JPH028138Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH028138Y2
JPH028138Y2 JP1982011826U JP1182682U JPH028138Y2 JP H028138 Y2 JPH028138 Y2 JP H028138Y2 JP 1982011826 U JP1982011826 U JP 1982011826U JP 1182682 U JP1182682 U JP 1182682U JP H028138 Y2 JPH028138 Y2 JP H028138Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
valve body
cylinder
piston
rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982011826U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58114970U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1182682U priority Critical patent/JPS58114970U/ja
Publication of JPS58114970U publication Critical patent/JPS58114970U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH028138Y2 publication Critical patent/JPH028138Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は食品機械などにおいて原材料や製品と
しての飲料などを流通させるパイプラインに使用
される開閉弁機構の駆動部構造に関するものであ
る。
近来、食品・醸造・乳業・化学・薬品などの各
業界において、その製造プロセスの自動化が押し
進められており、多種多様な流体がパイプライン
によつて交差されたり、分岐されるようになつ
た。一方、これらのパイプラインに使用される開
閉弁機構は、その衛生上の観点から頻繁に取付け
取外しされるのが普通である上、多数のパイプラ
インの交叉点あるいは分岐点ごとに設けられるも
のであるために、狭いスペースに多数のものを設
置することを余儀なくされる。したがつて、この
種の開閉弁機構は、メンテナンス上、小型である
ことが望ましい。
特に、液体を互いに独立して流通させる二つの
流路の連通部の開閉に用いられる開閉弁機構とし
ては、閉止時に弁体のパツキンの損傷や老化ある
いは弁座との間の異動の挾まりにより漏れを生じ
て両流路の液体が混じり合うことを避ける目的
で、上記開閉を共動して行う一対の弁体を相対向
状に配置して、一方の弁体のシール不良が生じた
際に漏液を両弁体間の間隙を通して適当な排出路
より外部へ導出するようにした所謂二重弁機構が
採用される。そして、この二重弁機構では、開弁
時に該間隙からの無駄な液体流出を防止する必要
から、駆動部には、一方の弁体を閉弁方向に付勢
する第1のコイルスプリングと、該弁体側へ他方
の弁体を押圧する第2のコイルスプリングとを設
け、上記一方の弁体の動作に他方の弁体が追従し
て開閉動作すると共に、開弁時には第2のコイル
スプリングの弾圧によつて両弁体が合接して上記
間隙を閉鎖するようになされている。しかしなが
ら、従来のものは、これら二つのスプリングが各
別のケーシングに内装されるとともに、これらの
ケーシングが上下の位置関係で段積み状に配置さ
れていたがために、その総高が高くなつてその小
型化を阻害していた。
本考案は、以上の事情に鑑みてなされたもので
あり、一方の弁体を開作動させるピストンを備え
た単一のシリンダ内に、上記両弁体を上述のよう
に各別に付勢する両コイルスプリングを該ピスト
ンに対して特定の配置形態となるように装填する
ことにより、従来に比して総高の大幅な低下を実
現し、もつて開閉弁機構の小型化を可能にするこ
とを目的としている。
すなわち、この考案の開閉弁機構の駆動部構造
は、上記目的を達成するために、バルブケーシン
グに液体を互に独立して流通させる二つの流路と
