JPH0286012A - ケーブル用止水テープ - Google Patents

ケーブル用止水テープ

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JPH0286012A
JPH0286012A JP63236972A JP23697288A JPH0286012A JP H0286012 A JPH0286012 A JP H0286012A JP 63236972 A JP63236972 A JP 63236972A JP 23697288 A JP23697288 A JP 23697288A JP H0286012 A JPH0286012 A JP H0286012A
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田中 喜詮
Junichi Furukawa
古川 惇一
Makoto Nakayama
中山 信
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    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は1通信ケーブルや電カケープル内に水が侵入し
た際、ケーブルの長手方向と内部方向へ走水するのを防
止するケーブル用止水テープに関するものである。
〈従来の技術〉 従来において、光フアイバーケーブル等の通信ケーブル
や電カケープル内に侵入して来る水の走水を防止するた
め、止水テープを使用することば公知である。
例えば、第2図は中継線用ノンメタル防水型光フアイバ
ーケーブルの構造の一例を示す断面図である。FRP抗
張線6を中心部に持つ溝付ポリエチレン製スロット7上
に止水テープ8、ポリエチレン外皮9が順次設けられて
おり、スロット7の溝7A内に光ファイバーのテープ心
a10が収納されている。スロット7の溝7A内には、
例えばポリエステルフィルムの両面に吸水性樹脂と合成
樹脂の混合物を塗装された極細フィルム止水テープ11
がテープ心線と共に収納されている。
又、第3図は電カケープルの構造の一例を示す断面図で
ある。導体12の外側に内部導電層13、絶縁体層14
.外部導電層15、金か遮111!層16、止水テープ
17、PvC外皮層18が順次設けられている。
前記構造等のケーブルの外皮が劣化あるいは何らかの事
故により破損し、水がケーブル内に侵入して来ると、外
皮下に配置されている止水テープは、外皮を通過し侵入
して来る水を吸収し膨張して、その侵入箇所付近のみに
て止水させ、ケーブル内の長手方向や内部方向に走水す
ることを防止し、ケーブルの水による事故を未然に防ぐ
という優れた止水機能をもっている。
これらのケーブル用止水テープとして種々の形態のテー
プが提案されている1例えば、(1)二枚のポリエステ
ル長繊維不織布シート間に吸水性樹脂粉末を介在せしめ
て一体化したサンドイッチタイプ(実開昭59−479
14号公報)、(2)°ポリエステル長繊維不織布シー
トの片面又は両面に、粉末あるいは粒状の吸水性樹脂と
樹脂バインダーとを混合した吸水性塗料を塗布した塗布
タイプ(特開昭61−129228号公報)、(3)パ
ルプ繊維等の母体内に吸水性樹脂を含有させメツシュ体
で補強した混合タイプ(特開昭61−163511号公
報)、(4)吸水性繊維と熱接着性繊維とからなるウェ
ブを熱ロールで圧着せしめj=吸水性H114k(7)
不11i布シー ト(実rJIIll&6o−x310
12号公報)等である。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、これらの従来の止水テープは夫々次の様
な問題点がある。
(1)サンドイッチタイプ止水テープは、吸水性樹脂粉
末の上・下に疎水性たるポリエステル長繊維不織布が存
在しているため、水が侵入した際、水が吸水性樹脂粉末
に吸水されるまで若干の時間を要し、止水するまでの走
水距離が長くなる難点がある。これを改良するため、上
・下の不織布の目付量を変えることが行われているが、
その場合、表・裏の判断が困難で使用し難い。又、この
タイプの止水テープは、吸水性樹脂粉末が不織布に固着
されていないため、広幅シートを実用幅のテープ状に裁
断するとき、あるいはケーブルへのテーピング時、該テ
ープを切り開いたり、切断したとき、゛テープ端部より
吸水性樹脂粉末が脱落する難点がある。
(2)塗布タイプ止水テープは、吸水性樹脂粉末がバイ
ンダーで固着されているため、広幅シートのテープ状へ
の裁断、あるいは切断時にテープの端部より吸水性樹脂
粉末が脱落しない長所がある。
しかしながら、吸水性樹脂粉末が疎水性の樹脂バインダ
ーで完全に被覆されているため、ケーブル内に侵入して
