JPH028746A - 分析装置 - Google Patents
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- JPH028746A JPH028746A JP15677088A JP15677088A JPH028746A JP H028746 A JPH028746 A JP H028746A JP 15677088 A JP15677088 A JP 15677088A JP 15677088 A JP15677088 A JP 15677088A JP H028746 A JPH028746 A JP H028746A
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- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
- Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、試料・試薬秤量系の分析装置に係り、特に試
料・試薬を微量で精度よく、又再現性よく秤量するのに
好適な微量サンプリング系の分析装置に関する。
料・試薬を微量で精度よく、又再現性よく秤量するのに
好適な微量サンプリング系の分析装置に関する。
従来の自動分析装置では、微量サンプリング系の流路内
に存在している液体は、例えば蒸留水を用いて流路内を
洗浄する目的の場合、流路内を洗浄する時のみその洗浄
液を流し、それ以外では停止させている。しかしながら
洗浄液は、液温が周囲温度により徐々にアップすると溶
存していた空気が気泡となって発生して秤量時ダンパー
となり、秤量精度を悪くしていた。又これを改善するた
めに流路系に脱気装置をとり付け、溶存空気を除去して
いたが相当に高価な装置であった。
に存在している液体は、例えば蒸留水を用いて流路内を
洗浄する目的の場合、流路内を洗浄する時のみその洗浄
液を流し、それ以外では停止させている。しかしながら
洗浄液は、液温が周囲温度により徐々にアップすると溶
存していた空気が気泡となって発生して秤量時ダンパー
となり、秤量精度を悪くしていた。又これを改善するた
めに流路系に脱気装置をとり付け、溶存空気を除去して
いたが相当に高価な装置であった。
上記従来技術は、液体に溶存している空気が、外気との
温度差、流路内に発生するキャビテーションや圧力差な
どによってどうしても気泡となって徐々に発生し、それ
が成長してついにはシリンジによる試料・試薬の秤量精
度を悪くするダンパーの原因となっていた。
温度差、流路内に発生するキャビテーションや圧力差な
どによってどうしても気泡となって徐々に発生し、それ
が成長してついにはシリンジによる試料・試薬の秤量精
度を悪くするダンパーの原因となっていた。
一方、溶存空気を除去しようとする脱気装置は、寸法的
に大きく、シかも高価格であるため、ディスクトップタ
イプの装置では、採用することが困難であった。
に大きく、シかも高価格であるため、ディスクトップタ
イプの装置では、採用することが困難であった。
本発明の目的は、洗浄液中に発生した気泡を秤量シリン
ジや他の流路系に停滞し成長することを防止し、常に精
度良い秤量が得られる分析装置を提供することにある。
ジや他の流路系に停滞し成長することを防止し、常に精
度良い秤量が得られる分析装置を提供することにある。
上記目的は、分析液をサンプリングするサンプリング手
段と、該サンプリング手段と第1流路を介して接続し前
記サンプリングした分析液を秤量する秤量手段とを有す
る分析装置において、第1洗浄液を入れた洗浄液槽と、
該第1洗浄液を前記秤量手段に移送し該秤量手段の秤量
時は移送を停止し、秤量時以外は移送を行う洗浄液移送
手段と。
段と、該サンプリング手段と第1流路を介して接続し前
記サンプリングした分析液を秤量する秤量手段とを有す
