JPH0287015A - エンコーダ - Google Patents
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- JPH0287015A JPH0287015A JP23999488A JP23999488A JPH0287015A JP H0287015 A JPH0287015 A JP H0287015A JP 23999488 A JP23999488 A JP 23999488A JP 23999488 A JP23999488 A JP 23999488A JP H0287015 A JPH0287015 A JP H0287015A
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- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract 1
- 238000003491 array Methods 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 4
- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 4
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、コード板の回転角に応じて位相が変化する位
相信号を発生するとともに、この位相信号における位相
変化量を測定して、前記コード板の回転角を算出するよ
うにしたエンコーダに関するものである。
相信号を発生するとともに、この位相信号における位相
変化量を測定して、前記コード板の回転角を算出するよ
うにしたエンコーダに関するものである。
〈従来の技術〉
このようなエンコーダの例としては、第7図に示すごと
き装置が知られている。
き装置が知られている。
第7図は従来のエンコーダの一例を示す構成図である。
図において、1は一定のピッチでスリットが形成された
コード板、D1〜D4は受光素子、4.5はコード板1
を介してこれらの受光素子D1〜D4と対向配置された
光源、6は光源4.5を駆動する光源ドライバである。
コード板、D1〜D4は受光素子、4.5はコード板1
を介してこれらの受光素子D1〜D4と対向配置された
光源、6は光源4.5を駆動する光源ドライバである。
また、図中に示した波形は、コード板1を通過した光の
強度分布を正弦波に近似して示したものである。
強度分布を正弦波に近似して示したものである。
受光素子Di〜D4は、それぞれこの光強度分布を4等
分した幅を有しており、第8図に示すように、光強度の
分布を基準として、0°、90゜180°、2706の
位置に配置されている。また、光源4.5が出射する光
の強度は、光源ドライバ6により(sinωt+1)お
よび(cosωを十1)で振幅変調されている。
分した幅を有しており、第8図に示すように、光強度の
分布を基準として、0°、90゜180°、2706の
位置に配置されている。また、光源4.5が出射する光
の強度は、光源ドライバ6により(sinωt+1)お
よび(cosωを十1)で振幅変調されている。
第9図はコード板1と受光素子D1〜D4および光源4
,5との配置関係を示す構成図である。
,5との配置関係を示す構成図である。
このように、受光素子Di、D3は、その位相関係を保
ったまま、光源4からの光を受光する位置に配置され、
同様に、受光索子D2.D4は光源5からの光を受光す
る位置に配置されている。
ったまま、光源4からの光を受光する位置に配置され、
同様に、受光索子D2.D4は光源5からの光を受光す
る位置に配置されている。
7a、9aは加算器、Ilaは減算器であり、これらは
受光素子D1〜D4の各出力から所定の位相関係にある
出力同志を加減算する加減算回路AS1aを構成してい
る。1.3 aはこの加減算回路AS1aによる演算出
力Glaから変調周波数(ω)に応じた周波数成分の信
号を抽出するバイパスフィルタ、15aはコンパレータ
である。
受光素子D1〜D4の各出力から所定の位相関係にある
出力同志を加減算する加減算回路AS1aを構成してい
る。1.3 aはこの加減算回路AS1aによる演算出
力Glaから変調周波数(ω)に応じた周波数成分の信
号を抽出するバイパスフィルタ、15aはコンパレータ
である。
