信号は時点む・kT+Toで起こり、ここでToは局部
クロック信号と受信データ符号に固有なりロック信号と
の間の位相差に対応し、このようにToは−T/2<T
o< T/2を満足している。時点t=kT+Toにお
い−乙第3図の回路20の出力でアナログ信号r(t)
のサンプルr(kT+To)が起こり、このアナログ信
号はアナログ対ディジタル変換器21により通常のやり
方でr(k) と示されているディジタル信号のサンプ
ルに変換される。この信号r(k)はあり得る先行符号
量干渉(precursive intersymbo
l 1nterference)と、データ符号の伝送
の間に発達する雑音とを最良のやり方で抑制するために
配設されている線形等化層22に印加される。第1図の
説明を基にして、この線形等化器22が先行符号量干渉
の最も重要な成分をキャンセルするために第1C図に示
されたような構造を有するフィルタ22(1)を具え得
ることは明らかであろう。第3図にはフィードバックフ
ィルタ23がまた含まれ、これは決定フィードバンクタ
イプの等化層の一部分を形成している。第2図の符号検
出器7の出力の検出データ符号c (k)に基づいて、
このフィードバックフィルりはデータ符号の伝送の間に
発達した先行符号量干渉のキャンセリング信号を形成し
、このキャンセリング信号は先行および後続(+)O5
jcurs iνe)符号量干渉と雑音ができる限り最
良なやり方で除去される第2図の符号検出器7の人力信
号s (k)を得るために合算器24により線形等化器
22の出力信号から減算される。符号検出のこの信号s
(k)を最適に調整するために、フィードバックフィ
ルタ23は適応的に配設され、かつ前述のエラー信号e
(k)により制御される適応回路(adaptati
oncircuit)23(1)を具えている。このエ
ラー信号e (k)は局部クロック信号と、受信データ
符号に固有のクロック信号との間の位相差を表している
がくしかしこのエラー信号e (k)はまたフィードバ
ックフィルタ23によってキャンセルすべき後続符号量
干渉を表している。送信機と受信機のフィルタ3.5の
所与の組合せにより、先行符号量干渉は実際に知られて
おり、かつこの符号量干渉は線形等化器22のフィルタ
22(1)により実質的に除かれており、このフィルタ
22(1)は第1C図に示された構造を有している。第
3図に記号的に示されているように、線形等化器22を
適応的に配設し、かつそれをエラー信号e(k)により
制御される適応回路と共に具えることは同様に可能であ
る。線形タイプならびに決定フィードバックタイプの適
応等化層の構造と動作は広く知られており、かつこれ以
上説明する必要は無い。と言うのは、この受信機では全
くありふれた技術が使用できるからである。しかし、第
3図の線形等化器22にフィルタ22(1)を含む必要
は無く、このフィルタ22(1)が線形であり、かつ基
本的には送信機の符号器2と受信機の手段6の合算器2
4との間の任意の点に挿入できることに注意すべきであ
る。しかし実施例を簡単にするために、このフィルタ2
2(1)は第3図の線形等化器22に含まれることが好
ましい。
ている。第3図において、第2図のフィルタ5の出力信
号r(t)はサンプル・保持回路20に印加され、かつ
そこで第2図のクロック発生器12から発生する局部ク
ロック信号により速度1/Tでサンプルされる。以前に
示されたように、受信データ符号に固有なりロンク信号
が時点t=kTで起こると仮定され、ここでkは−ω<
k<+(1)を持つ整数である。一般に、局部クロック
信号は時点む・kT+Toで起こり、ここでToは局部
クロック信号と受信データ符号に固有なりロック信号と
の間の位相差に対応し、このようにToは−T/2<T
o< T/2を満足している。時点t=kT+Toにお
い−乙第3図の回路20の出力でアナログ信号r(t)
のサンプルr(kT+To)が起こり、このアナログ信
号はアナログ対ディジタル変換器21により通常のやり
方でr(k) と示されているディジタル信号のサンプ
ルに変換される。この信号r(k)はあり得る先行符号
量干渉(precursive intersymbo
l 1nterference)と、データ符号の伝送
の間に発達する雑音とを最良のやり方で抑制するために
配設されている線形等化層22に印加される。第1図の
説明を基にして、この線形等化器22が先行符号量干渉
の最も重要な成分をキャンセルするために第1C図に示
されたような構造を有するフィルタ22(1)を具え得
ることは明らかであろう。第3図にはフィードバックフ
ィルタ23がまた含まれ、これは決定フィードバンクタ
イプの等化層の一部分を形成している。第2図の符号検
出器7の出力の検出データ符号c (k)に基づいて、
このフィードバックフィルりはデータ符号の伝送の間に
発達した先行符号量干渉のキャンセリング信号を形成し
、このキャンセリング信号は先行および後続(+)O5
jcurs iνe)符号量干渉と雑音ができる限り最
良なやり方で除去される第2図の符号検出器7の人力信
号s (k)を得るために合算器24により線形等化器
22の出力信号から減算される。符号検出のこの信号s
(k)を最適に調整するために、フィードバックフィ
ルタ23は適応的に配設され、かつ前述のエラー信号e
(k)により制御される適応回路(adaptati
oncircuit)23(1)を具えている。このエ
ラー信号e (k)は局部クロック信号と、受信データ
符号に固有のクロック信号との間の位相差を表している
がくしかしこのエラー信号e (k)はまたフィードバ
ックフィルタ23によってキャンセルすべき後続符号量
干渉を表している。送信機と受信機のフィルタ3.5の
所与の組合せにより、先行符号量干渉は実際に知られて
おり、かつこの符号量干渉は線形等化器22のフィルタ
22(1)により実質的に除かれており、このフィルタ
22(1)は第1C図に示された構造を有している。第
3図に記号的に示されているように、線形等化器22を
適応的に配設し、かつそれをエラー信号e(k)により
制御される適応回路と共に具えることは同様に可能であ
る。線形タイプならびに決定フィードバックタイプの適
応等化層の構造と動作は広く知られており、かつこれ以
上説明する必要は無い。と言うのは、この受信機では全
くありふれた技術が使用できるからである。しかし、第
3図の線形等化器22にフィルタ22(1)を含む必要
は無く、このフィルタ22(1)が線形であり、かつ基
本的には送信機の符号器2と受信機の手段6の合算器2
4との間の任意の点に挿入できることに注意すべきであ
る。しかし実施例を簡単にするために、このフィルタ2
2(1)は第3図の線形等化器22に含まれることが好
ましい。
エラー信号e (k)が得られるやり方は第2図のアッ
プデーティング回路9の選択的実施例(optiona
lembod imen t)を示す第4図を参照して
さらに説明されよう。この回路9は以下の式 %式%(7) に従ってエラー信号e (k)を発生するために配設さ
れている。ここでs (k)は第2図の符号検出器7の
人力信号であり、5(k)はこの符号検出器7の出力信
号であり、かつV、 (k)は第2図の回路10により
なお説明すべき態様で発生されている適応規準信号であ
る。第4図の回路9はファクタ2で信号V、 (k)を
乗算する乗算器25と、信号2V。
プデーティング回路9の選択的実施例(optiona
lembod imen t)を示す第4図を参照して
さらに説明されよう。この回路9は以下の式 %式%(7) に従ってエラー信号e (k)を発生するために配設さ
れている。ここでs (k)は第2図の符号検出器7の
人力信号であり、5(k)はこの符号検出器7の出力信
号であり、かつV、 (k)は第2図の回路10により
なお説明すべき態様で発生されている適応規準信号であ
る。第4図の回路9はファクタ2で信号V、 (k)を
乗算する乗算器25と、信号2V。
(k)、5(k)を形成するために信号?(k)により
信号2V、 (k)を乗算する乗算器26を具え、信号
2v、。
信号2V、 (k)を乗算する乗算器26を具え、信号
2v、。
(k)・c (k)は合算器27により信号s (k)
から減算される。このようにして、エラー信号e(k)
は式(力を満足する合算器27の出力で起こっている。
から減算される。このようにして、エラー信号e(k)
は式(力を満足する合算器27の出力で起こっている。
第2図の規準回路10は受信データ符号のピーク値の半
分の可能な限り良好な評価である適応規準値V、 (k
)を信号e (k)とc (k)に応じて発生するため
に配設されている。この規準信号V、 (k)は符号検
出のしきい値として符号検出器マで使用され、かつまた
上の式(7)から明らかなようにエラー信号e (k)
への受信データ信号の影響に対抗するよう使用されてい
