JPH0286153A - 樹脂封止型半導体装置 - Google Patents

樹脂封止型半導体装置

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JPH0286153A
JPH0286153A JP63236302A JP23630288A JPH0286153A JP H0286153 A JPH0286153 A JP H0286153A JP 63236302 A JP63236302 A JP 63236302A JP 23630288 A JP23630288 A JP 23630288A JP H0286153 A JPH0286153 A JP H0286153A
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lead
semiconductor element
semiconductor device
resin
lead frame
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JP63236302A
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Inventor
Kazuichi Yonenaka
米中 一市
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/481Disposition
    • H01L2224/48151Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
    • H01L2224/48221Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked
    • H01L2224/48245Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being metallic
    • H01L2224/48247Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being metallic connecting the wire to a bond pad of the item
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/15Details of package parts other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/181Encapsulation

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は樹脂封止型半導体装置に関する。
(従来の技術) 従来の樹脂封止型半導体装置を第9図(a) 、 (b
)を用いて説明する。第9図にL)は従来の半導体装置
の上面図を示し、第9図(b)は第9図(a)における
L−L線に沿った切断面を、矢印方向から見た断面図を
示している。尚、第9図(a)は内部構造を示すために
リードから上部の樹脂を取り除いた状態であり、第9図
(b)は周囲を樹脂で覆った状態である。
従来の樹脂封止型半導体装置は、吊りピンリード(21
1)によって固定されている載置部(203)に、半導
体素子(201)が載置されている。この半導体素子(
201)と、載置部(203)の周囲に設けられたリー
ド(202)はボンディング・ワイヤ(205)によっ
て接続されており、その半導体素子(201)、リード
(2Q2) 、及びボンディング・ワイヤ(205)の
周囲は樹脂(207)で封止されている。ここで第9図
(a)のリード(202) 、吊りビンリード(211
)、及び41置部(203)の斜線部は、金又は銀の部
分メツキ処理が施されている部分を示している。
ところが従来の樹脂封止型半導体装置では、以下に述べ
る3つの現象により、装置内に水分が侵入する恐れがあ
る。
まず第1の現象を説明する。従来の樹脂封止型半導体装
置では、使用しているうちに樹脂(207)内に水分が
侵入して、それが半導体素子(201)にまで及ぶこと
がある。第9図(b)には、このときに水分が樹11’
M (207)内に侵入する経路を矢印Mで示している
。矢印Mは、水分が樹脂(207)とリード(202)
の隙間から侵入し、ボンディング、ワイヤ(205)、
及び半導体素子(201)に及ぶという経路である。
次に第2の現象を説明する。従来の樹脂封止型半導体装
置では、半導体素子(201)と載置部(203)の熱
膨張、収縮の違いにより、半導体素子(201)と!!
