JPH0291280A - 顔料捺染用バインダー組成物 - Google Patents

顔料捺染用バインダー組成物

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JPH0291280A
JPH0291280A JP63238319A JP23831988A JPH0291280A JP H0291280 A JPH0291280 A JP H0291280A JP 63238319 A JP63238319 A JP 63238319A JP 23831988 A JP23831988 A JP 23831988A JP H0291280 A JPH0291280 A JP H0291280A
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polyurethane resin
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博史 長谷川
Kazuhiro Kasuya
和宏 糟谷
Ryuichi Ito
隆一 伊藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、顔料捺染用バインダー組成物に関する。
[従来の技術] 従来、・顔料捺染用バインダーとしてはポリアクリル酸
エステル樹脂エマルシタンからなるものがある。
[発明が解決しようとする問題点] 従来のバインダーでは摩擦堅牢度、耐洗濯性、耐ドライ
クリーニング性、ストレッチバック性が不十分である。
[1!15点を解決するための手段] 本発明者らは、良好な摩擦堅牢度、耐洗潤性、耐ドライ
クリーニング性、ストレッチパック性を示す顔料捺染用
バインダー組成物を得るべく鋭意検討を行った結果、本
発明に到達した。
すなわち本発明は、シリコンエマルションとポリウレタ
ン樹脂水分散液ないし水溶液とからなることを特徴とす
る顔料捺染用バインダー組成物である。
本発明におけるシリコンエマルションとしてはオルガノ
ポリシロキサン、カルボキシル基含有オルガノポリシロ
キサン、エポキシ基含有オルガノポリシロキサン、アミ
ノ基台をオルガノポリシロキサンからなる群より選ばれ
たシリコンエマルションである。
オルガノポリシロキサンと′しては一般式キル基;  
ビニル基、アリル基等のアルケニル基;フェニル基、ベ
ンジル基等のアリール基があげられ、ハロゲン置換−測
成化水素基としては上記−測成化水素基の水素原子が部
分的にハロゲン原子で置換された基などを挙げることが
できる。
好ましくは、R+”Raの50モル%以上がメチル基の
も、のである。
カルボキシル基含有オルガノポリシロキサンとしては一
般式 は異種の炭素数1〜20の非置換−測成化水素基もしく
はハロゲン置換−測成化水素基を表す。nは正の整数で
ある。)で示されるポリシロキサンが挙げられる。
一般式(1)においてR11R2、R3、R−1R5、
R6で示される一価炭化水素基としては例えばメチル基
、エチル基、プロピル基、ブチル基等のアルは異種の炭
素数l〜20の非置換−測成化水素基もしくはハロゲン
置換−測成化水素基を表す。Xは−C2HnCOOH,
−CH2CHCH3C0OH基等のカルボキシル基含有
基で、fils  R2は正の整数である。)で示され
るポリシロキサンがあげられる。
一般式(2)においてR+ ” Reで示される一価炭
化水素基およびハロゲン置換−測成化水素基とじては一
般式(1)のR3−R6のそれと同称の基を挙げること
ができる。
好ましくは、RI〜R6の50モル%以上がメチル基の
ものである。
エポキシ基含有オルガノポリシロキサンとしては一般式 好ましくは、R1−R6の50モル%以上がメチル基の
ものである。
アミノ基含有オルガノポリシロキサンとしては一般式 は異種の炭素数1〜20の非置換−測成化水素基もしく
はハロゲン置換−測成化水素基を表す。Yはキシ基含有
基である。nl、R2は正の整数である。)で示される
ポリシロキサンがあげられる。
一般式(3)においてR+ ” Rsで示される一価炭
化水素基およびハロゲン置換−測成化水素基としては一
般式(1)のRI” Raのそれと同称の基を挙げるこ
とができる。
