JPH0287075A - 電流センサ回路 - Google Patents
電流センサ回路Info
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
以下モデムという)等で使用される通信回線のネットワ
ーク・コントロール・ユニット部(NCU)においては
通常、電流センサ回路を用いて回線のループ電流の有無
を検出しこの検出結果に基づいて回線制御処理等を行な
りでいる。
ープ回路の開閉により信号の授受を行なうL P (L
oop Signaling)方式を採用した電話回線
を利用する他の装置等においても、直流ループ電流のオ
ン・オフによって端末設備からの発呼処理、遮断処理を
行ない、またループ電流の極性によって交換機からの応
答終話処理を行なう関係上、電流センサ回路が設けられ
ている。
用いたものや、ホトダイオードを用いたものが使用され
ているが、前者においては信頼性が低いという問題があ
り、また後者においては経年変化によってトラブルが発
生する等の問題がある。
ール素子等の磁気センサを用いた電流センサ回路が使用
されることが多い。
を示す回路図である。
対応した大きさ及び方向のの磁束を発生するコイル10
1と、このコイルによって生成された磁束の大きさ及び
方向に応じた値のホール電圧を発生するホール素子部1
02と、このホール素子部102に電源電圧を供給する
駆動電圧生成部109と、前記ホール素子部102から
出力されるホール電圧を増幅する反転増幅部103と、
この反転増幅部103のオフセット補償、及び前記ホー
ル素子102の不平衡補償を行なうのに必要な補償電圧
を発生する補償電圧発生部104とを備えている。
方向スレショルド電圧とを発生するスレショルド電圧発
生部105と、このスレショルド電圧発生部105から
出力される正側スレショルド電圧より前記反転増幅器1
03から出力されるホール電圧の方が高いとき負論理の
tt 1 u信号を発生する順方向コンパレータ部10
6と、前記スレショルド電圧発生部105から出力され
る逆方向スレショルド電圧より前記反転増幅器103か
ら出力されるホール電圧の方が低いとき負論理の“1”
信号を発生する逆方向コンパレータ部107とを備えて
いる。
が流れ、コイル101から前記電流の値及び方向に応じ
た大きさの磁束が出力されれば、ホール素子部102が
これを検知して前記磁束の値及び方向に応じた値のホー
ル電圧を発生するとともに反転増幅器103によって前
記ホール電圧が増幅され、この増幅動作によって得られ
た電圧が順方向スレショルド電圧よりも高いときには順
方向コンパレータ部106から負論理の11”信号が出
力される。また前記増幅動作によって得られた電圧が逆
方向スレショルド電圧よりも低いときには逆方向コンパ
レータ部107から負論理の“1”信号が出力される。
に示す回路も知られている。なおこの図において第2図
に示す各部と同じ部分には同じ符号が付しである。
圧生成部109に代えて定電圧生成部110を設けたも
のであり、この定電圧生成部110によってホール素子
部102に一定電圧を供給するようにしている。
は次に述べるような問題があった。
によって駆動電圧生成部109を構成しているので、回
路を簡素化できるという利点はあるものの、ホール素子
部102を構成するホール素子112の温度が変化して
このホール素子112の内部抵抗値が変化したとき、こ
れに対応して印加電圧が変化してホール電圧の値が変化
する。
圧制御用のトランジスタ113と、このトランジスタ1
13のバイアス電圧決定用の抵抗114.115とによ
って定電圧生成部110を構成しているので、ホール素
子112の温度が変化してこのホール素子112の内部
抵抗値が変化したときにおいても、このホール素子11
2に印加される電圧を一定にすることができるものの、
部品点数が増える分コストダウンが難しく、またスペー
ス的に不利になるという問題があった。
3つの抵抗116.117.118を直列に接続してス
レショルド電圧発生部105を構成しているので、この
スレショルド電圧発生部1O5から出力される順方向ス
レショルド電圧、逆方向スレショルド電圧のいずれか一
方のみを調整することができないので、調整作業が難し
いという問題があった。
品点数を少なくして回路の低コスト化及び省スペース化
をはかることができるとともに、回路の高精度化及び調
整の簡素化をはかることができる電流センサ回路を提供
することを目的としている。
回路においては、1つの電圧発生部によって得られた電
圧によってホール素子の駆動及び不平衡補正を行なうと
ともに、前記電圧によって反転増幅器のオフセット補償
を行なうことによりホール素子部分の回路を簡素化させ
る。また順方向コンパレータ部、逆方向コンパレータ部
で使用される順方向スレショルド電圧、逆方向スレショ
ルド電圧を第1基準抵抗部、第2基準抵抗部によって個
々に発生させることによりコンパレータ部分での調整作
業を容易化させてコンパレータ精度を向上させることを
特徴としている。
回路図である。
対応した大きさ及び方向の磁束を発生するコイル1と、
このコイル1によって生成された磁束の大きさ及び方向
に応じたホール電圧を発生するホール素子部2と、前記
ホール素子部2から出力されるホール電圧を増幅する反
転槽@部3と。
部2の駆動、不平衡補償を行なうのに必要な電圧を発生
する電圧発生部4とを備えている。
生する順方向基準電圧発生部5と、この順方向基準電圧
発生部5から出力される順方向スレショルド電圧より前
