JPH0287101A - 反射防止膜の製造法 - Google Patents

反射防止膜の製造法

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Publication number
JPH0287101A
JPH0287101A JP63238385A JP23838588A JPH0287101A JP H0287101 A JPH0287101 A JP H0287101A JP 63238385 A JP63238385 A JP 63238385A JP 23838588 A JP23838588 A JP 23838588A JP H0287101 A JPH0287101 A JP H0287101A
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JP
Japan
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antireflection layer
substrate
polymer substrate
antireflection
treated
Prior art date
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Pending
Application number
JP63238385A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhito Owaki
泰人 大脇
Shige Hashimoto
樹 橋本
Tsukasa Miyazaki
司 宮崎
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Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分!#f) 本発明は反射防止膜の新規な製造法に関する。
(従来の技術) ポリエチレンテレフタレート(以下、PETと称す)フ
ィルムのような高分子基板の表面にZr0z 。
MgFz 、 5i02等の反射防止till 41”
形成せしめた反射防止膜は既に知られている。
そして、この反射防止膜の製造法としては真空蒸着法あ
るいはスパッタリング法により、基板表面に反射防止層
全薄膜形成する方法が知らnておタ、更に反射防止ノー
の形成に先立ち、基板表面をアルゴンプラズマで処理す
る方法も提案されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前者の方法では反射防止ノーの形成時の
雰囲気温度を基板の軟化点(もしくは融点)よりも低く
設定する必要がff)す、かかる低温で形成さ几た反射
防止層は基板との密着力が弱く、剥l11を生じ易いと
いう問題がめつ九。
後者の方法によIしば1反射防止lIIIgの基板への
密着力の若干の向1が見られるが、米だ充分なものでは
なかった。
従って1本発明は基板と反射防止ノーの密着力の大きな
反射防止11JI製造する方法を提供すること金目的と
するものである。
(課題を解決するための手段) 本発明に係る反射防止膜の製造法は、高分子基板表面1
[素プラズマICより処理し、その後該表面に反射防止
11 を形成することt特徴とするものである。
本発明に用いる高分子基板は、従来から反射防止膜の基
板として使用されていたものをそのまま使用でき1例え
ば、ポリプロピレン等のポリオレフィン、PET、ポリ
カーボネート、ポリメチルメタクリレート、ジエチレン
グリコールビスアリルカーボネート等から成るフィルム
、シー)、板等をその具体例として挙げることができる
上記高分子基板に対する酸素プラズマ処理は。
例えば図面に示す装置!1を用いて行なうことができる
図面において、lは真空容器であり、真空ポンプ(図示
省略)に接続され之排気管2と、パルプ3を有するガス
導入管4′ft有している。55は回転可能なロール電
極であり、高周波電圧を印カロする几めの4源6に電気
的に接続されている。7はアースである。更に、容器l
内には供給ロール8゜巻取りロール9およびガイドロー
ル10.11.12゜13が配置さn、高分子基板14
はこれらロールによって導かれる。
この装置により高分子基板を処理するには、真空ポンプ
により真空容器1内の雰囲気圧’t−10−’Torr
以下とした後、パルプ3を開いて酸素を導入し、その雰
囲気圧を処理に適する真空度I X l O−”〜9X
lO−” Torrとし、を源6によりロールt、M5
に高周波電圧を印加すると該電極5上の高分子基板14
表面に酸素プラズマが発生し、このプラズマにより高分
子基板14の該:11函が処理され、化学的に活性化さ
れる。
高分子基板表面の処理の程度は放電電力(Watt/c
d)と処理時間(sec )の積lt下、 コfL’t
−fi埋量と称す〕で示すことができ、不発明Vこおい
ては基板処理面と該処NA面に形成さルる反射防止層の
w着力同上のため、処理t’を通常0. l Watj
 ・see /−以と好ましくは0.2〜10 Wat
t−see /(−Jとする。
上記放電電力は通常0.016〜0.08 Watt/
cJである。ま友、処理時間は放電電力が小さくなるほ
ど長くなるが、実用的には放電電力を大きくして処理時
