JPH0289575A - 狭開先のtig溶接方法 - Google Patents
狭開先のtig溶接方法Info
- Publication number
- JPH0289575A JPH0289575A JP22496788A JP22496788A JPH0289575A JP H0289575 A JPH0289575 A JP H0289575A JP 22496788 A JP22496788 A JP 22496788A JP 22496788 A JP22496788 A JP 22496788A JP H0289575 A JPH0289575 A JP H0289575A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- welding
- torch
- narrow gap
- heat
- tig
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000003466 welding Methods 0.000 title claims abstract description 138
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 30
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 27
- 239000000956 alloy Substances 0.000 claims abstract description 22
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 claims abstract description 22
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims abstract description 22
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 22
- 229910017318 Mo—Ni Inorganic materials 0.000 claims description 17
- 230000007547 defect Effects 0.000 abstract description 10
- WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N tungsten Chemical compound [W] WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 11
- 229910052721 tungsten Inorganic materials 0.000 description 11
- 239000010937 tungsten Substances 0.000 description 11
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 7
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 7
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000004927 fusion Effects 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- 239000002244 precipitate Substances 0.000 description 3
- 238000001556 precipitation Methods 0.000 description 3
- 229910017086 Fe-M Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910017116 Fe—Mo Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000011324 bead Substances 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000000977 initiatory effect Effects 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Arc Welding In General (AREA)
- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はCr −Pc −Mo−Ni系1耐熱合金厚板