は異種の炭素数1〜20の非置換−測成化水素基もしく
はハロゲン置換−測成化水素基を表す。Aは−(CH2
)3−または−(CL h −NH−(CH2)2−で
ある。n11n2は正の整数である。)で示されるポリ
シロキサンがあげられる。
一般式(4)〜(6)においてR1−R6で示される一
価炭化水素基およびハロゲン置換−側腹化水素基として
は一般式(1)のR8−R6のそれと同称の基を挙げる
ことができる。
好ましくは、RI〜R6の50モル%以上がメチル基の
ものである。
上記オルガノポリシロキサンは適当な乳化剤、例えば高
級アルコールの硫酸エステル塩、アルキルベンゼンスル
ホン酸塩、高級アルコールポリオキシ゛アルキレン付加
物、高級脂肪酸ポリオキシアルキレン付加物、アルキル
フェノールポリオキシアルキレン付加物、高級脂肪酸ソ
ルビタンエステル等を用いて乳化させエマルションとし
て用いる。
乳化剤はオルガノポリシロキサンの重量の通常115以
下を使用する。
エマルションを作成するにあたり、トルエン、キシレン
、n−ヘキサン、ヘプタン、アセトン、メチルエチルケ
トン、酢酸エチル、ミネラルターペン、パークロルエチ
レン等の有機溶剤を水と併用してもよい。
エマルションの濃度は固形分換算で通常10〜60重景
%、重量しくは20〜50重量%である。
ポリウレタン樹脂水分散液ないし水溶液においてポリウ
レタン樹脂としては親水性基金をポリウレタン樹脂があ
げられる。親水性基金をポリウレタン樹脂としてはを機
ポリイソシアネート、ポリオール、および場合によって
鎖伸長剤からのポリウレタン樹脂においてアニオン性基
、ポリオキシエチレン基からなる群より選ばれた親水性
基を導入したものがあげられる。
有機ポリイソシアネートとしては脂肪族系および芳香族
系インシアネートがあげられる。具体的には脂肪族ポリ
イソシアネート(テトラメチレンジイソシアネート、ヘ
キサメチレンジイソシアネートなど)、脂環式ポリイソ
シアネート(インホロンジイソシアネート、4.4’−
ジシクロヘキシルメタンジイソシアネートなど)、芳香
脂肪族ポリイソシアネート(キシリレンジイソシアネー
トなど)、芳香族ポリイソシアネート[トリレンジイソ
シアネート(TI)I)、4.4’−ジフェニルメタン
ジイソシアネート(MDI)、クルードMO+、  変
性MDIなどコ、上記ポリイソシアネートの多量体[T
DIの多量体(たとえば二量体、二量体)など]、脂肪
族および芳香族モノイソシアネート(ステアリルイソシ
アネート、p−トリルイソシアネートなど)などがあげ
られる。
これらのなかで好ましいものは脂肪族系ポリイソシアネ
ートであり、特に好ましいものはイソホロンジイソシア
ネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、4.4’−
ジシクロメタンジイソシアネートである。
ポリオールとしてはポリエーテルポリオール、ポリエス
テルポリオールなどがあげられる。
ポリエーテルポリオールとしては低分子ポリオール[エ
チレングリコール、プロピレングリコール、!、4−ブ
タンジオール、ネオペンチルグリコール、ヘキサメチレ
ングリコール、グリセリン、トリメチロールプロパン、
ヘキサントリオール、ソルビトール、シュークローズ、
ソジウムスルホジ(β−ヒドロキシエチル)イソフタレ
ートなどの多価アルコール、ビスフェノールA1  ビ
スフェノールSなどの多価フェノールなど]、またはア
ミン類(アルカノールアミン、ポリアミン類など)のア
ルキレンオキシド(炭素数2〜4のアルキレンオキシド
、たとえばエチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブ
チレンオキシド)付加物およびアルキレ・ンオキシドの
開環重合物があげられ具体的にはポリエチレングリフー
ル、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレング
リコールがあげられる。
ポリエステルポリオールとしてはポリカルボン酸(脂肪
族ポリカルボン酸たとえばアジピン酸、マレイン酸、二
量体リノール酸;芳香族ポリカルボン酸たとえばフタル
酸、ソジウムスルホイソフタル酸)と低分子ポリオール
を反応させたもの、またはポリカルボン酸とポリエーテ