このように構成されたエンコータの回転検出部では、受
光素子D1〜D4の出力11〜i4は、コード板1の回
転角をθとすれば、 i1= (sinθ+1)(Sirlωt +1)i2
=(−cosθ+1)(cosωt+1)3=(−si
nθ+1)(Sinωt +1)i4= (coso+
1)(coδωt+1)のようになっており、加減算回
路AS1a(減算器11a)から得られる出力Glaは
、G1a=2cos(ωt −θ) 十2F丁5in(θ+π/4) のようになる、ここで、光源4.5の変調角周波数ωは
、コード板1の回転速度dθ/dtに比べて高い値(d
θ/ d +−(ω)となるように選ばれているので、
バイパスフィルタ1.3 aの出力からは、 M 1a= 2CQS(ωt−θ) なる信号(位相信号)が得られる。
光素子D1〜D4の出力11〜i4は、コード板1の回
転角をθとすれば、 i1= (sinθ+1)(Sirlωt +1)i2
=(−cosθ+1)(cosωt+1)3=(−si
nθ+1)(Sinωt +1)i4= (coso+
1)(coδωt+1)のようになっており、加減算回
路AS1a(減算器11a)から得られる出力Glaは
、G1a=2cos(ωt −θ) 十2F丁5in(θ+π/4) のようになる、ここで、光源4.5の変調角周波数ωは
、コード板1の回転速度dθ/dtに比べて高い値(d
θ/ d +−(ω)となるように選ばれているので、
バイパスフィルタ1.3 aの出力からは、 M 1a= 2CQS(ωt−θ) なる信号(位相信号)が得られる。
この式に示されるように、出力信号M 1 aには、コ
ード板1の回転角θに応じた位相情報か含まれており、
この位相変化分を測定すれは、コード板1の回転角θを
算出することができる。
ード板1の回転角θに応じた位相情報か含まれており、
この位相変化分を測定すれは、コード板1の回転角θを
算出することができる。
17aは光源ドライバ6から発生されるスタトパルスS
Gを基準にして、コンパレータ出力PIa(以下これを
位相信号という)の位相遅れ量を測定(計数)するカウ
ンタである。
Gを基準にして、コンパレータ出力PIa(以下これを
位相信号という)の位相遅れ量を測定(計数)するカウ
ンタである。
すなわち、スタートパルスSGを
SG二2cos(ωt)
として、スタートパルスSGの立上りでカウントを開始
し、位相信号Plaの立下がりでカウントを終了させる
と、カウンタ17aの出力T 1 aは、T1a=(π
/2)+θ となり、コード板1の回転角θを0≦θく2πの範囲で
求めることができる。このとき、2πはスリットの1ピ
ツチに相当するものである二なお、同様な測定原理を有
する装置としては、特開昭56−94216号に示され
る装置があるにれは、コード板の直線変位を測定する変
位計に関するものである。
し、位相信号Plaの立下がりでカウントを終了させる
と、カウンタ17aの出力T 1 aは、T1a=(π
/2)+θ となり、コード板1の回転角θを0≦θく2πの範囲で
求めることができる。このとき、2πはスリットの1ピ
ツチに相当するものである二なお、同様な測定原理を有
する装置としては、特開昭56−94216号に示され
る装置があるにれは、コード板の直線変位を測定する変
位計に関するものである。
〈発明が解決しようとする課題〉
しかしながら、上記のような構成のエンコーダでは、コ
ード板1が回転している最中に位相変化量(回転角)の
計数(測定)を行なうと、その計数値には計数時間の長
さに応じて偏差を生じてしまう。この偏差はドプラシフ
トと呼ばれるものである。
ード板1が回転している最中に位相変化量(回転角)の
計数(測定)を行なうと、その計数値には計数時間の長
さに応じて偏差を生じてしまう。この偏差はドプラシフ
トと呼ばれるものである。
例えば、コード板1が回転している状態における位相信
号Plaの様子を第10図に示す。図において、計数開
始時(1=0)における位相信号Plaの位相(初期位
相)をφa1、コード板1の回転速度とスリット数との
積をωda、このときの計数時間をtaとすると、計数
される位相量φaは、 φa=φal+ωda−ta となり、ドプラシフトの影響を受けたものとなる。
号Plaの様子を第10図に示す。図において、計数開
始時(1=0)における位相信号Plaの位相(初期位
相)をφa1、コード板1の回転速度とスリット数との
積をωda、このときの計数時間をtaとすると、計数
