JPH0290628A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH0290628A JPH0290628A JP24300488A JP24300488A JPH0290628A JP H0290628 A JPH0290628 A JP H0290628A JP 24300488 A JP24300488 A JP 24300488A JP 24300488 A JP24300488 A JP 24300488A JP H0290628 A JPH0290628 A JP H0290628A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、ゲート電極端下のソース・ドレイン拡散層の
内側周辺に濃度の低い拡散層領域を有する半導体装置の
製造方法に関する。
内側周辺に濃度の低い拡散層領域を有する半導体装置の
製造方法に関する。
従来の技術
半導体装置はますます微細化される傾向にあるが、それ
にともなって様々な問題が発生してきている。その問題
のひとつにMOS)ランジスタのホットキャリア発生に
よる特性の劣化がある。これはトランジスタの寸法が小
さくなるにしたがってドレイン付近での電界が強くなる
ことにより、ホットキャリアが発生し、それによってト
ランジスタ特性の劣化がもたらされるものである。この
問題を解決するためにはドレイン付近での電界を緩和し
てやる必要があり、そのためにいくつかの構造が提案さ
れているが、そのうち有望とされている方法に Lig
htly Doped Draln 構造(以下LD
D構造と呼ぶ)がある。このLDD構造の中でもホット
キャリア劣化が生じにクク、相互コンダクタンスが大き
くとれる構造として提案されたものに、逆Tゲート構造
がある。この構造については、例えばアイ・イー争イー
・イ一番エレクトロン・デバイス・レターズEDL−8
(1987年)第151頁から第153頁(IEEE
ELECTRON DEVICELETTER5,ED
L−8(1987)PP151−153)に発表されて
おり、その製造方法とトランジスタ特性について述べら
れている。この技術により形成されたトランジスタ構造
を従来例とし、その断面図を第2図(a)〜(C)に示
し、以下で簡単にその製造工程についてのべる。
にともなって様々な問題が発生してきている。その問題
のひとつにMOS)ランジスタのホットキャリア発生に
よる特性の劣化がある。これはトランジスタの寸法が小
さくなるにしたがってドレイン付近での電界が強くなる
ことにより、ホットキャリアが発生し、それによってト
ランジスタ特性の劣化がもたらされるものである。この
問題を解決するためにはドレイン付近での電界を緩和し
てやる必要があり、そのためにいくつかの構造が提案さ
れているが、そのうち有望とされている方法に Lig
htly Doped Draln 構造(以下LD
D構造と呼ぶ)がある。このLDD構造の中でもホット
キャリア劣化が生じにクク、相互コンダクタンスが大き
くとれる構造として提案されたものに、逆Tゲート構造
がある。この構造については、例えばアイ・イー争イー
・イ一番エレクトロン・デバイス・レターズEDL−8
(1987年)第151頁から第153頁(IEEE
ELECTRON DEVICELETTER5,ED
L−8(1987)PP151−153)に発表されて
おり、その製造方法とトランジスタ特性について述べら
れている。この技術により形成されたトランジスタ構造
を従来例とし、その断面図を第2図(a)〜(C)に示
し、以下で簡単にその製造工程についてのべる。
P型半導体基板1上に、フィールド酸化膜2、ゲート酸
化膜6を形成した後、多結晶Si 12を堆積し、燐を
拡散し、その表面を薄く酸化する。
化膜6を形成した後、多結晶Si 12を堆積し、燐を
拡散し、その表面を薄く酸化する。
フォトレジストでゲート電極パターンを形成して表面酸
化膜13および多結晶5i12をエツチングする。この
時、下地であるゲート酸化膜6が露出するまで多結晶5
i12をエツチングせず、薄く多結晶Stを残すように
エツチングを途中で止める。フォトレジストを除去した
状態で、n−拡散層形成のための燐のイオン注入を行う
(第2図(a))。次に:、CVD−8i 02膜の堆
積トソノ膜の異方性エツチングにより、側壁スペーサ1
4を形成し、さらに薄く残した多結晶Siを異方性エツ
チングしてゲート電極7を形成する。この状態でn・拡
散層形成のためのヒ素のイオン注入を行い、熱処理を施
してn−拡散層5、n・拡散層8を形成する(第2図(
b))。その後、層間絶縁膜9および配線11を形成し
てトランジスタが完成する(第2図(C))。
化膜13および多結晶5i12をエツチングする。この
