JPH0288083A - マスク - Google Patents

マスク

Info

Publication number
JPH0288083A
JPH0288083A JP63239463A JP23946388A JPH0288083A JP H0288083 A JPH0288083 A JP H0288083A JP 63239463 A JP63239463 A JP 63239463A JP 23946388 A JP23946388 A JP 23946388A JP H0288083 A JPH0288083 A JP H0288083A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fibers
state
fiber
spongelike
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63239463A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Miyasato
和宏 宮里
Tomihisa Sasaki
富久 佐々木
Yoshitake Hishi
日紫 喜剛
Yasuo Kurihara
靖夫 栗原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SASAKI KAGAKU KOGYO KK
SHINAGAWA NENRYO KK
SHINANEN NEW CERAMIC KK
TAKAMITSU KK
Shinagawa Fuel Co Ltd
Original Assignee
SASAKI KAGAKU KOGYO KK
SHINAGAWA NENRYO KK
SHINANEN NEW CERAMIC KK
TAKAMITSU KK
Shinagawa Fuel Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SASAKI KAGAKU KOGYO KK, SHINAGAWA NENRYO KK, SHINANEN NEW CERAMIC KK, TAKAMITSU KK, Shinagawa Fuel Co Ltd filed Critical SASAKI KAGAKU KOGYO KK
Priority to JP63239463A priority Critical patent/JPH0288083A/ja
Publication of JPH0288083A publication Critical patent/JPH0288083A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はマスクに関し、更に詳しくは防塵性、抗菌性、
防臭性に優れたマスクに関する。
〔従来の技術] 従来、花粉、細菌、室内外の各種塵埃が鼻やのど等の呼
吸器系に著しく悪影響を与え、これを防ぐため木綿製の
ガーゼとよばれる基材でマスクを形成することが知られ
ている。しかしながら、上記の方法では粒子径が0.1
tm以上の比較的大きい粒子は捕集できるが、エアゾル
、細菌、ウィルス等の1μm以下の微粒子の捕集は極め
て困難である。
防塵、抗菌、防臭を有するマスクとして、ガーゼ状の基
布を何枚も重ねる方法や、基布の間に活性炭や有機系抗
菌材を含浸させる方法が知られている。しかしながら、
これらの方法ではマスクとしての適当な通気性カマ阻害
され、また人体に対して安全性に問題があるなど不十分
であった。
[発明が解決しようとする課題] マスクとしての適当な通気性を有し、すなわち患苦さを
さほど感じさせず、比較的微粒子の物質をも捕集するこ
とが必要である。さらに好ましくは衛生マスクとして口
唇に直接接する基布の表面及び内部に抗菌性、防臭性を
付与し、細菌、真菌等の微生物の繁殖を抑制させる点も
重要である。
しかし、以上の各点を満足したマスクは開示されていな
い。
