JPH0288704A - Al基急冷凝固粉末の押出成形方法 - Google Patents
Al基急冷凝固粉末の押出成形方法Info
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- Powder Metallurgy (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はNやN合金等のN基急冷凝固粉末の経材性に優
れた押出成形方法に関する。
れた押出成形方法に関する。
(従来の技術)
NやN合金等のN基急冷凝固粉末の焼結押出材は、溶製
材には具備しない優れた機械的熱的性質を有するため、
かかる焼結押出材を用いて高性能の機械部品が製造され
ている。
材には具備しない優れた機械的熱的性質を有するため、
かかる焼結押出材を用いて高性能の機械部品が製造され
ている。
焼結押出剤は、通常N基急冷凝固粉末を冷間静水圧加圧
(CIP)により等方向に圧縮成形後、該成形材を封缶
脱ガス処理をして1〜3T/aflXQ、 5Hr程
度の熱間静水圧加圧(HIP)により加圧焼結した後、
この焼結材に素材外形を与えるための押出加工をして製
造されていた。そして焼結押出材は、冷間鋳造や250
〜400°Cの温間鍛造により所要の製品に近似した外
形を有する成形品とされるのである。
(CIP)により等方向に圧縮成形後、該成形材を封缶
脱ガス処理をして1〜3T/aflXQ、 5Hr程
度の熱間静水圧加圧(HIP)により加圧焼結した後、
この焼結材に素材外形を与えるための押出加工をして製
造されていた。そして焼結押出材は、冷間鋳造や250
〜400°Cの温間鍛造により所要の製品に近似した外
形を有する成形品とされるのである。
N基急冷凝固粉末の焼結材を得るのに従来前述のように
HIP等の供給な処理を行っているのは、N基急冷凝固
粉末が空気アトマイズ法あるいは水アトマイズ法により
製造されているので、その表面に安定で不活性なA7.
03被膜が強固に成形されており、粉末が相互に焼結一
体化するためにはN原子がN2O3被膜を通して拡散接
合しなければならず、そのために強力な拡散接合条件を
与える必要があるからである。
HIP等の供給な処理を行っているのは、N基急冷凝固
粉末が空気アトマイズ法あるいは水アトマイズ法により
製造されているので、その表面に安定で不活性なA7.
03被膜が強固に成形されており、粉末が相互に焼結一
体化するためにはN原子がN2O3被膜を通して拡散接
合しなければならず、そのために強力な拡散接合条件を
与える必要があるからである。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら上述の成形方法でば、粉末原料から成形完
了まで5工程を要旨生産性が悪く、また主要工程は相当
高価な設備を要し、ひいては成形品のコスト高を招来し
ていた。更にIIP処理時、押出時、場合によっては成
形時にも繰り返して250〜400 ’Cに加熱される
ため、急冷凝固粉末のミクロ組織中の析出物や晶出物が
肥大、成長して機械的特性が損なわれるという欠点があ
り、更には長尺物の製造に不向きであるという問題があ
った。
了まで5工程を要旨生産性が悪く、また主要工程は相当
高価な設備を要し、ひいては成形品のコスト高を招来し
ていた。更にIIP処理時、押出時、場合によっては成
形時にも繰り返して250〜400 ’Cに加熱される
ため、急冷凝固粉末のミクロ組織中の析出物や晶出物が
肥大、成長して機械的特性が損なわれるという欠点があ
り、更には長尺物の製造に不向きであるという問題があ
った。
本発明はかかる問題点に鑑みなされたもので、従来のプ
ロセスによって得られた成形品と同等の材料特性を保持
し、しかも低コストで生産性に優れ、かつ長尺ものの製
造も可能とするN基急冷凝固粉末の成形方法を提供する
ことを目的とする。
ロセスによって得られた成形品と同等の材料特性を保持
し、しかも低コストで生産性に優れ、かつ長尺ものの製
造も可能とするN基急冷凝固粉末の成形方法を提供する
ことを目的とする。
(課題を解決するための手段)
途上の目的を達成するために本発明で講じた手段は、
