JPH029132Y2 - - Google Patents

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JPH029132Y2
JPH029132Y2 JP1983187188U JP18718883U JPH029132Y2 JP H029132 Y2 JPH029132 Y2 JP H029132Y2 JP 1983187188 U JP1983187188 U JP 1983187188U JP 18718883 U JP18718883 U JP 18718883U JP H029132 Y2 JPH029132 Y2 JP H029132Y2
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JP1983187188U
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JPS6095214U (ja
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  • Connection Of Plates (AREA)
  • Furniture Connections (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、支柱に板体を連結する構造に関す
るものである。
[従来技術] 支柱に対する板体の取付け構造としては、特開
昭55−51110号公報や実公昭51−12895号公報に見
られるように、支柱の外面に溝孔を穿設し、その
溝孔に板体の支持金具を掛止するようにしたもの
がある。
このような板体の連結構造では、溝孔の強度的
安定性を確保するために一般に支柱は鉄製であ
り、その材質上の問題と溝孔を余り隠すことがで
きないことから、支柱の外観が不体裁になるとい
う問題があつた。
この体裁の問題に関連して、支柱にアルミ外装
材を取り付けたものが、実公昭47−3567号公報に
記載されており、その取付け手段として支柱に外
装材の嵌着溝が押出し成形により設けられてい
る。
[考案が解決しようとする課題] 上記のように、従来は支柱に支持金具を介して
板体を取り付けることはあつたが、その場合でも
支柱には支持金具を掛止する溝孔を多くて二面に
しか設けなかつたので、多方面に板体を取り付け
ることはできなく、立体的な板体の組立て構成に
不適であつた。
また、支柱に外装材を取り付ける場合において
は、支柱の一側面にのみ嵌着溝を設け、その嵌着
溝に嵌めてその内部のコード等を隠すためのもの
であつたので、鉄製の芯材を外装材により外観上
アルミの支柱の如く体裁良く構成するというよう
なことはできなかつた。
この考案は、上記のような実情に鑑みて、鉄製
の芯材の多面に板体を強力に取り付け得るために
板体の立体的な組立て構成が可能であり、また、
芯材の略全面がアルミの外装材で被覆され、アル
ミの支柱に見えるために体裁が良好な板体の連結
構造を提供することを目的としたものである。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するためのこの考案の構成
は、多角断面形状に形成された鉄製の筒状芯材の
各側面に溝孔を穿設し、その筒状芯材の各隅角部
にアルミ押出形材からなる外装材を当接して止着
することにより外観上アルミの支柱を構成すると
ともに、各外装材間に溝孔を開放するための間隔
を設け、板体を支持する支持金具を芯材の各側面
に設けた溝孔に掛止可能にしたことをその要旨と
する。
[作用] 上記の構成によれば、鉄製の芯材の各側面の溝
孔に支持金具を掛止することにより各側面に板体
を強力に取り付けることができ、また、支柱の略
全周面をアルミ外装材で被覆するため、支柱があ
たかもアルミで出来ているように見え、その外装
材を支柱の隅角部に当接してそれを跨ぐように止
着してあるので、外装材の安定した取付け状態が
得られる。
[実施例] 次にこの考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
Pは支柱、Bは板体、1は左右支柱P,Pを連
結する連杆、2は座脚である。
支柱Pは、外見上は円筒形であるが、鉄製の芯
材3の回りにアルミ押出形材からなる複数本の外
装材4およびその間の補完材5を組み合わせるこ
とによつて円筒形になつており、芯材3は断面四
角形の筒形であつて、各側壁12の巾中央部に上
端から下端にかけて溝孔6を等間隔おきに設け、
各隅角部外面に外装材4の取り付け部材7をビス
8で固着してある。
外装材4は、芯材3の中心Oを中心とする円弧
形外面壁9の両側端に芯材3の隅角部10を挟む
座片11,11を突設し、座片11を芯材3の側
壁12に垂直に当たるように形成し、その先端に
内側への突縁部13を設け、外面壁9と座片11
の内角部にスクリユーポケツト14を形成してあ
る。また外装材4の取り付け部材7は、芯材3の
隅角部の外面に当接するように湾曲させると共
に、両側端に反り返る掛止片15,15を形成
し、掛止片15,15に突縁部13,13を掛け
ることによつて芯材3に外装材4を取り付け、隣
合う外装材4,4間に凹溝16,16aが出来て
いる。
補完材5は、その凹溝16よりも巾狭いチヤン
ネル形に形成し、開口部内面に逆止爪17,17
を設けてある。18はその取り付け用の掛止具で
あつて、その掛止具18は、全体を合成樹脂等の
弾性材で一体成形され、外装材4の両逆止爪17
に引つ掛かる頭部片19に二叉状に1対の脚片2
0,20を突設し、その外側には脚片20より短
くスカート状にクツシヨン片21を突設し、両脚
片20,20の先端部に外側に逆止爪27を設け
てある。そして両脚片20,20を芯材3の溝孔
6に差し込んでその上下両端縁に逆止爪17,1
7をクツシヨン片21の弾力に抗して押し込みな
がら引つ掛け、クツシヨン片21の弾発力でその
引つ掛かりが保持されている。
支柱Pの上下両端には第13図に示すように丸
座22,23を当ててビス24,25で止め、上
端丸座22の上にはキヤツプ26が取り付けてあ
る。キヤツプ26の取り付けについては、その下
面中心に雄ネジ27を突設し、雄ネジ27を丸座
22の中心部に螺入してある。
また座脚2の端部には安定性を得るために高さ
調節可能なネジ脚38を取り付け、連杆1は第4
図に示すように端部にその取り付け用として連結
片39を嵌着してあり、40はその取り付けビ
ス、41は螺入孔である。
