JPH02867A - レジスト - Google Patents

レジスト

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JPH02867A
JPH02867A JP63072734A JP7273488A JPH02867A JP H02867 A JPH02867 A JP H02867A JP 63072734 A JP63072734 A JP 63072734A JP 7273488 A JP7273488 A JP 7273488A JP H02867 A JPH02867 A JP H02867A
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xyresol
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novolak resin
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透 後河内
Shuji Hayase
修二 早瀬
Kiyonobu Onishi
大西 廉伸
Rumiko Horiguchi
堀口 留美子
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  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、微細なレジストパターン形成に有用なレジス
トに関する。
(従来の技術) LSI等の半導体装置の製造を始めとする平板プロセス
の分野においては、レジストが広く用いられている。特
に、電子機器の多機能化、高度化に伴って高密度化を図
るために、レジストパターンの微細化と共に、最近のエ
ツチング手段として広く使用されているリアクティブイ
オンエツチング(RI E)に際して耐熱性が要求され
ている。
上述した要求に対応して、従来よりビニルフェノール類
の単独重合体もしくは共重合体と感光剤とからなるレジ
スト(例えば特公昭52−29281号)が提案されて
いる。しかしながら、かかるレジストを用いた場合、露
光、現像によって得られるレジストパターンは耐熱性に
おいて優れているものの、解像性が充分といえず、0,
8μm程度のデザインルールを必要とする高集禎度の半
導体デバイスの製造には使用できない問題があった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、上記従来の課題を解決するためになされたも
ので、感度、解像性に優れているのみならず、耐熱性が
高く、形成されたレジストパターンをエツチングマスク
として基板等をドライエツチングする際、該パターンの
だれが生じ難く、基板等に忠実なパターン転写(エツチ
ング加工)を行なうことが可能なレジストを提供しよう
とするものである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本願第1の発明は、2.5キシレゾールとメタクレゾー
ル及び/又はパラクレゾールとをカルボニル化合物で縮
合したノボラック樹脂(a)と、3.5キシレゾールと
メタクレゾール及び/又はパラクレゾールとをカルボニ
ル化合物で縮合したノボラック樹脂(b)と、感光剤と
を含有することを特徴とするレジストである。
上記カルボニル化合物としては、例えばホルムアルデヒ
ド、アセトアルデヒド、アセトン、ベンゾアルデヒド、
ベンジルアルデヒド等を挙げることができる。
上記ノボラック樹脂(a)、(b)における各構成単位
の組成比は、基本的には任意の値をとりつるが、通常、
キシレゾールの構成単位が5〜50モル%、残りがメタ
クレゾール及び/又はパラクレゾールであることが望ま
しい。この理由は、各構成単位の組成比が前記範囲を逸
脱すると、解像性の低下や感度の低下を招く恐れがある
。また、ノボラック樹脂(a)   (b)の分子量は
1×103〜5XL05 より好ましくは3X103〜
lXl0’の範囲とすることが望ましい。この理由は、
ノボラック樹脂(a)   (b)の分子量をlXl0
’未満にすると耐熱性が低下する恐れがあり、かといっ
てその分子量が5X105を越えると合成後において反
応容器からノボラック樹脂を取出すのが困難となるから
である。
上記ノボラック樹脂(a)、(b)の混合比率は、ノボ
ラック樹脂(a)30〜70重二%、ノボラック樹脂(
b)70〜30重量%の範囲にすることが望ましい。
上記感光剤としては、ポジ型、ネガ型のいずれのものを
使用できる。かかる感光剤としては、例えばp−ベンゾ
キノンジアジドスルホン酸のβ−ナフチルアミドのよう
なp−キノンジアジド類、英国特許第723382号明
細書及び同特許第942402号明細書に記載されたp
−イミノキノンジアジド類、英国特許第1110017
号明細書及びフランス特許第2022413号明細書に
記載されたジアゾニウム塩とホルムアルデヒドとの有機
