JPH029163A - Cmos半導体装置 - Google Patents
Cmos半導体装置Info
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- JPH029163A JPH029163A JP63158003A JP15800388A JPH029163A JP H029163 A JPH029163 A JP H029163A JP 63158003 A JP63158003 A JP 63158003A JP 15800388 A JP15800388 A JP 15800388A JP H029163 A JPH029163 A JP H029163A
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Landscapes
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的〕
(産業上の利用分野)
この発明は、CMOS半導体装置に関し、ラッチアップ
耐量を改善したものである。
耐量を改善したものである。
(従来の技術)
CMO3半導体装置は、その構造上、寄生的にpnpと
npnのトランジスタを含み、これらのトランジスタの
相互作用によりラッチアップを引き起し易い。
npnのトランジスタを含み、これらのトランジスタの
相互作用によりラッチアップを引き起し易い。
いま、このラッチアップの発生機構を、第1の従来例と
しての第4図及び第5図のCMOS半導体装置を用いて
説明する。
しての第4図及び第5図のCMOS半導体装置を用いて
説明する。
第4図中、1はn形のSi半導体基板であり、半導体基
板1の主面にpウェル2が形成されている。pウェル2
内には、n+ソース領域3、n“ドレイン領域4及び図
示省略のゲート絶縁膜上にゲート電極5が形成されて、
nチャネルのMOSFET (以下nMO3のように云
う)7が形成されている。6はp1ウェルコンタクト領
域である。
板1の主面にpウェル2が形成されている。pウェル2
内には、n+ソース領域3、n“ドレイン領域4及び図
示省略のゲート絶縁膜上にゲート電極5が形成されて、
nチャネルのMOSFET (以下nMO3のように云
う)7が形成されている。6はp1ウェルコンタクト領
域である。
一方、半導体基板1のn形基板領域(以下n形基板領域
という場合も半導体基板と同一符号1を用いる)には、
p+ソース領域8、p+ドレイン領域9及び図示省略の
ゲート絶縁膜上にゲート電極11が形成されて0MO3
13が形成されている。
という場合も半導体基板と同一符号1を用いる)には、
p+ソース領域8、p+ドレイン領域9及び図示省略の
ゲート絶縁膜上にゲート電極11が形成されて0MO3
13が形成されている。
12はn+基板コンタクト領域である。
nMO87と0MO813とは、ゲート電極5.11同
士が接続されてこれが入力端子14とされ、またドレイ
ン領域4.9同士が接続されてこれが出力端子15とさ
れ、さらに0MO813のソース領域8及びn+基板コ
ンタクト領域12を介してn形基板領[1に電源電圧V
DDの電源端子16が共通に接続され、nMO87のソ
ース領域3及びp+ウェルコンタクト領域6を介してp
ウェル2に低電位Vssの低電位点としての低電位端子
17が共通に接続されてCMOSインバータが構成され
ている。
士が接続されてこれが入力端子14とされ、またドレイ
ン領域4.9同士が接続されてこれが出力端子15とさ
れ、さらに0MO813のソース領域8及びn+基板コ
ンタクト領域12を介してn形基板領[1に電源電圧V
DDの電源端子16が共通に接続され、nMO87のソ
ース領域3及びp+ウェルコンタクト領域6を介してp
ウェル2に低電位Vssの低電位点としての低電位端子
17が共通に接続されてCMOSインバータが構成され
ている。
CMOS半導体装置は、上述のように半導体基板1の内
部に、p+形のソース領域8、ドレイン領域9、p形の
ウェル2及びn+形のソース領域3、ドレイン領域4が
作り込まれている。このため、これらの領域により、第
4図中に示すようにpnp形のトランジスタQ+ 、Q
3及びnpn形のトランジスタQ2 、Q4が寄生的に
生じ、さらにこれらのトランジスタ01〜Q4の結合に
よりpnpnサイリスタが構成されている。
部に、p+形のソース領域8、ドレイン領域9、p形の
ウェル2及びn+形のソース領域3、ドレイン領域4が
作り込まれている。このため、これらの領域により、第
4図中に示すようにpnp形のトランジスタQ+ 、Q
3及びnpn形のトランジスタQ2 、Q4が寄生的に
生じ、さらにこれらのトランジスタ01〜Q4の結合に
よりpnpnサイリスタが構成されている。
第5図は、上記の寄生トランジスタ01〜Q4の接続関
係を等両回路で示したものである。
係を等両回路で示したものである。
Rn+ はトランジスタQ1のベース抵抗、Rn3はト
ランジスタQ3のベース抵抗、RpはトランジスタQ4
