JPH0288130A - ナットランナコントロールシステム - Google Patents

ナットランナコントロールシステム

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JPH0288130A
JPH0288130A JP23859288A JP23859288A JPH0288130A JP H0288130 A JPH0288130 A JP H0288130A JP 23859288 A JP23859288 A JP 23859288A JP 23859288 A JP23859288 A JP 23859288A JP H0288130 A JPH0288130 A JP H0288130A
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JP
Japan
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nut runner
nut
controller
torque
tightening
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Application number
JP23859288A
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English (en)
Inventor
Akira Takeshima
竹嶋 彰
Akihiko Takahashi
昭彦 高橋
Shigeo Kobayashi
茂男 小林
Yasuto Watanabe
康人 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はナツトランナコントロールシステムに関し、−
層詳細には、複数のナツトランナの回転駆動を一括して
コントロールする際、マスターコントローラにおいて各
ナツトランナの駆動条件の設定、変更を行い、サブコン
トローラを介して夫々のナツトランナを駆動制御する一
方、各ナンドランナの動作状態をサブコントローラを介
して前記マスタコントローラにより常時監視するよう構
成したナツトランナコントロールシステムに関する。
[発明の背景] 近来、作業能率の向上や省力化の要求から自動車等の組
立の自動化が進んでおり、例えば、ボルト、ナンド等の
ねじ部品の締付工程の自動化もナツトランナを用いたシ
ステムにより可能になっている。
この場合、特開昭第58−66672号に開示されたシ
ステムでは複数のナツトランナを用いてねじ締付をする
際、締付トルクのばらつきを防止するため所定のねじ締
付トルク値より小さい仮締付トルク値をトルク設定子役
に予め設定しておき、各す7)ランナの締付トルク値が
仮締付トルク値に達した時点で一旦ナットランナを停止
させ、所定時間経過後に所定の締付トルク値まで締め付
けるようにしている。然しなから、このシステムでは仮
締付トルクの設定値を変更する際、各トルク設定手段に
設定された仮締付トルク値を各ナツトランナ毎に変更し
なければならず、ナツトランナの駆動条件の設定、変更
作業が極めて煩わしいものとなっている。
一方、このようなシステムでは各ナツトランナによる締
付状態、ナツトランナの動作状態等を把握し、トラブル
発生の防止、あるいはトラブル発生時における修復作業
の迅速化が図れることが望ましい。例えば、特開昭第5
5−18349号に開示されたシステムでは、ナツトラ
ンナによる締付工程の開始から締付トルクが所定のトル
クに達成するまでの時間を計測することで締付状態の適
否を判定するように構成している。然しなから、この場
合、締付状態の適否の判定はナツトランナ自体およびそ
の付帯設備が正常に稼動していることを前提になされる
ものであり、ナツトランナ自体およびその付帯設備の故
障に起因する締付不良の判定は出来ない。従って、締付
不良の判定がなされた際、原因を正確に突き止めること
が出来ず、生産ラインにおいて多数のナツトランナを稼
動する際に大きな障害となっている。
[発明の目的] 本発明は前記の不都合を克服するためになされたもので
あって、マスタコントローラにおいて複数のナツトラン
ナの駆動条件の設定、変更等を一括して行い、サブコン
トローラを介して夫々のナツトランナを駆動制御する一
方、各ナツトランナの動作状態を前記マスタコントロー
ラにより常時監視することにより、作業性を著しく向上
させ、しかも、トラブル発生の防止、あるいはトラブル