溶剤可溶の縮合生成物類、p−ジアゾジフェニルアミン
塩及び4,4−ビスメトキシメチルジフェニルエーテル
とホルムアルデヒドとの共縮合生成物のような芳香族ジ
アゾニウム塩類、及び他の芳香族生成物類とホルムアル
デヒドとの共重合生成物類、並びに英国特許第7458
86号明細書に記載されたアジド化合物類のような芳香
族アジド類を挙げることができる。但し、低分子ジアゾ
ニウム塩類、芳香族及び複素環式アミン類のジアゾスル
ホン酸塩類、キノンジアジド類、ジアゾ基、アジド基又
は他の感光性基を有する高分子生成物類、並びにポリエ
チレンオキシドは、ポリビニルフェノールとの混合物の
状態で使用するならばブロモホルムのような有機ハロゲ
ン化合物を用いてもよい。これらの感光剤の中で、特に
0−ナフトキノンジアジドスルホン酸もしくは0−ナフ
トキノンジアジドカルボン酸の芳香族エステル又はアミ
ドのような0−キノンジアジド類が好ましく、具体的に
は2,3.44リヒドロキシベンゾフエノンの1.2−
ナフトキノンジアジドスルホン酸エステル類や2,3,
4.4 ’−テトラヒドロキシベンゾフェノンの1,2
−ナフトキノンジアジドスルホン酸エステル類等が最も
好適である。
上記感光剤として好適な2種のうち後者のものは、レジ
ストの耐熱性を向上できるために好ましい。かかる2、
3,4.4 ’−テトラヒドロキシベンゾフェノンの1
.2−ナフトキノンジアジドスルホン酸エステル類の中
で2.3,4.4 ’−テトラヒドロキシベンゾフェノ
ン−1,2−す、フトキノンジアジドー5スルホン酸エ
ステルは一般にg線露光用感光剤として好適であり、2
,3,4.4 ’−テトラヒドロキシベンゾフェノン−
1,2−ナフトキノンジアジド−4−スルホン酸エステ
ルはより短波長の紫外線露光用感光剤として好適である
。また、これらの感光剤において1.2−ナフトキノン
ジアジドスルホン酸による2、3.4.4 ’−テトラ
ヒドロキシベンゾフェノンのエステル化率は該2.3,
4.4 ’−テトラヒドロキシベンゾフェノン中の水酸
基総数の40〜100%とすることが望ましい。例えば
、ナフトキノンジアジドの導入数は2,3,4.4 ’
−テトラヒドロキシベンゾフェノンの1つの分子当り平
均1.6〜4個を示しており、一般に1,2.3.4の
導入数を有するテトラヒドロキシベンゾフェノンの混合
物である。
上記感光剤の上記ノボラック樹脂(a)、(b)の混合
樹脂に対する配合量は、既述したノボラック樹脂(a)
、(b)各々の構成単位の組成比と各ノボラック樹脂(
a)、(b)の混合比率によって異なり、−BEに限定
できない。しかしながら、通常感光剤はノボラック樹脂
(a)、(b)の総置形分量に対して5〜40重量%配
合することが望ましい。この理由は、感光剤の配合量が
前記範囲を逸脱すると、レジストの解像性、耐熱性、基
板などへの密着性、感度等のいずれかが著しく低下する
恐れがあるからである。
本願節2の発明は、上述したノボラック樹脂(a)、(
b)及び感光剤と共に下記一般式(1)にて表わされる
重合体(c)を含有することを特徴とするレジストであ
る。
但し、式中のfi’−mは1以上の整数を示す。
上記一般式(1)にて表わされる重合体(C)の構成単
位、77、mの比率は、感光剤の配合量に応じて任意の
値をとることが可能である。例えば、感光剤の感光基の
モル数が0.8ミリモル/g程度では前記構成単位であ
るΩ:用をlO:l程度にすることが望ましく、感光剤
の感光基のモル数が0.5ミリモル/g程度では前記構
成単位である91mを85:15程度にすることが望ま
しい。こうした一般式(1)にて表わされる重合体の分
子量はlX103〜lX105、好ましくは1×103
〜2XIO4の範囲することが望ましい。
上記ノボラック樹脂(a)、(b)に対する一般式(1
)の重合体(c)の配合割合は、各ノボラック樹脂(a
)、(b)の構成単位の組成比、それらの混合比率[ノ
ボラック樹脂(a)30〜70重二%、ノボラック樹脂
(b)70〜30重二%]、一般式(1)中のΩ、mの
組成比によって異なるため、−概に限定できないが、通
常、ノボラックE(脂(a)、(b)100重量部に対
しテ0.5〜40重量部の割合で配合することが望まし
い。この理由は、一般式(1)の重合体(c)の配合割
合が前記範囲を逸脱すると、解1象性や耐熱性のいずれ
かが低下する恐れがあるからである。より好ましい一般
式(1)の重合体(c)の配合割合は、ノボラック樹脂
(a)、(b)100重量部に対して1〜20重量部で
ある。
上記感光剤の上記ノボラック樹脂(a)、(b)の混合
樹脂及び一般式(1)の重合体(c)に対する配合量は
、既述したノボラック樹脂(a)、(b)各々の構成単
位の組成比、一般式(1)の各々の構成単位の組成比及
びノボラック樹脂(a)、(b)、重合体(C)の配合
割合によって異なり、−概に限定できない。しかしなが
ら、通常、感光剤はノボラック樹脂(a)、(b)及び
一般式(1)の重合体(c)の総置形分量に対して5〜