回転しつつ前進しかつ攪拌類を有するラムによって、コ
ンテナ内圧縮室に装填のAl基急冷凝固粉末を加圧し圧
粉体とすると共に、該圧粉体を圧縮室の底部より加圧方
向に穿設されコンテナ端面に開口する押出成形孔に押出
成形する手段である。
ンテナ内圧縮室に装填のAl基急冷凝固粉末を加圧し圧
粉体とすると共に、該圧粉体を圧縮室の底部より加圧方
向に穿設されコンテナ端面に開口する押出成形孔に押出
成形する手段である。
(実施例)
以下に本発明の第1図〜第2図に基づいて説明する。第
1図は本発明方法実施のための押出成形袋W1例と本発
明方法を説明するための断面図であって、同装置1を構
成するコンテナ2はN基急冷凝固粉末9 (以下原料粉
末と称す)を装填し加圧圧縮する圧縮室3を有すると共
に、ねじ機構により進退可能なラム6を備え、圧縮室3
の底部からは押出成形孔4が加圧方向に穿設されてコン
テナ端面5に開口している。
1図は本発明方法実施のための押出成形袋W1例と本発
明方法を説明するための断面図であって、同装置1を構
成するコンテナ2はN基急冷凝固粉末9 (以下原料粉
末と称す)を装填し加圧圧縮する圧縮室3を有すると共
に、ねじ機構により進退可能なラム6を備え、圧縮室3
の底部からは押出成形孔4が加圧方向に穿設されてコン
テナ端面5に開口している。
ラム6には軸方向の原料粉末9を供給する粉末供給孔7
が貫通して設けられ、原料粉末9を加圧圧縮する圧縮頭
部は攪拌翼8aを有する攪拌類8となっている。
が貫通して設けられ、原料粉末9を加圧圧縮する圧縮頭
部は攪拌翼8aを有する攪拌類8となっている。
第2図は攪拌類8の平面図であり、攪拌翼8aは3枚翼
であるが、必ずしも3枚翼と限られるものではなく、又
攪拌翼以外の粉末攪拌手段とすることも可能で、たとえ
ば小突起を不規則に分布した攪拌類などがある。
であるが、必ずしも3枚翼と限られるものではなく、又
攪拌翼以外の粉末攪拌手段とすることも可能で、たとえ
ば小突起を不規則に分布した攪拌類などがある。
原料粉末9の圧縮室3への装填はラム6に設けた粉末供
給孔7を介して行ない、供給後は栓体11で供給孔7を
封塞する。なお、供給孔7を有しないラム6の使用も可
能で、この場合の原料粉末9の装填はラム6を抜き去っ
て行う。
給孔7を介して行ない、供給後は栓体11で供給孔7を
封塞する。なお、供給孔7を有しないラム6の使用も可
能で、この場合の原料粉末9の装填はラム6を抜き去っ
て行う。
圧縮室3に装填の原料粉末9の加圧圧縮は、ラム6をね
じ機構によって回転前進させて行なうが、この回転前進
もねし機構によらず、コンテナに嵌合するラムを他の適
宜の手段で回転前進させることも可能である。
じ機構によって回転前進させて行なうが、この回転前進
もねし機構によらず、コンテナに嵌合するラムを他の適
宜の手段で回転前進させることも可能である。
以上のようにして原料粉末9は加圧圧縮されるがこの場
合の圧縮は、従来のCIPによる等方向圧縮と異なり一
軸圧縮である。しかし押出圧粉体として充分な圧縮状態
が得られる。
合の圧縮は、従来のCIPによる等方向圧縮と異なり一
軸圧縮である。しかし押出圧粉体として充分な圧縮状態
が得られる。
尚、加圧圧縮は常温でよく特に加熱を必要としない。
上記の圧縮はラム6の回転と共に行われるものであるか
ら原料粉末9粒子の回転方向への移動、ねじり作用など
を伴い、粒子間の摩擦面積の増加、粒子同士のせん断作
用を生じて、一部のNz Os被膜剥離が行われる。
ら原料粉末9粒子の回転方向への移動、ねじり作用など
を伴い、粒子間の摩擦面積の増加、粒子同士のせん断作
用を生じて、一部のNz Os被膜剥離が行われる。
かくして圧粉体とされた原料粉末9は押出成形孔4に押
出され、更に押出加工による強いせん断作用を受ける。
出され、更に押出加工による強いせん断作用を受ける。
粉末の外表面い形成されている数人程度の不活性で安全
なN2O3被膜が分断破壊され、またN基地中の晶出物
や析出物も微細分断され、これらがN基地中に均一に分
散されて高強度化が図られる。そして基地の拡散接合に
よる一体化が行われ固化成形されて押出成形材10とな
るのである。
