JPH0282947A - 皮表形態の検出,解析方法 - Google Patents

皮表形態の検出,解析方法

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JPH0282947A
JPH0282947A JP63235544A JP23554488A JPH0282947A JP H0282947 A JPH0282947 A JP H0282947A JP 63235544 A JP63235544 A JP 63235544A JP 23554488 A JP23554488 A JP 23554488A JP H0282947 A JPH0282947 A JP H0282947A
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JP
Japan
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skin surface
image
skin
power spectrum
replica
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JP63235544A
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English (en)
Inventor
Teruji Hayashi
林 照次
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Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的; (産業上の利用分野) この発明は、肌の状態を正確に把握し、化粧効果を評価
・解明することができる皮表形態の検出、解析方法に関
する。。
(従来の技術) 皮溝及び皮丘によって特徴づけられる人の皮膚表面形態
は、人種、性別1年令、身体の部位及び皮膚の状態によ
り様々なパターンを示すことが知られている。このよう
な皮表形態を検出、解析する従来の方法としては、皮表
レプリカの表面を表面粗さ計の針状のプローブでトレー
スし、1トレース毎のデータの中心線平均粗さ及び平均
谷間間隔を求め、それぞれを皮表の凹凸及びキメ細かさ
として用いる方法がある。第16図は、皮表レプリカ表
面の5mm x 2.5mm(X x Y)の範囲にお
いてX軸方向のトレースをYITI11方向に所定の間
隔をあけて複数回繰返し、得られたデータをX/Y/Z
の3次元空間に表わした図である。このように、表面粗
さ計による皮表形態の検出方法によれば、一方向の皮表
形態を比較的精度良く検出することができる( r J
、Soc、Cosmet、Chem、JapanJP4
4〜49゜Vol、13.No、2.1979参照)。
また、皮表形態を検出、解析する従来の別の方法として
は、第17図に示すように皮表レプリカの落射照明像を
テレビカメラに取込み、一定の明るさの段階でスライス
して2値画像を得る。そして、4方向走査線での黒画素
の連続する長さの平均値を求めて皮溝、皮丘9毛穴の形
状、大きさとし、2つの直角方向走査線間での黒画素の
連続する比を求めて皮溝の方向性とする方法がある(「
皮膚」第29巻第2号第269〜275頁、特開昭60
−53121号公報、特開昭[1l−fi42:12号
公報参照)。
(発明が解決しようとする課題) 皮表形態を正しく評価するためには皮表を面として検出
し、解析する必要がある。しかしながら、上述した表面
粗さ計により皮表を面として検出するには長時間を要し
、特に化粧効果の評価・解明には多数のサンプルを必要
とすることから実用的でないという欠点があった。また
、上述した2値画像による皮表形7聾の検出、解析方法
では単に皮表の凹凸によって生じる影を検出しているに
過ぎず、皮表の凹凸の深さの情報を正確に把握すること
ができないという欠点があった。
この発明は上述のような事情から成されたものであり、
この発明の目的は、皮表形態に関する種々の情報を正確
かつ迅速に得ることができる皮表形態の検出、解析方法
を提供することにある。
発明の構成; (課題を解決するための手段) この発明は、肌の状態を正確に把握し、化粧効果を評価
・解明することができる皮表形態の検出、解析方法に関
するものであり、この発明の上記目的は、皮表の形態を
検出する場合、光透過性の皮表レプリカに光を透過させ
て得られる画像信号を表示させ、この表示画像の指定部
分の画像濃度を解析し、解析した画像濃度の変化を図で
表示させるようにし、皮表の形態を解析する場合、皮表
を表わす画像信号に2次元のフーリエ変換を適用してパ
ワースペクトルを求め、求めたパワースベク]・ルによ
り数値データを求めるようにすることによって達成され
る。
(作用) この発明の皮表形態の検出方法は、光を透過する皮表レ
プリカを用いているので、皮表レプリカを透過する光量
、即ち画像濃度の分布を求めることで正確な皮表形態を
得ることができる。また、この発明の皮表形態の解析方
法は、画像信号に2次元のフーリエ変換を施してパワー
スペクトルを求めるようにしているので、皮表形態を具
体的な数値として表現することができる。
(実施例) 第1図は、この発明の皮表形態の検出、解析方法を実現
する皮表形態の検出、解析装置の一例を示すブロック図
である。
皮表形態の検出装置lOは、光透過型の顕微鏡itに採
取した光透過性の皮表レプリカをセットし、完全の均一
な平行光を透過して得られる像を撮影するテレビカメラ
12と、このテレビカメラ12からの画像信号SPをデ
ジタル化するA/Dコンバータ13と、このへ/Dコン
バータ13からの画像信号SPDをモニター14に表示
させ、光ディスク15に記憶させ、またデジタイザー1
6からの指令SSにより画像信号SPDの画像4度(明
るさを数値化したもので、例えば数値能力が8ビツトの
ものは0〜255の値を持つ)を解析し、解析した画像
濃度の変化をグラフやワイヤーフレーム図に表わしてモ
ニター14に表示させる画像解析装置17とで構成され
ている。
この検出装置!0で使用される皮表レプリカは光透過性
を有する例えばセルロイド(硝酸セルロース)製であり
、スンプ法、即ちセルロイド板(例えばφ2Qmmx 
tQ、2mm)上に酢酸ブチルを滴下して表面を溶かし
た後、皮膚表面に密着させ、乾燥後副列・する方法で採
取される。第2図及び第3図は、それぞれ上述したスン
プ法により採取した皮表レブ′リカの顕微鏡11による
透過像の一例を示す図である。第4図は、このようにし
て得られる透過像をテレビカメラ12で撮影し、デジタ
ル化された画像信号SPDをモニター14に表示させた
一例を示す図であり、デジタイザー16により指令され
た縦線LL及び横線WLの各部分の画像濃度の変化のグ
ラフLG及びWGも同時に表示され、皮表の凹凸に対応
した値を得ることができる。また、デジタイザー16に
より指令された枠8部分の画像濃度の変化のワイヤーフ
レーム図も第5図に示ずようにそニター14に表示され
る。第6図は、従来技術である表面粗さ計で得られたデ
ータ(第16図)のトレース箇所と同一部分を上述した
ワイヤーフレーム図で表わしたものであり、この発明に
よる方h<細かな皮表凹凸を精度良く表わしていること
が判る。
なお、上記画像濃度は、撮影条件や顕微鏡視野内での明
るさの不均一性の影響を受けるので、撮影条件を一定に
すると共に、同一条件で撮影した標準画像(未使用のス
ンプ板を撮影したもの)と実際の画像との比をとって補
正を行なっている。
また、皮表形態の解析装置20は、画像解析装置17か
らのスンプ画像データDPに2次元のフーリエ変換を通
用してパワースペクトルを求め、パワースペクトルの総
合計6パワースペクトルの方向別集計及びパワースペク
トルの平均周期により皮表の凹凸の程度、皮溝の異方性
及びキメ細かさを評価するホストコンピュータ21とそ
の周辺機器であるキーボード22.モニター23及びプ
リンター24とで構成されている。
この解析装置20で使用される2次元のフーリエ変換は
次式(1)及び(2)で表わされる。
F(n、m) ・・・・・・・・・(1) P(n、m)=[(F、、(n、m))”(F+−(n
、m))’] ”’・・・・・・・・・(2) ただし、N:データ数 g(x、y) : x、yにおける元データF(n、m
) : n、m番目の周波数成分P(n、m) : n
、+o番目のパワー成分第7図及び第8図は、それぞれ
第2図及び第3図に示した皮表形態のパワースペクトル
を示す図である。第2図に示す皮表形態は皮溝の方向性
が見られないことから、そのパワースペクトルも各方向
にほぼ均一に分布しており、また第3図に示す皮表形態
は皮溝が一方向にそろっていることから、そのパワース
ペクトルも一方向に集中している。
なお、離散的フーリエ変換で得られるパワースペクトル
は、有限の観測区間の波形を縁返した信号に対するもの
となるので、観測区間の境界で現れる不連続性のために
