JP3693301B2 - 改善されたタイミング手段を有する受信機からなる送信方式 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
【0002】
本発明はチャンネルによって受信機と結合され、受信機の入力信号から得られた検出信号から検出時点で検出シンボルを決定する検出器と、検出シンボルから得られた第一の補助信号を受信機の入力信号から得られた第二の補助信号と相関させることによりタイミング誤り信号を決定し、タイミング誤り信号に応じて検出時点を適合させるタイミング手段とを有する送信機からなるデジタル伝送システムに係わる。
【0003】
同様に、本発明はそのような伝送システム用の受信機にも係わる。
【従来の技術】
【0004】
上記の伝送システムは雑誌IEEE Transaction on Communications,Vol.COM−24,No.5,May 1976記載の、K.H.Mueller and M.Muller著「Timing Recovery in Digital Synchronous Data Receivers」により知られている。
【0005】
この型の伝送システムは、例えば送信媒体、例えばケーブル又は無線リンクを介してデータ信号を伝達する、又は磁気テープ又はディスクから入来するデータ信号を再構成するのに用いられる。
【0006】
データシンボルが送信媒体を介して送信され、又データシンボルが記録媒体に格納される場合、各々送信又は記録されるシンボルは夫々コーディング手段によりチャンネルの条件により参照される送信媒体又は記録媒体に印加されるデータパルスに変換される。
【0007】
チャンネルの出力信号は受信機の入力に印加される。検出信号は受信機の入力信号から得られる。これは、例えば適合的等化器及び/又は適合的エコー打ち消し器によりなされる。同様に、検出信号は固定のフィルターによって受信機の入力信号から決定されると考えられる。
【0008】
適切な検出時点において、検出器は検出信号から一連の検出シンボルを決定する。検出器は単純なビット毎の検出器のこともあれば、その代わりに検出器は例えばビタビ検出器のような、最尤シーケンス推定検出器とも考えられる。
【0009】
検出時点が最適検出時点から異なる場合、検出されるべきシンボルからの異なるシンボルによる検出信号への寄与は一般的に増加し、それは検出シンボルの値についてなされる決定の信頼性を減少させる。この寄与はシンボル間干渉と呼ばれる。
【0010】
正しいシンボル値についての決定の信頼性のこの減少を回避するために、従来技術の伝送システムは受信機の入力信号から適切な検出時点を得るタイミング手段からなる。
【0011】
従来技術のシステムでは最適検出時点を示すクロック信号は受信機の入力信号及び検出シンボルの値から得る。
【0012】
前記雑誌の論文から知られている検出時点を決定する第一の方法は、第一の補助信号(すなわちシンボル間隔によって遅延された検出シンボル値)を第二の補助信号(すなわち検出信号)と相関させることによりタイミング誤り信号を決定する。このような簡単な方法の欠点は、かなりの量の受信機の入力信号内に存在するタイミング情報は用いられないことである。この結果、検出時点はあるジッターを示し、検出は次善のものとなる。
【0013】
検出時点でのジッターを減少させるために、前記雑誌の論文は異なる検出時点で検出されたシンボル値の数から各々得られる第一の補助信号をより多く用いるタイミング手段を開示している。これらの補助信号の各々はそれ自身の相関器により入力信号から得られた関連する第二の補助信号と相関され、一方、検出時点を適合させるための制御可能な発振器用の制御信号は相関器の出力信号をお互いに加算することにより得られる。
【0014】
多数の補助信号がタイミング手段の性能を改善するために用いられる場合、これらのタイミング手段はかなり複雑になる。
【発明が解決しようとする課題】
【0015】
本発明の目的は、タイミング手段の性能を劣化させずにかなり簡単なタイミング手段で充分な前述の伝送システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0016】
この目的のために、本発明はタイミング手段が第一の補助信号を得るチャンネルのインパルス応答に基づいたインパルス応答を有するシンボルフィルターからなることを特徴とする。
【0017】
本発明はチャンネルインパルス応答に基づくインパルス応答を有するシンボルフィルターを選択することにより、受信機の入力信号内に現れるすべてのタイミング情報を実質的に用いうるという認識に基づいている。それで複数の相関器を用いる必要はない。