来た水と接触した際、水に対する濡れ性が悪く、吸水性
樹脂粉末が吸水するまでに時間がかかり、止水する。ま
、での走水距離が長くなる難点がある。
(3)混合タイプ止水テープは、親水性のパルプ繊維と
吸水性樹脂粉末が表裏に露出しているため、ケーブル内
に水が侵入した際、直ちに水を吸水し膨出して殆ど瞬時
に止水させ、止水するまでの走水距離が非常に短いとい
う長所がある。しかしながら、パルプ繊維と吸水性樹脂
粉末からなる吸水層は固着されていないため、広幅シー
トのテープ状への裁断、あるいは切断時にテープの端部
よりパルプ繊維や吸水性樹脂粉末が脱落する難点があり
、かつパルプ繊維は微生物分解性であり、ケーブルの長
期使用中に止水テープが微生物で分解されて水素ガスが
発生し、ケーブル寿命に悪影響を及ぼすという致命的欠
陥を有する。
(4)吸水性繊維の不織布シートよりなる止水テープは
、吸水性繊維として吸水性レーヨン系繊維および吸水性
アクリル系繊維があるが、いずれも短繊維から不織布シ
ートが形成されているため、引張強度が弱く、ケーブル
へのテーピング時の張力に耐えず、何らかの廟強が必要
である。吸水性レーヨン系繊維からなる吸水性不織布は
吸水速度が早く、吸水倍率も高いため、ケーブル内に水
が侵入した際、直ちに水を吸水し膨出して短い走水距離
で止水するという優れた止水効果を有しているが、吸水
性レーヨン系繊維が微生物分解性であるという致命的欠
陥をもっている。一方、吸水性アクリル系繊維からなる
吸水性不織布は、微生物分解性がなく、ケーブル内に水
が侵入した際、直ちに水を吸水し膨出して短い走水距離
にて止水する優れた初期止水効果をもっているが、吸水
倍率が低いため、止水した水が時間経過と共に徐々に走
水し、長い距離に亘って走水してしまうという難点があ
り、又、高価である。
本発明の目的は、従来の止水テープの上述した問題点を
解決し、かつ長期間に亘って使用しても光ファイバーや
銅に悪影響を及ぼす水素ガスやハロゲンガスを発生せず
、テープ状の裁断時および光ケーブルへのテーピング時
、吸水性樹脂粉末が端部から脱落せず、充分な強度を有
し、水がケーブル内に侵入した際1.瞬時に吸水・膨出
して水の侵入箇所付近にてのみ止水させ、ケーブル内の
長平方向および内部方向に走水するのを防止する止水テ
ープを提供することにある。
〈課題を解決するための手段〉 前記目的を達成する本発明のケーブル用止水テープは、
合成樹脂フィルム、あるいは合成繊維からなる織物又は
不織布シートの片面又は両面に、粉末あるいは粒状の吸
水性樹脂1合成樹脂又は合成ゴムのバインダー及び合成
繊維の短繊維からなる吸水性塗料を塗布したことを特徴
とする。
本発明に用いる基材は、吸水加工時およびケーブル巻付
は時の張力に耐える強度を有し、微生物に分解されない
合成物であり、可撓性を有するものが望ましい。よって
基材としては合成樹脂フィルム、あるいは合成繊維から
なる織物又は不織布が使用できる。合成樹脂フィルムと
しては厚さ25〜100μのポリエステルフィルム、ポ
リプロピレンフィルム、ポリアミドフィルム、ポリカー
ボネートフィルム、ポリブチン−1フイルムが好適であ
る0合成繊維からなる織物又は不織布シートとしては、
材質面からポリプロピレン、ナイロン、ポリエステル、
アクリルが使用できるが、特に価格5強度の面からは、
スパンボンド法で製造される長繊維不織布が有利である
本発明に用いる粉末あるいは粒状の吸水性樹脂は、水と
接触した時に水に溶けることなく、自重の数10倍から
数1000倍の吸水能力を有する合成ポリマーで、且つ
、微生物分解性のない100%合成品であればよく、例
えば、アクリル酸塩系架橋物、酢酸ビニル・アクリル酸
エステル共重合体ケン化物、ポリビニルアルコール・無
水マレイン酸塩反応物、イソブチレン・マイレン酸共重
合体架橋物、アクリル酸・ビニルアルコール共重合体、
アクリル酸塩・アクリルアミド共重合体、ポリエチレン
オキサイド変性物などが好適である。
本発明に用いる合成樹脂又は合成ゴムのバインダーは、
上記吸水性樹脂粉末の脱落を防止して、該吸水性樹脂粉
末を基材へ密着させる作用を有するものであり、微生物
分解性のない100%合成品である。ここで、合成樹脂
又は合成ゴムとしては、特に、アクリル系樹脂、ポリウ
レタン系樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、エチレン系共
重合体樹脂、ポリアマイド樹脂、ポリイソブチレンゴム
ブチルゴム、エチレン・プロピレンゴム、アクリルゴム
等でハロゲン原子を含まないものが好ましい。ハロゲン
原子を含むバインダーを用いると、長期間使用中に塩酸
等の光ファイバーや銅に悪影響を与える有害物質を放出
するからである。
バインダーの配合量は、吸水性樹脂100重量部に対し