の狭開先TIG溶接方法に関する。
の狭開先TIG溶接方法に関する。
従来、Cr −Pe −Mo −Ni系耐熱合金厚板の
狭開先TIG溶接においては、第7図工面図に示すよう
K 、 Cr −F e −Mo−Ni系耐熱合金厚板
母材01の狭開先01内へ溶接トチ06を挿入し、その
先端から突出しているタングステン電極04からアーク
05を発生し、図示せざるCr −Fe −Mo −N
i系溶接材料を溶加して狭開先01内に多層盛の溶接金
属02を形成している。
狭開先TIG溶接においては、第7図工面図に示すよう
K 、 Cr −F e −Mo−Ni系耐熱合金厚板
母材01の狭開先01内へ溶接トチ06を挿入し、その
先端から突出しているタングステン電極04からアーク
05を発生し、図示せざるCr −Fe −Mo −N
i系溶接材料を溶加して狭開先01内に多層盛の溶接金
属02を形成している。
しかして、コノヨうなCr −Fe −Mo −Ni系
耐熱合金厚板の狭開先T、[G溶接では、Cr−Fe−
Mo−Ni系溶接材料が非常に高温割れ感受性の高い材
料であるため、小電流低入熱溶接とならざるを得ない。
耐熱合金厚板の狭開先T、[G溶接では、Cr−Fe−
Mo−Ni系溶接材料が非常に高温割れ感受性の高い材
料であるため、小電流低入熱溶接とならざるを得ない。
しかしながら、小電流溶接では溶接材料を大量に溶かす
ことができず、1パス幽たすの溶接金属02の量が少な
く、従って溶接金+402の積層数が非常に多くな9、
そのため溶接工数が増加し、非能率的な溶接作業を強い
ら扛ることになる。
ことができず、1パス幽たすの溶接金属02の量が少な
く、従って溶接金+402の積層数が非常に多くな9、
そのため溶接工数が増加し、非能率的な溶接作業を強い
ら扛ることになる。
また溶接金属o2の積層数が多くなることKよシ、溶接
金属02は多くの溶接熱サイクルを受けることになり、
その結果溶接金属o2内に多くの析出物が発生し、溶接
金属02がかたくなるとともに延性が低下し、曲げ試験
で割れかしばしば発生し品質の悪い溶接継手となる。
金属02は多くの溶接熱サイクルを受けることになり、
その結果溶接金属o2内に多くの析出物が発生し、溶接
金属02がかたくなるとともに延性が低下し、曲げ試験
で割れかしばしば発生し品質の悪い溶接継手となる。
また第7図に示すように、アーク05の広が9が小さく
、母材01の狭開先01壁に溶造不良06がしばしば発
生しやすく、このため溶接品質が低下し、更には高度の
技量が必要な溶接作業となるとともに溶造不良06の補
修作業も必要となシ、溶接能率も極めて低いものとなっ
ている。
、母材01の狭開先01壁に溶造不良06がしばしば発
生しやすく、このため溶接品質が低下し、更には高度の
技量が必要な溶接作業となるとともに溶造不良06の補
修作業も必要となシ、溶接能率も極めて低いものとなっ
ている。
本発明は、このような事情に鑑みて提案されたもノテ、
Cr −Fe −Mo−Ni系耐熱合金厚板の狭開先T
IG溶接において、溶接欠陥のない溶接が可能となり、
溶接継手の品質が向上し、かつ溶接能率が大巾に向上し
、ひいてはCr −Fe −Mo −Ni系耐熱合金厚
板溶接構造物の信頼性を向上するとともに製造コストを
大巾に低下させることができる狭開先’[’IO溶接方
法を提供することを目的とする。
Cr −Fe −Mo−Ni系耐熱合金厚板の狭開先T
IG溶接において、溶接欠陥のない溶接が可能となり、
溶接継手の品質が向上し、かつ溶接能率が大巾に向上し
、ひいてはCr −Fe −Mo −Ni系耐熱合金厚
板溶接構造物の信頼性を向上するとともに製造コストを
大巾に低下させることができる狭開先’[’IO溶接方
法を提供することを目的とする。
その71)K本発明は、Cr −Fe −Mo −Ni
系耐熱合金厚板の狭開先内へTIG溶接トーチを挿入し
て溶接するにあたり、上記狭開先内でトーチ本体を揺動
させるか又は先端を斜に研削した電極を自軸層シに回動
させてタングステン電極をオシレートさせながら、Cr
−Fe ” Mo −Ni系溶接材料を用い、15〜4
0KJ/Cmの溶接入熱で1層当たりの厚さか1龍以上
の多層の溶接金属肉盛部を形成することを特徴とする。
系耐熱合金厚板の狭開先内へTIG溶接トーチを挿入し
て溶接するにあたり、上記狭開先内でトーチ本体を揺動
させるか又は先端を斜に研削した電極を自軸層シに回動
させてタングステン電極をオシレートさせながら、Cr
−Fe ” Mo −Ni系溶接材料を用い、15〜4
0KJ/Cmの溶接入熱で1層当たりの厚さか1龍以上
の多層の溶接金属肉盛部を形成することを特徴とする。
上述の構成によシ、Cr −Fe −Mo −Ni系耐
熱合金厚板の狭開先TIG溶接において、溶接欠陥のな
