JP3147948U - 鉢植え植物セットおよび鉢植え植物 - Google Patents
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Abstract
【課題】植物の生育を詳細に長期間に亘って鑑賞することが可能で、かつ室内緑化に有益な鉢植え植物を提供する。【解決手段】鉢植え植物セットは、鉢植え容器1と、鉢植え容器1に入れる育成土2と、育成土2に蒔く植物の種3aまたは植える植物の苗3bと、をセットにし、鉢植え容器1に育成土2を入れて種3aを蒔きまたは苗3bを植え、種3aまたは苗3bから植物を育成する。また、育成土の代わりに育成体を用いることもできる。【選択図】図1
Description
この考案は、鉢植え容器で植物を育成する鉢植え植物セットおよび育成した植物を有する鉢植え植物に関するものである。
従来は、植物の育成方法として、一般の露地植えと主に観賞用としての鉢植えがされ、露地植えは、例えば、図5に示すように、チューリップなどの球根等の種100を育成土101に直接蒔き、所定期間養成して植木鉢110に移植してチューリップなどの花120を観賞用にしたものがある。
また、観賞用などで市場性が注目されている盆栽用としての鉢植え栽培も、ハウス内で行われていた(特許文献1)。
特開2007−195509号公報
このように、一般の露地植えと主に観賞用としての鉢植えも、室内で行われることがなく、観賞や室内緑化のために鉢植え植物を室内に置いても、植物が生育した状態であり、植物の生育を詳細に長期間に亘って鑑賞することができなかった。
この考案は、以上の点を考慮してなされたもので、植物の生育を詳細に長期間に亘って鑑賞する可能で、かつ室内緑化に有益な鉢植え植物セットおよび鉢植え植物を提供することを目的としている。
前記課題を解決し、かつ目的を達成するために、この考案は、以下のように構成した。
請求項1に記載の考案は、
鉢植え容器と、
前記鉢植え容器に入れる育成土と、
前記育成土に蒔く植物の種または植える植物の苗と、
をセットにし、
前記鉢植え容器に前記育成土を入れて前記種を蒔きまたは前記苗を植え、
前記種または前記苗から植物を育成することを特徴とする鉢植え植物セットである。
鉢植え容器と、
前記鉢植え容器に入れる育成土と、
前記育成土に蒔く植物の種または植える植物の苗と、
をセットにし、
前記鉢植え容器に前記育成土を入れて前記種を蒔きまたは前記苗を植え、
前記種または前記苗から植物を育成することを特徴とする鉢植え植物セットである。
請求項2に記載の考案は、
鉢植え容器と、
前記鉢植え容器に入れる育成体と、
前記育成体に蒔く植物の種または植える植物の苗と、
をセットにし、
前記鉢植え容器に前記育成体を入れて前記種を蒔きまたは前記苗を植え、
前記種または前記苗から植物を育成することを特徴とする鉢植え植物セットである。
鉢植え容器と、
前記鉢植え容器に入れる育成体と、
前記育成体に蒔く植物の種または植える植物の苗と、
をセットにし、
前記鉢植え容器に前記育成体を入れて前記種を蒔きまたは前記苗を植え、
前記種または前記苗から植物を育成することを特徴とする鉢植え植物セットである。
請求項3に記載の考案は、
請求項1または請求項2に記載の鉢植え樹木セットから育成された植物を有することを特徴とする鉢植え植物である。
請求項1または請求項2に記載の鉢植え樹木セットから育成された植物を有することを特徴とする鉢植え植物である。
前記構成により、この考案は、以下のような効果を有する。
請求項1に記載の考案では、鉢植え容器と、鉢植え容器に入れる育成土と、育成土に蒔く植物の種または植える植物の苗と、をセットして店頭でそのまま販売したり、梱包して販売できる。また、鉢植え植物セットの使用は、鉢植え容器に育成土を入れて植物の種を蒔き、または植物の苗を植えることで、この植物の育成を長期間に亘って鑑賞でき、かつ室内緑化になる。
請求項2に記載の考案では、鉢植え容器と、鉢植え容器に入れる育成体と、育成体に蒔く植物の種または植える植物の苗と、をセットして店頭でそのまま販売したり、梱包して販売できる。また、鉢植え植物セットの使用は、鉢植え容器に育成体を入れて植物の種を蒔き、または植物の苗を植えることで、この植物の育成を長期間に亘って鑑賞でき、かつ室内緑化になる。