る。この適応規準回路10の選択的実施例は第5図に詳
細に示されている。第5図の回路10は以下の弐 V、(k+1) = V、(k)+p−e(k)・c(
k) (8)に従って基準信号の引き続くサンプ
ルV、、(k+1)を形成するために配設され、ここで
V、 (k)は基準信号の現行のサンプルであり、pは
適応ステップ(および適応速度(adaptation
rate) )の大きさを決定する一定値である。
分の可能な限り良好な評価である適応規準値V、 (k
)を信号e (k)とc (k)に応じて発生するため
に配設されている。この規準信号V、 (k)は符号検
出のしきい値として符号検出器マで使用され、かつまた
上の式(7)から明らかなようにエラー信号e (k)
への受信データ信号の影響に対抗するよう使用されてい
る。この適応規準回路10の選択的実施例は第5図に詳
細に示されている。第5図の回路10は以下の弐 V、(k+1) = V、(k)+p−e(k)・c(
k) (8)に従って基準信号の引き続くサンプ
ルV、、(k+1)を形成するために配設され、ここで
V、 (k)は基準信号の現行のサンプルであり、pは
適応ステップ(および適応速度(adaptation
rate) )の大きさを決定する一定値である。
第5図の基準回路10は信号e (k)と信号c (k
)を乗算する乗算器28と、適応項p−e(k) ・
c (k)を形成するための適応定数pと、このよう
に得られた積信号e(k)・2(k)を乗算する乗算器
29を具えている。この適応項は累算器30に印加され
、この累算器は基準信号のサンプルV、 (k)を蓄積
するメモリ31と式(8)の右側に従ってサンプルV、
(k)と適応項p−e(k)・2(k)の和を形成する
加算器32により形成されている。式(8)を満足する
適応基準信号の次のサンプルV、(k)を間隔Tの後で
メモリ31の出力に与えるためにこの和はメモリ31に
蓄積される。
)を乗算する乗算器28と、適応項p−e(k) ・
c (k)を形成するための適応定数pと、このよう
に得られた積信号e(k)・2(k)を乗算する乗算器
29を具えている。この適応項は累算器30に印加され
、この累算器は基準信号のサンプルV、 (k)を蓄積
するメモリ31と式(8)の右側に従ってサンプルV、
(k)と適応項p−e(k)・2(k)の和を形成する
加算器32により形成されている。式(8)を満足する
適応基準信号の次のサンプルV、(k)を間隔Tの後で
メモリ31の出力に与えるためにこの和はメモリ31に
蓄積される。
適応基準信号V、(k)と上述のエラー信号e (k)
を発生するやり方はデイ−・エイ・ファルコーナ−(D
、 A、 Falconer)の論文、「適応基準エコ
ーキャンセレーシゴン(八daptive Refer
ence Ech。
を発生するやり方はデイ−・エイ・ファルコーナ−(D
、 A、 Falconer)の論文、「適応基準エコ
ーキャンセレーシゴン(八daptive Refer
ence Ech。
Cancellation) J 、アイ・イー・イー
・イー トランズアクション オブ コミュニケーショ
ン(IEEE Trans、 Comm、) 、第C0
M−30巻、第9号、1982年9月、頁2083−2
094からそれ自身既知である(第3図と比較)ことに
注意すべきである。さらに、これまで第2図−第5図を
参照して説明されたように本受信機の構造はケー・ジェ
ー・ウォーダ(K、 J、 Wouda)等の論文、「
単一チップl5DN伝送ユニットについて(Toiya
rds a SingleChip ID5N Tra
nsmission Unit) J 、プロシーディ
ング・オブl5SLS 86 (Proc、 l5SL
S 86)、東京1986年、頁250−255で広く
概説されている (第9図と第11図を比較せよ)。
・イー トランズアクション オブ コミュニケーショ
ン(IEEE Trans、 Comm、) 、第C0
M−30巻、第9号、1982年9月、頁2083−2
094からそれ自身既知である(第3図と比較)ことに
注意すべきである。さらに、これまで第2図−第5図を
参照して説明されたように本受信機の構造はケー・ジェ
ー・ウォーダ(K、 J、 Wouda)等の論文、「
単一チップl5DN伝送ユニットについて(Toiya
rds a SingleChip ID5N Tra
nsmission Unit) J 、プロシーディ
ング・オブl5SLS 86 (Proc、 l5SL
S 86)、東京1986年、頁250−255で広く
概説されている (第9図と第11図を比較せよ)。
受信データ符号をサンプリングするために、第2図の受
信機は周波数1/Tの局部クロック信号を利用し、この
周波数1/Tはクロック発生器12により発生され、か
つ受信データ符号に固有なりロック信号の位相から一般
に異なっている位相を有している。ステップバイステッ
プにこの位相差を減少するために、タイミング制御回路
11がクロック発生器12に接続され、それはクロック
発生器12からの出力信号に加えて、アップデーティン
グ回路9、基準回路10およびステップバイステップに
順方向あるいは逆方向に局部クロック信号の位相をシフ
トする制御信号BSとFSを発生する符号検出器7から
の各出力信号e(k)、Vr (k)およびc (k)
を受信する。第6図はこのタイミング制御回路11を示
している。
信機は周波数1/Tの局部クロック信号を利用し、この
周波数1/Tはクロック発生器12により発生され、か
つ受信データ符号に固有なりロック信号の位相から一般
に異なっている位相を有している。ステップバイステッ
プにこの位相差を減少するために、タイミング制御回路
11がクロック発生器12に接続され、それはクロック
発生器12からの出力信号に加えて、アップデーティン
グ回路9、基準回路10およびステップバイステップに
順方向あるいは逆方向に局部クロック信号の位相をシフ
トする制御信号BSとFSを発生する符号検出器7から
の各出力信号e(k)、Vr (k)およびc (k)
を受信する。第6図はこのタイミング制御回路11を示
している。
第1図の説明から、そしてさらに特定すると式(1)か
ら、実行すべき位相シフトについての所要の情報がe(
k−1) 、c(k)の形の信号から導出できることが
分かる。それに対して、第6図のタイミング制御回路1
1はリミタ41.1サンプル期間Tの遅延時間を有する
遅延素子42、乗算器43および累算器44を持つ相関
器40を具えている。信号e (k)はリミタ41と遅
延素子42を通して乗算器43に印加され、かつそこで
信号e(k−1)、2(k)を形成するために信号?(
k)で乗算されている。リミタ41は例えば−V、(k
)/2と+V、 (k)/2の間の範囲に信号e (k
)の値を制限するために使用され、この制限値は適応基
準信号V、 (k)によって制御されている。信号e(
k)は所望の成分の外に、たまたま非常に高いピーク値
を取ることができ、従って大きくなり得るが、しかし望
ましくなくかつ不必要な位相シフトとなる干渉成分と雑
音成分を含んでいる。これを防ぐために、信号e(k)
の大きさはV、 (k)/2を越えない値にリミタ41
で制限されでいる。言うまでもないことだが、信号e(
k)のたまたま起こるピークが位相シフトについての情
報が導かれる信号の偶発的に大きい妨害になることを回
避する限り、異なる制限値がまた可能である。信号e(
k)の制限にもかかわらず、信号e(k−1)、 2(
k)中の干渉および雑音成分はなお大きな所望でない位
相シフトとなり得、かつこれに対抗するためにこの信号
e(k−1)、 c(k)は累算器44によってM個の
サンプル期間にわたって平均化される。
ら、実行すべき位相シフトについての所要の情報がe(
k−1) 、c(k)の形の信号から導出できることが
分かる。それに対して、第6図のタイミング制御回路1
1はリミタ41.1サンプル期間Tの遅延時間を有する
遅延素子42、乗算器43および累算器44を持つ相関
器40を具えている。信号e (k)はリミタ41と遅
延素子42を通して乗算器43に印加され、かつそこで
信号e(k−1)、2(k)を形成するために信号?(
k)で乗算されている。リミタ41は例えば−V、(k
)/2と+V、 (k)/2の間の範囲に信号e (k
)の値を制限するために使用され、この制限値は適応基
準信号V、 (k)によって制御されている。信号e(
k)は所望の成分の外に、たまたま非常に高いピーク値
を取ることができ、従って大きくなり得るが、しかし望
ましくなくかつ不必要な位相シフトとなる干渉成分と雑
音成分を含んでいる。これを防ぐために、信号e(k)
の大きさはV、 (k)/2を越えない値にリミタ41
で制限されでいる。言うまでもないことだが、信号e(
k)のたまたま起こるピークが位相シフトについての情
