JPH029043B2 - - Google Patents

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JPH029043B2
JPH029043B2 JP5055386A JP5055386A JPH029043B2 JP H029043 B2 JPH029043 B2 JP H029043B2 JP 5055386 A JP5055386 A JP 5055386A JP 5055386 A JP5055386 A JP 5055386A JP H029043 B2 JPH029043 B2 JP H029043B2
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polymer
catalyst
zirconium
cyclopentadienyl
bis
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JP5055386A
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Tetsuo Masubuchi
Yasushi Kishimoto
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳现な説明】
〈産業䞊の利甚分野〉 本発明は、オレフむン性䞍飜和二重結合含有ポ
リマヌに耐候性、耐熱性等を付䞎するための氎玠
添加方法に関し、さらに詳しくはゞシクロペンタ
ゞ゚ニルゞルコニりム化合物を䞻成分ずする氎玠
添加觊媒を甚いお枩和な氎玠添加条件䞋に、ポリ
マヌ鎖䞭のオレフむン性䞍飜和二重結合を優先的
に氎添する方法に関するものである。 〈埓来の技術〉 共圹ゞ゚ンポリマヌに代衚されるオレフむン性
䞍飜和二重結合含有ポリマヌは、䞀般に゚ラスト
マヌ等ずしお広く工業的に利甚されおいる。しか
し、これらポリマヌ䞭のオレフむン性䞍飜和二重
結合は加硫等に有利に利甚される反面、耐候性や
耐熱性を損う原因ずな぀おいる。特に、共圹ゞ゚
ンずビニル眮換芳銙族炭化氎玠ずから埗られるブ
ロツクポリマヌは、熱可塑性゚ラストマヌや透明
耐衝撃性暹脂、あるいは各皮暹脂の改質材ずしお
加硫せずに甚いられるが、ポリマヌ鎖䞭の䞍飜和
二重結合のために耐候性、耐酞化性、耐オゟン
性、耐熱性等が充分でなく、甚途が限定される欠
点を有しおいる。 かかる安定性に劣る欠点は、ポリマヌを氎玠添
加しおポリマヌ鎖䞭の䞍飜和二重結合をなくすこ
ずによ぀お著るしく改善される。かかる目的でオ
レフむン性䞍飜和二重結合含有ポリマヌを氎添す
る方法ずしおは、担持型䞍均䞀觊媒を甚いる方法
や有機金属錯䜓の均䞀觊媒を甚いる方法等、数倚
く提案されおいる。通垞、均䞀觊媒の方が掻性が
高く少量の䜿甚で枈むのでポリマヌの氎添觊媒ず
しお工業的にも利甚されおいる。 〈発明が解決しようずする問題点〉 しかし、いわゆるチヌグラヌ型の均䞀觊媒は䞀
般に安定性が劣るので再珟性に難があるこず、芳
銙該郚分に察するオレフむン䞍飜和二重結合の氎
添遞択性が䞍十分であるこず、さらに、觊媒残枣
がポリマヌ性胜、特に安定性に悪圱響を及がすの
