JPH0287354A - 誤差検出回路 - Google Patents

誤差検出回路

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JPH0287354A
JPH0287354A JP63237924A JP23792488A JPH0287354A JP H0287354 A JPH0287354 A JP H0287354A JP 63237924 A JP63237924 A JP 63237924A JP 23792488 A JP23792488 A JP 23792488A JP H0287354 A JPH0287354 A JP H0287354A
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ヘリカルスキャン型の磁気記録再生装置のト
ラッキング制御における誤差検出回路に関し、特にDA
TのATF制御での、記録時に対する再生時の回転ドラ
ムの傾き誤差、及び記録時と再生時における回転ドラム
の周面に配置された一対のヘッドの高さ誤差を検出する
誤差検出回路に関する。
(従来の技術) DATのトラッキング制御は、ATF制御により行われ
るが、第2図乃至第4図を用いてその原理を説明する。
第4図(、)は、DAT装置の回転ドラム4゜と磁気テ
ープ41の走行経路の関係を示す斜視図で1回転ドラム
40は2つのヘッドha、hb(図示せず)をその周面
の対抗する位置で、且つ同じ移動軌跡となる同一の高さ
位置に配置し、毎分2000回転で矢印J方向に回転す
る。磁気テープ41は、この幅方向移動を規制するガイ
ドローラ44.45と回転ドラム4o、及び傾斜ピン4
2.43により形成されるテープ経路を矢印に方向に所
定のテープ速度Vで移送される。
この時、磁気テープ41の回転ドラム4oの周面への巻
き付は角は約9o度(但し、回転ドラムの外径が30φ
のとき)に、更にこの巻き付は部のテープ走行方向と回
転ドラムの回転軸のなす角度が基準角度orとなるよう
に設定されている。
第4図(b)は1巻き付は部におけるテープ走行方向と
回転ドラムの回転軸のなす相対角度θを平面的に図示し
たものである。
一方第2図は、磁気テープ上に記録されたトラックパタ
ーンのATFエリアの部分拡大図で、このATFエリア
は、磁気テープ幅方向の両端近傍部分Ei、E、部の2
箇所に形成され、同図のE。
部はPCM信号が記録されたPCMエリアを示している
。このA−TFエリアは、パイロット信号S工が記録さ
れたブロックP(斜線部で示す)、ヘッドha、hbの
それぞれに対応して異なる周波数のシンク信号s2が記
録された各ブロックA、B(それぞれ横線部、縦線部で
示す)、IBG信号が記録されたブロックDから構成さ
れている。
信号再生時には、トラック幅の約1.5倍の走査幅のヘ
ッドha、hbが交互に隣接するトラック上を走査し、
磁気テープ上に記録された信号を再生するが、今、ヘッ
ドhbがトラック下4上を走査したときに再生されるパ
イロット信号S工の様子を第3図に示す、この時ヘッド
hbは、ATFエリアE1部の各ブロックP51、P3
1.p、い及びATFエリアE2部の各ブロックP42
、P52、P、2を順に走査し、これ等のブロックに記
録されたパイロット信号s1を逐次再生する。
第3図(a)は、ヘッドhbがトラック下4上を正常に
走査したときのパイロット信号s0の再生レベル波形で
ある。この時、ATFエリアE工部において、左隣接ト
ラックT、のブロックP1、と、右隣接トラックT、の
ブロックP、1との各パイロット信号S□の再生レベル
は同レベルとなり、同様にATFエリアE2部において
もブロックP 32とP52との再生レベルは同レベル
となる。これは、各ATFエリアEi、E2部において
、ヘッドhbがトラックT、を走査する幅と、トラック
T5を走査する幅が等しく、トラックT4の幅中心とヘ
ッドhbの幅中心が一致していることを示している。
同図(b)は、ヘッドhbが右トラックT、側にずれた
状態で走査した場合の再生レベル波形を示すが、この時
にヘッドhbがトラックT、を走査する幅は増加し、逆
に左トラックT3を走査する幅は減少する。従って、こ
のずれに比例してそれぞれのトラックT5、T3に記録
されたパイロット信号S工の再生レベルも増加、減少す
る。更に同図(c)には、ヘッドhbが左トラックT、
側にずれた状態で走査した場合の再生波形を示すが、こ
の時にはトラックT、の再生レベルが増加し、トラック
T4の再生レベルが減少する。
