JPS6324348B2 - - Google Patents
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- JPS6324348B2 JPS6324348B2 JP11243280A JP11243280A JPS6324348B2 JP S6324348 B2 JPS6324348 B2 JP S6324348B2 JP 11243280 A JP11243280 A JP 11243280A JP 11243280 A JP11243280 A JP 11243280A JP S6324348 B2 JPS6324348 B2 JP S6324348B2
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- Japan
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- terminal
- resistor
- current
- circuit
- capacitor
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 9
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 23
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 7
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 7
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 3
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 3
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M1/00—Substation equipment, e.g. for use by subscribers
- H04M1/738—Interface circuits for coupling substations to external telephone lines
- H04M1/76—Compensating for differences in line impedance
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Networks Using Active Elements (AREA)
- Devices For Supply Of Signal Current (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は電話交換機において電話回線の終端
を行なう二端子回路に関する。
を行なう二端子回路に関する。
一般に電話交換機においては国内では600Ω、
海外では900Ωの抵抗値を有する抵抗器によつて
各電話回線の終端を行なうことが要求される。
海外では900Ωの抵抗値を有する抵抗器によつて
各電話回線の終端を行なうことが要求される。
この時この終端抵抗器に電話回線の通話電流が
流入することを防ぐために終端抵抗と直列にコン
デンサを接続している例が多い。
流入することを防ぐために終端抵抗と直列にコン
デンサを接続している例が多い。
このコンデンサの容量値Cと終端抵抗器の抵抗
値Rとによる低域遮断周波数1/(2πCR)は通
常音声帯域の下限300Hz以下に選ばれる。
値Rとによる低域遮断周波数1/(2πCR)は通
常音声帯域の下限300Hz以下に選ばれる。
したがつて抵抗値600Ωの終端抵抗器に対して
は容量値0.9μFの、抵抗値900Ωの終端抵抗器には
容量値0.6μFの大容量コンデンサがそれぞれ要求
される。
は容量値0.9μFの、抵抗値900Ωの終端抵抗器には
容量値0.6μFの大容量コンデンサがそれぞれ要求
される。
このコンデンサにはさらに少なくとも給電々圧
48V以上の高い耐圧が必要であり、このため従来
このコンデンサには大きな体積のコンデンサを使
用しなければならず集積化に対する大きな障害と
なつていた。
48V以上の高い耐圧が必要であり、このため従来
このコンデンサには大きな体積のコンデンサを使
用しなければならず集積化に対する大きな障害と
なつていた。
この発明の目的は小型で集積化の容易な二端子
回路を提供することにある。
回路を提供することにある。
この発明によれば、一端を電話回線の一方に、
他端を電話回線の他方にそれぞれ接続され、音声
帯域において十分高いインピーダンスを有する直
流電流供給回路と、その直流電流供給回路の一端
に一端を接続された抵抗器と、その抵抗器の他端
に一方の入力を、前記直流電流供給回路の他端に
他方の入力をそれぞれ接続された電流検出回路