される位相量φaは、 φa=φal+ωda−ta となり、ドプラシフトの影響を受けたものとなる。
したがって、このような計数結果φa(Tla)を使用
してコード板1の回転角θを算出すると、測定時におけ
る瞬時の回転角を正確に求めることができない。ここで
、瞬時の回転角を測定すると言うことは、上式における
初期位相φa1の値を求めることである。
してコード板1の回転角θを算出すると、測定時におけ
る瞬時の回転角を正確に求めることができない。ここで
、瞬時の回転角を測定すると言うことは、上式における
初期位相φa1の値を求めることである。
特に、スリット数の異なる複数のスリット列を用いてバ
ーニヤを構成し、コード板1の回転角θをアブソリュー
トに測定するようにしたエンコダにおいては、このよう
なドプラシフトの影響を大きく受けてしまう。
ーニヤを構成し、コード板1の回転角θをアブソリュー
トに測定するようにしたエンコダにおいては、このよう
なドプラシフトの影響を大きく受けてしまう。
本発明は、上記のような従来装置の欠点をなくし、コー
ド板の回転中においても、瞬時の回転角を高精度に測定
することのできるエンコーダを簡単な構成により実現す
ることを目的としたものである。
ド板の回転中においても、瞬時の回転角を高精度に測定
することのできるエンコーダを簡単な構成により実現す
ることを目的としたものである。
く課題を解決するための手段〉
本発明のエンコーダは、コード板の回転角に応じて位相
か変化する位相信号を発生ずるとともにこの位相信号に
おける位相変化量を測定して前記コード板の回転角を算
出するようにしたエンコタにおいて、前記位相信号の周
期を測定する手段と、この周期からコード板の回転速度
を求める手段と、この回転速度を基にして位相測定結果
を補正する補正手段とを具備するようにしたものである
。
か変化する位相信号を発生ずるとともにこの位相信号に
おける位相変化量を測定して前記コード板の回転角を算
出するようにしたエンコタにおいて、前記位相信号の周
期を測定する手段と、この周期からコード板の回転速度
を求める手段と、この回転速度を基にして位相測定結果
を補正する補正手段とを具備するようにしたものである
。
く作 用〉
このように、位相信号の周期を測定すると、そのスリッ
ト数との関係からコード板の回転速度を知ることができ
、この回転速度が決まれば、ドプラシフトか位相測定結
果に及ぼす影響は一定であるので、コード板の回転中に
おいても、ドプラシフトの影響を除去して、その瞬時の
回転角を高精度に測定することができる。
ト数との関係からコード板の回転速度を知ることができ
、この回転速度が決まれば、ドプラシフトか位相測定結
果に及ぼす影響は一定であるので、コード板の回転中に
おいても、ドプラシフトの影響を除去して、その瞬時の
回転角を高精度に測定することができる。
〈実施例〉
第1図は本発明のエンコーダの一実施例を示す構成図で
ある。図において、前記第7図と同様のものは、同一符
号を付して示す。19aはカウンタ17aの出力T 1
aをラッチするラッチ回路、22は位相信号Plaの
周期を測定する周期カウンタ、23は周期カウンタ22
の出力T3をラッチするラッチ回路、24は周期カウン
タ22の出力T3から補JE信号Slaを発生するコン
バータ、25aは例えば、乗算器よりなり、補正信号S
1aにより位相測定出力T 1 aを補正する補正回路
、21は補正された位相測定出力Ulaからコード板1
の回転角θを算出するシグナルプロセッサである。
ある。図において、前記第7図と同様のものは、同一符
号を付して示す。19aはカウンタ17aの出力T 1
aをラッチするラッチ回路、22は位相信号Plaの
周期を測定する周期カウンタ、23は周期カウンタ22
の出力T3をラッチするラッチ回路、24は周期カウン
タ22の出力T3から補JE信号Slaを発生するコン
バータ、25aは例えば、乗算器よりなり、補正信号S
1aにより位相測定出力T 1 aを補正する補正回路
、21は補正された位相測定出力Ulaからコード板1
の回転角θを算出するシグナルプロセッサである。
前記したように、カウンタ17aにより計数される位相
量φaは、 φa−φal+ωda−ta であり、また、 φa−ω・ta であるので、初期位相φa1は、 φa1− (ω−ωda)/ω・ φa−(2π/ω)
・ (1/ T a ) ・ φaここで、T a