る分析装置において、第1洗浄液を入れた洗浄液槽と、
該第1洗浄液を前記秤量手段に移送し該秤量手段の秤量
時は移送を停止し、秤量時以外は移送を行う洗浄液移送
手段と。
該移送された第1洗浄液を前記分析液と接液する前記秤
量手段の接液部に流し該秤量部の洗浄を行うと共に洗浄
した第2洗浄液を流出する秤量部洗汀I手段と、前記第
1流路の所定位置を分岐し該分岐位置と前記洗浄液槽と
を接続する第2流路と、該第2流路と前記第1流路との
切換えを行い前記サンプリング手段の洗浄時は第1流路
側に切換えて前記第2洗浄液を前記サンプリング手段に
流出し、洗浄時以外は第2流路側に切換えて前記第2洗
浄液を前記洗浄液槽に戻し循環させる流路切換手段と、
前記サンプリング手段に流入した前記第2洗浄液を前記
分析液と接液する該サンプリング手段の接液部に流し該
サンプリング部の洗浄を行うサンプリング部洗浄手段と
を備えた分析装置により達成される。また、前記第1洗
浄液の気泡を除去する脱泡膜を前記洗浄液移送手段と前
記秤量手段との流路間に設けた分析装置としてもよい。
量手段の接液部に流し該秤量部の洗浄を行うと共に洗浄
した第2洗浄液を流出する秤量部洗汀I手段と、前記第
1流路の所定位置を分岐し該分岐位置と前記洗浄液槽と
を接続する第2流路と、該第2流路と前記第1流路との
切換えを行い前記サンプリング手段の洗浄時は第1流路
側に切換えて前記第2洗浄液を前記サンプリング手段に
流出し、洗浄時以外は第2流路側に切換えて前記第2洗
浄液を前記洗浄液槽に戻し循環させる流路切換手段と、
前記サンプリング手段に流入した前記第2洗浄液を前記
分析液と接液する該サンプリング手段の接液部に流し該
サンプリング部の洗浄を行うサンプリング部洗浄手段と
を備えた分析装置により達成される。また、前記第1洗
浄液の気泡を除去する脱泡膜を前記洗浄液移送手段と前
記秤量手段との流路間に設けた分析装置としてもよい。
サンプリング手段により分析液をサンプリングし、秤量
手段によりこのサンプリングした分析液を秤量する分析
装置において、洗浄液移送手段により洗浄液槽に入れた
第1洗浄液を秤量手段に移送し、秤量手段の秤量時は移
送を停止し、秤量時以外は移送を行い、秤量部洗浄手段
によりこの移送された第1洗浄液を分析液と接液した秤
量手段の接液部に流し、秤量部の洗浄を行うと共に洗浄
後の第2洗浄液を流出し、第1流路の所定位置を分岐し
、この分岐位置と洗浄液槽とを接続した第2流路と前記
第1流路との流路の切換えを流路切換手段により行い、
サンプリング手段の洗浄時は第1流路側に切換えて前記
第2洗浄液をサンプリング手段に流出し、洗浄時以外は
第2流路側に切換えて第2洗浄液を洗浄液槽に戻して循
環させ、サンプリング部洗浄手段によりサンプリング手
段に流入した第2洗浄液を分析液と接液するサンプリン
グ手段の接液部に流しサンプリング部の洗浄を行う。
手段によりこのサンプリングした分析液を秤量する分析
装置において、洗浄液移送手段により洗浄液槽に入れた
第1洗浄液を秤量手段に移送し、秤量手段の秤量時は移
送を停止し、秤量時以外は移送を行い、秤量部洗浄手段
によりこの移送された第1洗浄液を分析液と接液した秤
量手段の接液部に流し、秤量部の洗浄を行うと共に洗浄
後の第2洗浄液を流出し、第1流路の所定位置を分岐し
、この分岐位置と洗浄液槽とを接続した第2流路と前記
第1流路との流路の切換えを流路切換手段により行い、
サンプリング手段の洗浄時は第1流路側に切換えて前記
第2洗浄液をサンプリング手段に流出し、洗浄時以外は
第2流路側に切換えて第2洗浄液を洗浄液槽に戻して循
環させ、サンプリング部洗浄手段によりサンプリング手
段に流入した第2洗浄液を分析液と接液するサンプリン
グ手段の接液部に流しサンプリング部の洗浄を行う。
また、洗浄液移送手段と秤量手段との流路間に設けた脱
泡膜により前記第1洗浄液の気泡を除去する。