発生時における修復作業の迅速化を図ることの出来るナ
ツトランナコントロールシステムを提供することを目的
とする。
[目的を達成するための手段] 前記の目的を達成するために、本発明は複数のナツトラ
ンナと、各ナツトランナに接続され各ナツトランナを駆
動制御する複数のサブコントローラと、各サブコントロ
ーラが接続され各ナツトランナの駆動条件の設定、変更
を行う一方、各ナツトランナの動作状態を前記サブコン
トローラを介して受信するマスタコントローラとから構
成することを特徴とする。
[実施態様コ 次に、本発明に係るナツトランナコントロールシステム
について好適な実施態様を挙げ、添付の図面を参照しな
がら以下詳細に説明する。
第1図は本実施熊隨に係るナツトランナコントロールシ
ステム10の全体構成を示す。このナツトランナコント
ロールシステム1oは、基本的に、シーケンサ12とマ
スタコントローラ14とデータ設定表示装置16(以下
、UCPという)と複数のサブコントローラ18と複数
のナツトランナ20とから構成される。この場合、マス
タコントローラ14には複数のサブコントローラ18が
並列に接続される。
シーケンサ12は各ナツトランナ2oの動作指令信号、
例えば、スタート信号、リセット信号、手動締付信号、
手動緩め信号、インクロック信号を前記マスタコントロ
ーラ14へ出力すると共に、サブコントローラ18にナ
ツトランナ20を動作制御するための信号、例えば、回
転除外信号、回転保持信号、着座信号等を出力する。マ
スタコントローラ14には各ナツトランナ20を駆動制
御する複数のサブコントローラ18が並列に接続される
と共に、締付手順プログラム、締付トルク値の設定、変
更、締付OK/NG、締付データのモニタ等に使用する
UCP16が接続される。
ここで、マスタコントローラ14は、第2図に示すよう
に、CP U14 aと、UCP16およびマスタコン
トローラ14間でシリアルデータの授受を行う5ro1
4bと、各サブコントローラ18およびマスタコントロ
ーラ14間でシリアルデータの授受を行う5ro14c
と、シーケンサ12およびマスタコントローラ14間で
パラレルデータの授受を行うPIO14dと、UCP1
6によって設定され各サブコントローラ18を介して各
ナツトランナ20の動作制御を行う制御プログラム、各
ナツトランナ20のインクロック状態のデータ等を格納
するメモi丹4eとから基本的に構成される。なお、マ
スタコントローラ14より前記シーケンサ12にはPI
O14dを介して各ナツトランナ20のレディ信号、ア
ラーム信号、OK倍信号NGG信号インクロック信号等
が出力される。
サブコントローラ18はコントローラ18aとナツトラ
ンナ駆動用ドライバ18bとを含み、夫々ナツトランナ
20に接続されている。この場合、前記マスタコントロ
ーラ14にはサブコントローラ18よりナツトランナ2
0によるねじ部品の締付良否判定信号であるO K /
 N G信号、インクロック信号等が出力される。また
、サブコン)ローラ18にはナツトランナ駆動用の電源
22(以下モータ電源とする)と、ナツトランナの回転
速度を切り換えるためのソレノイド用電源24(以下、
ソレノイド電源とする)とが接続される。
なお、ナツトランナ20は駆動源であるDCブラシレス
サーボモータ20aと、ソレノイド部20bと、トルク
検出部20Cと、出力軸20dとから構成される。この
場合、DCブラシレスサーボモータ20aには回転数を
検出するためのパルスジェネレータPGが取着されてお
り、このパルスジェネレータPGからのパルス信号はサ
ブコントローラ18におけるナツトランナ駆動用ドライ
バ18bに取り込まれる。ソレノイド部20bは図示し
ない変速器を制御することで出力軸20dの回転速度を
複数段階に切り換えるソレノイド26を有する。また、
トルク検出部20Cは出力軸20dの歪状態を歪ゲージ
28aにより検出し、その検出値をロークリトランス2
8bを介してコントローラ18Hに供給する。
ここで、サブコントローラ18を構成するコントローラ
18aはナツトランナ20の動作制御を行うCP U3
0と、ナツトランナ20の締付トルク、モータ回転数、
モータ電流等のモニタ用データを保持するメモリ32と
、マスタコントローラ14の5IO14cとの間でデー
タの授受を行う51034と、シーケンサ12との間で
データの授受を行うPI○36とを含む。CP U30
はD/A変換器38を介してナツトランナ駆動用ドライ
バ18bに駆動信号を出力すると共に、マルチプレクサ