40重量%配合することが望ましい。この理由は、感光
剤の配合量が前記範囲を逸脱すると、レジストの解像性
、耐熱性、基板などへの密若性、感度等のいずれかが著
しく低下する恐れがあるがらである。
本願第3の発明は、上述した感光剤と、2,5キシレゾ
ール、3.5キシレゾール、メタクレゾール、及びパラ
クレゾールのから選ばれる少なくとも1種と下記一般式
(If)にて表わされる重合体とをカルボニル化合物(
例えばホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、アセトン
、ベンゾアルデヒド、ベンジルアルデヒド等)で縮合し
たノボラック樹脂(d)とを含有することを特徴とする
レジストである。
但し、式中のgは1以上の整数、mは零を含む整数を示
す。
上記一般式(n)にて表わされる重合体の構成単位D 
% mの比率は、感光剤の配合量に応じて任意の値をと
ることが可能である。例えば、感光剤の感光基のモル数
が0.8 ミリモル/g程度では前記構成単位であるρ
:mを10:1種度にすることが望ましく、感光剤の感
光基のモル数が0.5ミリモル/g程度では前記構成単
位であるΩ :mを85:15程度にすることが望まし
い。こうした一般式(II)にて表わされる重合体の分
子量はlX103〜l×105  好ましくは1×10
3〜2XIO’の範囲することが望ましい。
上記ノボラック樹脂(d)は、例えばカルボニル化合物
としてアセトアルデヒドを用いた場合、下記一般式(I
II)にて表わされる重合体、カルボニ、ル化合物とし
てホルムアルデヒドを用いた場合、下記一般式(IV)
にて表わされる重合体を挙げることができる。但し、縮
合に用いるカルボニル化合物の種類によって架橋に使用
する構成単位が変イi;するするため、下記一般式(I
II)、(IV)のみに限定されない。
(m) 但し、式中のD s nは1以上の整数、mは零を含む
整数、0% ps qS rのうち少なくとも1つは1
以上の整数で残りは零を含む整数を示す。
(IV) 但し、式中のD % nは1以上の整数、mは零を含む
整数、Os p% Q% rのうち少なくとも1つは1
以上の整数で残りは零を含む整数を示す。
上記ノボラック樹脂(d)における各構成単位の組成比
は、基本的には任意の値をとりうるが、通常、キシレゾ
ールの構成単位が5〜50モル%、クレゾールの構成単
位が5〜80モル%、上記一般式(I)の重合体のビニ
ルフェノールの構成単位(N)が1〜40モル%の範囲
とすることが望ましい。この理由は、各構成単位の組成
比が前記範囲を逸脱すると、解像性の低下や感度の低下
を招く恐れがある。また、ノボラック樹脂(d)の分子
量は1×IO3〜5X105 より好ましくは3X10
3〜lXIO3の範囲とすることが望ましい。
この理由は、ノボラック樹脂(d)の分子量をlXIO
3未満にすると耐熱性が低下する恐れがあり、かといっ
てその分子量が5X105を越えると合成後において反
応容器からノボラック樹脂(d)を取出すのが困難とな
るからである。
上記感光剤の上記ノボラック樹脂(d)に対する配合量
は、該ノボラック樹脂(d)の各々の構成単位の組成比
や感光剤の種類、組合わせによって異なり、−概に限定
できない。しかしながら、通常、感光剤はノボラック樹
脂(d)に対して0.1〜50重量%配合することが望
ましい。この理由は、感光剤の配合量を0.1重量%未
満にすると露光感度が極端に低下し、かといってその配
合量が50重量%を越えるとレジストの基板等への密着
性が低下する恐れがあるからである。
上述した本願節3の発明に係わるレジストは、上記ノボ
ラック樹脂(d)及び感光剤の他に、更に第3成分とし
てレジストのアルカリ溶解性を高める目的でアルカリ可
溶性樹脂やトリヒドロキシベンゼンを配合してもよい。
かかるアルカリ可溶性樹脂としては、アルカリ溶液に可
溶な樹脂であればいかなるものでもよいが、例えばポリ
−p−ビニルフェノール、ポリー〇−ビニルフェノール
、ポリ−m−イソプロペニルフェノール、ポリ−ローイ
ソプロペニルフェノール、前記一般式(n)で表わされ
る重合体、p−ビニルフェノールとメタクリル酸メチル
との共重合体、p−イソベニルフェノールと無水マレイ
ン酸との共重合体、ポリ−p−ビニルフェノールの部分
ベンゾイル化物、ポリメタクリル酸、ポリアクリル酸等
を挙げることができ。これらアルカリ可溶性樹脂の中で
も、特にアルカリ溶解性を高めると共に耐熱性の向上に
寄与するポリビニルフェノールが好ましい。かがるポリ
ビニルフェノールの分子量は、1X103〜lX105
より好ましくはlXlO4〜5X104の範囲とするこ
とが望ましい。また、前記トリヒドロキシベンゼンにつ
いてはいくつかの誘導体があるが、特にピロガロールが
好ましい。更に、ポリビニルフェノールやトリヒドロシ
キベンゼンは溶解性の制御のためにベンゼン核の一部に
スチレンを付加させてもよい。こうしたアルカリ可溶性
