JPH0282749A - 電子交換機の給電部における終端回路 - Google Patents
電子交換機の給電部における終端回路Info
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- JPH0282749A JPH0282749A JP63232708A JP23270888A JPH0282749A JP H0282749 A JPH0282749 A JP H0282749A JP 63232708 A JP63232708 A JP 63232708A JP 23270888 A JP23270888 A JP 23270888A JP H0282749 A JPH0282749 A JP H0282749A
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 21
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 23
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 13
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 4
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 4
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 101100382321 Caenorhabditis elegans cal-1 gene Proteins 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 1
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 1
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M19/00—Current supply arrangements for telephone systems
- H04M19/001—Current supply source at the exchanger providing current to substations
- H04M19/005—Feeding arrangements without the use of line transformers
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Interface Circuits In Exchanges (AREA)
- Networks Using Active Elements (AREA)
- Devices For Supply Of Signal Current (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概 要〕
電子交換機の給電部における終端回路に関し、給電回路
内の変換コンダクタンス増幅器に含まれる演算増幅器の
出力側からみたインピーダンスが、回線の終端インピー
ダンスと等しくなるように演算増幅器に接続されるイン
ピーダンスを設定することにより、大型部品を使うこと
なく安定した終端インピーダンスを構成する給電回路の
終端回路を提供することを目的とし、 リング端子及びチップ端子を介して負荷に直流を供給す
る変換コンダクタンス増幅器を備えた給電回路において
、変換コンダクタンス増幅器は、演算増幅器と、演算増
幅器の出力端とチップ端子又はリング端子との間に接続
された抵抗器と、演算増幅器の反転入力端子と出力端の
間に接続されたインピーダンス手段とを備えており、チ
ップ端子とリング端子からみた給電回路の終端インピー
ダンスが、該抵抗器とインピーダンス手段とのみで形成
されるように構成する。
内の変換コンダクタンス増幅器に含まれる演算増幅器の
出力側からみたインピーダンスが、回線の終端インピー
ダンスと等しくなるように演算増幅器に接続されるイン
ピーダンスを設定することにより、大型部品を使うこと
なく安定した終端インピーダンスを構成する給電回路の
終端回路を提供することを目的とし、 リング端子及びチップ端子を介して負荷に直流を供給す
る変換コンダクタンス増幅器を備えた給電回路において
、変換コンダクタンス増幅器は、演算増幅器と、演算増
幅器の出力端とチップ端子又はリング端子との間に接続
された抵抗器と、演算増幅器の反転入力端子と出力端の
