JPH0342769Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0342769Y2 JPH0342769Y2 JP4352183U JP4352183U JPH0342769Y2 JP H0342769 Y2 JPH0342769 Y2 JP H0342769Y2 JP 4352183 U JP4352183 U JP 4352183U JP 4352183 U JP4352183 U JP 4352183U JP H0342769 Y2 JPH0342769 Y2 JP H0342769Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resistor
- line
- line terminal
- circuit
- transistor
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 8
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電話機回路に関する。
従来の電話機回路では第1図に示すように送話
アンプにおいては線路の長短による直流電流の増
減を利用して非線形素子等を用いた利得調整回路
を設けて自動音量調整を行ない、又、側音回路に
おいては線路の長短による調整は行なわれていな
い。即ち、第1図において1及び2はそれぞれ第
1及び第2の線路端子、3及び4はハイブリツド
回路を構成する抵抗、5は送話出力を決める抵
抗、6,7及び8は側音平衡回路を構成する抵抗
及びコンデンサ、9は送話出力トランジスタ、1
0は送話器を含む送話プリアンプ、20は自動音
量調整回路、21は抵抗、22は平滑コンデン
サ、15は受話回路である。
アンプにおいては線路の長短による直流電流の増
減を利用して非線形素子等を用いた利得調整回路
を設けて自動音量調整を行ない、又、側音回路に
おいては線路の長短による調整は行なわれていな
い。即ち、第1図において1及び2はそれぞれ第
1及び第2の線路端子、3及び4はハイブリツド
回路を構成する抵抗、5は送話出力を決める抵
抗、6,7及び8は側音平衡回路を構成する抵抗
及びコンデンサ、9は送話出力トランジスタ、1
0は送話器を含む送話プリアンプ、20は自動音
量調整回路、21は抵抗、22は平滑コンデン
サ、15は受話回路である。
このように構成された電話機用送話及び側音回
路においては側音をすべての線路条件下で適当な
音量に設定するのは難しく、又、電流制限の付い
た最近の構内交換機等に接続される場合は送話ア
ンプの自動音量調整も不能となり、線路の短いと
ころではますます側音の劣化する欠点があつた。
路においては側音をすべての線路条件下で適当な
音量に設定するのは難しく、又、電流制限の付い
た最近の構内交換機等に接続される場合は送話ア
ンプの自動音量調整も不能となり、線路の短いと
ころではますます側音の劣化する欠点があつた。
本考案の目的は、電話機回路内に設けたスイツ
チの切換えにより線路の長短に応じて送話の出力
および側音平衡を同時に調整できるようにした電
話機回路を提供することにある。
チの切換えにより線路の長短に応じて送話の出力
および側音平衡を同時に調整できるようにした電
話機回路を提供することにある。
本考案は、送話器を含む送話アンプの出力を第
1のトランジスタのベースに接続し、コレクタは
第1の抵抗を介して第1の線路端子へ接続し、エ
ミツタは第3の抵抗を介して第2の線路端子に接
続し、第1の抵抗と第1のトランジスタのコレク
タの中点から第2の抵抗を介して第4の抵抗が第
2の線路端子に接続され、また第2の抵抗と第4
の抵抗の中点から第1のコンデンサを介して第5
の抵抗が第2の線路端子へ接続され、また受話回
路が第1の線路端子と、第4の抵抗と第5の抵抗
の中点に接続された回路において、線路が短い場
合には第2の抵抗と第4の抵抗の中点を第7の抵
抗を介して第2の線路端子に接続し、線路が長い
場合には第1のトランジスタのエミツタと第3の
抵抗の中点を第6の抵抗を介して第2の線路端子
へ接続する様なスイツチを具備することを特徴と
する電話機回路である。
1のトランジスタのベースに接続し、コレクタは
第1の抵抗を介して第1の線路端子へ接続し、エ
ミツタは第3の抵抗を介して第2の線路端子に接
続し、第1の抵抗と第1のトランジスタのコレク
タの中点から第2の抵抗を介して第4の抵抗が第
2の線路端子に接続され、また第2の抵抗と第4
の抵抗の中点から第1のコンデンサを介して第5
の抵抗が第2の線路端子へ接続され、また受話回
路が第1の線路端子と、第4の抵抗と第5の抵抗
の中点に接続された回路において、線路が短い場
合には第2の抵抗と第4の抵抗の中点を第7の抵
抗を介して第2の線路端子に接続し、線路が長い
場合には第1のトランジスタのエミツタと第3の
抵抗の中点を第6の抵抗を介して第2の線路端子
へ接続する様なスイツチを具備することを特徴と
する電話機回路である。
次に本考案の一実施例について、図面を参照し
て説明する。第2図は本考案の一実施例の回路図
で、1及び2は第1及び第2の線路端子、3及び
4はハイブリツド回路を構成する抵抗、5は送話
出力を決める抵抗、6,7及び8は側音平衡回路
を構成する抵抗及びコンデンサ、9は送話出力ト
ランジスタ、10は送話器を含む送話プリアン
プ、11は線路インピーダンス、15は受話回路
であり、さらに切換えスイツチ12は線路が短い
場合には抵抗14を抵抗6と並列に、また線路が
長い場合は抵抗13を抵抗5に並列にそれぞれ接
続する。
て説明する。第2図は本考案の一実施例の回路図
で、1及び2は第1及び第2の線路端子、3及び
4はハイブリツド回路を構成する抵抗、5は送話
出力を決める抵抗、6,7及び8は側音平衡回路
を構成する抵抗及びコンデンサ、9は送話出力ト
ランジスタ、10は送話器を含む送話プリアン
プ、11は線路インピーダンス、15は受話回路
であり、さらに切換えスイツチ12は線路が短い
場合には抵抗14を抵抗6と並列に、また線路が