で脱灰を芁しプロセスが耇雑になるこず等の欠点
がある。埓぀お経枈的に有利に氎玠添加するため
には、脱灰の䞍芁な觊媒、即ちポリマヌの安定性
に圱響の少ない觊媒皮で、か぀少量の䜿甚で氎玠
添加可胜な高掻性觊媒の開発が匷く望たれおいる
のが珟状である。 〈問題点を解決するための手段及び䜜甚〉 本発明者らは、かかる欠点を著るしく改善した
ポリマヌ氎玠添加觊媒ずしお、ビスシクロペン
タゞ゚ニルチタニりム化合物ずリチりム化合物
ずからなる觊媒を先に提案したが特願昭58―
6178号、特願昭58―186983号、さらに鋭意怜蚎
した結果、チタニりム化合物のみならず、ビス
シクロペンタゞ゚ニルゞルコニりム化合物ず、
これを還元する胜力を有するリチりム、ナトリり
ム、カリりム、アルミニりム、亜鉛、あるいはマ
グネシりム含有化合物等を組み合わせおも、条件
を遞択すれば少量の䜿甚で再珟性良く高い掻性を
瀺し、オレフむン性䞍飜和二重結合氎添遞択性を
有するこずを芋出し、本発明を完成するに至぀た
ものである。 即ち、本発明は、オレフむン性䞍飜和二重結合
含有ポリマヌを䞍掻性有機溶媒䞭にお (A) 䞋蚘䞀般匏で瀺されるビスシクロペンタゞ
゚ニルゞルコニりム化合物の少なくずも皮
【匏】䜆し、R′はC1〜C12の 炭化氎玠基、アリヌロキシ基、アルコキシ基、
ハロゲン基およびカルボニル基から遞択された
基で、R′は同䞀でも異぀おいおもよい。 および (B) 環元胜力を有するリチりム、ナトリりム、カ
リりム、アルミニりム、亜鉛たたはマグネシり
ム含有化合物の少なくずも皮、 ずからなり、ゞルコニりム還元金属モル比
0.7〜15である觊媒の存圚䞋に氎玠ず
接觊させお、該ポリマヌ䞭のオレフむン性䞍飜和
二重結合を氎玠添加する方法である。 本発明で甚いるオレフむン性䞍飜和二重結合含
有ポリマヌなる語は、ポリマヌ鎖䞭あるいは偎鎖
䞭にオレフむン性の炭玠―炭玠䞍飜和二重結合を
有するポリマヌは党お包含される。奜たしい代衚
䟋ずしお共圹ゞ゚ンポリマヌあるいは共圹ゞ゚ン
ずオレフむンモノマヌずのランダム、ブロツク、
グラフトコポリマヌ等が挙げられる。 かかる共圹ゞ゚ンポリマヌずしおは、共圹ゞ゚
ンホモポリマヌ及び共圹ゞ゚ン盞互あるいは共圹
ゞ゚ンの少なくずも皮ず共圹ゞ゚ンず共重合可
胜なオレフむンモノマヌの少なくずも皮ずを共
重合しお埗られるコポリマヌ等が包含される。か
かる共圹ゞ゚ンポリマヌの補造に甚いられる共圹
ゞ゚ンずしおは、䞀般的には〜玄12個の炭玠原
子を有する共圹ゞ゚ンが挙げられ、具䜓的な䟋ず
しおは、―ブタゞ゚ン、む゜プレン、
―ゞメチル――ブタゞ゚ン、―ペ
ンタゞ゚ン、―メチル――ペンタゞ゚
ン、―ヘキサゞ゚ン、―ゞ゚チル―
―オクタゞ゚ン、―ブチル――オ
クタゞ゚ン、クロロプレン等が挙げられる。工業
的に有利に展開でき、物性の優れた゚ラストマヌ
を埗る䞊からは、―ブタゞ゚ン、む゜プレ
ンが特に奜たしく、ポリブタゞ゚ン、ポリむ゜プ
レン、ブタゞ゚ンむ゜プレンコポリマヌの劂き
匟性䜓が本発明の実斜に特に奜たしい。かかるポ
リマヌにおいおは、ポリマヌ鎖のミクロ構造は特
に制限されずいかなるものも奜適に䜿甚できる
が、―ビニル結合が少ないず氎添埌のポリ
マヌの溶解性が䜎䞋し、均䞀に氎添を行う為には
溶媒が限定されるので該結合を玄30以䞊含有す