以上の様に、ヘッドhがトラックずれを起すと、隣接す
るトラックで再生されるパイロット信号S□の再生レベ
ルが、そのずれ方向及び大きさに応じて増加、減少する
ATF制御は、これ等の隣接トラックのブロックPで再
生されるパイロット信号Sユのレベル差を逐次検出し、
これ等の再生レベルが一致するように磁気テープ速度■
を定めるキャプスタンの回転速度を制御するものである
第7図に、従来の一般的なATF制御に用いられるAT
F制御系のブロック図を示す。
同図中、RFアンプ1で増幅された再生信号S、は、パ
イロット信号S□を検出するローパスフィルタ2、及び
シンク信号S2を検出するバンドパスフィルタ3にそれ
ぞれ印加される。エンベロープ検波回路4は再生周波数
130.67kHzのパイロット信号S、を入力し、こ
のレベルに相当するレベル電圧信号s3を引き算器6及
びサンプルホールド回路(以下SH回路と称す)5に出
力する。
制御回路34は、シンク信号s2を入力し、この周波数
が走査しているヘッドに対応していることを確認すると
、所定のタイミングでパルス状の制御信号sG、s7を
出力する。例えば第2図において、ヘッドhbがトラッ
クT4を走査すると、ブロックB41に至ってシンク信
号s2を検出し、この周波数がヘッドhbに対応するこ
とが確認されると第3図に示すし、のタイミングで制御
信号sGを、またし2のタイミングで制御信号s7をそ
れぞれ出力する。SH回路5.32はこれ等の制御信号
により人力信号をそれぞれホールドする。従って、sH
回路5は、右隣接トラックT、のブロックP5.から検
出されたパイロット信号のレベル電圧をホールトし、S
H回路32は、このレベル電圧と左隣接1へラックT、
のブロックP3.から検出されたパイロット信号のレベ
ル電圧とのレベル差信号s4をホールトする。これ等の
ホールド動作は、各ヘッドha、hbが対応するシンク
信号s2を検出するごとに行われるため、SH回路32
から出力されるホールト信号は、トラッキングエラーを
示すトラ7キング工ラー電圧信号(以下TE電圧信号と
称す)Ssとなる。
このTE電圧信号s5は、平滑回路33で平均化されて
平均電圧信号S、□どなるが、この平均電圧信号S□2
は、テープ移送手段であるキャプスタンモータ13を駆
動するキャプスタンモータ駆動回路12に入力する。こ
のキャプスタンモータ駆動回路12は、入力する平均電
圧信号9xzが0レベルとなるようにキャプスタンモー
タ13を回転駆動し、テープ速度■がATF制御系によ
り平均電圧信号S□、に基づいて負帰還制御される構成
となっている。
(発明が解決しようとする問題点) ATFエリアE、部を走査するヘッドhbの走査中心位
置が、各トラック間に亘って移動したときに検出される
このヘッドh bに対応するシンク信号52′、及びレ
ベル電圧信号83′(後述するごとく、前記したシンク
信号s2.レベル電圧信号s3と意味が多少異なるため
′を付して区別する)の各検出レベルの変化軌跡を第5
図(a)、(b)に示す。
先ず、第5図(a)に示すシンク信号 、/のレベル変
化について第2図を参照しながら説明する。
ブロックB41で検出されるシンク信号52′のレベル
■s4は、ヘッドhbの中心がトラックT4の中央を走
査するとき最大レベルにあり、右隣液トラックT、方向
(+方向)に1/4トラックずれた位置d1に至るまで
変化しないが、更に同方向にずれるとヘッドhbがブロ
ックB4□を過る幅が減少するためレベル■s4が直線
的に減少し、やがて1−ラックT、の中央よりさらに1
/4トラックずれた位置d4に至って0レベルとなる。
一方。
1へラックT6のブロックB6□で検出されるシンク信
号52′のレベルVs、はヘッドhbが位置d3を滅す
と直線的に増加し、位[d、、で最大レベルとなり、以
後、ヘッドhbの土方向移動に応じて同様なレベル変化
が繰り返される。
また、ヘッドhbが左隣接トラックT□方向(一方向)
にずれた場合もシンク信号82′は同様に検出され、同
図に示すごとく変化することは明らかである。尚、レベ
ルVs2はトラックT2のブロックB2Lで検出される
シンク信号、Iのレベルである。
次に、ヘッドhbの上記移動に応じて取り込まれるレベ
ル電圧信号 、/のレベル変化ついて第5図(b)、第
2図を参照しながら説明する。
この時制御回路34は、閾値Vfより高レベルのブロッ
クBのシンク信号s2′を検出した時点から第3図に示
す所定のタイミング11.12で、隣接トラックのパイ
ロット信号のレベルを検出すべく制御信号Sい s7を