と、その電流検出回路の出力に入力を接続され音
声帯域であらかじめ定められた高い利得を有する
増幅器と、前記直流電流供給回路と並列に接続さ
れ前記増幅器に応じて出力電流が制御される電流
源とを備えたことを特徴とする二端子回路が得ら
れる。
他端を電話回線の他方にそれぞれ接続され、音声
帯域において十分高いインピーダンスを有する直
流電流供給回路と、その直流電流供給回路の一端
に一端を接続された抵抗器と、その抵抗器の他端
に一方の入力を、前記直流電流供給回路の他端に
他方の入力をそれぞれ接続された電流検出回路
と、その電流検出回路の出力に入力を接続され音
声帯域であらかじめ定められた高い利得を有する
増幅器と、前記直流電流供給回路と並列に接続さ
れ前記増幅器に応じて出力電流が制御される電流
源とを備えたことを特徴とする二端子回路が得ら
れる。
次にこの発明について図面を参照して説明す
る。
る。
第1図は二端子回路100を含む加入者回路の一
例を示す図であり、第1の端子101に入力を接
続された非反転増幅器102と、第1の端子10
1に入力を接続された反転増幅器103と、一端
をプラスの電源に他端を第2の端子104にそれ
ぞれ接続され、前記非反転増幅器102によつて
その出力電流が制御され音声帯域において十分高
いインピーダンスを有する第1の直流電流供給回
路105と、一端をマイナスの電源に、他端を第
3の端子106にそれぞれ接続され、前記反転増
幅器103によつてその出力電流が制御され音声
帯域において十分高いインピーダンスを有する第
2の直流電流供給回路107と、第2の端子10
4と第3の端子106との間に挿入された二端子
回路100と、前記第2の端子104に一端を接
続された第1の直流阻止コンデンサ108と、前
記第3の端子106に一端を接続された第2の直
流阻止コンデンサ109と、前記第1の直流阻止
コンデンサ108の他端に非反転入力を、前記第
2の直流阻止コンデンサ109の他端に反転入力
をそれぞれ接続された第1の差動増幅器110
と、この第1の差動増幅器110の出力に非反転
入力を、前記第1の端子101に反転入力を、第
4の端子111に出力をそれぞれ接続された第2
の差動増幅器112とから構成される。
例を示す図であり、第1の端子101に入力を接
続された非反転増幅器102と、第1の端子10
1に入力を接続された反転増幅器103と、一端
をプラスの電源に他端を第2の端子104にそれ
ぞれ接続され、前記非反転増幅器102によつて
その出力電流が制御され音声帯域において十分高
いインピーダンスを有する第1の直流電流供給回
路105と、一端をマイナスの電源に、他端を第
3の端子106にそれぞれ接続され、前記反転増
幅器103によつてその出力電流が制御され音声
帯域において十分高いインピーダンスを有する第
2の直流電流供給回路107と、第2の端子10
4と第3の端子106との間に挿入された二端子
回路100と、前記第2の端子104に一端を接
続された第1の直流阻止コンデンサ108と、前
記第3の端子106に一端を接続された第2の直
流阻止コンデンサ109と、前記第1の直流阻止
コンデンサ108の他端に非反転入力を、前記第
2の直流阻止コンデンサ109の他端に反転入力
をそれぞれ接続された第1の差動増幅器110
と、この第1の差動増幅器110の出力に非反転
入力を、前記第1の端子101に反転入力を、第
4の端子111に出力をそれぞれ接続された第2
の差動増幅器112とから構成される。
第1図において第1の端子101には交換回路
出力が、第2の端子104および第3の端子10
6には線路および電話機が、第4の端子111に
は交換回路入力がそれぞれ接続される。
出力が、第2の端子104および第3の端子10
6には線路および電話機が、第4の端子111に
は交換回路入力がそれぞれ接続される。
ここで第2の端子104および第3の端子10
6に接続された電話機に対しては、第1および第
2の直流電流供給回路105および107によつ
て通話電流が供給される。
6に接続された電話機に対しては、第1および第
2の直流電流供給回路105および107によつ
て通話電流が供給される。
この時二端子回路100への通話電流の流れ込
みを阻止するため二端子回路100には大きな直
流抵抗が必要とされる。
みを阻止するため二端子回路100には大きな直
流抵抗が必要とされる。
一方図示していない交換回路によつて第1の端
子101に加えられた対地不平衡の音声信号は非
反転増幅器102および反転増幅器103によつ
て絶対値が等しく極性の異なる一組の音声信号に
変換された後に、第1および第2の直流電流供給
回路105および107を流れる通話電流に重畳
された対地平衡の音声信号として第2の端子10
4および第3の端子106に接続された電話機に
送出される。
子101に加えられた対地不平衡の音声信号は非
反転増幅器102および反転増幅器103によつ
て絶対値が等しく極性の異なる一組の音声信号に