【0018】
雑誌IEEE Proceedings−E,Vol.140,No1.,January 1993,記載のN.H.Gottfried著「Low complexity Viterbi detector for magnetic disc drives」には、タイミング手段は単に掛け算器として用いると述べられている。しかしながら、これらのタイミング手段は所謂RLLコーディング方法として特に意図される。加えて、これらのタイミング手段で検出シンボルはフィルターにかけられない。
【0019】
本発明の実施例はシンボルフィルターのインパルス応答が送信機の出力から検出器の入力へのチャンネルのインパルス応答の時間に関する一階導関数の近似値からなることを特徴とする。
【0020】
インパルス応答に対するこの選択は受信機の入力信号に存在するタイミング情報の最適な使用を導くことがわかる。シンボルフィルターのインパルス応答の選択の基盤は、白色ノイズが発生する場合、第二の補助信号と該第二の補助信号の推定値との相互相関は最小タイミング誤り信号に対して最大となるという認識にある。この認識はまた雑誌IEEE Transaction on Communications,Vol.COM−28,No.8,August 1980記載の、L.E.Franks著「Carrier and Bit Synchronization in Data Communication−A Tutorial Review」から明らかである。
【0021】
この相互相関の推定値は以下のように記述される:
【0022】
【数1】
ここでr(t)は第二の補助信号、x(t−θ)は第一の補助信号すなわち第二の補助信号の推定値、及びθはタイミング手段によって決定された遅延である。この場合チャンネル及び補助手段のカスケード接続のインパルス応答は知られており、シンボルAk についての全ての決定Ak が正確であるとする。
【0023】
式1が最大の場合、タイミング誤り信号は最小である。この最大値を見つけるため、θに関する導関数Λ(θ)は0に等しく設定される。
そこで式1を変形し:
【0024】
【数2】
θが最適な場合、式2は0に等しいが、最適値から異なるθの値に対して、式2は0と異なる値をとる一方でこの値の符号はθの最適値を境に反転する。これは式2が検出時点を最適検出時点に来るように適合させる適切な強度であることを意味する。信号r(t)がx(t−θ)によって近似できるデータに従属する成分に加えてノイズ成分n(t)を含むため、θの値はこのノイズ条件によるあるジッターを含む。
【0025】
本発明の更なる実施例は該補助手段が受信機の入力信号に存在するノイズ成分を補助手段の出力で実質的に白色ノイズ成分に変換する白色化フィルターからなり、シンボルフィルターは白色化フィルターの伝達関数とチャンネルインパルス応答の時間に関する一階導関数の近似値であるインパルス応答に関連した伝達関数との積に等しい伝達関数を有することを特徴とする。
【0026】
白色化フィルターを接続することにより、従ってシンボルフィルターのインパルス応答を適合させることにより、出力信号内に存在するタイミング情報と該信号内に存在するノイズ成分との比は最大化される。相関が実行される前のノイズ信号の白色化により、あるパワーレベルを有する白色ノイズ信号は同様なパワーレベルを有する白色ノイズでない信号と比べて相関器の出力信号に対して妨害効果はより少ないという特性が使用される。
【0027】
本発明の更なる実施例は、補助手段が入力手段からなり、更に検出信号と検出シンボルから得られた検出信号推定値との差から第二の補助信号を得る引算回路からなることを特徴とする。
【0028】
検出信号と検出信号の推定値間の差から第二の補助信号を得ることにより、決定時点が受信シンボル値に依存するジッターを示すのを回避し、それによりこの対策の実施はタイミング手段の更なる改善された性能を導く。それで第二の補助信号は検出信号と予想された検出信号との差に等しい。タイミング誤り信号が0に等しく、同時にチャンネルの出力信号内でノイズが発生しない場合はこの第二の補助信号は理想的には0に等しい。
【実施例】
【0029】
以下に、図を参照しながら本発明を更に説明する。
【0030】
図1の伝送システムで送信シンボルak は送信機2の入力に印加される。送信機2の出力はチャンネル4の入力に結合されている。チャンネル4の出力は受信機6の入力に結合されている。受信機6の入力は入力端子8により検出器10の入力及びタイミング手段9の入力に結合されている。検出器10の出力はタイミング手段9の第二の入力及び受信機6の出力に結合されている。タイミング手段9の出力は検出器10のタイミング入力に接続されている。