ルポリオールを反応させて得られた末端ヒドロキシル基
含有ポリエステルポリオール、ポリカプロラクトンポリ
オール(たとえば開始剤[グリコール(エチレングリコ
ールなど)、トリオールなどコをベースとしてこれに(
置換)カプロラクトン(ε−カプロラクトン、α−メチ
ル−ε−カプロラクトン、 ε−メチル−ε−カプロラ
クトンなど)を触媒(有機金属化合物、金属キレート化
合物、脂肪酸金属アシル化物など)の存在下に付加重合
させたポリオール)が挙げられる。
ポリオールの分子量は通常100〜4000、好ましく
は500〜3000である。
場合によって併用する鎖伸長剤としてはたとえば低分子
ポリオール(エチレングリコール、ジー、トリー及びテ
トラ−エチレングリコール、プロピレングリコール、ジ
プロピレングリコール、!、3−および1.4−ブタン
ジオール、l、6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグ
リコール、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリト
ールなど)、アルカノールアミン(エタノールアミン、
プロパツールアミン、ジェタノールアミン、ジブロバノ
ールアミンなど)、脂肪族ジアミン(エチレンジアミン
、ヘキサメチレンジアミンなど)、脂環式ジアミン(イ
ソホロンジアミンなど)、芳香脂肪族ジアミン(キシリ
レンジアミンなど)、ヒドラジン、ピペラジン、芳香族
ジアミン(ジアミノジフェニルメタンなど)、水などの
インシアネート基と反応性の水素原子を2個以上有する
化合物が挙げられる。
ポリウレタン樹脂に親水基を導入する方法としては、ア
ニオンタイプとしては■イソシアネート基に対し反応性
のある水素原子を少なくとも一個とアニオン性基[アニ
オン基またはアニオン形成基(塩基と反応してアニオン
基を形成するものであり、この場合にはウレタン化反応
の前、途中または後に塩基で中和することによってアニ
オン基に変える)コを有する化合物を使用する方法(例
えば特公昭42−24192号公報、特開昭48−48
597号公報および特開昭51−88598号公報)■
ポリオールとしてアニオン性基[アニオン基又はアニオ
ン形成性基]ををするものを使用する方法(例えば特公
昭52−41320号公報、特公昭52−40G77号
公報、特開昭52−19799号公報および特開昭52
−89287号公報)および■を機ポリイソシアネート
としてアニオン性基[アニオン基、またはアニオン形成
性基]を有するものを使用する方法(特公昭48−25
435号公報)が挙げられる。
■の方法においてインシアネート基に対し反応性のある
水素原子を少なくとも一個とアニオン形成基を少なくと
も一個含仔する化合物としては例えば次のものが使用さ
れる。
イ)ヒドロキシカルボン酸 ジメチロールプロピオン酸、グリセリン酸、乳酸、ジオ
キシマレイン酸、ジオキシフマル酸、酒石酸、2.6−
シオキン安息香酸、β−オキシプロピオン酸、クエン酸
など。
口)ヒドロキシスルホン酸 2−t:)’l:lキシート安息香酸−5−スルホン酸
、ナフトール−1−ジスルホン酸、ナフトール−1−)
ジスルホン酸、1,8−ジヒドロキシ−ナフタリン−2
,4−ジスルホン酸など。
ハ)アミノカルボン酸 グリシン、α−またはβ−アラニン、8−アミノカプロ
ン酸、4−アミノ酪酸、モノ−またはジ−アミノ安息香
酸、モノ−またはジ−アミノナフトエ酸など。
二)アミノスルホン酸 アミドスルホン酸、N−フェニルアミノ−メタンスルホ
ン酸、1,3−フェニレンジアミン−4,6−ジスルホ
ン酸、ナフチルアミン−ジスルホン酸、フェニルヒドラ
ジン−2,5−ジスルホン酸、2,4−ジアミノベンゼ
ンスルホン酸、タウリンなど。
アニオン形成基をアニオン基に変える塩基としてはアル
カリ金属水酸化物(水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
など)、アルカリ金属炭酸塩(炭酸ナトリウム、炭酸カ
リウムなど)、水酸化アンモニウム、第三級アミン(ト
リメチルアミン、トリエチルアミン、 トリーn−プロ
ピルアミン、 トリブチルアミン、 トリエタノールア
ミンなど)が挙げられる。
塩基の使用量はアニオン形成基1当量に対して通常0.
