JPH0287858A - 二線式表示装置 - Google Patents

二線式表示装置

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JPH0287858A
JPH0287858A JP24212388A JP24212388A JPH0287858A JP H0287858 A JPH0287858 A JP H0287858A JP 24212388 A JP24212388 A JP 24212388A JP 24212388 A JP24212388 A JP 24212388A JP H0287858 A JPH0287858 A JP H0287858A
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栗原 和広
Koichi Ichikawa
市川 洽一
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は例えば会社、官庁等の職員の出社、退社表示
、或は商品の在庫表示等に用いることができる二線式表
示装置に関する。
「従来の技術」 本出願人は「特公昭63−31785号公報」で開示す
る二線式表示装置を提案した。本出願はこの先に提案し
た二線式表示装置の改良に関するものである。第2図を
用いて先に提案した二線式表示装置の概要を説明する。
第2図において10は入力装置、20は表示器、30は
二線式信号伝送線、40はこの二線式伝送線30にクロ
ックパルスを与えるクロック発信器を示す。
人力装置10と表示器20に切替器11と21を設け、
この切替器11と21をクロック発信器40から送られ
て来るクロックに同期して切替えるように構成し、この
切替器11と21により人力素子12a〜12nと表示
素子22a〜22nを互に対応付けして選択し、入力素
子12a〜12nから入力した状態を表示素子22a〜
22nに表示させるように構成したものである。
このように入力装置10と表示器20に切替器11と2
1を設けたことにより入力装置10と表示器20を二線
式信号伝送線30によって接続することができる。
クロック発信器40から出力されるクロック信号を二線
式の信号線30に供給する。入力装置10と表示器20
にはクロック検出器13及び23を設け、このクロック
検出器13.23によって検出したクロック信号により
切替器11と21を同期して歩進させるように構成する
図示の例では切替器11と21は機械式の接点スイッチ
によって構成した場合を示すが、実際は半導体回路によ
って構成される。更に入力素子12a〜12nと表示素
子22a〜22nはマトリックス回路により選択される
ように構成される。
クロック発信器40から例えば第3図に示すようにクロ
ックパルスP1〜P64が順次出力される。
図示の例では表示器20に64個の表示素子を設けた場
合を示す。このためクロックパルスの64個を1周期と
し、64個目の次に2個分の空白時間T0を設ける。こ
の空白時間T0により入力装置10と表示器20では同
期信号を作り、この同期信号により切替器11と21を
初期番地にリセットする。このリセットにより切替器1
1と21は互に同期して同一番地の入力素子と表示素子
を選択しながら順次歩進する。歩進速度は一番地毎に例
えば8.79ミリ秒間隔で歩進し、589ミリ秒で一周
期する程度の速度に選定する。
表示器20は第4図に示すように表示素子22a〜22
nの数に対応した窓24を有し、この窓24に表示素子
22a〜22nが取り付けられる。
ところで表示素子22a〜22nはこの例ではシャツタ
板を可動させる方式の表示素子を用いた場合を示す。こ
の方式の表示素子においてシャツタ板が開閉するに必要
な時間は150〜180ミリ秒程度である。
従って第3図で説明したように8.79ミリ秒間隔で切
替器11と21を切替えるとシャツタ板式の表示素子を
動作させることができなくなる。
このためクロック発生器40には、入力装置IOから表
示切替信号が発生したことを検出する回路41と、検出
回路41が表示切替信号を検出したときクロック信号の
送出を一定時間断に制御するゲート手段42とを設け、
人力装置10において入力素子12a〜12nの何れか
を操作したとき、操作された入力素子の位置でクロック
信号の送出を一定時間中断させるように構成する。尚4
3はパルス源、44は分周器を示す。
この中断時間は表示素子22a〜22nが転換動作する
に必要な時間とし、例えば190ミリ秒程度に選定する
。190ミリ秒の時間が経過するとクロックの送出が再
開されるが、次の周期において未だその入力素子が操作
されていても、その入力素子に対応する番地でクロック
の中断が起きないようにしている。
このようにして入力素子12a−12nの状態の変化を
検出できるように切替器11と21を常時は高速度で切
替走査し、入力素子12a〜12nの状態が変化したと
きだけクロックの送出を中断し、その中断時間により表
示素子22a〜22nを動作させるように構成している
−力表示器20にはクロック信号を検出することにより
その検出信号によりオンに制御されるスイッチ素子24
を設ける。このスイッチ素子24は例えばトライアック
等と呼ばれる交流スイッチ素子を用いることができ、こ