【0031】
タイミング手段の第一の入力はこの場合掛け算器14により形成される相関手段の第一の入力に接続される。掛け算器14の第一の入力上の信号は第二の補助信号である。タイミング手段の第二の入力はこの場合微分器16及びチャンネルインパルス応答の推定値であるインパルス応答を有するフィルター18のカスケード接続により形成されるシンボルフィルター11の入力に接続される。第一の補助信号はシンボルフィルター11の出力に現れる。この第一の補助信号は掛け算器14の第二の入力に印加される。
【0032】
掛け算器14の出力はループフィルター13を介してその出力がタイミング手段の出力を形成する電圧制御発振器12の制御入力に接続される。
【0033】
送信機2は、送信シンボルak をチャンネル4による送信に適したパルスに線形的に変換する。シンボルak は発信源から直接デコードされずに入来してもよい。その代わりに、多くの送信システム内にあるように、シンボルak は既にデコードされたシンボルとして入来してもよい。受信機6の入力手段8はその入力信号から検出器10の入力に印加される検出信号を決定する。この入力手段は例えば、等化器、エコー打ち消し器、固定入力フィルター、又は簡単なシステムにおいては配線からなる。
【0034】
検出器は検出信号から検出信号により搬送されたシンボルにもっとも関連ありそうな一連の決定Akを決定する。例えば、検出器10は単純な比較器だが、代わりにその検出器は例えばビタビ検出器のようなMLSE検出器(最尤シーケンス推定検出器)であることも可能である。
【0035】
掛け算器14は第一の補助信号と第二の補助信号の積を決定する。掛け算器14と電圧制御発振器12とを組み合わせたものが、第一の補助信号と第二の補助信号との相互相関を定める。相互相関は相関されるべき信号の積の平均値により近似されうる。相関されるべき信号の積は掛け算器14により決定される。電圧制御発振器は積分器及び制御可能な位相シフターのカスケード接続と考えることができるため、平均値は積分器を用いて電圧制御発振器で決定される。制御可能な位相シフターは検出時点を調整するように構成され ている。
【0036】
決定Ak は常にシンボルak に関連する必要はないことが分る。例えば、新たなシンボルbk が受信機の入力に存在する場合にも、チャンネルが、送信されたシンボルak の線形結合をなしうる。これは、例えばチャンネルが二進数ak をak −ak - 1 に等しい値を有する三進数のシンボルbk に変換するいわゆるパーシャルレスポンス方式にみられる。この場合、シンボルbk に基づいてタイミング手段を形成するのがしばしば簡単である。VCOの制御信号はこの検出器の入力信号により時間に関して微分された三進数の検出器信号を掛け算することにより得られる。代わりに掛け算器の出力とVCOの制御入力間にループフィルターを挿入しうることは言うまでもない。
【0037】
図2の受信機は、第二の補助信号が受信機入力信号から得られた信号(この場合は検出信号である)とシンボルフィルター18により既に検出されたシンボルから得られたこの検出信号の推定値との差から引算回路20により決定される、図1に示される受信機から得られる。図2に示すタイミング手段がタイミング誤りの最小値の平均2乗を有するタイミング誤りを生成することを以下に示す。
【0038】
検出信号r(t)は以下のように記述できる:
【0039】
【数3】
ここで、τはチャンネルの遅延、h(t)はチャンネルのインパルス応答、n(t)は検出信号内に存在するノイズ成分である。受信機により計算可能な検出信号の推定値はr’(t)=x(t−θ)であり、ここでθはタイミング手段により決定された遅延である。それで、チャンネルのインパルス応答は受信機で知られており、シンボルAk についての全ての決定が正しいとする。或いは、受信機で知られているシンボルのトレーニングシーケンスを用いることができ、それにより、タイミング手段の収集段階では、受信シンボル値についてどのような決定もなされる必要はない。引算回路20の出力信号e(t)は以下のようになる:
【0040】
【数4】
誤り信号e(t)は、θがτと等しい場合、n(t)のパワーと等しい最小パワーを有する。θがτと等しくない場合、e(t)はまたデータ成分からなり、それによりe(t)のパワーは一般に増加する。可能な制御の評価基準は以下の関数を最小化することにより得られる:
【0041】
【数5】
Λ(θ)の最小値は式5をθで微分することにより見いだせる。それで以下のようになる:
【0042】
【数6】
式6に式4を用いて以下を得る:
【0043】
【数7】
