JPH028458A - 暖房床材取付構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は床面及び室内の暖房を行うことができる暖房床
材の暖房床材取付構造に関するものである。

［従来の技術］ 従来、床に配設したパイプに温水等の熱媒を通過させて
床面及び室内を暖房することが行なわれている。これは
第４図に示すように下方への屈曲にて形成した収納溝３
ａを有する均熱板３を隣合う根太１，１間に載置固定し
、この収納溝３ａに熱媒を通すためのパイプを嵌め込み
固定し、パイプと共に均熱板３の上面に表面化粧板を敷
設して暖房床材を形成してあり、パイプに温水等の熱媒
を通すことにより床面及び室内を暖房するというもので
あった。このとき隣合う根太１，１開への均熱板３の取
付けは大工に依頼して隣合う根太１゜１の長手方向の相
対向する側面に根太１の上面よりも２〜３ＩｎＬ１１下
げた位置に木製の均熱板受は材２′を釘等の固着共７に
より取付けてもらい、しかる後、設備工事で均熱板３の
両端を均熱板受け２′に載置すると共に均熱板３の両端
上面より釘等の固着共７を均熱板受け２′に打入して固
定するというものであった。

［発明が解決しようとする課題１ しかし上述のような従来例にあっては、大工は従来の大
工工事である根太施工に加えて均熱板受け２′の取付け
である設備工事を行うのをいやがることがあり、大工工
事と設備工事との日程調整を行う必要があり、また、均
熱板受け２′の取付寸法（根太の上面より２〜３ｍｍ下
げた位置）を精度良く出すことは難しいという問題があ
った。

本発明は上記問題点を解決しようとするものであり、そ
の目的とするところは、施工性を良くすると共に大工工
事と設備工事とを完全に分離し、また、根太位置での表
面化粧板の温度を上げて均一な表面温度分布とすること
ができる暖房床材取付構造を提供するにある。

［課題を解決するための手段１ 上記目的を達成するために、本発明における暖房床材取
付構造は、隣合う根太１，１の技手方向の相対向する側
面に上端が根太１の上面とほは面一となるように金属製
の均熱板受け２をそれぞれ配設して固着し、各均熱板受
け２．２の上端より下方に一定間隔を隔てて内方に向け
て均熱板載置片２ａを突設し、この均熱板載置片２ａに
均熱板３の長手方向の両端を載置し、上記各均熱板載置
片２　ａ、　２　ａの上方に内方に向けて突設した均熱
板押さえ片２ｂを均熱板３の両端部上面に当接したもの
である。

［作用］ 金属製の均熱板受け２は上端を根太１の上面とほは面一
となるようにして寸法令わせを容易に根太１の相対向す
る側面に取着され、この均熱板受け２の均熱板載置片２
ａに均熱板３が載設される。

［実施例１ 第１図に示すように均熱板３には均熱板３を下方へ凸屈
曲して上面が開口する収納溝３ａを技手方向に亘って平
行に複数形成してあり、両側端には側方に向けて７ラン
ノ片３１〕を延出しである。

このとき均熱板３は収納溝３ａを除いて７ランノ片３ｂ
及び収納溝３ａ間の部分の上面が面一となるようにしで
ある。そしてこの均熱板３の下面にグラスウールやポリ
ウレタン発泡体等の断熱材４を貼り付けることによって
、温水等の熱媒を通すためのパイプ５を取付けるための
暖房床材Ａを形成しである。そして熱媒を通すパイプ５
は上記収納溝３ａにはめ込んで固定することができるよ
うにしてあり、この均熱板３は隣合う根太１の技手方向
に亘って配設しである。

隣合う根太１，１の技手方向の相対向する側面には上端
が根太１の上面とほは面一となるようにアルミニウム等
の金属製の均熱板受け２をそれぞれ釘等の固着共７にて
取着しである。この各均熱板受け２は」１端より下方に
一定間隔を隔てて内方に向けて均熱板載置片２ａを突設
してあり、均熱板載置片２ａの上方には均熱板３の７ラ
ンノ片３ｂの厚み寸法とほぼ同じ寸法を設けて内方に向
けて均熱板押さえ片２ｂを突設しである。そして第２図
に示すようにこの均熱板載置片２ａと均熱板押さえ片２
ｂどの開に７ランノ片３１）を嵌入させるようにして均
熱板３を配設しである。しかる後、収納溝３ａ内にパイ
プ５を嵌め込み固定すると共に隣合う根太１，１間に表
面化粧板６を載置する。