変換された後に、第1および第2の直流電流供給
回路105および107を流れる通話電流に重畳
された対地平衡の音声信号として第2の端子10
4および第3の端子106に接続された電話機に
送出される。
この時二端子回路100には音声帯域において
国内では600Ω、海外では900Ωのインピーダンス
値をそれぞれ有することが要求される。
国内では600Ω、海外では900Ωのインピーダンス
値をそれぞれ有することが要求される。
さらにまた電話機によつて第2の端子104お
よび第3の端子106に対地平衡の形で加えられ
た音声信号は第1の差動増幅器110によつて対
地不平衡の音声信号に変換された後に第2の差動
増幅器112を経て第4の端子111に接続され
た交換回路入力に伝えられる。
よび第3の端子106に対地平衡の形で加えられ
た音声信号は第1の差動増幅器110によつて対
地不平衡の音声信号に変換された後に第2の差動
増幅器112を経て第4の端子111に接続され
た交換回路入力に伝えられる。
なお図示していない交換回路によつて第1の端
子101に加えられた音声信号の一部は第1の差
動増幅器110を経て第2の差動増幅器112の
非反転入力に伝えられる。
子101に加えられた音声信号の一部は第1の差
動増幅器110を経て第2の差動増幅器112の
非反転入力に伝えられる。
第1図に示した加入者回路ではこれによつて生
じる鳴音、エコー等を防ぐ目的で第1の端子10
1に加えられる音声信号は直接第2の差動増幅器
112の反転入力にも加えられておりこれによつ
て第1の差動増幅器110を経て帰還する信号成
分の減算を行なつている。
じる鳴音、エコー等を防ぐ目的で第1の端子10
1に加えられる音声信号は直接第2の差動増幅器
112の反転入力にも加えられておりこれによつ
て第1の差動増幅器110を経て帰還する信号成
分の減算を行なつている。
このように第1図に示した加入者回路は、通話
電流の供給、2線4線変換、平衡不平衡変換等の
機能を果たす。
電流の供給、2線4線変換、平衡不平衡変換等の
機能を果たす。
第2図は第1図に示した二端子回路100の従
来例を示す図であり、第1図と同一の番号を付し
たものは第1図と同一の構成要素を示す。
来例を示す図であり、第1図と同一の番号を付し
たものは第1図と同一の構成要素を示す。
第2図によれば第1図に示した二端子回路10
0の従来例は、端子106に一端を接続された抵
抗器200と、この抵抗器200の他端に一端
を、端子104に他端をそれぞれ接続された直流
阻止コンデンサ201とから構成される。
0の従来例は、端子106に一端を接続された抵
抗器200と、この抵抗器200の他端に一端
を、端子104に他端をそれぞれ接続された直流
阻止コンデンサ201とから構成される。
第1図に示した二端子回路100には音声帯域
において国内では600Ω、海外では900Ωのインピ
ーダンス値を有することが要求される。
において国内では600Ω、海外では900Ωのインピ
ーダンス値を有することが要求される。
このため第2図に示した抵抗器200の抵抗値
Rには国内の場合には600Ω、海外の場合には
900Ωがそれぞれ用いられる。
Rには国内の場合には600Ω、海外の場合には
900Ωがそれぞれ用いられる。
またコンデンサ201の容量Cと抵抗器200
の抵抗値Rによる低域遮断周波数1/(2πCR)
は通常音声帯域の下限300Hz以下に選ばれるため
抵抗値600Ωの抵抗器200に対しては容量値
0.9μFの、抵抗値900Ωの抵抗器200には容量値
0.6μFの大容量コンデンサが必要となる。
の抵抗値Rによる低域遮断周波数1/(2πCR)
は通常音声帯域の下限300Hz以下に選ばれるため
抵抗値600Ωの抵抗器200に対しては容量値
0.9μFの、抵抗値900Ωの抵抗器200には容量値
0.6μFの大容量コンデンサが必要となる。
このコンデンサ201の両端にはさらに第1お
よび第2の直流電流供給回路105および107
によつて給電々圧が加えられるため少なくとも
48V以上の高い耐圧が要求される。
よび第2の直流電流供給回路105および107
によつて給電々圧が加えられるため少なくとも
48V以上の高い耐圧が要求される。
このため従来このコンデンサ201には大きな
体積のコンデンサを使用しなければならず集積化
に対する大きな障害となつていた。
体積のコンデンサを使用しなければならず集積化
に対する大きな障害となつていた。
第3図はこの発明の第1の実施例を示す図であ
り、第1図と同一の番号を付したものは第1図と
同一の構成要素を示す。
り、第1図と同一の番号を付したものは第1図と
同一の構成要素を示す。
第3図によればこの発明の第1の実施列は、端
子104に一端を接続され抵抗値Rを有する抵抗
器300と、この抵抗器300の他端に一方の入
力を、端子106に他方の入力をそれぞれ接続さ
れ利得Kを有する電流検出回路301と、この電
流検出回路301の出力に入力を接続され、300