のベース抵抗である。そしていま、出力端子15に電源
電圧■DD以上のく+)サージ電圧が入った場合を考え
る。このときトランジスタQ1のベース・エミッタ間に
ベース電流1t)+が流れ、その電流増幅率をhFE+
とするとコレクタ電流Jc1=Ib+ ・hF E
+が、トランジスタQ4のベース抵抗Rpを通って低
電位端子17に流れる。
ランジスタQ3のベース抵抗、RpはトランジスタQ4
のベース抵抗である。そしていま、出力端子15に電源
電圧■DD以上のく+)サージ電圧が入った場合を考え
る。このときトランジスタQ1のベース・エミッタ間に
ベース電流1t)+が流れ、その電流増幅率をhFE+
とするとコレクタ電流Jc1=Ib+ ・hF E
+が、トランジスタQ4のベース抵抗Rpを通って低
電位端子17に流れる。
ベース抵抗Rpでの電圧降下がトランジスタQ4のベー
ス閾値電圧■bth4以上(IC+Rp≧0.6V)に
なると、トランジスタQ4にベース電流Ib4が流れ込
み、当該トランジスタQ4は、その電流増幅率をhFI
:4とするとトランジスタQ3のベース抵抗Rn3を通
じて電源端子16からコレクタ電流IC4=Ib+
・hFE4を引込む。これにより抵抗Rn3にIC4R
n3の電圧降下が生じ、これがトランジスタQ3 (7
)べ−,1m値電圧Vb t h3 (基0.6V)を
超えると、トランジスタQ3のベースにも電流Ib3が
流れて、これがオン状態となる。そして、トランジスタ
Q3の電流増幅率をhFE 3とすると、そのコレクタ
電流[C3=Ib3 ・hFE3が1−ランジスタQ4
とそのベース抵抗Rpに流れ込む。
ス閾値電圧■bth4以上(IC+Rp≧0.6V)に
なると、トランジスタQ4にベース電流Ib4が流れ込
み、当該トランジスタQ4は、その電流増幅率をhFI
:4とするとトランジスタQ3のベース抵抗Rn3を通
じて電源端子16からコレクタ電流IC4=Ib+
・hFE4を引込む。これにより抵抗Rn3にIC4R
n3の電圧降下が生じ、これがトランジスタQ3 (7
)べ−,1m値電圧Vb t h3 (基0.6V)を
超えると、トランジスタQ3のベースにも電流Ib3が
流れて、これがオン状態となる。そして、トランジスタ
Q3の電流増幅率をhFE 3とすると、そのコレクタ
電流[C3=Ib3 ・hFE3が1−ランジスタQ4
とそのベース抵抗Rpに流れ込む。
pnp形のトランジスタQ3とnpn形のトランジスタ
Q4とでpnpnサイリスタが構成されているので、上
記のように両トランジスタQ3、Q4がともにオン状態
となると、電源端子16と低電位端子17との間に過大
な電流が流れ、電源を一旦切らない限り元の状態に復帰
しないというラッチアップ現象が引き起されるのである
。
Q4とでpnpnサイリスタが構成されているので、上
記のように両トランジスタQ3、Q4がともにオン状態
となると、電源端子16と低電位端子17との間に過大
な電流が流れ、電源を一旦切らない限り元の状態に復帰
しないというラッチアップ現象が引き起されるのである
。
上記のラッチアップの発生は、出力端子15に電′gA
電圧vDD以上の(+)サージ電圧が入った場合である
が、出力端子15に低電位Vss以下の(−)サージ電
圧が入った場合にも、以下のようにラッチアップ現象が
発生する。
電圧vDD以上の(+)サージ電圧が入った場合である
が、出力端子15に低電位Vss以下の(−)サージ電
圧が入った場合にも、以下のようにラッチアップ現象が
発生する。
即ち、このときはnpn形のトランジスタQ2にベース
電流■b2が流れ、そのコレクタ電流IC2がトランジ
スタQ3のベース抵抗Rn+を通じて流れ込む。このベ
ース抵抗Rrl+の電圧降下IC2・Rrl+がトラン
ジスタQ3のベース閾rfI電圧Vbtl13を超える
と、トランジスタQ3がオン状態となり、そのコレクタ
電流IC3がトランジスタQ4のベース抵抗Rpに流れ
込む。
電流■b2が流れ、そのコレクタ電流IC2がトランジ
スタQ3のベース抵抗Rn+を通じて流れ込む。このベ
ース抵抗Rrl+の電圧降下IC2・Rrl+がトラン
ジスタQ3のベース閾rfI電圧Vbtl13を超える
と、トランジスタQ3がオン状態となり、そのコレクタ
電流IC3がトランジスタQ4のベース抵抗Rpに流れ
込む。
IC3・Rp≧vbth4になるとトランジスタQ4も
オン状態となり、前記と同様にサイリスタ動作を起して
ラッチアップ現象が発生する。
オン状態となり、前記と同様にサイリスタ動作を起して
ラッチアップ現象が発生する。
そして、以上のようなラッチアップ現象が発生すると、
CMOS半導体装置の正常動作は勿論望めないが、電源
端子16および低電位端子17間に過大な電流が流れ、
これによる電力損失が許容値を超えると素子破壊に結び
つく。
CMOS半導体装置の正常動作は勿論望めないが、電源
端子16および低電位端子17間に過大な電流が流れ、
これによる電力損失が許容値を超えると素子破壊に結び
つく。
また、上)本のラッチアップの発生は、出力端子15側