40により選択されA/D変換器42によってデジタル
信号に変換されたモニタ用データを受信しメモリ32に
格納する。この場合、マルチプレクサ40にはナツトラ
ンナ駆動用ドライバ18bよりモニタ用データである締
付トルク、モータ回転数データおよびモータ電流の各デ
ータが供給される。なお、締付トルクはトルク検出部2
0cより検出回路を介して供給されるものであり、この
検出回路は前記トルク検出部20cに対し増幅器a1を
介し搬送波電圧を供給する発振回路44と、トルク検出
部20Cからの歪信号を増幅器a2を介して受信しトル
ク信号を取り出す同期検波回路46とからなる。また、
コントローラ18aはソレノイド部20bの切換を行う
切換器48を有し、この切換器48にはソレノイド電源
24が接続されると共にPIO36が接続される。
一方、ナツトランナ駆動用ドライバ18bはサーボアン
プ50を有し、このサーボアンプ50はコントローラ1
8aからの駆動信号に従ってDCブラシレスサーボモー
タ20aを駆動制御する。なお、前記サーボアンプ50
の出力は電流センサ54によって検出され、モータ電流
データとしてコントローラ18aのマルチプレクサ40
に供給される。また、ドライバ18bはF/V変換器5
6を有し、このF/V変換器56はパルスジェネレータ
PCにより検出されるDCブラシレスサーボモータ20
Hの回転数データを電圧信号としてマルチプレクサ40
に供給する。
本実施態様に係るナツトランナコントロールシステムは
基本的には以上のように構成されるものであり、次にそ
の作用並びに効果について第3図に示す手順に従って説
明する。
先ず、UCP16を用いてナツトランナコントロールシ
ステム10のシステム構成を設定する(STPI)。例
えば、稼動すべきナツトランナ20の軸数等を設定する
。次に、稼動するナツトランナ20毎に駆動条件を設定
する(STP2)。
この場合、例えば、締付トルク上限値として設定上限ト
ルク、ナツトランナ20のDCブラシレスサーボモータ
20Hの連続回転上限時間、過電流限界値、指定回転数
に達するまでの加速時間等を設定する(第4図a参照)
次いで、稼動すべきナツトランナ20の締付に必要なデ
ータを人力する(SrF2)。例えば、最終締付トルク
であるファイナルトルク、最終締付トルクの許容下限値
であるファイナル下限トルク、中速終了トルクであるス
ナツグトルク等を設定する。また、DCブラシレスサー
ボモータ20aの連続回転限界時間、締付に要する最大
時間と最小時間、最終締付時の逆転ブレーキ回転速度、
最終締付時の逆転ブレーキ開始タイミング等を設定する
(第4図す参照)。
さらに、前記の如く種々のデータを設定した後、各ナツ
トランナ20を実際に稼動するための手順を第4図Cに
示すように設定する(SrF4)。例えば、先ず、穴通
し、ナツト取り等、締付前の空回し工程およびその回転
数と時間を設定する。次に、他のナツトランナ20や組
付等の図示しないロボットとのタイミング合わせの工程
としてインクロックを設定する。そして、′締付スター
ト時にナツト等をワーク側にスムーズに噛み合わせるた
めの低速回転工程であるソフトスタートを設定する。次
いで、前記ナツトランナ20のソレノイド部2Qbを付
勢し図示しないクラッチを高速ギヤに切り換えて出力軸
20dを高速回転させる工程およびその回転数を設定す
る。さらに、前記ナツトランナ20のソレノイド部20
bを減勢し図示しないクラッチを低速ギヤに切り換えて
スナツグトルク値に達するまで出力軸20dを中速回転
させる工程およびその回転数を設定する。次に、各ナツ
トランナ20によるナンド等の同時締付のために、ナツ
トランナ20間のタイミング合わせの工程としてインタ
ロックを設定する。そして、締付の回転数とトルクアッ
プ時に逆転ブレーキをかける工程およびその時間を設定
する。最後に、設定値に基づいて締付データを判定しU
CP16の画面上に表示すると共にシーケンサ12へ出
力する各工程を設定する。すなわち、最終締付トルクの
判定を行うか否か、また、締付時間の判定を行うか否か
、着座の判定を行うか否か等を設定する。そして、プロ
グラムの終了を人力して設定が完了する。
以上のようにして、UCP16を用いて各ナツトランナ
20毎に設定されたデータおよびプログラムはSl○1
4bを介してマスタコントローラ14のメモ1月4eに
格納されると共に、SI○14cおよび34を介してサ
ブコントローラ18のメモリ32に格納される。次いで
、シーケンサ12からスタート信号が前記マスタコント