樹脂やトリヒドロシキベンゼンの配合量は、上記ノボラ
ック樹脂(d)及び感光剤の総量に対して0.5〜40
重量%の範囲することが望ましい。この理由は、その配
合量を0.5重量%未満にするとポリビルフェノール等
の配合効果(例えばアルカリ溶解性等)を充分に発揮で
きず、かといってその配合量が40重量%を越えると解
像性が低下する恐れがある。
本願節4の発明は、上述したノボラック樹脂(b)及び
感光剤と共に2,5キシレゾールとメタクレゾール及び
/又はパラクレゾールと本願節3の発明で説明した一般
式(II)にて表わされる重合体とをカルボニル化合物
で縮合したノボラック樹脂(e)とを含有することを特
徴とするレジストである。
上記ノボラック樹脂(e)は、例えばカルボニル化合物
としてホルムアルデヒドを用いた場合、下記一般式(V
)にて表わされる重合体を挙げることができる。但し、
縮合に用いるカルボニル化合物の種類によって架橋に使
用する構成単位が変化するするため、下記一般式(V)
のみに限定されない。
但し、式中のD % nは1以上の整数、mは零を含む
整数、0sl)SQのうち少なくとも1つは1以上の整
数で残りは零を含む整数を示す。
上記ノボラック樹脂(e)における各構成単位の組成比
は、基本的には任意の値をとりうるが、通常、キシレゾ
ールの構成単位が5〜50モル%、クレゾールの構成単
位が5〜80モル%、上記一般式(II)の重合体のビ
ニルフェノールの構成単位(fりが1〜40モル%の範
囲とすることが望ましい。この理由は、各構成単位の組
成比が前記範囲を逸脱すると、解像性の低下や感度の低
下を招く恐れがある。また、ノボラック樹脂(e)の分
子量はl×103〜5X105 より好ましくは3XI
O3〜1xlO5の範囲とすることが望ましい。
この理由は、ノボラック樹脂(e)の分子量をlXIO
3未満にすると耐熱性が低下する恐れがあり、かといっ
てその分子量が5X105を越えると合成後において反
応容器からノボラック樹脂(e)を取出すのが困難とな
るからである。
上記ノボラック樹脂(b)とノボラック樹脂(e)との
混合比率[(b)/ (e)コは、0.6〜1.5の範
囲とすることが望ましい。
上記感光剤の上記ノボラック樹脂(e)に対する配合量
は、該ノボラック樹脂(e)の各々の構成単位の組成比
や感光剤の種類、組合わせによって異なり、−概に限定
できない。しかしながら、通常、感光剤はノボラック樹
脂(e)に対して0.1〜50重二%配合することが望
ましい。この理由は、感光剤の配合量を0.1重量%未
満にすると露光感度が極端に低下し、かといってその配
合量が50重量%を越えるとレジストの基板等への密着
性が低下する恐れがあるからである。
本願第5の発明は、上述したノボラック樹脂(a)及び
感光剤と共に3.5キシレゾールとメタクレゾール及び
/又はパラクレゾールと本願第3の発明で説明した一般
式(If)にて表わされる重合体とをカルボニル化合物
で縮合したノボラック樹脂(f)とを含有することを特
徴とするレジストである。
上記ノボラック樹脂(f)は、例えばカルボニル化合物
としてホルムアルデヒドを用いた場合、下記一般式(V
l)にて表わされる重合体を挙げることができる。但し
、縮合に用いるカルボニル化合物の種類によって架橋に
使用する構成単位が変化するするため、下記一般式(V
l)のみに限定されない。
但し、式中のDSnは1以上の整数、mは零を含む整数
、0spsqのうち少なくとも1つは1以上の整数で残
りは零を含む整数を示す。
上記ノボラック樹脂(f)における各構成単位の組成比
は、基本的には任意の値をとりうるが、通常、キシレゾ
ールの構成単位が5〜50モル%、クレゾールの構成単
位が5〜80モル%、上記一般式(n)の重合体のビニ
ルフェノールの構成単位(N)が1〜40モル%の範囲
とすることが望ましい。この理由は、各構成単位の組成
比が前記範囲を逸脱すると、解像性の低下や感度の低下
を招く恐れがある。また、ノボラック樹脂(f)の分子
量は1x103〜5X105  より好ましくは3XI
Q3〜lXIO3の範囲とすることが望ましい。
この理由は、ノボラック樹脂(f)の分子量をlXIO
3未満にすると耐熱性が低下する恐れがあり、かといっ
てその分子量が5X105を越えると合成後において反
応容器からノボラック樹脂(f)を取出すのが困難とな
るからである。
上記ノボラック樹脂(a)とノボラック樹脂(f)との
混合比率[(a)/ (f)1は、0.6〜1.5の範
囲とすることが望ましい。
上記感光剤の上記ノボラック樹脂(f)に対する配合量
は、該ノボラック樹脂(f)の各々の構成単位の組成比
や感光剤の種類、組合わせによって異なり、−概に限定
できない。しかしながら、通常、感光剤はノボラック樹
脂(f)に対して0.1〜50重量%配合することが望
ましい。この理由は、感光剤の配合量を0.1重量%未
満にすると露光感度が極端に低下し、かといってその配
合量が50重量%を越えるとレジストの基板等への密着