長い場合は抵抗13を抵抗5に並列にそれぞれ接
続する。
送話出力はほぼ線路インピーダンスZLと抵抗5
の比で決まり、抵抗5が小さいほど送話出力は大
きくなる。つまり線路が短い場合には抵抗5のみ
であつたトランジスタ9のエミツタ抵抗をスイツ
チ12を切り換えることにより抵抗13を抵抗5
に並列に接続し、線路が長い場合における送話出
力の増大を計る。
の比で決まり、抵抗5が小さいほど送話出力は大
きくなる。つまり線路が短い場合には抵抗5のみ
であつたトランジスタ9のエミツタ抵抗をスイツ
チ12を切り換えることにより抵抗13を抵抗5
に並列に接続し、線路が長い場合における送話出
力の増大を計る。
またこの種の電話機回路の側音平衡は抵抗3、
抵抗4、線路インピーダンスZL及び側音平衡回路
をそれぞれブリツジの4辺として平衡をとる方式
を用いており、第1図においては 抵抗3/抵抗4=線路インピーダンス/〔抵抗
6コンデンサ8+抵抗7〕 が側音平衡条件となる。ここで抵抗6をあらかじ
め線路の長い場合に平衡がとれるように大きめな
値に設定しておき、線路が短くなつた場合にスイ
ツチ12を切換えて抵抗14を抵抗6に並列に接
続することにより、平衡回路のインピーダンスを
下げて線路のインピーダンスとの平衡をとるよう
にする。
抵抗4、線路インピーダンスZL及び側音平衡回路
をそれぞれブリツジの4辺として平衡をとる方式
を用いており、第1図においては 抵抗3/抵抗4=線路インピーダンス/〔抵抗
6コンデンサ8+抵抗7〕 が側音平衡条件となる。ここで抵抗6をあらかじ
め線路の長い場合に平衡がとれるように大きめな
値に設定しておき、線路が短くなつた場合にスイ
ツチ12を切換えて抵抗14を抵抗6に並列に接
続することにより、平衡回路のインピーダンスを
下げて線路のインピーダンスとの平衡をとるよう
にする。
つまり送話アンプの出力トランジスタのエミツ
タ抵抗と側音平衡回路の接地点が共通であること
を利用して1つのスイツチで線路の長短に応じた
送話出力及び側音回路の平衡を同時に調整する。
タ抵抗と側音平衡回路の接地点が共通であること
を利用して1つのスイツチで線路の長短に応じた
送話出力及び側音回路の平衡を同時に調整する。
通常、抵抗5及び抵抗13は数Ω〜数10Ω、抵
抗6は10KΩ程度、抵抗14は数10KΩに選ばれ
る。
抗6は10KΩ程度、抵抗14は数10KΩに選ばれ
る。
本考案は以上説明したように、線路の長短に応
じた通話性能が得られると共に構内交換機等の消
費電力削減を可能とする経済的効果がある。
じた通話性能が得られると共に構内交換機等の消
費電力削減を可能とする経済的効果がある。
第1図は従来例を示した回路図、第2図は本考
案の一実施例を示す回路図である。 1……線路端子、2……線路端子、3〜7……
抵抗器、8……コンデンサ、9……NPNトラン
ジスタ、10……送話プリアンプ、11……線路
インピーダンス、12……切換スイツチ、13,
14……抵抗器、15……受話回路、20……自
動音量調整回路、21……抵抗器、22……コン
デンサ。
案の一実施例を示す回路図である。 1……線路端子、2……線路端子、3〜7……
抵抗器、8……コンデンサ、9……NPNトラン
ジスタ、10……送話プリアンプ、11……線路
インピーダンス、12……切換スイツチ、13,
14……抵抗器、15……受話回路、20……自
動音量調整回路、21……抵抗器、22……コン
デンサ。
Claims (1)
- 送話器を含む送話アンプの出力をトランジスタ
のベースに接続し、コレクタは第1の抵抗を介し
て第1の線路端子へ接続し、エミツタは第3の抵
抗を介して第2の線路端子に接続し、前記第1の
抵抗と前記トランジスタのコレクタの接続点から
第2の抵抗を介して第4の抵抗が前記第2の線路
端子に接続され、また前記第2の抵抗と前記第4
の抵抗の接続点からコンデンサを介して第5の抵
抗が前記第2の線路端子へ接続され、受話回路
が、前記第1の線路端子と、前記第4と第2の抵
抗の接続点に接続された電話機回路において、線
路が短い場合には前記第2と第4の抵抗の接続点
を第7の抵抗を介して前記第2の線路端子に接続
し、線路が長い場合には前記トランジスタのエミ
ツタと前記第3の抵抗の接続点を第6の抵抗を介
して第2の線路端子へ接続するスイツチを具備し
たことを特徴とする電話機回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4352183U JPS59149765U (ja) | 1983-03-26 | 1983-03-26 | 電話機回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4352183U JPS59149765U (ja) | 1983-03-26 | 1983-03-26 | 電話機回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59149765U JPS59149765U (ja) | 1984-10-06 |
JPH0342769Y2 true JPH0342769Y2 (ja) | 1991-09-06 |
Family
ID=30174057
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4352183U Granted JPS59149765U (ja) | 1983-03-26 | 1983-03-26 | 電話機回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59149765U (ja) |
-
1983
- 1983-03-26 JP JP4352183U patent/JPS59149765U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59149765U (ja) | 1984-10-06 |
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