報が導かれる信号の偶発的に大きい妨害になることを回
避する限り、異なる制限値がまた可能である。信号e(
k)の制限にもかかわらず、信号e(k−1)、 2(
k)中の干渉および雑音成分はなお大きな所望でない位
相シフトとなり得、かつこれに対抗するためにこの信号
e(k−1)、 c(k)は累算器44によってM個の
サンプル期間にわたって平均化される。
累算器44の出力信号は適応基準信号V、 (k)から
導かれる同じ大きさの正および負のしきい値を有する検
出器45に印加される。もし累算器44のこの出力信号
が正のしきい値より高いなら、検出器45は論理値「1
」を有する信号BSを供給し、この信号はクロック発生
器12において逆方向に(従って第1図の時間図で左に
)ステップΔφだけ局部クロック信号の位相シフトを行
う。同様にもし累算器44のこの出力信号が負のしきい
値より低いなら、検出is 45は論理値「1」を有す
る信号FSを供給し、この信号はクロック発生器12に
おいて順方向に(従って第1図の時間図の右に)ステッ
プΔφだけ位相シフトを行う。検出器45の正および負
のしきい値の間に位置する累算器の出力信号に対して、
制御信号BSとFSの双方は論理値「0」を有し、かつ
クロック発生器12で位相シフトは行われない。
導かれる同じ大きさの正および負のしきい値を有する検
出器45に印加される。もし累算器44のこの出力信号
が正のしきい値より高いなら、検出器45は論理値「1
」を有する信号BSを供給し、この信号はクロック発生
器12において逆方向に(従って第1図の時間図で左に
)ステップΔφだけ局部クロック信号の位相シフトを行
う。同様にもし累算器44のこの出力信号が負のしきい
値より低いなら、検出is 45は論理値「1」を有す
る信号FSを供給し、この信号はクロック発生器12に
おいて順方向に(従って第1図の時間図の右に)ステッ
プΔφだけ位相シフトを行う。検出器45の正および負
のしきい値の間に位置する累算器の出力信号に対して、
制御信号BSとFSの双方は論理値「0」を有し、かつ
クロック発生器12で位相シフトは行われない。
検出器45のしきい値の大きさはV、 (k)/Nであ
り、ここで検出器45で使用する値Nは回路46により
制御される。この回路46は累算器44が乗算器43の
出力信号e(k−1)、 2(k)を平均するサンプル
期間の数Mをまた制御する。このために、回路46は調
節可能な終了位置(adjustabie end p
osition) Mを持つカウンタ47を含み、この
カウンタ47は周波数1/Tの局部クロック信号を受信
し、かつその最終位置Mに到達すると累算器44の内容
が検出器45で検出された後でその前縁が検出器45を
エネーブルしかつその後縁が累算器44の内容を初期値
0にリセットするパルスを生成する。この回路46の別
の構造は今後説明される予定であるが、しかしこれまで
説明された第6図のタイミング制御回路11がいかにし
て累算器44、および回路46によって制御された値M
とNの所与のベアー(M、N)によって特徴付けられて
いる検出器45の所与の状態に対して動作するかがまず
説明されよう。
り、ここで検出器45で使用する値Nは回路46により
制御される。この回路46は累算器44が乗算器43の
出力信号e(k−1)、 2(k)を平均するサンプル
期間の数Mをまた制御する。このために、回路46は調
節可能な終了位置(adjustabie end p
osition) Mを持つカウンタ47を含み、この
カウンタ47は周波数1/Tの局部クロック信号を受信
し、かつその最終位置Mに到達すると累算器44の内容
が検出器45で検出された後でその前縁が検出器45を
エネーブルしかつその後縁が累算器44の内容を初期値
0にリセットするパルスを生成する。この回路46の別
の構造は今後説明される予定であるが、しかしこれまで
説明された第6図のタイミング制御回路11がいかにし
て累算器44、および回路46によって制御された値M
とNの所与のベアー(M、N)によって特徴付けられて
いる検出器45の所与の状態に対して動作するかがまず
説明されよう。
回路46のカウンタ47がその最終位置Mに到達する時
点でkは特殊な値を有し、かつkのこの値に対して累算
器44の出力信号u (k)は次の式によって与えられ
る。
点でkは特殊な値を有し、かつkのこの値に対して累算
器44の出力信号u (k)は次の式によって与えられ
る。
この信号u (k)はM個のサンプル期間にわたる位相
エラー信号自体の平均値Q (k)と、乗算器43の信
号e(k−1)、 c(k)の干渉および雑音成分のM
個のサンプル期間にわたる平均値である雑音の総ff1
n(k)との和であると考えることができ、従って信号
u (k)は次のように書ける。
エラー信号自体の平均値Q (k)と、乗算器43の信
号e(k−1)、 c(k)の干渉および雑音成分のM
個のサンプル期間にわたる平均値である雑音の総ff1
n(k)との和であると考えることができ、従って信号
u (k)は次のように書ける。
u(k)=q(k) + n(k)
(10)第1図の説明によって、局部クロック信号の
位相はm位相ステップが単一期間Tに一致し、従ってT
の小部分としてΔφが式(3) %式% を満足するような大きさΔφの位相ステップでシフトで
きることが既に仮定されている。
(10)第1図の説明によって、局部クロック信号の
位相はm位相ステップが単一期間Tに一致し、従ってT
の小部分としてΔφが式(3) %式% を満足するような大きさΔφの位相ステップでシフトで
きることが既に仮定されている。
この説明から単一位相ステップの大きさΔφと位相エラ
ー信号の変化の関連の大きさΔUとの間で、局部クロッ
ク信号と受信データ符号に固有なりロンク信号の間の位
相差零付近で良好な近似として線形と考えられる関係の
存在することが起り、零位相差のこの近傍における線形
な関係は式(4)−(6)を考慮して Δu=2V、 (k)△φT=2V、 (k)/m
(11)と書ける。さて、もしも2つのクロック
信号間の位相差が半位相ステップΔφ/2を越えないな
ら、位相エラー信号自体の平均値q (k)は、式(1
1)を考慮して −Vr (k)/m≦q (k)≦+V、 (k)/m
(12)が保持される領域に位置し、順方向
あるいは逆方向のクロック信号の位相ステップ△φは2
つのクロック信号間の位相差の一層の減少を起こさない
。
ー信号の変化の関連の大きさΔUとの間で、局部クロッ
ク信号と受信データ符号に固有なりロンク信号の間の位
相差零付近で良好な近似として線形と考えられる関係の
存在することが起り、零位相差のこの近傍における線形
な関係は式(4)−(6)を考慮して Δu=2V、 (k)△φT=2V、 (k)/m
(11)と書ける。さて、もしも2つのクロック
信号間の位相差が半位相ステップΔφ/2を越えないな
ら、位相エラー信号自体の平均値q (k)は、式(1
1)を考慮して −Vr (k)/m≦q (k)≦+V、 (k)/m
(12)が保持される領域に位置し、順方向
あるいは逆方向のクロック信号の位相ステップ△φは2
つのクロック信号間の位相差の一層の減少を起こさない
。
しかし、累算器44の出力において、この平均値q (
k)は別々に利用可能ではないが、しかし信号u (k
)はこの平均値q (k)と雑音の総量n (k)との
和であることで利用可能である(式(10)を比較せよ
)。
k)は別々に利用可能ではないが、しかし信号u (k
)はこの平均値q (k)と雑音の総量n (k)との
和であることで利用可能である(式(10)を比較せよ
)。
さてしきいイ直Nの大きさV、 (k)/NがV、 (
k)/N = 2V、 (k)/m=△u (
13)を満足するようにし、かつ検出器45でNを選択
することにより、かつこのようにN=m/2と選択する
ことにより、クロック発生器12で1ステツプ△φだけ
のどんな位相シフトも 2V、 (k)/m <u(k)<+ 2V、 (k)
/m (14)を満足する信号u (k)の値に
影古しないことが達成できる。ここで位相エラー信号自
体の平均値q (k)が式(12)を満足することを考
慮したケースでは、△u/2・Vr(k)/mを越えな
い大きさを有する雑音の総1n(k)は位相ステップΔ
φの局部クロック信号の位相シフトになること無(信号
u (k)で許容できる。この雑音の総jun(k)の
結果としての位相シフトはこのように半位相ステップΔ
φ/2を越えない大きさを有している。累算器44の信
号e(k−1)。
k)/N = 2V、 (k)/m=△u (
13)を満足するようにし、かつ検出器45でNを選択
することにより、かつこのようにN=m/2と選択する
ことにより、クロック発生器12で1ステツプ△φだけ
のどんな位相シフトも 2V、 (k)/m <u(k)<+ 2V、 (k)