3〜1.5当量、好ましくは0.5〜1.1当量である
アニオン化合物のうちインシアネート基に対し反応性の
ある水素原子を2個以上有するものは鎖伸長剤の一部ま
たは全部として使用することができ■の方法では有機溶
剤の存在下でポリウレタンを合成し次いで水溶液に相転
換してもよいが好ましい方法は(イ)NCO基含有プレ
ポリマーを合成し次いでアニオン化合物及び場合によっ
て鎖伸長剤を含む水中で鎖伸長を行う方法または(0)
過剰量のNCO基含有プレポリマーとアニオン化合物と
の反応生成物を鎖伸長剤を含んでもよい水中で鎖伸長さ
せる方法である。
■の方法では(イ)不飽和ポリエステルポリオールに不
飽和カルボン酸をグラフトして得られるカルボキシル基
含有ポリエステルポリオールを使用する方法(0)多価
アルコールと多価カルボン酸またはその酸無水物とから
得られるヒドロキシル基とカルボキシル基を各−個以上
含有するポリエステルを使用する方法(ハ)カルボキシ
ル基含有多価アルコールをアルコール成分の一部または
全部として使用して得られるペンダントカルボキシル基
台膏ポリエステルを使用する方法(ニ)スルホン化ポリ
エステルポリオールを使用する方法等があげられる。
■の方法では一般にまず溶剤の存在下または不存在下で
ポリオールと有機ポリイソシアネートとからNCO基含
有プレポリマーを合成し次いで鎖伸長剤と反応させる。
NCO基含有プレポリマーの生成後、一般にを機溶剤が
加えられ、そqて反応は低温(20〜100℃)で続け
る4ことが好ましく特に極めて反応性の高い鎖伸長剤を
使用する場合はそうである。
この方法ではポリウレタンがよく攪拌しろる状態で存在
し、水性相中で次に行う転換もスムーズに行える。
アニオン形成性のアニオン化合物を使用した場合には最
終の水性相への転換の際に塩基を含有する水性相を使用
することによってアニオン基への転換を行ってもよい。
また鎖伸長は鎖伸長剤としてのジアミノ化合物を含有す
る水性相中で行ってもよい。この場合、水性相中に塩基
も含有させておきアニオン形成性基含有NCO基台をプ
レポリマーを鎖伸長と同時にアニオン基へ転換してもよ
い。
■の方法では芳香族ポリイソシアネート(分子ffi 
160〜25000のもので!100基含有プレポリマ
ーであってもよい。)に対してNGO基−個当り0.0
5〜0.2分子の硫酸、二酸化硫黄またはクロルスルホ
ン酸を反応させて得られたスルホン化NCO基含有プレ
ポリマーを塩基と反応させ反応生成物を鎖伸長剤を含ん
でいてもよい水中で鎖伸長させてポリウレタン水分散液
ないし水溶液を得る。
場合によっては親水基、例えばスルホン酸基を有するポ
リイソシアネートを使用して親水性ポリウレタン樹脂を
合成することもできる。
非イオンタイプとしてはポリオキシエチレン基を含有す
るポリオールを使用する方法(例えば特公昭43−16
7BQ号公報)があげられる。
これらのうち好ましくはアニオンタイプの親水基が導入
されたものであり特に好ましくは第三級アミン(例えば
トリメチルアミン、トリエチルアミンおよびトリーn−
プロピルアミン)を対イオンとするカルボキシル基、ス
ルホン酸基含有ポリウレタン樹脂からなるものである。
上記親水基を導入することによりポリウレタン樹脂水分
散液ないし水溶液を得ることができるが、必要により溶
剤、乳化剤、紫外線吸収剤、抗酸化剤等を使用すること
ができる。
この溶剤としては水溶性溶剤(アセトンなどのケトン、
ジオキサンなどのエーテルなど)非水溶性溶剤(トルエ
ン、キシレン、ベンゼンなどの芳香族炭化水素、テトラ
リンなと)が使用できる。
乳化剤としては非イオン界面活性剤(高級アルコール類
のポリオキシアルキレン付加物、アルキルフェノール類
のポリオキシアルキレン付加物、高級脂肪酸類のポリオ
キシアルキレン付加物など)アニオン界面活性剤(スル
ホコハク酸ジアルキルエステル塩、アルキルベンゼンス
ルホン酸塩、高級アルコール硫酸エステル塩、高級アル
キルエーテル硫酸エステル塩など)が使用できる。
紫外線吸収剤としてはベンゾトリアゾール類、ヒンダー
ドアミン類、抗酸化剤としてヒンダードフェノール類な
どが使用できる。
シリコンエマルションとポリウレタン樹脂水分散液ない
し水溶液との重量比は固形分換算で通常l:5〜I :
 100、好ましくは1:10〜1:50である。l:
5よりもポリウレタン樹脂水分散液ないし水溶液が少な
くなれば耐洗7m性、耐ドライクリーニング性、ストレ