るポリマヌがより奜たしい。 䞀方、本発明の方法は共圹ゞ゚ンの少なくずも
皮ず共圹ゞ゚ンず共重合可胜なオレフむンモノ
マヌの少なくずも皮ずを共重合しお埗られるコ
ポリマヌの氎添に特に奜適に甚いられる。かかる
コポリマヌの補造に甚いられる奜適な共圹ゞ゚ン
ずしおは、前蚘共圹ゞ゚ンが挙げられ、䞀方のオ
レフむンモノマヌずしおは、共圹ゞ゚ンず共重合
可胜な党おのモノマヌが挙げられるが、特にビニ
ル眮換芳銙族炭化氎玠が奜たしい。即ち、共圹ゞ
゚ン単䜍の䞍飜和二重結合のみを遞択的に氎添す
る本発明の効果を十分発揮し、工業的に有甚で䟡
倀の高い゚ラストマヌや熱可塑性゚ラストマヌを
埗るためには、共圹ゞ゚ンずビニル眮換芳銙族炭
化氎玠ずのコポリマヌが特に重芁である。かかる
コポリマヌの補造に甚いられるビニル眮換芳銙族
炭化氎玠の具䜓䟋ずしおは、スチレン、―ブチ
ルスチレン、α―メチルスチレン、―メチルス
チレン、ゞビニルベンれン、―ゞプニル
゚チレン、―ゞメチル――アミノ゚チル
スチレン、―ゞ゚チル――アミノ゚チル
スチレン等が挙げられ、特にスチレン、αメチル
スチレンが奜たしい。具䜓的なコポリマヌの䟋ず
しおは、ブタゞ゚ンスチレンコポリマヌ、む゜
プレンスチレンコポリマヌ、ブタゞ゚ンα―
メチルスチレンコポリマヌ等が工業的䟡倀の高い
氎添コポリマヌを䞎えるので最も奜適である。 かかるコポリマヌにおいおは、モノマヌはポリ
マヌ鎖党䜓に統蚈的に分垃しおいるランダムコポ
リマヌ、挞枛ブロツクコポリマヌ、完党ブロツク
コポリマヌ、グラフトコポリマヌが含たれる。 工業的に有甚な熱可塑性゚ラストマヌを埗るた
めには、ビニル眮換芳銙族炭化氎玠含有量が重
量ないし95重量が奜たしく、さらに奜たしく
はブロツクコポリマヌである。たた共圹ゞ゚ン単
䜍の―ビニル結合は共圹ゞ゚ン単䜍党䜓の
20重量ないし70重量が氎添埌のポリマヌ性胜
に優れ、溶液粘床が䜎く、か぀均䞀に氎添反応を
実斜する䞊で奜たしい。 係るブロツクコポリマヌは少なくずも個のビ
ニル眮換芳銙族炭化氎玠を䞻ずしたポリマヌブロ
ツクず、少なくずも個の共圹ゞ゚ンを䞻ずし
たポリマヌブロツクを有するコポリマヌで、ブ
ロツクには少量の共圹ゞ゚ンが、たたブロツク
には少量のビニル眮換芳銙族炭化氎玠が含たれ
おいおもよい。かかるブロツクコポリマヌは盎鎖
型の他に、カツプリング剀でカツプリングしたい
わゆる分岐型、ラゞアル型あるいは星型のブロツ
クコポリマヌが包含される。 さらに本発明の方法においおはポリノルボルネ
ン、ポリグリシゞルアクリレヌト等の䞍飜和二重
結合含有ポリマヌも適甚される。 本発明の氎添反応に甚いるポリマヌは、䞀般的
には分子量玄1000〜玄100䞇を有するもので、公
知のいかなる重合方法、䟋えばアニオン重合法、
カチオン重合法、配䜍重合法、ラゞカル重合法、
あるいは溶液重合法、゚マルゞペン重合法等で補
造されるポリマヌを甚いるこずができる。 本発明のポリマヌ氎添方法における觊媒ずしお
は、(A)䞀般匏
【匏】䜆し、R′は C1〜C12炭化氎玠基、アリヌロキシ基、アルコキ
シ基、ハロゲン基およびカルボニル基から遞択さ
れた基で、R′は同䞀でも異぀おいおもよ
い。で瀺されるビスシクロペンタゞ゚ニル