そこで本発明の目的は上述の如き課題を解決した衛生マ
スクを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は高吸水性樹脂を一対の基布の間に内蔵させるこ
とにより防塵性、抗菌性、防臭性を存するマスクを提供
するものである。
以下本発明について詳細に説明する。
本発明におけるマスクの基布は、装着した際に人の口腔
及び鼻部に対向する位置が適当な通気性を有するもので
あれば、その種類、形状等に特別の限定はない。例えば
、木綿、羊毛、絹、麻などの天然繊維、レーヨン、キュ
プラなどのセルロース繊維、ナイロン6、ナイロン66
などのようなポリアミド繊維、ポリエチレンテレフタレ
ートなどのようなポリエステル繊維、ポリアクリルニト
リル繊維などのようなアクリル繊維、水不溶化されたポ
リビニルアルコール繊維、セルロースアセテート繊維な
どから選ばれた少なくとも1種の繊維からなる織布、編
布、不織布およびこれらの複合体などを用いることがで
きる。
本発明において高吸水性樹脂は呼気中の水分を吸収し、
膨潤することによってその防塵効果が増大する0例えば
、繊維状に構成した高吸水性樹脂は、アクリル系の重合
物を主体とした架橋または部分架橋合成樹脂であり、ア
クリル酸アンモニウムとアクリルアマイドの共重合体や
アクリルニトリル重合体、あるいはアクリルアンモニウ
ムとアクリルアマイドの共重合体を外層とし芯にアクリ
ルニトリル重合体の二重構造の繊維、またはこれらにレ
ーヨン繊維等の吸水性の高い繊維を混合したものが推奨
される。従来の吸水性樹脂は、その形状がビーズ状、粉
末状であり、これらに接着剤等を混入して基布に付着さ
せることは、通気性が調整しにくい、取扱いが難しい等
の点から好ましくない。
繊維付着状及びスポンジ状に構成した高吸水性樹脂は、
予め繊維状及びスポンジ状に成形した基体に吸水性ポリ
マーを担持させたものである。該基体としては木材パル
プ、レーヨン、木綿その構成ポリエステル等の合成繊維
製不織布地のセルロース系繊維あるいはポリエステル系
繊維の様な吸収性繊維を使用するのが好ましい。しかし
他の種類の繊維、例えばポリエチレン、ポリプロピレン
、ポリスチレン、ポリアミド、ポリビニルアルコール、
ポリアクリロニトリル、ポリウレタン等の繊維を含ませ
ても良い。
基体の形状としては短繊維、長繊維、ウェブ、抄紙シー
ト、不織布、糸、編織物等の繊維状のものやゆる(成形
したバット等のスポンジ状のものが好ましい。
吸水性ポリマーはアクリル酸およびアクリル酸塩を単独
または混合して調製したモノマーの水溶液を前記不織布
等の基体に含浸、噴霧、浴処理、泡処理等の方法で付着
した後、重合させることによって得られる。
前記モノマーの水溶液には、吸水性能を向上させるため
の架橋剤や添加剤を加えることも可能である。架橋剤と
しては、メチレンビスアクリルアミド、エチレングリコ
ールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコール
ジ(メタ)アクリレート等の多官能性のエチレン性不飽
和モノマーや、エチレングリコールジグリシジルエーテ
ル、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル等の
ポリグリシジルエーテル、グリセリン、ペンタエリスト
ール等のポリオール、およびエチレンジアミン等のポリ
アミンなど、アクリル酸、官能基と反応し得る2個以上
の官能基を有する水溶性の化合物等を使用できる。そし
て、不織布に担持したモノマーを重合させるには、ラジ
カル重合開始剤を予め添加したモノマー水性溶液との何
れか一方を不織布に施した後、他方を不織布に施し、そ
の後に開始剤を分解させたりすることによって実施され
る。重合が終了した後、必要に応じて不織布を洗浄し、
熱風やマイクロ波によって乾燥されて、繊維付着状およ
びスポンジ状に構成した高吸水性樹脂層が製造される。
本発明において高吸水性樹脂をマスクに通用する方法と
