JPH028420Y2 - - Google Patents

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JPH028420Y2
JPH028420Y2 JP15435682U JP15435682U JPH028420Y2 JP H028420 Y2 JPH028420 Y2 JP H028420Y2 JP 15435682 U JP15435682 U JP 15435682U JP 15435682 U JP15435682 U JP 15435682U JP H028420 Y2 JPH028420 Y2 JP H028420Y2
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JP
Japan
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mount base
antenna device
bolt
concrete foundation
holder
Prior art date
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JP15435682U
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JPS5959004U (ja
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  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Support Of Aerials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は空中線装置方位回転構造に関し、特
に、空中線装置を支持しているマウントベースを
手動でピボツトボルトにて、押し上げ、マウント
ベースをコンクリート上面から浮かせ、マウント
ベースとコンクリートを点接触状態にして調整用
ねじの長さを変えることにより、ピボツトボルト
を支点として前記空中線装置の方位回転を行わせ
るようにした空中線装置方位回転構造に関する。
電波を使つて相手と通信する場合には、空中線
装置を相手の方向に向けなければならない。従来
この種の空中線装置は一度相手の方向に向きを合
わせれば以後固定して使うことが多かつた。しか
しながら、例えば衛星を使つて相手と通信してい
る場合に、将来、別の衛星を使う機会があるの
で、空中線装置の方向を変える必要が出てくる。
従来の構造では、方位回転を行う場合、マウント
ベースがコンクリート基礎上面に全面接触してい
るために、摩擦抵抗が大きく、大きな回転力を必
要とした。そのために、前記空中線装置の方位回
転を行う場合には、特別な工具や作業が必要とな
り、費用が多くかかり、かつ、通信の中断時間が
多くなるという欠点があつた。
この考案は以上の考察にもとずいてなされたも
のであり、従つてこの考案の目的は、従来の上記
欠点を除去し、容易に回転調整ができ、かつ通信
の中断時間の短縮ができる安価な空中線装置方位
回転構造を提位することにある。
本考案の上記目的は、ピボツトボルトと組にな
つた方位回転ビームを備えかつ空中線装置を支持
するマウントベースを、コンクリート基礎上面に
設置し、該コンクリート基礎に埋め込まれたアン
カーボルトとマウントベースの間に調整用ねじを
組み込み、前記ピボツトボルトでマウントベース
を浮かせた状態にして空中線装置の方位回転を広
範囲にかつ連続的に行うようにした空中線装置方
位回転構造によつて達成される。
即ち本考案の空中線装置方位回転構造は、コン
クリート基礎上に設置されかつ空中線装置を支持
し中心まわりに回転可能な円形マウントベース
と、前記円形マウントベースの直径上に設けたビ
ームの中心に位置し方位回転調整時に前記円形マ
ウントベースを前記コンクリート基礎上から浮き
上がり気味にするためのピボツトボルトと、前記
円形マウントベースに設けられたホルダーと、前
記コンクリート基礎に埋め込まれ前記円形マウン
トベースを保持可能なアンカーボルトと、前記ホ
ルダーと前記アンカーボルトとの間に接続され前
記円形マウントベースをその中心まわりに回転さ
せ得る調整ねじとを有して成るものである。
以下本考案を、その良好な一実施例について図
面を参照しながら、詳細に説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す側面図であ
る。この図において、コンクリート基礎1の上面
に方位回転構造2を介して空中線装置3が設置さ
れる。空中線装置3は方位回転構造2を回転させ
ることによりその水平面内の向きが変えられる。
第2図は本考案の要部である方位回転構造2の
詳細な構成を示す平面図である。第3図は第2図
の部分断面図である。第2図、第3図において、
I型断面を成すリング状のマウントベース4の内
側に、かつその直径上に方位回転ビーム5が取付
けられ、その中央のめねじ6にはピボツトボルト
7がねじ込まれている。ピボツトプレート8はコ
ンクリート基礎1の上面に敷かれ、その上面にあ
るくぼみでピボツトボルト7の先端が支持されて
いる。後述するようにピボツトボルト7が方位回
転中心となる。ホルダー9はコ字形部分9aを有
し、その側面にあるめねじ10にねじ込まれた押
しボルト11と前記コ字形部分9aの1辺とでマ
ウントベース4の側面をはさみ込むことによつ
て、マウントベース4の上面に沿つて任意の位置