ゞルコニりム化合物の少なくずも皮、ず(B)還元
胜力を有するリチりム、ナトリりム、カリりム、
アルミニりム、亜鉛たたはマグネシりム含有化合
物の少なくずも皮を組み合わせたものである。 係る觊媒(A)の具䜓的䟋ずしおは、ビスシクロ
ペンタゞ゚ニルゞルコニりムゞメチル、ビス
シクロペンタゞ゚ニルゞルコニりムゞ゚チル、
ビスシクロペンタゞ゚ニルゞルコニりム―
―ブチル、ビスシクロペンタゞ゚ニルゞルコ
ニりムゞ―sec―ブチル、ビスシクロペンタゞ
゚ニルゞルコニりムゞヘキシル、ビスシクロ
ペンタゞ゚ニルゞルコニりムゞオクチル、ビス
シクロペンタゞ゚ニルゞルコニりムゞメトキ
シド、ビスシクロペンタゞ゚ニルゞルコニり
ムゞ゚トキシド、ビスシクロペンタゞ゚ニル
ゞルコニりムゞブトキシド、ビスシクロペンタ
ゞ゚ニルゞルコニりムゞプニル、ビスシク
ロペンタゞ゚ニルゞルコニりムゞ――トリ
ル、ビスシクロペンタゞ゚ニルゞルコニりム
ゞ――トリル、ビスシクロペンタゞ゚ニル
ゞルコニりム――キシリル、ビスシクロ
ペンタゞ゚ニルゞルコニりムゞ――゚チルフ
゚ニル、ビスシクロペンタゞ゚ニルゞルコニ
りムゞプノキシド、ビスシクロペンタゞ゚ニ
ルゞルコニりムゞフルオラむド、ビスシクロ
ペンタゞ゚ニルゞルコニりムゞクロラむド、ビ
スシクロペンタゞ゚ニルゞルコニりムゞブロ
マむド、ビスシクロペンタゞ゚ニルゞルコニ
りムゞむオダむド、ビスシクロペンタゞ゚ニ
ルゞルコニりムゞカルボニル、ビスシクロペ
ンタゞ゚ニルゞルコニりムクロラむドメチル、
等が挙げられ、単独あるいは盞互に組み合わせお
甚いるこずができる。これらビスシクロペンタ
ゞ゚ニルゞルコニりム化合物のうち、ポリマヌ
䞭のオレフむン性䞍飜和二重結合に察する氎添掻
性が高く、か぀枩和な条件で䞍飜和二重結合を良
奜に遞択的に氎添する奜たしいものずしおは、ビ
スシクロペンタゞ゚ニルゞルコニりムゞメチ
ル、ビスシクロペンタゞ゚ニルゞルコニりム
ゞ――ブチル、ビスシクロペンタゞ゚ニル
ゞルコニりムゞクロラむド、ビスシクロペンタ
ゞ゚ニルゞルコニりムゞブロマむド、ビスシ
クロペンタゞ゚ニルゞルコニりムゞプニル、
ビスシクロペンタゞ゚ニルゞルコニりムゞ―
―トリル、ビスシクロペンタゞ゚ニルゞル
コニりムゞカルボニルが挙げられる。さらに安定
に取扱え、(B)の還元性金属化合物ず組み合わせた
堎合最も掻性の発珟しやすいより奜たしいものは
ビスシクロペンタゞ゚ニルゞルコニりムゞク
ロラむド、ビスシクロペンタゞ゚ニルゞルコ
ニりムゞブロマむド、ビスシクロペンタゞ゚ニ
ルゞルコニりムゞプニル、ビスシクロペン
タゞ゚ニルゞルコニりムゞ――トリルであ
り、ビスシクロペンタゞ゚ニルゞルコニりム
ゞ――トリルは溶解性にも優れるので最も奜た
しい。 䞀方、觊媒(B)ずしおは環元胜力を有する有機金
属化合物は党お甚いるこずができるが、リチり
ム、ナトリりム、カリりム、アルミニりム、亜
鉛、マグネシりム含有化合物の䜿甚が必須であ
る。これらは単独で甚いおもよいし、盞互に組み
合わせお甚いおもよい。 係る還元胜力を有する有機金属化合物の具䜓䟋
ずしおは、リチりム化合物ずしお、メチルリチり
ム、゚チルリチりム、―プロピルリチりム、む
゜プロピルリチりム、―ブチルリチりム、sec
―ブチルリチりム、む゜ブチルリチりム、―ペ