載置部203)に反りが発生することがある。半導体素
子(201,)は、載置部(203)に接着剤で取付け
られ、この接着剤を乾燥させるために高温乾燥処理が施
され、その後、常温冷却される。この工程において、半
導体素子(201)とa置部(203)では、膨脹、収
縮が起こる。この膨脹、収縮により、半導体素子(20
1)と載置部(203)に反りが生じる。
以下、この現象を、第10図(a) 、 (b)を用い
て説明する。第10図(a)は高温乾燥処理時の、半導
体素子と載置部の膨脹の違いを示す半導体装置の断面図
であり、第10図(b)は常温冷却処理時の、半導体素
子と載置部の収縮の違いを示す半導体装置の断面図であ
る。
一般に半導体装置のフレーム材料には、Cu等、熱膨張
係数の大きな材料が用いられる。このためai部(20
3)は半導体素子(201)材料の81よりも熱膨張係
数が極めて大きくなり、第10図(a)に示すように高
温乾燥処理時には、矢印0で示される熱膨張係数の大き
いalt部(203)の方が、矢印Nで示される熱膨張
係数の小さい半導体素子(201)よりも熱膨張する。
接着剤が、乾燥していなイトキハ、半導体素子(201
)と′aiif部(203) ハ、個々に膨脹をする。
ここで図面の矢印は、長さで膨脹の度合いを、示してい
る。
次に接着剤が硬化して、その後、常温冷却処理される場
合には、第10図(b)に示すように矢印Pで示される
熱収縮係数の小さい半導体素子(201)と、矢印Qで
示される熱収縮係数の大きい載置部(203)は、接着
された状態で収縮するため矢印Rの向きに反りが発生す
る。ここで図面の矢印は長さで収縮の度合いを示してい
る。第10図(b)に示すように反りが発生すると樹1
1M(207)にクラック(2(19)か発生し、半導
体装置内に水分が侵入する恐れがある。
次に第3の現象を説明する。第11図は、内部に水蒸気
が発生した従来の半導体装置の断面図を示している。以
下、この図面を用いて樹脂(207)のクラック(20
9)の発生を説明する。
樹脂封止型半導体装置は空気中放置で時間がたつうちに
樹脂(207)が空気中の水蒸気を、吸い込んでいく。
樹脂(20?)内に侵入した水蒸気は、樹脂(2’07
)と載置部(203)の界面に存在する微小な隙間(以
下:ふくれと称す)(20g)で毛管凝縮され水となる
。周囲の水蒸気圧が飽和点に達していなくても、水分は
液体となって溜まる。この樹脂(207)と載置部(2
03)の界面に溜まった水は樹脂封止型半導体装置を実
装する時の周囲からの熱ストレスによって、水蒸気とな
り半導載置部(203)裏面に内部圧力が発生し、ふく
れ(201りが発生する。ここで矢印Sは樹脂(207
)と載置部(203)の界面に平行な成分の熱ストレス
による樹脂(207)の膨脹する応力を示している。従
来の半導体装置では、樹脂(207)と載置部(203
)の界面が平坦な面であるので、矢印Sの応力がすべて
合計され、極めて大きな応力が載置部(203)の角に
集中する。
この応力及び、ふくれ(20g)のために載置部(20
3)の角から樹脂(207)の外部に向け、クラック(
209)が発生し、このクラック(209)を通り、半
導体装置内に水分が侵入する恐れがある。
以上述べた現象により半導体装置内に水分が侵入するた
め、その水分が半導体素子(2(11)に及んで素子に
特性変動(電流リーク)を生じさせ、A1パット、及び
A1配線を腐食させて、半導体装置を不良化させる恐れ
がある。
(発明が解決しようとする課題) 本発明の目的は、半導体素子を不良化させる水分の侵入
を防ぎ、耐湿性の向上をはかることにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明においては、上記課題を達成するために樹脂封止
型半導体装置において、半導体素子の下方にリードを延
在させ、そのリードの端部を半導体素子の周辺から突出
させ、その端部と、半導体素子を、ボンディング・ワイ
ヤによって接続させる。ここで、リードの端部は半導体
素子の下方に存在するリードの延長部分以外に存在して
いる。
(作 用) 上記の構成によれば、樹脂に埋設されたリードを従来の
半導体装置に比べて極めて長い形状にし、そのリードの
端部と半導体素子とをボンディング・ワイヤで接続して
いるため、リードと樹脂の間の隙間から侵入する水分の
経路が長くなる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について第1図(a)。
(b)を用いて説明する。第1図(a)は本発明の一実
施例である樹脂封止型半導体装置の上面図を示し、第1
図(b)は第1図(a)におけるA−A線に沿った切断
面を矢印方向から見た断面図を示している。尚、第1図