間に接続されたインピーダンス手段とを備えており、チ
ップ端子とリング端子からみた給電回路の終端インピー
ダンスが、該抵抗器とインピーダンス手段とのみで形成
されるように構成する。
本発明は電子交換機の給電部における終端回路に関し、
より詳しくは、加入者線やトランクに直流を供給する給
電部(バッテリフィード)の終端インピーダンスを変換
コンダクタンス増幅器内のインピーダンスで実現したも
のに関する。
より詳しくは、加入者線やトランクに直流を供給する給
電部(バッテリフィード)の終端インピーダンスを変換
コンダクタンス増幅器内のインピーダンスで実現したも
のに関する。
変換コンダクタンス増幅器については、「マグロウヒル
電子回路技術シリーズr演算増幅器回路設計ハンドブッ
ク」スタウト著、カウフマン編、加藤康雄監訳」あるい
は、rIEBE JOURNAL 0FSOLID 5
TATE CIRCUITS・、VOL、SC−16,
NO,4AUGUS71981“A H4gh −Vo
ltage ICfor a Transformer
elessTrunk and 5ubscriber
Lane Interface、DENTSW、AU
LLほか」に記載されている。
電子回路技術シリーズr演算増幅器回路設計ハンドブッ
ク」スタウト著、カウフマン編、加藤康雄監訳」あるい
は、rIEBE JOURNAL 0FSOLID 5
TATE CIRCUITS・、VOL、SC−16,
NO,4AUGUS71981“A H4gh −Vo
ltage ICfor a Transformer
elessTrunk and 5ubscriber
Lane Interface、DENTSW、AU
LLほか」に記載されている。
電子交換機における加入者回線又は中継線へ給電する場
合、直流的には200Ω程度の抵抗となり、差動交流信
号に対しては、ハイインピーダンスとなる特性を有する
給電回路を構成し、加入者回線又は中継線に接続されて
いる負荷とインピーダンス整合をとる必要がある。
合、直流的には200Ω程度の抵抗となり、差動交流信
号に対しては、ハイインピーダンスとなる特性を有する
給電回路を構成し、加入者回線又は中継線に接続されて
いる負荷とインピーダンス整合をとる必要がある。
負荷側からみた回線の交流的終端インピーダンスとして
、600Ω+2μFや900Ω+2μFという値が一般
的であるが、従来はこの終端インピーダンスをチップ線
端子とリング線端子A−B間に付加していた。この2μ
Fのコンデンサは通話線に引加される一48Vに耐える
ものであることが最低条件であり、高耐圧大容量で精度
のよい(リターンロスの規格を満足させるため)ものが
必要であり、大型部品を必要とする。
、600Ω+2μFや900Ω+2μFという値が一般
的であるが、従来はこの終端インピーダンスをチップ線
端子とリング線端子A−B間に付加していた。この2μ
Fのコンデンサは通話線に引加される一48Vに耐える
ものであることが最低条件であり、高耐圧大容量で精度
のよい(リターンロスの規格を満足させるため)ものが
必要であり、大型部品を必要とする。
第5図は従来の給電回路の終端回路の一例を示す回路図
である。同図において、11.12は変換コンダクタン
ス増幅器、21.22は演算増幅器、31゜32は帰還
抵抗器、41.42は演算増幅器の出力に接続された抵
抗器、51.52と61.62は分圧抵抗器又(利得抵
抗器ともいう’) 、71.72は変換コンダクタンス
増幅器11.12を結合する抵抗器、8は変換コンダク
タンス増幅器11.12を直流的に切断するコンデンサ
である。チップ線端子(A)501と、チップ端子(B
)502との間に、終端インピーダンス用の抵抗器9と
コンデンサ10とが直列に接続されている。抵抗器31
.31の抵抗値はRfl、抵抗器41.42の抵抗値は
RF、抵抗値51.52の抵抗値はRfz、抵抗器61
.62の抵抗値はRat、抵抗器71.72の抵抗値は
R□、コンデンサ8の容量はC□、終端インピーダンス
用の抵抗器9及びコンデンサ1oのの抵抗値及び容量は
それぞれR及びCで表されている。尚、図示の回路にお
いては、Rfl=Rf!””R□=R,2であるとする
。以下の説明では、抵抗器及び抵抗値をすべて、抵抗値
の値で、又コンデンサ及びその容量をすべて容量で表す
。
である。同図において、11.12は変換コンダクタン
ス増幅器、21.22は演算増幅器、31゜32は帰還
抵抗器、41.42は演算増幅器の出力に接続された抵
抗器、51.52と61.62は分圧抵抗器又(利得抵
抗器ともいう’) 、71.72は変換コンダクタンス