泡膜により前記第1洗浄液の気泡を除去する。
以下、本発明の内容と一実施例を第1図、第2図により
説明する。
説明する。
試料・試薬を微量で精度よく秤量するためには、微量サ
ンプリング系の流体を常時循環させ、発生した気泡を1
ケ所に停滞させることなく、流路内を循環させて除去す
る必要がある。
ンプリング系の流体を常時循環させ、発生した気泡を1
ケ所に停滞させることなく、流路内を循環させて除去す
る必要がある。
その1つの方法としては、ボトルに入れた蒸留水を吸上
げるポンプを常時動作させ、微量サンブリング系の流路
に循環させ、再びボトルに戻る流路系を構成し、サンプ
リングプローブ内を洗浄する時のみ、三方電磁弁により
流路を切換えることで、シリンジでの気泡発生を防止す
る。
げるポンプを常時動作させ、微量サンブリング系の流路
に循環させ、再びボトルに戻る流路系を構成し、サンプ
リングプローブ内を洗浄する時のみ、三方電磁弁により
流路を切換えることで、シリンジでの気泡発生を防止す
る。
又、他の方法としては、流路系のポンプとシリンジの間
に脱泡膜を接続しポンプ内で発生した気泡を、脱泡膜で
除去し気泡がシリンジ内に流れて混入するのを防止する
2つの方法がある。以下、図に基づいて説明する。
に脱泡膜を接続しポンプ内で発生した気泡を、脱泡膜で
除去し気泡がシリンジ内に流れて混入するのを防止する
2つの方法がある。以下、図に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例でサンプリング流路構成図で
ある。試料・試薬を吸引移送するサンプリング機構(サ
ンプリング手段)■には、プローブ2が取付けである。
ある。試料・試薬を吸引移送するサンプリング機構(サ
ンプリング手段)■には、プローブ2が取付けである。
このプローブ2は、サンプリング機構1に取付けられた
図示されていない駆動モータ2個によって、回転又は上
下動作する。
図示されていない駆動モータ2個によって、回転又は上
下動作する。
3は試料を入れた試料カップであり、図示されていない
サンプルディスクに複数個設置されている。
サンプルディスクに複数個設置されている。
又4は試薬を入れた試薬ボトルであり、図示されていな
いレイジエントディスクに測定項目数及び。
いレイジエントディスクに測定項目数及び。
1項目当りの試薬種類に相当した数の試薬が設置されて
いる。5は反応力カップでプローブ2で移送された試料
・試薬が注入され反応に供する容器であり、常に37℃
に温度コントロールされている。
いる。5は反応力カップでプローブ2で移送された試料
・試薬が注入され反応に供する容器であり、常に37℃
に温度コントロールされている。
プローブを洗浄する洗浄液は一般に蒸留水を使用する。
蒸留水はボトル(洗浄液槽)6に入れられ、自給式ポン
プ(洗浄液移送手段)7により流路8を通って吸引され
、流路9,10を通って脱泡膜11に供給される。
プ(洗浄液移送手段)7により流路8を通って吸引され
、流路9,10を通って脱泡膜11に供給される。
脱泡膜11を通った蒸留水は流路12.三方電磁弁(S
Va)13.流路14を通ってシリンジ(秤量手段)1
5に供給され、更に流路(第1流路)16を通って三方
電磁弁(SV6)17によりNo側(ノーマルオープン
側)に流れる。三方電磁弁(流路切換手段)17のNo
側より出た蒸留水は、流路(第2流路)18を通って元
の蒸留水タンク6に戻される。従ってポンプが回転し三
方電磁弁13が開の状態にすれば、常時タンク6内の蒸
留水はシリンジ15内を循環すると同時に流路内に発生
した気泡は蒸留水の流れに乗ってタンク6内の大気に放
出され消滅する。
Va)13.流路14を通ってシリンジ(秤量手段)1
5に供給され、更に流路(第1流路)16を通って三方
電磁弁(SV6)17によりNo側(ノーマルオープン