(a)は内部構造を示すために、リードから上部の樹脂
を取り除いた状態であり、第1図(b)は、周囲を樹脂
で覆った状態である。
第1図に示すように本実施例の樹脂封止型半導体装置は
、半導体素子(lQl)の上方に延在するリード(以下
二上方リードと称す) (102b)と、半導体素子(
101)の下方に延在するリード(以下:下方リードと
称す) (102a)を有している。下方リード(10
2a)には載置部(103)が設けられており、半導体
素子(1(lf)はそこにa置される。尚、上方リード
(102b)と下方リード(102a)は立体的に上下
に重ねられて存在する。上方リード(102b)、下方
リード(102a)は、半導体素子(101)の上方、
下方にそれぞれ延在され、半導体素子(101)の周辺
から突出した部分(以下:リードの端部と称す)(10
4)が設けられ、この部分がボンディング・ワイヤ(1
05)によって半導体素子(101)と接続される。
上方リード(102b)のインナ一部分、下方リード(
102a)のインナ一部分、ボンディング・ワイヤ(1
05) 、及び半導体素子(101)の周囲は、樹脂で
封止される。一方、上方リード(102b)のアウター
部分、下方リード(102a)のアウタ一部分は封止さ
れない。また、リード・カッティング時に半導体装置を
フレームに固定させておくために用いるダミーの吊りピ
ンリード(110)は封止される。本実施例の樹脂封止
型半導体装置は、上記の構成から成っている。
ところで載置部(103)は、複数の下方リード(10
2a)により構成されている。そのため下方リード(1
02a)間に隙間が生じるので、載置部(103)がこ
まかく分割されている。下方リード(102a)の載置
部(103)は下方に凸状にデイプレスされ、同一平面
上に存在する。上方リード(102b)は半導体素子(
101)に接しないように、半導体素子(101)の上
方に設けられた部分が上方に凸状にデイプレスされてい
る。
リードの端部(104)は、上方リード(LO2b)、
下方リード(lQ2a)ともに半導体素子(101)の
上方、下方に存在するリードの延長部分以外にも存在す
る。さらに、上方リード(LO2b)、及び下方リード
(lQ2a)のリードの端部(104)は、半導体素子
(101)の上方、下方に存在するリード部分に対して
直角に曲げられている。そして、ボンディングはこの直
角に曲げられたリードの端部(104)に施される。
ここで本実施例の製造1捏を第2図(a) 、 (b)
〜第6図(a) 、 (b)を用いて説明する。
まず、リードフレームを第2図(a)、(b) 、第3
図(a) 、 (b)を用いて説明する。第2図(a)
は下方リードを有するリードフレームの上面図であり、
第2図(b)は、第2図(a)におけるB−B線に沿っ
た切断面を矢印方向から見た断面図である。第3図(a
)は上方リードを有するリードフレームの上面図であり
、第3図(b)は、第3図(b)におけるC−C線に沿
った切断面を矢印方向から見た断面図である。
まず、−枚の細長い肉薄金属を打抜き加工、或いは、エ
ツチング加工することによって、第2図(a) 、 (
b)に示す下方リード(102a)を有するリードフレ
ームC以下:下方リードフレームと称す)(106a)
が形成される。J1t1部(103)を設けた下方リー
ド(102a)には平場な而か形成されている。リード
の端部(104)に設けられた、ボンディングを施され
る部分は棒状に形成される。尚、下方リード(、l Q
 2 a )は、リード線連絡結帯(112)と、下方
リード(108a)のアウタ一部分でフレーム砕につな
げられている。
一方、上方リード(102b)を何するリードフレーム
(以下、上方リードフレーム) <1OGb)も、下方
リードフレーム(lOGi)と同様の方法で第3図(a
)。
(b)に示すように形成される。上方リード(102b
)もボンディングを施される部分は棒状に形成される。
また、上方リードt:102b)が半導体素子(,10
1)の上方に存在している部分も棒状に形成される。
尚、上方リードフレーム(1013b)には、ダミーの
吊りビンリード(110)が設けられている。これは、
リード・カッティングした後に、半導148子(101
)をフレームに固定させておくためのものである。
次に、半導体素子の載置工程を第4図(a) 、(b)
を用いて説明する。第4図(a)は、半導体素子を載置
した下方リードフレームの上面図であり、第4図(b)
は、第4図(a)におけるD−D線に沿った切断面を矢
印方向から見た断面図である。
下方リードフレーム(106a)の下方リード(102
a)には、jAi+¥部(103)が第4図(a> 、
 (b)に示すように設けられる。半導体素子(101