性が低下する恐れがあるからである。
本発明に係わる各レジストは、更に必要に応じて紫外線
吸収剤、増感剤、貯蔵安定性を図るための安定化剤、基
板からのハレーションを防止するためのハレーション防
止剤、基板との密着性を向上させるための密着性向上剤
、塗膜の表面を平滑化するための界面活性剤、或いは塗
膜の改質のための他のポリマー、例えばエポキシ樹脂、
ポリメチルメタクリレート樹脂、ポリメチルアクリレー
ト樹脂、プロピレンオキシド−エチレンオキシド共重合
体、ポリスチレン等を配合することも可能である。
本発明に係わる各レジストは、溶剤に溶解した状態で所
定の基板上に塗布される。かかる溶剤としては、例えば
エチルセロソルブアセテート、ブチルセロソルブアセテ
ートなどのセロソルブのアセテート系単独もしくはエチ
ルセロソルブアセテート、ブチルセロソルブアセテート
、エチルセロソルブ、メチルセロソルブから選ばれる2
種以上の混合液等が好適である。但し、これらにキシレ
ン、トルエン、酢酸ブチル、γ−ブチルラクトン、ジメ
チルフォルムアミド、又はイソプロピルアルコールなど
の脂肪族アルコール等を適量含んでいてもよく、更に微
量の界面活性剤を配合してもよい。
次に、本発明のレジストによるレジストパターンの形成
工程を説明する。
まず、基板上に上記ノボラック樹脂及び感光剤を含み、
前記溶剤で溶解された有機溶剤により溶解させた本発明
のレジスト溶液を回転塗布法やデイピング法により塗布
した後、150℃以下、好ましくは70〜120℃で乾
燥してレジスト膜を形成する。ここに用いる基板として
は、例えばシリコン単結晶ウェハ単体、表面に絶縁膜や
導電膜等の各種の被膜が堆積された同ウェハ又はマスク
ブランク等を挙げることができる。
次いで、前記レジスト膜を露光する。この露光光源とし
ては、紫外線が通常用いられる。但し、ネガ型レジスト
として使用する場合には短波長の紫外線、電子線、X線
等を使用することができる。
つづいて、露光後のレジスト膜をアルカリ水溶液テ現1
1 処理して所望のレジストパターンを形成する。ここ
に用いるアルカリ水溶液としては、例えばテトラメチル
アンモニウムヒドロキシド水溶液、コリン水溶液等を挙
げることができる。
(作用) 本願節1の発明のレジストは、解像性の優れた2、5−
キシレゾールとメタクリゾール及び又はパラクレゾール
とをカルボニル化合物で縮合したノボラック樹脂(a)
と3.5−キシレゾールとメタクリゾール及び又はパラ
クレゾールとをカルボニル化合物で縮合したノボラック
樹脂(b)とを含む。
つまり、基板上に塗布してレジスト膜を形成し、露光、
アルカリ現像に際してアルカリ現像液による溶解速度が
形成すべきパターン側壁の中央部で大きい前記2,5−
キシレゾール系のノボラック樹脂(a)と、溶解速度が
形成すべきパターン側壁の上部で大きい前記3,5−キ
シレゾール系のノボラック樹脂(b)とを含むため、前
記ノボラック樹脂(a)又はノボラック樹脂(b)を単
独に含むレジストに比べてパターンプロフィルが格段に
良好なパターンを形成できる。また、前記キシレゾール
系のノボラック樹脂(a)、(b)の利点である高い耐
熱性を有し、更に2.3,4.4°−テトラヒドロキシ
ベンゾフェノンのナフトキノンジアジドスルホン酸エス
テルのような高耐熱性の感光剤を配合することによって
、耐熱性、解像性及び感度の優れたレジストが得られる
。従って、かかるレジストを基板上に塗布してレジスト
膜を形成し、露光、アルカリ現像処理することにより良
好なパターンプロファイルと優れた耐熱性を有する微細
なレジストパターンを形成でき、ひいては該レジストパ
ターンをエツチングマスクとして基板等のドライエツチ
ングを行なうことによって、該パターンのだれ等を生じ
ることなく基板等に忠実に転写、エツチング加工できる
本願節2の発明のレジストは、解像性と耐熱性の優れた
2、5−キシレゾールとメタクレゾール及び又はパラク
レゾールとをカルボニル化合物で縮合したノボラック樹
脂(a)と3.5−キシレゾールとメタクリゾール及び
又はパラクレゾールとをカルボニル化合物で縮合したノ
ボラック樹脂(b)とを含み、かつ耐熱性の優れた一般
式(1)にて表わされる重合体(C)を含む。更に、2
,3.4.4 ’−テトラヒドロキシベンゾフエノンの
ナフトキノンジアジドスルホン酸エステルのような特定
の感光剤を配合することによって、耐熱性、解像性及び
感度の優れたレジストが得られる。その結果、かかる高
感度、高解像性及び高耐熱性のレジストを用いて基板等
にレジスト膜を形成し、露光、現像処理を施すことによ
って微細かつパターンプロファイルが良好で耐熱性の高
いレジストパターンを形成できる。従って、該レジスト
パターンをエツチングマスクとして基板等のドライエツ
チングを行なうことによって、該パターンのだれ等を生
じることなく基板等に忠実に転写、エツチング加工でき
る。
本願第3の発明のレジストは、耐熱性の優れた一般式(
n)にて表わされる重合体と2,5キシレゾール、3.