しては通気性を考慮して繊維状、繊維付着状およびスポ
ンジ状に構成したものを用いることが好ましい。
市販されている繊維状の高吸水性樹脂としては具体的に
は、日本エクスラン工業・ランシールF等がある。これ
はアクリル繊維内芯とアクリル酸塩系共重合体外層との
複合繊維である。
本発明において「ゼオライト」としては、天然ゼオライ
ト及び合成ゼオライトのいずれも用いることができる。
ゼオライトは、一般に三次元骨格構造を存するアルミノ
ケイ酸塩であり、一般弐としてXMz/no−AIzO
s  ・YSiOg  ・ZHtOで表示される。
ここでMはイオン交換可能なイオンを表し通常はl又は
2価の金属のイオンである。nは(金属)イオンの原子
価である。X及びYはそれぞれの金属酸化物、シリカ係
数、Zは結晶水の数を表示している。ゼオライトの具体
的例としては例えば、A−型ゼオライド、X−型ゼオラ
イド、Y−型ゼオライド、T−型ゼオライド、高シリカ
ゼオライト、ソーダライト、モルデナイト、アナルサイ
ム、クリノプチロライト、チャバサイト、エリオナイト
等を挙げることができる。ただしこれらに限定されるも
のではない、これら例示ゼオライトのイオン交換容量は
、A−型ゼオライド7n+eq/g−X−型ゼオライド
6.4meq/g、 Y−型ゼオライド5meq/g。
T−型ゼオライド3.4meq/g、ソーダライト11
.5meq/g 、モルデナイト2.6meq/g、ア
ナルサイム5meq/g、クリノプチロライト2.6+
eq/g、チャバサイト5meq/g、エリオナイト3
.8meq/gであり、抗菌性金属イオンでイオン交換
するに十分の容量を存している。
本発明で用いる抗菌性ゼオライトは、上記ゼオライト中
のイオン交換可能なイオン、例えばナトリウムイオン、
カルシウムイオン、カリウムイオン、マグネシウムイオ
ン、鉄イオン等のその一部又は全部を抗菌性金属イオン
で置換したものである。抗菌性金属イオンの例としては
、銀、銅又は亜鉛のイオンを挙げることができる。
抗菌性の点から、上記抗菌性金属イオンは、ゼオライト
中に0.1〜15%含有されていることが適当である。
銀イオン0.1〜15%及び銅イオン又は亜鉛イオンを
0.1〜8%含有する抗菌性ゼオライトが好ましい、尚
、本明細書において、%とは110°C乾燥基準の重量
%をいう。
以下本発明で用いる抗菌性ゼオライトの製造方法につい
て説明する。例えば、本発明で用いる抗菌性ゼオライト
は、予め調製した銀イオン、銅イオン又は亜鉛イオン等
の抗菌性金属イオンを含有する混合水溶液にゼオライト
を接触させて、ゼオライト中のイオン交換可能なイオン
と上記イオンとを置換させる。接触は、10〜70℃、
好ましくは40〜60℃で3〜24時間、好ましくは1
0〜24時間バッチ式又は連続式(例えばカラム法)に
よって行うことができる。尚、上記混合水溶液のpHは
3〜10、好ましくは5〜7に調整することが適当であ
る。該調整により、銀の酸化物等のゼオライト表面又は
細孔内への析出を防止できるので好ましい。
又、混合水溶液中の各イオンは、通常いずれも塩として
供給される。例えば、恨イオンは、硝酸銀、硫酸銀、過
塩素酸銀、酢酸銀、ジアンミン恨硝酸塩、ジアンミン銀
硫酸塩、銅イオンは硝酸!rI(IN)、過塩素酸銅、
酢酸銅、テトラシアノ銅酸カリウム、硫酸銅等、亜鉛イ
オンは硝酸亜鉛(!I)硫酸亜鉛、過塩素酸亜鉛、チオ
シアン酸亜鉛、酢酸亜鉛等を用いることができる。
ゼオライト中の銀イオン等の含有量は、前記混合水溶液
中の各イオン(塩)濃度を調節することによって、適宜
制御することができる0例えば抗菌性ゼオライトが銀イ
オンを含有する場合、前記混合水溶液中の銀イオン濃度
を0.002M/ ffi〜0.15M/I!とするこ
とによって、適宜、恨イオン含有量0.1〜5%の抗菌
性ゼオライトを得ることができる。又、抗菌性ゼオライ
トがさらに銅イオン、亜鉛イオンを含有する場合、前記
混合水溶液中の銅イオン濃度は0.1M/ j!〜0.