の交流スイッチ素子と直列に光源25と商用電源26を
接続し、クロック信号が存在する間だけ光源25を点灯
させるように構成している。
つまり一般に各室には商用電源コンセントが用意されて
いるから、その商用電源コンセントから商用電力を表示
器20に引込み、その商用電力を利用して光源25を点
灯させる。クロック信号が約500ミリ秒以上にわたっ
て検出されなくなると、スイッチ素子24に供給してい
る点弧制御電圧がゼロとなり、スイッチ素子24は点弧
されなくなり、自動的にオフに戻される。このように構
成すれば入力装置10から表示器20に光源を点灯させ
る電力の供給を行なう必要がなくなり、入力装置10と
表示器20の間を結ぶケーブルを多芯数のケーブルでな
(二線式信号線30とすることができる利点が得られる
然も二線式信号線30に多くの表示器が接続されても表
示素子22a〜22nの駆動電流はわずかでり、二線式
信号線30を主に電力供給路として使用しない利点が得
られる。
[発明が解決しようとする課題」 先に提案した二線式表示装置は人力装置10と表示器2
0及びクロック発生器40の各相互間を二線式信号線3
0で接続できる点で優れている。
然し乍ら入力装置10は各職員の机等に設置される性質
の装置であるため二線式信号線であるとは云っても配線
を施さなければならない点ではわずられしいことである
。また工事費も掛る欠点がある。
「課題を解決するための手段」 この発明では二線式表示装置の人力装置を電話機によっ
て遠隔操作できるように構成したものである。
ごのためには二線式表示装置の入力用として着信専用の
電話機を設け、この着信専用電話機と二線式表示装置の
入力装置との間をインターフニスによって接続する。こ
のインターフニスは着信専用電話機に呼が生じると自動
的に着信状態に切替る自動着信装置と、着信状態に切替
られた後に呼側の電話機から送られて来るダイヤル信号
の数値を解読し、与えられた数値に対応する入力素子を
選択して操作する制御器とによって構成される。
この発明の構成によれば例えば各職員は最寄の電話機を
使って自己の出社、退社を二線式表示装置に人力するこ
とができる。
この結果人力装置を各職員の机或いは室に設置しなくて
済むから工事を簡単に済ませることができる利点が得ら
れる。
「実施例」 第1図にこの発明の一実施例を示す。この例では構内電
話機群200から一つの着信専用電話機300を呼び出
すように構成した場合を示す。
図中100は構内の内線交換機、200はこの交換機1
00に接続された構内電話機群、300は着信専用電話
機、400はインターフェース、500は先に説明した
二線式表示器を示す。
着信専用電話機300は構内電話機群200から呼び出
され、二線式表示装置500を制御するダイヤル信号の
受信機として利用される。つまりこの例では構内電話機
群200として周波数ダイヤル方式のいわゆるブツシュ
ダイヤル型電話機を用いる場合を示す。従って話中にダ
イヤル釦を押下操作することによってその押下操作した
ダイヤル釦に割当てられた周波数の信号が着信専用電話
機300に送られることになる。
着信専用電話機300と二線式表示装置500の入力装
置10との間にインターフェース400が接続される。
インターフェース400は呼出検出手段401と、自動
着信切替手段402と、着信表示器及び入力データの良
否判定結果を表示する表示器を構成する低周波数発振器
403と、データ良否判定手段404と、自動切断手段
405と、タイマ406と、番号解読手段407と、こ
の番号解読手段407の解読結果によって入力装置10
の入力素子を転換制御する制御手段408とによって構
成することができる。
呼出検出手段401は着信専用電話機300の局線側に
接続され、構内電話機群200のどれからか呼出される
と、その呼出信号を検出する。呼出信号は断続信号であ
るから、その断続回数を計数し、例えば2〜3回程度断
続した時点で自動着信切替手段402に呼出検出信号を
送り、自動着信切替手段402を着信側に切替る。
自動着信切替手段402は例えば複数のリレーによって
構成することができ、少なくその複数のリレーの中の1
つは電話機300のフックスイッチと並列接続され、呼
出検出信号によってこのリレーがオンの状態に切替るこ
とによってフックスイッチを実質的にオンの状態に切替
え、電話機300を着信状態に切替る。
呼出検出手段401から出力される呼出検出信号は、着
信表示器を構成する低周波発振器403にも与えられ、
この低周波発振器403を起動させる。
低周波発振器403の発振出力信号(例えば1〜2kH
z程度の信号)は送話回路に出力され呼側の電話機に伝
送する。呼側の電話機に低周波発振器403の信号が伝
送されると発信者はその音によって自分の電話機が着信
専用電話機300に接続されたことを知ることができる
発振音は3〜5秒間程度送出され、タイマ406によっ
て自動停止される。
発信者は発振音が止まった時点で先ず出社を表わす信号
を出力するか、退社を表わす信号を出力かの何れかを選
択する。例えばこの例ではダイヤル釦の「1」を押下操
作すると出社信号を出力したものとし、ダイヤル釦の「
0」を押下操作すると退社信号を出力したものとする。
従って出社、退社表示を行なう場合は「1」か「0」の
