JPH02922Y2 - - Google Patents

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JPH02922Y2
JPH02922Y2 JP18750984U JP18750984U JPH02922Y2 JP H02922 Y2 JPH02922 Y2 JP H02922Y2 JP 18750984 U JP18750984 U JP 18750984U JP 18750984 U JP18750984 U JP 18750984U JP H02922 Y2 JPH02922 Y2 JP H02922Y2
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JP
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panel case
support shaft
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gear
panel
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JP18750984U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、テレビジヨン等に用いられる操作パ
ネルの回動機構に関し、さらに詳しくは、操作パ
ネルを有するパネルケース本体の内部に回動機構
を総て組み込んだものである。
(従来の技術) 従来の操作パネルの回動機構を第7図ないし第
10図に示す。
この回動機構は、例えば第11図に示すよう
に、前面に操作パネルを備えたパネルケース本体
dを、キヤビネツト本体aの前面下部に幅方向に
沿つて形成された凹陥部bに回動可能に装着する
場合等に適用されるものである。
キヤビネツト本体aの前面下部に形成された凹
陥部bは、第7図および第8図に示すように、前
面側が開口した断面略コ字形に形成されており、
この凹陥部bの底面部eに、支持軸fを有する支
持板gが一体的に形成されている。支持軸fに
は、あらかじめバネhが装着されている。
また、第10図に示すように、キヤビネツト本
体aの内部にビス止め固定されたダンパ用ギアi
が、凹陥部bの端面jから凹陥部bの内部に突入
して設けられている。
一方、パネルケース本体dは、前記バネhに係
合されて、支持軸fを中心として回動可能になさ
れるとともに、バネhにより常に開き姿勢(第8
図に示す状態)に付勢されている。
また、パネルケース本体dの端面にギアmが
固着されており、このギアmを前記ダンバ用ギア
iに噛合せしめて、パネルケース本体dを開くと
きのダンパ効果を得ている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上記構成の回動機構では、キヤビネ
ツト本体aの凹陥部bにパネルケース本体dを取
付ける際、バネhの弾性力に対抗してパネルケー
ス本体dを凹陥部bに取付けなければならず、取
付け作業が煩雑なものであつた。また、各部材の
取付けバラつき等により、ギアmとダンパ用ギア
iとの噛み合い状態にバラつきを生じ、効果的な
ダンバ効果が得られない場合があつた。さらに、
取付けられたバネhや、パネルケース本体dに固
着されたギアmおよびキヤビネツト本体aにビス
止めされたダンパ用ギアi等が外部から見えると
いう不具合もあつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案の操作パネルの回動機構は、キヤビネツ
ト本体に凹陥部が形成され、該凹陥部に操作パネ
ルを有するパネルケース本体が装着されるととも
に、パネルケース本体を開閉動作させる回動機構
がパネルケース本体の内部に設けられたものであ
つて、この回動機構は、パネルケース本体の内部
の少なくも一端部寄りに取付けられた支持板と、
この支持板に開設された回動支持穴に回動可能に
嵌挿された支持軸と、一端が支持軸に固定され他
端が支持板に固定されてパネルケース本体を支持
軸を中心として回動付勢する弾性体と、支持軸に
ギアが設けられるとともに、このギアと噛合する
ダンパ用ギアが支持板に設けられて弾性体の弾性
力を緩和する弾性力緩和手段とを備えてなり、前
記支持軸の先端はパネルケース本体の端面から突
出してキヤビネツト本体の凹陥部の端面に固着さ
れてなるものである。
(作用) 支持板の回動支持穴に回動可能に嵌挿された支
持軸は、先端がキヤビネツト本体に形成された凹
陥部の端面に固着されて、パネルケース本体の回
動軸となる。この支持軸に一端が固定され、他端
が支持板に固定された弾性体により、パネルケー
ス本体には開こうとする力が常に働く。また、弾
性力緩和手段がパネルケース本体の開き動作をゆ
つくりとしたものにしている。
(実施例) 第1図ないし第6図は本考案の一実施例を示し
ている。
本例では、テレビジヨンにこの回動機構を適用
した場合について説明する。第1図および第2図
において、キヤビネツト本体1の前面下部に幅方
向に沿つて形成された凹陥部2は、前記した従来
のものと同様に前面側が開口した断面略コ字形に
形成されている。また、操作パネル(図示省略)
が取付けられたパネルケース本体3の断面形状
は、第3図および第4図に示す台形形状であつ
て、このパネルケース本体3の内部空間の少なく
とも一端寄り部3bに、本考案にかかる回動機構
Aが組み込まれている。
以下回動機構Aについて説明する。パネルケー
ス本体3の内部の一端寄り部3bには支持板4が
取付けられる。この支持板4は、後端部に該支持
板4と直交して設けられた取付板5が、パネルケ
ース本体3の一側面3Cに形成されたボス6a,
6bにねじ止め固定されて、パネルケース本体3
に固定されている。また、支持板4には回動支持
穴7が開設され、該回動支持穴7にパネルケース
本体3の回動中心となる支持軸8が回動可能に嵌
挿されている、支持軸8の先端8aは、パネルケ
ース本体3の端面3dと凹陥部2の端面2aとを
貫通してキヤビネツト本体1の内部に突入され、
キヤビネツト本体1の内部に形成されたボス9に
あらかじめねじ止め固定された固定板10の固定
孔10aに嵌合固定されている。支持軸8の先端
8aは、第5図に示すように、断面異形(本例で