/m (14)を満足する信号u (k)の値に
影古しないことが達成できる。ここで位相エラー信号自
体の平均値q (k)が式(12)を満足することを考
慮したケースでは、△u/2・Vr(k)/mを越えな
い大きさを有する雑音の総1n(k)は位相ステップΔ
φの局部クロック信号の位相シフトになること無(信号
u (k)で許容できる。この雑音の総jun(k)の
結果としての位相シフトはこのように半位相ステップΔ
φ/2を越えない大きさを有している。累算器44の信
号e(k−1)。
c(k)の平均化がMサンプル期間にわたてっ実行され
ているから、ここで考察された位相収束(すなわち、半
位相ステップΔφ/2を越えない2つのクロック信号間
の位相差)のケースにおいて、非常に僅かな確率で2V
、 (k)/mの大きさを有する検出器45のしきい値
を信号u (k)の値が越えないように値Mを選ぶこと
ができる。雑音n (k)の−船釣ガウス特性を与える
と、これらのしきい値の散発的に起こる違犯(tran
sgression)はしかしながらなお期待できる。
ているから、ここで考察された位相収束(すなわち、半
位相ステップΔφ/2を越えない2つのクロック信号間
の位相差)のケースにおいて、非常に僅かな確率で2V
、 (k)/mの大きさを有する検出器45のしきい値
を信号u (k)の値が越えないように値Mを選ぶこと
ができる。雑音n (k)の−船釣ガウス特性を与える
と、これらのしきい値の散発的に起こる違犯(tran
sgression)はしかしながらなお期待できる。
これに関して、予期しない大きな値を持つ信号e (k
)のたまたま起こるピークが例えばV、 (k)/2の
大きさを有する値にリミタ41により制限され、従って
これらのたまたま起こるピークが累算器44の出力で信
号u (k)に限られた効果のみ有することは有利であ
る。このように、位相収束が達成された後、式(14)
を満足する信号u (k)、すなわち 2V、 (k)/m <u(k)<+ 2Vr (k)
/n (15)なる信号u (k)の値に対する
大きさΔφを有するステップで局部クロック信号の位相
をシフトするプロセスをブロックするために雑音n(k
)の影響を十分抑制することは可能と見られる。
)のたまたま起こるピークが例えばV、 (k)/2の
大きさを有する値にリミタ41により制限され、従って
これらのたまたま起こるピークが累算器44の出力で信
号u (k)に限られた効果のみ有することは有利であ
る。このように、位相収束が達成された後、式(14)
を満足する信号u (k)、すなわち 2V、 (k)/m <u(k)<+ 2Vr (k)
/n (15)なる信号u (k)の値に対する
大きさΔφを有するステップで局部クロック信号の位相
をシフトするプロセスをブロックするために雑音n(k
)の影響を十分抑制することは可能と見られる。
局部クロック信号のこのステップバイステップ位相シフ
トをブロックした後、信号u (k)による検出器45
のしきい値の偶発的違犯の確率、従って偶発的位相ステ
ップΔφの確率は大多数の符号間隔にわたり累算器44
で信号e(k−1)、 ::(k)を平均化することに
よさらに低減できる。これは元の値から例えばこの元の
値の4倍に等しい値まで回路46でカウンタ47の最終
値Mを拡大することにより簡単な態様で達成できる。
トをブロックした後、信号u (k)による検出器45
のしきい値の偶発的違犯の確率、従って偶発的位相ステ
ップΔφの確率は大多数の符号間隔にわたり累算器44
で信号e(k−1)、 ::(k)を平均化することに
よさらに低減できる。これは元の値から例えばこの元の
値の4倍に等しい値まで回路46でカウンタ47の最終
値Mを拡大することにより簡単な態様で達成できる。
位相収束の達成後の偶発的位相ステップΔφの確率の一
層の低減は元の値2V、 (k)/mから例えば8V、
(k)/m (これはまた4倍大きい)の値まで検
出器45のしきい値の大きさv、 (k)/Nを拡大す
ることにより、すなわちこのように元の値N=m/2が
ら値N=m/8に値Nを低減することにより達成できる
。この場合、ステップΔφを持つどんな位相シフトも 8V、 (k)/m <u(k)< + 8ν、 (k
)/m (16)を満足する信号u (k)の値に
影響しない。信号u (k)が雑音n (k)のたまた
ま大きい値により式(16)に従って許容ゾーンの限界
を越える確率は小さく、さらに言えば4倍狭い式(14
)による元のゾーンの場合よりかなり小さい。
層の低減は元の値2V、 (k)/mから例えば8V、
(k)/m (これはまた4倍大きい)の値まで検
出器45のしきい値の大きさv、 (k)/Nを拡大す
ることにより、すなわちこのように元の値N=m/2が
ら値N=m/8に値Nを低減することにより達成できる
。この場合、ステップΔφを持つどんな位相シフトも 8V、 (k)/m <u(k)< + 8ν、 (k
)/m (16)を満足する信号u (k)の値に
影響しない。信号u (k)が雑音n (k)のたまた
ま大きい値により式(16)に従って許容ゾーンの限界
を越える確率は小さく、さらに言えば4倍狭い式(14
)による元のゾーンの場合よりかなり小さい。
これらの手段は組み合わされることが好ましく、すなわ
ち検出器45のしきい値開の許容ゾーンの拡大によって
累算器44が平均化する間隔は大きな長さを有している
。値MとNを制御することにより第6図の回路46の助
けを借りていかにこれらの手段が具体化できるかは、デ
ータ符号速度1/Tが120にボーを存し、かつ局部ク
ロック信号が周波数1/T=120kHzを有する実際
の場合について説明されよう。この場合、m・32は期
間T毎の位相ステップの数に対して適当な実際の値であ
るように見える。
ち検出器45のしきい値開の許容ゾーンの拡大によって
累算器44が平均化する間隔は大きな長さを有している
。値MとNを制御することにより第6図の回路46の助
けを借りていかにこれらの手段が具体化できるかは、デ
ータ符号速度1/Tが120にボーを存し、かつ局部ク
ロック信号が周波数1/T=120kHzを有する実際
の場合について説明されよう。この場合、m・32は期
間T毎の位相ステップの数に対して適当な実際の値であ
るように見える。
調節可能な最終位置Mを有するカウンタ47の外に、第
6図の回路46はこの最終位置Mに達するカウンタ46
の回数をカウントするカウンタ48を含んでいる。二〇
カウンタ48は2つの論理信号C(15)とC(31)
を発生し、カウント値15に対応する信号C(15)の
論理値「1」とカウント値31に対応する信号C(31
)の論理値「1」はカウンタ48の最終位置を構成して
いる。これらの信号C(15) とC(31)は状態
制御回路49に印加され、これには位相ステップ△φが
有効になる場合に論理値「1」を有する論理信号Sがま
た印加される。この信号Sはオアゲート50によって得
られ、これに位相ステップΔφが順方向あるいは逆方向
に行われる場合に検出器45によって生成された2つの
論理制御信号BSとFSが印加される。論理信号S、C
(15)およびC(31)に応じて、回路49はカウン
タ48.カウンタ47および検出器45それぞれに4つ
の制御信号CE、CI?、 MおよびNを発生する。信
号CEの論理値「1」はカウンタ48をエネーブルし、
信号CRの論理値「1」は初期位置としてカウンタ48
を零カウント値にリセットする。信号Mはカウンタ47
の最終位置、最終位置として値と・120に対応する信
号Mの論理値「0」および最終位置としてカウント値M
=480に対応する論理値「1」を調節するために使用
されている。最後に、信号Nは検出器45のしきい値の
大きさ、V、 (k)ハ= V、 (k)/16なる大
きさを有するしきい値に対応する信号Nの論理値rQJ
、およびV、 (k)/N = Vr(k)/4を有す
るしきい値に対応する論理値「1」を調節するために使
用されている。
6図の回路46はこの最終位置Mに達するカウンタ46
の回数をカウントするカウンタ48を含んでいる。二〇
カウンタ48は2つの論理信号C(15)とC(31)
を発生し、カウント値15に対応する信号C(15)の
論理値「1」とカウント値31に対応する信号C(31
)の論理値「1」はカウンタ48の最終位置を構成して
いる。これらの信号C(15) とC(31)は状態
制御回路49に印加され、これには位相ステップ△φが
有効になる場合に論理値「1」を有する論理信号Sがま
た印加される。この信号Sはオアゲート50によって得
られ、これに位相ステップΔφが順方向あるいは逆方向
に行われる場合に検出器45によって生成された2つの
論理制御信号BSとFSが印加される。論理信号S、C
(15)およびC(31)に応じて、回路49はカウン
タ48.カウンタ47および検出器45それぞれに4つ
の制御信号CE、CI?、 MおよびNを発生する。信