Hzの遮断周波数を有する高域器302と、端子
104に一端を端子106に他端をそれぞれ接続
され、前記低域波器302の出力によつて出力
電流が制御される電流源303とから構成され
る。
子104に一端を接続され抵抗値Rを有する抵抗
器300と、この抵抗器300の他端に一方の入
力を、端子106に他方の入力をそれぞれ接続さ
れ利得Kを有する電流検出回路301と、この電
流検出回路301の出力に入力を接続され、300
Hzの遮断周波数を有する高域器302と、端子
104に一端を端子106に他端をそれぞれ接続
され、前記低域波器302の出力によつて出力
電流が制御される電流源303とから構成され
る。
第3図において第1および第2の直流電流供給
回路105および107によつて第3図に示した
二端子回路の両端に加えられる直流電圧の値を
E、また電流検出回路301の入力抵抗が抵抗器
300の抵抗値Rに比し十分小さいものとすると
抵抗器300を流れる直流電流Iは次式で与えら
れる。
回路105および107によつて第3図に示した
二端子回路の両端に加えられる直流電圧の値を
E、また電流検出回路301の入力抵抗が抵抗器
300の抵抗値Rに比し十分小さいものとすると
抵抗器300を流れる直流電流Iは次式で与えら
れる。
I=E/R …………(1)
この時、電流源303には高域通過波器30
2の働きにより直流電流が流れず、したがつて第
3図に示した二端子回路は抵抗器300の抵抗値
Rに等しい抵抗値を有する。
2の働きにより直流電流が流れず、したがつて第
3図に示した二端子回路は抵抗器300の抵抗値
Rに等しい抵抗値を有する。
一方電話機によつて端子104と106との間
に加えられる音声信号esによつて抵抗器300お
よび電流源303を流れる交流電流i1およびi2は
次式で得られる。
に加えられる音声信号esによつて抵抗器300お
よび電流源303を流れる交流電流i1およびi2は
次式で得られる。
i1=es/R …………(1)
i2=es/RK …………(2)
したがつて第3図に示した二端子回路を流れる
交流電流iは i=i1+i2=es/R(1+K) …………(3) これより es/i=R/1+K …………(4) すなわち第3図に示したこの発明の第1の実施
例は、Rの直流抵抗を有し音声信号に対しては
R/1+Kのインピーダンス値を示し、このインピ ーダンス値R/(1+K)には国内の場合600Ω、
海外の場合900Ωがそれぞれ用いられる。
交流電流iは i=i1+i2=es/R(1+K) …………(3) これより es/i=R/1+K …………(4) すなわち第3図に示したこの発明の第1の実施
例は、Rの直流抵抗を有し音声信号に対しては
R/1+Kのインピーダンス値を示し、このインピ ーダンス値R/(1+K)には国内の場合600Ω、
海外の場合900Ωがそれぞれ用いられる。
ここで高域通過波器302にはアクテイブ・
フイルタやスイツチド・キヤパシテイ・フイルタ
等の適用が可能であり、このため第3図に示した
二端子回路には従来例のような大容量コンデンサ
を必要とせず、占積率を大幅に改善することがで
き集積化も容易な構成となる。
フイルタやスイツチド・キヤパシテイ・フイルタ
等の適用が可能であり、このため第3図に示した
二端子回路には従来例のような大容量コンデンサ
を必要とせず、占積率を大幅に改善することがで
き集積化も容易な構成となる。
第4図はこの発明の第2の実施例を示す図であ
り、第3図に示した第1の実施例にアクテイブ・
フイルタを適用した例を示す。なお第4図におい
て第1図と同一の番号を付したものは第1図と同
一の構成要素を示す。
り、第3図に示した第1の実施例にアクテイブ・
フイルタを適用した例を示す。なお第4図におい
て第1図と同一の番号を付したものは第1図と同
一の構成要素を示す。
第4図によればこの発明の第2の実施例は、抵
抗値R1を有し端子104に一端を接続された第
1の抵抗器400と、抵抗値R2を有し前記第1
の抵抗器400の他端に一端を端子106に他端
をそれぞれ接続された第2の抵抗器401と、こ
の第2の抵抗器401の一端に一端を接続された
第3の抵抗器402と、この第3の抵抗器402
の他端に非反転入力を接続された演算増幅器40
3と、容量値Cを有し演算増幅器403の反転入
力に一端を接続されたコンデンサ404と、抵抗
値Rsを有しコンデンサ404の他端に一端を端
子106に他端をそれぞれ接続された第4の抵抗
器405と、演算増幅器403の出力にベース
を、端子104にコレクタをそれぞれ接続された
トランジスタ406と、抵抗値Rfを有し演算増
幅器403の反転入力に一端をトランジスタ40
6のエミツタに他端をそれぞれ接続された第5の
抵抗器407と、抵抗値R2を有しトランジスタ
406のエミツタに一端を端子106の他端をそ
れぞれ接続された第6の抵抗器408とから構成
される。
抗値R1を有し端子104に一端を接続された第
1の抵抗器400と、抵抗値R2を有し前記第1
