JPH028204Y2 - - Google Patents

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JPH028204Y2
JPH028204Y2 JP1981164409U JP16440981U JPH028204Y2 JP H028204 Y2 JPH028204 Y2 JP H028204Y2 JP 1981164409 U JP1981164409 U JP 1981164409U JP 16440981 U JP16440981 U JP 16440981U JP H028204 Y2 JPH028204 Y2 JP H028204Y2
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JP
Japan
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ventilation wall
humidity
humidity sensing
ventilation
large opening
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JP1981164409U
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JPS5869272U (ja
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Fluid Adsorption Or Reactions (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (考案の技術分野) この考案は大気等の雰囲気中の湿度を正確に検
知し得る感湿素子に関するものである。
(考案の技術的背景) 感湿素子は雰囲気中の湿度に感応してその量ま
たは変化を検知して例えば電気量として取出すも
のである。したがつて感湿素子の感湿部は常に新
鮮な大気に接触することが正確な湿度を検知する
条件となる。ところが感湿素子の取付位置によつ
てはごみや油粒子などの非水分粒子が多く、これ
が感湿部表面に付着して感湿部の正確な検知を妨
害することがある。このため、感湿部を通気壁の
ある外囲内に収容し、通気壁をフイルタとして働
かせ、水分のみを感湿部に作用させる工夫がなさ
れている。
通気壁は多数の微小透孔を穿設したメツシユで
形成されておりその透孔を高々数+μ径の大きさ
とすることで、ごみなどの異物を遮断する。
しかし、感湿部を外囲で取囲むことは、外囲に
通気壁を形成しても、外囲内部が半密閉状態とな
り、新鮮な空気の通流が+分に行なわれ難く、応
答性よく湿度感知ができない。
(考案の目的) この考案は以上を考慮してなされたものであ
る。
(考案の概要) すなわち、感湿部に対向して配された外囲の一
方の位置の通気壁に大開口部が外囲の外側に位置
するテーパ状微小透孔に形成され、他方の位置の
通気壁の大開口部が外囲の内側に位置するテーパ
状微小透孔に形成することによつて、雰囲気が外
囲内に流入するのを促進する。
(考案の実施例) 以下図面を参照してこの考案の実施例を説明す
る。
第1図は感湿素子を示し、その感湿部1は例え
ばZnO−V2O5−Cr2O3−Li2O成分からなる多孔
質セラミツク焼結体の薄板2とその両面に被着さ
れた多孔質金属電極3,4とで構成され、エポキ
シ樹脂などの合成樹脂でできた平らな外囲5内に
各電極3,4に接続されたリード線6,7に支持
されて固定される。感湿部は焼結体2に吸着され
た水分により、電極3,4間に電気インピーダン
スが変化するもので、その変化はリード線6,7
を介して信号として取出される。
各電極6,7に面する外囲5の部分は2個の通
気壁8,9で形成される。通気壁8,9はポリエ
ステル樹脂、ポリテトラフルオルエチレンその他
の強靭な薄膜でできており、多数の微小透孔を有
するメツシユ状に形成される。
第1の通気壁8は第2図に示すように各微小透
孔10がテーパ状をなしており、その大開口部1
1が外囲5の外側に位置し小開口部12が外囲の
内側に位置するように穿設されている。
一方、第3図に示すように第2の通気壁9は第
1の通気壁8と同様に微小透孔13を有している
が、そのテーパ状の方向は小開口部14が外囲5
の外側に位置し、大開口部15が外囲5の内側に
位置している。上記の透孔は円孔でよく、例えば
大開口部で40μ径、小開口部20μ径に形成される。
透孔寸法は大開口部で100μ以下、小開口部で50μ
以下にすることにより、大気中の微細なごみ等を
かなりろ過することができる。透孔は円形以外に
矩形、スリツトとし、また両面で形状を異ならし
めるなど任意に形成することができる。
通気壁8,9にテーパ状透孔を形成することに
より、通気壁の大気の通流が容易になる。第1の
通気孔8は大気を導入し易く、第2の通気孔9は
排出し易い構造をなす。感湿素子はエアコンデイ
シヨナなどの機器壁などに取付けられて、機器の
振動や風などにより、揺れ動く状態に設置される
と、通気壁両面間の通流抵抗の差によつて、新鮮
な大気が外囲内に積極的に送り込まれることにな
る。したがつて、雰囲気の湿度変化を迅速に応答
検知することが可能になる。
(考案の効果) 以上実施例で述べたようにこの考案は、感湿部
両面に対向して配した外囲の通気壁の孔形状を大
気の通流を考慮して一方向に向けたテーパ状とし
たので、外囲によつて囲繞された感湿部に接触す
る大気量が増え湿度検知に応答性を高めることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す断面略図、
第2図は第1図の第1の通気壁の一部を拡大して
示す断面図、第3図は第2図の通気壁の一部を拡
大して示す断面図である。 1……感湿部、5……外囲、8……第1の通気
壁、9……第2の通気壁、10,13……テーパ
状微小透孔、11,15……大開口部、12,1
4……小開口部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電気リード線を引出した感湿部と、この感湿部
    両面に対向して配した通気壁を有する外囲とを具
    備し、一方の位置の前記通気壁は大開口部が外囲
    の外側に開口するテーパ状微小透孔を有し、他方
    の位置の通気壁は大開口部が外囲の内側に開口す
    るテーパ状微小透孔を有してなることを特徴とす
    る感湿度素子。
JP16440981U 1981-11-05 1981-11-05 感湿素子 Granted JPS5869272U (ja)

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JP16440981U JPS5869272U (ja) 1981-11-05 1981-11-05 感湿素子

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JP16440981U JPS5869272U (ja) 1981-11-05 1981-11-05 感湿素子

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Publication Number Publication Date
JPS5869272U JPS5869272U (ja) 1983-05-11
JPH028204Y2 true JPH028204Y2 (ja) 1990-02-27

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ID=29956659

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JP16440981U Granted JPS5869272U (ja) 1981-11-05 1981-11-05 感湿素子

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JP (1) JPS5869272U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56137065U (ja) * 1980-03-18 1981-10-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5869272U (ja) 1983-05-11

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