)はa置部(103)の下方に凸状にデイプレスされた
平面上に載置される。尚、半導体装置の載置には絶縁性
の接着剤、或いはテープを用いる。
次に、2層リードフレームの工程を第5図(a)5(b
)を用いて説明する。第5図(a)は上方リードフレー
ムと、半導体素子を載置した下方リードフレームとを、
重ねて溶接した状態を示す上面図であり、第5図(b)
は、第5図(a)におけるE−E線に沿った切断面を矢
印方向から見た断面図である。
まず、上方リードフレーム(1013b)と、半導体素
子(101)を載置した下方リードフレーム(106a
)を第5図(a) 、 (b)に示すように重ねて2層
の状態にする。このとき上方リードフレーム(106b
)は、上方リード(102b)の凸状にデイプレスされ
た部分が上方を向くように重ねられ、下方リードフレー
ム(IOGa)は、下方リード(102a)の凸状にデ
イプレスされた部分が下方を向くように重ねられる。さ
らに、半導体素子(lot)の下方に存在するリード(
102a)部分内に、半導体素子(101)の上方に存
在する上方リード(102b)部分が存在するように重
ねる。
次にボンディングからリード・ベンディングまでの工程
を第6図(a) 、(b)を用いて説明する。第6図(
a)は、第5図(a)においてボンディングが施され、
半導体素子、上方リード、下方リード、及びボンディン
グ・ワイヤを樹脂で封止した一状態を示す上面図であり
、第6図(b)は、第5図(a)におけるF−Fljl
に沿った切断面を矢印方向から見た断面図である。尚、
第6図(a)は、内部構造を示すために下方リードから
上部の樹脂を取り除いた状態を示しており、第6図(b
)は、周囲を樹脂で覆った状態を示している。
第6図に示すようにボンディング・ワイヤ(105)に
よって、半導体素子(101)とリートの端部(104
)が接続される。リードの端部(104)において、ボ
ンディングされる部分には、金又は銀の部分メツキ処理
を施す。パッケージは、重ねて溶接された上方フレーム
(lOGb) 、及び下方リードフレーム(10[ia
)が、モールド金型の上下の型間に設けられ、半導体素
子(101) 、及びワイヤ接続部分が樹脂封止されて
形成される。その後、上方リードフレーム(loeb)
と下方リードフレーム(LOGa)の枠部分や、リード
線連結帯(112)が切断、除去され、樹脂(107)
の外部の上方リード(102b)、及び下方リード(1
02a)がリード・ベンディングされる。このとき半導
体装置はダミーの吊りピンリード(110)によってフ
レームに固定されており、リード・ベンディング後は、
これも切断される。
上記の工程を終えると、第1図に示される本実施例の樹
脂封止型半導体装置を形成することができる。
本実施例の効果には、以下に述べる6つの効果がある。
ます第1の効果を説明する。本実施例の半導体装置では
、樹脂(107)に埋設される上方リード(102b)
、及び下方リード(102a)を半導体素子(lot)
の上方、下方にそれぞれ存在させて極めて長くし、リー
ドの端部(104)からボンディングが施される。
半導体装置では樹脂(107)と、上方リード(102
b)、及び下方リード(102a)の隙間から水分が侵
入してくることかあるが、上記のような構成のため、水
分がボンディング・ワイヤ(105) 、及び半導体素
子(101)まで侵入する率は極めて低くなる。したか
って、ボンディング・ワイヤ(105)と半導体素子(
101)への水分の侵入を防ぐことができるので、半導
体素子<101)の特性変動、AIパッドの腐食、及び
A1配線の腐食等の不良の発生を極めて防ぐことができ
る。このため、半導体素子の耐湿性を向上することがで
きる。
次に、第2の効果を説明する。本実施例ではリードの端
部(104)が棒状に形成されているため、ボンディン
グを施せる部分に自由度がある。そのため、半導体素子
(101)のボンディング・パッド部を自由に配置して
も、ボンディング・ワイヤ(105)を接続することが
できるので、半導体素子(101)の設計の自由度が増
加する。また、半導体素子(101)を他の種類に変え
て載置しても、ボンディングを施せる部分に自由度があ
るため、ボンディング・ワイヤ(105)を接続するこ
とができるので、半導体素子(101)の選択の自由度
も増加する。
また、ボンディングは、上方リード(102b)、及び
下方リード(102a>が折れ曲がり、さらに、引き延
ばされた部分で施されているため、上方リード(102
b)、及び下方リード(102a)の形状が長くなり水
の侵入経路も長くなる。したがって、ボンディングワイ
ヤ(105) 、及び半導体素子(101)への水の浸
入を、さらに防ぐことができる。
次に、第3の効果を第7図を用いて説明する。
