JPH0283263A - 窒化けい素質焼結体の製造方法 - Google Patents

窒化けい素質焼結体の製造方法

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JPH0283263A
JPH0283263A JP63233568A JP23356888A JPH0283263A JP H0283263 A JPH0283263 A JP H0283263A JP 63233568 A JP63233568 A JP 63233568A JP 23356888 A JP23356888 A JP 23356888A JP H0283263 A JPH0283263 A JP H0283263A
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JP
Japan
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polybutyl acrylate
silicon nitride
binder
granules
slurry
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JP63233568A
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Jiyunichirou Hakoshima
箱島 順一郎
Keizo Tsukamoto
恵三 塚本
Senjo Yamagishi
山岸 千丈
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Taiheiyo Cement Corp
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Nihon Cement Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ9産業上の利用分野 本発明は、窒化けい素質粉末に特定のバインダーを配合
して成形したのち焼結する窒化けい素質焼結体の製造方
法に関するものである。
口、従来の技術 近年、セラミックスは、各種の分野への用途が広がるに
つれて、より高い品質を有した製品の開発が進められて
おり、特に緻密で均質な製品が望まれている。これらの
要望に対して、セラミックスに適したバインダーおよび
成形方法について種々検討されてきた。
ハ0発明が解決しようとする問題点 しかしながら、セラミック粉末の微細化、高純度化にと
もない、従来のポリビニルアルコール等単独のバインダ
ーでは、緻密な成形体とならない欠点があった。
二1問題点を解決するための手段 本発明者らは、窒化けい素質粉末の成形に特定のバイン
ダーを用い、その窒化けい素質粉末とバインダーのスラ
リーを噴霧乾燥により顆粒としたのち冷間静水圧プレス
成形(以下CIP成形と略記する)すれば、高密度の成
形体が得られるとの知見を得て本発明を完成するに到っ
た。
すなわち本発明の要旨は、ポリブチルアクリレ−ト(以
下PBAと略記する)またはPBAと酢酸ビニルとの共
重合体(以下共重合体と略記する)およびポリビニルア
ルコール(以下PVAと略記する)を主成分とし、かつ
、該PVAに対する該PBAまたは共重合体の重量比が
固形物で15 : 85〜70 : 30であるバイン
ダーを窒化けい素質粉末に対して固形分で0.5〜5重
量%配合してスラリとし、該スラリを噴霧乾燥し、得ら
れた顆粒物をCIP成形したのち焼結することを特徴と
する窒化けい素質焼結体の製造方法にある。
本発明の対象となる窒化けい素質粉末としては、窒化け
い素、サイアロン等が挙げられ、それらの最大粒径は1
μm以下程度である。
バインダーとしては、PBAまたは共重合体のエマルジ
ョンおよびPVA水溶液の混合物が用いられ、両者の重
量比は固形分として15 : 85〜70:30である
。PVAが85を超えると、CIP成形したときの成形
密度が小さく、その焼結物の収縮率が大きくなる。また
PVAが30未満のときも同様、成形密度が小さく収縮
率が大きくなる。
窒化けい素質粉末に配合するバインダーの量は、窒化け
い素質粉末に対して固形分で0.5〜5重量%好ましく
は1.5〜4.0重量%である。バインダーの配合量が
0.5重量%未満の場合、少量過ぎて成形体の密度が大
きくならない。また5重量%を超えると、脱脂後の成形
体の空隙が多くなり、そのためその成形体を焼結したと
きの収縮率が大きく、また焼結体の強度も低下する。
つぎに、これらの原料を用いて窒化けい素質焼結体をつ
くる工程を説明する。
窒化けい素質粉末および焼結助剤(Y2O2、A 12
03 、MgO希土類元素酸化物等)に適当量の解膠剤
および水を加えてスラリとL7、さらに前記バインダー
を加えて混練する。そのスラリをスプレードライヤによ
り60〜120℃で噴霧乾燥すれば、50〜120μm
程度の顆粒が得られる。
得られた顆粒をゴム袋等に入れて1〜2 tf/cdの
CIP成形を行ない、成形後空気中で400〜500℃
で脱脂し、続いて窒素またはアルゴン雰囲気中で160
0〜1900℃で焼結を行う。
ホ9作用 CIP成形をする際に窒化けい素粉束をそのままゴム袋
に入れたのでは、充填性が悪く、加圧しても均一な密度
にならない。しかし、本発明において特定のバインダー
を用いて噴霧乾燥を行えば、スラリーが顆粒となる。
この顆粒は適当な付着強さで形成されている。
したがって、CIP成形中にくずれ易く、くずれた粒子
が再び密に付着して高密度の成形体が得られるものと思
われる。
へ、実施例 平均粒径1μm以下の窒化けい素粉束(日本セメント■
製)およびMgO(国産化学■製)と^1z03(昭和
電工■製)とを混合した焼結助剤に解膠剤(ポリオキシ
エチレンアルキルフェニルエーテル、第一工業薬品■製
)と水を加えてスラリとし、これにPBA水溶液(大日
本インキ側製)、共重合体のエマルジョン(大日本イン
キ@製)、PVA水溶液(日本合成化学工業■製)から
なるバインダーを加えて混合した。その人ラリをスプレ
ードライヤにより90℃で噴霧乾燥し、80〜100μ
mの顆粒を得た。得られた顆粒をゴム袋に入れて1.5
 tf/cjのCTP成形を行ない、成形後空気中で4
50℃で脱脂し、続いて窒素雰囲気中で1750℃で焼
結した。
各原料の割合、CIP成形体の密度および焼結体の収縮
率を表1に示す。
なお収縮率は(成形体長さ一焼結体長さ)/成形体の長
さY1O0で求めた。
ト発明の効果 本発明の方法によれば、特定のバインダーを混合した窒
化けい素質粉末のスラリを噴霧乾燥して顆粒とすること
により、CIP成形体の密度を均一かつ高くすることが
でき、その焼結体は高密度で収縮率の小さいものが得ら
れる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ポリブチルアクリレートまたはポリブチルアクリレート
    と酢酸ビニルとの共重合体およびポリビニルアルコール
    を主成分とし、かつ、該ポリビニルアルコールに対する
    該ポリブチルアクリレートまたはポリブチルアクリレー
    トと酢酸ビニルとの共重合体の重量比が固形分で15:
    85〜70:30であるバインダーを窒化けい素質粉末
    に対して固形分で0.5〜5重量%配合してスラリとし
    、該スラリを噴霧乾燥し、得られた顆粒物を冷間静水圧
    プレス成形したのち焼結することを特徴とする窒化けい
    素質焼結体の製造方法。
JP63233568A 1988-09-20 1988-09-20 窒化けい素質焼結体の製造方法 Expired - Lifetime JP2630441B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022156636A1 (zh) * 2021-01-20 2022-07-28 中国科学院上海硅酸盐研究所 一种高热导、净尺寸氮化硅陶瓷基片的制备方法

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WO2022156636A1 (zh) * 2021-01-20 2022-07-28 中国科学院上海硅酸盐研究所 一种高热导、净尺寸氮化硅陶瓷基片的制备方法

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