= 2π/(ω−ωda)のように求められる。なお、
式中のω、2π/ωは定数であるので、本質的な意味は
持たない。
量φaは、 φa−φal+ωda−ta であり、また、 φa−ω・ta であるので、初期位相φa1は、 φa1− (ω−ωda)/ω・ φa−(2π/ω)
・ (1/ T a ) ・ φaここで、T a
= 2π/(ω−ωda)のように求められる。なお、
式中のω、2π/ωは定数であるので、本質的な意味は
持たない。
Taは位相信号Plaの周期に相当するもので、周期カ
ウンタ22によって求められる。
ウンタ22によって求められる。
したがって、このTaを利用すれば、位相量φaに対応
した位相測定結果Tlaを、初期位相φa1を表わす位
相測定出力Ulaに補正することができる。
した位相測定結果Tlaを、初期位相φa1を表わす位
相測定出力Ulaに補正することができる。
コンバータ24は周期カウンタ22の出力T3(Ta)
からω−ωdaに対応した補正信号S1aを算出するも
のであり、この補正信号Slaを補正回路25aに供給
する。なお、このような補正信号Slaの算出には、マ
イクロプロセッサによる演算や定数テーブルなどが利用
される。
からω−ωdaに対応した補正信号S1aを算出するも
のであり、この補正信号Slaを補正回路25aに供給
する。なお、このような補正信号Slaの算出には、マ
イクロプロセッサによる演算や定数テーブルなどが利用
される。
シグナルプロセッサ21では、このようにして補正され
た位相測定出力IJ1a(初期位相φal)を使用して
回転角θを算出することにより、ドプラシフトの影響を
除去し、瞬時の回転角を高精度に算出することができる
。
た位相測定出力IJ1a(初期位相φal)を使用して
回転角θを算出することにより、ドプラシフトの影響を
除去し、瞬時の回転角を高精度に算出することができる
。
第2図は本発明のエンコータの他の実施例を示す構成図
である。図に示す装置は、2つの受光アレイ2a、3a
および加減算回路AS1a、AS2aを使用することに
より、コード板1の回転に対して差動的に変化する2つ
の位相信号を発生するようにしたものである。図におい
て、前記第1図と同様のものは、同一符号を付して示す
。2a。
である。図に示す装置は、2つの受光アレイ2a、3a
および加減算回路AS1a、AS2aを使用することに
より、コード板1の回転に対して差動的に変化する2つ
の位相信号を発生するようにしたものである。図におい
て、前記第1図と同様のものは、同一符号を付して示す
。2a。
3aはそれぞれ4つの受光素子A1〜A4.Bl〜B4
を有する受光アレイである。受光素子A1〜A4.Bl
〜B4は、それぞれ光強度分布を4等分した幅を有して
おり、受光アレイ2a、3aは、第3図に示すように、
光強度の分布を基準として、90’の整数倍にあたる位
相差を持つように配置されている。すなわち、光強度分
布の1周期をdとすれば、空間的にn−d/4の間隔を
おいて配置されている。nは整数である。また、第4図
に示すように、光源4.5はコード板1に対してほぼ軸
対称の位置に配置されており、これに合わせて、受光ア
レイ2aは光源4からの光を受光するように配置され、
受光アレイ3aは光源5からの光を受光するように配置
されている。なお、受光アレイ2a、3a間の位相関係
は上記のように保たれている。
を有する受光アレイである。受光素子A1〜A4.Bl
〜B4は、それぞれ光強度分布を4等分した幅を有して
おり、受光アレイ2a、3aは、第3図に示すように、
光強度の分布を基準として、90’の整数倍にあたる位
相差を持つように配置されている。すなわち、光強度分
布の1周期をdとすれば、空間的にn−d/4の間隔を
おいて配置されている。nは整数である。また、第4図
に示すように、光源4.5はコード板1に対してほぼ軸
対称の位置に配置されており、これに合わせて、受光ア
レイ2aは光源4からの光を受光するように配置され、
受光アレイ3aは光源5からの光を受光するように配置
されている。なお、受光アレイ2a、3a間の位相関係
は上記のように保たれている。
8a、10aは加算器、12aは減算器であり、受光素
子A2.A4.Bl、B3の各出力から所定の位相関係
にある出力同志を加減算する加減算回路AS2aを構成
している。加減算回路AS2aは加減算回路AS1aと
同様の構成を有している。なお、受光素子Al、A3.