の抵抗器400の他端に一端を端子106に他端
をそれぞれ接続された第2の抵抗器401と、こ
の第2の抵抗器401の一端に一端を接続された
第3の抵抗器402と、この第3の抵抗器402
の他端に非反転入力を接続された演算増幅器40
3と、容量値Cを有し演算増幅器403の反転入
力に一端を接続されたコンデンサ404と、抵抗
値Rsを有しコンデンサ404の他端に一端を端
子106に他端をそれぞれ接続された第4の抵抗
器405と、演算増幅器403の出力にベース
を、端子104にコレクタをそれぞれ接続された
トランジスタ406と、抵抗値Rfを有し演算増
幅器403の反転入力に一端をトランジスタ40
6のエミツタに他端をそれぞれ接続された第5の
抵抗器407と、抵抗値R2を有しトランジスタ
406のエミツタに一端を端子106の他端をそ
れぞれ接続された第6の抵抗器408とから構成
される。
第4図において第3の抵抗器402の一端から
トランジスタ406のエミツタに至る伝達関数G
は次式によつて与えられる。
トランジスタ406のエミツタに至る伝達関数G
は次式によつて与えられる。
G=1+Rf/Rs+1/jωC …………(5)
第5図に示した曲線500はこの伝達関数Gの
周波数特性を表わすものである。
周波数特性を表わすものである。
第5図によれば伝達関数Gは1/2πC(Rs+Rf以下
の周波数に対しては1の値をまた1/2πCRs以上の
周波数に対しては1+Rf/Rsの値を示し通常1/2πCRs
の値には300Hz以下の周波数が選定される。
第4図において第1および第2の直流電流供給
回路105および107によつて第4図に示した
二端子回路の両端に加えられる値流電圧の値をE
とすると第1および第2の抵抗器400,401
を流れる直流電流I1トランジスタ406を流れる
直流電流I2はそれぞれ次式で与えられる。
回路105および107によつて第4図に示した
二端子回路の両端に加えられる値流電圧の値をE
とすると第1および第2の抵抗器400,401
を流れる直流電流I1トランジスタ406を流れる
直流電流I2はそれぞれ次式で与えられる。
I1=E/R1+R2 …………(6)
I2=R2/R1+R2E・1/R2=E/R1+R2
…………(7)
したがつて第4図に示した二端子回路を流れる
直流電流は I=I1+I2=2E/R1+R2 …………(8) すなわち第4図に示した二端子回路は(R1+
R2)/2の抵抗値を有する。
直流電流は I=I1+I2=2E/R1+R2 …………(8) すなわち第4図に示した二端子回路は(R1+
R2)/2の抵抗値を有する。
一方電話機によつて端子104と106との間
に加えられる音声信号esによつて第1および第2
の抵抗器400,401を流れる交流電流i1、ト
ランジスタ406を流れる交流電流i2は次式で得
られる。
に加えられる音声信号esによつて第1および第2
の抵抗器400,401を流れる交流電流i1、ト
ランジスタ406を流れる交流電流i2は次式で得
られる。
i1=es/R1+R2 …………(9)
i2=es/R1+R2(1+Rf/Rs) …………(10)
したがつて第4図に示した二端子回路を流れる
交流電流は1+Rf/Rs=Kとすると、 i=i1+i2=es/R1+R2(1+K) …………(11) これより es/i=R1+R2/1+K…………(12) すなわち第4図に示したこの発明の第2の実施
例は、R1+R2/2の直流抵抗を有し音声信号に対し てはR1+R2/1+Kのインピーダンス値を示す。
交流電流は1+Rf/Rs=Kとすると、 i=i1+i2=es/R1+R2(1+K) …………(11) これより es/i=R1+R2/1+K…………(12) すなわち第4図に示したこの発明の第2の実施
例は、R1+R2/2の直流抵抗を有し音声信号に対し てはR1+R2/1+Kのインピーダンス値を示す。
国内の場合を例にとつて第4図に示した二端子
回路における各抵抗器の抵抗値の一例を求めてみ
る。
回路における各抵抗器の抵抗値の一例を求めてみ
る。
第4図に示した二端子回路に8KΩの直流抵抗
と600Ωの交流インピーダンスを要求すると必要
とされる利得Kは次式で求まる。
と600Ωの交流インピーダンスを要求すると必要
とされる利得Kは次式で求まる。
1+K=R1+R2/600Ω=16KΩ/600Ω=27
∴K=26 …………(13)
ここで第4の抵抗器405の抵抗値Rsに10KΩ
のものを用いるとすると第5の抵抗器407の抵
抗値Rfは次式で与えられる。
のものを用いるとすると第5の抵抗器407の抵
抗値Rfは次式で与えられる。
K=1+Rf/Rs=26
∴Rf=(K−1)Rs=25×10KΩ=250KΩ
………(14) 一方第4の抵抗器405の抵抗値Rsとコンデ
ンサ404の容量Cによる低域遮断周波数1/
(2πCRs)を300Hzに選定すると、 C=1/2πfRs=1/2π×300Hz×10KΩ=0.05μF ………(15) このように第4図に示したこの発明の第2の実