時、下地であるゲート酸化膜6が露出するまで多結晶5
i12をエツチングせず、薄く多結晶Stを残すように
エツチングを途中で止める。フォトレジストを除去した
状態で、n−拡散層形成のための燐のイオン注入を行う
(第2図(a))。次に:、CVD−8i 02膜の堆
積トソノ膜の異方性エツチングにより、側壁スペーサ1
4を形成し、さらに薄く残した多結晶Siを異方性エツ
チングしてゲート電極7を形成する。この状態でn・拡
散層形成のためのヒ素のイオン注入を行い、熱処理を施
してn−拡散層5、n・拡散層8を形成する(第2図(
b))。その後、層間絶縁膜9および配線11を形成し
てトランジスタが完成する(第2図(C))。
以上に述べた製造方法によって作製されたトランジスタ
においては、n−拡散層5上にゲート電極11が完全に
覆いかぶさる形となるので、ホットキャリアによる劣化
が生じにくくなり、また相互コンダクタンスが大きくな
ることが、報告されている。
においては、n−拡散層5上にゲート電極11が完全に
覆いかぶさる形となるので、ホットキャリアによる劣化
が生じにくくなり、また相互コンダクタンスが大きくな
ることが、報告されている。
発明が解決しようとする課題
しかしながら上に述べた方法によれば、ゲート電極7を
構成する多結晶5i12のエツチングを途中で止めると
いう方法によりn−拡散層形成用のイオン注入を行うた
めの薄い多結晶Siの部分を形成しているが、一般にこ
のような方法では残すべき膜厚の制御が難しく、との膜
厚が安定して制御されていないとイオン注入によって形
成されるn−拡散層の不純物プロファイルが大きく変わ
る危険性がある。
構成する多結晶5i12のエツチングを途中で止めると
いう方法によりn−拡散層形成用のイオン注入を行うた
めの薄い多結晶Siの部分を形成しているが、一般にこ
のような方法では残すべき膜厚の制御が難しく、との膜
厚が安定して制御されていないとイオン注入によって形
成されるn−拡散層の不純物プロファイルが大きく変わ
る危険性がある。
また、側壁スペーサ14の形成は、側壁スペーサ材料の
堆積とその異方性エツチングにより行われるが、その工
程においてはダスト発生の確率が高く、ダストによる不
良を生じ易いという問題がある。
堆積とその異方性エツチングにより行われるが、その工
程においてはダスト発生の確率が高く、ダストによる不
良を生じ易いという問題がある。
そこで、本発明は上に述べた改良されたLDD構造を実
現しつつ、より制御性の良い、歩留が高い、かつより簡
単な半導体装置の製造方法を提供することを目的として
いる。
現しつつ、より制御性の良い、歩留が高い、かつより簡
単な半導体装置の製造方法を提供することを目的として
いる。
課題を解決するための手段
本発明は上述の課題を解決するため、ゲート酸化膜形成
後ゲート電極を形成すべき位置にフォトレジストにより
ゲート電極よりゲート長の短いゲート電極パターンを形
成し、そのパターンをマスクにしてn−拡散層形成のた
めのイオン注入を行う工程と、前記のフォトレジストパ
ターンを除去した後ゲート電極を形成し、そのゲート電
極に自己整合的に04拡散層形成のためのイオン注入を
行う工程と、その後熱処理によりソース・ドレイン領域
を形成する工程とを備えてなるものである。
後ゲート電極を形成すべき位置にフォトレジストにより
ゲート電極よりゲート長の短いゲート電極パターンを形
成し、そのパターンをマスクにしてn−拡散層形成のた
めのイオン注入を行う工程と、前記のフォトレジストパ
ターンを除去した後ゲート電極を形成し、そのゲート電
極に自己整合的に04拡散層形成のためのイオン注入を
行う工程と、その後熱処理によりソース・ドレイン領域
を形成する工程とを備えてなるものである。
作用
本発明による技術的手段によれば、ゲート電極形成のた
めのエツチングにおいて途中で止めるという工程や、側
壁スペーサ形成工程を経ることなく、n−拡散層上を完
全にゲート電極で覆ったLDDトランジスタの形成が可
能となる。
めのエツチングにおいて途中で止めるという工程や、側
壁スペーサ形成工程を経ることなく、n−拡散層上を完
全にゲート電極で覆ったLDDトランジスタの形成が可
能となる。
実施例
本発明の実施例の断面図を第1図(a)〜(C)に、製
造工程の順を追って示した。以下に、この図にそって順
に説明する。
造工程の順を追って示した。以下に、この図にそって順
に説明する。
P型半導体基板1上に、フィールド酸化膜2を形成した
後、活性領域の表面を薄く酸化して保護酸化膜3を形成
する。次に、ゲート電極を形成すべき位置すなわちチャ
ネルを形成すべき位置に後で形成するゲート電極よりも
ゲート長L’ (チャネル方向の幅)の短い(例えば
L’=0.8μmの)パターン4をフォトレジストで形