い溶接が可能となシ、溶接継手の品質が向上し、かつ溶
接能率が大巾に向上し、ひbてばCr −Fe −Mo
−Ni系耐熱合金厚板溶接構造物の信頼性を向上すると
とも如製造コストを大巾に低下させることができる狭開
先TIG溶接方法を得ることができる。
熱合金厚板の狭開先TIG溶接において、溶接欠陥のな
い溶接が可能となシ、溶接継手の品質が向上し、かつ溶
接能率が大巾に向上し、ひbてばCr −Fe −Mo
−Ni系耐熱合金厚板溶接構造物の信頼性を向上すると
とも如製造コストを大巾に低下させることができる狭開
先TIG溶接方法を得ることができる。
本発明狭開先TIG溶接方法の実施例を図面について説
明すると、第1図、第2図、第3図はそnぞれ本発明狭
開先TIG溶接方法におけるタングステン電極オシレー
ト方法の異なる実施態様を示す正面図、第4図は本発明
溶接方法における溶接入熱及び肉盛層厚さの条件を決め
る溶接試験に供した材料の説明図、第5図は同上試験結
果における溶接入熱と溶接金属かたさとの関係を示す線
図、第6図は同上試験結果における溶接入熱と肉盛層厚
さとの関係を示す線図である。
明すると、第1図、第2図、第3図はそnぞれ本発明狭
開先TIG溶接方法におけるタングステン電極オシレー
ト方法の異なる実施態様を示す正面図、第4図は本発明
溶接方法における溶接入熱及び肉盛層厚さの条件を決め
る溶接試験に供した材料の説明図、第5図は同上試験結
果における溶接入熱と溶接金属かたさとの関係を示す線
図、第6図は同上試験結果における溶接入熱と肉盛層厚
さとの関係を示す線図である。
まず、第4図の化学成分の母材及び溶接材料を用いて行
った本発明方法の溶接入熱及び肉盛層厚さの条件を決め
る溶接試験を、第5図及び第6図について説明する。
った本発明方法の溶接入熱及び肉盛層厚さの条件を決め
る溶接試験を、第5図及び第6図について説明する。
第4図に示すように、母材は5Qtxm厚さのCr −
Fe −Mo −Ni系耐熱合金、溶接材料ハ溶接金属
のクリープ特性を改善するためにBを43 ppm添加
したCr−Fe −Mo −Ni系溶接材料であり、溶
接試験は溶接入熱を8 KJ/Cmから45 KJ/C
mまで変化させ、通常TIG溶接及びホットTIG溶接
(溶接材料に電流を流しそのジュール熱で溶接材料を加
熱し溶接材料供給量を通常TIG溶接よシ多くした溶接
法)で溶接材料の溶着量を種々変化させて溶接を行い、
溶接継手の側曲げ試験をJIS規格通りに行うとともに
、溶接継手板厚中央部の溶接金属のかたさを測定した。
Fe −Mo −Ni系耐熱合金、溶接材料ハ溶接金属
のクリープ特性を改善するためにBを43 ppm添加
したCr−Fe −Mo −Ni系溶接材料であり、溶
接試験は溶接入熱を8 KJ/Cmから45 KJ/C
mまで変化させ、通常TIG溶接及びホットTIG溶接
(溶接材料に電流を流しそのジュール熱で溶接材料を加
熱し溶接材料供給量を通常TIG溶接よシ多くした溶接
法)で溶接材料の溶着量を種々変化させて溶接を行い、
溶接継手の側曲げ試験をJIS規格通りに行うとともに
、溶接継手板厚中央部の溶接金属のかたさを測定した。
また各溶接条件の溶接継手のマクロ組織を調査し、1層
当たりの肉盛厚さを計測した。
当たりの肉盛厚さを計測した。
第5図は、50關厚さのCr −Fe −Mo −Ni
系耐熱合金板に融合不良のできない溶接条件で溶接した
ときの、通常TIG溶接及びホラ)TiG溶接の溶接金
属かたさと溶接入熱との関係を示すとともに、そのとき
の溶接層数を示したものである。通常TIG溶接及びホ
ラ)TIG溶接いずれも低入熱になると溶接金属かたさ
が上昇するが、溶接層数の多い通常TIG溶接の方がか
たさ上昇が著しい。
系耐熱合金板に融合不良のできない溶接条件で溶接した
ときの、通常TIG溶接及びホラ)TiG溶接の溶接金
属かたさと溶接入熱との関係を示すとともに、そのとき
の溶接層数を示したものである。通常TIG溶接及びホ
ラ)TIG溶接いずれも低入熱になると溶接金属かたさ
が上昇するが、溶接層数の多い通常TIG溶接の方がか
たさ上昇が著しい。
これは溶接層数が多いと溶接金属にかかる熱サイクル数
が増加し、溶接金属中に析出物が多く析出しはじめ、こ
れが原因でかたさが上昇したためと考えられる。
が増加し、溶接金属中に析出物が多く析出しはじめ、こ
れが原因でかたさが上昇したためと考えられる。
この析出物は側曲げ試験のき裂発生点となることが予想
される。実際、側曲げ試験を実施すると、40層以上で
溶接ビード中央部に割れが発生した。すなわち析出割れ
を防止するには溶接層数は少ない方がよく、このことは
−層当たりの肉盛厚さが厚い方がよいことを示している
。
される。実際、側曲げ試験を実施すると、40層以上で
溶接ビード中央部に割れが発生した。すなわち析出割れ