出力する。従って、ヘッドhbが範囲w2内に在るとき
にはシンク信号が検出されるブロックB2□を通過した
時点から、また範囲w4内に在るときにはブロックB4
1を通過した時点から、更に範囲w6内に在るときには
ブロックB1、を通過した時点からそれぞれ所定のタイ
ミングt1、t2でヘッドhbが走査するブロックPの
レベル電圧信号 、/のレベルを取り込む。
尚、制御回路14は一旦シンク信号を検出すると、これ
に基づく制御信号Sい s7を出力するまで、次のシン
ク信号の検出を行わないため、第5図(a)の点線部の
シンク信号は検出しない。
従って、ヘッドhbの走査中心がトラックT4の中央に
あるとき、タイミングt1で取り込まれるレベル電圧信
号s、′のレベルVp□(実線で示す)とタイミングt
2で取り込まれるレベル電圧信号、IのレベルVpz(
点線で示す)は、それぞれブロックP G t + P
 3 xでヘッドhbが検出するパイロット信号の検出
レベルとなり、第5図(b)に示すようにこれらは同レ
ベルとなる。次にヘッドhbの走査位置が十方向にずれ
るとレベルVp□は直線的に増加し、レベルV p2は
直線的に減少する。そして位[d工に至ってレベルVP
2がOとなり、位置d3に至ってレベルV P 1が最
大となる。
更に位置d、を越すと、ヘッドhbはタイミングt2で
ブロックPG、のパイロット信号を検出し始めるため、
レベルV P 2は再び直線的に増加する。
そしてブロック1astのシンク信号の検出レベルが、
閾値Vfより大きくなる位置d7を越えると前記した範
囲W、となり、ブロックB6□を通過した時点からそれ
ぞれ所、定のタイミングし4、t2でブロックPのレベ
ル電圧信号s3/のレベルを取り込む。
従って、レベルV P >はこの位置d7からブロック
P7.のパイロット信号が検出される位[d、までO状
態となり、一方レベルVP2はブロックP、1のパイロ
ット信号の検出レベルとなって位置d4まで最大レベル
を保ち、これを越すと直線的に減少する。やがてヘッド
hbの走査中心がトラックT、、の中央に至ると、レベ
ルVp□とVP2は再び同レベルとなるも、この特番レ
ベルはそれぞれブロックP、□、P71でヘッドhbが
検出するパイロット信号の検出レベルとなっている。ま
た、ヘッドhbが一方向にずれた場合もレベル電圧信号
53′のレベルV P h、VP2は同様に検出され、
同図に示すごとく変化することは明らかである。
次に、ATFエリアE2部において、ヘッドhbの走査
位置が各トラック間に亘って移動したときに検出される
レベル電圧信号53′の変化軌跡について、第5図(a
)、(C)、及び第4図を参照しながら説明する。
この時、ヘッドhbの走査位置に対応して変化するシン
ク信号52′の変化軌跡はATFエリアE、部の場合と
全く同じになるが、レベル電圧信号s31の変化軌跡は
第5図(c)に示すように多少異なる。即ち、ヘッドh
bの走査中心がトラックT4の中央から十方向にずれる
と、各レベルVp□、V P 2は1位置d、までAT
FエリアE1部の場合と同様に変化する。しかし位置d
、を趙しても、この時のタイミングt2で検出するブロ
ックPが存在しないため、レベルV P 2はATFエ
リアE1部のように増加せず、0状態を保つ。一方、レ
ベルV P 、はシンク信号の検出ブロックが84□か
ら862にかわる位置d7がら位置d4に至るまで、ブ
ロックP42のパイロット信号の検出レベルとなり、同
図に示すように、この間ヘッドhbの十方向移動に伴っ
て直線的に減少する。
以上、ヘッドhbの走査位置がトラック間移動した場合
のATFエリアE1.E、で検出されるパイロット信号
のレベル変化軌跡について説明したが、ヘッドhaがト
ラック間移動した場合もパイロット信号は同様に変化す
る。但しこの場合、ヘッドhaの走査位置とレベル変化
軌跡の対応関係において、第5図の()内に示すように
トラック位置が1トラックずれた関係となる。更にAT
FエリアE工でのパイロット信号のレベル変化軌跡が同
図(c)で、ATFエリアE2でのパイロット信号のレ
ベル変化軌跡が同図(b)で示す波形となる。つまりヘ
ッドhbのときと逆の関係になるが、これはATFエリ
アE1におけるヘッドhbに対応するシンク信号のブロ
ックBとパイロット信号のブロックPとの配置関係が、
ATFエリアE2におけるヘットhaに対応するシンク
信号のブロックAとブロックPとの配置関係と一致して
いるためである。
第7図のSH回路32から出力されるTE電圧信号s5
は、前記した条件を満たすシンク信号の検出に同期して