ッチバック性が不十分となる。l:100よりもポリウ
レタン樹脂水分散液ないし水溶液が多くなれば摩擦堅牢
度が不十分となる。
本発明のバインダー組成物は布帛類に印捺される。印捺
される布帛類を構成する繊維素材としては木綿、麻、羊
毛、絹などの天然繊維、レーヨン、アセテート等の半合
成繊維、ポリエステル、ポリアミド、ポリアクリロニト
リル、ポリオレフィン等の合成繊維およびそれらの繊維
の混紡、交編織品があげられる。
布帛類への印捺は通常の顔料捺染と同様の方法が用いら
れる。即ちカラーペースト(顔料を水中に細かく均一に
分散させたもの)、本発明のバインダー組成物、増粘剤
(アルギン酸ソーダ、加工デンプン、カルボキシメチル
セルロース水で希釈した糊剤、ターペンを非イオン界面
活性剤でOlW型エマルシジンに乳化増粘したレデュー
サレデューサ−中にアルギン酸ソーダ、加工デンプン、
カルボキシメチルセルロース等を配合しタハーフエマル
ション糊など)、助剤(捺染適性付与剤、ガムアップ防
止剤など)で捺染糊(3,G。
O〜2Q,QOOcpsの粘度)を調整しオートスクリ
ーン捺染機、ロータリースクリーン捺染機、ローラー捺
染機などを用いて布帛類へ印捺される。
印捺された布帛類は乾爆、熱処理(通常は130〜15
0°CX5分)される。
[実施例コ 以下実施例、比較例および試験例により本発明をさらに
説明するが本発明はこれに限定されるものではない。
実施例、比較例および試験例中の部は重量部である。
なお実施例および比較例で使用したものの詳細は下記の
通りである。
(1)シリコンエマルションI 粘度200cs(25℃)のジメチルポリシロキサン2
70部およびノニルフェノールエチレンオキサイド20
モル付加物30部を配合し、水700部を加えホモジナ
イザーを用いてシリコンエマルションIをtooo部得
た。
(2)シリコンエマルション■ ロキサンC Iooocs(25℃)]27o部、ノニ
ルフェノールのエチレンオキサイド25モル付加物30
部を配合し、水700部を加えホモジナイザーを用いて
シリコンエマルションm ヲl ooo部得り。
(4)シリコンエマルション■ リシロキサン[ 500cs(25°C )]2270
部高級アルコール(C+s1 C+t)のエチレンオキ
サイド15モル付加物30部を配合し、水700部を加
えホモジナイザーヲ用いてシリコンエマルション■をl
 0 0 0 部flた。
(3)シリコンエマルシ式ン■ で表されるエポキシ基を含をするジメチルボリシキサン
C 1100cs(25℃)3270部、酢酸13部、
高級アルコール(C+θ、CI2)のエチレンオキサイ
ド10モル付加物30部を配合し、水687部を加えホ
モジナイザーヲ用いてシリコンエマルション■を1 0
 0 0 部得た。
(5)ポリウレタン樹脂水分散液(イ)平均分子i 2
000のポリプロピレングリコール300部、インホロ
ンジイソシアネート85部およびジメチロールプロピオ
ン酸15部を窒素雪囲気下、80〜100″Cで約IO
時間反応させアセトン100部で希釈した。 トリエチ
ルアミ710部およびヒンダードアミン系紫外線吸収剤
(チヌビン!44、チバガイキー製)2部を加え、〜5
0℃〜で水588部を加え乳化希釈した。
本発明のバインダー組成物および比較品を表−1に示す
表−1 アセトンを留去し、粘度+50cps1p+((1%水
溶液)9.7のポリウレタン樹脂水分散液(イ)too
o部を得た。
(6)ポリウレタン樹脂水分散液(ロ)平均分子fi2
000のアジピン酸/ネオペンチルグリコール/ヘキサ
メチレングリコール(モル比l:0.7:0.4)から
合成されたポリエステルポリオール300部、4.4’
−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート85部およ
びジメチロールプロピオン酸15部を窒素雰囲気下、8
0〜+00°Cで約IO時間反応させアセトン150部
で希釈した。 トリーn−プロピルアミン14部および
ヒンダードアミン系紫外線吸収剤(チヌビン144、チ
バガイキー製)2部を加え、〜5θ℃〜で水584部を
加え乳化希釈した。アセトンを留去し、粘度200cp
s1pH(1%水溶液)9.7のポリウレタン樹脂水分
散液(Ill)1000部を得た。
実施例1〜6および比較例1〜2 本東洋インキ製バインダー 反応性自己架橋型アク マルシ式ン リル酸エステル共重合工 試験例1 綿ニー/ )に印捺した場合の性能評価下記処方で顔料