から(+)または(−)のサージが入った場合について
説明した。入力端子14側についてみると、第4図では
図示省略されているがCMOS半導体装置は、ゲート絶
縁膜を絶縁破壊から保護する目的で、多結晶3i抵抗や
多結晶3iダイオードによる電圧クランプ回路を設ける
ことが行われている。このように、電圧クランプ回路を
構成する抵抗及びダイオードを多結晶Siを用いて作製
することにより、これらの素子を半導体基板中に拡散層
を用いて構成した場合に生じる入力端子14から入った
過大サージ電圧によるラッチアップ現象が、かなり低減
される。
から(+)または(−)のサージが入った場合について
説明した。入力端子14側についてみると、第4図では
図示省略されているがCMOS半導体装置は、ゲート絶
縁膜を絶縁破壊から保護する目的で、多結晶3i抵抗や
多結晶3iダイオードによる電圧クランプ回路を設ける
ことが行われている。このように、電圧クランプ回路を
構成する抵抗及びダイオードを多結晶Siを用いて作製
することにより、これらの素子を半導体基板中に拡散層
を用いて構成した場合に生じる入力端子14から入った
過大サージ電圧によるラッチアップ現象が、かなり低減
される。
以上のことから、CMOS半導体装置におけるラッチア
ップ現象は、そのトリがとなる過大サージが、殆んどの
場合、出力端子から半導体チップ内に入ることにより発
生する。
ップ現象は、そのトリがとなる過大サージが、殆んどの
場合、出力端子から半導体チップ内に入ることにより発
生する。
そして、従来のこのようなラッチアップ対策としては、
次の(イ)、(0)の2方法がよく使われている。
次の(イ)、(0)の2方法がよく使われている。
(イ)ターン・オン防止。 前記第1の従来例で云えば
、2個の寄生トランジスタQ3 、Q4に基づくサイリ
スタ構造がターン・オンする条件は、h+” E 3
・hFE 4≧1である。このため、hFE 3
・hFE4<1となるようにCMOSデバイスを設計し
てサイリスタ構造がターン・オンするのを防止しようと
するものである。
、2個の寄生トランジスタQ3 、Q4に基づくサイリ
スタ構造がターン・オンする条件は、h+” E 3
・hFE 4≧1である。このため、hFE 3
・hFE4<1となるようにCMOSデバイスを設計し
てサイリスタ構造がターン・オンするのを防止しようと
するものである。
(ロ)寄生トランジスタのベース抵抗を小さくする。
前記第1の従来例で云えば、例えばトランジスタQ3
、Q4の各ベース抵抗Rna、R1)を小さくする。ベ
ース抵抗が小さければ電圧降下が小さくなってトランジ
スタQ3 、Q4がターン・オンしにくくなる。
前記第1の従来例で云えば、例えばトランジスタQ3
、Q4の各ベース抵抗Rna、R1)を小さくする。ベ
ース抵抗が小さければ電圧降下が小さくなってトランジ
スタQ3 、Q4がターン・オンしにくくなる。
次にこのようなラッチアップ対策の施された第2の従来
例を第6図を用いて説明する。
例を第6図を用いて説明する。
この従来例は、pMO813の形成領域と0M087の
形成されているpウェル2間の間隔dが200μm程度
以上に大きく設定されてベース幅が広げられ、pnp形
の奇生トランジスタQIQ3の電流増幅率hFEが小さ
くされている。また、これとともにpMO313及びn
MO87間におけるn形基板領域1上に別途にn+基板
コンタクト領域18が設けられ、ざらにpウェル2内に
もnMO87を取囲むように別途にp+ウェルコンタク
ト領域19が形成されて、各奇生トランジスタQ+ 、
Q3 、Q4のベース抵抗Rn+Rn3、Rpの値が小
さくされている。
形成されているpウェル2間の間隔dが200μm程度
以上に大きく設定されてベース幅が広げられ、pnp形
の奇生トランジスタQIQ3の電流増幅率hFEが小さ
くされている。また、これとともにpMO313及びn
MO87間におけるn形基板領域1上に別途にn+基板
コンタクト領域18が設けられ、ざらにpウェル2内に
もnMO87を取囲むように別途にp+ウェルコンタク
ト領域19が形成されて、各奇生トランジスタQ+ 、
Q3 、Q4のベース抵抗Rn+Rn3、Rpの値が小
さくされている。
そして、出力端子15に電源電圧Vdd以上の(+)サ
ージ電圧が入った場合、pMO813のドレイン領域9
からn形基板領域1中に少数キャリヤであるホール(正
孔)が注入される。ホールはドレイン領域9とpウェル
2間の間隔dが200μm以上に大きく設定されている
ので、その殆んどがn形基板m1fcl中の電子と再結
合し、その極く一部だけがトランジスタQ1のコレクタ
電流fc+ としてpウェル2中に流れ込み、トランジ
スタQ4のベース抵抗Rpを通って低電位端子17に抜
は出る。ベース抵抗Rpの値は、前記のようにp+ウェ
ルコンタクト領域1つの形成により低くなっているので
1その電圧降下IC+ROは小さく、トランジスタQ4
はオン状態に至るまでに、より大きな電流の流れ込みに
耐える。
ージ電圧が入った場合、pMO813のドレイン領域9
からn形基板領域1中に少数キャリヤであるホール(正
孔)が注入される。ホールはドレイン領域9とpウェル
2間の間隔dが200μm以上に大きく設定されている
ので、その殆んどがn形基板m1fcl中の電子と再結
合し、その極く一部だけがトランジスタQ1のコレクタ
電流fc+ としてpウェル2中に流れ込み、トランジ
スタQ4のベース抵抗Rpを通って低電位端子17に抜
は出る。ベース抵抗Rpの値は、前記のようにp+ウェ
ルコンタクト領域1つの形成により低くなっているので
1その電圧降下IC+ROは小さく、トランジスタQ4
はオン状態に至るまでに、より大きな電流の流れ込みに
耐える。
コレクタ電流IC+が増えて電圧降下IC+Roが増大
し、トランジスタQ1がオン状態に転じたとしても、そ
のコレクタ電流IC+ はn+基板コンタクト領域18
の経路から供給される。このためpMO813のソース
領域8に隣接したn+基板コンタクト領域12側から流
入するコレクタ電流IC+ は極めて少なくなる。トラ
ンジスタQ3のベース抵抗Rrl+は、n+基板コンタ
クト領域18の形成により低く設定されているので、こ
れにコレクタ電流IC+が流れても、その電圧降下は小
さくなってトランジスタQ3はオンしにくくなる。この
ようにして第2の従来例は、トランジスタQ3.04等
で構成されるサイリスタがターン・オンしにくくなって
ラッチアップの耐量が改善されている。
し、トランジスタQ1がオン状態に転じたとしても、そ
のコレクタ電流IC+ はn+基板コンタクト領域18
の経路から供給される。このためpMO813のソース
領域8に隣接したn+基板コンタクト領域12側から流
入するコレクタ電流IC+ は極めて少なくなる。トラ
ンジスタQ3のベース抵抗Rrl+は、n+基板コンタ
クト領域18の形成により低く設定されているので、こ
れにコレクタ電流IC+が流れても、その電圧降下は小
さくなってトランジスタQ3はオンしにくくなる。この
ようにして第2の従来例は、トランジスタQ3.04等
で構成されるサイリスタがターン・オンしにくくなって
ラッチアップの耐量が改善されている。
しかしながら第2の従来例にあっては、pM。
813の形成領域とpウェル2間の間隔dが200μm
程度以上に設定する必要があるため、チップ面積が大き
くなってコスト高を招く等の問題があった。
程度以上に設定する必要があるため、チップ面積が大き
くなってコスト高を招く等の問題があった。
次いで第7図には、ラッチアップ対策の施された第3の
従来例を示す。
従来例を示す。
この従来例では、前記第2の従来例の構成に加えて、ざ
らに0MO813の形成領域とn+基板コンタクト領域
18との間のn形基板領域1の部分に、p形のホール抽
出領域21が形成されている。ホール抽出領域21は、
Vssの低電位点に接続されている。したがってp形の
ホール抽出領域21は、pnp形のトランジスタQ1の
コレクタとして機能する。そして出力端子15に電源電
圧vDD以上のく+)サージが入ったとき、pM081
3のドレイン領域9からn形基板領域1に注入されたホ
ールは、ホール抽出領域21からVssの低電位点に抜
は出る。これによりpウェル2中に流れ込むトランジス
タQ1のコレクタ電流IC+が極く低い値に抑えられる
。
らに0MO813の形成領域とn+基板コンタクト領域
18との間のn形基板領域1の部分に、p形のホール抽
出領域21が形成されている。ホール抽出領域21は、
Vssの低電位点に接続されている。したがってp形の
ホール抽出領域21は、pnp形のトランジスタQ1の
コレクタとして機能する。そして出力端子15に電源電
圧vDD以上のく+)サージが入ったとき、pM081
3のドレイン領域9からn形基板領域1に注入されたホ
ールは、ホール抽出領域21からVssの低電位点に抜
は出る。これによりpウェル2中に流れ込むトランジス
タQ1のコレクタ電流IC+が極く低い値に抑えられる
。
このように第3の従来例では、前記第2の従来例のよう
に0MO313の形成領域とpウェル2との間隔を大き
くとることに代えてホール抽出領121を設けることに
より、ラッチアップの耐量改善を図り、且つチップ面積
の増大を抑えるようにしている。
に0MO313の形成領域とpウェル2との間隔を大き
くとることに代えてホール抽出領121を設けることに
より、ラッチアップの耐量改善を図り、且つチップ面積
の増大を抑えるようにしている。
しかしながら上記第3の従来例にあっては、半導体基板
1の主面にホール抽出領域21を作り込み、また、この
ホール抽出領域21等に接続される低電位Vssの配線
層及びn+基板コンタクト領域18に接続される電源電
圧VDDの配線層等が半導体基板1の表面部に引き回さ
れるので、実際にはレイアウトがかなり複雑になり、ま
た、チップ面積を小さくすることが難しいという問題が
あった。
1の主面にホール抽出領域21を作り込み、また、この
ホール抽出領域21等に接続される低電位Vssの配線
層及びn+基板コンタクト領域18に接続される電源電
圧VDDの配線層等が半導体基板1の表面部に引き回さ
れるので、実際にはレイアウトがかなり複雑になり、ま
た、チップ面積を小さくすることが難しいという問題が
あった。
(発明が解決しようとする課題)
従来のCMOS半導体装置にあっては、0MO813の
形成領域とpウェル間の間隔を大きく設定して、この間
隔部におけるn形基板領域1上に、n+基板コンタクト
領域18、又はこの領域18とp形ホール抽出領域21
を設け、ざらにpウェル2中にはp+ウェルコンタクト
領域19を設けて寄生トランジスタのベース抵抗を小さ
くするような構造となっていたため、チップ面積が大き
くなってコスト高を招く等の問題があった。また、出力
端子15に入った過電圧サージが、0MO813のドレ
イン領域9からn形基板領域1に吸収され、或はnMO
87のドレイン領域4からpウェル2に吸収されて、そ
のn形基板領域1及びpウェル2には、−旦、キャリヤ
の注入現象が生じるようになっていたため、ラッチアッ
プ耐量を十分に大きくすることが難しいという問題があ
った。
形成領域とpウェル間の間隔を大きく設定して、この間
隔部におけるn形基板領域1上に、n+基板コンタクト
領域18、又はこの領域18とp形ホール抽出領域21
を設け、ざらにpウェル2中にはp+ウェルコンタクト
領域19を設けて寄生トランジスタのベース抵抗を小さ
くするような構造となっていたため、チップ面積が大き
くなってコスト高を招く等の問題があった。また、出力
端子15に入った過電圧サージが、0MO813のドレ
イン領域9からn形基板領域1に吸収され、或はnMO
87のドレイン領域4からpウェル2に吸収されて、そ
のn形基板領域1及びpウェル2には、−旦、キャリヤ
の注入現象が生じるようになっていたため、ラッチアッ
プ耐量を十分に大きくすることが難しいという問題があ
った。
この発明は上記事情に基づいてなされたもので、過電圧
サージが基板領域或いはウェルに吸収されるのを防止し
てラッチアップ耐量を十分に大きくすることのできるC
MOS半導体装置を提供することを目的とする。
サージが基板領域或いはウェルに吸収されるのを防止し
てラッチアップ耐量を十分に大きくすることのできるC
MOS半導体装置を提供することを目的とする。
[発明の構成コ
(課題を解決するための手段))
この発明は上記課題を解決するために、pチャネルMO
8F E Tのソース領域を電源に接続し、nチャネル
MOSFETのソース領域を低電位点に接続し、前記n
チャネルMOSFET及びnチャネルMOSFETの両
ゲート電極を入力端子に接続し、前記nチャネルMOS
FETのドレイン領域から出力端子との間に第1のダイ
オードを順方向に接続し、前記nチャネルMOSFET
のドレイン領域から前記出力端子との間に第2のダイオ
ードを逆方向に接続してなることを要旨とする。
8F E Tのソース領域を電源に接続し、nチャネル
MOSFETのソース領域を低電位点に接続し、前記n
チャネルMOSFET及びnチャネルMOSFETの両
ゲート電極を入力端子に接続し、前記nチャネルMOS
FETのドレイン領域から出力端子との間に第1のダイ
オードを順方向に接続し、前記nチャネルMOSFET
のドレイン領域から前記出力端子との間に第2のダイオ
ードを逆方向に接続してなることを要旨とする。
(作用)
出力端子に入った(+)、(−)の過電圧サージは、第
1のダイオード及び第2のダイオードにより、pMO3
及びnMO8の各ドレイン領域から基板領域ないしはウ
ェルに吸収されるのが防止される。したがって基板領域
及びウェルには、寄生トランジスタをオン状態に転じさ
せるようなキャリヤの注入がなくなり、ラッチアップ耐
■が顕著に増大する。
1のダイオード及び第2のダイオードにより、pMO3
及びnMO8の各ドレイン領域から基板領域ないしはウ
ェルに吸収されるのが防止される。したがって基板領域
及びウェルには、寄生トランジスタをオン状態に転じさ
せるようなキャリヤの注入がなくなり、ラッチアップ耐
■が顕著に増大する。
(実施例)
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図は、この発明の第一実施例を示す図で
ある。
ある。
なお、第1図及び第2図において、前記第4図及び第5
図における部材および部位等と同一ないし均等のものは
、前記と同一符号を以って示し重複した説明を省略する
。
図における部材および部位等と同一ないし均等のものは
、前記と同一符号を以って示し重複した説明を省略する
。
まず、CMO3半導体半導体購買を説明すると、この実
施例では、半導体基板の主面上に形成されたSiM化膜
等の絶縁膜上に、多結晶Siにより過電圧サージ吸収防
止用等の各ダイオード及び論理振幅拡大用の抵抗が、そ
れぞれ作り込まれている。そして、これらの各ダイオー
ド及び抵抗が、次のように接続されている。
施例では、半導体基板の主面上に形成されたSiM化膜
等の絶縁膜上に、多結晶Siにより過電圧サージ吸収防
止用等の各ダイオード及び論理振幅拡大用の抵抗が、そ
れぞれ作り込まれている。そして、これらの各ダイオー
ド及び抵抗が、次のように接続されている。
即ち、0MO813のp+ドレイン領域9から出力端子
15との間に、第1のダイオード22が順方向に接続さ
れ、この第1のダイオード22に抵抗26が並列接続さ
れている。抵抗26は、サージ電流を阻止するのに十分
な抵抗値とされている。また、nMO37のn+ ドレ
イン領1ii!4カラ出力喘子15との間に、第2のダ
イオード23が逆方向に接続され、この第2のダイオー
ド23に抵抗27が並列接続されている。抵抗27は、
前記の抵抗26と同様にサージ電流を阻止するのに十分
な抵抗値とされている。そして、さらに、出力端子15
から電源端子16との間に、第3のダイオード24が順
方向に接続されている。また、出力端子15から低電位
端子17との間に、第4のダイオード25が逆方向に接
続されている。
15との間に、第1のダイオード22が順方向に接続さ
れ、この第1のダイオード22に抵抗26が並列接続さ
れている。抵抗26は、サージ電流を阻止するのに十分
な抵抗値とされている。また、nMO37のn+ ドレ
イン領1ii!4カラ出力喘子15との間に、第2のダ
イオード23が逆方向に接続され、この第2のダイオー
ド23に抵抗27が並列接続されている。抵抗27は、
前記の抵抗26と同様にサージ電流を阻止するのに十分
な抵抗値とされている。そして、さらに、出力端子15
から電源端子16との間に、第3のダイオード24が順
方向に接続されている。また、出力端子15から低電位
端子17との間に、第4のダイオード25が逆方向に接
続されている。
次に、上述のように構成されたCMOS半導体装置の作
用を説明する。
用を説明する。
この実施例に係るCMOS半導体装置の半導体基板及び
pウェル2の内部にも、前記第4図及び第5図に示した
ものと同様のpnp形のトランジスタ(h 、Q3及び
npn形のトランジスタQ2、Q4が寄生的に生じてい
る。
pウェル2の内部にも、前記第4図及び第5図に示した
ものと同様のpnp形のトランジスタ(h 、Q3及び
npn形のトランジスタQ2、Q4が寄生的に生じてい
る。
いま、例として出力端子15に電源電圧vDD以上のく
+)サージ電圧が入った場合を考えると、0MO813
のp+ドレイン領域9からn形基板領域にホール(少数
キャリヤ)の注入傾向が生じて寄生トランジスタQ+
、Q2 、Q4がオン状態に転じ、ラッチアップ現象の
発生傾向が生じる。
+)サージ電圧が入った場合を考えると、0MO813
のp+ドレイン領域9からn形基板領域にホール(少数
キャリヤ)の注入傾向が生じて寄生トランジスタQ+
、Q2 、Q4がオン状態に転じ、ラッチアップ現象の
発生傾向が生じる。
しかし、この実施例では、第1のダイオード22により
、(+)サージが、0MO813のp+ドレイン領域9
からn形基板領域に吸収されるのが防止され、また、こ
れと同時に、その(+)サージは第3のダイオード24
を介して電源端子16側に逃げる。このため、(+)サ
ージによるn形基板領域へのホールの注入は掻く僅かに
抑えられ、奇生トランジスタがオン状態に転じることが
防止されてラッチアップ耐量が大幅に向上する。
、(+)サージが、0MO813のp+ドレイン領域9
からn形基板領域に吸収されるのが防止され、また、こ
れと同時に、その(+)サージは第3のダイオード24
を介して電源端子16側に逃げる。このため、(+)サ
ージによるn形基板領域へのホールの注入は掻く僅かに
抑えられ、奇生トランジスタがオン状態に転じることが
防止されてラッチアップ耐量が大幅に向上する。
また、上記のように、出力端子15に(+)サージが入
ったとき、この(+)サージは、第2のダイオード23
を介してnMO37のn+ドレイン領域4からpウェル
2側に入るが、pウェル2側に入った(+)サージによ
ってはラッチアップ現象は生じない。
ったとき、この(+)サージは、第2のダイオード23
を介してnMO37のn+ドレイン領域4からpウェル
2側に入るが、pウェル2側に入った(+)サージによ
ってはラッチアップ現象は生じない。
出力端子15に低電位Vss以下の(−)サージが入っ
た場合は、pウェル2側への電子の注入傾向により、奇
生トランジスタQ2、Q3、Q4がオン状態に転じてラ
ッチアップ現象の発生傾向が生じる。
た場合は、pウェル2側への電子の注入傾向により、奇
生トランジスタQ2、Q3、Q4がオン状態に転じてラ
ッチアップ現象の発生傾向が生じる。
しかし、この場合は、第2のダイオード23により、(
−)サージが、nMO37のn+ドレイン領[4からρ
ウェル2に吸収されるのが防止され、これと同時に、そ
の(−)サージは第4のダイオード25を介して低電位
端子17側に逃げる。
−)サージが、nMO37のn+ドレイン領[4からρ
ウェル2に吸収されるのが防止され、これと同時に、そ
の(−)サージは第4のダイオード25を介して低電位
端子17側に逃げる。
このため、(−)サージによるpウェル2への電子の注
入は掻く僅かに抑えられ、前記と同様に、寄生トランジ
スタがオン状態に転じることが防止されてラッチアップ
耐量が大幅に向上する。また、上記のように、出力端子
15にクー)サージが入ったとぎ、この(−)サージは
、第1のダイオード22を介して0MO813のp1ド
レイン領域9側に入るが、n形基板領域側に入った(−
)サージによっては、ラッチアップ現象は生じない。
入は掻く僅かに抑えられ、前記と同様に、寄生トランジ
スタがオン状態に転じることが防止されてラッチアップ
耐量が大幅に向上する。また、上記のように、出力端子
15にクー)サージが入ったとぎ、この(−)サージは
、第1のダイオード22を介して0MO813のp1ド
レイン領域9側に入るが、n形基板領域側に入った(−
)サージによっては、ラッチアップ現象は生じない。
また、上述のようなラッチアップ現象の発生防止作用と
ともに、抵抗26.27によりCMOSインバータの論
理振幅が所要値まで増大される。
ともに、抵抗26.27によりCMOSインバータの論
理振幅が所要値まで増大される。
そして、この抵抗26.27は、前述のようにサージ電
流を阻止するのに十分大なる抵抗値とされているので、
この抵抗26.27の接続によっては、ラッチアップ現
象の生じることはない。
流を阻止するのに十分大なる抵抗値とされているので、
この抵抗26.27の接続によっては、ラッチアップ現
象の生じることはない。
そして、この実施例のCMO3半導体装置は、上述の過
電圧サージ吸収防止用等の各ダイオード及び論理IFe
幅拡大用の抵抗が、半導体基板主面の絶縁膜上に、多結
晶S1で形成されているので、ラッチアップ対策を施し
てもチップ面積を格別増大させることがない。
電圧サージ吸収防止用等の各ダイオード及び論理IFe
幅拡大用の抵抗が、半導体基板主面の絶縁膜上に、多結
晶S1で形成されているので、ラッチアップ対策を施し
てもチップ面積を格別増大させることがない。
次いで、第3図には、この発明の他の実施例を示す。こ
の実施例はオーブンドレイン出力を有するCMOS半導
体装置に対し、ラッチアップ耐量の増大と、論理振幅の
増大とを図ったものである。
の実施例はオーブンドレイン出力を有するCMOS半導
体装置に対し、ラッチアップ耐量の増大と、論理振幅の
増大とを図ったものである。
この実施例においても、半導体基板主面の絶縁膜上に、
多結晶3iにより、過電圧吸収防止用等の各ダイオード
、ツェナダイオード及び論理振幅拡大用の抵抗が、それ
ぞれ作り込まれている。そして、これらの各ダイオード
、ツェナダイオード及び抵抗が、オーブンドレイン出力
を有するCMOS半導体装M30における出力MOSF
ET31に対し、次のように接続されている。
多結晶3iにより、過電圧吸収防止用等の各ダイオード
、ツェナダイオード及び論理振幅拡大用の抵抗が、それ
ぞれ作り込まれている。そして、これらの各ダイオード
、ツェナダイオード及び抵抗が、オーブンドレイン出力
を有するCMOS半導体装M30における出力MOSF
ET31に対し、次のように接続されている。
即ち、出力MOSFET31のドレイン領域から出力端
子15との間に、第5のダイオード32が逆方向に接続
され、この第5のダイオード32に抵抗33が並列接続
されている。抵抗33は、サージ電流を阻止するのに十
分な抵抗値とされている。また、出力端子15から低電
位点17との間に、第6のダイオードとしてのツェナダ
イオード34が逆方向に接続されている。
子15との間に、第5のダイオード32が逆方向に接続
され、この第5のダイオード32に抵抗33が並列接続
されている。抵抗33は、サージ電流を阻止するのに十
分な抵抗値とされている。また、出力端子15から低電
位点17との間に、第6のダイオードとしてのツェナダ
イオード34が逆方向に接続されている。
そして、出力端子15がら(+)サージが入ると、第6
のダイオードであるツェナダイオード34を通って、サ
ージ電流が低電位点17に流れる。このため、(+)サ
ージによる基板領域へのホールの注入が掻く僅かに抑え
られて寄生トランジスタがオン状態に転じることが防止
され、ラッチアップ耐■が大幅に向上する。また、出力
端子15から(−)サージが入ると、第5のダイオード
32が逆バイアスとなり、同時に第6のダイオードであ
るツェナダイオード34が順バイアスとなって、(−)
サージにょる1子は低電位点17側に逃げる。したがっ
て、この場合においてもラッチアップ耐量が大幅に向上
する。そして、これらのラッチアップ耐量の増大作用と
ともに、抵抗33により論理振幅の増大作用が得られる
。
のダイオードであるツェナダイオード34を通って、サ
ージ電流が低電位点17に流れる。このため、(+)サ
ージによる基板領域へのホールの注入が掻く僅かに抑え
られて寄生トランジスタがオン状態に転じることが防止
され、ラッチアップ耐■が大幅に向上する。また、出力
端子15から(−)サージが入ると、第5のダイオード
32が逆バイアスとなり、同時に第6のダイオードであ
るツェナダイオード34が順バイアスとなって、(−)
サージにょる1子は低電位点17側に逃げる。したがっ
て、この場合においてもラッチアップ耐量が大幅に向上
する。そして、これらのラッチアップ耐量の増大作用と
ともに、抵抗33により論理振幅の増大作用が得られる
。
[発明の効果]
以上説明したように、この発明によれば、出力端子に入
った(+)、(−)の過電圧サージは、第1のダイオー
ド及び第2のダイオードにより、pMO8及びnMO8
の各ドレイン領域から基板領域ないしはウェルに吸収さ
れるのが防止されるので、基板領域及びウェルには、寄
生トランジスタをオン状態に転じさせるようなキャリヤ
の注入がなくなって、ラッチアップ耐量を顕著に増大さ
せることができるという利点がある。
った(+)、(−)の過電圧サージは、第1のダイオー
ド及び第2のダイオードにより、pMO8及びnMO8
の各ドレイン領域から基板領域ないしはウェルに吸収さ
れるのが防止されるので、基板領域及びウェルには、寄
生トランジスタをオン状態に転じさせるようなキャリヤ
の注入がなくなって、ラッチアップ耐量を顕著に増大さ
せることができるという利点がある。
第1図はこの発明に係るCMOS半導体装置の一実施例
を示す平面図、第2図は同上一実施例の等価回路図、第
3図はこの発明の他の実施例を示す等価回路図、第4図
はCMO3半導体装置の第1の従来例を示す縦断面図、
第5図は同上第1の従来例における寄生トランジスタの
接続関係を示す等価回路図、第6図は第2の従来例を示
す縦断面図、第7図は第3の従来例を示す縦断面図であ
る。 7:nチャネルMOSFET、 13:pチャネルMOSFET、 14:入力端子 45二出力端子、16:電源端子
、 17:低電位端子(低電位点)、 22〜25:第1〜第4のダイオード。
を示す平面図、第2図は同上一実施例の等価回路図、第
3図はこの発明の他の実施例を示す等価回路図、第4図
はCMO3半導体装置の第1の従来例を示す縦断面図、
第5図は同上第1の従来例における寄生トランジスタの
接続関係を示す等価回路図、第6図は第2の従来例を示
す縦断面図、第7図は第3の従来例を示す縦断面図であ
る。 7:nチャネルMOSFET、 13:pチャネルMOSFET、 14:入力端子 45二出力端子、16:電源端子
、 17:低電位端子(低電位点)、 22〜25:第1〜第4のダイオード。
Claims (1)
- pチャネルMOSFETのソース領域を電源に接続し
、nチャネルMOSFETのソース領域を低電位点に接
続し、前記pチャネルMOSFET及びnチャネルMO
SFETの両ゲート電極を入力端子に接続し、前記pチ
ャネルMOSFETのドレイン領域から出力端子との間
に第1のダイオードを順方向に接続し、前記nチャネル
MOSFETのドレイン領域から前記出力端子との間に
第2のダイオードを逆方向に接続してなることを特徴と
するCMOS半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63158003A JPH029163A (ja) | 1988-06-28 | 1988-06-28 | Cmos半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63158003A JPH029163A (ja) | 1988-06-28 | 1988-06-28 | Cmos半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH029163A true JPH029163A (ja) | 1990-01-12 |
Family
ID=15662126
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63158003A Pending JPH029163A (ja) | 1988-06-28 | 1988-06-28 | Cmos半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH029163A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014063834A (ja) * | 2012-09-20 | 2014-04-10 | Mega Chips Corp | 過電圧保護回路 |
-
1988
- 1988-06-28 JP JP63158003A patent/JPH029163A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014063834A (ja) * | 2012-09-20 | 2014-04-10 | Mega Chips Corp | 過電圧保護回路 |
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