増幅器11.12を結合する抵抗器、8は変換コンダク
タンス増幅器11.12を直流的に切断するコンデンサ
である。チップ線端子(A)501と、チップ端子(B
)502との間に、終端インピーダンス用の抵抗器9と
コンデンサ10とが直列に接続されている。抵抗器31
.31の抵抗値はRfl、抵抗器41.42の抵抗値は
RF、抵抗値51.52の抵抗値はRfz、抵抗器61
.62の抵抗値はRat、抵抗器71.72の抵抗値は
R□、コンデンサ8の容量はC□、終端インピーダンス
用の抵抗器9及びコンデンサ1oのの抵抗値及び容量は
それぞれR及びCで表されている。尚、図示の回路にお
いては、Rfl=Rf!””R□=R,2であるとする
。以下の説明では、抵抗器及び抵抗値をすべて、抵抗値
の値で、又コンデンサ及びその容量をすべて容量で表す
。
図から明らかなように、変換コンダクタンス増幅器回路
11.12は、結合コンデンサ8を中心にして上下対称
となるので、第5図の回路の下側の変換コンダクタンス
増幅器11と抵抗器90半分は第6図のような等価回路
となる。
11.12は、結合コンデンサ8を中心にして上下対称
となるので、第5図の回路の下側の変換コンダクタンス
増幅器11と抵抗器90半分は第6図のような等価回路
となる。
第6図において、第5図と同一部分には同一参照番号を
付しである。結合コンデンサ81は、第5図の結合コン
デンサ8の容量の2倍である。第6図の等価回路におい
て、チップ線端子(A)501からみた入力インピーダ
ンスZi+%を求める。
付しである。結合コンデンサ81は、第5図の結合コン
デンサ8の容量の2倍である。第6図の等価回路におい
て、チップ線端子(A)501からみた入力インピーダ
ンスZi+%を求める。
まず、入力電圧V i、が入力されたとすると、演算増
幅器22の非反転入力の電圧■。、゛はRF2 とR
12で分圧される。また演算増幅器22の反転入力の電
圧■。P−は演算増幅器21のイマジナリ−ショートに
より、■。、=■。、−となる。さらに結合コンデンサ
8のインピーダンスCAl1がRlIに対し、十分無視
出来るほど小さくなるようにC□を設定すると、演算増
幅器21の出力電圧V。、は、次の計算により得られる
。
幅器22の非反転入力の電圧■。、゛はRF2 とR
12で分圧される。また演算増幅器22の反転入力の電
圧■。P−は演算増幅器21のイマジナリ−ショートに
より、■。、=■。、−となる。さらに結合コンデンサ
8のインピーダンスCAl1がRlIに対し、十分無視
出来るほど小さくなるようにC□を設定すると、演算増
幅器21の出力電圧V。、は、次の計算により得られる
。
そこで、Rx=Rtz=RsI=Rsz、或いは、Rt
、/Rtt= Rs+/ Rstと設定すると、V O
P ”” V ! nとなる。
、/Rtt= Rs+/ Rstと設定すると、V O
P ”” V ! nとなる。
又、直流信号にたいする給電抵抗は、
信号に対しては、無限大のインピーダンス(実際はRr
t+RO*gを持った給電回路となる。
t+RO*gを持った給電回路となる。
第6図の等価回路において、RFの左端に■、、1が入
力され、Rrの右端V。、=V、fiとなることはRv
の両端電圧が零であり、R2には電流が流れないことを
意味し、したがってRFより右側回路の差動信号に対す
る入力インピーダンスは無限大である。したがってチッ
プ線端子501からみたインピーダンスは、Rtt+R
stである。
力され、Rrの右端V。、=V、fiとなることはRv
の両端電圧が零であり、R2には電流が流れないことを
意味し、したがってRFより右側回路の差動信号に対す
る入力インピーダンスは無限大である。したがってチッ
プ線端子501からみたインピーダンスは、Rtt+R
stである。
第5図の上側の演算増幅器12についても同様であり、
第5図のチップ線端子501とリング線端子502との
間の入力インピーダンス Z isは、R+1/jωC
となる。
第5図のチップ線端子501とリング線端子502との
間の入力インピーダンス Z isは、R+1/jωC
となる。
こうして、第5図の給電回路の入力インピーダンス手段
7は抵抗器9とコンデンサ10とからなるインピーダン
スで形成され、上述の如<600Ω十2μFや900Ω
+2μFという値で負荷と整合をとっている。2μFの
コンデンサは容量が大きいので大型部品で実現する必要
がある。
7は抵抗器9とコンデンサ10とからなるインピーダン
スで形成され、上述の如<600Ω十2μFや900Ω
+2μFという値で負荷と整合をとっている。2μFの