ンチルリチりム、―ヘキシルリチりム、プニ
ルリチりム、トリルリチりム等が挙げられ、ナト
リりム化合物ずしおはメチルナトリりム、゚チル
ナトリりム、―プロピルナトリりム、む゜プロ
ピルナトリりム、―ブチルナトリりム、sec―
ブチルナトリりム、む゜ブチルナトリりム、―
ペンチルナトリりム、―ヘキシルナトリりム、
ベンゞルナトリりム、プニルナトリりム、トリ
プニルメチルナトリりム、ナトリりムナフタレ
ン、ヘキシニルナトリりム、プニル゚チルナト
リりム等が挙げられ、カリりム化合物ずしおはメ
チルカリりム、゚チルカリりム、トリプニルメ
チルカリりム、プニル゚チルカリりム等が挙げ
られ、アルミニりム化合物ずしお、トリメチルア
ルミニりム、トリ゚チルアルミニりム、トリむ゜
ブチルアルミニりム、トリプニルアルミニり
ム、ゞ゚チルアルミニりムクロリド、゚チルアル
ミニりムゞクロラむド、メチルアルミニりムセス
キクロリド、゚チルアルミニりムセスキクロリ
ド、ゞ゚チルアルミニりムヒドリド、ゞむ゜ブチ
ルアルミニりムヒドリド、トリプニルアルミニ
りム、トリ―゚チルヘキシルアルミニりム
等が挙げられ、たた亜鉛化合物ずしお、ゞ゚チル
亜鉛、ビスシクロペンタゞ゚ニル亜鉛、ゞフ
゚ニル亜鉛等が挙げられ、さらにマグネシりム化
合物ずしお、ゞメチルマグネシりム、ゞ゚チルマ
グネシりム、メチルマグネシりムブロマむド、メ
チルマグネシりムクロラむド、゚チルマグネシり
ムブロマむド、゚チルマグネシりムクロラむド、
プニルマグネシりムブロマむド、プニルマグ
ネシりムクロラむド、ゞメチルマグネシりム、
―ブチルマグネシりムクロラむド等が挙げられ
る。これらの他にリチりムアルミニりムヒドラむ
ドの劂き還元性金属を皮以䞊含む化合物も含包
される。 これら金属化合物のうち、觊媒(A)を速やかに還
元し、高い氎添掻性を発珟する奜たしいものずし
おは、―ブチルリチりム、sec―ブチルリチり
ム、む゜ブチルリチりム、ナトリりムナフタレ
ン、トリ゚チルアルミニりム、゚チルマグネシり
ムクロラむド等が挙げられる。 本発明の方法においおは觊媒(A)ず觊媒(B)ずの金
属モル比を0.7〜15で行うこずが望たし
い。モル比の倀が0.7を超えるず觊媒(A)が充
分還元されず、埓぀お氎添掻性が䞍充分で枩和な
条件䞋でのポリマヌ氎添が難しくなる。䞀方モル
比の倀が15未満では過剰の還元性金属化合物
が氎添掻性皮に察し奜たしくない圱響を及がし、
觊媒寿呜が短かくなるず共に、実質的に掻性向䞊
に関䞎しない觊媒(B)を倚量に甚いるこずになり䞍
経枈であるばかりでなく、ポリマヌのゲル化や副
反応を招くので奜たしくない。奜適な觊媒(A)ゞル
コニりム觊媒(B)金属のモル比は〜
である。もち論、遞択する觊媒(A)および觊媒(B)の
皮類や組み合わせ、あるいは氎添条件に応じお該
モル比は適宜遞択しお実斜される。 本発明の氎添反応の奜たしい実斜態様は、オレ
フむン性䞍飜和二重結合含有ポリマヌを䞍掻性有
機溶媒に溶解した溶液においお行われる。「䞍掻
性有機溶媒」ずは溶媒が氎添反応のいかなる関䞎
䜓ずも反応しないものを意味する。奜適な溶媒
は、䟋えば―ペンタン、―ヘキサン、―ヘ
プタン、―オクタンの劂き脂肪族炭化氎玠類、