を防止するには溶接層数は少ない方がよく、このことは
−層当たりの肉盛厚さが厚い方がよいことを示している
。
以上の理由から、通常TIG溶接を主体に一部ホツ)T
IG溶接を加え、溶接入熱を変化させかつ溶接材料の溶
着量を変化させ、1層当たυの肉盛厚さと溶接入熱が側
曲げ試験結果に及ぼす影響を調査した。
IG溶接を加え、溶接入熱を変化させかつ溶接材料の溶
着量を変化させ、1層当たυの肉盛厚さと溶接入熱が側
曲げ試験結果に及ぼす影響を調査した。
第6図は、側曲げ試験結果に及ぼす溶接入熱と層厚さの
関係を示すもので、これによると通常TiG溶接の場合
、析出割れは1層当たりの肉盛厚さが1闘以上であれば
防止できることが明らか知なった。また溶接入熱の高い
領域と層厚さが高い領域にも側曲げ試験で割れが発生す
ることが明らかとなった。この高溶接人熱領域での割れ
は高温割れであり、これを防止するには40 KJA以
下にすればよいことが明らかとなった。また低入熱側で
15KJ/cm未溝の入熱になると、析出割れ領域と融
合不良領域が重なることが明らかとなった。一方融合不
良の発生する領域は通常TIG溶接法とホットTIG溶
接法で大きく異なシ、また開先形状及び溶接姿態でも異
なる。従って融合不良防止のだめの1層当たりの肉盛厚
さの上限の限定はしないことにしだ。
関係を示すもので、これによると通常TiG溶接の場合
、析出割れは1層当たりの肉盛厚さが1闘以上であれば
防止できることが明らか知なった。また溶接入熱の高い
領域と層厚さが高い領域にも側曲げ試験で割れが発生す
ることが明らかとなった。この高溶接人熱領域での割れ
は高温割れであり、これを防止するには40 KJA以
下にすればよいことが明らかとなった。また低入熱側で
15KJ/cm未溝の入熱になると、析出割れ領域と融
合不良領域が重なることが明らかとなった。一方融合不
良の発生する領域は通常TIG溶接法とホットTIG溶
接法で大きく異なシ、また開先形状及び溶接姿態でも異
なる。従って融合不良防止のだめの1層当たりの肉盛厚
さの上限の限定はしないことにしだ。
以上の理由で、本発明方法における溶接条件範囲として
、溶接入熱を15〜40 KJ/cm、溶接金属の1層
当たりの肉盛厚さを1正以上とした。
、溶接入熱を15〜40 KJ/cm、溶接金属の1層
当たりの肉盛厚さを1正以上とした。
次に開先壁の溶造不良防止のための電極オシレート方法
を第1図、第2図及び第3図について説明す込。
を第1図、第2図及び第3図について説明す込。
すなわち、第1図は、狭開先内で溶接トーチを開先壁に
平行に揺動させるオシレート方法、第2図は、狭開先内
で溶接トーチをくびふI)揺動させるオシレート方法、
第3図は、狭開先内で溶接トーチを揺動させることなく
、傾斜研削タングステン電極を回動させるオシレート方
法であシ、いずれもCr −F e −Mo −N i
系耐熱合金厚板母材1の狭開先1内へ溶接トーチ3を挿
入し、その先端から突出しているタングステン電極4を
オシレートさせながらアーク5を発生し、狭開先1内に
多層盛の溶接金属2を形成するものであシ、以下各方法
につき詳細に説明する。
平行に揺動させるオシレート方法、第2図は、狭開先内
で溶接トーチをくびふI)揺動させるオシレート方法、
第3図は、狭開先内で溶接トーチを揺動させることなく
、傾斜研削タングステン電極を回動させるオシレート方
法であシ、いずれもCr −F e −Mo −N i
系耐熱合金厚板母材1の狭開先1内へ溶接トーチ3を挿
入し、その先端から突出しているタングステン電極4を
オシレートさせながらアーク5を発生し、狭開先1内に
多層盛の溶接金属2を形成するものであシ、以下各方法
につき詳細に説明する。
第1図の狭開先TIG溶接方法は、Cr−Fe−Mo−
N+系耐熱合金厚板母材1の狭開先1内で溶接トーチ3
のトーチ本体を開先壁に平行に揺動させる方法で、第6
図に示す適正溶接条件のうち溶接入熱30 KJ/cm
以上の入熱条件のときに適しておシ、これ以下の場合、
溶接電流が小さくなシアーク5の広がシが溶接トーチ3
の巾よシ小さくなるため、溶接欠陥の発生する割合が大
きくなる。しかしながら溶接入熱30 KJ/CTn以
上では、開先精度が悪く開先中に変動がある場合でも溶
接欠陥のない溶接が可能である。
N+系耐熱合金厚板母材1の狭開先1内で溶接トーチ3
のトーチ本体を開先壁に平行に揺動させる方法で、第6
図に示す適正溶接条件のうち溶接入熱30 KJ/cm
以上の入熱条件のときに適しておシ、これ以下の場合、
溶接電流が小さくなシアーク5の広がシが溶接トーチ3
の巾よシ小さくなるため、溶接欠陥の発生する割合が大
きくなる。しかしながら溶接入熱30 KJ/CTn以
上では、開先精度が悪く開先中に変動がある場合でも溶
