JPH028790Y2 - - Google Patents

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JPH028790Y2
JPH028790Y2 JP4627384U JP4627384U JPH028790Y2 JP H028790 Y2 JPH028790 Y2 JP H028790Y2 JP 4627384 U JP4627384 U JP 4627384U JP 4627384 U JP4627384 U JP 4627384U JP H028790 Y2 JPH028790 Y2 JP H028790Y2
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JP
Japan
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ribbon
circular saw
type
drive wheel
winding core
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JP4627384U
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JPS60157267U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、プリンターやタイプライターなどに
おいて用いられるリボンの駆動構造に関する。さ
らに詳しくは、巻取りコアに巻回されたリボンに
圧接される爪が周回方向に多数並置突設されてい
る円形ノコ型駆動輪の回転駆動により前記リボン
を前記巻取りコアに巻付ける円形ノコ型駆動輪式
リボン駆動構造の改良に関する。
従来のこの種の円形ノコ型駆動輪式リボン駆動
構造では、円形ノコ型駆動輪20の爪先部21は
第5図に示すように針先のように尖つていて、こ
の爪先部によつてリボンを突刺して駆動するもの
である。そしてそのばあい、リボンを突刺してい
る爪先部が回転駆動によりコアから離れるにつれ
て該爪先部がリボンから離れなければならない
が、この離脱がうまくいかず、しばしば円形ノコ
型駆動輪の方にリボンが巻取られて駆動不良を生
じる欠点があつた。
本考案は、この様な実情に鑑み、爪先部の簡単
な変更により、リボンの円形ノコ型駆動輪への巻
取りを防止することを目的とする。
そして、この目的を達成するために、本考案
は、前記爪の爪先部が周回方向の前後において角
部を有し、かつこの前後の角部の間に巻取りコア
に巻回されたリボンに圧接される稜線部が存在
し、少なくとも前部の角部が尖つている構成とし
たものである。
この様に構成することにより、爪先部の前部の
角部は、フイルムリボンに突き刺さりこれを駆動
し、この前部の角部がコアより離れ始めると、前
後の角部の間の稜線部分にて、リボンを押えつけ
ることとなる。そして、この押えつけにより、リ
ボンはコア側から離れなくなつて、爪先部の前部
の角部からリボンが強制的に離れさせられること
となる。その結果リボンは、円形ノコ型駆動輪に
巻取られることがまつたく無くなつたので、リボ
ンの移動速度を初期から終わりまで一定にすると
いう本来の目的を確実に達成することができる。
つぎに本考案を実施例により説明する。
第1〜4図は本考案の一実施例を示すものであ
る。1は円形ノコ型駆動輪であつて、リボンカセ
ツト(図示されていない)に軸部2が回転自在に
保持され、外部の駆動軸(図示されていない)に
て回転駆動されるようになつている。
1aは駆動ギヤである。この軸部2の外周に
は、爪3が多数周回方向に沿つて並置突設されて
いる。
この爪3は、第3図に示すように軸部2の回転
中心軸線Pの方向に沿つて見たばあいの形状がほ
ぼ台形で、第4図に示すように周回方向に沿つて
見たばあいの形状が鋭角二等辺三角形となつてい
る。そして、前記台形の頂辺である稜線部4は、
前記軸部2の回転中心軸線Pを中心とした、弧状
に形成されている。前記稜線部4の前後端には、
尖つた前部角部5と後部角部6とが形成されてい
る。
7は巻取りコアであつて、前記リボンカセツト
(図示されていない)内に保持された揺動アーム
8の遊端部に回転自在に保持されていて、前記揺
動アーム8はスプリング(図示されていない)に
よつてリボンが巻回されている前記コア7が前記
円形ノコ型駆動輪1に押しつけられるように付勢
されている。9は前記コア7に巻取られるフイル
ムリボンであつて、10は前記円形ノコ型駆動輪
1の直前で前記フイルムリボン9を案内する案内
ロールである。
以上のように構成することで、前記フイルムリ
ボン9の外面は、常に爪3の先端部に圧接され
て、前記案内ロール10と前記コア7に完全に巻