記反転増幅部3から出力されるホール電圧の方が高いと
き負論理の1”信号を発生する順方向コンパレータ部6
と、逆方向スレショルド電圧を発生する逆方向基準電圧
発生部7と、この逆方向基準電圧発生部7から出力され
る逆方向スレショルド電圧より前記反転増幅部3から出
力されるホール電圧の方が低いとき負論理の“1″信号
を発生する逆方向コンパレータ部8とを備えている。
の電路に電流が流れたときこの電流の大きさ及び方向に
対応した大きさ及び方向の磁束を発生する。
.10と、これら各抵抗9.10の値によって決まる基
準電圧値を受ける演算増幅器11と、この演算増幅器1
1の出力電圧をホール素子部2と、反転増幅部3とに伝
達する抵抗17とを備え、抵抗9.10によって得られ
る基準電圧を演算増幅器11によってボルテージ・フォ
ロワして基準電圧を生成しこれをホール素子部2の電源
入力端子に直接供給するとともに抵抗17を介して前記
ホール素子部2の補償端子と、反転増幅部3とに供給す
る。
ール素子12と、このホール素子12の不平衡電圧を補
償するための抵抗13とを備え、電源入力端子を介して
前記電圧発生部4から基準電圧が供給されたときこの基
準電圧によってホール素子12が定電圧で駆動するとと
もに、補償端子を介して入力された前記基準電圧と抵抗
13とによって前記ホール素子12の不均衡電圧が補償
される。そしてこの状態で、前記コイル1が磁束を発生
すれば、ホール素子12は前記磁束の大きさ及び方向に
応じた値のホール電圧を発生してこれを反転増幅部3に
供給する。
の演算増幅器14の入力抵抗となる抵抗15と、前記演
算増幅器14の帰還抵抗となる抵抗16と、前記演算増
幅器14の出力を後段回路に伝達する抵抗18とを備え
、前記電圧発生部4から供給される基準電圧によって演
算増幅器14のオフセット電圧が補償される。そして、
前記ホール素子部2からホール電圧が供給されたときこ
れを反転増幅して出力電圧(ホール電圧)を生成しこれ
を順方向コンパレータ部6と、逆方向コンパレータ部8
とに供給する。
決定用の抵抗19.20を備え、これらの抵抗19.2
0によって得られた順方向スレショルド電圧を順方向コ
ンパレータ部6に供給する。
の値と前記反転増幅部3から出力されるホール電圧の値
とを比較する演算増幅器21と、この演算増幅器21の
出力端子が低電圧になったときに導通するダイオード2
2と、このダイオード22のアノードをプルアップする
抵抗23とを備え、前記順方向スレショルド電圧の値よ
り前記反転増幅部3から出力されるホール電圧の値が高
いとき、演算増幅器21の出力端子電圧が低レベルとな
る。これによってダイオード22を導通させて負論理の
“1”信号を生成しこれを次段の処理回路(図示は省略
する)に供給する。
決定用の抵抗24.25を備え、これらの抵抗24.2
5によって得られた逆方向スレショルド電圧を逆方向コ
ンパレータ部8に供給する。
と同様に演算増幅器26と、ダイオード27と、プルア
ップ用の抵抗28とを備え、前記逆方向スレショルド電
圧の値より前記反転増幅部3から出力されるホール電圧
の値が低いとき、演算増幅器26の出力端子電圧が低レ
ベルとなってダイオード22を導通させて負論理の1”
信号を生成しこれを前記処理回路に供給する。
て生成される基準電圧で、ホール素子12の定電圧駆動
、このホール素子12の不均衡補償、演算増幅器14の
オフセット補償を行なうようにしたので、従来のものよ
り部品点数を少なくすることができ、これによって回路
のコストダウン及び回路の高精度化、省スペース化をは
かることができる。
と、逆方向基準電圧発生部7とを独立させているので、
順方向スレショルド電圧と、逆方向スレショルド電圧と
を個々に調整することができ、これによって回路の高精
度化及び調整の容易化をはかることができる。
して回路の低コスト化及び省スペース化をはかることが
できるとともに、回路の高精度化及び調整の簡素化・を
はかることができる。
回路図、第2図は従来知られている電流センサ回路の−
゛例を示す回路図、第3図は従来知られている電流セン
サ回路の他の一例を示す回路図である。 3−・−増幅部(反転増幅部)、4・・・電圧発生部、
5・・・第1基準抵抗部(順方向基準電圧発生部)、6
・・・第1コンパレータ部(順方向コンパレータ部)、
7・・・第2基準抵抗部(逆方向基準電圧発生部)、8
−・・第2コンパレータ部(逆方向コンパレータ部)1
2・・・ホール素子。 特許出願人 東洋通信機株式会社
Claims (1)
- (1)入力電流に対応して得られた磁束の大きさをホー
ル素子によって測定しこの測定結果に対応した信号を発
生する電流センサ回路において、電源電圧に追従して出
力電圧が変化する電圧フォロワ型電圧発生部と、この電
圧発生部によつて得られた電圧で駆動するホール素子と
、前記電圧発生部によって得られた電圧をオフセット補
正電圧として印加し、かつ前記ホール素子の出力電圧を
増幅する増幅部と、正側スレショルド電圧を発生する第
1基準抵抗部と、この正側スレショルド電圧より前記増
幅部から出力される出力電圧の値が正側に大きいとき信
号を発生する第1コンパレータ部と、負側スレショルド
電圧を発生する第2基準抵抗部と、この負側スレショル
ド電圧より前記増幅部から出力される出力電圧の値が負
側に大きいとき信号を発生する第2コンパレータ部とを
備えたことを特徴とする電流センサ回路。
Priority Applications (8)
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