シクロヘキサン、シクロヘプタンの劂き脂環族炭
化氎玠類、ゞ゚チル゚ヌテル、テトラヒドロフラ
ンの劂き゚ヌテル類の単独もしくは混合物であ
る。たた、ベンれン、トル゚ン、キシレン、゚チ
ルベンれンの劂き芳銙族炭化氎玠も、遞択された
氎添反応条件䞋で芳銙族性二重結合が氎添されな
い時に限぀お䜿甚するこずができる。より奜たし
くは、本発明に䜿甚する氎添甚ポリマヌを、氎添
反応に䜿甚する溶媒ず同䞀の溶媒䞭で重合し、そ
の重合溶液をそのたた氎添反応に甚いるのが有利
である。本発明の氎添反応はポリマヌを溶液に察
しお〜50重量、奜たしくは〜25重量の濃
床に溶解した溶液䞭で行われる。 本発明の氎添反応は、䞀般的には䞊蚘ポリマヌ
溶液を所定の枩床に保持し、撹拌䞋たたは䞍撹拌
䞋にお氎添觊媒を添加し、次いで氎玠ガスを導入
しお所定圧に加圧するこずによ぀お実斜される。 䞀方、觊媒はあらかじめ觊媒(A)ず觊媒(B)ずを混
合しお還元したものを甚いるのが奜たしい。特に
本発明においおは觊媒(A)ず觊媒(B)ずを溶液䞭氎玠
ガス雰囲気䞋−60〜40℃にお混合したものを甚い
るのが最も高掻性で奜たしい。もち論、觊媒(A)ず
觊媒(B)ずをいずれか䞀方を先に別々に重合䜓溶液
に加えおも、たた同時に加えおも氎添反応を行う
こずができる。たた、各々の觊媒はそのたたポリ
マヌ溶液に加えおもよいし、䞍掻性有機溶媒の溶
液ずしお加えおもよい。各々の觊媒を溶液ずしお
甚いる堎合に䜿甚する䞍掻性有機溶媒は、氎添反
応のいかなる関䞎䜓ずも反応しない前蚘各皮溶媒
を䜿甚するこずができる。奜たしくは氎添反応に
甚いる溶媒ず同䞀の溶媒である。 たた、各々の觊媒は䞍掻性雰囲気䞋で取扱うこ
ずが必芁である。䞍掻性雰囲気ずは、䟋えばヘリ
りム、ネオン、アルゎン等の氎添反応のいかなる
関䞎䜓ずも反応しない雰囲気䞋を意味する。空気
や酞玠は觊媒を酞化したりしお觊媒の倱掻を招く
ので奜たしくない。 觊媒(A)(B)をあらかじめ混合する堎合や氎添反
応噚に觊媒を添加する堎合は、氎玠雰囲気䞋で行
うのが最も奜適である。 䞀方、本発明における觊媒の奜たしい添加量
は、ポリマヌ100圓り觊媒(A)の量で0.2〜50ミリ
モルである。 この添加量範囲であればポリマヌ䞭の䞍飜和二
重結合を優先的に氎添するこずが可胜で、芳銙栞
二重結合の氎添は実質的に起こらないので、極め
お高い氎添遞択性が実珟される。50ミリモルを超
える添加においおも氎添反応は可胜であるが、必
芁以䞊の觊媒䜿甚は䞍経枈ずなり、氎添反応埌の
觊媒脱灰、陀去が耇雑ずなる等䞍利ずなる。遞択
された条件䞋でポリマヌ䞭の䞍飜和二重結合を定
量的に氎添する奜たしい觊媒添加量は、觊媒成分
(A)の量で重合䜓100圓り0.4〜25ミリモルであ
る。 本発明の氎添反応は元玠状氎玠を甚いお行わ
れ、より奜たしくはガス状でポリマヌ溶液䞭に導
入される。氎添反応は撹拌䞋行われるのがより奜
たしく、導入された氎玠を十分迅速にポリマヌず
接觊させるこずができる。氎添反応は䞀般的に30
〜180℃の枩床範囲で実斜される。30℃未満では
觊媒の掻性が䜎䞋し、か぀氎添速床も遅くなり倚
量の觊媒を芁するので経枈的でなく、たた180℃
を超えるずポリマヌの分解やゲル化を䜵発し易く
なり、か぀芳銙栞郚分の氎添も起こりやすくな぀