号CEの論理値「1」はカウンタ48をエネーブルし、
信号CRの論理値「1」は初期位置としてカウンタ48
を零カウント値にリセットする。信号Mはカウンタ47
の最終位置、最終位置として値と・120に対応する信
号Mの論理値「0」および最終位置としてカウント値M
=480に対応する論理値「1」を調節するために使用
されている。最後に、信号Nは検出器45のしきい値の
大きさ、V、 (k)ハ= V、 (k)/16なる大
きさを有するしきい値に対応する信号Nの論理値rQJ
、およびV、 (k)/N = Vr(k)/4を有す
るしきい値に対応する論理値「1」を調節するために使
用されている。
第6図のタイミング制御回路11は回路49の制御の下
で3つの状態にもたらすことができ、それらの状態は累
算器44が平均化する符号間隔の数の値Mと、検出器4
5のしきい値の大きさV、 (k)/Nを表示する値N
によって特徴付けられている。
で3つの状態にもたらすことができ、それらの状態は累
算器44が平均化する符号間隔の数の値Mと、検出器4
5のしきい値の大きさV、 (k)/Nを表示する値N
によって特徴付けられている。
状態IM・120とN=16
状態■ 門=480 とN=16
−状態■ 門・480とN= 4
状態■において、カウンタ47は門・120符号間隔の
後でその最終位置に達し、そしてエネーブルされた検出
器45は累算器44の出力信号u (k)がしきい値−
ν、 (k)/16と+V、 (k)/16の間のゾー
ンの内側に位置しているか、あるいはこのゾーンの外側
に位置しているかどうかを決定する。大きさΔφを有す
るステップの局部クロック信号の位相シフトのプロセス
が位相収束の達成されるように進行する場合、受信デー
タ符号に固有なりロック信号に対する位相差はせいぜい
半位相ステップΔφ/2であり、状態Iではカウンタ4
8のカウント値は信号u (k)が検出器45のしきい
値の間のゾーンの内側に位置する度毎に1だけ増大され
、このようにして−Vr(k)/16<u(k) <+
ν、 (k)/16 (17)が満足される。
後でその最終位置に達し、そしてエネーブルされた検出
器45は累算器44の出力信号u (k)がしきい値−
ν、 (k)/16と+V、 (k)/16の間のゾー
ンの内側に位置しているか、あるいはこのゾーンの外側
に位置しているかどうかを決定する。大きさΔφを有す
るステップの局部クロック信号の位相シフトのプロセス
が位相収束の達成されるように進行する場合、受信デー
タ符号に固有なりロック信号に対する位相差はせいぜい
半位相ステップΔφ/2であり、状態Iではカウンタ4
8のカウント値は信号u (k)が検出器45のしきい
値の間のゾーンの内側に位置する度毎に1だけ増大され
、このようにして−Vr(k)/16<u(k) <+
ν、 (k)/16 (17)が満足される。
この場合、信号Sは論理値「0」を有している。と言う
のは、信号BSとFSの双方が論理値r□、を有してい
るからである。そこで、回路49は状flIにおいて、
論理値「0」が信号Sに起こる場合にカウンタ48のエ
ネーブル信号CEとリセット信号CRがそれぞれ論理値
「1」と論理値「0」を有するように配設されるべきで
ある。もし状態Iにおいて、信号u (k)が式(17
)を満足し、かつ何回となく15に等しくなる検出器4
5のしきい値開のゾーンの内側に位置するなら、位相収
束の起こることが暫定的に仮定される。カウンタ48は
カウント値15に達し、かつ状態■に遷移するために論
理値「1jを有する信号C(15)を回路49に供給し
、その遷移でカウンタ48は初期位置としてカウント値
Oにリセットされる。このようにして、回路49は状態
Iから状態■への遷移においてリセット信号CRがカウ
ンタ48に生成され、そして状態Hにおいてカウント制
御信号Mはカウント値H・480を有する最終位置にカ
ウンタ47を調節するために論理値「1」を有している
。
のは、信号BSとFSの双方が論理値r□、を有してい
るからである。そこで、回路49は状flIにおいて、
論理値「0」が信号Sに起こる場合にカウンタ48のエ
ネーブル信号CEとリセット信号CRがそれぞれ論理値
「1」と論理値「0」を有するように配設されるべきで
ある。もし状態Iにおいて、信号u (k)が式(17
)を満足し、かつ何回となく15に等しくなる検出器4
5のしきい値開のゾーンの内側に位置するなら、位相収
束の起こることが暫定的に仮定される。カウンタ48は
カウント値15に達し、かつ状態■に遷移するために論
理値「1jを有する信号C(15)を回路49に供給し
、その遷移でカウンタ48は初期位置としてカウント値
Oにリセットされる。このようにして、回路49は状態
Iから状態■への遷移においてリセット信号CRがカウ
ンタ48に生成され、そして状態Hにおいてカウント制
御信号Mはカウント値H・480を有する最終位置にカ
ウンタ47を調節するために論理値「1」を有している
。
状態■において、位相収束の仮定が正しいかどうかが検
査される。トイ80符号間隔の後でカウンタ47はその
最終位置に達するから、累算器44での平均化は状態■
より4倍大きい間隔にわたって実行され、そして信号u
(k)によってしきい値−V、 (k)/16と+V
、 (k)/16を偶発的に越える確率はこのように減
少される。また状態■において、カウンタ48のカウン
ト値は信号u (k)が式(17)を満足し、かつ検出
器45のしきい値開のゾーンに位置する度毎に1だけ増
大するが、しかし状態Iの位置とは異なって、式(17
)が−度だけ満足されずかつこのように信号u (k)
が検出器45のこれらのしきい値の間の外側に一度位置
するや否やカウンタ48は初期位置として零カウント値
にリセットされる。もし状態■において、信号u (k
)が31回だけ式(17)を連続的に満足するならば、
位相収束が実際に起こったと仮定される。カウンタ48
はカウント値31を持つ最終状態に達し、かつ状態■に
遷移するために論理値「1」を有する信号C(31)を
回路49に印加し、その遷移でカウンタ48はカウント
値31を持つその最終位置を保留する。状態■に遷移す
る場合に何のリセット信号CRもカウンタ48に生成さ
れず、かつ状態■において制御信号Mならびに制御信号
Nが発生され、カウント値M=480を有する最終位置
にカウンタ47を調節するために論理値「1」を有し、
かつ検出器45のしきい値に大きさV、 (k)/4を
与えるように回路49は配設されている。
査される。トイ80符号間隔の後でカウンタ47はその
最終位置に達するから、累算器44での平均化は状態■
より4倍大きい間隔にわたって実行され、そして信号u
(k)によってしきい値−V、 (k)/16と+V
、 (k)/16を偶発的に越える確率はこのように減
少される。また状態■において、カウンタ48のカウン
ト値は信号u (k)が式(17)を満足し、かつ検出
器45のしきい値開のゾーンに位置する度毎に1だけ増
大するが、しかし状態Iの位置とは異なって、式(17
)が−度だけ満足されずかつこのように信号u (k)
が検出器45のこれらのしきい値の間の外側に一度位置
するや否やカウンタ48は初期位置として零カウント値
にリセットされる。もし状態■において、信号u (k
)が31回だけ式(17)を連続的に満足するならば、
位相収束が実際に起こったと仮定される。カウンタ48
はカウント値31を持つ最終状態に達し、かつ状態■に
遷移するために論理値「1」を有する信号C(31)を
回路49に印加し、その遷移でカウンタ48はカウント
値31を持つその最終位置を保留する。状態■に遷移す
る場合に何のリセット信号CRもカウンタ48に生成さ
れず、かつ状態■において制御信号Mならびに制御信号
Nが発生され、カウント値M=480を有する最終位置
にカウンタ47を調節するために論理値「1」を有し、
かつ検出器45のしきい値に大きさV、 (k)/4を
与えるように回路49は配設されている。
状態■において、累算器44での平均化はト48゜符号
間隔にわたって実行されるが、その上、検出器45のし
きい値間のゾーンは状態Iと状態■より4倍広く、従っ
てしきい値−ν、 (k)/4 と+V、 (k)/4
を偶発的に越える信号u (k)の確率は状態■におけ
るよりもかなり小さい。十分信顛性のある状態で位相収
束が確認された後、検出器45のしきい値間のゾーンの
この拡大は位相エラー信号e(k−1)、 2(k)の
干渉および雑音成分の結果として局部クロック信号の望
ましくない偶発的位相ステップ△φに対して有効な対抗
手段である。すると信号u (k)が毎回1度だけ −V、 (k)/4 <u(k) <V、 (k)/4
(18)を満足するようカウンタ48のカウ
ント値をもはや増大しない。しかし、式(18)の条件
が状態■で一度満足されず、かつ順方向あるいは逆方向