側)に流れる。三方電磁弁(流路切換手段)17のNo
側より出た蒸留水は、流路(第2流路)18を通って元
の蒸留水タンク6に戻される。従ってポンプが回転し三
方電磁弁13が開の状態にすれば、常時タンク6内の蒸
留水はシリンジ15内を循環すると同時に流路内に発生
した気泡は蒸留水の流れに乗ってタンク6内の大気に放
出され消滅する。
一方、三方電磁弁17のNC側(ノーマルクローズ側)
には、流路(第1流路)19を通ってサンプリング機構
1のプローブ2に接続されているため、前記?!!磁弁
17のNC側に蒸留水が流れたときにプローブ2内を洗
浄(サンプリング部洗浄手段)し、洗浄槽20に排出さ
れる。洗浄槽2゜に排出された洗浄水は流路21を通っ
て廃液ボトル22に廃棄される。
には、流路(第1流路)19を通ってサンプリング機構
1のプローブ2に接続されているため、前記?!!磁弁
17のNC側に蒸留水が流れたときにプローブ2内を洗
浄(サンプリング部洗浄手段)し、洗浄槽20に排出さ
れる。洗浄槽2゜に排出された洗浄水は流路21を通っ
て廃液ボトル22に廃棄される。
プローブ2の外周は、プローブ内を洗浄するタイミング
と同期して、ポンプ7で吐出された蒸留水は流″123
.二方電磁弁(SVc)24.流路25を通って洗浄槽
内の側面から吐出される。
と同期して、ポンプ7で吐出された蒸留水は流″123
.二方電磁弁(SVc)24.流路25を通って洗浄槽
内の側面から吐出される。
第2図により本実施例の動作を説明する。サンプリング
機構1のプローブ2の動作を26に、又シリンジ15の
動作を27に、SVa l 3の動作を28に、5Vb
17の動作を29に、5Vc24の動作を30に、ポン
プ7の動作を31にそれぞれタイムチャートとして示し
である。但し、それぞれの動作時間配分は省略する。
機構1のプローブ2の動作を26に、又シリンジ15の
動作を27に、SVa l 3の動作を28に、5Vb
17の動作を29に、5Vc24の動作を30に、ポン
プ7の動作を31にそれぞれタイムチャートとして示し
である。但し、それぞれの動作時間配分は省略する。
32のルーチン動作状態において、プローブ2が洗浄槽
20内に下降した時にプローブ2の内外周の洗浄をそれ
ぞれSVa 13.SVb l 7゜5Vc24とポン
プ7の動作によって行う。又試料カップ3、又は試料ボ
トル4から試料又は試薬をプローブ2に吸引する時と吸
引した試料又は試薬を反応カップ5に吐出する時は、各
電磁弁(SV)を閉にし、ポンプ7を停止して蒸留水の
供給を止める。
20内に下降した時にプローブ2の内外周の洗浄をそれ
ぞれSVa 13.SVb l 7゜5Vc24とポン
プ7の動作によって行う。又試料カップ3、又は試料ボ
トル4から試料又は試薬をプローブ2に吸引する時と吸
引した試料又は試薬を反応カップ5に吐出する時は、各
電磁弁(SV)を閉にし、ポンプ7を停止して蒸留水の
供給を止める。
一方、ルーチン動作32以外の時、即ちサンプリング停
止状態33の時はポンプ7は常時動作したままで蒸留水
を循環させ、5Va13を開にし、SVb 17をNo
側に関することにより試薬・試料秤量に最も重要なシリ
ンジ15内の液は、常時流れ気泡の滞留や成長は防止で
きる。
止状態33の時はポンプ7は常時動作したままで蒸留水
を循環させ、5Va13を開にし、SVb 17をNo
側に関することにより試薬・試料秤量に最も重要なシリ
ンジ15内の液は、常時流れ気泡の滞留や成長は防止で
きる。
万一気泡が発生した場合は、ポンプ7とシリンジ15間
に設置した脱泡膜11により空気のみ通す膜で脱泡し、
蒸留水のみシリンジ15に送り込み蒸留水中の気泡がシ
リンジ15に流れないようにする。
に設置した脱泡膜11により空気のみ通す膜で脱泡し、
蒸留水のみシリンジ15に送り込み蒸留水中の気泡がシ
リンジ15に流れないようにする。
