JPH0288500A - 化合物半導体単結晶の製造方法 - Google Patents

化合物半導体単結晶の製造方法

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JPH0288500A
JPH0288500A JP23981488A JP23981488A JPH0288500A JP H0288500 A JPH0288500 A JP H0288500A JP 23981488 A JP23981488 A JP 23981488A JP 23981488 A JP23981488 A JP 23981488A JP H0288500 A JPH0288500 A JP H0288500A
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JP
Japan
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tellurium
crystal
cadmium telluride
induction heating
frequency induction
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JP23981488A
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English (en)
Inventor
Hideaki Onabe
秀明 尾鍋
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TOKYO DENSHI YAKIN KENKYUSHO KK
Original Assignee
TOKYO DENSHI YAKIN KENKYUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野】 本発明は、放射線、界外線等の検出器、薄膜用基板、フ
ィルター、レンズ又は医療用ガンマ−カメラ等に使用さ
れるテルル化カドミウム等の化合物産/9体1l結晶の
製造方法に関寸る6のである。
(従来技Vli ) 従来、この種の検出器又は検出素子等に使用される7ル
ル化カドミウム結晶を製造スる方法としては、第6〜7
図に示したものが周知である。第6図は炉内温度の分布
を示すものであり、所定の容器例えば石英アンプル1に
適量のテルル化カドミウム素材2を収納し、該容器を炉
内にJ3いて外部から加熱すると共に、所定の速度で引
き下げ、炉内に設定した所定の温度分布の高温部分を通
過させ、所謂溶解帯移動法( T I−I M >によ
り製造されていた。そして、第7図に示したように、加
熱によってテルル溶解帯3を形成し、これを順次低い温
度領域に移動させ結晶成長させて析出テルル化カドミウ
ム結晶4が形成されるのである。
【発明が解決しようとする課題1 約2従来例における製造方法では、炉内にJjいて石英
アンプル1を外部から加熱乃るにうにしたものであるた
め、溶解帯移動法によってテルル化カドミウム結晶を製
造する場合に、外側のテルル溶解帯3が早く溶解し、イ
の熱が順次内側に伝達されて中心部のテルル溶媒を溶解
Jるものであり、その熱の伝達が内部にまで充分に行わ
れないと、テルル化カドミウム素材2の溶解が不充分と
なり、従って小口径〈20Φ以下)の結晶しか得られず
、大口径の単結晶のものは得られないぽかりでなく天吊
生産がでさないと八う課題を有していた。
又、炉内の温度分布において勾配が急峻で高温な部分を
形成しなければならないので、炉内の温度制御が非常に
困難であるばかりでなく、しばしば溶媒のテルルが金属
粒のまま析出してしまい、検出器、フィルター、レンズ
又は検出素子として使用できないなどの課題も有してい
る。
[課題を解決づるための手段] 前記従来例の課題を解決づる具体的1段どして木弁明は
、微量の塩素を含むフルルを溶媒とし、テルル化カドミ
ウム素材を高周波誘導加熱に上って溶解し、種結晶を用
いると共に溶解帯移動法を用いてテルル化カドミウム結
晶を成長させることを特徴とする化合物半導体結晶の製
造方法を提供1Jるものであり、同時に高周波誘導加熱
によって結晶成長と、結晶成長後のならし加熱とを行う
ようにし、更に高周波誘導加熱による結晶成長の温度は
略600〜1000℃、結晶成長速肛3〜20mm/ 