接欠陥のない溶接が可能である。
第2図の狭開先TiG溶接方法は、Cr −Fe −M
o −Ni 系耐熱合金厚板母材1の狭開先1内で溶接
トーチ3のトーチ本体をぐびふシ揺動させる方法で、第
6図に示す適正溶接条件のすべての範囲で溶接欠陥のな
い溶接が可能である。しかしながら母材1の肉厚が厚く
開先が深くなると、くびふり揺動が不可能となる。
o −Ni 系耐熱合金厚板母材1の狭開先1内で溶接
トーチ3のトーチ本体をぐびふシ揺動させる方法で、第
6図に示す適正溶接条件のすべての範囲で溶接欠陥のな
い溶接が可能である。しかしながら母材1の肉厚が厚く
開先が深くなると、くびふり揺動が不可能となる。
第6図の狭開先TiG溶接方法は、Cr −Fe −M
o−Ni系耐熱合金厚板母材1の狭開先1内で溶接トー
チ3のトーチ本体を揺動させることなくオシレート溶接
する方法で、タングステン電極4の先端を斜如研削し、
アーク5の方向をタングステン電極4の軸方向から任意
の角度傾けて開先壁面方向に向け、タングステン電極4
を自軸周りK 3600 又は適。
o−Ni系耐熱合金厚板母材1の狭開先1内で溶接トー
チ3のトーチ本体を揺動させることなくオシレート溶接
する方法で、タングステン電極4の先端を斜如研削し、
アーク5の方向をタングステン電極4の軸方向から任意
の角度傾けて開先壁面方向に向け、タングステン電極4
を自軸周りK 3600 又は適。
宜角度回動させることにょシ両側の開先壁面を溶は込ま
せる方法である。
せる方法である。
この方法は溶接トーチ乙のトーチ本体を揺動させる必要
がないため、狭く深い開先においても、第6図に示す適
正溶接条件範囲のすべてで溶接欠陥のない溶接を行うこ
とが可能である。
がないため、狭く深い開先においても、第6図に示す適
正溶接条件範囲のすべてで溶接欠陥のない溶接を行うこ
とが可能である。
要するに本発明によれば、Cr −Fe −Mo、−N
i系耐熱合金厚板の狭開先内へTIG溶接トーチを挿入
して溶接するにあたシ、上記狭開先内でトーチ本体を揺
動させるか又は先端を斜に研削した電極を自軸周シに回
動させてタングステン電極をオシレートさせながら、C
r −Fe −Mo −Ni 系溶接材料を用い、15
4゜ 〜40 KJ/cmの溶接入熱で1層当たりの厚さが1
朋以上の多層の溶接金属肉盛部を形成することによシ、
Cr −Fe −Mo−Ni系耐熱合金厚板の狭開先T
IG溶接において、溶接欠陥のない溶接が可能となシ、
溶接継手の品質が向上し、かつ溶接能率が大巾に向上し
、ひいてはCr −Fe −Mo−Ni系耐熱合金厚板
溶接構造物の信頼性を向上するとともに製造コストを大
巾に低下させることができる狭開先TIG溶接方法を得
るから、本発明は産業上極めて有益なものである。
i系耐熱合金厚板の狭開先内へTIG溶接トーチを挿入
して溶接するにあたシ、上記狭開先内でトーチ本体を揺
動させるか又は先端を斜に研削した電極を自軸周シに回
動させてタングステン電極をオシレートさせながら、C
r −Fe −Mo −Ni 系溶接材料を用い、15
4゜ 〜40 KJ/cmの溶接入熱で1層当たりの厚さが1
朋以上の多層の溶接金属肉盛部を形成することによシ、
Cr −Fe −Mo−Ni系耐熱合金厚板の狭開先T
IG溶接において、溶接欠陥のない溶接が可能となシ、
溶接継手の品質が向上し、かつ溶接能率が大巾に向上し
、ひいてはCr −Fe −Mo−Ni系耐熱合金厚板
溶接構造物の信頼性を向上するとともに製造コストを大
巾に低下させることができる狭開先TIG溶接方法を得
るから、本発明は産業上極めて有益なものである。
第1図、第2図、第3図はそれぞれ本発明狭開先TIG
溶接方法におけるタングステン電極オシレート方法の異
なる実施態様を示す正面図、第4図は本発明溶接方法に
おける溶接入熱及び肉盛層厚さの条件を決める溶接試験
に供した材料の説明図、第5図は同上試験結果における
溶接入熱と溶接金属かたさとの関係を示す線図、第6図
は同上試験結果における溶接入熱と肉盛層厚さとの関係
を示す線図である。 第7図は従来の狭開先TiG溶接方法を示す正面図であ
る。 1・・・Cr −Fe −Mo −Ni系耐熱合金厚板
母材、1・・・狭開先、2・・・溶接金属、3・・・溶
接トーチ、4・・・タングステン電極、5・・・アーク
。 第7図 第2図 代理人 弁理士 塚 本 正 文 第3図 第7図 第 図 洛()Xv、(に〃飾) 第 図 @i)入然び’/c雷)
溶接方法におけるタングステン電極オシレート方法の異
なる実施態様を示す正面図、第4図は本発明溶接方法に
おける溶接入熱及び肉盛層厚さの条件を決める溶接試験
に供した材料の説明図、第5図は同上試験結果における
溶接入熱と溶接金属かたさとの関係を示す線図、第6図
は同上試験結果における溶接入熱と肉盛層厚さとの関係