5キシレゾール、メタクレゾール、及びパラクレゾール
のうちから選ばれる少なくとも1種とをカルボニル化合
物で縮合したノボラック樹脂(d)を−成分として含む
ため、通常のレジストに比べて高い耐熱性を有する。ま
た、レジスト成分としてアルカリ可溶性樹脂やトリヒド
ロキシベンゼンを配合することによって、アルカリ水溶
液での良好な現像が可能となる。特に、アルカリ可溶性
樹脂として、ポリビニルフェノールを用いることにより
、アルカリ溶解性の他に耐熱性を向上できる。更に、2
,3,4,4°−テトラヒドロキシベンゾフェノンのナ
フトキノンジアジドスルホン酸エステルのような特定の
感光剤を配合することによって、耐熱性、解像性及び感
度の優れたレジストが得られる。その結果、かかる高感
度、高解像性及び高耐熱性のレジストを用いて基板等に
レジスト膜を形成し、露光、現像処理を施すことによっ
て微細かつパターンプロファイルが良好で耐熱性の高い
レジストパターンを形成できる。従って、該レジストパ
ターンをエツチングマスクとして基板等のドライエツチ
ングを行なうことによって、該パターンのだれ等を生じ
ることなく基板等に忠実に転写、エツチング加工できる
本願第4の発明のレジストは、耐熱性の優れた一般式(
n)にて表わされる重合体と2.5キシレゾールとメタ
クレゾール及び/又はパラクレゾールとをカルボニル化
合物で縮合したノボラック樹脂(e)を−成分として含
むため、通常のレジストに比べて高い耐熱性を有する。
しかも、一般式(II)にて表わされる重合体をポリビ
ニルフェノールに特定することによって少量でアルカリ
可溶性のコントロールが可能となる。また、前記ノボラ
ック樹脂(e)に3.5−キシレゾールとメタクリゾー
ル及び又はパラクレゾールとをカルボニル化合物で縮合
したノボラック樹脂(b)を混合することによって、耐
熱性と共に解像性の向上が可能となる。更に、2.3,
4.4 ’−テトラヒドロキシベンゾフェノンのナフト
キノンジアジドスルホン酸エステルのような特定の感光
剤を配合することによって、耐熱性、解像性及び感度の
優れたレジストが得られる。その結果、かかる高感度、
高解像性及び高耐熱性のレジストを用いて基板等にレジ
スト膜を形成し、露光、現像処理を施すことによって微
細かつパターンプロファイルが良好で耐熱性の高いレジ
ストパターンを形成できる。従って、該レジストパター
ンをエツチングマスクとして基板等のドライエツチング
を行なうことによって、該パターンのだれ等を生じるこ
となく基板等に忠実に転写、エツチング加工できる。
本願第5の発明のレジストは、耐熱性の優れた一般式(
II)にて表わされる重合体と3.5キシレゾールとメ
タクレゾール及び/又はバラクレゾルとをカルボニル化
合物で縮合したノボラック樹脂(f)を−成分として含
むため、通常のレジストに比べて高い耐熱性を有する。
しかも、一般式(n)にて表わされる重合体をポリビニ
ルフェノールに特定することによって少量でアルカリ可
溶性のコントロールが可能となる。また、前記ノボラッ
ク樹脂(f)に2.5−キシレゾールとメタクリゾール
及び又はパラクレゾールとをカルボニル化合物で縮合し
たノボラック樹脂(a)を混合することによって、耐熱
性と共に解像性の向上が可能となる。更に、2,3,4
.4°−テトラヒドロキシベンゾフェノンのナフトキノ
ンジアジドスルホン酸エステルのような特定の感光剤を
配合することによって、耐熱性、解像性及び感度の優れ
たレジストが得られる。その結果、かかる高感度、高解
像性及び高耐熱性のレジストを用いて基板等にレジスト
膜を形成し、露光、現像処理を施すことによって微細か
つパターンプロファイルが良好で耐熱性の高いレジスト
パターンを形成できる。従って、該レジストパターンを
エツチングマスクとして基板等のドライエツチングを行
なうことによって、該パターンのだれ等を生じることな
く基板等に忠実に転写、エツチング加工できる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を詳細に説明す。
[合成例1] ホルマリン水溶液に酸触媒としてのシュウ酸を添加、混
合した後、この混合溶液に後掲する第1表に示す配合割
合のキシレゾール系モノマ及びクレゾール系モノマを加
え、加熱して6種のノボラック樹脂を合成した。これら
ノボラック樹脂の分子量を同第1表に併記した。
[レジスト溶液の調製例1] 後掲する第2表に示すように前記合成例1で合成したノ
ボラック樹脂及び感光剤を用い、これらを同第2表に示
す割合で混合し、エチルセロソルブアセテートで溶解し
て8種のレジスト溶液を調製した。但し、エチルセロソ
ルブアセテートはレジストの全固形分100重量部に対
して250重量部配合した。
[実施例1〜8コ まず、前記調製例1で調製した第2表に示す8種のレジ
スト溶液を、親水化処理されたシリコンウェハ上に夫々
スピンコード法により塗布して厚さ1.5μmのレジス
ト膜を形成した。つづいて、これらレジスト膜を90℃
で5分間ベーキングした後、N、A、が0.45のg線
ステッパを用いてパターン露光を行なった。次いで、露