コンデンサは容量が大きいので大型部品で実現する必要
がある。
負荷が加入者線ではなくてトランク等の伝送系の場合は
、入力インピーダンスZiを純抵抗R相当としなければ
ならず、音声帯域(200,300〜3kH2) にお
いて R) となるように、Cを設定2πrC しなければならない、このため、この場合は、Cは10
#F以上の値が必要となり、部品が更に大きくなり、実
装上困難となる。
、入力インピーダンスZiを純抵抗R相当としなければ
ならず、音声帯域(200,300〜3kH2) にお
いて R) となるように、Cを設定2πrC しなければならない、このため、この場合は、Cは10
#F以上の値が必要となり、部品が更に大きくなり、実
装上困難となる。
上記の従来回路においては、チップ線端子501とリン
グ線端子502との間に、終端インピーダンスを形成す
る抵抗器9とコンデンサ10が直列接続されており、こ
のコンデンサ10は、前述の如く高耐圧、大容量、且つ
高精度のものが必要なので、大型のコンデンサで実現し
なければならず、このため給電回路全体の回路規模が大
きくなるという問題点があった。
グ線端子502との間に、終端インピーダンスを形成す
る抵抗器9とコンデンサ10が直列接続されており、こ
のコンデンサ10は、前述の如く高耐圧、大容量、且つ
高精度のものが必要なので、大型のコンデンサで実現し
なければならず、このため給電回路全体の回路規模が大
きくなるという問題点があった。
本発明の目的は、給電回路内の変換コンダクタンス増幅
器に含まれる演算増幅器の出力側からみたインピーダン
スが、回線の終端インピーダンスと等しくなるように演
算増幅器に接続されるインピーダンスを設定することに
より、大型部品を使うことなく安定した終端インピーダ
ンスを構成する給電回路の終端回路を提供することにあ
る。
器に含まれる演算増幅器の出力側からみたインピーダン
スが、回線の終端インピーダンスと等しくなるように演
算増幅器に接続されるインピーダンスを設定することに
より、大型部品を使うことなく安定した終端インピーダ
ンスを構成する給電回路の終端回路を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕−
即ち、上記従来回路では、演算増幅器で構成された給電
回路の入力インピーダンスが無限大となるようにRfl
+ R11+ Rtt* Rsxを設定したが、その
バランスを調整し入力インピーダンスを所望の値とし、
それにより従来接続されていた抵抗器9及びコンデンサ
10を削除することが出来る。
回路の入力インピーダンスが無限大となるようにRfl
+ R11+ Rtt* Rsxを設定したが、その
バランスを調整し入力インピーダンスを所望の値とし、
それにより従来接続されていた抵抗器9及びコンデンサ
10を削除することが出来る。
第1図は本発明による終端回路の原理図である。
同図において、llaはチップ線端子501又はリング
線端子502に接続された変換コンダクタンス増幅器、
21はその中の演算増幅器、41は演算増幅器の出力と
チップ線端子501又はリング線端子502との間に接
続され、変換コンダクタンス増幅器の入力インピーダン
スを決定するための基準抵抗器、51.52は分圧抵抗
器である。−本発明により、演算増幅器21の反転入力
端子と出力端の間にインピーダンス手段が接続されてお
り、チップ端子と該リング端子からみた該給電回路の終
端インピーダンスが、基準抵抗器41とインピーダンス
手段1とのみで形成されるようになっている。
線端子502に接続された変換コンダクタンス増幅器、
21はその中の演算増幅器、41は演算増幅器の出力と
チップ線端子501又はリング線端子502との間に接
続され、変換コンダクタンス増幅器の入力インピーダン
スを決定するための基準抵抗器、51.52は分圧抵抗
器である。−本発明により、演算増幅器21の反転入力
端子と出力端の間にインピーダンス手段が接続されてお
り、チップ端子と該リング端子からみた該給電回路の終
端インピーダンスが、基準抵抗器41とインピーダンス
手段1とのみで形成されるようになっている。
以下の実施例で詳述するように、給電回路の終端インピ
ーダンスが基準抵抗器41とインピーダンス手段lのみ
で定まるので従来必要とした大容量のコンデンサは不要
となる。これは、従来の回路においてRFの左端の電圧
v1と右端の電圧V。Pとを等しくして給電回路の入力
インピーダンスを無限大としていたのにかえて、Rrの
右端の電圧vapを、インピーダンス手段により特定の
値とすることにより入力インピーダンスを所望の値に設
定可能にしたことによって実現される。