得られるレベルV P 1とV P xとの差電圧(V
px  Vpz)となる。第5図(d)には同図(b)
の実線から点線を引いた変化軌跡を。
また同図(e)には同図(c)の実線から点線を引いた
変化軌跡を示す。従って、各ヘッドha、hbの走査位
置がトラック間を移動するとき、ヘッドhaがATFエ
リアE1の対応するシンク信号を検出して得られる差電
圧Va、とヘットhbがATFエリアE2の対応するシ
ンク信号を検出して得られる差電圧vb2は同図(e)
の変化軌跡上を移動し、ヘッドhbがATFエリアE□
の対応するシンク信号を検出して得られる差電圧Vb工
とヘッドhaがATFエリアE2の対応するシンク信号
を検出して得られる差電圧Va2とは同図(d)の変化
軌跡上を移動することになる。
今、記録時と同じ高さ位置(移動軌跡が同一となる位置
)にヘッドha、hbを配置した回転ドラムを、その軸
とテープ走行方向のなす角度が記録時と同じ基準角or
で毎分2000回転で回転させ、記録時と略等しいテー
プ速度vpで移送されるテープのATF信号を再生する
場合、ATFエリアE、、E、を走査する各ヘッドha
、hbの走査位置がそれぞれ対応するトラックTrの中
心に対してなす位置関係はすべて同一となる。この場合
、第5図(d)、(e)の各変化軌跡上の差電圧Vb1
とVa2、及び差電圧Va、とvb2は同l1iIII
線上にあって移動する。
一方、ヘッドhaとhbに高さずれがある場合、各ヘッ
ドの走査位置がATFエリアE、のそれぞれに対応する
トラックTrの中心に対してなす位置関係は、その高さ
ずれに応じて高さ誤差whを生じ、更にATFエリアE
2においても同量の高さ誤差whを生ずる。これ等の誤
差whは、第5図(d)、(e)において差電圧Va1
とvb、、及びVazとvb2の移動位置の誤差として
表すことが出来る。
尚、同図には、ヘッドhbがhaより低い(低い方のヘ
ッドに対応する位置が一方向にずれるため)場合を示し
ている。
また、回転ドラムの軸とテープ走行方向のなす角度が記
録時の基準角Orに対して傾き誤差がある場合、各ヘッ
トの走査方向が記録されたトラック方向に対して平行で
なくなるため、ヘッドhaの走査位置がATFエリアE
1の対応するトラック中心Trに対してなす位置関係と
、ATFエリアE2の対応するトラック中心Trに対し
てなす位置関係とは、傾きに応して傾き誤差wsを生じ
、更にヘッドhbにおいても同量の傾き誤差wsを生ず
る。これ等の誤差wsは、第5図(d)、(e)におい
て差電圧Va、とva2、及びvb□とvb2の移動位
置の誤差として表すことが出来る。
尚、同図には第4図(b)に示す角度関係において、記
録時の角度Orに対して−ΔOだけ傾いた場合を示して
いる。この場合、第2図に示すヘッドの走査方向が時計
方向にずれるため、第5図(d)、 (e)の関係にな
る。
以上の如く移動位置の誤差wh、wsは、記録時と再生
時のヘッドの高さ、及び回転ドラムの傾きが異なると必
然的に生ずるものである。
この場合、テープ速度が変動し、各ヘッドとトラックの
相対的な位置関係がずれると、SH回路32から出力さ
れるTE電圧信号S、の差電圧Va□、Va、、Vb、
及びVb2は、互いに誤差wh、wsを保ったまま、第
5図(d)、(e)の変化軌跡に沿って移動する。例え
ば、記録時のテープ速度Vrと再生時のテープ速度Vp
の関係がVr<Vpのときには子方向に、逆にV r 
> V pのときには一方向に移動する。
前記した如く、一般にATF制御は、このTE電圧信号
S、の平均レベルが0レベルとなるようにテープ速度V
を負帰還制御するので、通常各差電圧のレベルは、5図
(d)、 (e)に示す位置で安定する。
以上の如く、ATF制御により各ヘッドha、hbは、
それぞれ対応するトラック上を走査することになるが、
記録時と再生時において回転ドラムの傾き誤差があると
、ヘッドの走査軌跡がトラック方向に対して平行でない
状態で再生され、また記録時と再生時においてヘッドh
aと、hbの高さ関係が異なると、トラック中心とヘッ
ド中心が一致しない状態で再生され、何れの場合も再生
条件が悪化することになる。
前記した従来の回路構成では、ヘッドの高さ誤差、及び
回転ドラムの傾き誤差が検出出来ず、再生条件が最適、
又は許容できる範囲の状態か否かを把握出来なかった。
本発明の第1の目的は、記録時と再生時においける回転
ドラムの傾き誤差を検出可能とする回転ドラムの傾き誤
差検出回路を提供することにある。
本発明の第2の目的は、記録時と再生時においけるヘッ
ドhaと、hbの高さ関係の誤差を検出可能とするヘッ