お氎添遞択性が䜎䞋するので奜たしくない。さら
に奜たしくは50〜120℃の範囲である。 氎添反応に䜿甚される氎玠の圧力は〜200
Kgcm2が奜適である。Kgcm2未満では氎添速床
遅くな぀お実質的に頭打ちずなるので氎玠率を䞊
げるのが難しくなり、200Kgcm2を超えるず昇圧
ず同時に氎添反応がほが完了し実質的に意味がな
く、䞍必芁な副反応やゲル化を招くので奜たしく
ない。より奜たしい氎添氎玠圧力は10〜50Kgcm3
であるが、觊媒添加量等ずの盞関で最適氎玠圧力
は遞択される。 本発明の氎添反応時間は通垞数分ないし50時間
である。他の氎添反応条件の遞択によ぀お氎添反
応時間は䞊蚘範囲内で適宜遞択しお実斜される。 本発明の氎添反応はバツチ匏、連続匏等のいか
なる方法で実斜しおも良い。氎添反応の進行は氎
玠吞収量を远跡するこずによ぀お把握するこずが
できる。 本発明の方法によ぀お、ポリマヌ䞭の䞍飜和二
重結合が50以䞊奜たしくは90以䞊氎添された
氎添ポリマヌを埗るこずができる。たた共圹ゞ゚
ンずビニル眮換芳銙族炭化氎玠ずの共重合䜓を氎
添した堎合、共圹ゞ゚ン単䜍の䞍飜和二重結合の
氎添率が50以䞊奜たしくは90以䞊、か぀芳銙
栞郚分の氎添率が10以䞋の遞択的に氎添された
氎添ポリマヌを埗るこずができる。 本発明に係るポリマヌ氎添觊媒は極めお遞択性
に優れ、実質的に芳銙栞郚分は氎玠されないので
工業䞊極めお有利である。 本発明の方法により氎添反応を行぀たポリマヌ
溶液からは觊媒の残枣を陀去し、氎添されたポリ
マヌを溶液から容易に単離するこずができる。䟋
えば、氎添埌の反応液にアセトンたたはアルコヌ
ルなどの氎添ポリマヌに察する貧溶媒ずなる極性
溶媒を加えおポリマヌを沈柱せしめる方法、たた
は反応液を熱湯䞭に撹拌䞋投入した埌、溶媒ず共
に蒞留するこずによ぀お溶媒を陀去する方法等で
行うこずができる。これらの氎添ポリマヌの単離
過皋においお觊媒も倧郚分が分解、陀去され、ポ
リマヌより陀かれる。埓぀お觊媒を脱灰、陀去す
るための特別な操䜜は必芁ずしないが、觊媒陀去
をより効果的に実斜する堎合は、酞性の極性溶媒
たたは氎をポリマヌ氎添反応液に加えるこずが奜
たしい。 〈奜果〉 以䞊のような本発明によ぀お、オレフむン性䞍
飜和二重結合含有ポリマヌを高掻性な觊媒によ぀
お枩和な条件で氎添するこず、特に共圹ゞ゚ンず
ビニル眮換芳銙族炭化氎玠ずのポリマヌ䞭の共圹
ゞ゚ン単䜍の䞍飜和二重結合を極めお遞択的に氎
添するこずが可胜ずな぀た。 本発明の方法によ぀お埗られる氎添ポリマヌ
は、耐候性、耐酞化性の優れた゚ラストマヌ、熱
可塑性゚ラストマヌもしくは熱可塑性暹脂ずしお
䜿甚され、たた玫倖線吞収剀、オむル、フむラヌ
等の添加剀を加えたり、他の゚ラストマヌや暹脂
ずブレンドしお䜿甚され、工業䞊極めお有甚であ
る。 〈実斜䟋〉 以䞋、実斜䟋により本発明を具䜓的に説明する
が、本発明はこれらに限定されるものではない。 尚、実斜䟋䞭のビニル眮換芳銙族炭化氎玠ブロ
ツクポリマヌ䞭の該ブロツク含有率はL.M.
KolthoffisJ.Polymer Sci.第巻、429頁
1946幎の方法に埓぀お枬定し、共圹ゞ゚ン系
ポリマヌ䞭のビニル結合含有率は赀倖吞収
スペクトルを甚い、ハンプトン法R.R.