て10〜200重量部が好適である。200重量部を超
えると吸水性樹脂に対してバインダーが多過ぎるので止
水効果が発揮されず、10重量部未満ではバインダーに
よる脱落防止効果が発揮されないからである。
本発明に用いる合成繊維の短繊維は、バインダー内に分
散して、ケーブル内に侵入して来る水の導水路を形成し
、基材の片面又は両面に塗布されている吸水塗料層内に
水を拡散させ、吸水性樹脂粉末の吸水能力を著しく増加
させ、初期止水効果を著しく改良するものである。合成
繊維の短繊維としては、微生物分解性のない合成物であ
り、材質的には、ポリプロピレン、ナイロン、アクリル
が好ましく、繊維の太さは0.5〜5デニル、繊維の長
さは1〜101が好適である。
合成繊維の短繊維の配合量は、吸水性樹脂100重量部
に対し1〜20!li量部が好ましく、1重量部未満で
は導水路形成効果がなく、20重量部を超えると吸水性
塗料の流動性が悪くなり基材に均一に塗布できないから
である。
本発明に用いる吸水性組成物は、基材の片面又は両面に
塗布するため有機溶剤中に溶解・分解される有機溶剤と
しては、上述のバインダーたる合成樹脂や合成ゴムを溶
解し得るものはすべて使用できるが、例えば、トルエン
、キシレン、ベンゼン、メチルエチルケトン、アセトン
、ヘキサン、メチルイソブチレン、酢酸エチル、ジオキ
サン、テトラヒドロフラン、シクロヘキサン、アルコー
ル等の汎用溶剤が好適である。
本発明の基材への塗布に用いる吸水性塗料は、合成樹脂
又は合成ゴムのバインダーを有機溶剤に溶解した後、吸
水性樹脂粉末と合成繊維の短繊維を添加し、撹拌上分散
させてWRmされる。調製後の吸水性塗料は、公知コー
ティング方法によって基材の片面又は両面に塗布・乾燥
され、本発明の止水テープが得られる。
次に本発明のケーブル用止水テープを図面により詳述す
る。第1図は本発明のケーブル用止水テープの断面構造
の一例を示す。本発明のケーブル用止水テープは、合成
樹脂フィルム、あるいは合成繊維からなる織物又は不織
布シート4の両面に吸水層5が塗布されており、吸水層
5は粉末あるいは粒状の微生物分解性のない吸水性樹脂
1、合成繊維の短繊維2及びバインダー3から構成され
ている0本発明のケーブル用止水テープの吸水層5は、
従来技術の吸水性樹脂粉末1とバインダー3からなる吸
水層に較べて、更に、合成樹脂の短繊維2を含んでいる
ので、同一付着量時、非常に嵩高で厚味が厚く可撓性で
あり、嵩高い分吸水層内に短繊維によって形成された導
水路を含有していることになる。従って、ケーブル内に
水が侵入すると吸水層全体が瞬時に吸水し膨出してケー
ブルの長手方向及び内部方向に走水するのを水の侵入箇
所付近のみで止水させる。又1本発明のケーブル用止水
テープは、吸水性樹脂粉末がバインダーで固着されてい
るので、裁断加工時及びケーブル製造時、吸水性樹脂粉
末が脱落せず、さらには微生物によって分解されないの
で、有害な水素ガスを発生せず、又、ハロゲン化合物を
含んでいないので、数十年間といった長期間信頼性を有
し、更に、タテ方向引張強度が強いのでケーブルに容易
に加工し得る優れた加工性を有する。更に1本発明のケ
ーブル用止水テープは光ファイバーや銅導体の通信ケー
ブルは勿論、電カケープルの押え巻としても使用でき、
応用範囲が非常に広く実用上極めて有用である。
〈実施例〉 次に、本発明の詳細な説明する。
ブチルゴム100重量部を、50℃に加温したテスト用
2本ロール間で素線し、このブチルゴムにポリエステル
カシ・ドファイバー(1,5テニルX3mm長)15重
量部を徐々に添加しながら混練しゴムシートを得た。こ
のゴムシートを小片にカットし容器内に入れ、トルエン
600重量部を加えて一夜放置し、ゴムシート小片を膨
潤させ、撹拌機で撹拌してゴム溶解液を得た。このゴム
溶解液に吸水性樹脂粉末アクアリックCA−ML (日
本触媒化学工業社製)250重量部及びトルエン600
重量部を添加して充分に撹拌・混合し吸水性塗料を得た
。この吸水性塗料をポリエステル長繊維不織布シート(
M化成工業社IQE−1040:目付Ji40g/rt
r)の両面に乾燥付着量100g/イで塗布・乾燥し、
各4幅25−に裁断して止水テープを得た。テープの厚
さは0.4m、重量は140 g / rdたった。
(比較例) ブチルゴム100重量部を、50℃に加温したテスト用
2本ロール間で素線し、ゴムシートを得た。このゴムシ
ートを小片にカットし、容器内に入れ、トルエン100
重量部を加えて一夜放置し、ゴムシート小片を膨潤させ
、撹拌機で撹拌してゴム溶解液を得た。このゴム溶解液
に吸水性樹脂粉末アクアリックCA−ML250重量部
及びトルエン1200重量部を添加して充分に撹拌・混
合し、従来技術の吸水性塗料を得た。この吸水性塗料を