第7図(a)は高温乾燥処理時の、半導体素子と載置部
の膨張の違いを示す本実施例における半導体装置の断面
図であり、第7図(b)は常温冷却処理時の、半導体素
子と載置部の収縮の違いを示す本実施例における半導体
装置の断面図である。
半導体装置では、半導体素子(101)を載置部(10
3)に取り付ける際に絶縁性の接着剤が用いられる。こ
の接着剤を乾燥させるために高温乾燥処理が施され、ま
た、乾燥させた後、常温冷却処理が施される。半導体素
子(101)の反りはこの行程で生じる。本実施例にお
ける半導体装置では、載置部(103)か膜数の下方リ
ード(102a)により構成されているため、載置部(
103)間に隙間が設けられる。このため、高温乾燥処
理時では第7図(a)に示すように、矢印Hで示される
熱膨張係数の大きい載置部(103)は、各々の載置部
(103)に分散されて膨張する。矢印Gで示される熱
膨張係数の小さい半導体素子(101)も膨張するが、
この時は半導体素子(lot) 、及び載置部(103
)とも個々に膨張する。常温冷却処理時では第7図(b
)に示すように、矢印jで示される熱収縮係数の大きい
裁置部(103)は、矢印Iで示される熱収縮係数の小
さい半導体素子(101)と接着された状態で収゛縮す
るが、a置部(103)が分散されているため収縮も分
散される。このため、半導体素子(101)と裁置部(
1口3)には反りか生じなくなる。
本実施例の半導体装置では半導体素子(101)と載置
部(103)に生じる反りを防止できるので、これによ
って起こる樹脂<107)のクラック(209)を極め
て防止できる。したがって、クラック(209)から半
導体装置内に浸入する水分を防止できる二とにより、ボ
ンディング・ワイヤ(105)の腐食、及び半導体素子
(101)の特性変動や、A1パッド、及びAI配線の
腐食等の不良の発生を極めて防ぐことかでき、更には半
導体素子の動作不良を防ぐことができる。
次に第4の効果を第8図を用いて説明する。第8図は内
部に水蒸気が発生した本実施例の半導体装置の断面図を
示している。樹脂封止型半導体装置では樹脂(107)
が空気中の水蒸気を吸い込んでいく。そして水蒸気は樹
脂(107)とu’ttt部(103)の界面で凝縮し
水となる。この水が樹脂封止型半導体装置実装時の熱ス
トレスによって水蒸気となり膨張する。本実施例におい
ては載置部(103)か慢数の下方リード(102a)
により構成されているため、載置部(103)間に隙間
か設けられる。丁度、半導体素子(lot)の下面に載
置部(103)の凸部を世数設けた形になる。このため
、樹脂(107)と載置部(103)の界面にある隙間
に水蒸気が発生しても、第8図の矢印Kに示す樹脂(1
07)とIl!置部(103)の界面に平行な成分の応
力の一部は、載置部(103)の凸部にあたり、吸収さ
れる。したかって、矢印Kに示す応力の合計が小さくな
り応力の集中を防止し1、樹脂(107)のふくれ、ク
ラックを防止できるため、半導体装置内の水分の侵入を
極めて防止でき、半導体素子(lot)の特性変動や、
A1パッド、及びAl配線の腐食等の不良の発生を極め
て防ぐことができる。
次に第5の効果を説明する。半導体装置のハンダ付けに
は、量産性の高いリフローハンダ付けが多く用いられて
おり、このハンダ付けかなされると樹脂(107)が高
温にさらされる。このため、半導体装置に熱ストレスが
加わり、樹脂(107)にクラックが発生する。本実施
例の樹脂封止型半導体装置においては、第4の効果と同
様の理由により、特にリフローハンダ付けの際に発生す
るクラックを防止することができる。したかって、半導
体装置内の水分の侵入を防止することかできる。
次に第6の効果を説明する。第6の効果は、本実施例の
半導体装置において吊りビンリード(2H)を無くした
ことによって、半導体装置内の水分の侵入を防止できる
ことである。半導体素子(10i)を不良化させる水分
は、樹脂(107)と吊りビンリード(211)の隙間
からも侵入してくる。本実施例では下方リード(102
a)に載置部(103)を設けたので、載置部(103
)を別に設けなくてすみ、それを吊る吊りビンリード(
211)を無くすことができる。
尚、本実施例においてはダミーの吊りビンリード(+1
2)が設けられているが、載置部(103)とは接続さ
れていない。このダミーの吊りビンリート(112)は
、リード・ベンディング時に半導体装置をフレームに固
定させておくのを目的としている。
[発明の効果] 以上、説明したように本発明によれば、半導体素子・\
の水分の浸入を防ぎ、半導体装置の耐、四性を向上する
ことかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明における樹脂封止型半導体装置を
