JPH0292216A

JPH0292216A - ジャガイモ用栽培器具

Info

Publication number: JPH0292216A
Application number: JP24240088A
Authority: JP
Inventors: Mitsuo Aoyama; 光男青山
Original assignee: Nippon Soda Co Ltd
Current assignee: Nippon Soda Co Ltd
Priority date: 1988-09-29
Filing date: 1988-09-29
Publication date: 1990-04-03

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、教材用としであるいは観賞用として使用でき
る、ジャガイモを空中につくらせるための栽培器具に関
する。

［従来技術］従来、小中学校等における教材としては、単に花類、野
菜類をポット又は花壇で栽培し、生徒に観察させる方法
が主であった。ところが、これらの方法では、すう光性
、すう地性、背地性等の植物の性質及びほふく茎、塊茎
等を肉眼で観察し、その生育の過程を適確に指導するこ
とはできない。

〔発明が解決しようとする課題〕

本願発明は、暗室内空中にジャガイモをつくらせること
等により植物の特性であるすう光性、反すう光性、すう
地性、反すう地性を肉眼で観察することができ、かつ観
賞用としても適した栽培器具を提供することを目的とす
る。

〔課題を解決するための手段〕

本願発明のジャガイモ用栽培器具を図面を参照しながら
説明する。

当該栽培器具は、頂部に孔６を設け、周壁部に観察用窓
４を設けた暗室用カバー１からなり、植床用容器２及び
受皿３と組み合せて使用することもできる。

暗室用カバー１は、図面に示すように、植床用容２Ｓ２
内の用土の上に載せて用いるやり方と植床用容器全体又
は一部を覆うようにして用いるやり方とがある。従って
、その構造は、図に示すように底面部が開口した構造の
ものと、全体が密閉横造を有する箱の形をしたものがあ
る。材質は、プラスチック、紙、本等遮光できるものな
ら何でも良く、またそのデザインも見て楽しめるものと
することができる。又、頂部や周壁部の形状も任意な形
状とすることができる。

暗室用カバーの頂部に設けた孔６は、じゃがいもの芽が
伸びる際に、伸びる方向を定めるための光を入れる孔で
あり、かつ芽の先端が孔から出た後もじゃがいもの芽が
伸長するための孔である。

７Ｌ　６には、芽の先端が出きった後は、スポンジ、粘
ト、綿等の部材５をつめて、光が入らない様にする。

観察用窓４は、遮光部材からなり、開閉自在にしていつ
でも内部を観察することができるようになっており、そ
の形状、構造、大きさ、及び位置については特に制限は
ない。

植床用容器２及び受皿３は、別体でも一体となっていて
も良い、材質はプラスチック、陶器等特に制限はない６
また、容器表面には適宜デザインを施こすことができる
。

植床用容器内に入れる植床用材としては、土、水、ウレ
タンフオーム、ロックウール、ピートモス、バーミキュ
ライト等、ジャガイモを栽培できるものなら何でも使用
できる。

次に、本発明栽培装置を用いてジャガイモを栽培する方
法を示す。

（１）　　植床用容器２の底入にネットをしき、用土を
入れた後、その中央部に種イモを植付ける。

（２）底入から水が流れ出る程度に十分潅水する。

（３）用土表屑部に緩効性の肥料を施す。

（４）　　発芽した芽のうち、一番大きなものを一芽残
し、他はかきとる。

（５）　　−本にした芽に暗室用カバー１をかぶせる。

光は頂部の孔６からのみ入るようにし、観察窓４は閉し
ておく。

（６）　　芽が孔６より出きった時点で、遮光部材５を
孔６につめる。

（７）　　暗室用カバー１の観察窓４は、栽培期＋？ｎ
中密閉状態にしておき、光を入れないようにするが、観
察時には観察窓を開けてみるとこができる。

（８）　　暗室内の空間では、図面に示すように、はふ
く技の先端がふくらんで塊茎が出来る。この際の様子は
、ときどき観察窓を開けて見ることができる。

〔実施例］本発明の栽培器具（図面に示したもの）を用いて下記の
条件下で実験を行った。

植付日　　昭和６３年３月２３日調査日　　　　　　　６月２０日品　　種　　　男爵１区ｌ鉢５連制（ｌ鉢当りのイモ数）（注）１個１０ｇ以上のイモの個数及びその重量を調査
〔効　果〕暗室内の空中に、ジャガイモの塊茎ができるまでの様子
を適時観察することができ、教材として好適である。

また、暗室用カバーや植床用容器にデザインを施こすこ
とにより、家庭用インテリアとしても兼用できる。

【図面の簡単な説明】

図１は、本発明の栽培器具の一例を用いてジャガイモを
栽培しているところを示し、図２はその断面図である。 ■・・・暗室用カバー　２・・・植床用容器、３・・・
受皿、４・・・観察窓、５・・・遮光部材、６・・・孔
、７・・・底入ネット、８・・・用土、９・・・緩効性
肥料、ｌＯ・・・種いも、１１・・・根、１２・・・茎
、１３・・・はふく技、１４・・・幼塊茎、１５・・・
新塊茎。出願人（４３０）　　　日本曹達株式会社代理人（７１
２５）　　横　山　　吉　美第図ど

Claims

【特許請求の範囲】

（１）頂部に孔６を設け、周壁部に観察用窓４を設けた
暗室用カバー１からなるジャガイモ用栽培器具。
（２）請求項（１）の暗室用カバー１、植床用容器２及
び受皿３からなるジャガイモ用栽培器具。