24 hで引き下げることによって、各種検出器及び検
出束子として使用できる良質な大口径のテルル化カドミ
「クム結晶を効率良く製造でることができるのである。
【実施例1 次に本発明を図示の実施例により史に詳しく説明すると
、第1図及び第2図に示した第1実施例において、竪型
の類11内に高周波誘導加熱コイル12を配設し、該高
周波誘導加熱コイル内を引き下げられる石英アンプル1
3内に所定間のテルル化カドミウム木材14と所定巾の
7°ルル15を収納づる。
この場合のフルル15の吊は前記高周波誘導加熱コイル
12′C−充分溶解できる程度(高さ範囲)とし、且つ
該テルル15には微量の塩素を添加して含ませると共に
、1111記アンプル13の底部には種結晶1Gを予め
収納しである。
前記高周波誘導加熱コイル12は通電ににす、その内部
を通過する石英アンプル13内のiキル15を誘導電流
によって略600〜1000℃、好ましくは700〜8
00℃に加熱して、部分的なテルル15の溶解帯を形成
する。この場合に、テルル15自体が熱源となるため1
、石英アンプル13の口径を大きくしても、溶解ムラが
なくしかも高周波誘導加熱コイル12と対面している部
分だけ、部分的な加熱ができ、石英アンプル13内に収
納したテルル15及びデルル化力ドウミウム索材14の
一部のみを溶解でき、テルル化カドミウム素材14が溶
解してテルル15の溶解帯内に所定ffi溶は込むので
ある。
そしてテルル15の溶解帯は高周波誘S電流の渦電流に
よって撹拌されるため、その後の成長結晶が全体に頁っ
て均質なしのどなるのである。
前記高周波誘導加熱コイル12内を通って引き下げられ
る石英アンプル13の速度は、3〜20ym/24 h
 、好ましくは5〜10tum/ 24 t+であり、
前記テルル15の溶解帯がその速I工で前記、1周波誘
導加熱コイル12内を通過後に、順次下方部分から前記
種結晶16をベースどしで、前記速度でテルル化カドミ
ウム結晶17が順次成長し、単結晶として析出形成され
るのである。
このように形成されたテルル化カドミウム結晶を用いて
例えば゛検出素子を形成し、パルスハイドアブライザー
(波高分析器)によりγ線の分解能を調べた。その結束
を第3図に示しである。同図は上記化合物半導体結晶の
γ線スペクトルを示1ものであり、同図の横軸が1ネル
ギーであり、縦軸が強度であって、同図から明らかなよ
うに、チャンネルで252.6がピークであり、半値巾
(F Wtl M )が27.2であり、γ線の分解能
が略11 L:/であることが明らかにされている。そ
して、分解能15%以下が要求される医療用ガンマ−カ
メラに使用できる良質のテルル化カドミウム結晶となっ
ていることが立証されているのである。
第4〜5図に示した第2実施例においては、類11内に
おいて複g!i個の高周波誘導加熱コイル12a。
12bを所定の間隔をもって上下に配設しである。
そして、これらの高周波誘4加熱コイル内を引き下げら
れる石英アンプル13は前記第1実施例よりも僅かに長
く形成し、その内部にはに1記同様に所定量のテルル化
カドミウム素材14と所定量のテルル15を収納する。
この場合のフルル15の吊は前記高周波誘導加熱コイル
12aで充分溶解できる程度(乙さ範囲)とし、且つ該
テルル15には微出の塩素を添加して含ませると共に、
前記アンプル13の底部には種結晶1Gを予め収納して
置くことも前記実施例と同様である。。
そして、前記実施例と同様に、前記高周波誘導加熱コイ
ル12a、12bに通電し、その内部を通過づる石英ア
ンプル13内のテルル15を誘′4電流によって加熱し
て、部分的なテルル15の溶解帯を形成ブる。この場合
に、まず上部の加熱コイル12aによってテルル15が
加熱され、該加熱コイル12aと対面している部分だけ
が部分的に加熱され、石英アンプル13内に収納したフ
ルル15及びテルル他力ドウミウム素材14の一部のみ
を溶解し、前記種結晶16に連続させて順次結晶成長さ
せ、テルル他力ドウミウム結晶17を析出させるのであ
る。
石英アンプル13が順次所定の速度で引き下げられ、下
部の高周波誘導加熱コイル12bを通過づる際に、前記
iルル化力ドウミウム結晶17が117度加熱されて謂
ゆるならし作用を受けるのである。この場合の加熱コイ
ル12bの温度は前記上部の加熱コイル12aよりも低
い温度で加熱し、結晶成長の仕上Cjを行うのである。
又、下部の加熱コイル12bも上部の加熱コイル12a