ドの高さ誤差検出回路を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) (1)ヘリカルスキャン方式により1回転ドラムの周面
に配置された第1と第2のヘッドで、磁気テープの各ト
ラックの両端部近傍の第1と第2のエリアに記録された
パイロット信号を再生し、この再生されたパイロン1−
信号に基づいてヘットが走査するトランク方向に対する
該ヘッドの走査方向の角度誤差を検出する誤差検出回路
であり。
前記第1 (第2)のヘッドが、前記第1のエリアにお
いて対応する第1(第2)のトラックに記録されたシン
ク信号の検出に同期し、且つ異なる第1と第2のタイミ
ングで検出する他トラックの一対のパイロット信号のレ
ベル差情報を逐次サンプルホールドする第1(第2)の
サンプルホールド回路と、 前記第1(第2)のヘッドが、前記第2のエリアにおい
て対応する第1(第2)のトラックに記録されたシンク
信号の検出に同期し、且つ前記第1と第2のタイミング
で検出する他トラックの一対のパイロット信号のレベル
差情報を逐次サンプルホールドする第3(第4)のサン
プルホールド回路と、 前記第1 (第2)のサンプルホールド回路の出力信号
と前記第3(第4)のサンプルホールド回路の出力信号
とのレベル差情報を得る引算器とからなる。
(2)ヘリカルスキャン方式により、回転ドラムの周面
に配置された第1(第2)のヘッドで、磁気テープの各
トラックの両端部近傍の第1と第2のエリアに記録され
たパイロット信号を再生し、この再生されたパイロット
信号に基づいて各ヘラ1く間の高さ誤差を検出する誤差
検出回路であり、前記第1のヘッドが、前記第1 (第
2)のエリアにおいて対応する第1のトラックに記録さ
れたシンク信号の検出に同期し、且つ異なる第1と第2
のタイミングで検出する他トラックの一対のパイロット
信号のレベル差情報を逐次サンプルホールドする第1(
第3)のサンプルホールド回路と、前記第2のヘッドが
、前記第1 (第2)のエリアにおいて対応する第2の
トラックに記録されたシンク信号の検出に同期し、且つ
前記第1と第2のタイミングで検出する他トラックの一
対のパイロット信号のレベル差情報を逐次サンプルホー
ルドする第2(第4)のサンプルホールド回路と、前記
第1(第2)のサンプルホールド回路の出力信号と前記
第2(第4)のサンプルホールド回路の出力信号とのレ
ベル差情報を得る引算器とからなる。
(作用) (1)前記ヘッドが前記第1と第2の各エリアの対応す
るトランクを走査する時の走査位置をそれぞれ検出し、
これ等の差を求めることにより、記録時に対する再生時
の回転ドラムの傾き誤差を検出する。
(2)前記第1又は第2のエリアにおいて、前記第1の
ヘッドが前記第1のトラックを走査する時の走査位置と
、前記第2のヘッドが前記第2のトラックを走査する時
の走査位置との差を求めることにより、記録時と再生時
における回転ドラムの周面に配置された一対のヘッドの
高さ誤差を検出(実施例) 第1図に本発明の一実施例の構成図を示し、第6図のタ
イミングチャー1−を参照しながらその動作を説明する
が、第7図と共通部分には同符合を付してその詳細な説
明は省略する。
同図中、制御回路14の各出力端子14□〜144は、
それぞれAND回路20〜23の一方の入力端子に接続
されると共に、モノマルチバイブレータ (以下モノマ
ルチと称す)15〜18を介し、その出力端子がSH回
路5の制御信号入力端子に接続されたOR回路19の入
力端子に接続され、出力端子145は、AND回路20
〜23の各他方の入力端子に接続されている。
SH回路7〜1oの各制御信号入力端子は、それぞれA
ND回路20〜23の出力端子に接続され、その各入力
端子は、共に引算器6の出力端子に接続されている。S
H回路7の出力端子は、加算器11の入力端子、引算器
24及び26の各十入力端子にそれぞれ接続され、SH
回路8の出力端子は、加算器11の入力端子、引算器2
4の入力端子及び27の十入力端子にそれぞれ接続され
、SH回路9の出力端子は、加算器11の入力端子、引
算器25の十入力端子及び26の一入力端子にそれぞれ
接続され、SH回路10の出力端子は、加算器11の入
力端子、引算器25及び27の各−入力端子にそれぞれ
接続されている。
加算器11の出力端子はキャプスタンモータ13を制御
するキャプスタンモータ制御回路12の入力端子に接続
されている。更に、引算器24.25の各出力端子はそ
れぞれ加算器28の入力端子に接続され、引算器26.