ローラ14に出力されると、このスタート信号は各サブ
コントローラに送られサブコントローラ18により前記
プログラムの実行が開始される。
そこで、各サブコントローラ18は前記スタート信号に
基づき、先ず、ナツト取りのための空回し工程を実行す
る。すなわち、サブコントローラ18を構成するC P
 U30はメモリ32に格納されたデータおよびプログ
ラムに基づきPIO36を介し切換器48に空回しのた
めの制御信号を出力する。この場合、切換器48はナツ
トランナ20のツレメイド26に対し切換信号を出力し
、これによってソレノイド26が図示しない変速器の切
換動作を行う。次いで、CP U30はD/Δ変換器3
8を介してナツトランナ駆動用ドライバ18bを構成す
るサーボアンプ50に駆動信号を出力し、サーボアンプ
50は前記駆動信号に基づき駆動電流をDCブラシレス
サーボモータ20Hに供給する。この結果、出力軸20
dが所定の回転数で所定時間回転し、ナツト取り動作が
遂行される。
次に、前記ナツト取り動作が完了すると各サブコントロ
ーラ18はマスタコントローラ14に対しインクロック
信号を出力すると共に、ナツトランナ20の動作を待機
状態にする。なお、前記インクロック信号はマスタコン
トローラ14を構成するメモリ14eに保持される。マ
スタコントローラ14は各サブコントローラ18よりイ
ンクロック信号を受信し、すべてのサブコントローラ1
8がインタロツタ状態となったことを確認した時点でシ
ーケンサ12に対しインクロック信号を出力する。
シーケンサ12は前記インクロック信号を受信し、各ナ
ツトランナ20が次の動作に移行出来る場合にマスタコ
ントローラ14に対し前記インクロック信号に対するア
ンサ信号を出力する。マスタコントローラ14はシーケ
ンサ12よりインクロック信号に対するアンサ信号を受
信した時点においてインクロック状態で待機している全
てのサブコントローラ18に対しインクロック解除指令
を出力する。
マスタコントローラ14よりインクロック解除指令を受
信した各サブコントローラ18は、次にソフトスタート
命令を実行する。すなわち、サブコントローラ18のC
P U30は、前記の空回し工程の場合と略同様に、P
I036を介して制御信号を切換器48に出力し、これ
によってナツトランナ20のソレノイド26を介し減速
器をソフトスタート状態に切り換える。次いで、D/A
変換器38を介して指定された駆動信号をナツトランナ
駆動用ドライバ18bのサーボアンプ50に出力する。
サーボアンプ50はこの駆動信号に基づきDCブラシレ
スサーボモータ20aを駆動する。
この結果、出力軸20dが所定時間および所定回転数で
回転し、所謂、ソフトスタート動作が遂行される。これ
によって、ナツトのワークに対する螺合作業が開始され
る。
ここで、サーボアンプ50からの出力信号は電流センサ
54によって検知され、モニタ用データであるモータ電
流としてマルチプレクサ40、A/D変換器42、CP
 U30を介してコントローラ18aのメモυ32に格
納される。また、DCブラシレスサーボモータ20aの
回転数はパルスジェネレータPGにより検出され、F/
V変換器56において周波数に変換され、前記モータ電
流データの場合と同様に、モータ回転数データとしてメ
モリ32に格納される。なお、これらのモニタ用データ
はUCP16を構成するCRT等に経時的変化として表
示することが出来、作業者はこの表示に基づきナツトラ
ンナ20の動作状態を知ることが出来る。第5図aおよ
びbはモニタに表示されたモータ電流および回転数の経
時的変化の一例を示したものである。
一方、ナツトランナ20によるソフトスタートの工程が
完了するとCP [30は次にナツトランナ20に対し
高速でのナツト締付動作を実行する。
この場合、切換器48はソレノイド26を駆動し図示し
ない変速器を高速側に切り換える。そして、CP U3
0から出力される駆動信号に基づき出力軸20dが高速
で回転する。なお、この場合も同様に、電流センサ54
はモータ電流を検出してコントローラ18aに転送し、
また、パルスジェネレータPGもモータの回転数を検出
しコントローラ18に転送する。そして、作業者はこれ
らの。
データに基づきナツトランナ20の動作状態をUCP1
6において確認することが可能である。
ここで、前記DCブラシレスサーボモータ20aを高速
回転させる時にはナツトがワークに対し締付状態となる
ため、前記出力軸20dに締付時のトルクが発生する。
このトルクはトルク検出部20Cを構成する歪ゲージ2