即ち脱泡は、蒸留水のボトル6に戻って来た時と脱泡膜
11を通過する時に除去されサンプリング系の流路内に
は気泡が停滞することがなく除去される。
11を通過する時に除去されサンプリング系の流路内に
は気泡が停滞することがなく除去される。
尚、第2図のルーチン動作状態32のタイムチャートに
記載されているシリンジ15の動作において、空気吸引
及び吐出について説明する。
記載されているシリンジ15の動作において、空気吸引
及び吐出について説明する。
空気の吸引及び吐出を行う目的は、サンプリングプロー
ブ2より試料又は試薬を吸引する際、既にプローブ先端
まで蒸留水が満されており、その状態で直接吸引すると
蒸留水と試料又は試薬は互いにコンタミを起し、試料・
試薬はその接面付近で稀薄となり吐出後の分析精度が悪
くなる。これを解決するために既に生化学装置でも行っ
ている方法である蒸留水と試料又は試薬との間に約10
μQ程度の空気を入れてコンタミを防止するものである
。その動作はサンプリングプローブ2の先端より10μ
Q程度の空気を吸引後、サンプリングプローブ2を試料
カップ3又は試薬ボトル4に挿入し、空気を介して所定
量吸引するものである。
ブ2より試料又は試薬を吸引する際、既にプローブ先端
まで蒸留水が満されており、その状態で直接吸引すると
蒸留水と試料又は試薬は互いにコンタミを起し、試料・
試薬はその接面付近で稀薄となり吐出後の分析精度が悪
くなる。これを解決するために既に生化学装置でも行っ
ている方法である蒸留水と試料又は試薬との間に約10
μQ程度の空気を入れてコンタミを防止するものである
。その動作はサンプリングプローブ2の先端より10μ
Q程度の空気を吸引後、サンプリングプローブ2を試料
カップ3又は試薬ボトル4に挿入し、空気を介して所定
量吸引するものである。
以上1本実施例によればサンプリング系の流路内を常時
洗浄水を循環させ、ボトル6に戻って来た洗浄水の中に
含まれている気泡は大気開放により除去され、又ポンプ
7により発生した気泡は脱泡膜11によって大気に放出
されるためシリンジ15に気泡が発生せず正確な試料・
試薬の秤量が可能であり、又従来の脱気装置に比べ脱泡
膜11は原価上で約1/100程度安くすることが可能
であり、更に脱気装置の容積に比べ約1/100程度小
さくすることができるため小スペースでも取付けること
が可能である。
洗浄水を循環させ、ボトル6に戻って来た洗浄水の中に
含まれている気泡は大気開放により除去され、又ポンプ
7により発生した気泡は脱泡膜11によって大気に放出
されるためシリンジ15に気泡が発生せず正確な試料・
試薬の秤量が可能であり、又従来の脱気装置に比べ脱泡
膜11は原価上で約1/100程度安くすることが可能
であり、更に脱気装置の容積に比べ約1/100程度小
さくすることができるため小スペースでも取付けること
が可能である。
本発明は、以上説明したように構成されているので、以
下に記載されるような効果を奏する。
下に記載されるような効果を奏する。
洗浄液移送手段により洗浄液槽に入れた第1洗浄液を秤
量手段に秤量時を除き常時移送し、秤量部洗浄手段によ
りこの移送された第1洗浄液を分析液と接液した秤量手
段の接液部に流し秤量部の洗浄を行うと共に洗浄後の第
2洗浄液を流出し、流路切換手段によりサンプリング手
段の洗浄時は第1流路側に切換え、洗浄時以外は第2流
路側に切換えて、秤量時を除き秤量手段に常時洗浄液を
流すことにより秤量部や流路内での気泡の停滞や成長を
防止し分析液を精度よく秤量することができる。
量手段に秤量時を除き常時移送し、秤量部洗浄手段によ
りこの移送された第1洗浄液を分析液と接液した秤量手
段の接液部に流し秤量部の洗浄を行うと共に洗浄後の第
2洗浄液を流出し、流路切換手段によりサンプリング手
段の洗浄時は第1流路側に切換え、洗浄時以外は第2流
路側に切換えて、秤量時を除き秤量手段に常時洗浄液を