で該ベース4に固定される。調整用ねじ12は一
端がボルト13を介してホルダー9に取付けら
れ、他端がコンクリート基礎1に埋め込まれたア
ンカーボルト14とナツト16にて取付けられて
いる。
クランパー15及びナツト16は、空中線装置
3の方位回転が済んだ後、アンカーボルト14と
組になつてマウントベース4を押さえて空中線装
置3の風圧や地震等による転倒及び方位回転を防
止する。クランパー15は鋼板等で形成され、そ
の一部でマウントベース4の下部フランジ部分を
押えつけるようになつている。図示実施例第2図
に示す如く4個のクランパーがマウントベース4
の周囲に設けられている。
空中線装置3の方位回転を行うには、先づアン
カーボルト14と組になつているナツト16をア
ンカーボルト14のねじから外れない程度に上に
緩める。次にピボツトボルト7をまわしてマウン
トベース4をコンクリート基礎1の上面から少し
浮かせ、調整用ねじ12の長さを変えて行う。調
整時に、調整用ねじ12の長さが最長又は最短の
限度に達しさらに同じ方向に回転調整したい時に
は、ホルダー9の押しボルト11を緩めて調整用
ねじ12が最長になつていれば最短に戻し、最短
になつていれば最長に戻した状態でホルダー9を
マウントベース4に押しボルト11にてはさみ込
んで固定し、再び調整用ねじ12の長さを変えて
更に方位回転を行う。以上の操作を繰り返すこと
により、空中線装置3を広範囲にしかも連続的に
方位回転させ、その方向を任意に変更することが
できる。方位回転後は、ピボツトボルト7をまわ
しながらマウントベース4をコンクリート基礎1
上面に下し、ピボツトボルト7をピボツトプレー
ト8から浮かした状態でマウントベース4をアン
カーボルト14、クランパー15及びナツト16
にて固定する。
以上説明したように、本考案によれば、特別な
工具や作業を必要とせず、手動の小さな力で容易
にかつ短時間で方位回転が行えるので、特別な費
用がかからず、かつ通信の中断時間の短縮ができ
る。なお、以上の説明はその良好な一実施例につ
いてのものであるがそれは単なる例示的なもので
あり、ここで説明された実施例によつてのみ本考
案が限定されるものではないことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す側面図、第2
図は第1図に示された空中線装置方位回転構造の
構成例を示す平面図、第3図は第2図の部分断面
図である。 1……コンクリート基礎、2……空中線装置方
位回転構造、3……空中線装置、4……マウント
ベース、5……方位回転ビーム、6……めねじ、
7……ピボツトボルト、8……ピボツトプレー
ト、9……ホルダー、10……めねじ、11……
押しボルト、12……調整用ねじ、13……ボル
ト、14……アンカーボルト、15……クランパ
ー、16……ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンクリート基礎上に設置されかつ空中線装置
    を支持し中心まわりに回転可能な円形マウントベ
    ースと、前記円形マウントベースの直径上に設け
    たビームの中心に位置し方位回転調整時に前記円
    形マウントベースを前記コンクリート基礎上から
    浮き上がり気味にするためのピボツトボルトと、
    前記円形マウントベースに設けられたホルダー
    と、前記コンクリート基礎に埋め込まれ前記円形
    マウントベースを保持可能なアンカーボルトと、
    前記ホルダーと前記アンカーボルトとの間に接続
    され前記円形マウントベースをその中心まわりに
    回転させ得る調整ねじとを有することを特徴とす
    る空中線装置方位回転構造。
JP15435682U 1982-10-12 1982-10-12 空中線装置方位回転構造 Granted JPS5959004U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15435682U JPS5959004U (ja) 1982-10-12 1982-10-12 空中線装置方位回転構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15435682U JPS5959004U (ja) 1982-10-12 1982-10-12 空中線装置方位回転構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5959004U JPS5959004U (ja) 1984-04-17
JPH028420Y2 true JPH028420Y2 (ja) 1990-02-28

Family

ID=30341228

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15435682U Granted JPS5959004U (ja) 1982-10-12 1982-10-12 空中線装置方位回転構造

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0633695Y2 (ja) * 1986-10-28 1994-08-31 日本電気株式会社 アンテナのフイ−ド部支持具

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5959004U (ja) 1984-04-17

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