85M/ p 、亜鉛イオン濃度は、0.15M/ f
fi〜1.2M/ ffiとすることによって、適宜銅
イオン含有to。1〜8%、亜鉛イオン含有t 0.8
〜8%の抗菌性ゼオライトを得ることができる。
本発明においては、前記の如き混合水溶液以外に各イオ
ンを単独で含有する水溶液を用い、各溶液とゼオライト
とを逐次接触させることによって、イオン交換すること
もできる。各水溶液中の各イオンの濃度は、前記混合水
溶液中の各イオン濃度に準じて定めることができる。
イオン交換が終了したゼオライトは、充分に水洗した後
、乾燥する。乾燥は常圧で105°C〜115℃、又は
減圧(1〜30 torr)下70〜90°Cで行うこ
とが好ましい。
基布に抗菌性ゼオライトを通用する方法としては繊維の
紡糸段階で繊維ポリマー中に練り込む方法や直接繊維材
表面に糊成分である樹脂との混合懸濁液をスプレー法、
スクリーン法、ローラー法等により付着させる方法を挙
げることができる。
本発明において基布の繊維ポリマー中に練り込む樹脂と
しては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、塩化
ビニル樹脂、ABS樹脂、ポリエステル、ポリ塩化ビニ
リデン、ポリアミドポリスチレン、ポリアセタール、ポ
リビニルアルコール、ホリカーポネート、アクリル樹脂
、ふっ素樹脂、ポリウレタンエラストマー、ポリエステ
ルエラストマー フェノール樹脂、ユリア樹脂、メラミ
ン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ウレ
タン樹脂、レーヨン、キュプラ、アセテート、天然ゴム
、合成ゴム及びEVA樹脂からなる群から選ばれる少な
くとも1種の樹脂を挙げることができる。
本発明において基布の繊維材表面に直接付着する方法に
おいて用いられる糊成分の樹脂としては、例えば、デン
プン、トラガントゴム、ブリティシュゴム、カゼイン、
卯白等の天然糊剤、ポリビニルアルコール、ポリアクリ
ルアミド、カルボキシメチルセルロース、アルギン酸ナ
トリウム、ポリアクリル酸エステル等の合成糊剤やその
他のウレタン樹脂、シリコン樹脂、エポキシ樹脂、アセ
タール樹脂、ケトン樹脂、アルキルカーバメイト樹脂、
メラミン樹脂、酢酸ビニル樹脂、塩化ビニル樹脂、ナイ
ロン樹脂、天然ゴム、ニトリルゴム(NBR)   ス
チレンブタジェンゴム(SBR)   クロロプレンゴ
ム(CR)等の合成樹脂の各種溶剤タイプとエマルジョ
ンタイプを挙げることができる。
本発明において、前記抗菌性ゼオライトと樹脂を7昆合
し基布に通用する際の混合率は、樹脂固形分に対して抗
菌性ゼオライトが0.1〜30%、好ましくは1〜10
%含有されるように調製することが高い抗菌力を示すと
いう観点から適当である。
本発明でいうマスクの形態としては長方形がご(−船釣
であるが、特に形を限定するものではない。
[発明の効果] 本発明のマスクにあっては、着用時、高吸水性樹脂が吸
気中の水分を吸って膨潤し、それが吸気中の微細なダス
トを吸着するから極めて高い防塵性が発揮される効果が
ある。
しかもその場合、上記の如く高吸水性樹脂が膨潤化して
も、それは基布の間に位置して着用者の口唇には触れぬ
から、良好な装着感が得られる効果もある。
その上、上記着用時、上記高吸水性樹脂は繊維状、繊維
付着状又はスポンジ状に構成されていて良好な通気性を
有するから、楽に呼吸ができる効果もある。
さらに上記基布に抗菌性ゼオライトを通用した場合には
、高い防臭性が発揮される効果があり、その上、上記の
如く高吸水性樹脂が膨潤化して細菌が繁殖し易い状況と
なるものであっても、それらの繁殖を抑えて、清潔なマ
スクの着用を可能[実施例] 以下本発明を実施例により更に詳しく説明する。
参考例1 (抗菌性ゼオライトの調製)ゼオライトは、
市販の各種ゼオライトのA−型ゼオライド(NatO+
^IgOi  ’ 1.9SiOt  −XHtO:平
均粒子径1.5μm)、X−型ゼオライ) (Haア0
・A1*Oi  ・2.3S+Ot  XHzO:平均
粒子径2.5μm)、Y−型ゼオライド(NazO・A
lzOs  4.0SiOiXHtO:平均粒子径0.