このとき均熱板載置片２ａは均熱板受け２の上端より一
定間隔を隔てて設けてあり、均熱板受け２の上端を根太
１の上面とほは面一となるように根太１に取着すること
により、均熱板３を取付けた状態で均熱板３の上面と均
熱板３の上方に配設される表面化粧板６との間に略１〜
２＋ｎｍ程度の隙間Ｈが形成されるようにしである。こ
のように隙間Ｈを形成することにより、第２図（ｂ）に
示すように踏み付けにより表面化粧板６がたわんだとし
ても隙間Ｈにより均熱板３も表面化粧板６と一緒にたわ
むのを防止することかでト、金属音が発生するのを防止
することができる。つまり、大工工事である根太施工の
後に設備工事で均熱板受け２の上端を根太１の上面とほ
ぼ面一となるように根太１に取着し、この均熱板受け２
に均熱板３を載設することで隙間Ｈを設けた状態で簡易
に均熱板３を隣合う根太１，１開に配設することができ
る。

第３図は床面の表面温度分布図を示すものであり、縦軸
に温度を示し、横軸に床面の表面温度位置を示しである
。つまり実線イで示す従来例にあっては、均熱板３が配
設された位置の表面温度は高いが、均熱板３は木製の均
熱板受け２′にて根太１に取着されているため熱伝導率
が悪く、根太１の位置では床表面の温度が低い。しかし
破線口で示す本実施例の場合には、均熱板受け２を金属
製にしであることにより均熱板３がらの熱伝導率がよく
、均熱板受け２を介して根太１の温度を上げることがで
き、表面の温度分布をほぼ同一にすることができ、全体
的に温度を上げることができる。

［発明の効果］ 本発明は叙述のように均熱板受けの上端より下方に一定
間隔を隔てて内方に向けて均熱板載置片を突設しである
ので、均熱板受けの上端を根太の上面とほは面一にして
根太に取着することで均熱板を載設する均熱板載置片を
根太の上面より一定の隙間を設けた状態で位置させるこ
とができ、均熱板の取付けのための位置合わせが容易で
あり、また、均熱板載置片と均熱板押さえ片とにより均
熱板の両端を保持することができるので、均熱板の両端
を針固定する必要がなく、施工性がよいものである。さ
らに均熱板受けの取付けが容易であるため、均熱板受け
の取付けを設備工事で行うことができ、大工工事と設備
工事の施工範囲を明確にすることができ、打ち合わせ等
を行う必要がない。また、根太の側面に取着する均熱板
受けを金属製にしであるので、熱伝導率のよい金属製の
均熱板受けを根太に密着させることとなり、均熱板から
の熱伝導により根太を暖めることができ、床面の表面温
度をほぼ均一にすることができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の分解断面図、第２図（ａ）
は同上の施工状態を示す断面図、第２図（ｂ）は同上の
作用を示す断面図、第３図は同上の床面の表面温度分布
を示す温度分布図、第４図は従来例の分解断面図であっ
て、１は根太、２は均熱板受け、２ａは均熱板載置片、
２ｂは均熱板押さえ片３は均熱板である。 代理人　弁理士　石　１）艮　七 虻・侵

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ［１］隣合う根太の長手方向の相対向する側面に上端が
   根太の上面とほぼ面一となるように金属製の均熱板受け
   をそれぞれ配設して固着し、各均熱板受けの上端より下
   方に一定間隔を隔てて内方に向けて均熱板載置片を突設
   し、この均熱板載置片に均熱板の長手方向の両端を載置
   し、上記各均熱板載置片の上方に内方に向けて突設した
   均熱板押さえ片を均熱板の両端部上面に当接して成るこ
   とを特徴とする暖房床材取付構造。