を示す線図である。 第7図は従来の狭開先TiG溶接方法を示す正面図であ
る。 1・・・Cr −Fe −Mo −Ni系耐熱合金厚板
母材、1・・・狭開先、2・・・溶接金属、3・・・溶
接トーチ、4・・・タングステン電極、5・・・アーク
。 第7図 第2図 代理人 弁理士 塚 本 正 文 第3図 第7図 第 図 洛()Xv、(に〃飾) 第 図 @i)入然び’/c雷)
Claims (1)
- Cr−Fe−Mo−Ni系耐熱合金厚板の狭開先内へT
IG溶接トーチを挿入して溶接するにあたり、上記狭開
先内でトーチ本体を揺動させるか又は先端を斜に研削し
た電極を自軸周りに回動させてタングステン電極をオシ
レートさせながら、Cr−Fe−Mo−Ni系溶接材料
を用い、15〜40KJ/cmの溶接入熱で1層当たり
の厚さが1mm以上の多層の溶接金属肉盛部を形成する
ことを特徴とする狭開先TIG溶接方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22496788A JPH0289575A (ja) | 1988-09-08 | 1988-09-08 | 狭開先のtig溶接方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22496788A JPH0289575A (ja) | 1988-09-08 | 1988-09-08 | 狭開先のtig溶接方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0289575A true JPH0289575A (ja) | 1990-03-29 |
Family
ID=16822013
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22496788A Pending JPH0289575A (ja) | 1988-09-08 | 1988-09-08 | 狭開先のtig溶接方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0289575A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015024425A (ja) * | 2013-07-26 | 2015-02-05 | 株式会社Ihi | 開先倣い溶接装置及び開先倣い溶接方法 |
CN105057852A (zh) * | 2015-08-21 | 2015-11-18 | 西安向阳航天材料股份有限公司 | 一种2205双相钢薄壁焊接管的制造方法 |
CN105364273A (zh) * | 2015-11-16 | 2016-03-02 | 东方电气集团东方锅炉股份有限公司 | 用于镍基板式拼接的实芯焊丝气保焊方法 |
CN106180966A (zh) * | 2016-08-18 | 2016-12-07 | 辽宁忠旺集团有限公司 | 铝合金车体枕梁自动化焊接工艺 |
EP3315237A1 (de) * | 2016-10-26 | 2018-05-02 | Siemens Aktiengesellschaft | Verfahren und system zum überwachen einer herstellung einer mehrlagigen schweissnaht sowie engspaltschweissverfahren |
WO2020122855A1 (en) * | 2018-12-10 | 2020-06-18 | Siemens Energy, Inc. | Method of and an arc welding system for welding arc control by grounding modulation |
CN114260475A (zh) * | 2022-01-04 | 2022-04-01 | 宁夏共享精密加工有限公司 | 一种窄槽车削方法 |
-
1988
- 1988-09-08 JP JP22496788A patent/JPH0289575A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015024425A (ja) * | 2013-07-26 | 2015-02-05 | 株式会社Ihi | 開先倣い溶接装置及び開先倣い溶接方法 |
CN105057852A (zh) * | 2015-08-21 | 2015-11-18 | 西安向阳航天材料股份有限公司 | 一种2205双相钢薄壁焊接管的制造方法 |
CN105364273A (zh) * | 2015-11-16 | 2016-03-02 | 东方电气集团东方锅炉股份有限公司 | 用于镍基板式拼接的实芯焊丝气保焊方法 |