で局部クロック信号の位相ステップΔφが有効になるや
否や、1位相ステップΔφだけシフトされた局部クロッ
ク信号の位相収束が信軌性あり、従って状態■への遷移
が位相収束の仮定の正しさを再び一度だけ検証するため
に起こることを正しく仮定することはできない。そこで
、状態■においてカウンタ48のエネーブル信号CEが
論理値r□、を有し、かつ信号Sの論理値「1」の生起
が状態Iへの直接の回帰(return)を実行するよ
うに回路49が配設されなければならず、その回帰に基
づいて論理値「1」を持つリセット信号CRはカウンタ
48をその初期位置のカウント値0にリセットするため
に生成される。
間隔にわたって実行されるが、その上、検出器45のし
きい値間のゾーンは状態Iと状態■より4倍広く、従っ
てしきい値−ν、 (k)/4 と+V、 (k)/4
を偶発的に越える信号u (k)の確率は状態■におけ
るよりもかなり小さい。十分信顛性のある状態で位相収
束が確認された後、検出器45のしきい値間のゾーンの
この拡大は位相エラー信号e(k−1)、 2(k)の
干渉および雑音成分の結果として局部クロック信号の望
ましくない偶発的位相ステップ△φに対して有効な対抗
手段である。すると信号u (k)が毎回1度だけ −V、 (k)/4 <u(k) <V、 (k)/4
(18)を満足するようカウンタ48のカウ
ント値をもはや増大しない。しかし、式(18)の条件
が状態■で一度満足されず、かつ順方向あるいは逆方向
で局部クロック信号の位相ステップΔφが有効になるや
否や、1位相ステップΔφだけシフトされた局部クロッ
ク信号の位相収束が信軌性あり、従って状態■への遷移
が位相収束の仮定の正しさを再び一度だけ検証するため
に起こることを正しく仮定することはできない。そこで
、状態■においてカウンタ48のエネーブル信号CEが
論理値r□、を有し、かつ信号Sの論理値「1」の生起
が状態Iへの直接の回帰(return)を実行するよ
うに回路49が配設されなければならず、その回帰に基
づいて論理値「1」を持つリセット信号CRはカウンタ
48をその初期位置のカウント値0にリセットするため
に生成される。
これら3つの状態I、■および■を制御するために、回
路49は異なったやり方で配設できる。−例として、第
7図は第6図の状態制御回路49の選択的実施例のブロ
ック線図を詳細に示している。
路49は異なったやり方で配設できる。−例として、第
7図は第6図の状態制御回路49の選択的実施例のブロ
ック線図を詳細に示している。
3つの状態I、■および■を特徴付けるために、第7図
の回路47は2つのRSフリップフロシブ52と53を
具え、RSフリップフロップ52と53のQ出力で信号
Q (52) とQ (53)の論理値とこれらの状態
との間に以下の関係が存在する。
の回路47は2つのRSフリップフロシブ52と53を
具え、RSフリップフロップ52と53のQ出力で信号
Q (52) とQ (53)の論理値とこれらの状態
との間に以下の関係が存在する。
状態I Ω(52)・r OJ Q(53)・「O
」状態■ ロ(52)・r 1 、 Q(53)・
「0」状態I[[Q(52)・r □ 」Q(53)・
「1」上の関係はすべての状態において、第6図のカウ
ンタ47の制御信号Mがオアゲート54によって信号Q
(52)とQ (53)から容易に得ることができ、
さらに信号+1 (53)は第6図の検出器45の制御
信号Nとして直接使用できることを示している。
」状態■ ロ(52)・r 1 、 Q(53)・
「0」状態I[[Q(52)・r □ 」Q(53)・
「1」上の関係はすべての状態において、第6図のカウ
ンタ47の制御信号Mがオアゲート54によって信号Q
(52)とQ (53)から容易に得ることができ、
さらに信号+1 (53)は第6図の検出器45の制御
信号Nとして直接使用できることを示している。
状BTから状態■への遷移は信号C(15)を第6図の
カウンタ48からフリップフロップ52のS入力に印加
することにより実行され、状態■から状態■への遷移は
信号C(31)を第6図のカウンタ48からフリップフ
ロップ52のR人力とフリップフロップ53のS入力の
双方に印加することにより実行され、そして最後に状態
■から状態Iへの遷移は信号Sを第6図のオアゲート5
0から、状態■においてのみ信号Q (53)により開
放されたままになっているアンドゲート55に印加し、
かつ出力信号をアンドゲート55からフリップフロップ
53のR入力に印加することにより実行される。
カウンタ48からフリップフロップ52のS入力に印加
することにより実行され、状態■から状態■への遷移は
信号C(31)を第6図のカウンタ48からフリップフ
ロップ52のR人力とフリップフロップ53のS入力の
双方に印加することにより実行され、そして最後に状態
■から状態Iへの遷移は信号Sを第6図のオアゲート5
0から、状態■においてのみ信号Q (53)により開
放されたままになっているアンドゲート55に印加し、
かつ出力信号をアンドゲート55からフリップフロップ
53のR入力に印加することにより実行される。
状態■と状態■にのみ必要な第6図のカウンタ48のエ
ネーブル信号CEは信号口(53)とSからノアゲート
56により得られている。制御信号Mにより状態■で開
放に保たれているオアゲート57、制御信号Mにより状
態■と状態■で開放に保たれているアンドゲート58お
よびアントゲ−1・57.58の出力に接続されたオア
ゲート59を用いて、第6図のカウンタ48からアンド
ゲート57に信号C(15)を印加しく状態Iから状態
Hに遷移する場合に信号CRを発生するために)、かつ
第6図のオアゲート50からアンドゲート58に信号S
を印加する(状態■と状態■で信号CRを発生するため
に)ことにより第6図のカウンタ48のリセット信号C
Rが得られる。
ネーブル信号CEは信号口(53)とSからノアゲート
56により得られている。制御信号Mにより状態■で開
放に保たれているオアゲート57、制御信号Mにより状
態■と状態■で開放に保たれているアンドゲート58お
よびアントゲ−1・57.58の出力に接続されたオア
ゲート59を用いて、第6図のカウンタ48からアンド
ゲート57に信号C(15)を印加しく状態Iから状態
Hに遷移する場合に信号CRを発生するために)、かつ
第6図のオアゲート50からアンドゲート58に信号S
を印加する(状態■と状態■で信号CRを発生するため
に)ことにより第6図のカウンタ48のリセット信号C
Rが得られる。
第7図の実例の説明の後、第6図の状態制御回路49の
多種多様の具体化が可能なことは明らかであろう。実際
の目的で魅力的な可能性は回路49の具体化にテーブル
ルックアップメモリを利用することであり、このメモリ
では信号M、 N、 CEおよびCRの値はそのアド
レスが信号S、C(15)、 C(31)の値および
信号MとNの蓄積値によって形成されるメモリ位置に蓄
積されている。そのようなテープルルックアンプメモリ
が配設されるやり方は広く知られており、本文でこれ以
上説明する必要は無い。
多種多様の具体化が可能なことは明らかであろう。実際
の目的で魅力的な可能性は回路49の具体化にテーブル
ルックアップメモリを利用することであり、このメモリ
では信号M、 N、 CEおよびCRの値はそのアド
レスが信号S、C(15)、 C(31)の値および
信号MとNの蓄積値によって形成されるメモリ位置に蓄
積されている。そのようなテープルルックアンプメモリ
が配設されるやり方は広く知られており、本文でこれ以
上説明する必要は無い。
第8図は周波数1/Tを有する局部クロック信号を発生
する第2図の発生器12のブロック線図を示しており、
その位相は第6図のタイミング制御回路11の検出器4
5から発生される制御信号BSとFSによって決定され
る方向に式(3)に従って大きさ△φ・77mを有する
ステップで制御できる。第8図の発生器12は水晶発振
器60とそれに接続された分周器61を具え、分周器か
ら局部クロック信号が導かれる。発振器60の周波数は
クロック信号1/Tの公称値よりファクタmだけ大きく
、そして分周器61の分周ファクタは一般に値mを有し
ている。逆方向(第1図の時間図の左)に位相ステップ
Δφ・77mを実行するために、分周器61の分周ファ
クタは1分周サイクルの継続期間で制御信号BSにより
値(m−1)に調節され、それに引き続いてその公称値
mに再調節される。この場合、関連する分周サイクルは
正規間隔Tを持たないが、しかし間隔(1−1/m)T
を有し、従ってこの分周サイクルが終了した後で分周器
61の出力におけるクロック信号は逆方向にステップT
/n+を有している。同様に、順方向の位相ステップΔ
φ・77mは単一分周サイクルの継続期間で制御信号p
sの制御の下で分周器61を値(m+1)に調節するこ
とにより実行される。
