JPH079724B2 - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JPH079724B2
JPH079724B2 JP60108442A JP10844285A JPH079724B2 JP H079724 B2 JPH079724 B2 JP H079724B2 JP 60108442 A JP60108442 A JP 60108442A JP 10844285 A JP10844285 A JP 10844285A JP H079724 B2 JPH079724 B2 JP H079724B2
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output
track
tracking
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crosstalk component
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淳一 佐藤
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Canon Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 本発明は、例えば4周波パイロット方式等の磁気記録再
生装置に使用されるトラッキング方式に関するものであ
る。
〔従来技術〕
従来から公知の回転ヘッド型の磁気録画再生装置(以下
VTRと称す)には、通常長時間モード(LP)と標準モー
ド(SP)との2つのテープ速度を有している。かような
VTRにおいて、LPおよびSPの両モード共同じ一対のヘッ
ドで記録および再生を行う場合は第1図及び第2図のよ
うに記録パターンがそれぞれ異なっているので、SPモー
ドにおいてはいわゆるガードバンドが生じてしまう。そ
の結果、再生時に公知の4周波パイロット方式ではSPモ
ードでヘッドが主にトレースするトラック(主トラッ
ク)の両隣接トラックのパイロット信号を同時に拾えな
いため、ヘッド13とトラック14のパターンとの位置決め
制御を行うトラッキングが正確にかからないという問題
点があった。
これを更に詳しく説明しておく。
第1図および第2図において、11は記録媒体たるテー
プ、12はトラック、13はヘッド、14はガードバンドであ
る。
第3図は、ヘッド13のトラック中心からのずれ量16に対
する主トラックから再生されるRF出力あるいはパイロッ
ト出力17と共に両隣接トラックからのパイロット信号に
よるトラッキングエラー出力18を示す。ここで、横軸に
ずれ量16をとり、縦軸に両出力17および18を含めた出力
19をとっている。
テープ11にガードバンド14が在るとき、その幅に相当す
る分だけエラー出力18は不感帯20をもつ。従って、ヘッ
ド13がこの不感帯20にある間はエラー出力は0となる。
そのためヘッド13がトラック中心からずれて、RF出力又
はメインパイロット出力17が最大値より小さくなってい
てもテープの走行には何らの制御も与えられない。更
に、ヘッド13がトラック中心から大きくずれて隣接トラ
ックからパイロット信号18を拾えば、これによって最適
でない位置にテープ11の走行が制御されてしまうという
問題点がある。
〔発明の目的〕
本発明は、上述した問題点に鑑みて為されたものであ
り、いかなるトラックピッチに於ても共通のヘッドでト
ラッキングが正確にかかるようなトラッキング方式を提
供することを目的とする。
〔実施例〕
以下図面に示す実施例に基づいて本発明を詳細に説明す
る。
第4図に本発明の一実施例を示す。ここで33は周知の4
周波パイロット方式によるトラッキングエラー信号検出
回路(ATF回路)、34は検波器、35はコンパレータ、36
は基準電圧源、(その電圧はVR1)、37はサンプルホー
ルド回路で、主トラックを走査中に隣接トラックから得
られた所定のクロストーク成分を保持するための保持手
段を構成している。38は遅延回路、39は差動増幅器、40
は基準電圧源(その電圧はVR2)、41はコンパレータ、4
2は反転増幅器、43は被反転増幅器、44は排他的論理和
ゲート、45はアナログスイッチ、46は加算器、47は導入
されるパイロット信号、48はトラッキングエラー信号で
ある。
上記第4図の回路はトラッキング制御手段を構成してお
り、主トラックを走査中に隣接トラックからのクロスト
ーク成分が得られる場合には、このクロストーク成分を
用いてトラッキングを行ない、また隣接トラックからの
クロストーク成分が得られない場合には、上記主トラッ
クからの再生出力を用いてトラッキング制御を行うよう
になっている。
本発明方式においては、ヘッド13が不感帯20に在るとき
は、RF出力又はメインパイロット出力17を用いてトラッ
キングを行うものである。ここでは、一例としてRF出力