実施例と同様にポリエステル長繊維不織布シートの両面
に乾燥付着量100 g/rriで塗布・乾燥し、各4
幅25IIlllに裁断して、従来技術の止水テープを
得た。このテープの厚さは0.3mm、重量は140 
g / rdだった。
(試験例) 実施例で得られた本発明の止水テープと比較例で得られ
た従来技術の止水テープの止水効果を調べるため、下記
模擬試験に供した。
即ち、外径6−1長さ1.5mの直線状ガラス棒に前記
25m幅の止水テープを1/2ラツプで螺旋状しこ巻付
けた。止水テープを巻付けたガラス捧を内径11om、
長さ1.5mのガラス管内に差し込み、ガラス捧がガラ
ス管の中心部に保持される様に固定した。次に、複合ガ
ラス管をテーブル上に水平に配置し、ガラス管の片側よ
りチューブ管を通して高さ1.2mの距離から容器に採
取されている水道水をガラス管内に流出させた。その結
果、実施例の止水テープは30口mの走水距離にて完全
に水を止水していた。この状態で10日間放置していた
が、走水距離は30口であり、水の侵入直後と全く変わ
っていなかった。一方、比較例の止水テープは60口m
の走水距離にて水を止水していたが、そのままの状態で
10日間放置した所、走水距離は70a11で、水の侵
入直後より長くなっていた。
〈発明の効果〉 本発明のケーブル用止水テープは1合成樹脂フィルム、
あるいは合成繊維よりなる織物又は不織布の片面又は両
面に、吸水性樹脂粉末と合成繊維の短繊維が合成樹脂又
は合成ゴムのバインダーを介して付着・固着させたもの
であり、100%合成品からなるため、微生物で分解さ
れて水素ガスを発生せず、ハロゲン分子を全く含まない
ため、塩酸等の有害物質を放出しないので、長期間に亘
って使用でき、合成樹脂フィルム、あるいは合成繊維よ
りなる織物又は不織布シートが母体になっているので、
ケーブルへのテーピング張力に充分耐える引張強度を有
し、非常に可撓に富んでいる。
しかも、止水テープから吸水性樹脂粉末又は粒子が加工
中脱落せず、又、合成繊維の短繊維が吸水層において微
細導水路を形成しているので、止水効果が初期及び長期
に亘って極めて優れており。
吸水しても引張強度が殆ど低下せず、実用上極めて有用
な効果を生む。
本発明の止水テープは、光フアイバーケーブルを含む通
信ケーブルは勿論、電カケープルに使用でき、更に、広
幅状態のものは生理用品や紙おむつ用吸水シート、青果
物や鮮魚・生肉等の鮮度保持材、結露防止用シート、シ
ーリング材、医療用ドレッシング材等に利用でき、その
応用範囲は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のケーブル用止水テープの一例を模型的
に例示した断面図である。第2図はケーブル用止水テー
プを適用した光フアイバー通信ケーブルの一例を模型的
に例示した断面図、第3図はケーブル用止水テープを適
用した電カケープルの一例を模型的に例示した断面図を
示す。 1:吸水性樹脂粉末 2:合成繊維の短繊維 3:合成樹脂又は合成ゴムのバインダー4−基材(合成
樹脂フィルム、あるいは合成繊維からなる織物または不
織布シート) 5:吸水層 6:抗張体 7:溝付ポリエチレン製スロット 7A:溝部 8:止水テープ 9;ポリエチレン外皮 10:光フアイバーテープ心線 11 : 12 : 13 : 14 : 15 : 16 : 17 : 18 : 極細フィルム止水テープ 導体 内部導電層 絶縁体層 外部導電層 金属遮蔽層 止水テープ PUC外皮層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)合成樹脂フィルム、あるいは合成繊維からなる織
    物又は不織布シートの片面又は両面に、粉末あるいは粒
    状の吸水性樹脂、合成樹脂又は合成ゴムのバインダー、
    及び合成繊維の短繊維からなる吸水性塗料を塗布したこ
    とを特徴とするケーブル用止水テープ。
JP63236972A 1988-09-20 1988-09-20 ケーブル用止水テープ Expired - Fee Related JP2814251B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59180317U (ja) * 1983-05-18 1984-12-01 日本バイリーン株式会社 走水防止型電力ケ−ブル

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59180317U (ja) * 1983-05-18 1984-12-01 日本バイリーン株式会社 走水防止型電力ケ−ブル

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