式7は項r(t)をe(t)で置き換えることにより式2に対応する。この置き換えはe(t)を決定するために引算回路20を付加することにより図2に示されるタイミング手段内で実施される。ロックされたタイミング手段内の項e(t)は項r(t)より通常小さいため、電圧制御発振器の制御入力上の信号は送信されたシンボルの実際の値への従属はより少なく、それにより決定時点が送信されたシンボルにより決定されたジッターをより少なく有する。誤り信号e(t)はまた入力手段内に含まれる適応的等化器を調整するための誤り信号として用いうる。
【0044】
入力手段の出力でのノイズ成分が白色ノイズでない場合、引算回路20の出力信号はまた白色でないノイズ成分を含む。白色ノイズ成分を含む誤り信号を得るために、白色化フィルター22が補助的な手段に挿入される。白色化フィルター22が挿入されているので、第二の補助的な信号は変化し、第一の補助的な信号もそれに従って変化する必要がある。この目的のため、シンボルフィルター11の伝達関数は対応する白色化フィルター24を元のシンボルフィルター18とカスケード接続して配置することにより適合される。
【0045】
白色化フィルターの機能はまた白色化フィルター22を除去し、所望の白色化フィルターのインパルス応答に対して時間反転したインパルス応答を有する付加的なフィルターをシンボルフィルター11内に含めることにより実現可能である。上記主張の正しさを以下に示す。白色化フィルター24は該白色化フィルターと等価な二つのフィルターによって置き換えられ、そのうちの一つは微分器16の直前に挿入され、もう一つは引算回路20の直後に挿入されることは言うまでもない。白色化フィルター22及び引算回路20の直前の白色化フィルターは引算回路の直後の白色化フィルターにより置き換えられうる。引算回路20の出力信号がe(t)と呼ばれる場合、上記の状況における掛け算器14の入力信号E(t)は以下のように表せる:
【0046】
【数8】
ここで、wは白色化フィルターのインパルス応答である。VCOは積分器と見なしうるので、検出時点の
【0047】
【外1】
調整は以下のようになる:
【0048】
【数9】
式9でw(θ−τ)をw (θ−τ)で置き換える場合、ここでw はwを時間反転したものであり、式9は以下のように変形される:
【0049】
【数10】
ここで*は畳み込み演算子である。式10から、掛け算器の入力の誤り信号における白色化フィルターは微分器16とカスケード接続されて配置された白色化フィルターの時間反転インパルス応答を有するフィルターにより置き換えられることが明らかである。この場合、原因となるインパルス応答を得るためにある期間の間、時間反転インパルス応答によるフィルターのインパルス応答を遅延させることが必要である。それで対応する遅延は第二の補助信号に対しても必要である。
【0050】
システムのノイズ又はデータにより引き起こされたジッターが種類及び大きさを変えうることは認識されるべきである。しかしながら、狭帯域のタイミング手段ではこれらの変化はむしろタイミング手段の性能に影響しない。
【0051】
図3の受信機6で信号rt はサンプリング回路32の入力に印加される。サンプリング回路の出力はタイミング手段9の第一の入力及び検出器10の入力へ接続される。検出器10の出力は受信機6の出力及びタイミング手段9の第2の入力へ接続される。タイミング手段9の第1の入力はこの場合配線又は白色化フィルター30からなる補助手段を介して引き算回路20の第1の入力に接続される。タイミング手段9の第2の入力はフィルター32を介して引き算回路の第2の入力に接続される。加えてタイミング手段9の第2の入力は、フィルター34のカスケード結合及び微分器36の近似からなるシンボルフィルターを介して掛け算回路14の第1入力に接続される。フィルター34の出力は引き算回路20の第2の入力に接続される。引き算回路20の出力は掛け算回路14の第2の入力に接続される。掛け算回路14の出力は電圧制御発振器12の出力がサンプリング回路32のクロック入力に接続されるローパスフィルター13を介して電圧制御発振器12の制御入力へ接続される。
【0052】