する第2図の発生器12のブロック線図を示しており、
その位相は第6図のタイミング制御回路11の検出器4
5から発生される制御信号BSとFSによって決定され
る方向に式(3)に従って大きさ△φ・77mを有する
ステップで制御できる。第8図の発生器12は水晶発振
器60とそれに接続された分周器61を具え、分周器か
ら局部クロック信号が導かれる。発振器60の周波数は
クロック信号1/Tの公称値よりファクタmだけ大きく
、そして分周器61の分周ファクタは一般に値mを有し
ている。逆方向(第1図の時間図の左)に位相ステップ
Δφ・77mを実行するために、分周器61の分周ファ
クタは1分周サイクルの継続期間で制御信号BSにより
値(m−1)に調節され、それに引き続いてその公称値
mに再調節される。この場合、関連する分周サイクルは
正規間隔Tを持たないが、しかし間隔(1−1/m)T
を有し、従ってこの分周サイクルが終了した後で分周器
61の出力におけるクロック信号は逆方向にステップT
/n+を有している。同様に、順方向の位相ステップΔ
φ・77mは単一分周サイクルの継続期間で制御信号p
sの制御の下で分周器61を値(m+1)に調節するこ
とにより実行される。
もし第2図の局部ブロック発生器12の周波数が第2図
の送信機のクロック周波数に対して僅かの偏移を示すな
ら、タイミング制御回路11はクロック発生器12の周
波数の制御に使用できる。この目的で、第6図のタイミ
ング制御回路11は極性検出器62を具え、これには信
号e(k−1)、 c(k)が正である場合に一定の正
値を有し、そして信号e(k−1)。
の送信機のクロック周波数に対して僅かの偏移を示すな
ら、タイミング制御回路11はクロック発生器12の周
波数の制御に使用できる。この目的で、第6図のタイミ
ング制御回路11は極性検出器62を具え、これには信
号e(k−1)、 c(k)が正である場合に一定の正
値を有し、そして信号e(k−1)。
2(k)が負である場合に一定の負値を有する2進制御
信号ΔFを発生する乗算器43の位相エラー信号e(k
−1)、 5(k)が印加されている。この制御信号Δ
Fはこの周波数の公称値の僅かな部分(例えば、公称周
波数1/T=120K)Izと分周器6Iの分周ファク
タ請=32を考慮して1:10’から1nto’の程度
の部分)である量だけ周波数を増大するか減少するため
に第8図の水晶発振器600周波数制御回路60(1)
に印加されている。速度のこの変化は局部クロック信号
の期間T当たり僅かな位相シフトを伴うから、第2図の
送信機と受信機との間の周波数差の結果として、非常に
大きな数の期間にわたり正方向あるいは負方向に向かう
制御信号ΔFの一般的傾向のみがこの周波数差を減少す
るために局部クロック信号の著しい位相シフトとなるが
、しかし位相エラー信号e(k−1)、 5(k)の干
渉と雑音成分の結果として制御信号ΔFにしばしば起こ
るエラーは、この大多数の期間にわたり平均値が実際に
零に等しいと言う理由で実質的になんらの影響も持って
いない。
信号ΔFを発生する乗算器43の位相エラー信号e(k
−1)、 5(k)が印加されている。この制御信号Δ
Fはこの周波数の公称値の僅かな部分(例えば、公称周
波数1/T=120K)Izと分周器6Iの分周ファク
タ請=32を考慮して1:10’から1nto’の程度
の部分)である量だけ周波数を増大するか減少するため
に第8図の水晶発振器600周波数制御回路60(1)
に印加されている。速度のこの変化は局部クロック信号
の期間T当たり僅かな位相シフトを伴うから、第2図の
送信機と受信機との間の周波数差の結果として、非常に
大きな数の期間にわたり正方向あるいは負方向に向かう
制御信号ΔFの一般的傾向のみがこの周波数差を減少す
るために局部クロック信号の著しい位相シフトとなるが
、しかし位相エラー信号e(k−1)、 5(k)の干
渉と雑音成分の結果として制御信号ΔFにしばしば起こ
るエラーは、この大多数の期間にわたり平均値が実際に
零に等しいと言う理由で実質的になんらの影響も持って
いない。
上述の第2図の説明において、e(k−1)・8(K)
なる形を有する位相エラー信号が常に使用されており、
式(8)に従って基準回路10で発生される適応基準信
号V、 (k)の助けを借りて式(7)に従って符号検
出器7においてエラー信号e (k)は信号s (k)
からアップデーティング回路9に導かれている。
なる形を有する位相エラー信号が常に使用されており、
式(8)に従って基準回路10で発生される適応基準信
号V、 (k)の助けを借りて式(7)に従って符号検
出器7においてエラー信号e (k)は信号s (k)
からアップデーティング回路9に導かれている。
実行すべき位相シフトについての情報は符号検出器70
入力信号s (k)から違ったやり方で導くことができ
、ここでアップデーティング回路9と基準回路10を使
用することは常に必要でない。本当のことであるが、こ
の入力信号s (k)の先行および後続符号量干渉はサ
ンプリング・調整手段6によりほぼ完全にキャンセルさ
れることが常に仮定されている。位相エラー信号を導く
単なる可能性は特定の符号遷移が起こる場合にこの信号
s (k)それ自身を利用している。例えば、もし信号
s (k)の値0から値+1までの遷移が符号検出器7
の出力で値′C(k−1)=O,′c(k)m+1の生
起により検出されるなら、信号5(k−1)は位相エラ
ー信号として累算器44に直接印加できる。この場合、
第6図の乗算器43は、組み合わせc(k−1)・O,
c(k)・+1に対してのみ閉じるスイッチと交換すべ
きであり、かつ信号s (k)は信号e (k)の代わ
りにリミタ41に印加されるべきである。同様に、もし
値0から値−1への遷移が符号検出器7の出力において
値c(k−1)=O,c(k)=−1の生起により検出
されるなら、信号−s (k−1)が使用できる。
入力信号s (k)から違ったやり方で導くことができ
、ここでアップデーティング回路9と基準回路10を使
用することは常に必要でない。本当のことであるが、こ
の入力信号s (k)の先行および後続符号量干渉はサ
ンプリング・調整手段6によりほぼ完全にキャンセルさ
れることが常に仮定されている。位相エラー信号を導く
単なる可能性は特定の符号遷移が起こる場合にこの信号
s (k)それ自身を利用している。例えば、もし信号
s (k)の値0から値+1までの遷移が符号検出器7
の出力で値′C(k−1)=O,′c(k)m+1の生
起により検出されるなら、信号5(k−1)は位相エラ
ー信号として累算器44に直接印加できる。この場合、
第6図の乗算器43は、組み合わせc(k−1)・O,
c(k)・+1に対してのみ閉じるスイッチと交換すべ
きであり、かつ信号s (k)は信号e (k)の代わ
りにリミタ41に印加されるべきである。同様に、もし
値0から値−1への遷移が符号検出器7の出力において
値c(k−1)=O,c(k)=−1の生起により検出
されるなら、信号−s (k−1)が使用できる。
しかし、本発明の範囲内で、回復された位相エラー信号
が局部クロック信号と受信データ符号に固有なりロック
信号との間の位相差の表現であることは特に重要である
。調整された受信データ符号からそのような位相エラー
信号が導かれるやり方は余り重要でない役割をそこで演
じ、かつ種々の取捨選択間の選択は2つのクロック信号
間の位相差の表現の有効性を基にして、および実際の具
体化の簡単性によって行われる。この点に関して、e(
k−1)、 c(k)なる形を有する位相エラー信号を
導く広く議論された方法は特に魅力的であり、この方法
が標準双極ラインコードに従って3進デ一タ符号のここ
で議論されたタイプによるもの以外のデータ符号の他の
タイプにまた使用できると言う理由でさらに魅力的であ
る。
が局部クロック信号と受信データ符号に固有なりロック
信号との間の位相差の表現であることは特に重要である
。調整された受信データ符号からそのような位相エラー
信号が導かれるやり方は余り重要でない役割をそこで演
じ、かつ種々の取捨選択間の選択は2つのクロック信号
間の位相差の表現の有効性を基にして、および実際の具
体化の簡単性によって行われる。この点に関して、e(
k−1)、 c(k)なる形を有する位相エラー信号を
導く広く議論された方法は特に魅力的であり、この方法
が標準双極ラインコードに従って3進デ一タ符号のここ
で議論されたタイプによるもの以外のデータ符号の他の
タイプにまた使用できると言う理由でさらに魅力的であ
る。
(要 約)
所与のボー速度でデータ符号を伝送するシステムの受信
機がボー速度1/Tで動作する符号検出器(7)とこの
符号検出のために受信データ符号を最適に調整する手段
(6)を具えている。調整された受信データ信号(s(
k))から位相エラー信号(e(k−1)、 2(k)
)が導かれ、それは局部的に発生されたボー速度クロッ