成し、これをマスクにn−拡散層形成のための燐のイオ
ン注入を例えばドーズ量2X 10I3cm−2で行う
(第1図(a))。次にレジストパターン4を除去し、
保護酸化膜3をエツチング除去した後、例えば膜厚15
0nmのゲート酸化膜6を形成し、続いて多結晶Siを
堆積し、燐を拡散して、フォトリソグラフィによるゲー
トパターン形成と多結晶Siの異方性エツチングにより
、多結晶Siからなるゲート長が例えば1. 4μmの
ゲート電極7を形成する。この時ゲート電極7のチャネ
ル方向の中心位置が先のフォトレジストパターンの中心
位置と合うようにしてゲート電極7を形成する。次いで
n゛拡散層形成のためのヒ素のイオン注入を例えばドー
ズff15X10”cm−2行い、熱処理を施してn−
拡散層5、n◆拡散層8を形成する(第1図(b))。
後、活性領域の表面を薄く酸化して保護酸化膜3を形成
する。次に、ゲート電極を形成すべき位置すなわちチャ
ネルを形成すべき位置に後で形成するゲート電極よりも
ゲート長L’ (チャネル方向の幅)の短い(例えば
L’=0.8μmの)パターン4をフォトレジストで形
成し、これをマスクにn−拡散層形成のための燐のイオ
ン注入を例えばドーズ量2X 10I3cm−2で行う
(第1図(a))。次にレジストパターン4を除去し、
保護酸化膜3をエツチング除去した後、例えば膜厚15
0nmのゲート酸化膜6を形成し、続いて多結晶Siを
堆積し、燐を拡散して、フォトリソグラフィによるゲー
トパターン形成と多結晶Siの異方性エツチングにより
、多結晶Siからなるゲート長が例えば1. 4μmの
ゲート電極7を形成する。この時ゲート電極7のチャネ
ル方向の中心位置が先のフォトレジストパターンの中心
位置と合うようにしてゲート電極7を形成する。次いで
n゛拡散層形成のためのヒ素のイオン注入を例えばドー
ズff15X10”cm−2行い、熱処理を施してn−
拡散層5、n◆拡散層8を形成する(第1図(b))。
その後、層間絶縁wX9、コンタクト孔10および配線
11を形成して、トランジスタが完成する(第1図(C
)。
11を形成して、トランジスタが完成する(第1図(C
)。
上述の製造法において、完成したトランジスタが逆Tゲ
ート型と同等の電気的特性を得るためにはゲート電極7
下にn−拡散層5が存在することと、そのn−拡散層5
がゲート酸化膜6との界面に現れる領域がすべてゲート
電極7で覆われていることが必要である。後者について
は、n4拡散層8を多結晶Siゲート電極7に自己整合
的に形成することで達成される。−男前者については、
ゲート電極7のフォトレジストパターン4に対する合わ
せずれのマージンをとる必要がある。n9拡散層8の横
方向入り込みをL n−拡散層5の横方向入り込みを
Yとすると、合わせずれのマージンとして、(L/2−
X) −(L’ /2−Y)以上ないと、n−拡散層5
は形成されない。さらに、ドレイン近傍の電界緩和のた
めにはn−拡散層5の幅がある程度必要なので、それを
考慮してゲート電極7とフォトレジストパターン4の長
さを決定しなければならない。
ート型と同等の電気的特性を得るためにはゲート電極7
下にn−拡散層5が存在することと、そのn−拡散層5
がゲート酸化膜6との界面に現れる領域がすべてゲート
電極7で覆われていることが必要である。後者について
は、n4拡散層8を多結晶Siゲート電極7に自己整合
的に形成することで達成される。−男前者については、
ゲート電極7のフォトレジストパターン4に対する合わ
せずれのマージンをとる必要がある。n9拡散層8の横
方向入り込みをL n−拡散層5の横方向入り込みを
Yとすると、合わせずれのマージンとして、(L/2−
X) −(L’ /2−Y)以上ないと、n−拡散層5
は形成されない。さらに、ドレイン近傍の電界緩和のた
めにはn−拡散層5の幅がある程度必要なので、それを
考慮してゲート電極7とフォトレジストパターン4の長
さを決定しなければならない。
以上述べた実施例においては、P型基板上のNチャネル
トランジスタの製造方法について述べたが、N型基板上
に形成するPチャネルトランジスタに本実施例を適用す
ることも可能である。
トランジスタの製造方法について述べたが、N型基板上
に形成するPチャネルトランジスタに本実施例を適用す
ることも可能である。
なお、本実施例ではゲート電極材料として多結晶Siを
用いたが、他のゲート材料例えば高融点金属やそのシリ
サイドあるいはそれらと多結晶Siとの組合せであって
もよいことは言うまでもない。
用いたが、他のゲート材料例えば高融点金属やそのシリ
サイドあるいはそれらと多結晶Siとの組合せであって
もよいことは言うまでもない。
発明の効果
以上述べてきたように、本発明は改良されたしDD構造
である逆Tゲート型トランジスタと同等の電気的特性を