板体Bは、外枠28に金網29を嵌着したもの
で、両支柱P,Pに対する板体Bの取り付けにつ
いては、両支柱P,Pの相対向する凹溝16a,
16aに等間隔おきに支持金具30を取り付け、
その取り付け箇所では補完材5が欠除されてい
る。
支持金具30は、鉄板をプレス成形したもの
で、板状片1の基端上部に支柱芯材3の溝孔6に
差し込む掛止片32を突設し、先端部には上下中
央部を抜き起こすことにより板体Bの端部すなわ
ち外枠28を挟み付ける挟持片33,34を形成
し、抜き起こした方の挟持片33の先端部にネジ
孔35を設けてある。そしてネジ孔35に螺入し
た雄ネジ36により板体Bの端部を締め付け、そ
れに一体的に固定してある。
そこで支柱Pに対して板体Bを連結するとき
は、両支柱P,Pの相対向する凹溝16a,16
aにおいて、まず幾つかの適数個の支持金具30
および掛止具18を芯材3の溝孔6に掛け、各支
持金具30の上位に補完材5を掛止具18に押し
込むことにより取り付ける。そうすると、支持金
具30が補完材5に溝孔6から抜けないように下
へ押さえ止められ、安定した取り付け状態になる
から、次で第2図に示すように上から板体Bを両
支柱P,P間に落としながら外枠28を支持金具
30の両挟持片33,34間に挿入し、支持金具
30に板体Bを所定箇所において雄ネジ36で締
め付ける。
なお両支柱P,Pには相対向面にばかりでなく
四方に凹溝16,16aおよび溝孔6を有するも
ので、四方に板体Bを取り付けることができる。
[考案の効果] この考案は、以上説明したように、多角断面形
状に形成された筒状芯材の各側面に支持金具を掛
止する溝孔を設けたので、支柱には多方向に板体
を取り付けることができ、板体の立体的組立て構
成に適することは勿論、板体の組立て自由度が増
大する。また、芯材が鉄製であるにもかかわら
ず、その回りには略全周に亙つて外装材を着設し
たので、支柱の外観上の体裁を図り得ることは勿
論、各外装材間には溝孔を開放するための間隔を
設けたから、支持金具をその間から溝孔に掛止で
き、しかも、このように各外装材間に間隔があつ
ても、各外装材が支柱の隅角部に跨ぐように当接
して止着されることにより体裁良く安定して保持
されるので、支柱は外観がアルミであるにもかか
わらず実質的には強度の大きい鉄部材によつて支
持金具を確実に保持し板体を安定して支持するこ
とができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は左
右両支柱に対する板体の連結状態を示す斜視図、
第2図は同分解斜視図、第3図は支持金具の斜視
図、第4図は連杆の取り付け状態を示す分解斜視
図、第5図は板体の連結構造を第6図B−B線矢
視において示す縦断面図、第6図は第5図A−A
線矢視の横断面図、第7図、第8図および第9図
は支持金具の平面図、正面図および側面図、第1
0図、第11図および第12図は掛止具の平面
図、正面図および側面図、第13図は主として支
柱を側面から見た断面図である。 P…支柱、B…板体、3…芯材、4…外装材、
5…補完材、6…溝孔、30…支持金具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多角断面形状に形成された鉄製の筒状芯材の各
    側面に溝孔を穿設し、その筒状芯材の各隅角部に
    アルミ押出形材からなる外装材を当接して止着す
    ることにより外観上アルミの支柱を構成するとと
    もに、各外装材間に溝孔を開放するための間隔を
    設け、板体を支持する支持金具を芯材の各側面に
    設けた溝孔に掛止可能としたことを特徴とする支
    柱に対する板体の連結構造。
JP18718883U 1983-12-03 1983-12-03 支柱に対する板体の連結構造 Granted JPS6095214U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18718883U JPS6095214U (ja) 1983-12-03 1983-12-03 支柱に対する板体の連結構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP18718883U JPS6095214U (ja) 1983-12-03 1983-12-03 支柱に対する板体の連結構造

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Publication Number Publication Date
JPS6095214U JPS6095214U (ja) 1985-06-28
JPH029132Y2 true JPH029132Y2 (ja) 1990-03-06

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ID=30404124

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JP18718883U Granted JPS6095214U (ja) 1983-12-03 1983-12-03 支柱に対する板体の連結構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10913234B2 (en) 2014-08-29 2021-02-09 Clopay Plastic Products Company, Inc. Embossed matte and glossy plastic film and methods of making same

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS473567U (ja) * 1971-01-30 1972-09-05
JPS5112895U (ja) * 1974-07-16 1976-01-30
JPS5551110A (en) * 1978-10-04 1980-04-14 Donarudo Hana Geirii Clamping device for panel

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JPS6095214U (ja) 1985-06-28

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