図3の受信機6は図2の連続時間受信機と等価の離散時間受信機である。サンプリング回路32はシンボル間隔の逆数と等しい又はその倍数の比率の入力信号のサンプルrn をとる。タイミング手段9は、サンプリング回路32の入力信号のサンプルによってなされたシンボルAk の検出が最小シンボル誤り率で可能であるような時点で、サンプリング回路32の入力信号のサンプルがとられることを提供する。これはサンプリング時点が図2の連続時間受信機の場合の最適検出時点と一致することを意味する。図3の受信機ではシンボルフィルターはフィルター34及び微分器36のカスケード接続として配置される。このようにシンボルフィルターの配置することは、フィルター34のインパルス応答がチャンネルインパルス応答に適合する適合受信機に対して、フィルター34のインパルス応答のみが適合される必要があり、一方、微分器36のインパルス応答は変化しないままでよいという点で有利である。白色化フィルター30が存在する場合、シンボルフィルター34もそれに応じて適合する。
【0053】
図4(a)にパーシャルレスポンス・クラスIVチャンネルと呼ばれているインパルス応答を示し、この伝達関数H(D)と1−D2 に等しく、ここでDはデータ送信で通常用いられる1シンボル間隔当りの遅延である。図4(a)は+1,0,−1に等しい3つの順次のサンプリング時点でのこのインパルス応答のサンプルされた例を示す。図4(b)に、図4(a)に示した信号の導関数を示す。図4(b)から、インパルス応答の導関数が+1,0,−2,0及び+1の5つの順次のサンプリング時点での値を有するインパルス応答によって近似されうることが得られる。
【0054】
図3の受信機では、望ましいインパルス応答はフィルター34の伝達関数G(D)を1−D2 に等化することにより及びまた伝達関数C(D)を1−D2 に等化することにより得られる。
【0055】
図5(a)に伝達関数H(D)が1+Dに等しいデュオバイナリーチャンネルと呼ばれるインパルス応答を示す。図5(a)からこのインパルス応答のサンプルされた例は、2つの順次のサンプリング時点において+1及び+1に等しいことが明らかである。図5(b)に図5(a)の信号の導関数を示す。図5(b)から、4つの順次のサンプリング時点で+1,+1,−1及び−1の値を有するインパルス応答で近似されうるインパルス応答の導関数が推論される。
【0056】
図3の受信機で望ましいインパルス応答はフィルター34の伝達関数G(D)を1+Dに等化し、及び伝達関数C(D)を1−D2 に等化することにより得られる。
【0057】
微分器36の伝達はフィルター34のと関係なく1−D2 の関数で近似される。微分器の他の可能な近似は−1/2+D−D3 +1/2・D4 の関数である。
【0058】
図6(a)にβ=1を有する二乗余弦信号と呼ばれるインパルス応答を示す。この信号はシンボル割合が1/Tまでの0でない周波数スペクトルを有するので、シンボル間隔当り少なくとも2回検出信号をサンプルすることが必要である。しかしながらシンボル間隔当り1回のみ検出信号が検出される。このオーバーサンプリングはタイミング手段が第1の補助信号及び第2の補助信号からシンボル間隔当り2回誤り信号を検出することを可能にする。しかしながらこの目的のため、シンボルフィルターが補間係数2を有する補間フィルターであることが必要である。
【0059】
図6(a)に3つの順次のサンプリング時点で+1/2,1及び+1/2であるこのインパルス応答のサンプル例を示す。しかし、+1の値のみが検出用に使用される。
【0060】
図6(b)に図6(a)の信号の導関数を示す。図6(b)から、インパルス応答の導関数が3つの順次のサンプリング時点で+1,+0,及び−1の値を有するインパルス応答で近似されうることが推論される。
【0061】
図3の受信機で、望ましいインパルス応答はフィルター34の伝達関数G(D)を1/2+d+1/2d2 に等化し、伝達関数C(d)を1−d2 に等化することにより得られ、ここでdはシンボル間隔の半分に亘る遅延である。
【0062】
微分器36の伝達は、フィルター34の伝達関数と関係なく得られ、1−d2 の関数で近似される。微分器の他の可能な近似は−1/2+d−d3 +1/2・d4 である。
【図面の簡単な説明】
【0063】
【図1】 本発明による連続時間タイミング手段を有する受信機からなる送信システムを示す図である。
【図2】 本発明による連続時間タイミング手段を有する受信機の一実施例を示す図である。
【図3】 本発明による離散時間タイミング手段を有する受信機の一実施例を示す図である。
【図4】 図1のチャンネルのインパルス応答及びこのインパルス応答の時間に関する導関数の第一の例を示す図である。
【図5】 図1のチャンネルのインパルス応答及びこのインパルス応答の時間に関する導関数の第二の例を示すである。
【図6】 図1のチャンネルのインパルス応答及びこのインパルス応答の時間に関する導関数の第三の例を示す図である。
【符号の説明】
【0064】
2 送信機
4 チャンネル
6 受信機
8 入力端子
10 検出器
11 記号フィルター
12 電圧制御発振器
13 ループフィルター
14 掛け算器