8aにより検出され、サブコントローラ18の検出回路
に取り込まれる。すなわち、前記検出回路は発振回路4
4より搬送e、主電圧増幅器a、を介してロークリトラ
ンス28bに供給し、次いで、所定電圧を歪ゲージ28
aに印加する。この場合、歪ゲージ28aは締付時のト
ルクによる出力軸20dのねじれを検出し、ロータリト
ランス28bを介して増幅器a2に歪信号として供給す
る。この歪信号は同期検波回路46に出力され、ここで
トルク電圧として取り出される。このトルク電圧はモニ
タ用データとしてマルチプレクサ40およびA/D変換
器42を介してサブコントローラ18のメモリ32に導
入されると共に、マスタコントローラ14およびUCP
16側に導入されモニタリング等に供される。なお、第
5図CはUCP16のCRT等に前記トルク電圧を経時
的変化としてモニタリングした例を示す。
一方、前記トルク電圧はCP U30において予め設定
されたシステムパラメータであるクラッチ切換トルク(
第4図a参照)と比較される。
この場合、トルク電圧によって表される締付トルクが前
記クラッチ切換トルクに達した際、CP U30はPI
O36を介して切換器48に制御信号を出力し、ソレノ
イド26を減勢して図示しない変速器の切換を行うと共
に、ナツトランナ駆動用ドライバ18bを介してDCブ
ラシレスサーボモータ20bの減速動作を行う。この結
果、ナツトランナ20の出力軸20dは中速回転に移行
する。
この場合、前記中速回転はトルク検出部20cにおいて
検出された締付トルクが予め設定されたスナツグトルク
に達するまで継続される。
締付トルクがスナツグトルク値に到達すると、CP U
30はナツトランナ20に対し動作停止指令を出力する
と共にインクロック信号をマスタコントローラ14に出
力する。マスタコントローラ14は各サブコントローラ
18からのインクロック信号を受信しメモ1J14eに
セットする。そして、全てのサブコントローラ18より
インクロック信号を受信した際、各サブコントローラ1
Bに対し当該インクロック状態の解除指令を出力し、ナ
ツトランナ20の動作を再スタートさせる。これにより
、各ナツトランナ20はワークに対しナツトの最終締付
作業を同時に開始する。
そこで、各サブコントローラ18のCP U30はイン
タロツタ状態の解除指令に基づきナツトランナ駆動用ド
ライバt8bを介してナツトランナ20を駆動し、出力
軸20dによりナツトのワークに対する最終締付作業を
行う。この場合、CPU30はトルク検出部20Cによ
り検出された締付トルクに従って締付の良否の判定を行
う。すなわち、前記締付トルクが第4図すに示すように
設定されたファイナル上限トルクおよびファイナル下限
トルクとの間にあるか否か、最終締付時間が締付MAX
時間および締付MIN時間との間にあるか否か、ナツト
がワークに対して着座したことを検出するリミットスイ
ッチからの人力があるか否か等の判定を行う。
また、UCP16はナツトランナ20の動作中において
、通常、第6図aに示すOK/NGモニタ画面を表示し
ており、この画面に表示された各データは各サブコント
ローラ18からの締付完了信号あるいはエラーアラーム
等の信号が出力された際にリアルタイムでその内容が更
新変更される。従って、作業者は前記○に/NGモニタ
画面より各ナツトランナ20の動作状態、あるいはどの
ナツトランナ20に異常が発生したか等を即座に確認す
ることが出来る。なお、作業者は、第6図すに示すよう
に、UCP16に転送された各ナツトランナ20による
トルクデータ、回転数データ、電流データ等に基づきナ
ツトランナ20の作動状態、判定結果、エラー内容等を
一覧表として纏めてプリントアウトすることも可能であ
る。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、マスタコントローラに
おいて複数のナツトランナの駆動条件の設定、変更等を
行い、サブコントローラを介して夫々のナツトランナを
駆動制御する一方、各ナツトランナの動作状態を前記サ
ブコントローラを介してマスタコントローラ側で常時受
信する。この場合、マスタコントローラはi数のナツト
ランナを一括制御することが出来、また、各ナツトラン
ナの駆動条件の変更等に対してもマスタコントローラ側
において迅速且つ効率的に処理することが可能となる。
この結果、作業性が向上する利点が得られる。
また、サブコントローラはナツトランナからの動作状態
を常時受信して記憶しているため作業者はナツトランナ