光後の各レジスト膜を2.38%濃度のテトラメチルア
ンモニウムヒドロキシド水溶液でパドル現像処理してレ
ジストパターンを形成した。
しかして、本実施例1〜8により形成されたレジストパ
ターンについて、ホットプレート上で加熱した時の変形
温度(耐熱性)、感度(最適露光量で評価)、最適露光
量での解像性及び0.6μmのパターン寸法でのパター
ンプロファイルを調べた。その結果を後掲する第3表に
示した。なお、第3表中には比較例1〜3として市販の
レジストを用いて実施例1と同様な方法により形成した
レジストパターンの耐熱性、感度、解像性及びパターン
プロファイルを併記した。
後掲する第3表から明らかなように本実施例1〜8のレ
ジストは比較例1〜3のレジストと同等以上の優れた感
度、解像性及び耐熱性を有し、しかも比較例1〜3に比
べてパターンプロファイルの優れたレジストパターンを
形成できることがわかる。
[合成例2] ホルマリン水溶液に酸触媒としてのシュウ酸を悉加、混
合した後、この混合溶液に後掲する第4表に示す配合割
合のキシレゾール系モノマ及びクレゾール系モノマを加
え、加熱して4tlのノボラック樹脂を合成した。これ
らノボラック樹脂の分子】を同第4表に併記した。
[レジスト溶液の調製例2] 前記合成例2で合成したノボラック樹脂、後掲する第5
表に示す一般式(1)にて表わされる重合体及び感光剤
(2,3,4,4°−テトラヒドロキシベンゾフェノン
−5−1,2ナフトキノンジアジドスルホン酸エステル
で平均エステル化数が1分子当り3に相当するもの)を
用い、これらを第6表に示す割合で混合し、エチルセロ
ソルブアセテートで溶解して16種のレジスト溶液を調
製した。但し、エチルセロソルブアセテートはレジスト
の全固形分100重量部に対して250重量部配合した
[実施例9〜211 まず、前記調製例2で調製した第6表に示すta種(レ
ジスト記号14〜1Bは比較例)のレジスト溶液を、親
水化処理されたシリコンウェハ上に夫々スピンコード法
により塗布して厚さ1.5μmのしジ□スト膜を形成し
た。つづいて、これらレジスト膜を90℃で5分間ベー
キングした後、N、A、が0.45のg線ステッパを用
いてパターン露光を行なった。次いで、露光後の各レジ
スト膜を界面活性剤を含む2.38%濃度のテトラメチ
ルアンモニウムヒドロキシド水溶液でパドル現像処理し
てレジストパターンを形成した。
しかして、本実施例9〜2Iにより形成されたレジスト
パターンについて、ホットプレート上で加熱した時の変
形温度(耐熱性)、感度(最適露光量で評価)及び最適
露光量での解像性を調べた。
その結果を後掲する第7表に示した。なお、第7表中に
は比較例4〜6Gしてレジスト記号14〜16のレジス
トを用いて実施例9と同様な方法により形成したレジス
トパターンの耐熱性、感度及び解像性を併記した。
後掲する第7表から明らかなように本実施例9〜21の
レジストは比較例4〜6のレジストと同等以上の優れた
感度、解像性を有し、しかも比較例4〜Bに比べて耐熱
性の優れたレジストパターンを形成できることがわかる
[合成例3] ホルマリン水溶液に酸触媒としてのシュウ酸を添加、混
合した後、この混合溶液に後掲する第8表に示す配合割
合のキシレゾール系モノマ及びクレゾール系モノマと前
記一般式(I)で表わされる重合体を加え、加熱して1
1種のノボラック樹脂を合成した。これらノボラック樹
脂の分子量を同第8表に併記した。
[レジスト溶液の調製例3] 後掲する第9表に示すように前記合成例3で合成したノ
ボラック樹脂、感光剤及びポリビルフェノール等を用い
、これらを同第9表に示す割合で混合し、エチルセロソ
ルブアセテートで溶解して20種のレジスト溶液を調製
した。但し、エチルセロソルブアセテートはレジストの
全固形分100重量部に対して250重量部配合した。
[実施例22〜41] まず、前記調製例で調製した第9表に示す20種のレジ
スト溶液を、親水化処理されたシリコンウェハ上に夫々
スピンコード法により塗布して厚さ1.5μmのレジス
ト膜を形成した。つづいて、これらレジスト膜を90℃
で5分間ベーキングした後、N、A、が0.45のg線
ステッパを用いてパターン露光を行なった。次いで、露
光後の各レジスト膜を界面活性剤を含む2.38%濃度
のテトラメチルアンモニウムヒドロキシド水溶液でパド
ル現像処理してレジストパターンを形成した。
しかして、本実施例22〜41により形成されたレジス
トパターンについて、ホットプレート上で加熱した時の
変形温度(耐熱性)、感度(最適露光量で評価)及び最
適露光量での解像性を調べた。
その結果を後掲する第10表に示した。なお、第10表
中には比較例7〜9として市販のレジストを用いて実施
例と同様な方法により形成したレジストパターンの耐熱
性、感度及び解像性を併記した。
後掲する第10表から明らかなように本実施例22〜4
1のレジストは比較例7〜9のレジストと同等の優れた
感度、解像性を有し、しかも比較例7〜9に比べて耐熱
性の優れたレジストパターンを形成できることがわかる