27の各出力端子はそれぞれ加算器29の入力端子に接
続されている。
以上の構成において、制御回路14はシンク信号s2を
入力し、このシンク信号S2の周波数が走査しているヘ
ッドに対応していることを確認すると共に、ヘッドha
、hbのうち、どちらのヘッドで検出され、且つ第2図
に示すATFエリアE1、E2のどちらのエリアで検出
されたかを確認した後、対応する出力端子を第3図に示
すt□のタイミングで順次II H1+状態とすると共
に、出力端子14.からt2のタイミングで制御信号S
7を出力する。即ち、第6図(a)に示す出力端子14
、の出力信号波形は、ヘッドhaがATFエリアE、の
対応するトラックを走査した時にブロック八で検出した
シンク信号82トニ基づいてIIHI+状態となり、同
図(b)に示す出力端子14□の出力信号波形は、ヘッ
ドhaがATFエリアE2の対応するトランクを走査し
た時にブロックAで検出したシンク信号S2に基づいて
″H′″状態となる。同様にして同図(C)に示す出力
端子14□の出力信号波形は、ヘッドhbがATFエリ
アE工の対応するトラックを走査した時に、また同図(
d)に示す出力端子144の出力信号波形は、ヘッドh
bがATFエリアE2の対応するトラックを走査した時
に、それぞれブロックBで検出したシンク信号S2に基
づいてIIHI+状態となる。
また前記したように、これらの各出力端子が111(I
+状態になるタイミングは、第3図に示すしユのタイミ
ングである。
尚、制御回路14が、如何にしてこれ等を識別するかに
ついては詳細に説明しないが、回転ドラムの回転情報を
得ることによりどちらのヘッドが走査しているか識別が
可能であり、走査しているヘッドが対応するトラックを
走査しているか否かは、前記したようにこのヘッドが再
生したシンク信号の周波数を識別することで可能となる
。更に、再生されるシンク信号2の規則性、即ちヘッド
haが各ATFエリアE工、E2で検出するシンク信号
をそれぞれsal、sa2とし、ヘッドhbが各ATF
エリアE1.E2で検出するシンク信号をそれぞれsb
、、sb2とすると、これらは”’ s al、  s
 a2、sbl、sb2、sa、”’の順に規則性をも
って現われ、この規則性を利用することにより、各出力
端子のII H1+のタイミングを得ることが出来る。
モノマルチ15〜18は入力する信号の立上りに同期し
て所定幅のパルスを出力する。従って、OR回路19か
ら出力されるパルス状の制御信号s6のパルスは、ヘッ
ドが各ATFエリアを走査する毎に第3図に示す七〇の
タイミングで現われ、SH回路5は、このH′″のタイ
ミングでレベル電圧信号S、のレベル電圧をホールドす
る。一方。
AND回路20〜23は、制御回路14の各出力信号と
制御信号s7を入力し、第6図に示すAND信号58〜
s1□をそれぞれSH回路7〜10の各制御信号入力端
子に出力する。SH回路7〜10は、それぞれレベル差
信号s4を入力し、AND信号のIIHI7のタイミン
グでサンプルホールドする。従って、SH回路7は差電
圧V a、を、SH回路8は差電圧V a 2を、SH
回路9は差電圧Vbiを、SH回路10は差電圧vb2
を逐次更新したTE電圧信号85□〜ss4をそれぞれ
出力する。
とのTE電圧信号851〜ss4の電圧が第5図(d)
、(e)に示すレベル状態で安定している各差電圧に基
づいて順次更新されているときの様子を第6図(k)〜
(m)に示す。この場合、各SH回路7〜1oがそれぞ
れ出力するT E Q圧信号の差電圧Va1、Va、、
vb□、vb2は変動しないが、テープ速度Vの変動に
応じて第5図(d)(e)に示す差電圧の位置が各軌跡
に沿って移動すると、サンプリング毎に各差電圧のレベ
ルが変化することは明らかである。
また加算器11は、TE電圧信号s51〜SG4を加算
した加算電圧信号S工2を出力するが、この加算電圧信
号S1□の電圧レベルは、逐次更新される差電圧Va、
、Va2、vb□、Vb2の平均レベル、即ち各ヘッド
ha、hbがそれぞれ走査するATFエリアEi、E2
のトラック中心に対するヘッド中心位置の平均位置を示
し、テープの速度変動に応じて変化する。この加算電圧
信号s1□を入力するキャプスタンモータ制御回路12
.及びキャプスタンモータ13の動作は、第7図に於け
る動作と同様なのでその説明を省略する。
引算器24は、TE電圧信号’3GlとSs□のレベル
差、つまり(VaxVa2)の傾き誤差信号SL3を出
力し、引算器25は、TE電圧信号ss3とSS4のレ
ベル差、つまり(Vbl−Vb、) の傾き誤差信号s