CN105364273B (zh) * | 2015-11-16 | 2017-10-10 | 东方电气集团东方锅炉股份有限公司 | 用于镍基板式拼接的实芯焊丝气保焊方法 |
CN106180966A (zh) * | 2016-08-18 | 2016-12-07 | 辽宁忠旺集团有限公司 | 铝合金车体枕梁自动化焊接工艺 |
CN106180966B (zh) * | 2016-08-18 | 2018-09-11 | 辽宁忠旺集团有限公司 | 铝合金车体枕梁自动化焊接工艺 |
EP3315237A1 (de) * | 2016-10-26 | 2018-05-02 | Siemens Aktiengesellschaft | Verfahren und system zum überwachen einer herstellung einer mehrlagigen schweissnaht sowie engspaltschweissverfahren |
WO2018077572A1 (de) * | 2016-10-26 | 2018-05-03 | Siemens Aktiengesellschaft | Verfahren und system zum überwachen einer herstellung einer mehrlagigen schweissnaht sowie engspaltschweissverfahren |
WO2020122855A1 (en) * | 2018-12-10 | 2020-06-18 | Siemens Energy, Inc. | Method of and an arc welding system for welding arc control by grounding modulation |
CN114260475A (zh) * | 2022-01-04 | 2022-04-01 | 宁夏共享精密加工有限公司 | 一种窄槽车削方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3735135B2 (ja) | 溶融アーク溶接によって金属部分を結合する方法 | |
CN104759743B (zh) | 一种镍基合金管氩弧焊接工艺方法 | |
JP2007283405A (ja) | ニッケル基超合金の溶接方法 | |
JPH0289575A (ja) | 狭開先のtig溶接方法 | |
US4486647A (en) | Method of welding aluminum to titanium and a welded joint so produced | |
US6730876B2 (en) | Highly ductile reduced imperfection weld for ductile iron and method for producing same | |
JP3686319B2 (ja) | ガスタービン動翼の溶接方法 | |
JPS5870990A (ja) | 溶接割れ防止溶接法 | |
US3301997A (en) | Method of welding ductile iron | |
JPS6247111B2 (ja) | ||
JPH01192481A (ja) | Tig溶接法 | |
JPH01107973A (ja) | 翼の製作方法 | |
JPS63180377A (ja) | 溶接継手の製法 | |
JPS61222683A (ja) | 狭開先潜弧溶接方法 | |
JP7548875B2 (ja) | Ni合金の肉盛溶接方法 | |
JPH06320280A (ja) | 両面クラッド複層鋼材の突合せ溶接方法 | |
JPH0191993A (ja) | 変動応力下にある鋼構造物のき裂補修方法 | |
SU1671427A1 (ru) | Способ дуговой сварки коллекторных крышек теплообменников с па ным пакетом | |
Hirose et al. | Welding of tantalum and niobium | |
JPS59229289A (ja) | 低温用鋼の横向溶接方法 | |
JP4777166B2 (ja) | 非消耗ノズル式エレクトロスラグ溶接方法 | |
JPH08155661A (ja) | 耐破壊特性に優れたエレクトロスラグ溶接継手の製造方法 | |
JPS58103972A (ja) | 超合金耐熱材料の溶接方法 | |
JPS59163094A (ja) | 耐熱耐食合金鋼溶接割れ防止法 | |
JPS583789A (ja) | 片面潜弧溶接法 |