請求項3に記載の考案では、請求項1または請求項2に記載の鉢植え植物セットから育成された植物により、長期間に亘って鑑賞でき、かつ室内緑化になる。
以下、この考案の鉢植え植物セットおよび鉢植え植物の実施の形態について説明する。この考案の実施の形態は、考案の最も好ましい形態を示すものであり、この考案はこれに限定されない。
[第1の実施の形態]
図1は第1の実施の形態の鉢植え植物セットおよび鉢植え植物を示す図である。この実施の形態の鉢植え植物セットは、図1(a)に示すように、鉢植え容器1と、この鉢植え容器1に入れる育成土2と、育成土2に蒔く植物の種3aまたは植える植物の苗3bと、をセットにしたものである。
図1は第1の実施の形態の鉢植え植物セットおよび鉢植え植物を示す図である。この実施の形態の鉢植え植物セットは、図1(a)に示すように、鉢植え容器1と、この鉢植え容器1に入れる育成土2と、育成土2に蒔く植物の種3aまたは植える植物の苗3bと、をセットにしたものである。
この鉢植え植物セットは、鉢植え容器1と、育成土2と、植物の種3aまたは植物の苗3bと、をセットして店頭でそのまま販売することができる。また、図1(b)に示すように、鉢植え容器1と、育成土2と、植物の種3aまたは植物の苗3bは、それぞれダンボール箱90に入れて梱包して販売できる。
図2は第1の実施の形態の鉢植え植物の育成を示す図である。この実施の形態では、梱包された鉢植え植物セットを購入した場合は梱包を解き、梱包されないで購入した場合はそのまま、例えば鉢植え容器1を室内に置き、この鉢植え容器1に育成土2を入れる。そして、育成土2に植物の種3aを蒔き、または植物の苗3bを植え、コップ4などから水を所定量入れる。所定期間が経過すると、種3aの場合は、種3aから根が出て成長し、さらに芽が出て成長し、苗3bの場合はそのまま成長する。
このようにして、鉢植え植物セットの使用は、室内に置かれた鉢植え容器1に育成土2を入れ、この育成土2に植物の種3aを蒔き、または植物の苗3bを植え、この植物の育成を長期間に亘って鑑賞でき、かつ室内緑化になる。
[第2の実施の形態]
図3は第2の実施の形態の鉢植え植物セットを示す図である。この実施の形態の鉢植え植物セットは、図3(a)に示すように、鉢植え容器11と、この鉢植え容器11に入れる育成体12と、育成体12に蒔く植物の種13aまたは植える植物の苗13bと、をセットにしたものである。
図3は第2の実施の形態の鉢植え植物セットを示す図である。この実施の形態の鉢植え植物セットは、図3(a)に示すように、鉢植え容器11と、この鉢植え容器11に入れる育成体12と、育成体12に蒔く植物の種13aまたは植える植物の苗13bと、をセットにしたものである。
この鉢植え植物セットは、鉢植え容器11と、育成体12と、植物の種13aまたは植物の苗13bと、をセットして店頭でそのまま販売することができる。また、図3(b)に示すように、鉢植え容器11と、育成体12と、植物の種13aまたは植物の苗13bは、それぞれダンボール箱90に入れて梱包して販売できる。
図4は第2の実施の形態の鉢植え植物の育成を示す図である。この実施の形態では、梱包された鉢植え植物セットを購入した場合は梱包を解き、梱包されないで購入した場合はそのまま、例えば鉢植え容器11を室内に置き、この鉢植え容器11に育成体12を入れる。そして、育成体12に植物の種13aを蒔き、または植物の苗13bを植え、コップ4などから水を所定量入れる。所定期間が経過すると、種13aの場合は、種13aから根が出て成長し、さらに芽が出て成長し、苗13bの場合はそのまま成長する。
このようにして、鉢植え植物セットの使用は、室内に置かれた鉢植え容器1に育成土2を入れ、この育成体12に植物の種3aを蒔き、または植物の苗3bを植え、この植物の育成を長期間に亘って鑑賞でき、かつ室内緑化になる。
第1及び第2の実施の形態において、鉢植え容器は、材質、形状、寸法などに特に制限はない。材質としては、例えば、ガラス、プラスチック、合成化学紙類、植物材、木製材、金属、(金、銀、銅、鉄、その他合金のすべて)、鈍器、陶器、穀物、竹類などがある。また、形状としては、例えば、丸型、角型(三角、四角、五角、六角、七角、八角等)などがある。また、寸法としては、例えば、卓上、室内床に等々に置くことができる大きさなどである。