を用いる。その方法は、まず実験等でRF出力の最大値21
を求め、その最大値21とRF出力17との差をトラッキング
エラー信号として用いる。しかし、このときはエラー量
の絶対値は分っているが、その方向すなわちテープを進
ます方向か遅らす方向かの判断がつかない。本発明の好
適なる実施態様に於ては、このような方向検知をも可能
にしたものである。
すなわち、上述のトラッキング制御手段は、上記保持手
段にて保持された上記クロストーク成分を用いてトラッ
キング制御方向を設定し、上記再生出力を用いてトラッ
キング制御量を設定するように構成されている。
次に、上述した構成において、従来の4周波パイロット
方式に於るトラッキングエラー信号は18である。今ヘッ
ド13が不感帯20に在る時は、エラー信号18は0となる。
実際にはある値の直流電圧Vofとなる。ここで、電圧源3
6の基準電圧VR1を、その直流分の電圧Vofと等しくして
おく。次に、エラー信号18と基準電圧VR1をコンパレー
タ35に入力すると、当該コンパレータ35の出力は、ヘッ
ド13とテープ11との位相関係によって2種類の信号とな
る。すなわち、テープ11をヘッド13に対して進めるべき
か遅らすべきかが判別できる。ヘッド13が不感帯20に在
るときは、これら2種類の信号はどちらになるか分らな
い。しかもノイズによる影響も大きい。そこでエラー信
号18と基準電圧VR1との差がある値よりも小さくなった
ところで、コンパレータ35の出力をサンプルホールド回
路37でホールドでしておく。すなわち、ヘッド13が不感
帯20に入る直前の状態が判別できることになる。サンプ
ルホールド回路37の出力は後述する排他的論理和ゲート
44に入力される。
上記スイッチ45は上記排他的論理和ゲート44の出力によ
って制御されるものであり、ATFエラー信号18が得られ
る場合には第4図図示の状態に設定され、ATFエラー信
号18が得られない場合には上記コンパレータ41の出力に
応じてスイッチ45の出力端子を反転増幅器(コンパレー
タ)42又は非反転増幅器(コンパレータ)43に選択的に
接続する。
一方RF出力17は検波器34で検波された後、差動増幅器3
9、コンパレータ41及び遅延回路38に入力される。コン
パレータ41では、RF出力の検波電圧と遅延回路38によっ
てある時間遅延された検波電圧とを比較する。これによ
って現時点のRF出力が、ある一定時間(遅延時間に相
当)前のRF出力に比べて増えているか減っているか判断
できる。又検波電圧は差動増幅器39にも入力される。こ
の時電圧源40の基準電圧VR2をRF最大出力21の電圧にし
ておくものとする。
第5図はこの説明に供する補助図で、51,52,53,54のそ
れぞれはヘッド中心とトラック中心とのずれの位置を示
し、55,56はRF出力値である。例えば、最初ヘッド13が5
1の位置に在ったものとする。この時のRF出力は55であ
る。従って、差動増幅器39によって55と最大出力21との
差が増幅される。一方サンプルホールド回路37の出力と
コンパレータ41の出力とは排他的論理和ゲート44に入力
される。これによって、方向検知が行われる。例えば、
ヘッド13が51から52の位置に移った時と51から53の位置
に移った時とでは、両方共RF出力が増えた訳であるから
排他的論理和ゲート44の出力は同じ信号となる。従っ
て、両方の場合共アナログスイッチ45の結線される方向
は同じとなり、これによって差動増幅器39の出力は反転
増幅器42又は非反転増幅器43のどちらか一方のみによっ
て増幅された後、加算器46でエラー出力18に加算され
る。従って、ヘッド13が位置51から位置52におよび位置
51から位置53に移った場合のいずれでもテープ11は一方
向に制御されて不都合が生じる。
そこで本実施例では、基準電圧VR2をRF最大出力21の電
圧よりも、第3図にて示す電圧22のように、最大値21よ
り少し低目に設定する。そして差動増幅器39及び反転増
幅器42,非反転増幅器43のゲインを小さめにして一回の
制御で51から53のようにしてテープ11がヘッド13に対し
て大きく移動せず、しかもRF最大出力の位置54を超えな
いようにすることにより、方向検知の信号すなわち排他
的論理和ゲート44の出力は正しい方向を示していること
になる。このようにして、加算器46から出力されるトラ
ッキングエラー信号48によってトラッキングサーーボ機
構(図示せず)を駆動して、ヘッド中心とトラック中心
とのずれを補正するものである。
以上のように基準電圧VR2を最大RF出力21よりも少し低
目の値22に設定することで、第3図に示す如く、ヘッド
中心とトラック中心とが23で示す量だけずれると共にRF
出力も少し低くなるが、より安定なトラッキングサーボ
を行うことができる。
なお、上述した電圧VR2の電圧値、つまり第3図にて示
した値22の決め方としては、VTRの場合には画面をみな