元の信号にない周波数成分も存在するかのように見える
ことがある。このスペクトル漏れの影響をできるだけ小
さくするために重み関数である窓関数(この例ではハミ
ング窓)を用いる。
このようにパワースペクトルの目視観察のみでも皮溝の
異方性を評価することができるが、パワースペクトル分
布を方向別あるいは周波数別に集計することにより具体
的な数値で皮表形態を評価することができる。
皮表の凹凸の程度については、次式(3)で表わされる
パワースペクトルの総計ntを用いる。各ピーク自身が
凹凸の娠幅を表わすためである。
皮溝の異方性については、任意の方向±10°方向に含
まれるパワースペクトルを集計し、その値が最大となる
角度(Max方向)における集計値とntとの比Ani
を用いる(次式(4))、この比Aniは、%で示せば
11−100にの範囲にあり、大きい程異方性が高い(
皮溝が一方向にそろっている)ことを表わす。
Ani=ΣP(Max方向±10’″)/nt    
−−−−・−−−−(4)キメ細かさについては、次式
(5)で表わされる全方向平均の平均周期Taを用いる
。この平均周期が小さい程キメが細かい。
ただし、N:データ長 シ:周波数 N/ν:周期 なお、上述した皮表形態の解析方法は、従来の表面#゛
粗さ計により得られた検出結果にも通用可能である。
上述した皮表形態の検出、解析方法を適用した具体例を
以下説明する。
第1O図〜第12図は、それぞれ第9図に示す20代〜
80代の人の代表的な皮表の透過像により得られた結果
(Rt、Ta、Ani)をグラフ化したものである。ま
た、第13図〜第15図は、それぞれ30代〜60代の
人のクリーム使用前の皮表とクリーム使用後の皮表とに
より得られた結果(11t、Ta、八ni)をグラフ化
したものである。このように、この発明方法によれば加
齢又は化粧品使用による皮表形態の変化を直接的な値で
評価することが可能となる。
発明の効果; 以上のようにこの発明の皮表形態の検出、解析方法によ
れば1例えば化粧品の肌に対する効果や影響を具体的数
値として短時間に得ることができるので、新製品の開発
を効率良く行なうことができるようになり、また販促機
器に適用して領客サービスを図り、売上げ向上を図るこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の皮表形態の検出、解析方法を実現す
る検出、解析装置fffiの一例をずプロ・ツク図、第
2図及び第3図はそれぞれこの発明方法による皮表レプ
リカの透過像の一例を示す図、第4図はこの発明方法に
よる画像表示例を示す図、第5図及び第6図はそれぞれ
この発明方法による画像濃度′の変化の一例を示すワイ
ヤーフレーム図、第7図及び第8図はそれぞれこの発明
方法によるパワースペクトルの一例を示す図、第9図〜
第15図はそれぞれこの発明方法を通用した具体例を説
明するだめの図、第16図は従来の皮表形態の検出、解
析方法による皮表形態の一例を示す斜視図、第17図は
従来の別の皮表形態の検出、解析方法を説明するための
図である。 10・・・検出装置、11・・・顕微鏡、12・・・T
Vカメラ、13・・・へ/Dコンバータ、14・・・モ
ニター、15・・・光ティスフ、16・・・デジタイザ
ー、17・・・画像解析装置、20・・・解析装置、2
1・・・ホストコンピュータ、22・・・キーボード、
23・・・モニター、24・・・プリンター第4 国

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、皮表の形態を検出する場合、光透過性の皮表レプリ
    カに光を透過させて得られる画像信号を表示させ、この
    表示画像の指定部分の画像濃度を解析し、解析した画像
    濃度の変化を図で表示させるようにしたことを特徴とす
    る皮表形態の検出方法。 2、皮表の形態を解析する場合、皮表を表わす画像信号
    に2次元のフーリエ変換を適用してパワースペクトルを
    求め、求めたパワースペクトルにより数値データを求め
    るようにしたことを特徴とする皮表形態の解析方法。 3、前記数値データが、前記パワースペクトルの総合計
    、方向別集計及び平均周期である請求項2に記載の皮表
    形態の解析方法。
JP63235544A 1988-09-20 1988-09-20 皮表形態の検出,解析方法 Pending JPH0282947A (ja)

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