が正常1ご動作しているか否か、あるいはねじ部品の締
付状態を異常時に即座に確認することが出来る。従って
、異常が発生した際には迅速な対応が可能となり、これ
によって不良品の発生を未然に阻止し、生産効率を向上
させることが出来る。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明した
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並び
に設計の変更が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るナットランナコントロ−ルシステ
ムの概略構成説明図、 第2図は第1図に示すシステムの一層詳細な構成説明図
、 第3図は本発明に係るナツトランナコントロールシステ
ムにおける駆動条件、動作プログラムの設定手順を示す
フローチャート、 第4図は第1図のデータ設定表示装置によるナツトラン
ナコントロールシステムの種々の駆動条件の設定例の説
明図、 第5図は第1図のデータ設定表示装置にモニタされる動
作状態のデータの説明図、 第6図は第1図のデータ設定表示装置に表示される各ナ
ツトランナの作動状態、判定結果等の説明図である。 10・・・ナツトランナコントロールシステム12・・
・シーケンサ    14・・・マスタコントローラ1
6・・・UCP       18・・・サブコントロ
ーラ20・・・ナツトランナ FIG、6 (a) IG4

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数のナットランナと、各ナットランナに接続さ
    れ各ナットランナを駆動制御する複数のサブコントロー
    ラと、各サブコントローラが接続され各ナットランナの
    駆動条件の設定、変更を行う一方、各ナットランナの動
    作状態を前記サブコントローラを介して受信するマスタ
    コントローラとから構成することを特徴とするナットラ
    ンナコントロールシステム。
JP23859288A 1988-09-21 1988-09-21 ナットランナコントロールシステム Pending JPH0288130A (ja)

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JP23859288A JPH0288130A (ja) 1988-09-21 1988-09-21 ナットランナコントロールシステム
CA 612159 CA1332970C (en) 1988-09-21 1989-09-20 Nut runner control system and method of monitoring nut runners
GB8921261A GB2225130B (en) 1988-09-21 1989-09-20 Method of monitoring nut runners
US07/872,981 US5229931A (en) 1988-09-21 1992-04-24 Nut runner control system and method of monitoring nut runners
GB9301561A GB2261750B (en) 1988-09-21 1993-01-27 Method of monitoring nut runners

Applications Claiming Priority (1)

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JP23859288A JPH0288130A (ja) 1988-09-21 1988-09-21 ナットランナコントロールシステム

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0655462A (ja) * 1992-08-10 1994-03-01 Yutani:Kk ネジ締付装置
JP2011143505A (ja) * 2010-01-14 2011-07-28 Sanyo Mach Works Ltd ナットランナ装置及びプログラマブル表示器ユニット
CN102744597A (zh) * 2011-04-22 2012-10-24 苏州启睿达自动化设备有限公司 太阳能接线盒双螺母智能拧紧设备

Cited By (3)

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