示す上面図、第1図(b)は、第1図(a)におけるA
−A線に沿った切断面を矢印方向から見た断面図、第2
図(a)は本発明の半導体装置における下方リードフレ
ームを示す上面図、第2図(b)は、第2図(a)にお
けるB−B線に沿った切断面を矢印方向から見た断面図
、第3図(a)は本発明の半導体装置における上方リー
ドフレームを示す上面図、第3図(b)は、第3図(a
)におけるC−C線に沿った切断面を矢印方向から見た
断面図、第4図(a)は本発明の半導体装置における半
導体素子を載置した下方リードフレームを示す上面図、
第4図(b)は、第4図(a)における、D−D線に沿
った切断面を矢印方向から見た断面図、第5図(a)は
本発明において半導体素子を載置した、2層リードフレ
ームを示す上面図、第5図(b)は、第5図(b)にお
けるE−E線に沿った切断面を矢印方向から見た断面図
、第6図(a)は、第5図(a)においてボンディング
を施し、周囲を樹脂で封止した状態を示す上面図、第6
図(b)は、第6 FA(a)におけるv−v線に沿っ
た切断面を矢印方向から見た断面図、第7図(a)は高
温乾燥処理時の本発明における半導体装置を示す断面図
、第7図(b)は常温冷却処理時の、本発明における半
導体装置を示す断面図、第8図は内部に水蒸気が発生し
た本発明の半導体装置を示す断面図、第9図(a)は従
来の樹脂封止型半導体装置の上面図、第9図(b)は、
第9図(a)におけるF−F線に沿った切II′i面を
矢印方向から見た断面図、第10図(a)は高温乾燥処
理時の、従来の半導体装置を示す断面図、第10図(b
)は常温冷却処理時の、従来の半導体装置を示す断面図
、第11図は内部に水蒸気が発生した従来の半導体装置
を示す断面である。 半導体素子・・・・・・・・・・・・・・・・・101
,201゜下方リード・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・102a上方リード・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・102b。 リード・・・・・・・・・・・・・−・・・・・・・・
・・・・・202載置部・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・1リードの端部・・・・・
・・・・・・・・・・・・・1ボンデイング・ワイヤ・
−・・・・1 下方リードフレーム・・・・・・・・・1上方リードフ
レーム・・・・・・・・・1樹  脂・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・ 1ふくれ・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1クラツク・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・2ダミーの吊りピンリード・・・l 吊りビンリード・・・・・・・・・・・・・・2リート
線連結帯・・・・・・・・・・・・・・・13.203 4 。 5.205゜ a 6b。 7.207゜ 8.208゜ 9゜ 0 。 1 。 2゜

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体素子と、この半導体素子の下方に延在し、
    この半導体素子の周辺から突出した端部を有するリード
    と、このリードの端部と前記半導体素子とを接続するボ
    ンディング・ワイヤとを具備し、前記リードの端部が、
    前記半導体素子の下方に存在する前記リードの延長部分
    以外に存在することを特徴とする樹脂封止型半導体装置
  2. (2)前記リードが複数存在することを特徴とする請求
    項第1項記載の樹脂封止型半導体装置。
JP63236302A 1988-09-22 1988-09-22 樹脂封止型半導体装置 Pending JPH0286153A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0987758A3 (en) * 1991-12-27 2000-05-24 Fujitsu Limited Semiconducter device and method of producing the same
JP2010530622A (ja) * 2007-06-21 2010-09-09 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 電気的構成部材

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