育成土は、土壌であれば特に制限はなく、育成用に肥料が用いられている。肥料には有機質肥料と化学肥料があり、有機質肥料は菜種油粕、骨粉、汚泥などの加工残渣や有機性廃棄物を原料に生産されるもので、化学肥料は尿素、燐鉱石、加里塩などを原料として生産されるものである。いずれも、植物に必要な窒素、リン酸、加里などの多量必須元素の成分が一定量以上含まれ、これらを施用することで植物に供給する役割をもつ。
育成体は、例えば不織布、織布などでプレート状、塊状にして土壌、肥料などを充填したものであり、育成土として機能するものであればよい。
この肥料や水は、鉢植え容器の大きさや樹木の種類に応じて、定期的に供給する。
植物としては、種々の種類があり、特に限定されない。例えば、野菜、草花などがある。野菜としては、春菊、トマト、キャベツ、ナス、ねぎ、大根、芋、にんじんなどがある。草花としては、朝顔、パンジー、チューリップ、水仙、ラン、シクラメンなどがある。
この鉢植え植物は、長期間に亘って鑑賞でき、かつ室内緑化になり、かつ温暖化を防止する効果がある。また、店内に置くことで、販促用品、宣伝用(各種)となり、教室に置くことで教材となる。また、贈答用の商品ともなる。
この考案は、鉢植え容器で植物を育成する鉢植え植物セットおよび育成した植物を有する鉢植え植物に適用可能であり、植物の生育を詳細に長期間に亘って鑑賞する可能で、かつ室内緑化に有益である。
1,11 鉢植え容器
2 育成土
12 育成体
3a,13a 種
3b,13b 苗
90 ダンボール箱
2 育成土
12 育成体
3a,13a 種
3b,13b 苗
90 ダンボール箱
Claims (3)
- 鉢植え容器と、
前記鉢植え容器に入れる育成土と、
前記育成土に蒔く植物の種または植える植物の苗と、
をセットにし、
前記鉢植え容器に前記育成土を入れて前記種を蒔きまたは前記苗を植え、
前記種または前記苗から植物を育成することを特徴とする鉢植え植物セット。 - 鉢植え容器と、
前記鉢植え容器に入れる育成体と、
前記育成体に蒔く植物の種または植える植物の苗と、
をセットにし、
前記鉢植え容器に前記育成体を入れて前記種を蒔きまたは前記苗を植え、
前記種または前記苗から植物を育成することを特徴とする鉢植え植物セット。 - 請求項1または請求項2に記載の鉢植え樹木セットから育成された植物を有することを特徴とする鉢植え植物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008007822U JP3147948U (ja) | 2008-11-07 | 2008-11-07 | 鉢植え植物セットおよび鉢植え植物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008007822U JP3147948U (ja) | 2008-11-07 | 2008-11-07 | 鉢植え植物セットおよび鉢植え植物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3147948U true JP3147948U (ja) | 2009-01-29 |
Family
ID=54781544
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008007822U Expired - Fee Related JP3147948U (ja) | 2008-11-07 | 2008-11-07 | 鉢植え植物セットおよび鉢植え植物 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3147948U (ja) |
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2008
- 2008-11-07 JP JP2008007822U patent/JP3147948U/ja not_active Expired - Fee Related
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