16 微分器
18 記号フィルター
20 引算回路
22、24 白色化フィルター
ak 送信記号
Ak 記号
r(t) 検出信号
rn 入力信号のサンプル
Claims (10)
- チャンネルによって受信機と結合された送信機を有するデジタル伝送システムであって、
該受信機は、該受信機の入力信号から得られた検出信号から検出時点で検出シンボルを決定する検出器と、第一の補助信号を第二の補助信号と相関させることによりタイミング誤り信号を決定し、該タイミング誤り信号に応じて該検出時点を適合させるタイミング手段とを有し、
該タイミング手段は、該検出シンボルから該第一の補助信号を得る第一の補助手段と、該受信機の入力信号から該第二の補助信号を得る第二の補助手段とを有し、
該第一の補助手段は、該チャンネルのインパルス応答に基づいたインパルス応答を有するシンボルフィルターを有し、該第一の補助手段は、該チャンネルのインパルス応答の時間に関する一階導関数の近似値であるインパルス応答に関する伝達関数を示すことを特徴とするデジタル伝送システム。 - 該第一の補助手段のインパルス応答は、該送信機の出力から該検出器の入力へのチャンネルのインパルス応答の時間に関する一階導関数の近似値を有することを特徴とする請求項1記載の伝送システム。
- 該第二の補助手段は、該受信機の入力信号に存在するノイズ成分を該第二の補助手段の出力で実質的に白色ノイズ成分に変換する白色化フィルターを有し、
該第一の補助手段は、該白色化フィルターの伝達関数と、チャンネルインパルス応答の時間に関する一階導関数の近似値であるインパルス応答に関する伝達関数との積に等しい伝達関数を有することを特徴とする請求項1又は2記載の伝送システム。 - 該受信機の入力信号は、ノイズ成分を含み、
該第一の補助手段は、該ノイズ成分のパワースペクトルの逆数に比例するある周波数領域内の振幅伝達を有する伝達関数と、該チャンネルのインパルス応答の時間に関する一階導関数の近似値であるインパルス応答に属する伝達関数との積に等しい伝達関数を有することを特徴とする請求項1又は2記載の伝送システム。 - 該第二の補助手段は、検出シンボルから得られた検出信号推定値と該検出信号との差から該第二の補助信号を得る引算回路を有することを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一項記載の伝送システム。
- チャンネルのデジタル信号を受信する受信機であって、
該受信機は、該受信機の入力信号から得られた検出信号から検出時点で検出シンボルを決定する検出器と、第一の補助信号を第二の補助信号と相関させることによりタイミング誤り信号を決定し、該タイミング誤り信号に応じて該検出時点を適合させるタイミング手段とを有し、
該タイミング手段は、該検出シンボルから該第一の補助信号を得る第一の補助手段と、該受信機の入力信号から該第二の補助信号を得る第二の補助手段とを有し、
該タイミング手段は、該チャンネルのインパルス応答に基づいたインパルス応答を有するシンボルフィルターを有し、該第一の補助手段は、該チャンネルのインパルス応答の時間に関する一階導関数の近似値であるインパルス応答に関する伝達関数を示すことを特徴とする受信機。 - 該第一の補助手段のインパルス応答は、該チャンネルのインパルス応答の時間に関する一階導関数の近似値を有することを特徴とする請求項6記載の受信機。
- 該受信機は、ノイズ成分を有する入力信号を受信するよう構成され、
該第二の補助手段は、該第二の補助手段の出力で実質的に白色ノイズ成分を得る白色化フィルターを有し、
該第一の補助手段は、該白色化フィルターの伝達関数と、チャンネルインパルス応答の時間に関する一階導関数の近似値であるインパルス応答に関する伝達関数との積に等しい伝達関数を有することを特徴とする請求項6又は7記載の受信機。 - 該第二の補助手段は、該受信機の入力信号に存在するノイズ成分を該第二の補助手段の出力で実質的に白色ノイズ成分に変換する白色化フィルターを有し、
該第一の補助手段は、該白色化フィルターの伝達関数と、チャンネルインパルス応答の時間に関する一階導関数の近似値であるインパルス応答に関する伝達関数との積に等しい伝達関数を有することを特徴とする請求項6又は7記載の受信機。 - 該第二の補助手段は、検出シンボルから得られた検出信号推定値と該検出信号との差から該第二の補助信号を決定する引算回路を有することを特徴とする請求項6乃至9のうちいずれか一項記載の受信機。
Applications Claiming Priority (2)
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