B2.B4の各出力は加減算回路AS1aに印加されて
いる。14aはバイパスフィルタ、16aはコンパレー
タ、18aはカウンタ、20aはラッチ回路、26aは
補正回路であり、これらはカウンタ13a〜補正回路2
5aよりなる信号処理回路と同様の構成を有している。
子A2.A4.Bl、B3の各出力から所定の位相関係
にある出力同志を加減算する加減算回路AS2aを構成
している。加減算回路AS2aは加減算回路AS1aと
同様の構成を有している。なお、受光素子Al、A3.
B2.B4の各出力は加減算回路AS1aに印加されて
いる。14aはバイパスフィルタ、16aはコンパレー
タ、18aはカウンタ、20aはラッチ回路、26aは
補正回路であり、これらはカウンタ13a〜補正回路2
5aよりなる信号処理回路と同様の構成を有している。
したがって、受光素子A1〜A4.Bl〜B4の出力i
ll〜i14.i21〜i24は、11 =(sinθ
+1)(Sinωt +1)12=(cosθ+1)(
sinωt +1)13−(−sinθ+1)(Sin
ωt +1)14 =(−CO3θ+1)(Sinω
t +1)21 =(−5in θ+1)(CO
8(J)t + 1)22 =(−cosθ+1)(
cosωt+1)23=(Sinθ+1)(cosωt
+1)i24 = cosO+1)(cosω1
+1)となり、バイパスフィルタ13a、14aから
得られる位相信号M1.a、M2aは、 M 1 a=2cO3(ωt−θ) M2a=23infωi十〇) となる。また、カウンタ17a、1.8aの出力T1、
a、T2aはそれぞれ、 T”la−(π/2)十〇 T2a−π−θ となる。このため、これをシグナルプロセッサ21によ
り減算すると、 Tla−72a=2θ−hr/2) が得られ、コード板1の回転角θを0≦θく2πの範囲
で求めることかできる。ここで、位相測定出力Tla、
T2aに対する補正は、前記と同様に行なわれており、
シグナルプロセッサ21からは、ドプラシフトの影響を
除去した出力か得られる。
ll〜i14.i21〜i24は、11 =(sinθ
+1)(Sinωt +1)12=(cosθ+1)(
sinωt +1)13−(−sinθ+1)(Sin
ωt +1)14 =(−CO3θ+1)(Sinω
t +1)21 =(−5in θ+1)(CO
8(J)t + 1)22 =(−cosθ+1)(
cosωt+1)23=(Sinθ+1)(cosωt
+1)i24 = cosO+1)(cosω1
+1)となり、バイパスフィルタ13a、14aから
得られる位相信号M1.a、M2aは、 M 1 a=2cO3(ωt−θ) M2a=23infωi十〇) となる。また、カウンタ17a、1.8aの出力T1、
a、T2aはそれぞれ、 T”la−(π/2)十〇 T2a−π−θ となる。このため、これをシグナルプロセッサ21によ
り減算すると、 Tla−72a=2θ−hr/2) が得られ、コード板1の回転角θを0≦θく2πの範囲
で求めることかできる。ここで、位相測定出力Tla、
T2aに対する補正は、前記と同様に行なわれており、
シグナルプロセッサ21からは、ドプラシフトの影響を
除去した出力か得られる。
なお、位相測定出力T2aは回転角θによる位相変化の
方向が位相測定出力Tlaとは逆(逆相)であるので、
その補正信号S2aは次のようにして形成される。
方向が位相測定出力Tlaとは逆(逆相)であるので、
その補正信号S2aは次のようにして形成される。
まず、前記と同様に、カウンタ18aにより計数される
位相量をφa−とすると、 φa =φa2−ωda−ta であり、また、 φa −ω・ta であるので、初期位相φa2は、 φa2−(ω十ωda)/ω・φa −(2π/ω)・(1/ T a −)・φaここで、
Ta −=2π/(ω+ωda)Ta/(Taω−π) のように求められる。
位相量をφa−とすると、 φa =φa2−ωda−ta であり、また、 φa −ω・ta であるので、初期位相φa2は、 φa2−(ω十ωda)/ω・φa −(2π/ω)・(1/ T a −)・φaここで、
Ta −=2π/(ω+ωda)Ta/(Taω−π) のように求められる。
すなわち、Ta−はTaから求めることができ、コンバ