なN2O3被膜が分断破壊され、またN基地中の晶出物
や析出物も微細分断され、これらがN基地中に均一に分
散されて高強度化が図られる。そして基地の拡散接合に
よる一体化が行われ固化成形されて押出成形材10とな
るのである。
押出しに際して上述のようにN2O3被膜破壊のために
は、押出比を安全的に約10以上としてN2O3で被覆
された粒子を破壊するのに必要なせん断応力を生しさせ
るか、或いは昇温しで粒子の強度を低下させる必要があ
り、昇温は250〜480°Cとするのがよく、昇温の
場合の押出比は5以上が適当である。前記押出温度とし
ての250°Cは原料粉末の強度低下のために必要な温
度であり、一方480°Cを越えると析出物の核の発生
や成長が促進し、強度の低下を招来するのである。勿論
昇温と共に押出比10以上として差支えない。
は、押出比を安全的に約10以上としてN2O3で被覆
された粒子を破壊するのに必要なせん断応力を生しさせ
るか、或いは昇温しで粒子の強度を低下させる必要があ
り、昇温は250〜480°Cとするのがよく、昇温の
場合の押出比は5以上が適当である。前記押出温度とし
ての250°Cは原料粉末の強度低下のために必要な温
度であり、一方480°Cを越えると析出物の核の発生
や成長が促進し、強度の低下を招来するのである。勿論
昇温と共に押出比10以上として差支えない。
押出成形が進行して圧縮室3の原料粉末の補給は、ラム
6を所定位置に後退させて粉末供給孔7から行うが、圧
粉体上面部はラム6の攪拌類8の攪拌作用によって粉末
状を維持しており、俸給粉末との間に密度差を生しない
。従って押出成形材は連続した長尺物とすることができ
るのである。
6を所定位置に後退させて粉末供給孔7から行うが、圧
粉体上面部はラム6の攪拌類8の攪拌作用によって粉末
状を維持しており、俸給粉末との間に密度差を生しない
。従って押出成形材は連続した長尺物とすることができ
るのである。
(発明の効果)
以上に説明した通り、ラムの回転前進によりアンテナ中
のN基栄、冷凝固粉末は圧縮かつ押出成形する本発明方
法によれば、簡単な構造の押出成形装置で、粉末表面を
覆う不活性で安定なN2O3被膜を、少ないエネルギで
破壊し基地中に分散させると共に、基地を拡散接合でき
るのである。すなわち従来のように高価な設備を要する
CIP−HIP処理などを省略して極めて経済的に粉末
から直接押出成形材とすることができるのである。また
ラム類に具備させた攪拌機構により圧粉体上面部を粉末
状態として、補給粉との間に境界ができないようにした
ため、長尺の押出成形材が製造できるのである。このよ
うに本発明は多くの利点を有するものでその工業的価値
は著大である。
のN基栄、冷凝固粉末は圧縮かつ押出成形する本発明方
法によれば、簡単な構造の押出成形装置で、粉末表面を
覆う不活性で安定なN2O3被膜を、少ないエネルギで
破壊し基地中に分散させると共に、基地を拡散接合でき
るのである。すなわち従来のように高価な設備を要する
CIP−HIP処理などを省略して極めて経済的に粉末
から直接押出成形材とすることができるのである。また
ラム類に具備させた攪拌機構により圧粉体上面部を粉末
状態として、補給粉との間に境界ができないようにした
ため、長尺の押出成形材が製造できるのである。このよ
うに本発明は多くの利点を有するものでその工業的価値
は著大である。
第1図は本発明実施のための押出成形装置1例と本発明
方法を説明するための断面側面図、第2図は第1図にお
けるラムの攪拌類の平面図である。 1・・・押出成形装置、2・・・コンテナ、3・・・圧
縮室、4・・・押出成形孔、5・・・コンテナ端面、6
・・・ラム、7・・・粉末供給孔、8・・・攪拌類、8
a・・・攪拌翼、9・・・N基や、冷凝固粉末(原料粉
末)、10・・・押出成形材、11・・・栓体。 特許出願人 久保田鉄工株式会社
方法を説明するための断面側面図、第2図は第1図にお
けるラムの攪拌類の平面図である。 1・・・押出成形装置、2・・・コンテナ、3・・・圧
縮室、4・・・押出成形孔、5・・・コンテナ端面、6
・・・ラム、7・・・粉末供給孔、8・・・攪拌類、8
