JPH0282950A - 超音波診断装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数の探触子接続コネクタを備え、かつ複数
種の探触子を選択的に使用可能の超音波診断装置に係り
、特に複数種の探触子を使用する診断における効率化に
好適な超音波診断装置に関するものである。

〔従来の技術〕

近年、超音波診断装置は、複数の探触子接続コネクタ（
装置本体のコネクタ）を備え、かつ複数種の探触子を選
択的に使用可能とし、種々の超音波画像が得られるよう
にされてきた。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来、この種の装置では、複数種の探触子が、その各接
続コードが錯綜した状態で装置本体近傍に置かれている
ことが多く、使用時、との探触子が装置本体の探触子接
続コネクタに接続されているかは、その探触子の接続コ
ードを手探りしていかなければ分からなかった。

このため、前記コネクタに接続されていると思った探触
子を実際の診断時に患者に当てて見たら、コネクタに接
続されているのはその探触子ではなかったとか、その探
触子はいずれのコネクタにも接続されていないなどの事
態が生じ、改めて探触子の接続コードを差し替えなけれ
ばならないなど、非効率的であるという問題点があった
。

本発明の目的は、複数の探触子接続コネクタの中から実
際に探触子が接続されたコネクタへの超音波送受信回路
の切替接続を自動的に行うと共にそれが行われたことを
報知し、また、選択された探触子がいずれのコネクタに
も接続されていないときの判別もでき、その後の対処の
便宜を計り、診断を効率化した超音波診断装置を提供す
ることにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的は、複数の探触子接続コネクタを備え、かつ複
数種の探触子を選択的に使用可能の超音波診断装置にお
いて、前記複数種の探触子は各々探触子接続認識用信号
を発生させるための認識用スイッチを備え、かつ、前記
複数の探触子接続コネクタのいずれかに超音波送受信回
路を切替接続、するコネクタ切替器と、前記認識用スイ
ッチの操作による探触子接続認識用信号を受けて、その
信号が入力された探触子接続コネクタを判別し、前記コ
ネクタ切替器を制御してその信号が入力された探触子接
続コネクタに前記超音波送受信回路を切替接続させるコ
ネクタ切替器制御手段と、前記複数の探触子接続コネク
タの各々に対応して設けられた報知素子と、この報知素
子のうち、前記超音波送受信回路が切替接続された探触
子接続コネクタに対応する報知素子を報知作動させる報
知素子作動手段を備えることにより達成される。

〔作用〕

選択された探触子を持ったとき、その探触子の認識用ス
イッチを操作することにより、探触子接続認識用信号が
超音波診断装置本体に与えられる。

コネクタ切替器制御手段は、その認識用信号を受けると
、その信号が入力された探触子接続コネクタを判別し、
コネクタ切替器を制御してそのコネクタに超音波送受信
回路を切替接続する。同時に報知素子作動手段は、超音
波送受信回路が切替接続されたコネクタに対応して設け
られた報知素子を報知作動させる。これにより、報知素
子が報知作動すれば、その作動した報知素子に対応する
コネクタ（超音波送受信回路が接続されたコネクタ）に
、選択された探触子が接続され、診断準備完了であるこ
とが確認される。また、報知素子のいずれもが報知作動
しなければ、選択された探触子がいずれのコネクタにも
接続されていないことが確認されることになり、探触子
のコネクタ接続作業に係わる無駄時間が省け、診断効率
が向上される。

〔実施例〕

以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。第１図
は、本発明による超音波診断装置の一実施例を示すブロ
ック図で、図中ＩＡ〜ＩＣは各々探触子を示し、周波数
、大きさなどを異にしているが、いずれも超音波診断装
置本体２の探触子接続コネクタ３Ａ、３Ｂの双方に接続
可能である。

４は探触子ＩＡ〜ＩＣの各々に設けられた認識用スイッ
チで、各々その押圧により探触子接続認識用信号Ｓ１を
発生させる。

５はコネクタ切替器、６は超音波送受信回路、７はＩ１
０ポート、８はコネクタ切替器制御手段及び報知素子作
動手段としてのＣＰＵ、９Ａ、９Ｂは報知素子、ここで
はランプである。この場合、コネクタ切替器５は、探触
子接続コネクタ３Ａ。

３Ｂのいずれかに超音波送受信回路６を切替接続する。

ＣＰＵ８は、前記認識用信号Ｓ１を受けて、その信号Ｓ
１が入力された探触子接続コネクタ３Ａ又は３Ｂを判別
し、コネクタ切替器５を制御してその信号３１が入力さ
れた探触子接続コネクタ３Ａ又は３Ｂに超音波送受信回
路６を切替接続させる。ここでは、前記認識用信号Ｓ１
がＩ１０ボート７を介してＣＰＵ８に与えられることに
より、このＣＰＵ８で信号Ｓ１が入力されたコネクタ３
Ａ又は３Ｂが判別され、コネクタ切替器５を制御してそ
のコネクタ３Ａ又は３Ｂに超音波送受信回路６を切替接
続する。ランプ９Ａ、９Ｂは、探触子接続コネクタ３Ａ
又は３Ｂの各々に対応して設けられ、また、ここでは操
作パネル１０に設けられたコネクタ選択キー（手動でコ
ネクタ３Ａ、３Ｂを選択切替するためのスイッチ）ＩＩ
Ａ、ＩＩＢに嵌込構成されている。前記ＣＰＵ８は、こ
のランプ９Ａ、９Ｂの作動手段としても兼用されている
もので、超音波送受信回路６が切替接続されたコネクタ
３Ａ又は３Ｂに対応して設けられた、ランプ９Ａ又は９
Ｂを報知作動させる。ランプ９Ａ又は９Ｂによる報知作
動としては種々考えられるが、ここでは選択した（認識
用スイッチ４が押された）探触子ＩＡ、１Ｂ又はＩＣが
接続されたコネクタ３Ａ又は３Ｂに、超音波送受信回路
６がもともと切替接続されていたか否かにより点滅又は
点灯させる。

次に上述本発明装置の動作に７いて説明する。

例えばいま、探触子ＩＡを選択使用するとき、その認識
用スイッチ４を押すと、認識用信号３１は、探触子ＩＡ
が接続された装置本体２の探触子接続コネクタ３Ａを介
してＩ１０ポート７に入力する。これをＣＰＵ８が読み
込んで、認識用信号Ｓｌが探触子接続コネクタ３Ａに入
力されたこと、すなわち探触子ＩＡの認識用スイッチ４
を押したこと（探触子ＩＡを選択したこと）が判別され
る。

これにより、ＣＰＵ８はコネクタ切替器５を制御し、超
音波送受信回路６を探触子接続コネクタ３Ａに接続させ
ると共に、操作パネル１０のコネクタ選択キー１１Ａに
設けられたランプ９Ａを点灯させる。超音波送受信回路
６が最初から探触子接続コネクタ３Ａに接続されている
場合は、前記ランプ９Ａを点滅させる。このランプ９Ａ
の点灯又は点滅により、選択した探触子ＩＡがそのまま
使用できることが簡単に確認される。また、いずれのコ
ネクタ３Ａ、３Ｂにも接続されていない探触子ＩＣの認
識用スイッチ４を押しても、ランプ９Ａ９Ｂのいずれも
が少しも変化せず、消灯したままであるため、選択した
探触子ＩＣがいずれのコネクタ３Ａ、３Ｂにも接続され
ていないことが、節単に判断できる。

なお上述実施例では、報知素子としてランプを用い、報
知を視覚に対して行うようにしたが、ブザーや音声出力
用ＩＣなどを用い、聴覚に対して報知を行うようにして
もよい。

また上述実施例では、コネクタ切替器制御手段。

報知素子作動手段としてＣＰＵ、しかも１つのＣＰＵを
用いて構成したが、これのみに限定されないことは勿論
である。

〔発明の効果］ 本発明によれば、複数の探触子接続コネクタの中から実
際に探触子が接続されたコネクタへの超音波送受信回路
の切替接続を自動的に行うと共に、それが行われたこと
を報知し、また、選択された探触子がいずれのコネクタ
にも接続されていないときの判別もできるため、従来の
手探りによる探触子のコネクタ接続作業に係わる無駄時
間が省け、診断効率が向上するという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置の一実施例を示すブロック図である
。 ＩＡ、ＩＢ、Ｉｃ・・・探触子、２・・・超音波診断装
置本体、３Ａ、３Ｂ・・・探触子接続コネクタ、４・・
・認識用スイッチ、訃・・コネクタ切替器、６・・・超
音波送受信回路、７・・・Ｉ１０ポート、　８・・・Ｃ
ＰＵ（コネクタ切替器制御手段、報知素子作業手段）、
９Ａ、９Ｂ・・・ランプ（報知素子）、１０・・・操作
パネル、ＩＩＡ、ＩＩＢ・・・コネクタ選択キー、Ｓｌ
・・・探触子接続認識用信号。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、複数の探触子接続コネクタを備え、かつ複数種の探
   触子を選択的に使用可能の超音波診断装置において、前
   記複数種の探触子は各々探触子接続認識用信号を発生さ
   せるための認識用スイッチを備え、かつ、前記複数の探
   触子接続コネクタのいずれがに超音波送受信回路を切替
   接続するコネクタ切替器と、前記認識用スイッチの操作
   による探触子接続認識用信号を受けて、その信号が入力
   された探触子接続コネクタを判別し、前記コネクタ切替
   器を制御してその信号が入力された探触子接続コネクタ
   に前記超音波送受信回路を切替接続させるコネクタ切替
   器制御手段と、前記複数の探触子接続コネクタの各々に
   対応して設けられた報知素子と、この報知素子のうち、
   前記超音波送受信回路が切替接続された探触子接続コネ
   クタに対応する報知素子を報知作動させる報知素子作動
   手段とを備えてなる超音波診断装置。