14を出力する。前記した第5図(d)(e)の説明か
ら明らかなように、これ等の各傾き誤差信号szi、s
14の各レベルは、第4図の角度関係に於いて、記録時
の回転ドラムの角度。
rに対して再生時の回転ドラムの角度が一方向に傾いて
いる場合にマイナス電圧として現われ、逆に子方向に傾
いている場合にプラス電圧として現われ、更にその大き
さは、誤差角に略比例する。
但し、上記の関係が成り立つのは、差電圧■a1、Va
2.vb、、vb2がそれぞれ第5図に示す範囲wa内
に存在する場合であり、またこの範囲内の移動軌跡が一
直線となっていないため、傾き誤差信号、3,814の
各レベルは、その状態によっては誤差角に正確に比例し
ない。
一方、引算器26は、TE電圧信号s、1とSS3のレ
ベル差、つまり(Va□−vbl)の高さ誤差信号S工
、を出力し、引算器27は、TE電圧信号s52とs、
4のレベル差、つまり(Va=Vb2)の傾き誤差信号
S工、を出力する。前記した第5図(d)、(e)の説
明から明らかなように、これ等の各高さ誤差信号、い 
Sエフの各レベルは、再生時におけるヘッドhaに対す
るヘッドhbの高さ位置が、記録時におけるヘラFha
に対するヘットhbの高さ位置より低い場合にプラス電
圧として現われ、逆に高い場合にマイナス電圧として現
われ、更にその大きさは高さ誤差に略比例する。
但し、上記の関係が成り立つのは、差電圧Va、、Va
、、vb□、vb2がそれぞれ第5図に示す範囲wa内
に存在する場合であり、またこの範囲内の移動軌跡が一
直線となっていないため、誤差信号、6、S17の各レ
ベルは、その状態によっては高さ誤差に正確に比例しな
い。
第1図の実施例においては、傾き誤差信号”13、S1
4を加算器28で加算した傾き誤差出力信号sxsを形
成したが、これ等各信号の有する情報は、殆ど同じと考
えられる。また高さ誤差信号、G、s1□を加算器29
で加算した高さ誤差出力信号5i11を形成したが、こ
れ等各信号の有する情報は、殆ど同じと考えられる。
第8図は、これ等の誤差出力信号s15.”1mに基づ
いて、傾き誤差又は/及び高さ誤差が視覚的に確認でき
るようにした本発明回路の利用例を示す表示手段の構成
図で、その動作について説明する。
第8図(a)に於いて、表示駆動回路22は、その入力
端子21に誤差出力信号を入力し、このレベルに対応す
るデイスプレィ23の各ドツトを点灯する。即ち、誤差
出力信号の入力レベルがプラスの場合は、デイスプレィ
23に表示したプラス側で、且つゼロ位置からの距離が
入力レベルに略比例する位置のドツトを点灯し、入力レ
ベルがマイナスの場合は、同様にマイナス側の該当する
ドツトを点灯し、更に入力レベルがOVの場合には、ゼ
ロ位置のドツトを点灯するものである。
尚、ゼロ位置以外のドツトが転倒する場合、このドツト
とゼロ位置のトン1〜間の全てのドツトを点灯するよう
に駆動してもよい。
第8図(b)は、表示手段の他の方法を示すもので、表
示駆動回路22′は、その入力端子21′に前記誤差出
力信号を入力し、デイスプレィ23′の矢印状の点灯部
23′1.23′2を点灯する。即ち、人力レベルがO
■近傍の所定範囲内にあるときは点灯部23′0.23
′2を共に点灯し、この所定範囲よりマイナスのときは
点灯部23′2のみを点灯し、更にこの所定範囲よりプ
ラス側のときは点灯部23′1のみを点灯するものであ
る。
尚、本発明は第1図に示す実施例に限定されるものでは
なく、種々の態様が取得ることは勿論である。
(発明の効果) 本発明によれば1回転ドラムの傾き誤差量、又は回転ド
ラム周面の所定個所に配置された一対のヘッドの高さ誤
差量が検出できるため1本発明回路を種々の目的に利用
できる。例えば、回転トラムの傾き補正手段、又はヘッ
ドの高さ補正手段等との組合せにより、各補正制御装置
を構成することにより、これ等の誤差を含まない正確な
トラッキングが実現出来る。
また、製造ラインに本発明を用いた検査治具を使用すれ
ば、予め用意した基準テープを再生することにより製造
上のバラツキ誤差をチエツクすることが出来るなど、種
々の目的に利用できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明の一実施例を示す構成図、第2図乃至
5図は本発明の説明に供する図、第6図は第】図の各部
における信号波形を示すタイミングチャート図、第7図
は従来の一般的なA T F”制御に用いられるATF
制御系のブロック図、第8図は本発明の利用例を示す表
示手段の構成図である。 1  RFアンプ、2・・・ローパスフィルタ、3バン