ータ24は、周期カウンタ22の出力′「3から補正信
号Slaを算出するとともに、ω十ωdaに対応した補
正信号S2aを算出し、補正回路26aに供給する。補
正回路26aは位相量φa−に対応した位相測定結果T
2 aを、初期位相φa2を表わす位相測定出力U2
aに補正する。
ータ24は、周期カウンタ22の出力′「3から補正信
号Slaを算出するとともに、ω十ωdaに対応した補
正信号S2aを算出し、補正回路26aに供給する。補
正回路26aは位相量φa−に対応した位相測定結果T
2 aを、初期位相φa2を表わす位相測定出力U2
aに補正する。
このように、コード板1の回転角θに応じて位相が差動
的に変化する2つの位相信号Mla、M2aを得るとと
もに、この位相信号Mla、M2aを減算してコード板
1の回転角θを求めるようにすると、S/N比の良い信
号を得ることができる。また、光源4,5および受光ア
レイ2a、3aをコード板1に対してほぼ軸対称の位置
に配置しているので、コード板1の偏心の影響を打ち消
すことができる。
的に変化する2つの位相信号Mla、M2aを得るとと
もに、この位相信号Mla、M2aを減算してコード板
1の回転角θを求めるようにすると、S/N比の良い信
号を得ることができる。また、光源4,5および受光ア
レイ2a、3aをコード板1に対してほぼ軸対称の位置
に配置しているので、コード板1の偏心の影響を打ち消
すことができる。
第5図は本発明のエンコータの他の実施例を示す構成図
である。図に示す装置は、本発明のエンコーダを利用し
て、コード板1の回転角をO〜2π(0〜360°)の
範囲でアブソリュートに測定することのできるアブソリ
ュートエンコーダを構成したものである6図において、
前記第2図と同様なものは同一符号を付して示す。コー
ド板1−にはピッチ(スリット数)の異なる2つのスリ
ット列STI、ST2 (例えば、スリット数がNおよ
びN−1)か設けられている。また、第1のスリット列
STIに対しては、その変位量を検出するように、受光
アレイ2a、3aが配置されており、第2のスリット列
ST2に対しては、受光アレイ2b、3bが配置されて
いる。なお、各受光アレイ2a、3a、2b、3bにお
ける受光素子のピッチなどは、対応するスリット列に応
じて決定されている。
である。図に示す装置は、本発明のエンコーダを利用し
て、コード板1の回転角をO〜2π(0〜360°)の
範囲でアブソリュートに測定することのできるアブソリ
ュートエンコーダを構成したものである6図において、
前記第2図と同様なものは同一符号を付して示す。コー
ド板1−にはピッチ(スリット数)の異なる2つのスリ
ット列STI、ST2 (例えば、スリット数がNおよ
びN−1)か設けられている。また、第1のスリット列
STIに対しては、その変位量を検出するように、受光
アレイ2a、3aが配置されており、第2のスリット列
ST2に対しては、受光アレイ2b、3bが配置されて
いる。なお、各受光アレイ2a、3a、2b、3bにお
ける受光素子のピッチなどは、対応するスリット列に応
じて決定されている。
コード板1と受光アレイ2a、3a、2b、3bおよび
光源4,5の配置状態を第6図に示す。
光源4,5の配置状態を第6図に示す。
図に示すように、スリット列STI、ST2は隣接して
設けられているので、2つの測定系において光源4.5
および光源ドライバ6を共用することかできる。
設けられているので、2つの測定系において光源4.5
および光源ドライバ6を共用することかできる。
受光アレイ2a、3aまたは2b、3bの出力を受け、
スリット列STI、ST2の各変位量に応じた位相信号
Pla、P2aまたはPlb、P2bを発生する回路構
成は、共に前記第2図のものと同様である。各位相信号
Pla、P2a、Plb、P2bを計数した位相測定出
力Tla、T2a、Tlb、T2bは補正口R25a、
26a。
スリット列STI、ST2の各変位量に応じた位相信号
Pla、P2aまたはPlb、P2bを発生する回路構
成は、共に前記第2図のものと同様である。各位相信号
Pla、P2a、Plb、P2bを計数した位相測定出
力Tla、T2a、Tlb、T2bは補正口R25a、
26a。
25b、26bを介してシグナルプロセッサ21に印加