流すことにより秤量部や流路内での気泡の停滞や成長を
防止し分析液を精度よく秤量することができる。
また、洗浄液移送手段と秤量手段との流路間に設けた脱
泡膜により洗浄液移送手段で発生した洗浄液中の気泡を
除去することにより秤量手段への気泡の流入を防止し分
析液を精度よく秤量することができる。
泡膜により洗浄液移送手段で発生した洗浄液中の気泡を
除去することにより秤量手段への気泡の流入を防止し分
析液を精度よく秤量することができる。
第1図は本発明の一実施例のサンプリング流路構成図、
第2図はサンプリング流路動作タイムチャー)・図であ
る。 1・・サンプリング機構、2・・・プローブ、6・・・
蒸留水ボトル、7・・・自給式ポンプ、11・・・脱泡
1模。 15・・・シリンジ、16,18.19・・・流路、1
7・・・三方1磁弁、20・・・洗浄槽、22・・・廃
液ボトル。
第2図はサンプリング流路動作タイムチャー)・図であ
る。 1・・サンプリング機構、2・・・プローブ、6・・・
蒸留水ボトル、7・・・自給式ポンプ、11・・・脱泡
1模。 15・・・シリンジ、16,18.19・・・流路、1
7・・・三方1磁弁、20・・・洗浄槽、22・・・廃
液ボトル。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、分析液をサンプリングするサンプリング手段と、該
サンプリング手段と第1流路を介して接続し前記サンプ
リングした分析液を秤量する秤量手段とを有する分析装
置において、第1洗浄液を入れた洗浄液槽と、該第1洗
浄液を前記秤量手段に移送し該秤量手段の秤量時は移送
を停止し、秤量時以外は移送を行う洗浄液移送手段と、
該移送された第1洗浄液を前記分析液と接液する前記秤
量手段の接液部に流し該秤量部の洗浄を行うと共に洗浄
した第2洗浄液を流出する秤量部洗浄手段と、前記第1
流路の所定位置を分岐し該分岐位置と前記洗浄液槽とを
接続する第2流路と、該第2流路と前記第1流路との切
換えを行い前記サンプリング手段の洗浄時は第1流路側
に切換えて前記第2洗浄液を前記サンプリング手段に流
出し、洗浄時以外は第2流路側に切換えて前記第2洗浄
液を前記洗浄液槽に戻し循環させる流路切換手段と、前
記サンプリング手段に流入した前記第2洗浄液を前記分
析液と接液する該サンプリング手段の接液部に流し該サ
ンプリング部の洗浄を行うサンプリング部洗浄手段とを
備えたことを特徴とする分析装置。 2、前記第1洗浄液の気泡を除去する脱泡膜を前記洗浄
液移送手段と前記秤量手段との流路間に設けたことを特
徴とする請求項1記載の分析装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15677088A JPH028746A (ja) | 1988-06-27 | 1988-06-27 | 分析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15677088A JPH028746A (ja) | 1988-06-27 | 1988-06-27 | 分析装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH028746A true JPH028746A (ja) | 1990-01-12 |
Family
ID=15634935
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15677088A Pending JPH028746A (ja) | 1988-06-27 | 1988-06-27 | 分析装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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