は長方形状)に形成され、固定板10に形成され
た固定孔10aも支持軸8の先端形状に適合する
異形形状となされている。この異形形状により、
支持軸8はキヤビネツト本体1に対して回転する
ことなく一体的に固定される。また、取付板5の
一端部から支持板4に平行に突設された支持腕1
2によつて、支持軸8の中央部が保持されている
(第5図参照)。一方、第3図に示すように、ゼン
マイバネ(弾性体)14が支持軸8に嵌挿される
とともに、ゼンマイバネ14の内周側端部15a
が支持軸8に固定されている。ゼンマイバネ14
の外周側端部は円筒状の嵌合部15bとなされ、
支持板4に突出して形成された係止軸16に嵌合
固定されている。このように装着されたゼンマイ
バネ14により、パネルケース本体3を第4図に
示す開き姿勢から第3図に示す閉じ姿勢まで支持
軸8を中心として回動すると、ゼンマイバネ14
が巻き込まれ、パネルケース本体3を常に開く方
向に付勢するものである。
なお、図示はしないが、パネルケース本体3を
閉じた状態(第3図の状態)において、パネルケ
ース本体3は、ゼンマイバネ14の拡開力によつ
て自然に開かないようになされている。
支持軸8の基端部8b(第1図および第2図に
おいて左側部)にはギア18が支持軸8と同行回
転すべく嵌着され、ギア18からさらに突出した
支持軸8の端部に抜け止め部材19(例えばEリ
ング)が装着されている。ただし、ギア18は支
持軸8と一体的に形成して、抜け止め部材19を
省略するようにしてもよい。このギア18に、支
持板4に取付けられたダンバ部20を有するダン
パ用ギア21が噛合される(第6図参照)。この
ダンパ部20を有するダンパ用ギア21とギア1
8とからなる弾性力緩和手段によつて、巻き込ま
れたゼンマイバネ14の瞬発的な復帰動作を緩和
し、パネルケース本体3の開き動作をゆつくりと
したものにしている。
上記構成の回動機構Aにおいて、支持板4,支
持軸8,ゼンマイバネ14,ギア18,およびダ
ンパ部20を有するダンパ用ギア21等は総てパ
ネルケース本体3の内部に組み込まれている。し
たがつて、このパネルケース本体3をキヤビネツ
ト本体1の凹陥部2に取付ける場合、パネルケー
ス本体3の端面3dから突出した支持軸8の先端
8aを、キヤビネツト本体内の固定板10に形成
された固定孔10aに単に嵌合するだけでよい。
しかも、これらの各部材は外部からは全く見えな
い。
なお、上記実施例では、回動機構Aをパネルケ
ース本体3の一端寄り部3bに設けた場合につい
て説明しているが、パネルケース本体3の両端部
にそれぞれ回動機構Aを設けてもよい。
(考案の効果) 本考案にかかる操作パネルの回動機構によれ
ば、回動機構を構成する各部材がパネルケース本
体の内部に総て組み込まれているので、パネルケ
ース本体をキヤビネツト本体の凹陥部に取付ける
際の作業性が向上する。また、ギアとダンパ用ギ
アとが噛合された状態でパネルケース本体内に組
み込まれているので、噛み合いバラつきが少な
い。さらに、回動機構を構成する各部材が外部に
露出することがない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本考案の一実施例を示
し、第1図は回動機構の正面から見た縦断面図、
第2図は平面から見た横断面図、第3図および第
4図は側面から見た縦断面図、第5図および第6
図は概略を示す斜視図、第7図ないし第10図は
従来の回動機構を示し、第7図および第9図は側
面から見た縦断面図、第10図は平面から見た横
断面図、第11図はキヤビネツト本体にパネルケ
ース本体を装着した状態の斜視図である。 A……回動機構、1……キヤビネツト本体、2
……凹陥部、3……パネルケース本体、4……支
持体、7……回動支持穴、8……支持軸、10…
…固定板、14……ゼンマイバネ、18……ギ
ア、21……ダンパ用ギア。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 キヤビネツト本体に凹陥部が形成され、該凹陥
    部に操作パネルを有するパネルケース本体が装着
    されるとともに、パネルケース本体を開閉動作さ
    せる回動機構がパネルケース本体の内部に設けら
    れたものであつて、 この回動機構は、 パネルケース本体の内部の少なくとも一端部寄
    りに取付けられた支持板と、 この支持板に開設された回動支持穴に回動可能
    に嵌挿された支持軸と、 一端が支持軸に固定され他端が支持板に固定さ
    れてパネルケース本体を支持軸を中心として回動
    付勢する弾性体と、 支持軸にギアが設けられるとともに、このギア
    と噛合するダンパ用ギアが支持板に設けられて弾
    性体の弾性力を緩和する弾性力緩和手段とを備え
    てなり、 前記支持軸の先端はパネルケース本体の端面か
    ら突出してキヤビネツト本体の凹陥部の端面に固
    着されてなることを特徴とする操作パネルの回動
    機構。
JP18750984U 1984-12-10 1984-12-10 Expired JPH02922Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18750984U JPH02922Y2 (ja) 1984-12-10 1984-12-10

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18750984U JPH02922Y2 (ja) 1984-12-10 1984-12-10

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Publication Number Publication Date
JPS61102084U JPS61102084U (ja) 1986-06-28
JPH02922Y2 true JPH02922Y2 (ja) 1990-01-10

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JP18750984U Expired JPH02922Y2 (ja) 1984-12-10 1984-12-10

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