がら、ヘッド13がトラッキング中心にあるときの画質と
ほとんど変わらない点を選択すればよい。
〔発明の効果〕
以上詳述した如く本発明によれば、トラックピッチがヘ
ッド幅より広い場合においても、主にトレースする主ト
ラックの出力を用いることにより、より安定なトラッキ
ングを行うことのできるトラッキング方式を提供するこ
とが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は長時間モードにおける記録パターンの説明図、
第2図は標準モードにおける記録パターンの説明図、第
3図はトラッキングのずれに対するRF出力またはメイン
パイロット出力とエラー出力との関係を示す折線図、第
4図は本発明の一実施例によるトラッキング方式を示す
構成ブロック図、第5図は第4図の本発明実施例を説明
するための説明補助図である。 11……テープ 12……トラック 13……ヘッド 14……ガードバンド 16……ヘッド中心とトラック中心とのずれ量 17……RF出力またはメインパイロット出力 18……エラー出力 20……不感帯 21……RF出力またはメインパイロット出力の最大値 34……検波器 35,41……コンパレータ 39……差動増幅器 42……反転増幅器 43……非反転増幅器 44……排他的論理和ゲート 45……アナログスイッチ 46……加算器 48……トラッキングエラー信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号をトラッキング用のパイロット信
    号と共に記録し、再生時には上記パイロット信号に基づ
    いてトラッキングを行うとともに、上記パイロット信号
    が記録されたトラックの両側に上記パイロット信号が記
    録されない領域が形成される記録再生装置であって、 主トラックを走査中に隣接トラックから得られた所定の
    クロストーク成分を保持するための保持手段と、 主トラックを走査中に隣接トラックからのクロストーク
    成分が得られる場合には、このクロストーク成分を用い
    てトラッキング制御を行い、 隣接トラックからのクロストーク成分が得られない場合
    には、隣接トラックからのクロストーク成分が得られな
    くなる前に上記保持手段にて保持された上記クロストー
    ク成分を用いてトラッキング制御方向を設定するととも
    に、上記主トラックからの再生出力のレベルが大きくな
    るようにトラッキング制御を行うトラッキング制御手段
    とを備えたことを特徴とする記録再生装置。
JP60108442A 1985-05-22 1985-05-22 記録再生装置 Expired - Lifetime JPH079724B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60108442A JPH079724B2 (ja) 1985-05-22 1985-05-22 記録再生装置
US06/864,017 US4743921A (en) 1985-05-22 1986-05-16 Information signal reproducing apparatus having a tracking control system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60108442A JPH079724B2 (ja) 1985-05-22 1985-05-22 記録再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61267955A JPS61267955A (ja) 1986-11-27
JPH079724B2 true JPH079724B2 (ja) 1995-02-01

Family

ID=14484878

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JP60108442A Expired - Lifetime JPH079724B2 (ja) 1985-05-22 1985-05-22 記録再生装置

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JP (1) JPH079724B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60133564A (ja) * 1983-12-21 1985-07-16 Mitsubishi Electric Corp 磁気記録再生装置

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JPS61267955A (ja) 1986-11-27

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