されている。
されている。
すなわち、コード板1の回転角を2つのスリット列ST
1.、Sr1を用いて同時に測定すると、得られる位相
信号の間にはバーニアの関係か成り立っているので、シ
グナルプロセッサ21の演算処理により、これらの位相
信号からコード板1のアブソリュートな回転角を得るこ
とができる。
1.、Sr1を用いて同時に測定すると、得られる位相
信号の間にはバーニアの関係か成り立っているので、シ
グナルプロセッサ21の演算処理により、これらの位相
信号からコード板1のアブソリュートな回転角を得るこ
とができる。
しかしながら、このようなエンコーダにおいて、コード
板1の回転により、各位相測定出力Tla。
板1の回転により、各位相測定出力Tla。
T2a、’T”l b、T2bがドプラシフトの影響を
受けると、バーニヤの関係を正確に求めることができず
、アブソリュートな測定ができなくなってしまう。
受けると、バーニヤの関係を正確に求めることができず
、アブソリュートな測定ができなくなってしまう。
ここで、コンバータ24は、ω−ωda、ω十ωda、
ω−ωdb、ω十ωdbに対応した補正信号Sla、S
2a、Slb、S2bを発生し、補正回路25a、26
a、25b、26bに供給する。いま、スリット列ST
2におけるドプラ周波数をωdbとすると、ωdaとの
関係は、ωdb=ωda ・(N−1)/N となる。したがって、位相信号Plaの周期を測定すれ
ば、演算により補正信号Sla、S2a。
ω−ωdb、ω十ωdbに対応した補正信号Sla、S
2a、Slb、S2bを発生し、補正回路25a、26
a、25b、26bに供給する。いま、スリット列ST
2におけるドプラ周波数をωdbとすると、ωdaとの
関係は、ωdb=ωda ・(N−1)/N となる。したがって、位相信号Plaの周期を測定すれ
ば、演算により補正信号Sla、S2a。
Slb、S2bを形成することができ、コード板1の回
転中においても、ドプラシフトの影響を除去して、その
瞬時の回転角をアブソリュートに測定することができる
。
転中においても、ドプラシフトの影響を除去して、その
瞬時の回転角をアブソリュートに測定することができる
。
なお、上記の説明においては、本発明の実施例として、
コード板1の回転角を測定するエンコーダを例示したが
、本発明はリニアエンコーダに対しても適用可能である
。また、補正口8% 25 a 。
コード板1の回転角を測定するエンコーダを例示したが
、本発明はリニアエンコーダに対しても適用可能である
。また、補正口8% 25 a 。
26a、25b、26bを乗算器により実現した場合を
例示したが、補正信号Sla、S2a、Slb、S2b
の形態によっては、割算器によって構成することもでき
る。さらに、第5図の例において、バーニアを構成する
位相信号は2つのスリット列によるものに限らず、3つ
以上の複数のスリット列によるものとしても同様のもの
が得られる。
例示したが、補正信号Sla、S2a、Slb、S2b
の形態によっては、割算器によって構成することもでき
る。さらに、第5図の例において、バーニアを構成する
位相信号は2つのスリット列によるものに限らず、3つ
以上の複数のスリット列によるものとしても同様のもの
が得られる。
〈発明の効果〉
以上説明したように、本発明のエンコータでは、コード
板の回転角に応じて位相が変化する位相信号を発生する
とともにこの位相信号における位相変化量を測定して前
記コード板の回転角を算出するようにしたエンコーダに
おいて、前記位相信号の周期を測定する手段と、この周
期からコード板の回転速度を求める手段と、この回転速
度を基にして位相測定結果を補正する補正手段とを具備
するようにしているので、位相信号の周期からコト板の
回転速度を知ることができ、ドプラシフトの影響を除去
して、コード板の回転中においても、瞬時の回転角を高
精度に測定することのできるエンコーダを簡単な構成に
より実現することかできる。
板の回転角に応じて位相が変化する位相信号を発生する
とともにこの位相信号における位相変化量を測定して前
記コード板の回転角を算出するようにしたエンコーダに
おいて、前記位相信号の周期を測定する手段と、この周
期からコード板の回転速度を求める手段と、この回転速
度を基にして位相測定結果を補正する補正手段とを具備
するようにしているので、位相信号の周期からコト板の
回転速度を知ることができ、ドプラシフトの影響を除去
して、コード板の回転中においても、瞬時の回転角を高
精度に測定することのできるエンコーダを簡単な構成に
より実現することかできる。
第1図〜第6図は本発明のエンコータの一実施例を示す
構成図、第7図〜第10図は従来のエンコータの一例を
示す構成図である。 1・・・コード板、2a、3a・・・受光アレイ、45
・・・光源、6・・・光源ドライバ、7a〜10a・・
・加算器、1 ]、 a + 12 a・・・減算器、
13a、1.4a・・・バイパスフィルタ、1.5a、
16a・・・コンパレタ、17a、18a・・・カウン
タ、19a、20a、23・・・ラッチ回路、21・・
・シグナルプロセッサ、22・・・周期カウンタ、24
・・・コンバータ、25a、26a−−−補正回路、A
Sla、AS2a−加減算回路、A1〜A4.Bl〜B
4.DI〜D4・・・受光素子。
構成図、第7図〜第10図は従来のエンコータの一例を
示す構成図である。 1・・・コード板、2a、3a・・・受光アレイ、45
・・・光源、6・・・光源ドライバ、7a〜10a・・
・加算器、1 ]、 a + 12 a・・・減算器、
13a、1.4a・・・バイパスフィルタ、1.5a、
16a・・・コンパレタ、17a、18a・・・カウン
タ、19a、20a、23・・・ラッチ回路、21・・
・シグナルプロセッサ、22・・・周期カウンタ、24
・・・コンバータ、25a、26a−−−補正回路、A
Sla、AS2a−加減算回路、A1〜A4.Bl〜B
4.DI〜D4・・・受光素子。
Claims (1)
- コード板の回転角に応じて位相が変化する位相信号を発
生するとともにこの位相信号における位相変化量を測定
して前記コード板の回転角を算出するようにしたエンコ
ーダにおいて、前記位相信号の周期を測定する手段と、
この周期からコード板の回転速度を求める手段と、この
回転速度を基にして位相測定結果を補正する補正手段と
を具備してなるエンコーダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23999488A JPH0287015A (ja) | 1988-09-26 | 1988-09-26 | エンコーダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23999488A JPH0287015A (ja) | 1988-09-26 | 1988-09-26 | エンコーダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0287015A true JPH0287015A (ja) | 1990-03-27 |
Family
ID=17052891
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23999488A Pending JPH0287015A (ja) | 1988-09-26 | 1988-09-26 | エンコーダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0287015A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61262615A (ja) * | 1985-05-17 | 1986-11-20 | Yaskawa Electric Mfg Co Ltd | レゾルバによる位置検出方法 |
-
1988
- 1988-09-26 JP JP23999488A patent/JPH0287015A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61262615A (ja) * | 1985-05-17 | 1986-11-20 | Yaskawa Electric Mfg Co Ltd | レゾルバによる位置検出方法 |
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