HamptonAnal.Chem.第29巻、923頁1949
幎によ぀お枬定した。 実斜䟋 〜 衚に瀺した各ポリマヌをアセトン抜出掗浄し
た埌粟補也燥したシクロヘキサンに溶解し、ポリ
マヌ濃床15に調敎した。 このポリマヌ溶液1000を十分に也燥した3lの
撹拌噚付オヌトクレヌブに仕蟌み、系内を氎玠眮
換した埌撹拌䞋65℃に保持した。 次いでビスシクロペンタゞ゚ニルゞルコニ
りムゞクロラむドミリモルを含むシクロヘキサ
ン溶液300mlず、―ブチルリチりム10ミリモル
を含むシクロヘキサン溶液20mlずを宀枩1.0Kg
cm2の氎玠圧䞋で混合した觊媒溶液ZrLiモル
比党量を盎ちにオヌトクレヌブ䞭に仕
蟌み、也燥したガス状氎玠を50Kgcm2の圧で䟛絊
し撹拌䞋時間氎添反応を行぀た。 反応液を垞枩垞圧に戻しおオヌトクレヌブより
抜出し、倚量のメタノヌル䞭に加えおポリマヌを
沈柱させ、濟別也燥し癜色の氎添ポリマヌを埗
た。埗られた氎添ポリマヌの氎添率を赀倖線吞収
スペクトルより求め衚に瀺した。
【衚】 実斜䟋 〜13 実斜䟋に埓぀お調敎したタフプレン旭化
成工業(æ ª)補の15シクロヘキサン溶液2000を
十分に也燥した5lの撹拌噚付オヌトクレヌブに仕
蟌み系内を氎玠眮換埌、撹拌䞋70℃に保持した。 ぀いで觊媒(A)ずしお衚に瀺した各ビスシク
ロペンタゞ゚ニルゞルコニりム化合物10ミリモ
ルを含むベンれン溶液100mlず、―ブチルリチ
りム30ミリモルを含むシクロヘキサン溶液30mlず
を宀枩1.0Kgcm2の氎玠圧䞋で混合した。 觊媒溶液ZrLiモル比党量を盎
ちにオヌトクレヌブ䞭に仕蟌み、也燥したガス状
氎玠を25Kgcm2の圧で䟛絊し撹拌䞋時間氎添反
応を行぀た。実斜䟋ず同様に凊理し氎添ポリマ
ヌを埗た。結果を衚に瀺した。
【衚】
【衚】 実斜䟋 14〜19 実斜䟋に埓぀お調敎したタフプレン旭化
成工業(æ ª)補の15シクロヘキサン溶液1000を
十分に也燥した3lの撹拌噚付オヌトフレヌブに仕
蟌み系内を氎玠眮換した、撹拌䞋80℃に保持し
た。 ぀いでビスシクロペンタゞ゚ニルゞルコニ
りムゞ――トリルミリモルを含むシクロヘキ
サン溶液200mlず、觊媒(B)ずしお衚に瀺した各
金属化合物18ミリモルを含むシクロヘキサン溶液
100mlずを宀枩1.0Kgcm2の氎玠圧䞋で混合した觊
媒溶液Zr各金属モル比党量を盎
ちにオヌトクレヌブ䞭に仕蟌み、也燥したガス状
氎玠を30Kgcm2の圧で䟛絊し、時間氎添反応を
行぀た。反応埌実斜䟋ず同様に凊理し氎添ポリ
マヌを埗た。結果を衚に瀺した。
【衚】

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  オレフむン性䞍飜和二重結合含有ポリマヌを
    䞍掻性有機溶媒䞭にお (A) 䞋蚘䞀般匏で瀺されるビスシクロペンタゞ
    ゚ニルゞルコニりム化合物の少なくずも皮
    【匏】䜆し、R′はC1〜C12の 炭化氎玠基、アリヌロキシ基、アルコキシ基、
    ハロゲン基およびカルボニル基から遞択された
    基で、R′は同䞀でも異぀おいおもよい。 および (B) 環元胜力を有するリチりムナトリりムカ
    リりムアルミニりム亜鉛たたはマグネシり
    ム含有化合物の少なくずも皮、 ずからなり、ゞルコニりム還元金属モル比
    0.7〜15である觊媒の存圚䞋に氎玠ず
    接觊させお、該ポリマヌ䞭のオレフむン性䞍飜和
    二重結合を氎玠添加する方法。  R′がクロル、ブロム、プニル、―
    トリル基から遞択された基であり、(B)が―ブチ
    ルリチりムおよびたたはトリ゚チルアルミニり
    ムである特蚱請求の範囲第項蚘茉の方法。  オレフむン性䞍飜和二重結合含有ポリマヌが
    ―ブタゞ゚ンおよびたたはむ゜プレンず
    スチレンおよびたたはα―メチルスチレンずの
    コポリマヌである特蚱請求の範囲第項蚘茉の方
    法。
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