ク信号と受信データ符号に固有なボー速度クロック信号
との間の位相差を表し、そして受信機は位相エラー信号
(e(k−1) 、2(k) )に応じてステップバイ
ステップにこの位相差を減少する手段(11,12)を
具えている。この受信機は符号間隔の所定の数(M)に
わたって位相エラー信号の平均値(u(k))を決定す
る累算器(44)と、その境界〔±v、 (k)/N
)が、調整された信号(s(k)) (Dレベル(V、
(k) ) (D所与の部分(17NN〉1)によっ
て決定されているゾーンにこの平均値(u(k))が位
置するかどうかを確定する検出器(45)をさらに含ん
でいる。もし位相エラー信号の平均値(u(k))がこ
のゾーンに位置するなら、局部クロック信号の位相をス
テップバイステップにシフトするプロセスは停止される
。
機がボー速度1/Tで動作する符号検出器(7)とこの
符号検出のために受信データ符号を最適に調整する手段
(6)を具えている。調整された受信データ信号(s(
k))から位相エラー信号(e(k−1)、 2(k)
)が導かれ、それは局部的に発生されたボー速度クロッ
ク信号と受信データ符号に固有なボー速度クロック信号
との間の位相差を表し、そして受信機は位相エラー信号
(e(k−1) 、2(k) )に応じてステップバイ
ステップにこの位相差を減少する手段(11,12)を
具えている。この受信機は符号間隔の所定の数(M)に
わたって位相エラー信号の平均値(u(k))を決定す
る累算器(44)と、その境界〔±v、 (k)/N
)が、調整された信号(s(k)) (Dレベル(V、
(k) ) (D所与の部分(17NN〉1)によっ
て決定されているゾーンにこの平均値(u(k))が位
置するかどうかを確定する検出器(45)をさらに含ん
でいる。もし位相エラー信号の平均値(u(k))がこ
のゾーンに位置するなら、局部クロック信号の位相をス
テップバイステップにシフトするプロセスは停止される
。
第H図−第1E図は局部ボー速度クロック信号の相対位
相についての情報が受信データ符号がら導けるやり方を
例示する多数の時間図とブロック線図を示し、 第2図は本発明による受信機を持つデータ伝送システム
の一般的ブロック線図を示し、第3図は符号検出のため
に最適に調整された受信データ符号に対する第2図の受
信機中の手段のブロック線図を示し、 第4図は第2図の受信機のアップデーティング回路のブ
ロック線図を詳細に示し、 第5図は第2図の受信機の適応基準回路のブロック線図
を詳細に示し、 第6図は第2図の受信機タイミング制御回路のブロック
線図を示し、 第7図は第6図のタイミング制御回路の状態制御回路の
選択的な実施例のブロック線図を詳細に示し、 第8図は第2図の受信機の局部ボー速度クロック発生器
のブロック線図を示している。 1・・・データ信号源 2・・・符号器3・・・出
力フィルタ 4・・・伝送チャネル5・・・入力フ
ィルタ ロ・・・(サンプリング・調整)手段 7・・・符号検出器 8・・・データ信号シンク
9・・・アップデーティング回路 10・・・適応基準回路 11・・・タイミング制
御回路12・・・局部クロック発生器 15・・・遅延素子 16・・・乗算器17・
・・合算器 20・・・サンプル・保持回路 21・・・アナログ対ディジタル変換器22・・・線形
等花器 22(1)・・・フィルタ23・・・フ
ィードバックフィルタ 23(1)・・・適応回路 24.27・・・合算
器25.26,28.29・・・乗算器 3o・・・累
算器31・・・メモリ 32・・・加算器4
0・・・相関器 41・・・リミタ42・・
・遅延素子 43・・・乗算器44・・・累算
器 45・・・検出器46・・・回路
47.48・・・カウンタ49・・・状態制御
回路 5o・・・オアゲート52.53.・・・R
sフリップフロップ54.59・・・オアゲート55,
57.58・・・アンドゲート56・・・ノアゲート6
0・・・水晶発振器60(1)・・・周波数制御回路
相についての情報が受信データ符号がら導けるやり方を
例示する多数の時間図とブロック線図を示し、 第2図は本発明による受信機を持つデータ伝送システム
の一般的ブロック線図を示し、第3図は符号検出のため
に最適に調整された受信データ符号に対する第2図の受
信機中の手段のブロック線図を示し、 第4図は第2図の受信機のアップデーティング回路のブ
ロック線図を詳細に示し、 第5図は第2図の受信機の適応基準回路のブロック線図
を詳細に示し、 第6図は第2図の受信機タイミング制御回路のブロック
線図を示し、 第7図は第6図のタイミング制御回路の状態制御回路の
選択的な実施例のブロック線図を詳細に示し、 第8図は第2図の受信機の局部ボー速度クロック発生器
のブロック線図を示している。 1・・・データ信号源 2・・・符号器3・・・出
力フィルタ 4・・・伝送チャネル5・・・入力フ
ィルタ ロ・・・(サンプリング・調整)手段 7・・・符号検出器 8・・・データ信号シンク
9・・・アップデーティング回路 10・・・適応基準回路 11・・・タイミング制
御回路12・・・局部クロック発生器 15・・・遅延素子 16・・・乗算器17・
・・合算器 20・・・サンプル・保持回路 21・・・アナログ対ディジタル変換器22・・・線形
等花器 22(1)・・・フィルタ23・・・フ
ィードバックフィルタ 23(1)・・・適応回路 24.27・・・合算
器25.26,28.29・・・乗算器 3o・・・累
算器31・・・メモリ 32・・・加算器4
0・・・相関器 41・・・リミタ42・・
・遅延素子 43・・・乗算器44・・・累算
器 45・・・検出器46・・・回路
47.48・・・カウンタ49・・・状態制御
回路 5o・・・オアゲート52.53.・・・R
sフリップフロップ54.59・・・オアゲート55,
57.58・・・アンドゲート56・・・ノアゲート6
0・・・水晶発振器60(1)・・・周波数制御回路
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、所与のボー速度1/Tでデータ符号を伝送するシス
テムの受信機であって、この受信機が、ボー速度1/T
で動作する符号検出器、 符号検出のために受信データ符号を最適に調整する手段
、 受信データ符号に関連するボー速度クロック信号と符号
検出器用として局部的に発生されたボー速度クロック信
号との間の位相差を表すエラー信号を、調整された信号
から導く手段、および エラー信号に応じてステップバイステップにこの位相差
を減少する位相制御手段、 を具えるものにおいて、 該受信機が、 所定の数の符号間隔にわたって平均エラー信号値が、そ
の境界が符号検出時点において調整された信号レベルの
所与の第1部分によって決定されるゾーンに位置してい
るかどうかを確定する手段を具え、かつ 上記の平均エラー信号値で位相制御手段をブロックする
手段が上記のゾーンに位置し、かつ もしブロックされた状態で平均エラー信号値が所定の規
準に適合するならば位相制御手段をブロックしない手段
を具えること、 を特徴とする受信機。 2、位相制御手段がブロックされる場合に大きい数の符
号間隔にわたってエラー信号を平均化する手段が具えら
れていることを特徴とする請求項1記載の受信機。 3、位相制御手段がブロックされる場合に、符号検出時
点で調整された信号レベルの所与の第2小部分に従って
上記のゾーンの境界を決定する手段が備えられ、この第
2小部分が上記の第1小部分を越え、それにより許容で
きる平均エラー信号値の拡大ゾーンが達成されることを
特徴とする請求項1もしくは2記載の受信機。 4、平均エラー信号が何回上記のゾーンあるいは上記の
拡大されたゾーンに位置するかをカウントするカウンテ
ィング手段が備えられることを特徴とする請求項1から
3のいずれか1つに記載の受信機。 5、平均エラー信号が一度だけ上記の拡大されたゾーン
に位置しないと直ちにカウンティング手段がリセットさ
れることを特徴とする請求項4記載の受信機。 6、カウンティング手段が所定のカウンティング値に到
達した場合に上記のゾーンの境界が上記の拡大されたゾ
ーンの境界に移動されることを特徴とする請求項5記載
の受信機。7、平均エラー信号はこの信号が上記のゾー
ンの外に位置する場合に所定の規準に適合することを特
徴とする請求項1記載の受信機。 8、平均エラー信号はこの信号が拡大されたゾーンの外
に位置する場合に所定の規準に適合することを特徴とす
る請求項3記載の受信機。 9、エラー信号のピーク値を制限する手段が備えられる
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載
の受信機。
Applications Claiming Priority (2)
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