取られている部分のフイルムリボンとの間に位置
する部位のフイルムリボンに対しては、一つの爪
3の前部角部5が突き刺さり、前記コア7に巻取
られたフイルムリボンには該爪3の稜線部4が圧
接されるとともに前記前部角部5がフイルムリボ
ンから抜き出され、つぎに、該爪3の後部角部6
がフイルムリボンに突き刺さりこのリボンを駆動
したのち、該爪3全体がフイルムリボンから離脱
することとなる。この様な動作を繰返し行なうこ
とで、フイード不良が生じることなく、フイルム
リボンを前記巻取りコア7に巻取られたリボンの
直径の変動にかかわらず、常に一定のスピードに
てリボンを駆動することが出来るようになつた。
なお、前記後部角部6は、フイルムリボンに突
き刺さらない様な丸みのある形状としてもよい。
また、稜線部4は、両角部5,6を結ぶ直線状、
あるいは、緩いカーブで凹入する弧状であつても
よい。
なお、本明細書において、角部がフイルムリボ
ンを突き刺すとは、フイルムリボンを貫き通す状
態のみならず、フイルムリボンの該角部に当接し
た箇所が凹入して、この角部に引つ掛かつた状態
をも意味するものである。
そして、本考案の構造は単にカツト内に収納さ
れるもののみならず、タイプライターやプリンタ
ーに直接取付けられる構造においても有効であ
り、本実用新案登録請求の範囲における構造はこ
のようなものをも含むものである。
本考案の構造はフイルムリボンのみならず、紙
を基材にしたリボンにも適用でき、またタイプラ
イターやプリンターに使用される感圧、感熱、通
電、レーザーなどの方式による各種リボンに適用
することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は本考案の一実施例を示すものであ
つて、第1図は円形ノコ型駆動輪式フイルムリボ
ン駆動構造の組立て状態を示す斜視図、第2図は
円形ノコ型駆動輪を示す斜視図、第3図は円形ノ
コ型駆動輪を示す平面図、第4図は爪を示す拡大
斜視図であり、第5図は従来の円形ノコ型駆動輪
を示す平面図である。 図面の主要符号、1……円形ノコ型駆動輪、2
……軸部、3……爪、4……稜線部、5……前部
角部、6……後部角部、7……巻取りコア、9…
…フイルムリボン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 巻取りコアに巻回されるリボンに圧接される爪
    が周回方向に沿つて多数並置突設されている円形
    ノコ型駆動輪の回転駆動により前記リボンを前記
    巻取りコアに巻付ける円形ノコ型駆動輪式リボン
    駆動構造において、前記爪の爪先部が周回方向の
    前後において角部を有し、かつこの前後の角部の
    間に巻取りコアに巻回されたリボンに圧接される
    稜線部が存在し、少なくとも前部の角部が尖つて
    いる円形ノコ型駆動輪式リボン駆動構造。
JP4627384U 1984-03-29 1984-03-29 円形ノコ型駆動輪式リボン駆動構造 Granted JPS60157267U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4627384U JPS60157267U (ja) 1984-03-29 1984-03-29 円形ノコ型駆動輪式リボン駆動構造

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4627384U JPS60157267U (ja) 1984-03-29 1984-03-29 円形ノコ型駆動輪式リボン駆動構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60157267U JPS60157267U (ja) 1985-10-19
JPH028790Y2 true JPH028790Y2 (ja) 1990-03-02

Family

ID=30560511

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4627384U Granted JPS60157267U (ja) 1984-03-29 1984-03-29 円形ノコ型駆動輪式リボン駆動構造

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JP (1) JPS60157267U (ja)

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JPS60157267U (ja) 1985-10-19

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