[合成例4] ホルマリン水溶液に酸触媒としてのシュウ酸を添加、混
合した後、この混合溶液に後掲する第11表に示す配合
割合のキシレゾール系モノマ及びクレゾール系モノマと
前記一般式(II)で表わされる重合体を加え、加熱し
て12種のノボラック樹脂を合成した。
[レジスト溶液の調製例4] 後掲する第12表に示すように前記合成例4で合成した
ノボラック樹脂及び感光剤を用い、これらを同第12表
に示す割合で混合し、エチルセロソルブアセテートで溶
解して20種のレジスト溶液(レジスト記号18〜20
は比較例を示す)を調製した。
但し、エチルセロソルブアセテートはレジストの全固形
分100重量部に対して250重量部配合した。
[実施例42〜56コ まず、前記調製例4で調製した第12表に示す20種の
レジスト溶液を、親水化処理されたシリコンウェハ上に
夫々スピンコード法により塗布して厚さ1.5μmのレ
ジスト膜を形成した。つづいて、これらレジスト膜を9
0℃で5分間ベーキングした後、N、A、が0.45の
g線ステッパを用いてパターン露光を行なった。次いで
、露光後の各レジスト膜を界面活性剤を含む2.38%
濃度のテトラメチルアンモニウムヒドロキシド水溶液で
スプレー現1象処理してレジストパターンを形成した。
しかして、本実施例42〜56により形成されたレジス
トパターンについて、ホットプレート上で加熱した時の
変形温度(耐熱性)、感度(最適露光量で評価)及び最
適露光量での解像性を調べた。
その結果を後掲する第13表に示した。なお、第13表
中には比較例10〜14としてレジスト記号16〜20
のレジストを用いて実施例42と同様な方法により形成
したレジストパターンの耐熱性、感度及び解像性を併記
した。
後掲する第13表から明らかなように本実施例42〜5
Bレジストは、比較例1O〜14のレジストと同等の優
れた感度、解像性を有し、しかも比較例10〜14に比
べて耐熱性の優れたレジストパターンを形成できること
がわかる。
[発明の効果コ 以上詳述した如く、本発明によれば感度、解像性に優れ
ているのみならず、耐熱性が高く、形成されたレジスト
パターンをエツチングマスクとして基板等をドライエツ
チングする際、該パターンのだれが生じ難く、基板等に
忠実なパターン転写(エツチング加工)を行なうことが
でき、ひいては高集積度の半導体装置等を製造するため
のフォトエツチング工程に有効に利用し得るレジストを
提供できる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、2,5キシレゾールとメタクレゾール及び/又
    はパラクレゾールとをカルボニル化合物で縮合したノボ
    ラック樹脂(a)と、3.5キシレゾールとメタクレゾ
    ール及び/又はパラクレゾールとをカルボニル化合物で
    縮合したノボラック樹脂(b)と、感光剤とを含有する
    ことを特徴とするレジスト。
  2. (2)、2,5キシレゾールとメタクレゾール及び/又
    はパラクレゾールとをカルボニル化合物で縮合したノボ
    ラック樹脂(a)と、3,5キシレゾールとメタクレゾ
    ール及び/又はパラクレゾールとをカルボニル化合物で
    縮合したノボラック樹脂(b)と、下記一般式( I )
    にて表わされる共重合体(c)と、感光剤とを含有する
    ことを特徴とするレジスト。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 但し、式中のl、mは1以上の整数を示す。
  3. (3)、2,5キシレゾール、3,5キシレゾール、メ
    タクレゾール、及びパラクレゾールのから選ばれる少な
    くとも1種と下記一般式(II)にて表わされる重合体と
    をカルボニル化合物で縮合したノボラック樹脂(d)と
    、感光剤とを含有することを特徴とするレジスト。 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 但し、式中のlは1以上の整数、mは零を含む整数を示
    す。
  4. (4)、2,5キシレゾールとメタクレゾール及び/又
    はパラクレゾールと前記一般式(II)にて表わされる重
    合体とをカルボニル化合物で縮合したノボラック樹脂(
    e)と、3,5キシレゾールとメタクレゾール及び/又
    はパラクレゾールとをカルボニル化合物で縮合したノボ
    ラック樹脂(b)と、感光剤とを含有することを特徴と
    するレジスト。
  5. (5)、3,5キシレゾールとメタクレゾール及び/又
    はパラクレゾールと前記一般式(II)にて表わされる重
    合体とをカルボニル化合物で縮合したノボラック樹脂(
    f)と、2,5キシレゾールとメタクレゾール及び/又
    はパラクレゾールとをカルボニル化合物で縮合したノボ
    ラック樹脂(a)と、感光剤とを含有することを特徴と
    するレジスト。
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