これら流路を連通させる通路とが形成され、該通
路に同軸上に該通路を共に開閉する第1弁体と第
2弁体とが相対向してかつ該通路内で両弁体間に
間隙を形成するように配置され、第1弁体の開閉
駆動に伴つて第2弁体が追従移動するようになさ
れた開閉弁機構において、該バルブケーシングの
外部に上記第1弁体の弁杆に連結されたピストン
を内蔵するシリンダが設けられ、該ピストンがバ
ルブケーシングに対向するシリンダ前室側面の中
央部に凹所を有して、かつシリンダ後室側面に上
記凹所の底面よりもシリンダ前方側に位置した環
状ばね受け部を有し、該ばね受け部とシリンダ後
部端壁との間に該ピストンを第1弁体の閉作動側
に付勢する第1コイルスプリングが装填されると
共に、第1弁体の弁杆に相対摺動自在に外嵌する
第2弁体の筒状弁杆が上記シリンダ内に突入配置
され、該筒状杆体の先端部と上記ピストンの凹所
底面との間に第2弁体を第1弁体側へ付勢する第
2コイルスプリングが装填され、第1弁体がシリ
ンダ前室への圧力供給により開作動すると共に該
前室の排圧により閉作動し、この第1弁体の開閉
作動に追従して第2弁体が開閉作動するように構
成されてなるものである。
つぎに、本考案をその実施例を示す図面にした
がつて説明する。
第1図および第3図において、1はバルブを示
し、このバルブ1のケーシング2は、その内部に
互に平行なあるいは交叉方向の二つの流路3a,
3bと、これらを連通する通路4とが形成される
とともに、その上部および下部にそれぞれ開口部
5,6が形成される。7は開閉弁機構を示してお
り、この開閉弁機構7は、相対向状に配置される
一対の弁体8a,8bと、それらの相手方である
弁筒9とからなり、そのうちの下部弁体8aには
上方へ延びる第1弁杆10および下方へ延びる液
体導出管11が同軸上で一体に形成される。そし
て、この下部弁体8aは、その外周に、上記弁筒
9の内周に形成されている摺接面9aに対して密
閉摺動する環状パツキン12を備えるとともに、
その内周部における上記第1弁杆10と液体導出
管11との接続部に液溜用の環状凹部13を有
し、この環状凹部13と上記液体導出管11とが
放射状に穿設された複数の通孔14によつて連通
される。一方、上部弁体8bは、上記第1弁杆1
0に外嵌された第2弁杆15を一体に有して、こ
の第1弁管10に対して外嵌状に配置され、その
外周部に上記弁筒9の上端内周に形成されている
テーパ状の弁座面9bおよび上記下部弁体8aの
外周上面16の双方に対向する環状パツキン17
を備える。また、上部弁体8bの下端部内周と第
1弁杆10の基端部外周との間にガイドシール1
8が介装される一方、第1弁杆10の上端部に、
第2弁杆15の内周面に摺接するOリングからな
るシール材19が配設される。
つぎに、ケーシング2における上下部の各開閉
口部5,6には、これらを塞ぐようにそれぞれス
リーブ20,21が一体に固着される。そして、
上部スリーブ20は、上記上部流路3aの後部に
おいて第2弁杆15を外套するとともに、その上
端部および下端部にそれぞれパツキン22a,2
2bを備え、これらのパツキン22a,22bに
よつて上記第2弁杆15が往復密閉摺動自在に支
持される。また、上部スリーブ20の上端部に
は、その上下の各パツキン22a,22b相互間
において洗浄液注入口23が開設されるととも
に、この洗浄液注入口23と上記開閉弁機構7と
の間にわたつて、これらを連絡する洗浄液通路2
4が形成される。図示例において、この洗浄液通
路24は、上部スリーブ20と第2弁杆15との
間の環状空間24a、この環状空間24aの下部
に対応して第2弁杆15に周方向等ピツチおきに
形成された通孔24b、第2弁杆15と第1弁杆
10との間の環状空間24cならびにこの環状空
間24cの下部から上部弁体8bの下面外周に向
けて放射状に貫設された通孔24dとからなり、
その終端である通孔24dの開口部には、放射状
のすべての通孔24dの開口部を連絡する環状溝
25が形成される。一方、下部スリーブ21も上
部スリーブ20と同様にその上端部および下端部
にそれぞれパツキン26a,26bを備えてお
り、これらのパツキン26a,26bによつて上
記液体導出管11が密閉摺動自在に支持される。
そして、下部スリーブ21の下端部には、上記各
パツキン26a,26bの相互間において洗浄液
注入口27が開設され、この洗浄液注入口27
が、下部スリーブ21と液体導出管11との間の
洗浄液通路28に連通し、また、この洗浄液通路
28が液体導出管11に形成された通孔29によ
つて液体導出路30に連通される。
つぎに、31は開閉弁機構7の駆動部を示す。
この駆動部31は、ピストン32と、このピスト
ンを内蔵したシリンダ33と、シリンダ33に対
して出退自在でかつ相互に摺動自在な一対の杆体
34,35と、同心状に配設された内外一対のコ
イルスプリング36,37とを備える。
すなわち、一方の杆体34は、第1弁杆10に
連結されて該第1弁杆10と共に下部弁体8aの
弁杆を構成し、またピストン32のピストンロツ
ドをなすものであり、シリンダ33をその軸心上
で貫通するうよに配設され、その中間部の段付部
34aとリング34bとの間でスペーサ38を介
してピストン32が挾持される形で連結されてい
る。そして、他方の杆体35は、杆体34に相対
摺動自在に外嵌されて一端が第2弁杆15の端部
に突き合わせ当接した筒状部材からなり、該第2
弁杆15と共に上部弁体8bの筒状弁杆を構成す
るものであり、シリンダ前部端壁33bを出退自
在に貫通している。
また、ピストン32は、径方向断面略W字形を
なし、シリンダ前室S1側の面の中央部に凹所32
aを有すると共に、シリンダ後室S2側の面には環
状溝形のばね受け部32bを有しており、かつこ
のばね受け部32bの底面が凹所32aの底面よ
りもシリンダ前方側に位置するように構成されて
いる。そして、このピストン32のばね受け部3
2bとシリンダ後部端壁33aとの間にコイルス
プリング36が装填され、また凹所32aの底面
と杆体35の内端部に形成された鍔部35aとの
間にコイルスプリング37が装填され、これによ
つて両スプリング36,37はシリンダ32内に
おいて同心状で一部分が内外に重なつた状態に配
置している。
ここで、コイルスプリング36はコイルスプリ
ング37よりも弾圧力の大きいものからなり、上
記構成により、コイルスプリング36はピストン
32を介して下部弁体8aを閉作動側に付勢して
おり、またコイルスプリング37は上部弁体8b
を下部弁体8a側へ押圧するように付勢してい
る。
そして、開閉機構駆動部31の重量をケーシン
グ2で支持させるために、シリンダ33とケーシ
ング2との間に窓付きヨーク41が介在される。
なお、シリンダ33の後部端壁33a上には必
要に応じてリミツトスイツチなどを内蔵した制御
ボツクス39が設置される。また、40a,40
bはシリンダ33に形成されている給排圧ポート
を示す。
以上において、シリンダ33の内部に作動圧力
が供給されないときは、外部コイルスプリング3
6の付勢によつてピストン32が押下げられ、こ
れに伴なつて、このピストン32に係止されてい
る一方の杆体34およびこの杆体34に結合され
ている第1弁杆10が押下げられて下部弁体8a
がその下限位置で二つの流路3a,3bを連通す
る通路4を閉塞する。これに対して、上部弁体8
bは、内部コイルスプリング37の付勢によつて
他方の杆体35およびこれに突合わされた第2弁
杆15が押下げられるのに伴なつてその下限位置
に設定され、その環状パツキン17が弁筒9の弁
座面9bに圧接されて上記通路4を閉塞する。こ
の状態においては、上部流路3aと通路4、下部
流路3bと通路4とがそれぞれ上部弁体8b、下
部弁体8aによつて遮断されており、これら相互
間での液の流通は生じない。また、下部弁体8a
と上部弁体8bとの間には一定の間隙Sが保持さ
れる。この場合に、たとえば、下部弁体8aの環
状パツキン12に不良が生じると、下部流路3b
を流通する飲料のみがそのシール不良部分を通過
して上記間隙S内に流入し、さらに、環状凹部1
3、通孔14および液体導出路30を伝つて外部
へ流出する。したがつて、下部弁体8aの環状パ
ツキン12の不良が的確に早期発見できる。逆
に、上部弁体8bの環状パツキン17に不良が生
じた場合には、上部流路3aを流通する洗浄液の
みがそのシール不良部分を通過し、上記した経路
を伝つて外部へ流出するので、上部弁体8bの環
状パツキン17の不良が直ちに確認できる。この
ような場合においても、シール不良部分を通過し
た液が他の流路3bまたは3aに流入することは
ないので、二液が混合するおそれはない。
この状態から二つの流路3a,3bを切換え
て、下部流路3bを洗浄する際は、下部流路3b
への飲料供給を停止させた後、下部弁体8aおよ
び上部弁体8bを第3図に示す位置まで上方へ往
動させて通路4を開放し、この通路4を経て上部
流路3aの洗浄液を下部流路3bへ流入させる。
この操作は、シリンダ33内部へ給圧してピスト
ン32を外部コイルスプリング36の付勢に抗し
て押上げることによつて行なわれる。すなわち、
ピストン32が押上げられると、このピストン3
2とともに一方の杆体34および第1弁杆10が
上昇され、第1段階として、下部弁体8aの外周
上面16が上部弁体8bの環状パツキン17に圧
接し、第2図のように、上記間隙Sが塞がれる。
つぎに、第2段階として、上部弁体8bが下部弁
体8aにより、内部コイルスプリング36の付勢
に抗して押上げられ、これらの弁体8a,8bが
一体となつて第3図で示されているそれらの上限
まで往動して通路4が開放される。したがつて、
上部流路3aを流通していた洗浄液が通路4を経
て下部流路3bに導入される。この操作中におい
ては、上記第1段階で下部弁体8aと上部弁体8
bとの間隙Sが確実に塞がれるので、第2段階で
これらの弁体8a,8bが上部流路3a内へ往動
しても、この上部流路3a内の洗浄液がその間隙
Sを通り、さらに環状凹部13、通孔14および
液体導出路30を経て外部へ流出することがな
く、洗浄液の損失は全く生じない。
つぎに、通路4を閉塞して通常のパイプライン
操作に移行させるには、シリンダ33内部を排圧
する。この操作によつて外部コイルスプリング3
6の付勢によつてピストン32が押下げられるか
ら、それに伴なつて一方の杆体34および第1弁
杆10が下動し、下部弁体8aが通路4内に挿入
されてその環状パツキン12が弁筒9の摺接面9
aに圧接して通路4を閉塞する。また、上部弁体
8bは、内部コイルスプリング37の付勢によつ
て当初は下部弁体8aに追従して上記間隙Sを塞
いだまま一体に復動し、その環状パツキン17が
弁筒9の弁座面9bに圧接した時点でその復動が
停止し、同時に通路4を閉塞する。したがつて、
第1図のように、下部弁体8aと上部弁体8bと
の間には、再び当初の間隙Sが保持される。
上記のような開閉弁機構7の開閉作動により、
弁筒9の摺接面9aや各環状パツキン12,17
には上部流路3aあるいは下部流路3bを流通す
る飲料などの液体が付着し、これが時間の経過に
よつて腐食などを起こして、再度の開閉作動時に
各流路3a,3b内の液体に混入するおそれがあ
るため、これを洗浄して除去しておく必要があ
る。また、第2弁杆15および液体導出管11に
は、上記開閉作動時に上部スリーブ20のパツキ
ン22aおよび下部スリーブ21のパツキン26
bの内外間で移動する部分が存在するため、この
部分が外気に直接接触してごみ、細菌などを付着
させることがある。そのため、何らかの原因で洗
浄液通路24,28内部に飲料などが滞溜した場
合には、この細菌などが飲料中に混入されるおそ
れがある。その可能性は極めて低いものであるも
のの、やはり、このようなごみ、細菌などは除
去・滅菌しておく必要がある。
このような洗浄・滅菌作業は、上部スリーブ2
0の洗浄液注入口23および下部スリーブ21の
洗浄液注入口27から洗浄液を注入して行なわれ
る。すなわち、上部スリーブ20の洗浄液注入口
23から洗浄液を注入すると、この洗浄液w1
第2弁杆15の外気と接触した部分15aが洗浄
される。つづいて、この洗浄液は環状空間24
a、通孔24b、環状空間24bを通つた後、放
射状の通孔24dから噴出して弁筒9の摺接面9
a、および環状パツキン12,17と接触し、さ
らに環状溝25、環状凹部13、通孔29および
液体導出路30を通つて外部へ排出されるから、
これら一連の壁面が容易に洗浄される。特に、上
記摺接面9aおよび環状パツキン12,17に対
しては、洗浄液自体の洗浄力のほかに、通孔24
dから噴出された洗浄液の力学的作用が付加され
るので、それらが確実に洗浄される。また、液体
導出管11の外気と触れる部分は、下部スリーブ
21の洗浄液注入口23から洗浄液を注入すれ
ば、容易に洗浄される。なお、液体導出管11を
通して排出される洗浄液は必要に応じて回収され
る。
ところで、上述したようなバルブ1は、食品機
械などにおいては多数のパイプラインの交叉点あ