施例に要求されるコンデンサ404の容量Cは従
来例の1/10以下であり、これによつて占積率が改
善されるとともに集積化が容易になる。
………(14) 一方第4の抵抗器405の抵抗値Rsとコンデ
ンサ404の容量Cによる低域遮断周波数1/
(2πCRs)を300Hzに選定すると、 C=1/2πfRs=1/2π×300Hz×10KΩ=0.05μF ………(15) このように第4図に示したこの発明の第2の実
施例に要求されるコンデンサ404の容量Cは従
来例の1/10以下であり、これによつて占積率が改
善されるとともに集積化が容易になる。
以上説明したようにこの発明によれば小型で集
積化の容易な二端子回路が得られる。
積化の容易な二端子回路が得られる。
第1図は加入者回路の一例を示す図、第2図は
二端子回路の従来例を示す図、第3図はこの発明
の第1の実施例を示す図、第4図はこの発明の第
2の実施例を示す図、第5図は第4図における伝
達関数Gの周波数特性を示す図である。 図において、100は二端子回路、102は非
反転増幅器、103は反転増幅器、105および
107は直流電流供給回路、110および112
は差動増幅器、301は電流検出回路、302は
高域通過波器、303は電流源、403は演算
増幅器をそれぞれ示す。
二端子回路の従来例を示す図、第3図はこの発明
の第1の実施例を示す図、第4図はこの発明の第
2の実施例を示す図、第5図は第4図における伝
達関数Gの周波数特性を示す図である。 図において、100は二端子回路、102は非
反転増幅器、103は反転増幅器、105および
107は直流電流供給回路、110および112
は差動増幅器、301は電流検出回路、302は
高域通過波器、303は電流源、403は演算
増幅器をそれぞれ示す。
Claims (1)
- 1 一端を電話回線の一方に、他端を電話回線の
他方にそれぞれ接続され音声帯域において十分高
いインピーダンスを有する直流電流供給回路と、
その直流電流供給回路の一端に一端を接続された
抵抗器と、その抵抗器の他端に一方の入力を前記
直流電流供給回路の他端に他方の入力をそれぞれ
接続された電流検出回路と、その電流検出回路の
出力に入力を接続され音声帯域であらかじめ定め
られた高い利得を有する増幅器と、前記直流電流
供給回路と並列に接続され前記増幅器の出力に応
じて出力電流が制御される電流源とを備えたこと
を特徴とする二端子回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11243280A JPS5737965A (en) | 1980-08-15 | 1980-08-15 | Two-terminal circuit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11243280A JPS5737965A (en) | 1980-08-15 | 1980-08-15 | Two-terminal circuit |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5737965A JPS5737965A (en) | 1982-03-02 |
JPS6324348B2 true JPS6324348B2 (ja) | 1988-05-20 |
Family
ID=14586486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11243280A Granted JPS5737965A (en) | 1980-08-15 | 1980-08-15 | Two-terminal circuit |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5737965A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3428106A1 (de) * | 1984-07-30 | 1986-02-06 | Standard Elektrik Lorenz Ag, 7000 Stuttgart | Teilnehmeranschlussschaltung |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54132251U (ja) * | 1978-03-03 | 1979-09-13 |
-
1980
- 1980-08-15 JP JP11243280A patent/JPS5737965A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5737965A (en) | 1982-03-02 |
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