7μm)、天然クリノプチロライト(150〜250メ
ツシユ)の4種類を使用した。
イオン交換の為の各イオンを提供するための塩としてA
gN01、Cu(NO3)t、及びZn (NOi) 
tの3種類を使用した。
表1に各サンプル調製時に使用したゼオライトの種類と
混合水溶液に含まれる塩の種類及び濃度を示した。No
、1〜No、6の6種類の抗凹性ゼオライ各サンプルと
も、110°Cで加熱乾燥したゼオライト粉末を1 k
g分取し、1pの水に懸濁させ、これに0.05Nの硝
酸水溶液を100m !! / 30分の滴下速度で滴
下し、所定のp)l値(5〜7)に調整した。次いで該
スラリーにイオン交換の為、所定濃度の抗菌金属塩の混
合水溶液3iを加えた。この反応は室温から60℃にて
10〜24時間攪拌し平衡状態に到達させた。
イオン交換終了後ゼオライト粉を濾過し室温の水又は温
水でゼオライト相中の過剰の金属イオンがなくなる迄水
洗した。次にサンプルを110℃で加熱乾燥し、サンプ
ルを得た。
実施例1 (マスクの製作) 基布として、メルトプロ一方式により得られた単繊維直
径2.0μm 目付30g/ gのポリエステル繊維ウ
ェブの両面に、ポリエステル系低融点合成樹脂接着剤1
00部に対して参考例で得た抗菌性ゼオライトNo、3
を10部混合した樹脂組成物を8g/ rrlでドツト
状に付着させたポリエステルトリコット編物(糸使い2
0デニール、目付35g/ m ) を重ね、温度14
0’C1圧力2.5 kg / cnl、時間10秒で
接着したものを用いた。
内蔵する高吸水性樹脂として、太さ6デニール、長さ5
1、目付84g/ rdの日本エクスラン工業製・ラン
シールFを市販のポリエステル繊維(太さ6デニール、
長さ3〜5m)と混綿し、目付120g/M不織布とし
たものを用いた。基布の両サイドをループ状に縫合し、
第1図に示すマスクを製作した(表−2のサンプル隘1
) 尚lは基布、2は高吸水性樹脂で、一対の基布間に
おいて呼吸気の通り道に配置しである。3は不織布、4
は耳がけひも、5は抗菌性ゼオライトを示す。
比較例として、同様な製作方法にて抗菌性ゼオライトを
付着させないマスク(サンプル患2)高吸水性樹脂のう
ち、日本エクスラン工業製・ランシールFを除いた市販
のポリエステル繊維だけを不織布としたものを内蔵した
マスク(サンプル階3)及び抗菌性ゼオライトと、上記
ランシールFを共に除いたマスク(サンプル11&1L
4)も製造した。
試験例I (防塵性テスト) 各マスクについてJIS−Z−8901試験用ダスト1
3種B法の0.3μm平均のステアリン酸エアゾルを用
いてダスト捕集効率測定により評価した。なお試験に先
立ち各マスクを硝酸カルシウム飽和水溶液(湿度95%
)のデシケータ中に24時間放置し充分水分を吸収させ
た後試験をおこなった。結果を表2に示す。
表−2 で18時間培養した。菌液を生理食塩水にて洗い流し、
この液について存在する大腸菌数を測定した。
結果を表3に示も。
表−3 試験例2 (抗菌性、防臭性テスト) 実施例1で得たマスクについて、抗菌性テストを行った
。抗菌性の試験は、各マスクに大腸菌(10S個/ff
11)をそれぞれ50m1ずつ降り掛け、37℃同様の
マスクについて防臭性テストを行った。
先ず、窒素ガス中にアンモニア、ジエチルアミン、硫化
水素のsoppmの各刺激性ガスを混合し、試験用ガス
とした。
ついでこの試験用ガスをマスクのほぼ中央の前部から後
部へ通過させ、通過後のガス中の刺激性ガス成分をガス
クロマトグラフにより定量分析し、その減少量から刺激
性ガスの吸着率を求めた。結果を上記表3に示す。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示し、第1図はマスクの一部略示
斜視図、第2図は略示部分拡大断面図である。 1・・・基布、2・・・高吸水性樹脂、3・不織布、4
・・・耳かけひも、5・・・抗菌性ゼオライト。 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一対の基布の間に、繊維状、繊維付着状又はスポン
    ジ状に構成した高吸水性樹脂を介在させたことを特徴と
    するマスク。 2、繊維状に構成した高吸水性樹脂は、アクリル酸アン
    モニウムとアクリルアマイドの共重合体および/または
    アクリロニトリル重合体である請求項1記載のマスク。 3、繊維付着状およびスポンジ状に構成した高吸水性樹
    脂は、アクリル酸および/またはアクリル酸塩モノマー
    を水溶溶液として繊維状またはスポンジ状基体に含浸重
    合したものである請求項1記載のマスク。 4、基布の内部および/または外部の空気通過部分の少
    なくとも一部に抗菌性ゼオライトを通用した請求項1記
    載のマスク。
JP63239463A 1988-09-23 1988-09-23 マスク Pending JPH0288083A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63239463A JPH0288083A (ja) 1988-09-23 1988-09-23 マスク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63239463A JPH0288083A (ja) 1988-09-23 1988-09-23 マスク