捺染糊を作成し試験用オートスクリーン捺染機(辻井染
機製)で綿ニット(幅3゜cmX 40cm)に綿吠の
柄(3cmX 30cm) fi木を80メツンユスク
リーンを用いて印捺した。印捺布を乾燥(60°C−X
1時間)、熱処理(135℃×5分)後、摩擦堅牢度:
 JIS L−0849学振型、200gX 100回
、乾、湿 耐洗濯性: JIS  L−0844、A4法耐ドライ
クリーニング性: JIS  L−08GO,パークレ
ン法 ストレンチバック性:印捺部分を引っ張った時の状態を
目視判定 (O;印捺部が均一な皮膜の状態で引っ張られ、戻る。
Δ;印捺部の一部皮膜が破壊された状態で引っ張られる
×;印捺部の皮膜が引っ張られた時完全に破壊される。
) の評価に供した。評価結果を表−2に示す。
(顔料捺染糊の処方) 顔料ペースト50部(B lue FLGBの10%水
分散液)バインダー組成物 800部 カルボキシメチルセルロース 100〜3θθ部20%
水溶液 アンモニア で粘度を約150QOcpsに調整したもの表−2評価
結果 [発明の効果] 本発明のバインダー組成物は、顔料捺染用バインダーと
して使用することにより、印捺布の摩擦堅牢度が向上し
、耐洗濯性、耐ドライクリーニング性、ストレッチバン
ク性が同等または、それ以上に向上するので顔料捺染用
バインダーとして有用である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、シリコンエマルションとポリウレタン樹脂水分散液
    ないし水溶液とからなることを特徴とする顔料捺染用バ
    インダー組成物。 2、シリコンエマルションがオルガノポリシロキサン、
    カルボキシル基含有オルガノポリシロキサン、エポキシ
    基含有オルガノポリシロキサン及びアミノ基含有オルガ
    ノポリシロキサンからなる群より選ばれたシリコンのエ
    マルションである請求項1記載のバインダー組成物。 3、ポリウレタン樹脂がアニオン性基およびポリオキシ
    エチレン基からなる群より選ばれた親水性基含有ポリウ
    レタン樹脂である請求項1または2記載のバインダー組
    成物。 4、シリコンエマルションとポリウレタン樹脂水分散液
    ないし水溶液との重量比が固形分換算で1:5〜1:1
    00である請求項1〜3のいずれか一項記載のバインダ
    ー組成物。
JP63238319A 1988-09-22 1988-09-22 顔料捺染用バインダー組成物 Granted JPH0291280A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63238319A JPH0291280A (ja) 1988-09-22 1988-09-22 顔料捺染用バインダー組成物

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JP63238319A JPH0291280A (ja) 1988-09-22 1988-09-22 顔料捺染用バインダー組成物

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JPH0291280A true JPH0291280A (ja) 1990-03-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002095123A1 (en) * 2001-05-23 2002-11-28 Ciba Specialty Chemicals Holdig Inc. Process for printing textile fabrics
US7022761B2 (en) 2001-06-22 2006-04-04 Ciba Specialty Chemicals Corporation Process for printing textile fabrics
JP2019019314A (ja) * 2017-07-05 2019-02-07 宇部興産株式会社 エマルジョン組成物
JP2019081887A (ja) * 2017-10-31 2019-05-30 宇部興産株式会社 エマルジョン組成物

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