ダイヤル釦を押下操作した後に、各職員に割当てられた
番号を操作することになる。
インターフェース400に設けたデータ良否判定手段4
04は発信者から送られて来たデータの先頭がrl、か
「0」で、その次に送られて来る番号が、全職員に割当
てた番号の範囲内である場合はデータ良を検出し、出力
端子404Aにデータ良信号を出力する。
一方発信者から送られて来るデータの先頭が「1」か”
OJ以外のとき、また先頭が「1」又は「0」であって
もそれに続く番号が全職員に割当てた番号の範囲から外
れている場合は出力端子404Bにデータネ良信号を出
力する。
出力端子404Aにデータ良信号が出力されると、この
データ良信号は表示器を構成する低周波発振器403の
入力端子403Aに入力され低周波発振器403を起動
させる。この結果発信者に低周波発振器403の発振信
号が伝達されデータの入力が正しく行われたことが伝え
られる。
これに対し出ノj端子404Bにデータネ良信号が出力
され、このデータネ良信号が発振器403の入力端子4
03Bに与えられると、発振器403は断続発振し、そ
の断続信号を発信者に伝送する。
発信者はその断続信号を聴(ことにより、入力したデー
タが不良であったことを知る。
従ってこのような場合は回路を一旦切断し、改めて着信
専用電話機300を呼出すことからやり直しを行なう。
尚データ良否判定手段404の出力端子404Bからデ
ータネ良検出信号が出力されると、このデータは不良検
出信号は自動切断手段405に入力されタイマ406を
起動して所定時間後、例えば10秒後に自動的に着信専
用電話機300を交換機100から切離すようにしてい
る。またデータの人力中に、ダイヤル釦の押下操作間隔
が10秒以上になった場合も自動的に切断動作を行なう
ようにしている。
データが正しく人力されると番号解読手段407は入力
された番号を解読して、その解読結果を制御器408に
与える。制御器408は入力された番号によってその番
号に対する人力装置10の人力素子を選択し、オンに操
作する。
入力装置10は第2図で概略説明したが、具体的には第
1図に示すように二つのマトリックス回路MA、 MB
によって構成される。一方のマトリックス回路MAは出
社表示用人力装置を構成し、他方のマトリックス回路M
Bは退社表示用入力装置を構成する。
入力されたデータの先頭の番号によってマトリックス回
路MA、 MBの何れか一方が選択され、続く2〜3桁
の数値によってマトリックス回路MA、 MB内の割当
てられた番号のスイッチがオンの状態に操作され、出社
表示信号又は退社表示信号が発信される。
尚上述では着信専用電話機300を1台設けた例を説明
したが、この台数は任意に選定され、着信専用電話機毎
にインターフェース400が設けられる。
また電話機群200は内線電話網でなく、外線電話網で
あってもよい。
また電話機はダイヤルパルス式の電話機でも同様の動作
を行なわせることもできる。
更に転送電話機を利用することによって離れた建物に設
置した二線式表示装置の表示を、1回のダイヤル操作で
双方を一度に変更させるように構成することもできる。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明によれば電話機を利用し
て二線式表示装置の入力を行なえるようにしたから、各
職員毎に入力装置を設けなくて良い。従って配線工事を
簡素化することができ、安価に取付が可能となりコスト
ダウンが期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を説明するためのブロック
図、第2図は二線式表示装置の概要を説明するための接
続図、第3図は第2図の動作を説明するための波形図、
第4図は第2図に示した二線式表示装置に用いられる表
示器の外観構造を説明するための斜視図である。 500:二線式表示装置、10:入力装置、20:表示
器、40:クロック発生器、lOO:構内交換機、20
0:構内電話機群、300:着信専用電話機、400:
インターフェース。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)A、クロック発信器と、このクロック発信器から
    出力されるクロックに同期して入力素子が選択される入
    力装置と、上記クロックに同期し上記入力装置の入力素
    子に対応する表示窓が選択される表示器とが二線式信号
    伝送線で接続されて構成した二線式表示装置において、 B、この二線式表示装置の入力装置と電話機との間に接
    続され、電話機に呼側の電話機から送られて来るダイヤ
    ル信号によって、 上記入力素子の中の任意の素子を選択して操作するイン
    ターフェースを付加して成る二線式表示装置。
JP63242123A 1988-09-26 1988-09-26 二線式表示装置 Expired - Lifetime JPH0652913B2 (ja)

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Cited By (2)

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