ドパスフイルタ、4・・エンベロープ検波回路。 5.32.7〜10・サンプルホールド回路、6.24
〜27・・引算器、1】−128,29・・加算器。 12・・キャプスタンモータ1駆動回路、13 キャプ
スタンモータ、】−4,34・・制御回路、15〜18
・・モノマルチバイブレータ、19・・OR回路、20
〜23・・・AND回路、33 マ(l滑回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ヘリカルスキャン方式により、回転ドラムの周面
    に配置された第1と第2のヘッドで、磁気テープの各ト
    ラックの両端部近傍の第1と第2のエリアに記録された
    パイロット信号を再生し、この再生されたパイロット信
    号に基づいてヘッドが走査するトラック方向に対する該
    ヘッドの走査方向の角度誤差を検出する誤差検出回路で
    あり、前記第1(第2)のヘッドが、前記第1のエリア
    において対応する第1(第2)のトラックに記録された
    シンク信号の検出に同期し、且つ異なる第1と第2のタ
    イミングで検出する他トラックの一対のパイロット信号
    のレベル差情報を逐次サンプルホールドする第1(第2
    )のサンプルホールド回路と、 前記第1(第2)のヘッドが、前記第2のエリアにおい
    て対応する第1(第2)のトラックに記録されたシンク
    信号の検出に同期し、且つ前記第1と第2のタイミング
    で検出する他トラックの一対のパイロット信号のレベル
    差情報を逐次サンプルホールドする第3(第4)のサン
    プルホールド回路と、 前記第1(第2)のサンプルホールド回路の出力信号と
    前記第3(第4)のサンプルホールド回路の出力信号と
    のレベル差情報を得る引算器とからなることを特徴とす
    る誤差検出回路。
  2. (2)ヘリカルスキャン方式により、回転ドラムの周面
    に配置された第1(第2)のヘッドで、磁気テープの各
    トラックの両端部近傍の第1と第2のエリアに記録され
    たパイロット信号を再生し、この再生されたパイロット
    信号に基づいて各ヘッド間の高さ誤差を検出する誤差検
    出回路であり、前記第1のヘッドが、前記第1(第2)
    のエリアにおいて対応する第1のトラックに記録された
    シンク信号の検出に同期し、且つ異なる第1と第2のタ
    イミングで検出する他トラックの一対のパイロット信号
    のレベル差情報を逐次サンプルホールドする第1(第3
    )のサンプルホールド回路と、前記第2のヘッドが、前
    記第1(第2)のエリアにおいて対応する第2のトラッ
    クに記録されたシンク信号の検出に同期し、且つ前記第
    1と第2のタイミングで検出する他トラックの一対のパ
    イロット信号のレベル差情報を逐次サンプルホールドす
    る第2(第4)のサンプルホールド回路と、前記第1(
    第2)のサンプルホールド回路の出力信号と前記第2(
    第4)のサンプルホールド回路の出力信号とのレベル差
    情報を得る引算器とからなることを特徴とする誤差検出
    回路。
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US07/410,154 US5119249A (en) 1988-09-22 1989-09-20 Tracking error detection circuit using pilot signals during tape reproduction

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6318564A (ja) * 1986-07-09 1988-01-26 Toshiba Corp ヘリカルスキヤン方式テ−プ再生装置のキヤプスタン制御回路
JPS6435533U (ja) * 1988-03-02 1989-03-03

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6318564A (ja) * 1986-07-09 1988-01-26 Toshiba Corp ヘリカルスキヤン方式テ−プ再生装置のキヤプスタン制御回路
JPS6435533U (ja) * 1988-03-02 1989-03-03

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