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0288083A true JPH0288083A (ja) 1990-03-28

Family

ID=17045134

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63239463A Pending JPH0288083A (ja) 1988-09-23 1988-09-23 マスク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0288083A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04111356U (ja) * 1991-03-19 1992-09-28 徹平 熊田 芳香療法用芳香剤を装着したマスク
WO2004108249A1 (en) * 2003-06-06 2004-12-16 Bolduc Leroux Inc. Microbicidal air filter
US7559968B2 (en) 2001-10-22 2009-07-14 Noveko Inc. Microbicidal air filter
JP2012149050A (ja) * 2010-12-27 2012-08-09 Kenji Nakamura 抗菌パックシート包装体

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04111356U (ja) * 1991-03-19 1992-09-28 徹平 熊田 芳香療法用芳香剤を装着したマスク
US7559968B2 (en) 2001-10-22 2009-07-14 Noveko Inc. Microbicidal air filter
WO2004108249A1 (en) * 2003-06-06 2004-12-16 Bolduc Leroux Inc. Microbicidal air filter
EA008900B1 (ru) * 2003-06-06 2007-08-31 Больдюк Леру Инк. Микробицидный воздушный фильтр
EP1631368B1 (en) * 2003-06-06 2016-05-11 Protair-X Health Solutions Inc. Microbicidal air filter
JP2012149050A (ja) * 2010-12-27 2012-08-09 Kenji Nakamura 抗菌パックシート包装体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1654114B1 (en) Silver-containing wound care device, composition therefor, and method of producing
CA1247001A (en) Microbistatic and deodorizing catamenial and hygienic devices
FI104049B (fi) Suuren kapasiteetin omaavat hajua kontrolloivat koostumukset
US4244059A (en) Nether garment for and method of controlling crotch odors
CN101541274B (zh) 基于粘土的止血剂及其输送装置
US20050037058A1 (en) Method for producing a silver-containing wound care device
US20030119394A1 (en) Nonwoven web with coated superabsorbent
US20050035327A1 (en) Topical silver-based antimicrobial composition for wound care devices
JPH0357A (ja) 臭い吸収性のウエブ材料およびその製法、およびこのウエブ材料含有生理用品と医療材料パッケージ
KR20130090403A (ko) 초박형 유체-흡수성 코어
EP1448242A1 (en) Crosslinked polyamine coating on superabsorbent hydrogels
JPH03202055A (ja) 制臭材料を有する吸収性構造物
JP2016506266A (ja) 流体吸収剤物品
JPH0288083A (ja) マスク
CN212545703U (zh) 一种新型高防阻口罩
JP2006198397A (ja) 吸収性物品
JP2003210520A (ja) 尿臭を低減する吸収性物品
JP3271692B2 (ja) 酸・塩基性ガス吸収性繊維及びその構造物
JPH01201273A (ja) マスク
CN1284889A (zh) 具有液体激活的颗粒分离件的压实的气味控制颗粒
JP2903127B2 (ja) 透湿性材料の製造法
JP4526271B2 (ja) 吸収性物品
JPWO2012133824A1 (ja) 保水助剤ならびにそれを含む吸収材、吸収体及び吸収性物品
TWI289443B (en) Nano-silver medical dressing
JPH01303119A (ja) 抗菌性と吸水性を有するふきん等の製造方法