有するトランジスタをその製造方法において大幅に簡単
化して実現可能とするものであり、非常に有用である。
である逆Tゲート型トランジスタと同等の電気的特性を
有するトランジスタをその製造方法において大幅に簡単
化して実現可能とするものであり、非常に有用である。
第1図(a)〜(C)は本発明による実施例を示す半導
体装置の断面図、第2図(a)〜(C)は従来例を示す
半導体装置の断面図である。 1・・・・P型半導体基板、4・・・・フォトレジスト
パター7.5・・・・n−拡散層、6・・・・ゲート酸
化膜、7・・・・ゲート電極、8・・・・n・拡散層、
14・・・・側壁スペーサ 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はか1名区 Cす 城
体装置の断面図、第2図(a)〜(C)は従来例を示す
半導体装置の断面図である。 1・・・・P型半導体基板、4・・・・フォトレジスト
パター7.5・・・・n−拡散層、6・・・・ゲート酸
化膜、7・・・・ゲート電極、8・・・・n・拡散層、
14・・・・側壁スペーサ 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はか1名区 Cす 城
Claims (1)
- 半導体基板上にゲート酸化膜形成後、ゲート電極を形成
すべき位置にフォトレジストにより該ゲート電極よりゲ
ート長の短いパターンを形成し、該パターンをマスクと
して基板と反対導電型拡散層を形成するための第1のイ
オン注入を行う工程と、前記フォトレジストパターンを
除去した後に、前記ゲート電極を形成し、その後前記第
1のイオン注入による拡散層より濃度の高い基板と反対
導電型拡散層を形成するための第2のイオン注入を行う
工程と、その後熱処理によりソース・ドレイン領域を形
成する工程とからなる半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24300488A JPH0290628A (ja) | 1988-09-28 | 1988-09-28 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24300488A JPH0290628A (ja) | 1988-09-28 | 1988-09-28 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0290628A true JPH0290628A (ja) | 1990-03-30 |
Family
ID=17097458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24300488A Pending JPH0290628A (ja) | 1988-09-28 | 1988-09-28 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0290628A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6208195B1 (en) | 1991-03-18 | 2001-03-27 | Integrated Device Technology, Inc. | Fast transmission gate switch |
US6215350B1 (en) | 1991-03-18 | 2001-04-10 | Integrated Device Technology, Inc. | Fast transmission gate switch |
-
1988
- 1988-09-28 JP JP24300488A patent/JPH0290628A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6208195B1 (en) | 1991-03-18 | 2001-03-27 | Integrated Device Technology, Inc. | Fast transmission gate switch |
US6215350B1 (en) | 1991-03-18 | 2001-04-10 | Integrated Device Technology, Inc. | Fast transmission gate switch |
US6556063B2 (en) | 1991-03-18 | 2003-04-29 | Integrated Device Technology, Inc. | Fast transmission gate switch |
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