間を短かくするのがよく1通常5〜100秒とする。
本発明の方法においては1次いで高分子基板の酸素プラ
ズマ処理面に反射防止層が形成される。
反射防止層の形成は従来と同様に行なうことができ 、
  ZrO鵞 、  M/iFz、  5iOz、  
Ti1t、  M2O,PbFz、  YzC)s。
Taxes 、 Al2O5、CaFs 、 Ce0z
 、 Hl(h 、 ZnS ’4 t”用い。
真空蒸着法、スパッタリング法、イオンブレーティング
法等によることができる。かような本発明の方法によれ
ば、高分子基板表面への反射防止層の形成温度が比較的
低温(例えば100℃以下)でも、該防止j−の基板へ
の田4力は強固なものとなる。
(実施例) 以下実施例により本発明kWに詳細に説明する。
実施例1 厚さ100μ講の長尺PETフィルムを図面に示す供給
ロール8にセットし、その一端をガイドロール10.1
1.ロール電極5.ガイドロール12.13を経て巻取
りロールに導いてン<。
次に%真空ポンプにより真空容器1内の雰囲気圧f、 
4 X 10−’ Torrとし、パルプ3を開け、ガ
ス導入管4から酸tAを供給し雰囲気圧を3 X l 
O−” ’f’orrに調整維持する。
次いで、電源6から高周波電圧をロール電極5に印加し
、該電極5上の高分子基板14(このときはPETフィ
ルム)の表面に酸素プラズマを発生させる。このとき、
ロール8〜13D工び0−ルミ極5tl−回転させ、P
ETフィルムを所定速度で移動させる。なお、この際の
放電電力は0.047Watt/cJとし、処理時間は
60秒とした。
次に、PETフィルムの処理面上にZrkターゲットと
して、Ar、02混合ガス(Ar:02 =lL)二1
容量比〕雰囲気下において1反応性マグネトロンスパッ
タリング法により、厚さ600AのZr0zの反射防止
層の形成された反射防止膜を得た。なお。
反射防止jd影形成時基板温度は約100℃であった。
比較例1 酸素プラズマ処理をしないこと以外は全て実施例と同様
にして反射防止膜を得た。
比較例2 処理時に酸素に代えAr ’(用いること以外は全て実
施例と同様に作業して反射防止膜を得之。
実施例2 実施例1と同様VC処理したPETフィルムのL[面上
に真空蒸着法により厚さ900 AのMiF2反射防止
Mf:形成し友。
1記実施例および比較例によって得られ念反射防止膜に
2ける基板と反射防止層の@着力について下記試験を行
ない、得られた結果′を第1表に示す。
(A)アルコール浸漬試験 反射防止層をエタノール(1夜@25’C)中に浸漬し
1反射防止j−が基板から剥離するまでの時間を目視観
察した。
(B)テープ剥離試験 反射防止層上に市販の粘着テープ(日束岨工■製、商品
名ポリエステルテープ131B)を貼凄し、その後こn
2−気に剥離し1反射防止層の剥離の有無を目視観察し
友。
第1表 (発明の効果) 本発明は上記のように構成され、高分子基板表面を反射
防止J−の形成に先立ち酸素プラズマ処理するようにし
たので1反射防止層の基板への密着力を向上できる特徴
がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の方法に用いる装置の実例を示す概略図で
ある。 1・・・真空容器  2・・・排気管  3・・・パル
プ4・・・ガス導入管  5・・・ロール電極  6・
・・電源8・・・供給ロール  9・・・巻取りロール
  14・・・高分子基板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 高分子基板表面を酸素プラズマにより処理し、その後該
    表面に反射防止層を形成することを特徴とする反射防止
    膜の製造法。
JP63238385A 1988-09-22 1988-09-22 反射防止膜の製造法 Pending JPH0287101A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5622784A (en) * 1986-01-21 1997-04-22 Seiko Epson Corporation Synthetic resin ophthalmic lens having an inorganic coating
US5759643A (en) * 1987-01-16 1998-06-02 Seiko Epson Corporation Polarizing plate and method of production
US5783299A (en) * 1986-01-21 1998-07-21 Seiko Epson Corporation Polarizer plate with anti-stain layer
US6942924B2 (en) 2001-10-31 2005-09-13 Chemat Technology, Inc. Radiation-curable anti-reflective coating system
JP2012026000A (ja) * 2010-07-23 2012-02-09 Utec:Kk 被成膜基材の前処理方法、被成膜基材への薄膜の成膜方法、プラズマcvd装置、蒸着装置、スパッタ装置及びプラスチック基材

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