ーダンスが基準抵抗器41とインピーダンス手段lのみ
で定まるので従来必要とした大容量のコンデンサは不要
となる。これは、従来の回路においてRFの左端の電圧
v1と右端の電圧V。Pとを等しくして給電回路の入力
インピーダンスを無限大としていたのにかえて、Rrの
右端の電圧vapを、インピーダンス手段により特定の
値とすることにより入力インピーダンスを所望の値に設
定可能にしたことによって実現される。
第2図は本発明の第1の実施例を示す回路図である。同
図において、第5図の従来回路と同一部分には同一参照
番号が付されている。変換コンダクタンス増幅器11a
、12aの中で、従来と異なるところは、演算増幅器に
並列接続されている帰還抵抗器31.32に並列に、抵
抗器(Rx )201とコンデンサ(CX )202と
の直列回路を並列接続したことである。チップ線端子5
01とリング線端子502との間には、加入者端末82
aが接続されている。
図において、第5図の従来回路と同一部分には同一参照
番号が付されている。変換コンダクタンス増幅器11a
、12aの中で、従来と異なるところは、演算増幅器に
並列接続されている帰還抵抗器31.32に並列に、抵
抗器(Rx )201とコンデンサ(CX )202と
の直列回路を並列接続したことである。チップ線端子5
01とリング線端子502との間には、加入者端末82
aが接続されている。
第2図の回路に、チップ線端子501とリング線端子5
02に音声の差動信号を入力した時の当該給電回路の入
力インピーダンスの計算を以下に説明する。
02に音声の差動信号を入力した時の当該給電回路の入
力インピーダンスの計算を以下に説明する。
前提として、上下の対称な回路の対応する各部品の定数
は、等しいものとする。即ち、RF、Rfl、R72、
R1、R3!、RX、CXは、上下の変換コンダクタン
ス増幅器でそれぞれ同一とする。
は、等しいものとする。即ち、RF、Rfl、R72、
R1、R3!、RX、CXは、上下の変換コンダクタン
ス増幅器でそれぞれ同一とする。
このような回路のチップ線端子501 リング線端子5
02の間、A−B線間に差動信号を入力した場合コンデ
ンサCAIIの両端の電位と地電位Gとの間の電圧は変
化しないため、交流的には、CAIIの両端は、地電位
Gと等価である。また、上下の回路の対称性から、第2
図の回路の下側の変換コンダクタンス増幅器11aを基
本に解析する。この回路は、第1図の原理図と等価であ
る。
02の間、A−B線間に差動信号を入力した場合コンデ
ンサCAIIの両端の電位と地電位Gとの間の電圧は変
化しないため、交流的には、CAIIの両端は、地電位
Gと等価である。また、上下の回路の対称性から、第2
図の回路の下側の変換コンダクタンス増幅器11aを基
本に解析する。この回路は、第1図の原理図と等価であ
る。
演算増幅器21の非反転入力の電圧■、は、演算増幅器
21の出力電圧V0.は なる。
21の出力電圧V0.は なる。
Rfz、Roは高抵抗と仮定して無視すると、R。
V、n−V。。
を流れる入力電流l1fiは、■、7=r
となる。
一方、給電回路のインピーダンスZは、Rt z ”
R−z = RF とするとZuは RX&CXからな
る直列インピーダンスと、Rflとの並列インピーダン
スでありRr、+R,+ jwc翼 Rfl=R*lすると、給電回路の終端インピーダンス
Zは、 となる。
R−z = RF とするとZuは RX&CXからな
る直列インピーダンスと、Rflとの並列インピーダン
スでありRr、+R,+ jwc翼 Rfl=R*lすると、給電回路の終端インピーダンス
Zは、 となる。
例えば、600Ω+2.16μFのような、複素終端イ
ンピーダンスを必要とする場合、一方の変換コンダクタ
ンス増幅器に要求されるインピーダンスは、300Ω+
4.32μFである。
ンピーダンスを必要とする場合、一方の変換コンダクタ
ンス増幅器に要求されるインピーダンスは、300Ω+
4.32μFである。
R,=50Ω、Rr+=Rs+=Rvz−Rszとする
と、R,=200にΩ、CM =4320pFとなる。
と、R,=200にΩ、CM =4320pFとなる。
これかられかる用に、従来の2μF或いは、10μFと
いった大容量のコンデンサは不要となり、わずか432
0pFのコンデンサで済む。したがって、小容量コンデ
ンサで複素終端回路を、安定的に実現できる。この コ
ンデンサの容量CXは、従来必要とした2μFや10μ
Fに比べて極めて小さい値であり、給電回路の小型化に
大きく寄与しうる。
いった大容量のコンデンサは不要となり、わずか432