a・・・攪拌翼、9・・・N基や、冷凝固粉末(原料粉
末)、10・・・押出成形材、11・・・栓体。 特許出願人 久保田鉄工株式会社
Claims (3)
- (1)回転しつつ前進しかつ撹拌頭を有するラムによっ
て、コンテナ内圧縮室に装填のAl基急冷凝固粉末を加
圧した圧粉体とすると共に、該圧粉体を圧縮室の底部よ
り加圧方向に穿設されコンテナ端面に開口する押出成形
孔に押出し成形することを特徴とするAl基急冷凝固粉
末の押出成形方法。 - (2)ラムがねじ機構によって回転しつつ前進すること
を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のAl基急冷
凝固粉末の押出成形方法。 - (3)Al基急冷凝固粉末の供給を、ラムの軸方向に貫
通して設けられた粉末供給孔より行なうことを特徴とす
る特許請求の範囲第1項又は第2項に記載のAl基急冷
凝固粉末の押出成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24169888A JP2593531B2 (ja) | 1988-09-26 | 1988-09-26 | A▲l▼基急冷凝固粉末の押出成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24169888A JP2593531B2 (ja) | 1988-09-26 | 1988-09-26 | A▲l▼基急冷凝固粉末の押出成形方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0288704A true JPH0288704A (ja) | 1990-03-28 |
JP2593531B2 JP2593531B2 (ja) | 1997-03-26 |
Family
ID=17078196
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24169888A Expired - Fee Related JP2593531B2 (ja) | 1988-09-26 | 1988-09-26 | A▲l▼基急冷凝固粉末の押出成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2593531B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102626822A (zh) * | 2012-03-29 | 2012-08-08 | 哈尔滨工业大学 | 中空变径多孔摩擦头及金属材料表面复合材料的制备方法 |
CN102632334A (zh) * | 2012-03-29 | 2012-08-15 | 哈尔滨工业大学 | 中空送料摩擦头及金属材料表面复合材料的制备方法 |
CN111151760A (zh) * | 2020-01-20 | 2020-05-15 | 哈尔滨工业大学 | 一种形变驱动固相挤压装置及用该装置一步法制备合金棒材的方法 |
-
1988
- 1988-09-26 JP JP24169888A patent/JP2593531B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102626822A (zh) * | 2012-03-29 | 2012-08-08 | 哈尔滨工业大学 | 中空变径多孔摩擦头及金属材料表面复合材料的制备方法 |
CN102632334A (zh) * | 2012-03-29 | 2012-08-15 | 哈尔滨工业大学 | 中空送料摩擦头及金属材料表面复合材料的制备方法 |
CN111151760A (zh) * | 2020-01-20 | 2020-05-15 | 哈尔滨工业大学 | 一种形变驱动固相挤压装置及用该装置一步法制备合金棒材的方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2593531B2 (ja) | 1997-03-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |