JPH028193B2 - - Google Patents

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JPH028193B2
JPH028193B2 JP16269587A JP16269587A JPH028193B2 JP H028193 B2 JPH028193 B2 JP H028193B2 JP 16269587 A JP16269587 A JP 16269587A JP 16269587 A JP16269587 A JP 16269587A JP H028193 B2 JPH028193 B2 JP H028193B2
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JP
Japan
Prior art keywords
camera
base
stand
mount
tilt
Prior art date
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Expired
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JP16269587A
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English (en)
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JPS646598A (en
Inventor
Kenji Shiozaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON BERUBON SEIKI KOGYO KK
Original Assignee
NIPPON BERUBON SEIKI KOGYO KK
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Publication date
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Priority to JP16269587A priority Critical patent/JPS646598A/ja
Publication of JPS646598A publication Critical patent/JPS646598A/ja
Publication of JPH028193B2 publication Critical patent/JPH028193B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、スチールカメラやビデオカメラの三
脚等に用いる雲台に関するものである。
(従来の技術) たとえば、三脚を用いて撮影を行なう際には、
画面の構図は、3本の脚の開き角度及び長さの調
節、この3本の脚の軸支部に上下動可能に設けら
れた支柱の高さ調節、支柱の上端部に設けられた
雲台における水平左右方向及び垂直上下方向の回
動調節によつて総合的に設定している。
この際、画面の構図を設定した状態で、画面の
左右方向の傾斜角度の調整が必要になると、3本
の脚の開き角度及び長さの調節を行なわなければ
ならず、そして、この3本の脚の調節を行なう
と、今度は、設定した構図が変わつてしまい、他
の調節が狂うため、結局、それぞれの調節をやり
直すことになり、画面の左右方向の傾斜角度の調
整が面倒であるという問題がある。
また、雲台に横長の画面と縦長の画面を選択す
るためにカメラを側方に90度回動させる横縦選択
機構がある場合には、この横縦選択機構を少し動
かして、画面の左右方向の傾斜角度の調整を行な
うことができるが、この場合にも、カメラの光軸
が円弧状に移動するため、設定した構図が変わつ
てしまい、他の調節をやり直すことになり、画面
の左右方向の傾斜角度の調整が面倒であるという
問題があり、いずれの場合も、微妙な調整は特に
難しく、接写撮影のときにも、構図の設定が面倒
であつた。
なお、横長の画面と縦長の画面を選択するため
にカメラを側方に90度回動させる横縦選択機構と
して、実公昭54−10283号公報及び実公昭55−
37829号公報に示されたものは、いずれも、横長
の画面を選択した状態と縦長の画面を選択した状
態とでカメラの光軸を一致させるようにしている
が、カメラの光軸は、それぞれの状態では一致す
るものの、中間の状態では変化するので、この公
報に示されたものも、上記と同様に、画面の左右
方向に傾斜角度の調整が面倒である。
(発明が解決しようとする問題点) 上述したように、従来の雲台では、画面の左右
方向の傾斜角度の調整が面倒である。
そこで、本発明は、雲台において、カメラをそ
の光軸をほぼ中心にして回動できるようにし、こ
れによつて、画面の左右方向の傾斜角度の調整を
容易に行なおうとするものである。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明の雲台は、少なくとも水平左右方向及び
垂直上下方向に回動調節可能なカメラ支持台6に
カメラ取付台8を支持し、このカメラ取付台8に
カメラを取付けるものであつて、上記カメラ支持
台6のカメラ取付台8側に上記カメラの光軸に中
心をほぼ一致させた円弧面12を形成し、このカ
メラ支持台6の円弧面12に沿つて上記カメラ取
付台8をカメラの光軸をほぼ中心として移動自在
に支持し、このカメラ取付台8をカメラ支持台6
に固定する固定機構9を設けるものである。
(作用) 本発明の雲台は、カメラ支持台6を水平左右方
向及び垂直上下方向に回動調節することにより、
カメラ取付台8に取付けたカメラの画面の構図を
設定し、カメラ取付台8をカメラ支持台6の円弧
面12に沿つて移動することにより、カメラ取付
台8に取付けたカメラをその光軸をほぼ中心にし
て回動するものである。
(実施例) 本発明の雲台の一実施例を図面を参照して説明
する。
第3図において、1は円形のベースで、このベ
ース1は、その底部に図示しない三脚等に取付け
るためのねじ孔1aが形成されているとともに、
その外周にパン台2が水平左右方向に回動自在に
設けられ、このパン台2には図示しないパン固定
ねじが設けられ、このパン固定ねじの端部と一体
のパン固定ハンドル3を回動操作することによ
り、パン台2をベース1に固定したり、この固定
を解除したりすることができる。
そして、上記パン台2の左側部の外周にはチル
ト台4が垂直前後方向に回動自在に設けられ、こ
のチルト台4にはチルト固定ねじ5が設けられ、
このチルト固定ねじ5を回動操作することによ
り、チルト台4をパン台2に固定したり、この固
定を解除したりすることができる。
なお、上記チルト固定ねじ5は、その自転的な
回動操作により、チルト台4の固定及び固定解除
を行なう他、パン台2の左側部を中心に公転的に
回動操作することにより、チルト台4を垂直前後
方向に回動できるとともに、上記ベース1を中心
に公転的に回動操作することにより、上記パン台
2とともにチルト台4を水平左右方向に回動でき
る。
また、上記チルト台4の上部にカメラ支持台と
してのサイドチルト台6が垂直左右方向に90度回
動自在に設けられ、このサイドチルト台6の回動
中心に配設された図示しないサイドチルト固定ね
じの端部と一体のサイドチルト固定ハンドル7を
回動操作することにより、サイドチルト台6をチ
ルト台4に固定したり、この固定を解除したりす
ることができる。
なお、サイドチルト台6は、横長の画面と縦長
の画面を選択するためにカメラを側方に回動させ
る横縦選択機構を構成し、その回動範囲は、90度
であるが、図示のようにサイドチルト台6が水平
の状態からサイドチルト固定ハンドル7部分を中
心に反時計方向に90度回動してサイドチルト台6
が垂直の状態になるまでである。
そうして、上記サイドチルト台6は、第1図に
示すように、その周辺部以外は上方に仮想した前
後方向の軸を中心とした円弧板状に形成され、図
示の水平状態におけるその上部に、カメラ取付台
8が左右方向に円弧状に移動自在に設けられてい
るとともに、このカメラ取付台8が固定機構9に
よりサイドチルト台6に固定されるようになつて
いる。
すなわち、上記サイドチルト台6は、図示の水
平状態における上下が円弧面となつているが、そ
の上面には均一な深さの浅い凹部11が形成さ
れ、この凹部11の底面12も円弧面となつてお
り、この円弧面としての底面12に上記カメラ取
付台8の下部が左右方向摺動自在に係合してい
る。
また、上記カメラ取付台8は、上記凹部11の
底面12に左右方向摺動自在に係合しかつ上記固
定機構9によりサイドチルト台6に固定される下
側の移動台15と、この移動台15に着脱自在に
設けられかつ上部に図示しないカメラを取付ける
上側のカメラ台16とで構成され、移動台15の
両側部の突縁17に対し、カメラ台16の両側部
のコ字状の係合部18を前方から後方に向かつて
(第2図において右方から左方に向かつて)係合
することより、移動台15にカメラ台16が取付
けられ、両者が所定位置まで係合すると、第2図
に示すように、カメラ台16の前端下部の係止縁
19が移動台15の前部に当接して両者が位置決
めされ、さらに、この状態で、移動台15の下部
にねじ20で取付けた板ばね21によつて上方に
付勢された係止体22の係止突部23が、移動台
15の通孔24からカメラ台16の係止孔25に
嵌合して両者が固定される。
そして、移動台15にカメラ台16を固定した
第2図の状態で、移動台15の後部の溝26から
突出した係止体22の操作部27を指で板ばね2
1に抗して押し下げると、係止体22の係止突部
23が、カメラ台16の係止孔25から移動台1
5の通孔24に下がり、両者の固定が解除される
ので、操作部27を指で押し下げ、移動台15に
対しカメラ台16を後方から前方に向かつて(第
2図において左方から右方に向かつて)移動する
ことにより、移動台15の突縁17からカメラ台
16の係合部18を外して、移動台15からカメ
ラ台16を取外すことができる。
なお、カメラ台16を移動台15に取付ける際
には、カメラ台16の後側下部のガイド斜面28
が、係止体22の係止突部23を押し下げるの
で、係止体22の操作部27を指で押し下げる必
要はない。
また、上記カメラ台16には、カメラを取付け
るためのねじ31が下方から回動自在に挿通され
てEリング32によつて抜け止め保持され、この
ねじ31により図示しないカメラをカメラ台16
の上部に固定すると、このカメラのレンズ中心つ
まり光軸が上記サイドチルト台6の凹部11の円
弧状の底面12の中心つまり移動台15の円弧状
の移動中心とほぼ一致するようになつている。
なお、上記Eリング32の周囲のカメラ台16
上面にはカメラに対するコルク製のパツド33が
貼着されている。
そして、上記固定機構9は、上記移動台15に
ナツト体35をインサート成形により埋設固定
し、このナツト体35の下端部を上記サイドチル
ト台6の長孔36に移動台15の移動方向にのみ
移動自在に嵌合するとともに、このナツト体35
に対して、カラー37とスプリングワツシヤを中
間に配したワツシヤ群38とを挿通したボルト体
39を、サイドチルト台6の下部から長孔36を
介して螺合し、このボルト体39の頭部にハンド
ル40をスプライン嵌合してねじ41で固定した
もので、ハンドル40によりボルト体39をナツ
ト体35に締着すると、カラー37と移動台15
がサイドチルト台6を挟持して、移動台15がサ
イドチルト台6に固定され、ハンドル40により
ボルト体39を緩めると、移動台15をサイドチ
ルト台6に沿つて円弧状に移動できるようになつ
ている。
なお、カラー37と移動台15のサイドチルト
台6に対する部分は、円弧状のサイドチルト台6
に対応した形状とし、これによつて、ハンドル4
0を大きく回さなくても、移動台15の固定及び
固定の解除ができるようにしてあり、カラー37
のスツトパ部42によりハンドル40の回動範囲
を規制して、ハンドル40が上記チルト台4とサ
イドチルト台6の連結部に接触しないようにして
ある。
そうして、この雲台を三脚に取付けて、カメラ
撮影に使用する際には、カメラ取付台8におい
て、移動台15からカメラ台16を取外し、この
カメラ台16に図示しないカメラをねじ31で取
付けた後、カメラ台16を再び移動台15に取付
け、そして、三脚の3本の脚の開き角度及び長さ
を調節し、この3本の脚の軸支部に上下動可能に
設けられた支柱の高さを調節し、そして、この支
柱の上端部に上記ベース1を固定されたこの雲台
において、パン台2をベース1に対して水平左右
方向に回動調節するとともに、チルト台4をパン
台2の左側部に対して垂直上下方向に回動調節
し、これらによつて、カメラの画面の構図を総合
的に設定する。
そして、このようにして画面の構図を設定した
状態で、画面の左右方向の傾斜角度の調整が必要
にな場合には、カメラ取付台8をサイドチルト台
6の凹部11の底面12に沿つて左右方向に移動
することにより、カメラ取付台8に取付けたカメ
ラがその光軸をほぼ中心にして円弧状に移動する
回動するので、設定した画面の構図を変えること
なく、画面の左右方向の傾斜角度の調整だけを行
なうことができる。
なお、この画面の左右方向の傾斜角度の調整
は、サイドチルト台6を図示のように水平にした
状態でも、反時計方向に90度回動して垂直にした
状態でも同様に行なうことができる。
〔発明の効果〕
上述したように、本発明によれば、カメラ支持
台の水平左右方向が垂直上下方向の回動調節等に
より、カメラ取付台に取付けたカメラの画面の構
図を設定した後、画面の左右方向の傾斜角度の調
整が必要にな場合には、カメラ取付台をカメラ支
持台の円弧面に沿つて左右方向に移動することに
より、カメラ取付台に取付けたカメラがその光軸
をほぼ中心にして円弧状に移動するので、設定し
た画面の構図を変えることなく、画面の左右方向
の傾斜角度の調整だけを行なうことができ、調整
が容易で、微妙な調整もできる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の雲台の一実施例で、第1図はその
要部の縦断面図、第2図は第1図及び第3図の
視に対応する要部の断面図、第3図はその背面図
である。 6…カメラ支持台としてのサイドチルト台、8
…カメラ取付台、9…固定機構、12…円弧面と
しての凹部11の底面、15…移動台、16…カ
メラ台、35…ナツト体、39…ボルト体、40
…ハンドル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも水平左右方向及び垂直上下方向に
    回動調節可能なカメラ支持台にカメラ取付台を支
    持し、このカメラ取付台にカメラを取付ける雲台
    であつて、 上記カメラ支持台のカメラ取付台側に上記カメ
    ラの光軸に中心をほぼ一致させた円弧面を形成
    し、このカメラ支持台の円弧面に沿つて上記カメ
    ラ取付台をカメラの光軸をほぼ中心として移動自
    在に支持し、このカメラ取付台をカメラ支持台に
    固定する固定機構を設けたことを特徴とする雲
    台。 2 上記カメラ取付台は、上記カメラ支持台の円
    弧面に沿つて移動自在に支持されかつ上記固定機
    構によりカメラ支持台に固定される移動台と、こ
    の移動台に着脱可能に設けられかつ上記カメラを
    取付けるカメラ台とで構成されたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の雲台。 3 上記固定機構は、上記カメラ取付台の移動台
    に埋設されたナツト体と、このナツト体に対して
    上記カメラ支持台を介して螺合されたボルト体
    と、このボルト体に固定されたハンドルとで構成
    されたことを特徴とする特許請求の範囲第2項記
    載の雲台。
JP16269587A 1987-06-30 1987-06-30 Universal head Granted JPS646598A (en)

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JP16269587A JPS646598A (en) 1987-06-30 1987-06-30 Universal head

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JPS646598A JPS646598A (en) 1989-01-11
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Families Citing this family (6)

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