0pFのコンデンサで済む。したがって、小容量コンデ
ンサで複素終端回路を、安定的に実現できる。この コ
ンデンサの容量CXは、従来必要とした2μFや10μ
Fに比べて極めて小さい値であり、給電回路の小型化に
大きく寄与しうる。
第3図は本発明の第2の実施例を示す回路図である。こ
の実施例では、給電回路の終端インピーダンスを伝送系
で要求されるように純抵抗Rとする場合について説明す
る。この回路においても、第5図の従来例と同一部分に
は同一参照番号を付してあり、第5図と異なるところは
、チップ線端子501 とリング線端子502の間には
終端インピーダンス用の抵抗器とコンデンサが接続され
ておらず、且つ、帰還抵抗器Rflの代わりにインピー
ダンス手段(R’ )31a、32aが接続されている
ことである。
の実施例では、給電回路の終端インピーダンスを伝送系
で要求されるように純抵抗Rとする場合について説明す
る。この回路においても、第5図の従来例と同一部分に
は同一参照番号を付してあり、第5図と異なるところは
、チップ線端子501 とリング線端子502の間には
終端インピーダンス用の抵抗器とコンデンサが接続され
ておらず、且つ、帰還抵抗器Rflの代わりにインピー
ダンス手段(R’ )31a、32aが接続されている
ことである。
この構成によっても、給電回路に必要な終端インピーダ
ンスが、大容量のコンデンサを用いないで実現できる。
ンスが、大容量のコンデンサを用いないで実現できる。
この場合、演算増幅器の出力電圧■。、をどういう値に
設定すれば良いかを、第4図に示す等価回路によって説
明する。
設定すれば良いかを、第4図に示す等価回路によって説
明する。
入力インピーダンスZA、1を純抵抗(R)に設定する
ためR=RF +R’と仮定した場合のR7とR′接続
点の電位v!lとV。、を同電位とすることにより実現
出来る。第4図において、 となり、演算増幅器の入力電位vo?とV。P−は演算
増幅器のイマジナリ−ショートにより、同電位となる。
ためR=RF +R’と仮定した場合のR7とR′接続
点の電位v!lとV。、を同電位とすることにより実現
出来る。第4図において、 となり、演算増幅器の入力電位vo?とV。P−は演算
増幅器のイマジナリ−ショートにより、同電位となる。
また、CARのインピーダンスがRlIに対し十分無視
出来る位い小さくなるようにCAMを設定すると、■。
出来る位い小さくなるようにCAMを設定すると、■。
、は
第3図において、本回路もCA、を中心として上下対称
な回路であるので、下側の変換コンダクタンス増幅器の
等価回路は、第1図の原理図のようになる。
な回路であるので、下側の変換コンダクタンス増幅器の
等価回路は、第1図の原理図のようになる。
■iいが入力された場合、演算増幅器の非反転入力の電
圧V。P+はRftとRoにより分圧された値そこで、
RsI=Rs*=Rtz=Rsと設定すると、■。、=
V、とするためには、 Rflを求めると、 すなわち、第3図におけるRflを上式により求められ
る値にすることにより、従来回路における(R十〇)を
削除することが出来る。また、給電特性については、従
来回路と同様である。
圧V。P+はRftとRoにより分圧された値そこで、
RsI=Rs*=Rtz=Rsと設定すると、■。、=
V、とするためには、 Rflを求めると、 すなわち、第3図におけるRflを上式により求められ
る値にすることにより、従来回路における(R十〇)を
削除することが出来る。また、給電特性については、従
来回路と同様である。
即ち、第3図にしめされる構成の回路により、Rfl+
RlIの抵抗の比率を変更し、その入力インピーダン
スをR/2(片線側)とすることにより、従来給電回収
外に接続されていたR+C(純抵抗終端のためCは大き
くなる)を削除することが出来る。また従来回路のよう
にCを用いないため、理想的な純抵抗で終端したことに
なる。
RlIの抵抗の比率を変更し、その入力インピーダン
スをR/2(片線側)とすることにより、従来給電回収
外に接続されていたR+C(純抵抗終端のためCは大き
くなる)を削除することが出来る。また従来回路のよう
にCを用いないため、理想的な純抵抗で終端したことに
なる。
以上説明したように、本発明により、給電部を構成する
変換コンダクタンス増幅器に含まれる演算増幅器の帰還
抵抗を適切なインピーダンスに調整することにより、変
換コンダクタンス増幅器の入力インピーダンスを有限値
にし、それにより、従来必要とした終端インピーダンス
用の大容量コンデンサを不要とすることが可能となる。
変換コンダクタンス増幅器に含まれる演算増幅器の帰還