るいは分岐点ごとに設けられるものであるため、
狭いスペースに多数のものを設置することを余儀
なくされる上、衛生上などの観点から頻繁に取付
け取外しが行われることから、スペース効率およ
びメンテナンスの両面より小型化が重要な課題と
なる。この点に関し、例示したものは、一対の弁
体8a,8bを各別に付勢するコイルスプリング
36,37が単一のシリンダ33内に装填され、
しかも下部弁体を開動作させる該シリンダ33内
のピストン32が特異な形状を有して、この特異
形状を利用して両コイルスプリング36,37の
一端側をピストン32に係止させることにより、
両コイルスプリング36,37が同心状で内外に
重なりを生じる配置状態としているので、この重
なり長さだけシリンダ総高が低くなり、もつて従
来に比して開閉弁機構全体の大幅な小型化が達成
されている。すなわち、外部コイルスプリング3
6の内部は本来デツドスペースとして放置される
のであるが、上記のものは、このデツドスペース
が、内部コイルスプリング37の配置スペースと
して有効に利用されている。
以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、バルブケーシングに液体を互に独立して流通
させる二つの流路とこれら流路を連通させる通路
とが形成され、該通路に同軸上に該通路を共に開
閉する第1弁体と第2弁体とが相対向してかつ該
通路内で両弁体間に間隙を形成するように配置さ
れ、第1弁体の開閉駆動に伴つて第2弁体が追従
移動するようになされた開閉弁機構において、第
1弁体を開作動させる単一のシリンダとこれに内
蔵されるピストンの形状を利用して、両弁体を上
記の駆動および追従作動させるのに必要な2つの
コイルスプリングが上記単一のシリンダ内に極め
て機能的にかつ空間的無駄なく装填されたコンパ
クトな駆動部構造を採用しているため、このシリ
ンダ総高つまり駆動部の総高が低くなり、それだ
け従来に比して全体としてのバルブ総高が低くな
つて小型化が達成される。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示しており、第1図お
よび第3図は全体縦断面図、第2図は開閉弁機構
の断面図である。 1……バルブ、2……ケーシング、3a,3b
……流路、4……通路、7……開閉弁機構、8a
……下部弁体(第1弁体)、8b……上部弁体
(第2弁体)、10……第1弁体(弁杆)、15…
…第2弁杆(筒状弁杆)、32……ピストン、3
2a……凹所、32b……ばね受け部、33……
シリンダ、33a……後部端壁、33b……前部
端壁、34……杆体(弁体)、35……杆体(筒
状弁杆)、36……コイルスプリング(第1コイ
ルスプリング)、37……コイルスプリング(第
2コイルスプリング)、S1……シリンダ前室、S2
……シリンダ後室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バルブケーシングに液体を互に独立して流通さ
    せる二つの流路とこれら流路を連通させる通路と
    が形成され、該通路に同軸上に該通路を共に開閉
    する第1弁体と第2弁体とが相対向してかつ該通
    路内で両弁体間に間隙を形成するように配置さ
    れ、第1弁体の開閉駆動に伴つて第2弁体が追従
    移動するようになされた開閉弁機構において、該
    バルブケーシングの外部に上記第1弁体の弁杆に
    連結されたピストンを内蔵するシリンダが設けら
    れ、該ピストンがバルブケーシングに対向するシ
    リンダ前室側面の中央部に凹所を有して、かつシ
    リンダ後室側面に上記凹所の底面よりもシリンダ
    前方側に位置した環状ばね受け部を有し、該ばね
    受け部とシリンダ後部端壁との間に該ピストンを
    第1弁体の閉作動側に付勢する第1コイルスプリ
    ングが装填されると共に、第1弁体の弁杆に相対
    摺動自在に外嵌する第2弁体の筒状弁杆が上記シ
    リンダ内に突入配置され、該筒状杆体の先端部と
    上記ピストンの凹所底面との間に第2弁体を第1
    弁体側へ付勢する第2コイルスプリングが装填さ
    れ、第1弁体がシリンダ前室への圧力供給により
    開作動すると共に該前室の排圧により閉作動し、
    この第1弁体の開閉作動に追従して第2弁体が開
    閉作動するように構成されてなることを特徴とす
    る開閉弁機構の駆動部構造。
JP1182682U 1982-01-29 1982-01-29 開閉弁機構の駆動部構造 Granted JPS58114970U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1182682U JPS58114970U (ja) 1982-01-29 1982-01-29 開閉弁機構の駆動部構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1182682U JPS58114970U (ja) 1982-01-29 1982-01-29 開閉弁機構の駆動部構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58114970U JPS58114970U (ja) 1983-08-05
JPH028138Y2 true JPH028138Y2 (ja) 1990-02-27

Family

ID=30024417

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1182682U Granted JPS58114970U (ja) 1982-01-29 1982-01-29 開閉弁機構の駆動部構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58114970U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008240939A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Ichimaru Giken:Kk ピストン弁

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS631102Y2 (ja) * 1980-02-19 1988-01-12

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58114970U (ja) 1983-08-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4655253A (en) Shut-off valve
US4460014A (en) Non-mixing valve
KR100275912B1 (ko) 파일럿식 3포트 전환밸브
US3895651A (en) Compound aseptic valve
JPH10115378A (ja) ダイヤフラムバルブ
JP4272710B2 (ja) 弁座洗浄可能な複座弁
JPH06281031A (ja) 三方切替弁
JPS6358308B2 (ja)
US4552167A (en) Method of and device for cleaning hollow spaces in double seat valves
JPH0688568A (ja) プランジャポンプ
US4903939A (en) Pneumatically-operated valve
US6349742B1 (en) Dual-seat valve able to switch in a leak-free manner
JPH028138Y2 (ja)
JPS6141008Y2 (ja)
US20120211090A1 (en) Clean-in-Place Valve Assembly and Method of Operation
JPS6141007Y2 (ja)
US5452993A (en) Sterilize-in-place diaphragm pumps
JPH0349338Y2 (ja)
US4271860A (en) Valve
US3850406A (en) Double sealing valve
US3841352A (en) Compound aseptic valve
JPH0536153Y2 (ja)
JPH075328Y2 (ja) 二重シール弁
JPH0536152Y2 (ja)
JP3795584B2 (ja) 二重シール弁