JPH0288658A - 無機充▲てん▼剤配合クロロブチルゴムの加硫性組成物およびその加硫法 - Google Patents

無機充▲てん▼剤配合クロロブチルゴムの加硫性組成物およびその加硫法

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JPH0288658A
JPH0288658A JP1206612A JP20661289A JPH0288658A JP H0288658 A JPH0288658 A JP H0288658A JP 1206612 A JP1206612 A JP 1206612A JP 20661289 A JP20661289 A JP 20661289A JP H0288658 A JPH0288658 A JP H0288658A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の分野) 本発明は無機充填剤配合クロロブチルゴムの加硫法に関
する。
(発明の背景) クロロブチルゴムはきわめて良好な空気透過性、屈曲特
性、耐酸化性、および良好な耐熱性を含む多数の望まし
い特性を備えている。クロロブチルゴムの商業上の成功
は、それらをタイヤインナライナ〜およびサイドウオー
ル、コンベヤーベルトまたは動力伝達ベルと、ホース、
および電線絶縁物などの製品に用いたことに負5ところ
が大きい。これらの用途の多(においてクロロブチルゴ
ムはさらに製品特性を高め、および/または製造原価を
低下させるために無機充填剤が配合されている。
無機充填剤配合クロロフテルコンバウンドは水蒸気の存
在下では加硫しにくい。充填剤が吸湿性であるため水蒸
気から吸湿し、従って架橋を妨げると考えられる。残念
ながら、一般にカーボンブラックと共に用いる通常の加
硫系、および乾式加硫した無機充填剤配合コンパウンド
はクロロブチルゴムの直接蒸気加硫には効果がない。従
って改良された加硫系が求められている。
(発明の要約) 本発明は無機充填剤配合クロロブチルゴムの直接蒸気加
硫のだめの改良された方法に関する。この改良された方
法は、無機充填剤配合クロロブチルゴムと、アルキルフ
ェノールジスルフィド、ならびにジフェニルグアニジン
、ジ−オルト−トリルグアニジン、トリフェニルグアニ
ジン、Rよびジカテコールボレートのジ−オルト−トリ
ルグアニジン塩よりなる群から選ばれるグアニジン化合
物の混合物を含有する加硫剤とのフレンドを加硫するこ
とを含む。
(発明の詳細な記述) 本発明はIQ、)  無機充填剤配合クロロブチルゴム
を、アルキルフェノールジスルフィド、ナラヒにジフェ
ニルグアニジン、ジ−オルト−トリルグアニジン、トリ
フェニルグアニジン、およびジカテコールボレートのジ
−オルト−トリルグアニジン塩よりなる群から選ばれる
グアニジン化合物の混合物からなる加硫剤と混合し、(
b)  得られた混合物を加硫することよりなる、無機
充填剤配合クロロブチルゴムの加硫法が開示される。
さらに、無機充填剤配合クロロブチルゴムと、アルキル
ジフェノールジスルフィド、ならびにジフェニルグアニ
ジン、ジ−オルト−トリルグアニジン、トリフェニルグ
アニジン、およびジカテコールボレートのジ−オルト−
トリルグアニジン塩よりなる群から選ばれるグアニジン
化合物の混合物からなる加硫剤とのブレンドより7gる
加硫性組成物が開示される。
上記の加硫性組成物から得られる加硫ゴムも開示される
本発明に用いるきわめて容易に得られるアルキルフェノ
ールジスルフィドはノfラーt−アミノフェノールジス
ルフィド類であり、これらはバラ−1−アミルアルコー
ルから容易に製造される。本発明に使用できる一群のパ
ラ−t−アルキルフェノールジスルフィドはパルタック
(Vultac )の登録商標でペンワルト・コーポレ
ーションかう市販されて℃・る。パルタック2(比重1
0〜1.2および融点50〜60℃)は23qbのイオ
ウを含有し、パルタック3(比重115〜125どよび
78〜93℃)は28%のイオウを含有する。パルタッ
ク4は16%のイオウを含有し、さらに30%のステア
リン酸を含有するパルタック2の希釈された形のもので
ある。本発明に使用できるさらに他のパルタック製品は
パルタック5であり、これは21%のイオウを含有し、
さらに30%のマイクロ−セル(Micro−Cel)
E (多孔質ケイ酸カルシウム)を含有する、バルクツ
ク3の希釈された形のものである。パルタック5は約1
,34〜約1.42の比重Rよび約21%のイオウ含量
を示し、本発明に用いるものとして好ましいアルキルフ
ェノールジスルフィドである。使用できる他のアルキル
フェノールジスルフィドはイオウ水準30.5%のバル
クツク7およびイオウ27.4%を含有するパルタック
710である。市販される他ノア /I/ キルフェノ
ールジスルフィドはモンサントからのタラキン(Tac
kine、登録商標)30として知られる。タラキン3
0は30%のイオウを含有する。
アルキルフェノールジスルフィドは一般に無機充填剤配
合クロロブチルゴムの優れた加硫を得るのに十分な量で
グアニジン化合物との組合わせとして存在する。アルキ
ルフェノールジスルフィドの童は多様であるが、アルキ
ルフェノールジスルフィドは一般に約0.25〜約10
 phrの量で用いられる。好ましくはアルキルフェノ
ールジスルフィドは約1〜約5 phrの量で存在し、
1〜約3phτの範囲が特に好ましい。
本発明に使用できるグアニジン類にはジフェニルグアニ
ジン、ジ−オルト−トリルグアニジン、トリフェニルグ
アニジン、およびジカテコールボレートのジ−オルト−
トリルグアニジン塩が含まれる。好ましくは約120〜
約1.25の比重をもつ、ジカテコールボレートのジ−
オルト−トリルグアニジン塩が含まれる。これによって
、低臭気の、特に食品および飲料用に好適な加硫ゴムが
得られ、かつきわめて安定な加硫ゴム特性が得られるか
らである。ジカテコールボレートのジ−オルト−トリル
グアニジン塩はデュポンからパーマラックス(Perm
aluw )の登録商標で得られる。ジカテコールボレ
ートのジ−オルト−トリルグアニジン塩はアール・ティ
ー・パンダービルト社からパナックス(VanαZ)P
MLの商品名で得られる。
ジカテコールボレートのジ−オルト−トリルグアニジン
塩は約165℃の融点および約467の分子量をもつ。
ジカテコールボレートのジ−オルトトリルグアニジン塩
により加硫した加硫クロロブチルゴムは高い架橋密度を
もつことが仰られているが、残念ながらジカテコールボ
レートのジーオルト−トリルグアニジン塩は無機充填剤
配合クロロブチルコンパウンドの直接蒸気加硫には効果
カナい。しかしアルキルフェノールジスルフィドと組合
わせて加硫剤として用いると無機充填剤配合クロロブチ
ルゴムの優れた直接蒸気加硫が得られることが見出され
た。グアニジン化合物の量は他の添加物、たとえば充填
剤の量などの因子に応じて異なるであろう。一般にグア
ニジン化合物は約0.25〜約10phτの量で用いら
れ、1〜約5phrの範囲が特に好ましい。
アルキルフェノールジスルフィドとグアニジン化合物の
重量比は目的とする加硫クロロブチルゴムの特性に応じ
て異なるであろ5゜一般にアルキルフェノールジスルフ
ィドとグアニジン化合物の重量比は約5=1〜l:5で
あり、3:1〜l:1の範囲が好ましい。アルキルフェ
ノールジスルフィドとグアニジン化合物の特に好ましい
重量比は約2:1である。
ここで用〜・る゛°ジクロブチル”′とい5語はハロゲ
ンが塩素であるー・ロゲン化ブチルゴムを意味する。ブ
チルゴムは約955〜995モル係のイソブチレンおよ
び約0.5〜約45モル係のイソプレンのコポリマーで
ある。クロロブチルゴムは市販されており、1〜60重
量%のブチルゴムを実質的に不活性なC6〜C8炭化水
素系溶剤、たとえばペンタン、ヘキサン、ヘプタン中な
どに含有する溶液状のブチルゴムを塩素化することによ
り製造でき、その際このブチルゴムセメントを塩素ガス
と約2秒間ないし約25分間接触させ、これによりクロ
ロブチルゴムおよびハロゲン化水素が生成する。クロロ
ブチルゴムの製造は当業者に周知である。たとえば米国
特許第3,099,644号明細書が参照され、これを
ここに参考として引用する。
クロロブチルゴムの性質、その加硫の特性および化学に
関する詳aな情報はボールドウィン(Ba1d、win
)らの゛クロロブチルの製法および特性”Bsbber
 & Plastics Age、 42 、500(
1961)K示されてどう、その関連部分全体をここに
参考として引用する。本発明はブチルゴムの塩素化法に
よっては全く制限されない。
一般にいかなるクロロブチルゴムも使用できる。
使用できるクロロブチルゴムの例は、塩素化前に不飽和
度1.8モル%および粘度平均分子量約450.000
と分析される塩素化ブチルゴムである。出発原料である
高分子量ブチルゴムは結合ジオレフィン約0.5〜約6
%を含有しつる。適切な市販のクロロブチルゴムは約1
1〜約1,35重量%の塩素、および 、5〜2モルチ
の不飽和を含む。
本発明の加硫系により加硫したクロロブチルゴムコンパ
ウンドは充填剤を含む。当業者に升られている通常の充
填剤には炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ケイ酸マ
グネシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、
ホワイチング、熱分解法シリカ、水和シリカ、硫酸バリ
ウム、二酸化チタン、硫酸カルシウムおよびマイカが含
まれる。
カーボンブラックも使用できるが、着色のためにごく少
量用いることが好ましい。一般に充填剤は約25〜約2
00 phrの量で使用でき、50〜100 phrが
特に好ましい。
無機充填剤配合クロロブチルゴムの加硫は主としてアリ
ル性虐素との反応により進行する。加硫剤のほかに硬化
剤、たとえば酸化亜鉛を用いることが好ましい。酸化亜
鉛のほかに元素の周期表IA族およびl−,4族の金属
の他の酸化物、水酸化物および炭酸塩も使用できる。酸
化亜鉛または他の硬化剤は一般に約2〜約20 phr
の童で存在する。好ましくは硬化剤は酸化亜鉛であり、
加硫性組成物中に約3〜約7 phrの範囲で存在する
ゴムは、ゴムと本発明の加硫剤以外のすべての目的成分
を密に混合しうる℃・ずれかの望ましい方法で、たとえ
ばバンバリーミキサ−または二本ロル型異速度ミルによ
りブレンドし、次いで本発明の加硫剤をいずれかの希望
する様式で、たとえばブレンド済み成分および加硫剤を
通常のゴム用ロール機で単に混練するたけてフレンド済
み成分に含有させるか、またはこれと混合することによ
り調製できる。好ましくは、混練は50〜90℃で行わ
れる。加硫剤とポリマーを混合するための他の方法は当
業者に明らかであろう。
加硫または架橋は水分がゴム表面と接触する直接蒸気加
硫法により行われる。直接蒸気加硫は一般に、製品を蒸
気オートクレーブ中の開放トレに入れることにより、加
硫性材料の製品を加圧することを伴5゜加硫の温度によ
び時間は当業者に周知の範囲内にあり、約138〜17
7℃(280〜約350’F)の温度において約20分
間ないし数時間であろう。加硫および架橋の速度を測定
する簡便な方法は振動ディスクレオメータ−などのキュ
ロメーター(ClLrOmeter)によるものである
加硫温度において得たレオメータ−曲線は誘導期間、架
橋反応経過、プラトーマたは逆転の発生、および最適加
硫に達する時点を示す。任意に、最大値△Ltnaよ)
より最高90%のトルク増加を達成するのに必要な時間
を最適加硫のための時間と設定する。ただし時には他の
チも採用される。
本発明の架橋用組成物のほかに、クロロブチルゴムはク
ロロブチル配合物中に慣用される他の成分も含有するこ
とができ、たとえばエキステンダ、顔料、安定剤、酸化
防止剤、粘着付与剤、可塑剤および軟化剤を添加するこ
とができる。
下記の例は本発明を十分に説明するために提示され、本
発明を制限するためのものではない。部はすべて、fi
−に指示しない限り重量により示す。
下記の例に用いたクロロブチルゴムコンパウンドは下記
の成分(重量部)を含有していた。
クロロブチルゴム ケイ酸アルミニウム ケイ酸マグネシウム 二暇化チタン ステアリン酸 p:prurt ポリエチレングリコール ボリエテレン マイクロクリスタリンワックス 100.00 7.00 1.50 3.00 197.00 以下の例はアルキルフェノールジスルフィド対グアニジ
ン成分の比を変化させることにより、無機充填剤配合ク
ロロブチルゴムに対する影響を調べるために行われた。
種々の量のアルキルフェノールジスルフィドおよび/ま
たはジカテコールボレートのジ−オルト−トリルグアニ
ジン塩を第1表のクロロブナルゴムコンパウンド197
部および酸化亜鉛500部とフレンドした。これらのコ
ンパウンドをl100Cr−容量のバンバリー中で均質
な混合物が得られるまで4〜6分間ブレンドした。加硫
剤の種々の蓋の各成分を第■表に示−f。
使用したアルキルフェノールジスルフィドはパルタック
(登録商標)5でめった。例2.6Rよび10で用いた
ジカテコールボレートのジ−オルトトリルグアニジン塩
はパーマラックス(登録開襟)であった。残りの例にお
けるジカテコールボレートのジ−オルト−トリルグアニ
ジン塩はパナックス(登録商標)PMLでめった。
1(対照)      1.00        02
             3.13        
 0.603             4.00  
       1.254           1.
38        0.605          
  2.00        1.005      
      3.13        1.907  
          2.25        1.2
58            2.25       
 1259             1.00   
      1.0010            1
.38         1.9011、50    
     1.25下記の第■表には上記11種のコン
パウンドそれぞれから製造したホース試料より得た物理
的特性を挙げる。スコーチはASTM  D1646に
従って測定された。比重はASTM  D297に従っ
て測定された。引張り、伸びによびモジュラスはAST
M  D412に従りて測定された。硬度はASTM 
 D2240 Vc従って測定された。引裂きはAST
M  D624に従って測定された。
引張り、伸び、モジュラス、直径、およびダイC引裂き
は約150℃(302”F)で40および60分間の硬
化において測定された。ホース試料は厚さ約2.3 v
an (,090イ/テ)のシート素材から製造された
。試験片を鋼製マンドレルに施し、2枚の50%オーバ
ーラツプナイロン硬化テープで包んだ。加硫は約150
℃(302下)に保持したオートクレーブ中で水蒸気に
より行われた。
例   12〜19 以下の例は他のアルキルフェノールジスルフィドおよび
グアニジン類を加硫剤として使用し5ることにつき証明
するために行われた。種々の量のアルキルフェノールジ
スルフィドおよびグアニジン類を第1表のクロロブチル
ゴムコンパウンド197部、酸化亜鉛500部、および
酸化マグネシウム、25部とフレンドした。アルキルフ
エノルジスルフイドはパルタックス(登録商標)2.3
.4.5.7および710であった。グアニジン類はパ
ナックス(登録商標)PML、シーオルト−トリルグア
ニジン(DOTG)Sよびジフェニルグアニジン(DP
G)でらった。種々の量の各成分を下記の第■表に挙げ
る。
第■斗 パナックスPML パルタック2 パルタック3 パルタック4 パルタック5 ノ(ルタ ツク 7 パルタック710 DPG 1)OTG 2.00 1.00 2.00 2.00 1゜ 2.00 2.00 2.00 1.00 下記の第7表には例1〜11に記載した方法により例1
2〜19の化合物から製造したホース試料について得た
物理的特性を挙げる。物理的特性は例1〜11に記載し
たと同じ方法で迎]足された。
例 第Vら スコーチ、MS7250F 最小 /’<20 引張り 40分 @302下(150°C) 60分@302”F(150°C) 60分 @302下(150°C) 60分 @302下(150°C) =567− 第 ■ 表 (続) スコーチ、MS7250F 最小 引張り 40分 60分 @302下(150°C) 0302″F(150℃) 極限伸び% 40分@302”F(150°C) 60分 @302下(150°C) 300%モジュラス 40分 @302下(150°C9 60分 @302下(150°C) ショアー硬度 40分@302°F(150’C;) 60分 @302下(150°C) 第■表のデータから分かるよ5に、アルキルフェノール
ジスルフィドのみを用いた場合(例1参照)、約150
℃(302下)で40分後に加硫されていなかった。こ
れに対し本発明の加硫剤を含有する無機充填剤配合クロ
ロブチルゴムコンパウンド(例2〜19参照)は40分
後に加硫されて種々の望ましい物理的特性を示した。こ
れらの例の試料はすべて50分後には加硫された。引張
り値に関しては比較的低い加硫剤各成分濃度に2いて最
高値が達成された。引張り効果と同様に、各成分が比較
的低い水準である状態で伸びが最大となった。300%
モジュラス値は比較的高い両成分濃度において最高とな
り、ショアーA値は成分濃度の上昇と共に増大した。
(発明の効果) 本発明の加硫系は産業界における長年来の要望を満たす
であろう。産業界では無機充填列配ロロブテルコンパウ
ンドが水蒸気の存在下で硫されにくいという事実が以前
から認識された。本発明はこの問題に対する解決策を提
供する。
さらにこの加硫系はそれを通して搬送される材料にほと
んど味または臭気を与えないホースなどの製品の製造を
可能にする。これは食品および飲料工業を対象とする用
途にとって特に重要である。
本発明の加硫性組成物はタイヤインナーライナタイヤサ
イドウオール、コンベヤーベルと、動力伝達用ベルと、
電線絶縁材料、シートおよび屋根材料に成形することも
できる。
本発明の特色、利点、および他の詳細な形態は当業者に
自明である。本発明の特定の形態についてかなり詳細に
述べたが、特許請求の範囲に記載した本発明の範囲から
逸脱することなく、これらの形態を変更および修正する
ことができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)クロロブチルゴムを、アルキルフェノールジ
    スルフィド、ならびにジフェニルグアニジン、ジ−オル
    ト−トリルグアニジン、トリフェニルグアニジン、およ
    びジカテコールボレートのジ−オルト−トリルグアニジ
    ン塩よりなる群から選ばれるグアニジン化合物の混合物
    からなる加硫剤と混合し、 (b)得られた混合物を加硫することよりなる、クロロ
    ブチルゴムの加硫法。 2、加硫剤がアルキルフェノールジスルフィドおよびジ
    カテコールボレートのジ−オルト−トリルグアニジン塩
    からなる、請求項第1項に記載の方法。 3、クロロブチルゴムおよび加硫剤の混合物がさらに酸
    化亜鉛を含有する、請求項第1項に記載の方法。 4、加硫剤がアルキルフェノールジスルフィド約0.2
    5〜約10phrおよびグアニジン化合物約0.25〜
    約10phrからなる、請求項第1項に記載の方法。 5、加硫剤がアルキルフェノールジスルフィド約1〜約
    5phrおよびグアニジン化合物約1〜約5phrから
    なる、請求項第4項に記載の方法。 6、酸化亜鉛が混合物中に約2〜約20phrの量で存
    在する、請求項第3項に記載の方法。 7、酸化亜鉛が混合物中に約3〜約7phrの量で存在
    する、請求項第3項に記載の方法。 8、クロロブチルゴムが水蒸気の存在下で架橋される、
    請求項第1項に記載の方法。 9、アルキルフェノールジスルフィドが約16〜約28
    %のイオウを含有し、約1.00〜約1.42の比重を
    有する、請求項第1項に記載の方法。 10、アルキルフェノールジスルフィドが約1.34〜
    約1.42の比重を有する、請求項第1項に記載の方法
    。 11、ジカテコールボレートのジ−オルト−トリルグア
    ニジン塩が約1.20〜約1.25の比重、約165℃
    の融点、および約467の分子量を有する、請求項第2
    項に記載の方法。 12、混合物がさらに充填剤を含有する、請求項第1項
    に記載の方法。 13、充填剤が炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ケ
    イ酸マグネシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸アルミニ
    ウム、ホワイチング、熱分解法シリカ、水和シリカ、硫
    酸バリウム、硫酸カルシウム、二酸化チタンおよびマイ
    カよりなる群から選ばれる、請求項第12項に記載の方
    法。 14、クロロブチルゴムと、アルキルフェノールジスル
    フィド、ならびにジフェニルグアニジン、ジ−オルト−
    トリルグアニジン、トリフェニルグアニジン、およびジ
    カテコールボレートのジ−オルト−トリルグアニジン塩
    よりなる群から選ばれるグアニジン化合物の混合物から
    なる加硫剤とのブレンドからなる加硫性組成物。 15、加硫剤がアルキルフェノールジスルフィドおよび
    ジカテコールボレートのジ−オルト−トリルグアニジン
    塩からなる、請求項第14項に記載の加硫性組成物。 16、クロロブチルゴムおよび加硫剤の混合物がさらに
    酸化亜鉛を含有する、請求項第14項に記載の加硫性組
    成物。 17、加硫剤がアルキルフェノールジスルフィド約0.
    25〜約10phrおよびグアニジン化合物約0.25
    〜約10phrからなる、請求項第14項に記載の加硫
    性組成物。18、加硫剤がアルキルフェノールジスルフ
    ィド約1〜約5phrおよびグアニジン化合物約1〜約
    5phrからなる、請求項第17項に記載の加硫性組成
    物。 19、酸化亜鉛が混合物中に約2〜約20phrの量で
    存在する、請求項第16項に記載の加硫性組成物。 20、酸化亜鉛が混合物中に約3〜約7phrの量で存
    在する、請求項第16項に記載の加硫性組成物。 21、クロロブチルゴムが水蒸気の存在下で架橋される
    、請求項第14項に記載の加硫性組成物。 22、アルキルフェノールジスルフィドが約16〜約2
    8%のイオウを含有し、約1.00〜約1.42の比重
    を有する、請求項第14項に記載の加硫性組成物。 23、アルキルフェノールジスルフィドが約1.34〜
    約1.42の比重を有する、請求項第14項に記載の加
    硫性組成物。 24、ジカテコールボレートのジ−オルト−トリルグア
    ニジン塩が約1.20〜約1.25の比重、約165℃
    の融点、および約467の分子量を有する、請求項第1
    5項に記載の組成物。 25、加硫性組成物がさらに充填剤を含有する、請求項
    第14項に記載の加硫性組成物。26、充填剤が炭酸カ
    ルシウム、炭酸マグネシウム、ケイ酸マグネシウム、ケ
    イ酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ホワイチング、
    熱分解法シリカ、水和シリカ、硫酸バリウム、硫酸カル
    シウム、二酸化チタンおよびマイカより成る群から選ば
    れる、請求項第25項に記載の加硫性組成物。 27、クロロブチルゴム、ならびにアルキルフェノール
    ジスルフィド、ならびにジフェニルグアニジン、ジ−オ
    ルト−トリルグアニジン、トリフェニルグアニジン、お
    よびジカテコールボレートのジ−オルト−トリルグアニ
    ジン塩よりなる群から選ばれるグアニジン化合物の混合
    物からなる加硫剤のブレンドを加硫することにより製造
    される製品よりなる加硫ゴム。 28、加硫剤がアルキルフェノールジスルフィドおよび
    ジカテコールボレートのジ−オルト−トリルグアニジン
    塩からなる、請求項第27項に記載の加硫ゴム。 29、クロロブチルゴムおよび加硫剤の混合物がさらに
    酸化亜鉛を含有する、請求項第27項に記載の加硫ゴム
    。 30、加硫剤がアルキルフェノールジスルフィド約0.
    25〜約10phrおよびグアニジン化合物約0.25
    〜約10phrからなる、請求項第27項に記載の加硫
    ゴム。 31、加硫剤がアルキルフェノールジスルフィド約1〜
    約5phrおよびグアニジン化合物約1〜約5phrか
    らなる、請求項第30項に記載の加硫ゴム。 32、酸化亜鉛が混合物中に約2〜約20phrの量で
    存在する、請求項第29項に記載の加硫ゴム。 33、酸化亜鉛が混合物中に約3〜約7phrの量で存
    在する、請求項第29項に記載の加硫ゴム。 34、クロロブチルゴムが水蒸気の存在下で架橋される
    、請求項第27項に記載の加硫ゴム。 35、アルキルフェノールジスルフィドが約16〜約2
    8%のイオウを含有し、約1.00〜約1.42の比重
    を有する、請求項第27項に記載の加硫ゴム。 36、アルキルフェノールジスルフィドが約1.34〜
    約1.42の比重を有する、請求項第27項に記載の加
    硫ゴム。 37、ジカテコールボレートのジ−オルト−トリルグア
    ニジン塩が約1.20〜約1.25の比重、約165℃
    の融点、および約467の分子量を有する、請求項第2
    8項に記載の加硫ゴム。 38、加硫化組成物がさらに充填剤を含有する、請求項
    第27項に記載の加硫ゴム。 39、充填剤が炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ケ
    イ酸マグネシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸アルミニ
    ウム、ホワイチング、熱分解法シリカ、水和シリカ、硫
    酸バリウム、硫酸カルシウム、二酸化チタンおよびマイ
    カよりなる群から選ばれる、請求項第38項に記載の加
    硫ゴム。
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