抵抗を適切なインピーダンスに調整することにより、変
換コンダクタンス増幅器の入力インピーダンスを有限値
にし、それにより、従来必要とした終端インピーダンス
用の大容量コンデンサを不要とすることが可能となる。
この結果、電子交換機の給電部の回路規模を大幅に縮小
できる。
できる。
第1図は本発明の原理図、
第2図は本発明の第1の実施例を示す回路図、第3図は
本発明の第2の実施例を示す回路図、第4図は第3図の
回路の等価インピーダンスを説明する回路図、 第5図は従来の給電回路の終端部を示す回路図、第6図
は第5図の回路の半分の等価回路図である。 図において、 21.22・・・演算増幅器、 11.11a、llb:11c、12.12a、12b
、12c ・・−変換コンダクタンス増幅器、 1、la、lb・・・インピーダンス手段、31.32
・・・帰還抵抗、 41.42・・・基準抵抗、
本発明の第2の実施例を示す回路図、第4図は第3図の
回路の等価インピーダンスを説明する回路図、 第5図は従来の給電回路の終端部を示す回路図、第6図
は第5図の回路の半分の等価回路図である。 図において、 21.22・・・演算増幅器、 11.11a、llb:11c、12.12a、12b
、12c ・・−変換コンダクタンス増幅器、 1、la、lb・・・インピーダンス手段、31.32
・・・帰還抵抗、 41.42・・・基準抵抗、
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、リング端子及びチップ端子を介して負荷に直流を供
給する変換コンダクタンス増幅器を備えた給電回路にお
いて、 該変換コンダクタンス増幅器は、 演算増幅器と、 該演算増幅器の出力端と該チップ端子又はリング端子と
の間に接続された抵抗器と、 該演算増幅器の反転入力端子と該出力端の間に接続され
たインピーダンス手段とを備えており、該チップ端子と
該リング端子からみた該給電回路の終端インピーダンス
が、該抵抗器と該インピーダンス手段とのみで形成され
るようにしたことを特徴とする、電子交換機の給電部に
おける終端回路。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63232708A JPH088617B2 (ja) | 1988-09-19 | 1988-09-19 | 電子交換機の給電部における終端回路 |
CA000611464A CA1320605C (en) | 1988-09-19 | 1989-09-14 | Terminating circuit in a battery feed circuit of an electronic exchange system |
AU41513/89A AU603302B2 (en) | 1988-09-19 | 1989-09-18 | Terminating circuit in a battery feed circuit of an electronic exchange system |
US07/409,064 US4982422A (en) | 1988-09-19 | 1989-09-19 | Terminating circuit in a battery feed circuit of an electronic exchange system |
DE68922946T DE68922946T2 (de) | 1988-09-19 | 1989-09-19 | Endschaltung in einer Batteriespeisungsschaltung eines elektronischen Vermittlungssystems. |
EP89117313A EP0360227B1 (en) | 1988-09-19 | 1989-09-19 | Terminating circuit in a battery feed circuit of an electronic exchange system |
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---|---|---|---|
JP63232708A JPH088617B2 (ja) | 1988-09-19 | 1988-09-19 | 電子交換機の給電部における終端回路 |
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---|---|
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JPH088617B2 JPH088617B2 (ja) | 1996-01-29 |