と同様の温度で加熱するようにし、再度溶解帯15aを
形成させて再結晶させるようにしても良い。この場合に
は、前記のテルル他力ドウミウム結晶17が溶解して再
結晶となるので、溶解した際に更に成分の均等化が図れ
、質の良い単結晶が青られるのである。つまり、前記の
ならしのための再加熱ど路間しことである。
(発明の効果1 以上説明したように本発明に係る化合物半々体11i拮
品の製造方法は、y1吊の塩素を含むテルルを溶媒とし
、テルル 加熱によって溶解し、種結晶を用いると共に溶解帯移動
法を用いてi°ルル化カドミウlい結晶を成長させるよ
うにしたので、特に高周波誘導加熱によってテルルを溶
媒とし、テルル化カドミウム素材を溶解覆るようにした
ことにより、必要な範囲を部分的に加熱溶解させること
ができ、しかもテルル自体が熱源となるので、口径を大
きくしても内部の溶解が均一に行われ、種結晶上に連続
して結晶成長がなされ、それによって口径の大きなiル
ル化ノノドミウム単結晶が能率良<19られると云う優
れた効果を奏1°る。
又、高周波誘導加熱によって結晶成長と、結晶成長後の
ならし加熱とを連続して行うので、質の高い口径の大き
なテルル化カドミウム単結晶が得られると云う優れた効
果も奏する。
更に、高周波誘導加熱によってテルルを溶媒とし、テル
ル化カドミウム素材を溶解覆るので、テルルの溶解帯を
高周波誘導加熱による渦電流で攪拌でることになり、溶
解帯が均質になって析出したテルル化カドミウム単結晶
の品質が良好で、種々の検出器、フィルター、レンズ等
に利用できるばかりでなく、特にγ線の分解能に優れ、
医療用ガンマ−カメラに使用すれば安定したものとなる
等の種々の優れた効果も奏づる。
更に、高周波誘導加熱手段を用いることにより、炉内に
おいて部分的な加熱帯を形成でき、急峻な温度帯域の管
理が極めて容易に行えるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例に係る方法を実施する溶解
炉の略図、第2図は同方法によるテルル素材の溶解及び
結晶成長を示1略図、第3図は同方法に上って得られた
テルル化カドミウム結晶のγ線の分解能を示ずγ線スペ
クトル図、第4図は本発明の第2実施例の方法を実/l
!フる溶解炉の略図、第5図は同方法によるテルル素材
の溶解及び結晶成長を示V略図、第6図は従来例の方法
を略示的に示した説明図、第7図は同従来例によるテル
ルAuの溶解及び結晶成長を示づ略図である。 11・・・・・・炉 12.12a、12b・・・・・・高周波誘導加熱コイ
ル13・・・・・・石英アンプル 1を・・・・・iルル化カドミウム素材15・・・・・
・テ ル ル 15a・・・・・・溶解帯 16・・・・・・種  結  晶

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)微量の塩素を含むテルルを溶媒とし、テルル化カ
    ドミウム素材を高周波誘導加熱によって溶解し、種結晶
    を用いると共に溶解帯移動法を用いてテルル化カドミウ
    ム結晶を成長させることを特徴とする化合物半導体単結
    晶の製造方法。
  2. (2)高周波誘導加熱によって結晶成長と、結晶成長後
    のならし加熱とを行うことを特徴とする前記請求項(1
    )記載の化合物半導体単結晶の製造方法。
  3. (3)高周波誘導加熱による結晶成長の温度は略600
    〜1000℃、結晶成長速度3〜20mm/24hで引
    き下げることを特徴とする前記請求項(1)記載の化合
    物半導体単結晶の製造方法。
  4. (4)テルル溶解帯を高周波誘導加熱による渦電流で攪
    拌させることを特徴とする前記請求項(1)記載の化合
    物半導体単結晶の製造方法。
JP23981488A 1988-09-27 1988-09-27 化合物半導体単結晶の製造方法 Pending JPH0288500A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018129962A1 (zh) * 2017-01-12 2018-07-19 山东大学 碲酸盐晶体及其生长方法与应用

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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