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JP (1) | JPH088617B2 (ja) |
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US5457743A (en) * | 1990-09-04 | 1995-10-10 | Tollgrade Communications, Inc. | Metallic channel unit network |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPS5944167A (ja) * | 1982-09-06 | 1984-03-12 | Fujitsu Ltd | 加入者回路給電方式 |
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US4706281A (en) * | 1984-04-30 | 1987-11-10 | American Telephone And Telegraph Company | Dynamic impedance element for a battery feed circuit |
US4612417A (en) * | 1984-07-27 | 1986-09-16 | At&T Bell Laboratories | Electronic battery feed circuit for telephone systems |
DE3584973D1 (de) * | 1985-05-17 | 1992-01-30 | Alcatel Nv | Fernmeldeleitungsschaltung. |
JPS63314060A (ja) * | 1987-06-17 | 1988-12-22 | Fujitsu Ltd | 給電回路 |
-
1988
- 1988-09-19 JP JP63232708A patent/JPH088617B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1989
- 1989-09-14 CA CA000611464A patent/CA1320605C/en not_active Expired - Fee Related
- 1989-09-18 AU AU41513/89A patent/AU603302B2/en not_active Ceased
- 1989-09-19 EP EP89117313A patent/EP0360227B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-09-19 US US07/409,064 patent/US4982422A/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-09-19 DE DE68922946T patent/DE68922946T2/de not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60253364A (ja) * | 1984-05-30 | 1985-12-14 | Fujitsu Ltd | 内部終端形給電回路 |
JPS61141258A (ja) * | 1984-12-14 | 1986-06-28 | Fujitsu Ltd | 電子化給電回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE68922946D1 (de) | 1995-07-13 |
DE68922946T2 (de) | 1995-11-30 |
CA1320605C (en) | 1993-07-20 |
EP0360227A3 (en) | 1991-09-18 |
EP0360227B1 (en) | 1995-06-07 |
JPH088617B2 (ja) | 1996-01-29 |
AU4151389A (en) | 1990-05-03 |
US4982422A (en) | 1991-01-01 |
EP0360227A2 (en) | 1990-03-28 |
AU603302B2 (en) | 1990-11-08 |
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |